JP2006313245A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006313245A
JP2006313245A JP2005135974A JP2005135974A JP2006313245A JP 2006313245 A JP2006313245 A JP 2006313245A JP 2005135974 A JP2005135974 A JP 2005135974A JP 2005135974 A JP2005135974 A JP 2005135974A JP 2006313245 A JP2006313245 A JP 2006313245A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
voltage
charging
image forming
developing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005135974A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Suzuki
淳 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2005135974A priority Critical patent/JP2006313245A/ja
Publication of JP2006313245A publication Critical patent/JP2006313245A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Developing For Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

【課題】 現像剤担持体に接続された交流電源により、像担持体と現像剤担持体との間に振動電界を形成して非接触現像を行う多色画像形成装置において、小型・簡潔な構成で像担持体表面をDC接触帯電し、帯電不良やかぶり等の無い良好な出力画像を提供する。
【解決手段】 帯電部材が各々の画像ステーションにおける帯電部材と接続された1系統の直流電源を用いたDC接触帯電方式、また現像部材が現像剤担持体に接続された交流電源により、像担持体と現像剤担持体との間に振動電界を形成して現像を行う非接触現像方式を用いた多色画像形成装置において、前記振動電界形成時と非形成時においてそれぞれ帯電部材に印加する直流電圧値を変化させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は画像形成装置において、像担持体上に形成した静電潜像を現像して可視化するために用いられる画像形成装置に係り、特に像担持体と現像剤担持体との間に所定の間隔を設け、交流電界により非接触で現像を行う現像装置を有する画像形成装置に関するものである。
従来、異なる色の現像剤像を各々形成する複数の画像形成部(画像ステーション)を有する、所謂インライン方式の多色画像形成装置が、プリンタや複写機として実用化されている。
上述の多色画像形成装置の一例を、図8を用いて説明する。
図8で示されるカラー画像形成装置は、複数の像担持体と該像担持体をそれぞれ帯電する複数の帯電手段と、各像担持体の帯電面に形成された静電潜像を複数のトナーでそれぞれ現像して各色のトナー像を形成する複数の現像手段と、前記複数色のトナー像を被転写体に順次転写する複数の転写手段を備える。
図8中、Y、M、C、Kはそれぞれ異なる色の画像を形成する画像形成手段であり、Yはイエロー現像剤により、Mはマゼンタ現像剤により、Cはシアン現像剤により、Bkはブラック現像剤により画像形成を行う。ここで、Y,M、C、Bkの現像手段104a〜dは、現像器内に各色ごとの現像剤が内包されている点を除いては、何れも同様な構成である。
以下、画像形成動作の詳細について説明する。
各帯電手段102a〜dにより均一に帯電された感光ドラム101a〜d表面に、パーソナルコンピュータ等のホストからの画像データに応じて変調されたレーザビームが露光手段103a〜dより照射され、各色に対して所望の静電潜像が得られる。この潜像はこれと対向して配設されている各色の現像剤を内包した現像器である現像手段104a〜dにより、現像部位で反転現像され現像剤像として可視化される。
図8では、先ず1色目の画像形成手段Yに於いて、感光ドラム101a上にイエロートナー画像が形成される。この間にカセット等の転写材収納部105から、給紙ローラ等の給紙手段により被転写材として記録紙Pが給紙され、レジストローラ対106へと搬送される。記録紙Pは、レジストローラ対106で一旦停止後、駆動ローラ107aと従動ローラ107bに懸架された静電搬送ベルト107に搬送され、転写ローラ108aとのニップ部で転写される。
2〜4色目の画像形成手段M,C,Bkについても、同様な工程を経て各色の現像剤像が各感光ドラム101b、101c、101d上に形成された後、順次記録紙P上に多重転写されてカラートナー像が形成される。
この記録紙P上に転写されたカラートナー像は、定着装置等の定着手段120によって溶融定着され、記録紙P上に永久定着された後に排紙部から排紙トレイに排出されて、所望のカラープリント画像が得られる。また、転写ローラ108aとのニップ部を通過した後、各感光ドラム表面に残留した現像剤は、各画像ステーション毎に設けられたクリーニング手段109によって除去される。
一方、上述した多色画像記録装置等において、感光体等の像担持体表面を所要の極性・電位に一様に帯電処理(除電処理も含む)を行う帯電手段として、該像担持体に電圧を印加した帯電部材を当接させて帯電を行う、接触方式の帯電器(接触帯電器、接触帯電装置、例えば、特開昭63−167380号公報等)が実用化されている。
