JP2006313291A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】現像領域に飛翔現像剤規制部材を配置した際に生じる問題を解決し、高品位な画像を安定して形成することのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】静電潜像が形成される像担持体1と、像担持体1と非接触に対向して回転し、現像剤を担持搬送する現像剤担持体11を有し、像担持体1と現像剤担持体11との間に振動電界を形成して、像担持体1上に形成した静電潜像を可視化する現像装置10と、像担持体1と現像剤担持体11の最近接点近傍に配設した飛翔現像剤規制部材12と、を備えた画像形成装置において、現像剤担持体11の回転停止時に像担持体1と現像剤担持体11との間に振動電界を形成する。
【選択図】図1
【解決手段】静電潜像が形成される像担持体1と、像担持体1と非接触に対向して回転し、現像剤を担持搬送する現像剤担持体11を有し、像担持体1と現像剤担持体11との間に振動電界を形成して、像担持体1上に形成した静電潜像を可視化する現像装置10と、像担持体1と現像剤担持体11の最近接点近傍に配設した飛翔現像剤規制部材12と、を備えた画像形成装置において、現像剤担持体11の回転停止時に像担持体1と現像剤担持体11との間に振動電界を形成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば電子写真方式、静電記録方式などを利用して像担持体上に静電潜像を形成し、この像担持体上に形成した静電潜像を、現像装置に設けた現像剤担持体上に担持した現像剤にて現像して可視化する画像形成装置に関し、特に、像担持体と現像剤担持体との間に所定の間隔を設け、振動電界により現像剤を飛翔させ現像を行う現像装置を有する画像形成装置に関するものである。
図14に、現像剤として非磁性一成分現像剤を使用した非磁性一成分非接触現像方式を採用した従来の画像形成装置の一例を示す。
本例にて、画像形成装置は、像担持体としての通常ドラム状とされる電子写真感光体(以下、「感光ドラム」という。)1は、矢印R1方向に回転し、一次帯電器2にて一様に帯電される。次に、外部装置より入力された画像情報に対応して露光装置3より感光ドラム1上に光照射を行い、潜像を形成する。この感光ドラム1上の静電潜像は、現像装置10の現像容器10a内に収容された、一次帯電器2の印加電圧と同極性の摩擦帯電極性を有する現像剤(以下、「トナー」という。)Tにより可視像、即ち、トナー像とされる。前記トナー像は、転写バイアス電源4aに接続された転写帯電器4にて転写材Qに転写される。
トナー像が転写された転写材Qは、感光ドラム1より分離され、続いて定着装置6に搬送されて、定着後に永久像となる。また、転写帯電器4で転写されずに残った感光ドラム1上の現像剤Tは、クリーニング装置5にて除去され、感光ドラム1は次の画像形成プロセスに供される。
トナーTは、本例では、負帯電性であり、かつ、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックなどとされるいずれかの顔料を含有した負帯電性非磁性一成分現像剤である。
本例にて現像装置10には、各種形状に加工された板状或いはスクリュー等からなるトナー撹拌部材15が図中矢印R4の方向に回転して存在しており、現像容器10aのトナー収納部中のトナーTを現像剤担持体としての矢印R2方向に回転する現像ローラ11へ搬送している。
現像容器10a内には、現像容器仕切り板16が設けられている。仕切り板16の高さは、常に一定量のトナーを現像ローラ11近傍に配置された現像剤供給、剥ぎ取りローラ(以下、「RSローラ」という。)14上に供給すべく適正化されている。
非磁性一成分現像法においては、磁力によるトナー供給が不可能となるため、現像ローラ11にはウレタンスポンジ製のRSローラ14が当接されている。RSローラ14は、矢印R3方向に回転し、矢印R2方向に回転する現像ローラ11に対してニップ部(当接部)でカウンタ方向に回転する。これにより、RSローラ14は、トナーTを現像ローラ11上に供給すると同時に、感光ドラム対向位置、即ち、現像位置Aを通過しても現像されなかった現像ローラ11上のトナーを剥ぎ取っている。
現像ローラ11には、現像剤量規制部材として規制ブレード13が当接されており、現像ローラ11上のトナー量を規制してトナー薄層を形成し、現像領域(ドラム対向位置)Aに搬送されるトナー量を規定している。現像領域Aに搬送されるトナー量は、現像ローラ11上に接触する規制ブレード13の当接圧や当接長さ等により決定される。
