JP2006313698A - シールドコネクタ - Google Patents

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【課題】 筒状部材をハウジングに保持する機能の信頼性向上を図る。
【解決手段】 可撓性シールド部材40は、ハウジング10に組み付けたシールドシェル30の外周面とカシメリング50の内周面との間で挟まれることでハウジング10に固定されている。可撓性シールド部材40を包囲するゴムブーツ70(筒状部材)は、その係止溝73をカシメリング50の係止片52に係止させることで、ハウジング10に対して移動規制されている。ゴムブーツ70をハウジング10に固定する手段として、粘着テープを用いずに、ゴムブーツ70の弾力性を利用し、ゴムブーツ70を弾性変形させつつその係止溝73を係止片52に係止させるようになっているので、粘着テープの経年劣化に起因して保持力が低下することはない。
【選択図】 図8

Description

本発明は、シールドコネクタに関するものである。
特許文献1には、電線に接続された複数の端子金具を収容するハウジングと、複数の端子金具を一括して包囲するシールドシェルと、複数本の電線を一括して包囲する可撓性シールド部材と、可撓性シールド部材を包囲するゴム製の筒状部材とを備えたシールドコネクタについて記載されている。
特開2005−11647公報
筒状部材の端部はハウジングに取り付けられるが、その取付け手段として、従来は、筒状部材の端部からハウジングに亘って粘着テープを巻き付け、その粘着力によって筒状部材をハウジングに対して取り付け状態に保持する方法が考えられる。しかし、粘着テープによる保持方法では、粘着テープの経年劣化のために保持力が低下することが懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、筒状部材をハウジングに保持する機能の信頼性向上を図ることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、複数本の電線に接続された端子金具と、複数の前記端子金具を収容するハウジングと、前記ハウジングに組み付けられ、前記複数の端子金具を一括して包囲するシールドシェルと、前記シールドシェルに接続され、前記複数本の電線を一括して包囲する可撓性シールド部材と、前記可撓性シールド部材を包囲するゴム製の筒状部材とを備えたシールドコネクタであって、前記可撓性シールド部材が、前記シールドシェルの外周面とカシメリングの内周面との間で挟まれることで前記シールドシェルに固着されており、前記カシメリングと前記シールドシェルのうち少なくともいずれか一方には、径方向外方へ突出する係止片が形成され、前記筒状部材に形成された係止溝が前記係止片に係止されることで、前記筒状部材が前記ハウジングに対して相対移動を規制されているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記筒状部材の外周における前記係止溝の近傍位置には、前記筒状部材の拡径変形を規制可能な規制リングが外嵌されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記筒状部材の外周における前記係止溝よりも端部側の位置には、段差状に切欠した形態であって外径が前記係止片よりも小径とされた切欠部が形成され、前記切欠部の外周に前記規制リングが外嵌されているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項2または請求項3に記載のものにおいて、前記規制リングが、長さ方向において前記ハウジングと対応する位置に配置され、前記筒状部材が、前記ハウジングの外周と前記規制リングの内周との間で径方向に挟み付けられているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項4に記載のものにおいて、前記規制リングの締付けにより、前記ハウジングの外周面と前記筒状部材の内周面との隙間が防水されているところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項2ないし請求項5のいずれかに記載のものにおいて、前記規制リングが、前記筒状部材の外周に対して着脱可能とされているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
筒状部材をハウジングに固定する手段として、粘着テープを用いた場合には粘着テープの経年劣化に起因して保持力が低下することが懸念されるが、本発明では、粘着テープを用いずに、ゴム製の筒状部材の弾力性能を利用し、筒状部材を弾性変形させつつその係止溝をカシメリング又はシールドシェルの係止片に係止させるようになっているので、粘着テープの経年劣化に起因して保持力が低下することはない。
<請求項2の発明>
係止溝が係止片から外れるためには、筒状部材における係止溝の近傍部分を拡径変形させなければならないが、本発明では、規制リングによって筒状部材の拡径変形が規制されているので、係止溝と係止片の離脱が防止され、ひいては、筒状部材をハウジングに対して確実に固定することができる。
<請求項3の発明>