また、接触帯電方式には、帯電部材に対する印加電圧を直流電圧(DC電圧)のみにして像担持体表面の帯電を行う帯電方式(以下、DC帯電と記す)と、帯電部材に対する印加電圧を直流電圧に振動電圧(時間と共に電圧値が周期的に変化する電圧)を重畳して感光体の帯電を行う帯電方式(以下、AC帯電と記す。特開昭63−149669号公報等)が有る。
接触帯電は、帯電部材から感光体への放電によって行なわれる為、帯電部材に或る閾値電圧以上のDC電圧を印加することによって感光体の帯電が開始される。
以下に、DC電圧のみを帯電ローラに印加して、感光体表面の帯電処理を行う一例を述べる。
非帯電部材である厚さ25μmのOPC感光体に対し、帯電ローラを加圧当接させた場合、図9に示す通り、帯電ローラに印加するDC電圧を約640V以上とする事で、OPC表面電位が上昇し始め、それ以降は印加電圧に対して傾き1で線形にOPC表面電位が増加していく。(即ち、640Vが帯電開始電圧Vthである。)
以上の事から、作像に必要とされる所望の感光体表面電位(帯電電位)VdをDC帯電で得る為に、帯電ローラにVd+VthのDC電圧を印加すれば良い事になる。
一方のAC帯電は、DC帯電にも増して帯電均一化を図る事が可能となるものであり、帯電部材に所望のVdに相当するDC電圧に、好ましくは2×Vth以上のピーク間電圧Vppを持つAC電圧を重畳した振動電圧(VDC+VAC)を印加し、感光体表面の帯電処理を行うものである。
AC帯電では前述した放電現象がより安定する傾向が有り、環境条件の変化や接触帯電部材表面への汚れの付着に対しても耐性が強い。
但し、AC帯電では、接触帯電部材にAC電圧を印加した際に接触帯電部材が振動し、該振動が像担持体に伝播する事によって騒音が発生する。
更に、上述した多色画像記録装置等において用いられる、現像手段104a〜dについて説明を行う。
感光ドラム101a〜d上に形成された静電潜像を可視化する現像手段としては、該像担持体に対して現像剤を担持した現像剤担持体を接触させる接触現像方式や、該像担持体と前記現像剤担持体を一定の距離をおいて配置し、現像剤担持に接続された交流電源から振動電圧を印加し、両部材間に振動電界を形成する事によって現像を行う非接触現像方式等が用いられる。
上述した接触現像方式、及び非接触現像方式の双方には各々長所・短所が見られるが、画像形成装置の小型化・簡略化を図る場合、像担持体に対して現像剤担持体の接離機構を省略可能な非接触現像方式に優位性が有る。
非接触方式を採用する現像手段の一例を、図8を用いて説明する。
現像装置110が収容する現像剤Tは負帯電性であり、且つイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック各色いずれかの顔料を含有した非磁性一成分現像剤である。現像装置110を構成する現像剤Tが収容される現像容器110cは、現像動作を実行する現像剤担持体である現像ローラ110bが備えられた部分と、現像剤を攪拌する攪拌部材110aが備えられた部分とが、仕切り板110dにて分割されており、攪拌部材110aとして、各種形状に加工された板状若しくはスクリュー等で構成される撹拌部材110aが図中矢印Fの方向に回転して存在しており、現像剤Tを、現像装置110の開口部で感光ドラム110との対向部に備えられた現像剤担持体としての現像ローラ110bへ、仕切壁110dの高さを超えてオーバーフローによって搬送している。ここで、撹拌部材110aは2個でない場合もあり、攪拌部材110aの構成は、現像剤Tを現像容器110c内部から現像ローラ110b近傍まで搬送することが出来、各種現像器構成に合せて適宜変更される。仕切り板110dは、現像ローラ110bに接触させて配置した現像剤供給ローラ110eに対し、常に一定量の現像剤を供給出来るようにその高さが適正化されている。
ここで、現像剤供給ローラ110eは、現像ローラ110bとのニップ部で、現像ローラ110bに対してカウンタ方向に回転し、現像剤Tを現像ローラ110b上に供給すると共に、感光ドラム110との対向位置即ち現像領域を通過しても現像に用いられなかった現像ローラ110b上の現像剤Tを剥ぎ取る役目を担っている。
現像ローラ110bには、現像剤量規制部材としての規制ブレード110fが当接されており、現像ローラ110b上の現像剤Tを規制して現像剤薄層を形成する。前述の現像領域に搬送される現像剤量Tは、現像ローラ110b上に接触する、規制ブレード110fの当接圧や当接長さ等により決定される。
更に、現像ローラ110bに数100[V]のDC成分を重畳した、数100[V]〜数k[V]の振動電圧を印加することで、所定の間隔をもって配置された感光ドラム111及び現像ローラ110b間に交流電界が形成される。
現像領域まで搬送された現像剤Tは上述の振動電界によって、現像ローラ110b表面と感光ドラム101c表面の間で往復運動を行い、その一部が感光ドラム表面に形成された静電潜像に付着することによって非接触現像が行われる。
特開昭63−167380号公報 特開昭63−149669号公報
近年、上述の様な多重画像形成装置は小型化の一途を辿り、それに従って画像形成装置を構成する各部材も小型化が進められている。この様な小型の装置では、接触帯電部材である帯電ローラの外径も小さくなって、弾性を維持する事が難しくなり、AC電圧の印加を行って複数の像担持体表面を接触帯電した場合に、帯電時に生じる騒音を抑制する事が困難である。
また、AC帯電はDC帯電と比べて放電量が多い為、像担持体表面の劣化を促進する為、DC帯電に比較して像担持体の削れ量を増加させる傾向が強まる。従って、画像ステーションを構成する重要な要素の一つである感光ドラム等像担持体の寿命を短くなり、ひいては装置本体のメンテナンス時期を早める結果となる。