規制ブレード13は、厚さ数百μmのリン青銅・ステンレス等の金属薄板上に接着或いは溶着されており、金属薄板の弾性によって規制ブレード13は均一に現像ローラ11に当接されているチップブレードである。このとき金属薄板の材質、厚さ、侵入量、設定角によって規制ブレード13の当接条件が決定される。
また、上記現像ローラ11は、現像領域Aで上記感光ドラム表面と所定の間隔をおいて対向し、現像バイアス電源18から、DCバイアスにACバイアスが重畳された現像バイアスを印加することで振動電界を形成している。
上記の構成において所望の帯電量と所望の層厚で現像ローラ表面に付着して現像領域Aに搬送されてきたトナーTは、上記振動電界によって現像ローラ11と感光ドラム1との間で往復運動を行うことで感光ドラム表面に形成された静電潜像を可視化する。
以上説明した画像形成装置においては、「はき寄せ」と呼ばれる画像不良が発生することがある。図15を参照して「はき寄せ」について説明する。
図15は、感光ドラム1と現像ローラ11とが対向している現像領域Aを拡大して示す。「はき寄せ」とは、図15中、「H」で示すように、画像後端部にトナーが多く集まる現象である。
図15に示すように、感光ドラム1と現像ローラ11の間にACバイアスを印加すると、樽型の電界が生じる。すると、現像ローラ表面に付着しているトナーTは電界によって形成される電気力線に沿って、感光ドラム1と現像ローラ11の間を往復運動するため、感光ドラム1と現像ローラ11の最近接点よりも外側に向かって移動する。つまり、ACバイアスを印加すると、現像領域A内のトナーT1は常に現像領域外方向に移動する速度成分を持つようになる。
次に、感光ドラム1と現像ローラ11が、それぞれ図15中矢印R1、R2方向に回転し、又、感光ドラム1上には潜像が作られている場合、つまり、実際の現像中の場合について説明する。
図15において、−100Vの位置が潜像部分(α)であり、トナー像を形成する領域である。また、−500Vは感光ドラムの基準電位であり、トナー像が形成されない領域(β)である。潜像部分(α)が現像領域A内に達したとき、現像ローラ11上のトナーは潜像部分(α)に付着していくが、上記したように飛翔トナーT1には現像領域外方向に移動する速度成分があるため、潜像部分(α)の上流側へと移動する。また、−100Vと−500Vの境目においては、−500Vから−100Vに向かう電界が生じている。それにより、潜像部分の上流側へと移動してきたトナーT1は、この境目で止まってしまう。そのため、潜像部分(α)の上流及び中央部よりも後端部のトナー量が多くなってしまう。このようにして、「はき寄せ」Hが形成される。
ここで、図14を参照して、シート状の飛翔現像剤規制部材(以下、「Fシート」という。)12について説明する。Fシート12により、上述した「はき寄せ」を防止することができる。飛翔現像剤規制部材は、特許文献1に提案されている。
Fシート12は数十μm〜数百μmの厚みを持つPET等の絶縁性材料であり、規制ブレード13上に取り付けられたFシート支持台17により固定され、その先端は図14に示すように現像領域A内に侵入するように配置されている。このとき、Fシート12の材質、厚み、Fシート支持台17からの自由長、Fシート支持台17の設定角度、からFシート12の配置条件が決定される。
上述したように、現像ローラ11に対し交流バイアスを印加することで、トナーTは往復運動を行いながら現像ローラ11から感光ドラム1に飛翔する。この際、図14に示すようにFシート12が現像領域A内に侵入した状態では、現像領域上流側におけるトナーTの往復運動が一部妨げられる。これにより前述したはき寄せの原因を抑制し、その防止が可能となる。
本例では、絶縁性シートを用いたが、一方では、はき寄せを改善するために像担持体である感光ドラム1と現像剤担持体である現像ローラ11の間に、導電性を有する板状の電極部材を設けたものも提案されている(例えば特許文献2参照。)。
特開2005−10272号公報
特許第3366968号
しかしながら、現像領域Aに絶縁性のFシート12を配置し振動電界によって現像を行う上記の現像装置においては以下の問題が発生する場合がある。
(1)Fシート付着トナーのボタ落ち現象
図16は、現像領域AにFシート12を配置した際の現像領域Aの拡大図である。
図16は、現像領域AにFシート12を配置した際の現像領域Aの拡大図である。
本例の現像装置により印字動作を行うと、図16に示すように、Fシート12の現像ローラ側(以下、「Fシート裏」という。)にトナーが付着する。印字枚数が多くなるにしたがいFシート裏の付着トナー量も多くなっていき、ついにはFシート裏の付着トナーが現像ローラ上のトナーコート層に落下する。このようにしてトナーボタ落ちが発生する。
その結果、現像ローラ上のトナーボタ落ち該当部においては、トナーコート層が通常部分よりも厚くなった状態で感光ドラム上に現像されるため、その部分で通常よりも画像濃度が濃くなる画像不良が発生する場合がある。