筒状部材がハウジングに対して長さ方向に外れる方向へ引っ張られた場合、切欠部に外嵌されている規制リングが筒状部材の一部を介して間接的に係止片に引っ掛かるので、筒状部材のハウジングからの外れが確実に防止される。
<請求項4の発明>
筒状部材は、ハウジングと規制リングとの間で径方向に挟み付けられていて、カシメリングに対して長さ方向に相対移動することができないので、筒状部材をハウジングに確実に固定しておくことができる。
<請求項5の発明>
規制リングの締付けによってハウジングの外周面と筒状部材の内周面との隙間が防水されているので、この隙間を通して外部の液体がハウジング内に浸入することはない。
<請求項6の発明>
規制リングが筒状部材に対して着脱可能となっているので、規制リングを筒状部材から外すことにより、筒状部材を可撓性シールド部材から外してメンテナンス作業等を行うことが可能となる。
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1ないし図8を参照して説明する。本実施形態のシールドコネクタは、合成樹脂製のハウジング10と、複数本のノンシールドタイプの電線21と、各電線21の前端部に固着された端子金具20と、一括シールド機能を有するシールドシェル30と、一括シールド機能を有する可撓性シールド部材40と、可撓性シールド部材40を包囲するゴムブーツ70(本発明の構成要件である筒状部材)とを備えて構成されている。
ハウジング10は、内部に複数のキャビティ12が形成されたインナハウジング11の外周と、インナハウジング11を包囲するアウタハウジング13の内周とを、周方向に間隔を空けて配置した複数の連結部14で連結した形態であり、全体としてブロック状をなしている。各キャビティ12内には後方(図1における右方)から端子金具20が挿入されている。
端子金具20は、全体として前後方向に細長く、雌形をなしている。各端子金具20は、後方からキャビティ12に挿入されてランス15により抜止め状態に保持されている。各端子金具20の後端部には電線21が導通可能に固着されている。電線21は、アルミニウム合金製の単芯線や銅製の撚り線等からなる導体の外周を合成樹脂製の絶縁被覆で包囲した周知の形態のものであり、導体と絶縁被覆はいずれも可撓性を有しているので、電線21は曲げ変形することができる。電線21は、ハウジング10から後方へ導出され、一纏めに束ねられて配索されている。
シールドシェル30は、金属板材に曲げ加工若しくは深絞り加工を施すことで筒状に成形されたものであり、インナハウジング11とアウタハウジング13との隙間に嵌入され、その嵌入部分の摩擦抵抗により、ハウジング10に対して相対移動を規制された状態に固定されている。このシールドシェル30は、ハウジング10内に収容された複数の端子金具20を一括して包囲して一括シールドする。シールドシェル30の後端部は、アウタハウジング13から後方へ突出されて露出状態とされており、そのシールドシェル30の突出部分の内周には補強筒31が嵌合されている。
可撓性シールド部材40は、金属製(例えば、銅合金製)の素線を網目状に編んだ筒状の編組線からなり、自在に曲げ変形することができる。可撓性シールド部材40は、ハウジング10から後方へ導出された複数本の電線21を一括して包囲することで一括シールドする。この可撓性シールド部材40の前端部(図1における左側の端部)は、カシメリング50と規制リング60により、シールドシェル30の後端部に対して導通可能に接続されるようになっている。
カシメリング50は、金属製であって、筒状をなす本体部51と、本体部51の前端縁(ハウジング10側の端縁)から径方向外側へ突出する上下一対の板状の係止片52とを一体に形成したものである。係止片52は、ゴムブーツ70の長さ方向に対してほぼ直角をなしている。
規制リング60は、合成樹脂製からなり、細長いバンド状をなす。規制リング60の一方の端部の外面には係止突起61が形成され、規制リング60の他方の端部の外面には筒状の受け部62が形成されている。
ゴムブーツ70は、可撓性シールド部材40を包囲することで、電線保護機能と防水機能を発揮するものであり、ゴムブーツ70の前端部には、前方に向かってテーパ状に拡がった嵌合部71が形成されている。嵌合部71の前端に近い部分の外周には、拡径した拡径部72が形成され、拡径部72には、その内周における上下両面にスリット状に開口する一対の係止溝73が形成されている。嵌合部71の外周における拡径部72よりも前方の領域(拡径部72の前面から嵌合部71の前端に至る領域であって、係止溝73よりも前端部側の位置)は、段差状に切欠した形態であって、外径が係止片52よりも小径の切欠部74となっている。
次に、本実施形態のシールドコネクタにおいてハウジング10に可撓性シールド部材40とゴムブーツ70を取り付ける手順を説明する。