上述の点等から、複数の帯電手段を具備する多色画像形成装置では、DC接触帯電方式が好適に用いられる場合が多い。
一方、DC接触帯電方式によって像担持体表面の帯電を行う画像形成装置において、像担持体表面に形成された静電潜像の現像手段とし、従来例で説明した非接触現像装置を用いた場合、以下の様な不都合が生じる事が分かった。
先に述べた通り小型化が進む多色画像形成装置において、交流電源から振動電圧が現像剤担持体に印加されると、前記現像剤担持体と隣接する画像ステーションに具備された接触帯電部材との間に擬似的なコンデンサが生じ、誘電現象が起こる事によって、接触帯電部材へと印加されるDC電圧にAC成分が重畳される。この様な現象が起こると、Vd+Vth(帯電開始電圧)で定義されるDC電圧の印加を行った際に、像担持体表面の帯電電位(Vd)が所望の値よりも上昇してしまう。
Vdの上昇が生じると、適正な電位コントラストが得られずに現像性が低下し、現像濃度の低下や現像むら、また現像剤に含まれる反転成分がVd電位部へと飛翔する事で起こる「かぶり」等の不都合が生じる。
尚、前述の傾向は現像剤担持体と、接触帯電部材(及び前記接触帯電部材の印加を行う為に配設されたDC電圧回路)間の距離が近付く程顕著となる。
また、図3に示す通り、帯電手段が各々の画像ステーションにおける帯電手段と接続された1系統の直流電源を用いたDC接触帯電方式である場合には、現像剤担持体に対し交流電源から振動電圧の印加を行っている画像ステーションの数が増す程、Vd電位の上昇が大きくなり、より所望のVd電位から遠ざかる。
特に、現像剤担持体への振動電圧印加タイミングが異なる場合には、印加を行っている画像ステーションの数によってVdが段階的に変化する事となる。
本発明は上記のような課題を解消するためになされたものである。その目的とする所は、直流電圧を印加される帯電部材と、振動電圧が印加される複数の現像部材とを有する画像形成装置において、帯電不良やかぶり等の無い良好な出力画像を提供する事である。
本提案に係わる発明は、像担持体と、直流電圧を印加され、前記像担持体と接触して前記像担持体を帯電する帯電部材と、振動電圧を印加され、前記像担持体と非接触で前記像担持体に形成された静電潜像を現像する現像部材と、を有する画像形成部を複数有する画像形成装置であって、前記画像形成部の各帯電部材に印加される直流電圧は共通の電源から印加され、前記静電潜像が形成される領域を前記帯電部材が帯電する帯電工程において、少なくとも一つの前記現像部材に前記振動電圧が印加されている時に、前記帯電部材に印加される第一の直流電圧の値と、全ての前記現像部材に前記振動電圧が印加されていない時に、前記帯電部材に印加される第二の直流電圧とが、異なることを特徴とする画像形成装置である。
本提案に係わる別の発明は、少なくとも像担持体の帯電手段、及び現像剤担持体を具備する現像手段で形成される画像ステーションを複数配列し、前記各画像ステーション毎に形成されたトナー画像を、像担持体若しくは記録材に複数重ね合わせる事によって多色画像を形成する画像形成装置であり、該帯電手段が各々の画像ステーションにおける帯電手段と接続された1系統の直流電源を用いたDC接触帯電方式、また該現像手段が現像剤担持体に接続された交流電源により、像担持体と現像剤担持体との間に振動電界を形成して現像を行う非接触現像方式であると共に、交流電源からバイアス印加が行われるタイミングが各画像ステーション毎に異なり、且つ前記交流電源からバイアス印加が行われている画像ステーションの数に応じて、帯電手段に印加する直流電圧値を変化させる事を特徴とした画像形成装置である。
本提案に係わる第1の発明では、現像部材への振動電圧の印加有無による、帯電部材への影響を低減することができる。また、帯電電位の変化に伴う、「かぶり」の発生を抑制することができる。
本提案に係わる第2の発明では、振動電圧印加が行われている現像部材の数に応じて、帯電手段に印加する直流電圧値を変化させる。従って、第1の発明より正確に、帯電不良やかぶり等の無い良好な出力画像を安定して提供出来る。
本提案に係わる第3の発明では、現像部材への振動電圧の印加有無による、帯電部材への影響を第一の発明よりも正確に低減することができる。
本提案に係わる第4の発明では、目的に応じて一部のプロセスカートリッジが装着されない場合でも、現像部材への振動電圧の印加有無による、帯電部材への影響を低減し、帯電不良やかぶり等の無い良好な出力画像を提供する事が可能となる。
本提案に係わる第5の発明では、現像部材を備えるプロセスカートリッジの装着数に応じて、帯電手段に印加する直流電圧値を変化させる。従って、第4の発明より正確に、帯電不良やかぶり等の無い良好な出力画像を安定して提供出来る。
(実施例1)
図1は本発明に係わる第1の実施例である、多色画像形成装置である。
本実施例の画像形成装置は、複数の画像ステーションを具備している。各々の帯電部材は像担持体に接触して設けられ、各々の画像ステーションにおける帯電部材には1系統の直流電源を接続され、帯電部材に直流電圧(DC電圧)を印加するDC接触帯電方式が用いられる。
上述した1系統の直流電源とは、多色画像形成装置に具備される画像ステーション全ての帯電回路が同一の直流電源に並列で接続されるものを示す。また、直流電源を複数搭載する際でも、各画像ステーションの帯電回路を並列に結線した後にターミナルを設け、全ての電源からの出力が該ターミナルに接続・同期されて用いられる場合はこれに相当する。