また上記トナーボタ落ちにより、現像ローラ上に落下したトナーが現像容器内にまで及び、現像容器内がトナーにより汚染されてしまう。
(2)Fシート先端に付着したゴミ等の異物が起因となる画像不良
図17は、Fシート12の先端に紙粉Pが付着した場合を示している。
図17は、Fシート12の先端に紙粉Pが付着した場合を示している。
このような紙粉は印字動作中に混入することが考えられる。図のように紙粉PがFシート先端から垂れ下がり、現像ローラ上のトナー層に接触した状態では、接触部位のトナーT2の帯電状態及びトナーコート層の厚みが他の部位と比べて変化してしまう。これにより現像ローラ上のトナーコート層における紙粉接触部位では、現像時のトナー飛翔状態が変化し、この影響が画像上に縦スジとなって顕在化する。
そこで、本発明の目的は、現像領域に飛翔現像剤規制部材を配置した際に生じる問題を解決し、高品位な画像を安定して形成することのできる画像形成装置を提供することである。
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明の第1の態様によれば、
静電潜像が形成される像担持体と、
前記像担持体と非接触に対向して回転し、現像剤を担持搬送する現像剤担持体を有し、前記像担持体と前記現像剤担持体との間に振動電界を形成して、前記像担持体上に形成した静電潜像を現像剤で可視化する現像装置と、
前記現像剤担持体から前記像担持体へ現像剤が飛翔する領域を規制する飛翔現像剤規制部材と、
を備えた画像形成装置において、
前記現像剤担持体の回転停止時に前記像担持体と前記現像剤担持体との間に振動電界を形成することを特徴とする画像形成装置が提供される。
静電潜像が形成される像担持体と、
前記像担持体と非接触に対向して回転し、現像剤を担持搬送する現像剤担持体を有し、前記像担持体と前記現像剤担持体との間に振動電界を形成して、前記像担持体上に形成した静電潜像を現像剤で可視化する現像装置と、
前記現像剤担持体から前記像担持体へ現像剤が飛翔する領域を規制する飛翔現像剤規制部材と、
を備えた画像形成装置において、
前記現像剤担持体の回転停止時に前記像担持体と前記現像剤担持体との間に振動電界を形成することを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明の第2の態様によれば、
静電潜像が形成される像担持体と、
前記像担持体と非接触に対向して回転し、現像剤を担持搬送する現像剤担持体を有し、前記像担持体と前記現像剤担持体との間に振動電界を形成して、前記像担持体上に形成した静電潜像を現像剤で可視化する現像装置と、
前記現像剤担持体から前記像担持体へ現像剤が飛翔する領域を規制する飛翔現像剤規制部材と、
を備えた画像形成装置において、
前記現像剤担持体の回転停止時に前記飛翔現像剤規制部材を振動させることを特徴とする画像形成装置が提供される。
静電潜像が形成される像担持体と、
前記像担持体と非接触に対向して回転し、現像剤を担持搬送する現像剤担持体を有し、前記像担持体と前記現像剤担持体との間に振動電界を形成して、前記像担持体上に形成した静電潜像を現像剤で可視化する現像装置と、
前記現像剤担持体から前記像担持体へ現像剤が飛翔する領域を規制する飛翔現像剤規制部材と、
を備えた画像形成装置において、
前記現像剤担持体の回転停止時に前記飛翔現像剤規制部材を振動させることを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明によれば、飛翔現像剤規制部材に付着する現像剤や現像剤帯電制御剤、及びゴミ等の異物に起因する画像不良を防止し、高品位な画像を安定して形成することができる。
以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
実施例1
図1に、本発明に係る画像形成装置の一実施例を示す。本実施例にて、画像形成装置100は、先に図14を参照して説明した画像形成装置100と同様の構成とされ、従って、同じ構成及び機能をなす部材には、同じ参照番号を付し、先の説明を援用し、詳しい説明は省略する。
図1に、本発明に係る画像形成装置の一実施例を示す。本実施例にて、画像形成装置100は、先に図14を参照して説明した画像形成装置100と同様の構成とされ、従って、同じ構成及び機能をなす部材には、同じ参照番号を付し、先の説明を援用し、詳しい説明は省略する。