まず、ハウジング10に可撓性シールド部材40を取り付ける。取付けに際しては、電線21を一括して包囲している可撓性シールド部材40の前端部を、ハウジング10の後方で露出しているシールドシェル30の後端部に被せ、その可撓性シールド部材40の外周側にカシメリング50を外嵌し、このカシメリング50の本体部51を縮径させるように塑性変形させる。このカシメリング50に対するカシメ付けにより、可撓性シールド部材40の前端部が、シールドシェル30の外周面とカシメリング50の本体部51の内周面との間で径方向に強固に挟み付けられる。このとき、シールドシェル30は、その内周に嵌合した補強筒31によって縮径方向に変形しないように補強されているので、カシメ付けが確実に行われる。これにより、可撓性シールド部材40が、シールドシェル30に対して導通可能に且つ長さ方向及び周方向への相対変位を規制された状態で固着される。シールドシェル30はハウジング10に固定されているので、シールドシェル30に固着された可撓性シールド部材40は、ハウジング10に対して長さ方向及び周方向への移動を規制された状態に固定される。
次に、可撓性シールド部材40にゴムブーツ70を外嵌し、ゴムブーツ70の前端の嵌合部71を、拡径するように弾性変形させつつ後方からカシメリング50及びアウタハウジング13の後端部に対して被せるように取り付ける。取付けに際しては、ゴムブーツ70の係止溝73を係止片52に嵌合させるとともに、ゴムブーツ70の前端部(切欠部74)でアウタハウジング13の後端部とカシメリング50を覆うようにする。カシメリング50はシールドシェル30及びハウジング10に固定されているので、係止溝73と係止片52との係止により、ゴムブーツ70は、カシメリング50、シールドシェル30及びハウジング10に対して長さ方向(前後方向)への相対移動を規制される。
この後、ゴムブーツ70の切欠部74、即ち長さ方向においてカシメリング50よりも前方へ外れた位置に対し、規制リング60を外嵌させるように取り付ける。取り付けに際しては、規制リング60の一方の端部を他方の端部の受け部62に貫通させ、規制リング60を縮径させるように締め付けて係止突起61を受け部62に係止させると、規制リング60が取付け状態にロックされる。取り付けられた規制リング60は、切欠部74に対して全周に亘って連続して食い込む状態となり、この食い込み作用により、ゴムブーツ70に対して後方へ相対移動することが規制される。
規制リング60を取付けた状態では、切欠部74がアウタハウジング13の外周面と規制リング60の内周面との間で径方向に且つ弾性的に挟み付けられるので、切欠部74の内周面がアウタハウジング13の外周面に対して全周に亘って液密状に密着する。このように規制リング60の締付けによってハウジング10の外周面と筒状部材の内周面との隙間が防水されているので、この隙間を通して外部の液体がハウジング10内に浸入することはない。
本実施形態においては、ゴムブーツ70に対して後方(ハウジング10から長さ方向に外れる方向)への引張力が作用しても、係止溝73と係止片52との係止により、ゴムブーツ70はカシメリング50、シールドシェル30及びハウジング10に対して後方へ移動することが規制される。
また、規制リング60が、係止溝73が形成されている拡径部72の近傍において切欠部74に外嵌されているので、切欠部74及び切欠部74に隣接する拡径部72の拡径変形が規制されている。したがって、拡径部72に形成されている係止溝73が、拡径部72の拡径変形に起因して係止片52から外れる虞がなく、係止片52と係止溝73の係止状態、つまりハウジング10に対するゴムブーツ70の移動規制状態が保持される。
さらに、切欠部74(ゴムブーツ70の前端部)は、規制リング60とアウタハウジング13との間で径方向に挟み付けられているので、切欠部74が規制リング60とアウタハウジング13との間から後方へ抜ける虞がない。しかも、切欠部74に外嵌した規制リング60は拡径部72の前面に対して接近して対向しているため、ゴムブーツ70に後方への引張力が作用したときには規制リング60が拡径部72を介して係止片52に対して前方から間接的に引っ掛かる状態となり、切欠部74が規制リング60を引きずりつつ後方へ位置ずれすることもない。したがって、切欠部74の後方への位置ずれに起因して係止溝73が係止片52から外れる虞もない。これにより、ゴムブーツ70のハウジング10からの外れが確実に防止されている。
ゴムブーツ70をハウジング10に固定する手段として、粘着テープを用いた場合には粘着テープの経年劣化に起因して保持力が低下することが懸念されるが、本実施形態では、粘着テープを用いずに、ゴム製のゴムブーツ70の弾力性を利用し、ゴムブーツ70を弾性変形させつつその係止溝73をカシメリング50の係止片52に係止させるようになっているので、粘着テープの経年劣化に起因して保持力が低下することはない。また、粘着テープを巻き付ける方法に比べて固定作業が簡単に済む。
また、規制リング60は、係止突起61を受け部62から外すことにより、ゴムブーツ70の外周から外すことが可能である。そして、規制リング60をゴムブーツ70から外すことにより、ゴムブーツ70を可撓性シールド部材40から外してメンテナンス作業等を行うことが可能となっている。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では規制リングを全周に亘って連続した輪状としたが、本発明によれば、規制リングはC字形断面であってもよい。
(2)上記実施形態では規制リングを合成樹脂製としたが、本発明によれば、規制リングの材質は、金属製としてもよい。