また、現像剤担持体(現像部材)と像担持体とは非接触に設けられ、交流電源から現像剤担持体振動電圧が印加され、像担持体と現像剤担持体との間に振動電界を形成して現像を行う非接触現像方式が用いられる。また、前記振動電界形成時と非形成時において帯電部材に印加するDC電圧値が各々異なる制御を行っている。また、非振動電界形成時に帯電部材に印加されるDC電圧値よりも、振動電界形成時に帯電部材に印加されるDC電圧値を絶対値で低く制御する事を特徴とする。
図1で示される画像形成装置は、複数の像担持体と該像担持体をそれぞれ帯電する複数の帯電部材(本実施例では帯電ローラ)と、各像担持体の帯電面に形成された静電潜像を複数のトナーでそれぞれ現像して各色のトナー像を形成する複数の現像手段と、前記複数色のトナー像を被転写体に順次転写する複数の転写手段を備えるカラー画像形成装置である。
図1中、Y、M、C、Kはそれぞれ異なる色の画像を形成する画像形成部であり、Yはイエロー現像剤により、Mはマゼンタ現像剤により、Cはシアン現像剤により、Bkはブラック現像剤により画像形成を行う。ここで、Y,M、C、Bkの現像手段である現像器4a〜dは、現像器内に各色ごとの現像剤が内包されている点を除いては、何れも同様な構成である。
以下、画像形成動作の詳細について説明する。
各帯電部材2a〜dにより均一に帯電された感光ドラム(像担持体)1a〜d表面に、パーソナルコンピュータ等のホストからの画像データに応じて変調されたレーザビームが露光手段3a〜dより照射され、各色に対して所望の静電潜像が得られる。この潜像はこれと対向して配設されている各色の現像剤を内包した現像器である現像器4a〜dにより、現像部位で反転現像され現像剤像として可視化される。
尚、各画像ステーションY・M・C・Bkの帯電部材2a〜dは全て一つの直流電源VDCに接続されており、該直流電流から印加を行うDC電圧値は帯電部材2a〜d毎に同様の値となる。また、本実施例の画像形成装置では、現像時に感光ドラム1a〜dと現像剤担持体11a〜dの間に形成される振動電界の有無に応じ、前記DC電圧値を変化させるが、各帯電部材2a〜dに印加されるDC電圧値は全て同時且つ同じ値にコントロールされる。
図1では、先ず1色目の画像形成部Yに於いて、感光ドラム1a上にイエロートナー画像が形成されるが、この間にカセット等の転写材収納部5から、給紙ローラ等の給紙部材により被転写材として記録紙Pが給紙され、レジストローラ対6へと搬送される。記録紙Pは、レジストローラ対6で一旦停止後、駆動ローラ7aと従動ローラ7bに懸架された静電搬送ベルト7に搬送され、転写ローラ8aとのニップ部で転写される。
2〜4色目の画像形成部材M,C,Bkについても、同様な工程を経て各色の現像剤像が各感光ドラム1b、1c、1d上に形成された後、順次記録紙P上に多重転写されてカラートナー像が形成される。
この記録紙P上に転写されたカラートナー像は、定着装置等の定着手段20によって溶融定着され、記録紙P上に永久定着された後に排紙部から排紙トレイに排出されて、所望のカラープリント画像が得られる。また、転写ローラ8aとのニップ部を通過した後、各感光ドラム表面に残留した現像剤は、各画像ステーションY・M・C・Bk毎に設けられたクリーニング手段9によって除去される。
以下、本実施例の画像形成装置において、感光ドラム1a〜d表面に形成された静電潜像の現像を行う現像器について説明を行う。現像器4a〜dが収容する現像剤Tは負帯電性であり、且つイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック各色いずれかの顔料を含有した非磁性一成分現像剤である。
現像器4a〜dを構成する現像剤Tが収容される現像容器10a〜dは、現像剤担持体である現像ローラ11a〜dが備えられた部分と、現像剤Tを攪拌する攪拌部材12a〜dが備えられた部分とが、仕切り板13a〜dにて分割されており、攪拌部材12a〜dとして、各種形状に加工された板状若しくはスクリュー等で構成される撹拌部材12a〜dが図中矢印Fの方向に回転して存在しており、現像剤Tを、現像器4a〜dの開口部で、感光ドラム1a〜dとの対向部に備えられた現像剤担持体としての現像ローラ11a〜dへ、仕切壁13a〜dの高さを超えてオーバーフローによって搬送している。尚、撹拌部材12a〜dは2個でない場合もあり、該攪拌部材12a〜dの構成は、現像剤Tを現像容器10a〜d内部から現像ローラ11a〜d近傍まで搬送することが出来、各種現像器構成に合せて適宜変更される。仕切り板13a〜dは、現像ローラ11a〜dに接触させて配置した現像剤供給ローラ14a〜dに対し、常に一定量の現像剤を供給出来るようにその高さが適正化されている。
また、現像剤供給ローラ14a〜dは、現像ローラ11a〜dとのニップ部で、現像ローラ11a〜dに対してカウンタ方向に回転し、現像剤Tを現像ローラ11a〜d上に供給すると共に、感光ドラム1a〜dとの対向位置、即ち現像領域を通過しても現像に用いられなかった現像ローラ11a〜d上の現像剤Tを剥ぎ取る役目を担っている。
現像ローラ11a〜dには、現像剤量規制部材としての規制ブレード15a〜dが当接されており、現像ローラ11a〜dの現像剤Tを規制して現像剤薄層を形成する。前述の現像領域に搬送される現像剤量Tは、現像ローラ11a〜d上に接触する、規制ブレード15a〜dの当接圧や当接長さ等により決定される。
現像ローラ11a〜dには各現像ステーション毎に準備された交流電源VACa〜dから、−250[V]のDC成分と、2.0kVppのAC成分を重畳した振動電圧を印加され、約300μmの間隔をもって配置された感光ドラム1a〜d及び現像ローラ11a〜d間に振動電界が形成される。なお、現像ローラに印加される振動電圧は、振動部分(パルス部分)と非振動部分(ブランク部分)とが交互に繰り返されるようブランクパルスバイアスであってもよい。