本実施例の画像形成装置100にて、像担持体としての感光ドラム1は、一次帯電器2にて一様に帯電される。次に、外部装置より入力された画像情報に基づき、露光装置3より感光ドラム1上に光照射を行い、静電潜像を形成する。この感光ドラム1上の静電潜像は、現像装置10において、一次帯電器2の印加電圧と同極性の電荷を有するトナーTにより可視像、即ち、トナー像とされる。前記トナー像は、転写帯電器4にて転写材Qに転写される。転写材Qは感光体1より分離され、続いて定着装置6に搬送されて、定着後に永久像となる。また、転写帯電器4で転写されずに感光ドラム1上に残ったトナーTは、クリーニング装置5にて除去され、感光ドラム1は次の画像形成プロセスに供される。
ここで、現像装置10について説明する。
本実施例における現像装置10は、図14に関連して説明した現像装置と同様に、非磁性一成分非接触現像方式の現像装置とされる。
つまり、現像装置10は、絶縁性の非磁性一成分現像剤であるトナーTを収容した現像容器10aを有する。現像容器10a内には、現像剤担持体としての現像ローラ11と、飛翔現像剤規制部材としてのシート状部材、即ち、Fシート12と、現像剤量規制部材としての規制ブレード13と、現像剤供給部材としてのRSローラ14と、板状のトナー攪拌部材15が設けられている。
次に、現像装置10内の各部材について説明する。
感光ドラム1として、直径30mmのアルミニウム素管表面に、OPC等の感光材料を塗工した部材を用いた。
現像ローラ11としては、直径16mmのアルミニウム素管表面に、カーボン、グラファイトを分散したフェノール樹脂溶液をスプレー塗工した部材を用いた。現像ローラ両端部にはコロ部材(図示せず)を設置し、感光ドラム表面に突き当てることで、感光ドラム1と現像ローラ11とのギャップ(SDギャップ)を保つ構成とした。SDギャップは、300μmとした。
RSローラ14として、直径5mmの金属芯金2aに厚さ4.5mmのウレタンフォーム2bを外周に形成した部材を用いた。
規制ブレード13としては、厚さ0.1mmのリン青銅板を用いた。
現像装置10の動作について説明する。
トナーTは負帯電性であり、かつ、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのいずれかの色の顔料を含有した負帯電性非磁性一成分トナーである。現像容器10aのトナー収納部に配置されたトナー撹拌部材15が図中矢印R4方向に回転し、トナーTを現像ローラ11へ搬送している。
現像容器10a内に設けられた現像容器仕切り板16の高さは、常に一定量のトナーを現像ローラ11近傍のRSローラ14上に供給すべく適正化されている。また、RSローラ14は、現像ローラ11に当接されており、ニップ部でカウンタ方向に回転することでトナーTを現像ローラ11上に供給すると同時に、感光ドラム1の対向位置を通過しても現像されなかった現像ローラ11上のトナーを剥ぎ取っている。
現像ローラ11には、規制ブレード13が当接されており、現像ローラ11上のトナーを規制してトナー薄層を形成し、現像領域Aに搬送されるトナー量を規定すると同時に、トナーを帯電させている。
上記の構成において、所望の帯電量と所望の層厚で現像ローラ表面に付着して現像領域Aに搬送されてきたトナーは、現像バイアス電源18からの現像バイアスによって現像ローラ11と感光ドラム1との間に振動電界(交番電界)が形成されることで往復運動を行う。これにより、感光ドラム表面に形成された静電潜像を可視化する。
更に、飛翔現像剤規制部材としてのシート状部材、即ち、Fシート12が、規制ブレード13上に取り付けられたFシート支持台17上に固定され、位置精度を出すため感光ドラム1に当接された状態で、その先端が現像領域A内に侵入するように配置されている。即ち、Fシートは、現像領域の一部(特に感光体回転方向上流側の一部)を遮ることによって、現像剤が飛翔する領域を規制している。これにより、前述した「はき寄せ」を防止している。
本実施例1における画像形成装置では、現像バイアス電源18に作用する制御手段20により、現像ローラ停止後、画像形成時と同じ現像バイアスを感光ドラム1と現像ローラ1との間に所定時間印加する構成とされる。本実施例においては現像ローラ停止後、1秒間上記バイアスを印加した。
図2に本実施例の特徴を最も良く表したタイミングチャートを示す。
なお、本実施例では現像ローラ停止後、1秒間続けて現像バイアスを印加し、その後バイアス印加を停止した。しかし、現像ローラ停止時に現像バイアス印加を継続しており、その後現像バイアス印加を停止するのであれば、現像バイアス印加を停止するタイミングは特に限定されない。
実施例1で用いた画像形成装置における感光ドラム電位Vd及び現像バイアス条件を表1に示す。
ここで、
Vd:感光ドラム上暗電位
Vl:感光ドラム上明電位
Vpp:交流振幅
Vdc:交流バイアスに重畳される直流バイアス値
f:交流周波数
Vd:感光ドラム上暗電位
Vl:感光ドラム上明電位
Vpp:交流振幅
Vdc:交流バイアスに重畳される直流バイアス値
f:交流周波数
以下に、比較例1を挙げて本実施例の効果を説明する。