(3)上記実施形態では可撓性シールド部材を編組線としたが、本発明によれば、可撓性シールド部材は、アルミニウム製のシート材等、編組線以外の部材であってもよい。
(4)上記実施形態では、筒状部材における規制リングの取付け位置を係止溝よりも端部側としたが、本発明によれば、規制リングを取り付ける位置は、長さ方向において係止溝よりも中央側(端部は反対側)の位置でもよく、長さ方向において係止溝と対応する位置でもよい。
(5)上記実施形態では1つのカシメリングに形成する係止片の数を2片だけとしたが、本発明によれば、係止片の数は1片としてもよく、3片以上としてもよい。
(6)上記実施形態では係止片をカシメリングにおけるハウジング側の端縁に形成したが、本発明によれば、係止片の形成位置は、筒状部材におけるハウジングとは反対側の端縁でもよく、筒状部材の長さ方向においてカシメリングの端縁よりも中央寄りにずれた位置でもよい。
(7)上記実施形態では規制リングの数を1つだけとしたが、本発明によれば、規制リングの数は複数でもよい。この場合、全ての規制リングが係止溝に対して同じ側に配置してもよく、長さ方向において係止溝の両側に振り分けて配置してもよい。
(8)上記実施形態では規制リングをハウジングと対応する位置(カシメリングとは非対応の位置)に配置したが、本発明によれば、規制リングは、長さ方向においてカシメリングと対応する位置に配置してもよい。
(9)上記実施形態では規制リングを設けたが、本発明によれば、規制リングを設けない構成としてもよい。
(10)上記実施形態では複数の係止片を周方向において互いに離間した位置に配置したが、本発明によれば、1片の係止片を全周に亘って連続する形態としてもよい。
(11)上記実施形態では筒状部材をゴムブーツとしたが、本発明は、筒状部材がグロメット以外の部材(例えば、グロメット)である場合にも適用することができる。
(12)上記実施形態において、規制リングを、筒状部材の前端縁から折り返し状に延出させたリング状の延出部で包囲してもよい。
(13)上記実施形態では係止片をカシメリングに形成したが、本発明によれば、係止片は、シールドシェルのみに形成してもよく、カシメリングとシールドシェルの双方に形成してもよい。
(14)上記実施形態では規制リングをバンド状とすることで筒状部材に対して着脱可能としたが、本発明によれば、規制リングはカシメリングのように金属リングを塑性変形させた形態とすることで筒状部材からの離脱を規制された形態としてもよい。
実施形態1のシールドコネクタの断面図 シールドコネクタの側面図 ゴムブーツの斜視図 ゴムブーツの縦断面図 ゴムブーツの水平断面図 ゴムブーツの横断面図 規制リングの斜視図 ゴムブーツの固定構造をあらわす拡大断面図
符号の説明
10…ハウジング
20…端子金具
21…電線
30…シールドシェル
40…可撓性シールド部材
50…カシメリング
52…係止片
60…規制リング
70…ゴムブーツ(筒状部材)
73…係止溝
74…切欠部

Claims (6)

  1. 複数本の電線に接続された端子金具と、
    複数の前記端子金具を収容するハウジングと、
    前記ハウジングに組み付けられ、前記複数の端子金具を一括して包囲するシールドシェルと、
    前記シールドシェルに接続され、前記複数本の電線を一括して包囲する可撓性シールド部材と、
    前記可撓性シールド部材を包囲するゴム製の筒状部材とを備えたシールドコネクタであって、
    前記可撓性シールド部材が、前記シールドシェルの外周面とカシメリングの内周面との間で挟まれることで前記シールドシェルに固着されており、
    前記カシメリングと前記シールドシェルのうち少なくともいずれか一方には、径方向外方へ突出する係止片が形成され、
    前記筒状部材に形成された係止溝が前記係止片に係止されることで、前記筒状部材が前記ハウジングに対して相対移動を規制されていることを特徴とするシールドコネクタ。
  2. 前記筒状部材の外周における前記係止溝の近傍位置には、前記筒状部材の拡径変形を規制可能な規制リングが外嵌されていることを特徴とする請求項1記載のシールドコネクタ。
  3. 前記筒状部材の外周における前記係止溝よりも端部側の位置には、段差状に切欠した形態であって外径が前記係止片よりも小径とされた切欠部が形成され、
    前記切欠部の外周に前記規制リングが外嵌されていることを特徴とする請求項2記載のシールドコネクタ。
  4. 前記規制リングが、長さ方向において前記ハウジングと対応する位置に配置され、
    前記筒状部材が、前記ハウジングの外周と前記規制リングの内周との間で径方向に挟み付けられていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のシールドコネクタ。
  5. 前記規制リングの締付けにより、前記ハウジングの外周面と前記筒状部材の内周面との隙間が防水されていることを特徴とする請求項4記載のシールドコネクタ。
  6. 前記規制リングが、前記筒状部材の外周に対して着脱可能とされていることを特徴とする請求項2ないし請求項5のいずれかに記載のシールドコネクタ。
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