現像領域まで搬送された現像剤Tは上述の通り形成された振動電界によって、現像ローラ11a〜d表面と感光ドラム1a〜d表面の間で往復運動を行い、その一部が感光ドラム1a〜d表面に形成された静電潜像に付着することによって非接触現像が行われる。
ここで、各画像ステーションY・M・C・Bkの帯電部材2a〜dに対して印加を行うDC電圧値について詳細を述べる。なお、帯電部材、現像部材への電圧の印加制御は制御部17により制御される。
まず、交流電源VACa〜dにより感光ドラム1a〜dと現像ローラ11a〜dとの間に振動電界を形成しない状態で、各感光ドラム1a〜d表面が−500Vに帯電する条件を調べたが、この際に帯電部材2a〜dに直流電源から印加を行うDC電圧は、−1050Vであった。
次に、交流電源VACa〜dにより各画像ステーションY・M・C・Bkにおいて、感光ドラム1a〜dと現像ローラ11a〜dとの間に一様のタイミングに振動電界を形成した場合、前述した−1050VのDC電圧を印加するとVdは−550V迄上昇した。そこで、前記DC値を−1000Vとした所、所望のVdである−500Vが得られた。
従って、本実施例の画像形成装置では、帯電部材にDC電圧が印加される帯電時において、該帯電部材に印加されるDC電圧値を変更する制御を行った。現像部材に交流電圧が印加される時(振動電界形成時)において、帯電部材に印加されるDC電圧値を−1000V、現像部材に交流電圧が印加されない時(非振動電界形成時)において、帯電部材に印加されるDC電圧値を−1050Vと定め、図2に示す通り画像形成動作中に帯電部材2a〜dに印加を行うDC電圧値を切替える様に制御した。現像ローラにバイアスが印加されている時を現像バイアス印加時、帯電部材にバイアスが印加されている時を帯電バイアス印加時で表している。なお、現像バイアス印加時はすべての画像ステーションで同じように現像バイアスが印加されているが、各画像ステーションごとで静電潜像の形成タイミングがことなるので実際現像剤像が形成されるタイミングは異なっている。即ち、本実施例では、現像剤像が形成される時だけでなく、現像剤像が形成されない時でも現像バイアスを印加しておき、そうすることで各画像ステーションで共通した現像バイアスのオンオフ制御を行っている。
本発明の効果を確認する為、本実施例の画像形成装置と、画像形成時を通じて帯電部材2a〜dに印加するDC電圧値を一定とした画像形成装置で出力画像の比較を行った。
その結果、DC電圧値を一定とした画像形成装置で、帯電部材2a〜dへの印加電圧を画像形成動作を通じて−1050Vとした場合、出力紙面上のべた白部が各画像ステーションY・M・C・Bkで用いられる現像剤T色に再現される「かぶり」画像が生じた。
また、DC電圧値を一定とした画像形成装置において帯電部材2a〜dへの印加電圧を、画像形成動作を通じて−1000Vとした場合、僅かではあるがハーフトーン画像出力時に細かな横筋が見られる様になった。該現象は帯電部材2a〜dに対する印加電圧が不足する事により生じる「放電むら」に因るものであり、帯電で生じる不都合と見られる。
一方、本実施例の画像形成装置では上述した「かぶり」や帯電不良が発生せず、良好な出力画像が得られた。
本実施例では、像担持体と現像剤担持体の間に振動電界が形成されているか否かで、所望の帯電電位が得られる様に、各画像ステーションの帯電手段に印加するDC電圧値をコントロールする。このようにすることで、現像部材への振動電圧の印加有無による、帯電部材への影響を低減することができる。また、帯電電位の変化に伴う、「かぶり」の発生を抑制することができる。振動電界の有無に係わらず一定のDC電圧値印加を行った際、該振動電界が形成されない非画像領域と、該振動電界が形成される画像領域に生じるVd段差が引起す、非画像領域及び非画像領域通過直後(即ち、引続き形成を行う次画像域先端部)での「かぶり」を抑止する事が出来る。
尚、この際に各画像ステーションの帯電部材に印加するDC電圧値は、「振動電界形成時<振動電界非形成時」の関係となるようにすることで、より好ましい帯電電位及び現像剤のかぶり低減を行うことができる。
なお、図3に示す画像形成装置のように、画像ステーションY・M・C・Bk毎に、感光ドラム1a〜d、帯電部材2a〜d、現像器4a〜d、クリーニング手段9a〜dを一体化し、画像形成装置本体と着脱可能なプロセスカートリッジ13a〜dとして構成することもできる。
プロセスカートリッジとして構成することで、像担持体を含む複数の構成要素が画像ステーションY・M・C・Bk毎に一括して着脱可能となる為、現像剤の消耗・像担持体の劣化が生じた場合でも、簡潔な作業のみでメンテナンスを行う事が可能となり、取扱面で好ましい。
(実施例2)
図4は本発明に係わる第2の実施例である、多色画像形成装置である。
本実施例の画像形成装置は、本発明に係わる第2の実施例である多色画像形成装置において、画像形成装置に装着されたプロセスカートリッジの数量を検知する検知手段と、前記検知手段に基いて画像形成時に帯電部材2a〜dに印加するDC電圧値を変化させる部材を具備する事を特徴とする。
本実施例の画像形成装置における画像形成プロセスは、本発明の第1の実施例に示す多色画像形成装置で説明した通りである為、説明を省略する。なお、現像バイアスは図2と同様のシーケンスをとっており、現像剤像が形成されない時でも各画像ステーションの現像部材に現像バイアスを印加している。よって、プロセスカートリッジが3本装着されている時には3つの現像部材にバイアスが印加され、プロセスカートリッジが2本装着されている時には2つの現像部材にバイアスが印加されることになる。
以下、図5に示すブロック図を用い、画像形成装置本体に装着されるプロセスカートリッジ数による帯電条件切替え機構について説明を行う。