(比較例1)
比較例1としての画像形成装置は、実施例1で説明した画像形成装置と同様の構成とされ、ただ、現像ローラ駆動に同期して現像バイアスを印加する構成とされる点で相違する。従って、比較例1の画像形成装置における全体構成、並びに、各部材の構成及び動作については、実施例1の説明を援用する。
比較例1としての画像形成装置は、実施例1で説明した画像形成装置と同様の構成とされ、ただ、現像ローラ駆動に同期して現像バイアスを印加する構成とされる点で相違する。従って、比較例1の画像形成装置における全体構成、並びに、各部材の構成及び動作については、実施例1の説明を援用する。
図8に、比較例1の特徴を示すタイミングチャートを示す。
つまり、比較例1の画像形成装置では、現像ローラ停止と同時に現像バイアスの印加も停止される。
表2には、実施例1及び後述の実施例2〜4、並びに、比較例1におけるトナーボタ落ち、及び、Fシートに付着するゴミ起因の縦スジに対する効果を示す。評価は5%の印字率で耐久を実施し、現像装置の寿命までのトナーボタ落ち画像及び縦スジ画像の発生状況を目視により確認する方法を用いた。
表2に示すように、詳しくは以下に説明するが、比較例1に比べて、トナーボタ落ち画像及び縦スジ画像の発生は、実施例1、及び、後述の他の実施例において良化した。
以下に、実施例1にて上記効果が得られた理由を詳しく述べる。
実施例1は、上述のように、現像ローラ停止後、画像形成時と同じ現像バイアスを感光ドラム1と現像ローラ11との間に印加する構成とされる。実施例1では、現像ローラ駆動に同期して現像バイアスを印加する構成の比較例1に対して、トナーボタ落ち画像及びゴミ起因の縦スジ画像の発生が軽減された。
実施例1の効果の理由を述べる前に、先ず、Fシート12に対してトナー及びゴミが付着するメカニズムを述べる。
本実施例の構成においては、位置精度を出すためFシート12が感光ドラム1に当接している。その状態で、画像形成のために感光ドラム1が回動すると、感光ドラム1とFシート12が摺擦されFシート12が摩擦帯電する。この結果、Fシート12が静電的にトナー及びゴミを引き付け、これらがFシート12に付着する。
上記メカニズムに加え、Fシート12とトナー及びゴミ、又は、既にFシート12に付着したトナー同士の物理的吸着力も関与することとなる。
よって、一度Fシート12に付着した付着物を引き剥がし、Fシート12を清掃するには、これらの力に対して打ち勝つ力を付着物に対して作用させなくてはならない。
以上を踏まえ、本実施例1の作用効果が得られた原理を述べる。
現像ローラ停止時においては、現像領域に現像ローラ自身の回転による新たなトナーの供給は行われない。そのため現像ローラ停止時に現像バイアスを印加しても、現像領域内をトナーは飛翔しない。つまり、現像ローラ停止時であれば、新たにFシート12にトナーが付着することはない。
このときに現像バイアスを印加することで、画像形成時に既にFシート12に付着したトナーに対し、現像バイアスによるクーロン力を集中的に作用させFシート12から引き剥がし、現像ローラ側に引き戻すことが可能となる。
更に、現像ローラ停止時に現像バイアスを印加すると、図9に示すようにトナーが現像ローラ11の現像領域Aの端部に集まる。そのため、この状態で現像バイアスを印加し続けると、Fシート12に付着しているトナーに対し、現像ローラ11上のトナーT0が衝突する。この衝突力により、画像形成時に既にFシート12に付着したトナーの付着力を弱め、引き剥がすことが可能となる。
一方、Fシート12に付着したゴミ起因の縦スジ画像に対しても、現像ローラ停止時に現像バイアスを印加することで、上記メカニズムにより現像ローラ上のトナーT0がFシート12に衝突する。この衝突力により、Fシート12に付着しているゴミの付着力を弱め、引き剥がすことが可能となる。
従って、実施例1では、現像ローラ駆動に同期して現像バイアスを印加する構成の比較例1に対して、トナーボタ落ち画像及びゴミ起因の縦スジ画像の発生が軽減されることとなる。
実施例2
次に、本発明に係る画像形成装置の第二の実施例について説明する。
次に、本発明に係る画像形成装置の第二の実施例について説明する。
本実施例2における画像形成装置は、現像ローラ停止後、画像形成時よりもVppが大きい現像バイアスを感光ドラム1と現像ローラ11との間に印加する構成とされる。
本実施例の画像形成装置におけるその他の構成及び動作については、実施例1と同様であり、実施例1の説明を援用し、詳しい説明は省略する。
図3に本実施例の特徴を最も良く表したタイミングチャートを示す。
本実施例によれば、図1に示す現像バイアス電源は、異なる印加電圧を生成することができ、制御手段20により現像ローラ11に印加する現像バイアス電圧を切り替え可能とされる。