図5に示すフォーマッタ16は、画像形成装置本体とこれに接続されるコンピューター等のホスト(図中不指示)間で情報通信を行い、画像形成等の各種の実行命令や画像情報の伝達を仲介する物であり、画像形成装置本体において画像形成プロセスに係わるシーケンス全般、現像バイアス印加手段の制御等を統合する制御部17に接続される。
画像形成装置が接続されるコンピューター等のホスト側から送信された画像形成命令及び画像情報に応じ、制御部17に接続されたフォーマッタ16は画像情報の展開を開始する。
一方、制御部17は各画像ステーションY・M・C・Bkに設けられたプロセスカートリッジの有無検知手段18a〜dが接続されており、フォーマッタ16における画像情報の展開と並行して、該有無検知手段より各画像ステーションY・M・C・Bkに装着されたプロセスカートリッジの数量に関する情報を得る。
本実施例の画像形成装置では、プロセスカートリッジの有無検知手段18a〜dとして、本体に設けられた機械的なスイッチを採用した。これは、各プロセスカートリッジに突起部を設け、プロセスカートリッジが装置本体に装着された際に該突起部がスイッチを押し込む事で、その装着を確認すると言うものである。(即ち、スイッチが押し込まれていなければ、プロセスカートリッジが装着されていないと見なす。)
上述以外に、プロセスカートリッジに記憶媒体を搭載し、装置本体側に設けられた接続手段(有線・無線を問わない)を介して該記憶媒体と情報通信を行う事で、プロセスカートリッジの装着を確認する手段を用いても良い。
引続き制御部は直流電源VDCに対し、予め記憶部19に記憶されているプロセスカートリッジ数に応じて定められたDC電圧値の印加を命じる。
尚、この際に各帯電部材a〜dへ印加を行うDC電圧値の詳細は後述する。
また、各画像ステーションY・M・C・Bkに装着されているプロセスカートリッジ数の検知タイミングは、画像形成動作に伴う現像開始以前であれば、同様に帯電部材a〜dへ印加するDC電圧値の切替えを行える。
以下に、各画像ステーションY・M・C・Bkの帯電部材2a〜dに対して印加を行うDC電圧値について詳細を述べる。
各感光ドラム1a〜d表面を所望の電位である−500Vに帯電させるために必要な、帯電部材に印加する直流電圧値の条件をしらべた。
各画像形成ステーションにプロセスカートリッジを全て装着し、各画像ステーションY・M・C・Bkにおいて、交流電源VACa〜dから振動電圧を印加することにより感光ドラム1a〜dと現像ローラ11a〜dとの間に一様のタイミングで振動電界を形成した。この際に、感光ドラムを−500Vに帯電するためには、帯電部材2a〜dに直流電源から印加を行うDC電圧は−1000Vであった。
次に、画像形成装置本体に装着されるプロセスカートリッジの数を変え、同様に感光ドラムと現像ローラに振動電界を形成させた。そして、前述した−1000VのDC電圧を各帯電部材に印加を行った。結果、感光ドラムの帯電電位(Vd)は以下の通り次第に下降した。
(1)プロセスカートリッジを3本装着した際・・・Vd=−490V
(2)プロセスカートリッジを2本装着した際・・・Vd=−485V
(3)プロセスカートリッジを1本装着した際・・・Vd=−465V
従って、本実施例の画像形成装置では、画像形成装置本体に装着されるプロセスカートリッジ数毎に、帯電部材2a〜dに印加するDC電圧値を以下のように定める事で、所望の帯電電位である−500Vを得る事が出来た。
(1)プロセスカートリッジを全て装着した際・・・−1000V
(2)プロセスカートリッジを3本装着した際・・・−1010V
(3)プロセスカートリッジを2本装着した際・・・−1025V
(4)プロセスカートリッジを1本装着した際・・・−1035V
画像形成装置本体に装着されるプロセスカートリッジ数毎に、帯電部材2a〜dに印加するDC電圧値の切替えを行わない場合、出力紙面上のべた白部に各画像ステーションY・M・C・Bkで用いられる現像剤Tにより再現される「かぶり」画像や、ハーフトーン画像出力時の細かな横筋が見られた。これらの傾向は、画像ステーションY・M・C・Bkに装着されるプロセスカートリッジの数が減る程顕著となる。
一方、本実施例の画像形成装置では、プロセスカートリッジの一部しか装着されていない場合においても、「かぶり」や帯電不良の無い良好な出力画像を得る事が出来た。
(実施例3)
図6は本発明に係わる第3の実施例である、多色画像形成装置である。
本実施例の画像形成装置は、画像ステーションY・M・C・Bk毎に交流電源VACa〜dから現像剤担持体に振動電圧を印加するタイミングが異なっている。そして、振動電圧印加が行われている各画像ステーションY・M・C・Bkの数に応じて、感光ドラムに所望の帯電電位(Vd)が得られる様、帯電部材2a〜dに印加するDC電圧値を順次変化させることを特徴とする。
本実施例の画像形成装置における画像形成プロセスは、本発明の第1の実施例に示す多色画像形成装置で説明した通りである為、説明を省略する。
図7は、本実施例の多色画像形成装置において画像形成を行った際の動作シーケンスチャートであり、帯電部材2a〜d及び現像ローラ11a〜dへの電圧印加タイミング等が示される。
図7に示す通り、画像形成動作中に各画像ステーションY・M・C・Bkでは、自ステーションで現像動作が行われるタイミングに合わせ、交流電源VACa〜dからの振動電圧印加のON/OFFが行われる。
一方、帯電部材2a〜dに印加するDC電圧値は、各画像ステーションY・M・C・Bkにおける現像動作タイミング、即ち振動電圧印加のON/OFFに合わせ、以下の基準値に沿って切替えられる。
(1)全ての画像ステーションで振動電圧印加が行われない場合・・・−1050V
(2)1つの画像ステーションで振動電圧印加が行われる場合・・・−1035V
(3)2つの画像ステーションで振動電圧印加が行われる場合・・・−1025V