本実施例によれば、現像ローラ停止時に表1に示すよりも大きい現像Vpp=2300Vを印加した。
なお、本実施例では現像ローラ停止後、続けて現像バイアスを印加したが、現像ローラ停止時であればこのタイミングは特に限定されない。
また、現像ローラ停止時に印加する現像バイアスのVppは各画像形成装置の諸条件に応じた任意の値となり、その各々に適したVppを用いることで本発明の効果を得ることができる。
上述のように、実施例2は実施例1よりも、現像ローラ停止時に印加する現像バイアスのVppを大きくする構成である。実施例2の構成とすることで、トナーボタ落ち及びゴミ起因の縦スジに関し実施例1をさらに上回る効果が得られた。
以下に上記作用効果が得られた原理を詳しく説明する。
本実施例の効果に対しては、Fシートに付着するトナーの付着域が大きく関係している。そのため、先ず、Fシート12に付着するトナーの付着域に関して説明する。
図10に、実験により明らかになったFシート12に付着するトナーの付着域を示す。付着域の判断には顕微鏡観察を用いた。トナーは、図示する現像領域Aの、現像上流側終端付近に付着量のピークを持つ。一方、現像領域A内のFシート12に付着するトナーは少量である。
Fシート12に対し、このようにトナーが付着する理由を以下の二点に分けて述べる。
(1)現像領域内にトナーが付着しない理由
現像領域A内のトナーは、現像バイアスに追従するからである。すなわち、現像が行われトナーが往復運動をしている最中に、仮にFシート12の裏側にトナーが触れたとしても、Fシート12とトナーとの吸着力に対し、現像バイアスによるクーロン力が打ち勝つ。よって、トナーは、Fシート12の裏側から離れ、再度現像に関与するようになり感光ドラム1或いは現像ローラ11上に付着する。
現像領域A内のトナーは、現像バイアスに追従するからである。すなわち、現像が行われトナーが往復運動をしている最中に、仮にFシート12の裏側にトナーが触れたとしても、Fシート12とトナーとの吸着力に対し、現像バイアスによるクーロン力が打ち勝つ。よって、トナーは、Fシート12の裏側から離れ、再度現像に関与するようになり感光ドラム1或いは現像ローラ11上に付着する。
(2)現像領域端付近に付着量のピークを持つ理由
前述したようにFシート12にトナーが付着する現象は、Fシート12と飛翔トナーとの吸着力が、現像バイアスによるクーロン力を上回った時に起こる。また、一度トナーがFシート12に付着してしまうと、今度はFシート12に付着したトナーと飛翔トナーとの間の吸着力との力のバランスになる。
前述したようにFシート12にトナーが付着する現象は、Fシート12と飛翔トナーとの吸着力が、現像バイアスによるクーロン力を上回った時に起こる。また、一度トナーがFシート12に付着してしまうと、今度はFシート12に付着したトナーと飛翔トナーとの間の吸着力との力のバランスになる。
一方、本実施例における非磁性一成分現像方式においては「トナー飛散」が生じる。
図11にFシート12を現像領域Aに侵入配置させていないときの、現像領域近傍の模式図を示す。飛散トナーは、現像領域Aから図11の矢印の向きにベクトル成分を持ち、現像領域Aから外れ、現像バイアスによるクーロン力の束縛から逃れ飛散トナーとなる。
本実施例のようにFシート12が配置されている場合、上述したベクトルを持つ飛散トナーは、図12に示すように、ちょうどFシート12の現像領域端付近に衝突する。すると前述したように、飛散トナーは現像バイアスによるクーロン力の束縛から逃れているため、Fシート12又はFシート12に既に付着したトナーとの吸着力に対し打ち勝つことができず、結果Fシート12に付着する。これがFシート12の現像領域端付近にトナー付着量が、ピークを持つ理由である。
加えてもう一つの理由は、現像領域Aから飛散したトナーは、現像上流側において、Fシート12と現像ローラ11との間で飛散するようになる。すると、図示したように現像領域Aから飛散するトナーと、Fシート12と現像ローラ11との間で飛散し気流に乗って現像領域Aに向けて舞い戻ってきたトナーとが、ちょうど現像領域端部でぶつかる。その結果として現像領域端部における飛散トナー量が多くなって、Fシート12に付着するトナー量が増加する。
以上の原理によりFシート12に対するトナーの付着域は決定される。
Fシート12に対するトナーの付着域は以上のような傾向を示すため、表2に示す本実施例2の効果が得られる。
図13に現像Vpp=1700Vの時の現像領域Aaと、Fシート裏付着トナーの付着領域の模式図を示す。同時にVpp=2300Vの時の現像領域Abも示した。Vpp=2300Vにすると現像領域が広がり(Aa<Ab)、Fシート裏に付着したトナーを除去することができる。