(4)3つの画像ステーションで振動電圧印加が行われる場合・・・−1010V
(5)全ての画像ステーションで振動電圧印加が行われる場合・・・−1000V
また、本実施例の多色画像形成装置においては、各現像ローラ11a〜dに対して振動電圧のON/OFFを行う200ms前に、帯電部材a〜dへ印加するDC電圧の切替えを行う事で、画像形成動作を通じて帯電電位(Vd)をほぼ−500Vに保つ事が可能であったが、前記帯電部材a〜dに対するDC電圧切替えタイミングは、画像形成速度や転写部における電圧印加ON/OFF動作(図7中には不指示)等に応じて最適な値に調整を行う事が可能である。
本実施例の画像形成装置では上述の通り、振動電圧印加が行われている現像部材の数に応じて、帯電手段に印加する直流電圧値を変化させる。したがって、画像ステーションY・M・C・Bk毎に現像剤担持体に振動電圧を印加するタイミングが異なっていても、「かぶり」や帯電不良の無い良好な出力画像を得る事が出来た。
なお、実施例1から3では、画像ステーションの数が4つの場合を想定して記載を行っているがこれに限定されるものではない。画像ステーションが2つや3つ、5つ等の場合でも適用できる。また、画像ステーションが4つあり、その内の2つの画像ステーションが、現像部材に印加される振動電圧に応じて帯電部材に印加される電圧を制御しているような場合であっても本願発明の範囲内である。
本発明の第1の実施例である多色画像形成装置を説明する図である。 第1の実施例である多色画像形成装置画において、帯電部材に印加する電圧値切替えを説明する図である。 画像形成装置本体と着脱可能なプロセスカートリッジに、帯電手段部材、現像器等を設けた、多色画像形成装置を説明する図である。 本発明の第2の実施例である多色画像形成装置を説明する図である。 第2の実施例である多色画像形成装置における、プロセスカートリッジ数の検知手段、及び帯電部材に印加する電圧値切替え手段を説明するブロック図である。 本発明の第3の実施例である多色画像形成装置を説明する図である。 第3の実施例である多色画像形成装置において、帯電部材に印加する電圧値切替えを説明する図である。 背景技術で説明に用いる、画像形成装置を説明する図である。 DC電圧印加による接触帯電を説明する図である。
符号の説明
1a〜d 感光ドラム
2a〜d 帯電部材
4a〜d 現像装置
VACa〜d 交流電源
VDCa〜d 直流電源
17 制御部
18a〜d カートリッジ有無検知手段
19 記憶部

Claims (7)

  1. 像担持体と、
    直流電圧を印加され、前記像担持体と接触して前記像担持体を帯電する帯電部材と、
    振動電圧を印加され、前記像担持体と非接触で前記像担持体に形成された静電潜像を現像する現像部材と、を有する画像形成部を複数有する画像形成装置であって、
    前記画像形成部の各帯電部材に印加される直流電圧は1系統の電源から印加され、
    前記静電潜像が形成される領域を前記帯電部材が帯電する帯電工程において、
    少なくとも一つの前記現像部材に前記振動電圧が印加されている時に、前記帯電部材に印加される第一の直流電圧の値と、
    全ての前記現像部材に前記振動電圧が印加されていない時に、前記帯電部材に印加される第二の直流電圧とが、異なることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第一の直流電圧は、前記振動電圧が印加されている前記現像部材の数に応じて異なることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第一の直流電圧の絶対値は、前記第二の直流電圧の絶対値よりも、小さいことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の画像形成装置。
  4. 像担持体と、
    直流電圧を印加され、前記像担持体と接触して前記像担持体を帯電する帯電部材と、
    振動電圧を印加され、前記像担持体と非接触で前記像担持体に形成された静電潜像を現像する現像部材と、を有する画像形成部を複数有する画像形成装置であって、
    前記画像形成部は、前記画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジに備えられ、
    前記画像形成部の各帯電部材に印加される直流電圧は1系統の電源から印加され、
    前記静電潜像が形成される領域を前記帯電部材が帯電する帯電工程において、
    少なくとも一つの前記現像部材に前記振動電圧が印加されている時に、前記帯電部材に印加される直流電圧の値は、前記画像形成装置本体に装着されたプロセスカートリッジの数に応じて異なることを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記帯電部材に印加される直流電圧の絶対値は、前記画像形成装置に装着されたプロセスカートリッジの数が多くなるほど、小さくなることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 直流電圧を印加され、像担持体と接触して前記像担持体を帯電する第1の帯電部材と、
    振動電圧を印加され、前記像担持体と非接触で前記像担持体に形成された静電潜像を現像する第1の現像部材と、を有する第1の画像形成部と、
    直流電圧を印加され、像担持体と接触して前記像担持体を帯電する第2の帯電部材と、
    振動電圧を印加され、前記像担持体と非接触で前記像担持体に形成された静電潜像を現像する第2の現像部材と、を有する第2の画像形成部と、
    を有する画像形成装置であって、
    前記第1の帯電部材と前記第2の帯電部材に印加される直流電圧は1系統の電源から印加され、
    前記静電潜像が形成される領域を前記帯電部材が帯電する帯電工程において、
    第1の現像部材と第二の現像部材の少なくとも一つに前記振動電圧が印加されている時に、前記第1及び第2の帯電部材に印加される第一の直流電圧の値と、
    第1の現像部材と第二の現像部材どちらにも前記振動電圧が印加されていない時に、前記第1及び第二の帯電部材に印加される第二の直流電圧とが、異なることを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記第一の直流電圧の絶対値は、前記第二の直流電圧の絶対値よりも、小さいことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
JP2005135974A 2005-05-09 2005-05-09 画像形成装置 Withdrawn JP2006313245A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005135974A JP2006313245A (ja) 2005-05-09 2005-05-09 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005135974A JP2006313245A (ja) 2005-05-09 2005-05-09 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006313245A true JP2006313245A (ja) 2006-11-16

Family

ID=37534766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005135974A Withdrawn JP2006313245A (ja) 2005-05-09 2005-05-09 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006313245A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014115528A (ja) * 2012-12-11 2014-06-26 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014115528A (ja) * 2012-12-11 2014-06-26 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7254350B2 (en) Image forming apparatus featuring a variable oscillating electric field formed between a developer carrying member and an image bearing member during a developer operation in accordance with a peripheral speed of the image bearing member
US7242887B2 (en) Image forming apparatus which can optimize cleaning time of transfer member contacting inter-image area of image bearing member
US7877029B2 (en) Image forming apparatus and fog control method
US8428477B2 (en) Image forming apparatus
JP2008225229A (ja) 現像装置及び画像形成装置
US7738803B2 (en) Image forming method and apparatus for effectively charging an image carrier
JP2009145488A (ja) 現像剤担持体リフレッシュ方法、画像形成装置、画像形成方法、プロセスカートリッジ及び現像装置
JP2019040089A (ja) 画像形成装置及び電圧印加方法
JP4366173B2 (ja) 画像形成装置
JP2006337605A (ja) 画像形成装置
US20070122172A1 (en) Image forming method and image forming apparatus using the same
JP2001356570A (ja) 画像形成装置
JP2014232127A (ja) 画像形成装置
JP2005165217A (ja) 画像形成装置
JP2008076859A (ja) 画像形成装置
JP2006313245A (ja) 画像形成装置
JP2005070197A (ja) カラー画像形成装置
JPH0667546A (ja) 現像装置
JP2006126878A (ja) 現像装置及びそれを用いた画像形成装置
KR20070006449A (ko) 복수의 현상기를 구비하는 화상형성장치 및 현상기 전압 제어방법
JP2003316132A (ja) 画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP2009192743A (ja) 画像形成装置
JP2004170651A (ja) 画像形成装置
JP2005148281A (ja) 画像形成装置
JP2005173228A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080805