すなわち、本実施例2においては、画像形成時にFシート12の現像領域端に付着したトナーに対し、現像ローラ停止時にVppの大きい現像バイアスを印加することで、現像領域を広げ、先の画像形成時に付着したトナーに対しクーロン力を作用させることが可能となり、Fシート裏に付着したトナーを清掃することができる。
また、実施例1で述べたように、現像ローラ停止時に現像バイアスを印加すると、図9に示したように、トナーが現像領域端に集まる現象が起こることにより、Fシート裏に付着しているトナーに対し現像ローラ上のトナーが衝突する。このとき、現像Vppが大きくなったことにより、その衝突力が実施例1に比較して更に強くなり、Fシート12に付着したトナーの付着力を弱め、引き剥がすことができる。
一方、Fシート12に付着したゴミ起因の縦スジ画像に対しても効果は同様である。現像ローラ停止時に実施例1より大きい現像Vppを印加すると、上記メカニズムで現像ローラ上のトナーが実施例1よりも強くFシート12に衝突する。この衝突力により、Fシート12に付着しているゴミの付着力を弱め、引き剥がすことが可能となる。
実施例3
次に、本発明に係る画像形成装置の第三の実施例について説明する。
次に、本発明に係る画像形成装置の第三の実施例について説明する。
実施例3における画像形成装置は、現像ローラ停止後、Fシート共振周波数を有する現像バイアスを感光ドラム1と現像ローラ11との間に印加する構成とされる。
本実施例の画像形成装置におけるその他の構成及び動作については、実施例1と同様であり、実施例1の説明を援用し、詳しい説明は省略する。
図4に本実施例の特徴を最も良く表したタイミングチャートを示す。
本実施例によれば、図1に示す現像バイアス電源は、異なる印加電圧を生成することができ、制御手段20により現像ローラ11に印加する現像バイアス電圧を切り替え可能とされる。
本実施例によれば、制御手段20にて現像バイアスを切り替え、現像ローラ停止時にFシート共振周波数を有する現像バイアスを印加した。
なお、本実施例では現像ローラ停止後、続けて現像バイアスを印加したが、現像ローラ停止時であればこのタイミングは特に限定されない。
以下に、Fシートの共振周波数について説明する。共振周波数fはFシート自由長(l)、厚み(t)、断面積(A)、及びその材質のヤング率(E)、ρ(密度)により決定され、次式により求められる。
f=IE/ρA×(λ/l)4
I:断面二次モーメント λ:振動モードにより決まる定数(一次モードでは1.875)
I:断面二次モーメント λ:振動モードにより決まる定数(一次モードでは1.875)
図5に材料としてPETを用い、自由長7.5mm、厚み30μmのFシートを使用して、現像バイアス周波数を変化させた時のFシートの共振周波数を示す。図5の縦軸は現像バイアス80Hzの時の振動度合いを1として規格化している。測定は高速度カメラを用いFシートの振動度合いを画像解析により求め、更に騒音計を用いてFシートの振動音を計測する方法を用いた。
測定により、本実施例の構成におけるFシート共振周波数は、およそ90〜110Hzの整数倍を示すことが確認された。上記計算式において共振周波数は約100Hzと求まるため、良い一致を示す。
なお、今回測定に用いたFシートにおいては、図5に示す結果が得られた。しかし、Fシート長、材質、厚み等は現像諸条件によって変化するため、Fシート共振周波数は各画像形成装置の諸条件に応じた任意の値となり、その各々に適した共振周波数を用いることで本発明の効果を得ることができる。
上述のように、実施例3は現像ローラ停止時にFシートが共振する周波数を有した現像バイアスを印加する構成である。表2に示すように本実施例は実施例1、2の効果を上回り、トナーボタ落ち画像及びゴミ起因の縦スジの発生は最後まで無かった。
以下に、上記作用効果が得られた原理を述べる。
実施例3においては現像ローラ停止時に印加する現像バイアスの周波数を、Fシート12の材質、厚み及び自由長で決まるFシート12の共振周波数に選ぶ。これにより、比較例1やこれまでの実施例1、2に比べてFシート12が大きく振動するため、物理的にFシート12に付着したトナーを引き剥がし、その清掃が可能となる。
一方、表2に示すようにゴミ起因の縦スジ発生に対しても大きな効果を持つ。これは、Fシート12を振動させることで、Fシート12の先端に付着した紙粉などを効果的に引き剥がすことが可能となるからである。
実施例4
次に、本発明に係る画像形成装置の第四の実施例について説明する。図6に、本実施例の画像形成装置の概略構成を示す。
次に、本発明に係る画像形成装置の第四の実施例について説明する。図6に、本実施例の画像形成装置の概略構成を示す。
実施例4における画像形成装置は、Fシート振動用部材としてFシートに接して配置された圧電素子を用い、現像ローラ停止時に圧電素子を作動させ、Fシートを振動させる構成である。
本実施例の画像形成装置におけるその他の構成及び動作については、実施例1と同様である。従って、同じ構成及び機能をなす部材には、同じ参照番号を付し、実施例1の説明を援用し、詳しい説明は省略する。
以下に、本実施例の画像形成装置の特徴部分について説明する。
図6にて、本実施例の画像形成装置では、圧電素子19をFシート12に接して配置し、独立電源21によりその制御を行う。
図7に本実施例における圧電素子作動タイミングチャートを示す。
本実施例にて、圧電素子19の作動時間は1秒間とした。なお、本実施例においては現像ローラ停止時に圧電素子を作動させることとしたが、特にそのタイミングを限定しない。
上述のように、実施例4はFシート振動用部材としてFシート12に接して圧電素子を配置し、これによりFシート12を振動させる構成である。
表2に示すように本実施例においてはトナーボタ落ち画像、及び縦スジ画像の発生は耐久の最後まで無かった。これは、図6に示した構成で圧電素子を配置し作動させることでFシート12を振動させ、前述した実施例3と同様の効果によりFシート12の清掃が行えたからである。
一方、ゴミ起因の縦スジに対しても実施例3と同様、大きな効果を持つ。実施例3における理由と同様、Fシート12を振動させることでFシート先端に付着した紙粉などを引き剥がすことが可能となるからである。
1 感光ドラム(像担持体)
2 1次帯電器
3 露光装置
4 転写帯電器
10 現像装置
11 現像ローラ(現像剤担持体)
12 Fシート(飛翔現像剤規制部材)
13 現像剤量規制部材
14 現像剤供給部材
18 現像バイアス印加手段
19 圧電素子
20 現像バイアス制御手段
21 圧電素子制御手段
2 1次帯電器
3 露光装置
4 転写帯電器
10 現像装置
11 現像ローラ(現像剤担持体)
12 Fシート(飛翔現像剤規制部材)
13 現像剤量規制部材
14 現像剤供給部材
18 現像バイアス印加手段
19 圧電素子
20 現像バイアス制御手段
21 圧電素子制御手段
Claims (7)
- 静電潜像が形成される像担持体と、
前記像担持体と非接触に対向して回転し、現像剤を担持搬送する現像剤担持体を有し、前記像担持体と前記現像剤担持体との間に振動電界を形成して、前記像担持体上に形成した静電潜像を現像剤で可視化する現像装置と、
前記現像剤担持体から前記像担持体へ現像剤が飛翔する領域を規制する飛翔現像剤規制部材と、
を備えた画像形成装置において、
前記現像剤担持体の回転停止時に前記像担持体と前記現像剤担持体との間に振動電界を形成することを特徴とする画像形成装置。 - 前記現像剤担持体の回転停止時に前記像担持体と前記現像剤担持体との間に形成する前記振動電界は、画像形成時の振動電界よりも強いことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記現像剤担持体の回転停止時に前記像担持体と前記現像剤担持体との間に形成する前記振動電界は、前記飛翔現像剤規制部材の共振周波数と一致することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 静電潜像が形成される像担持体と、
前記像担持体と非接触に対向して回転し、現像剤を担持搬送する現像剤担持体を有し、前記像担持体と前記現像剤担持体との間に振動電界を形成して、前記像担持体上に形成した静電潜像を現像剤で可視化する現像装置と、
前記現像剤担持体から前記像担持体へ現像剤が飛翔する領域を規制する飛翔現像剤規制部材と、
を備えた画像形成装置において、
前記現像剤担持体の回転停止時に前記飛翔現像剤規制部材を振動させることを特徴とする画像形成装置。 - 前記飛翔現像剤規制部材に接して振動用部材を設け、前記現像剤担持体の回転停止時に前記振動部材を作動させることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記振動用部材は、圧電素子であることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記飛翔現像剤規制部材は、シート状部材であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかの項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2005010272A (ja) * | 2003-06-17 | 2005-01-13 | Canon Inc | 現像装置 |
-
2005
- 2005-05-09 JP JP2005136713A patent/JP2006313291A/ja active Pending
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