JP2006311752A - 駆動回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】入力電圧を昇圧して負荷を駆動する駆動回路に関し、効率よく負荷を駆動できる駆動回路を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、昇圧率を切替可能とされた昇圧回路(111)の出力により負荷(LED1〜LEDn)を駆動する駆動回路において、負荷(LED1〜LEDn)の端子電圧に応じて昇圧回路(111)の昇圧率を切り替える切替回路部(114、115)を有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は駆動回路に係り、特に、入力電圧を昇圧して負荷を駆動する駆動回路に関する。
液晶のバックライトとして白色発光ダイオードが注目されている。白色発光ダイオードを駆動するICとしてチャージポンプ式白色発光ダイオードドライバICが開発されている。チャージポンプ式白色発光ダイオードドライバICでは、各種入力電圧に対応できるようにするためにチャージポンプ回路の昇圧率を例えば、1.0倍と1.5倍とで切り替え可能な構成とされている。なお、チャージポンプ回路では、チャージポンプセルの接続段数を切り替えることにより昇圧率を切り替えていた(特許文献1参照)。
このとき、従来のチャージポンプ式白色発光ダイオードドライバICは、入力電圧を監視して、入力電圧に応じてチャージポンプ回路の昇圧率を切り替えていた。
特開2004−5773号公報
しかるに、従来の駆動回路は入力電圧を監視し、入力電圧に応じてチャージポンプ回路の昇圧の倍率を切り替えていたため、必要な駆動電圧が入力電圧より僅かに大きい場合には、必要以上に昇圧された電圧で負荷が駆動されることになり、電力ロスが大きく、効率が悪いなどの課題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、効率よく負荷を駆動できる駆動回路を提供することを目的とする。
本発明は、昇圧率を切替可能とされた昇圧回路(111)の出力により負荷(LED1〜LEDn)を駆動する駆動回路において、負荷(LED1〜LEDn)の端子電圧に応じて昇圧回路(111)の昇圧率を切り替える切替回路部(114、115)を有することを特徴とする。
また、切替回路部(114、115)は、負荷(LED1〜LEDn)の端子電圧が第1の電圧より低下したとき、昇圧回路(111)の昇圧率を上昇させ、負荷(LED1〜LEDn)の端子電圧が第1の電圧より大きい第2の電圧より大きくなったときに、昇圧回路(111)の昇圧率を低下させることを特徴とする。
さらに、負荷(LED1〜LEDn)は複数の負荷(LED1〜LEDn)から構成されており、切替回路部(114、115)は、複数の負荷(LED1〜LEDn)の端子電圧の最小値を選択する最小値選択回路(114)と、最小値選択回路(114)で選択された最小値に応じて昇圧回路(111)の昇圧率を切り替える切替回路(115)とを有することを特徴とする。
負荷(LED1〜LEDn)に流れる電流を制御する電流制御回路(112、113−1〜113−n、M11〜M1n、R11〜R1n)を有し、切替回路部(114、115)は、負荷(LED1〜LEDn)と電流制御回路(112、113−1〜113−n、M11〜M1n、R11〜R1n)との接続点の電位に応じて昇圧回路(111)の昇圧率を切り替えることを特徴とする。
また、昇圧回路(111)は、チャージポンプ回路であることを特徴とする。
なお、上記参照符号はあくまでも参考であり、これによって、特許請求の範囲の記載が限定されるものではない。
本発明によれば、昇圧率を切替可能とされた昇圧回路の出力により負荷を駆動する駆動回路において、負荷の端子電圧に応じて昇圧回路の昇圧率を切り替えることにより、負荷を駆動するのに効率が良い条件で昇圧回路の昇圧率を切り替えることができ、よって、効率良く負荷を駆動することができる。
本実施例ではLED駆動システムについて説明する。
〔システム概略〕
図1は本発明の一実施例のブロック構成図を示す。
本実施例の発光ダイオード駆動システム100は、ドライブIC101、発光ダイオードLED1〜LEDn、抵抗R2から構成されている。
ドライブIC101は、入力端子T1に供給される入力電圧Vinを昇圧して、出力端子T2から出力する。出力端子T2には、発光ダイオードLED1〜LEDnのアノードが接続されている。
発光ダイオードLED1〜LEDnは、カソードが制御端子T31〜T3nに接続されている。ドライブIC101は、制御端子T31〜T3nの端子電圧を制御することにより発光ダイオードLED1〜LEDnに流れる電流を制御し、発光ダイオードLED1〜LEDnの輝度を一定に制御している。このとき、駆動電流は、端子T4に接続される抵抗R2によって設定される。
ドライブIC101は、チャージポンプ回路111、電流設定回路112、差動回路113−1〜113−n、トランジスタM11〜M1n、抵抗R11〜R1n、最小値選択回路114、切替回路115から構成されている。
チャージポンプ回路111は、入力端子T1に入力される入力電圧を昇圧して、出力端子T2に供給する。チャージポンプ回路111は、キャパシタなどの縦続接続数を切り替えることにより、昇圧率を1倍と1.5倍とで切り替え可能な構成とされている。
出力端子T2には、発光ダイオードLED1〜LEDnのアノードが接続されている。発光ダイオードLEDiは、発光ダイオードLED1〜LEDnのうちの一つの発光ダイオードに相当しており、カソードが制御端子T3iに接続されている。制御端子T3iは、制御端子T31〜T3nのうちの一つの端子であり、トランジスタM1i及び抵抗R1iを介して接地されている。
トランジスタM1iは、トランジスタM11〜M1nのうちの一つのトランジスタであり、ドレインが制御端子T3iに接続され、ソースが抵抗R1iを介して接地されており、ゲートには差動回路113−iの出力が供給されている。差動回路113−iは、差動回路113−1〜113−nの一つの差動回路であり、非反転入力端子に電流設定回路112が接続され、反転入力端子にトランジスタM1iと抵抗R1iとの接続点が接続されている。
電流設定回路112は、端子T4に接続された抵抗R2に応じた基準電圧Vrefを生成する。電流設定回路112で生成された基準電圧Vrefは、差動回路113−1〜113−nの非反転入力端子に供給される。
差動増幅回路113−iは、トランジスタM1iと抵抗R1iとの接続点の電圧との差動信号を出力する。差動増幅回路113−iの出力により制御端子T3iから引き込まれる電流が一定となるようにトランジスタM1iが制御される。
また、制御端子T31〜T3nは、最小値選択回路114に接続されている。
〔最小値選択回路114〕
図2は最小値選択回路114のブロック図を示す。
最小値選択回路114は、nが4の場合、すなわち、4つの制御端子T31〜T34により4つの発光ダイオードを制御可能な場合に対応した構成とされており、このとき、最小値選択回路114は、選択回路121、122、123から構成される。
選択回路121は、制御端子T31及び制御端子T32に接続されており、制御端子T31の電位と制御端子T32の電位とを比較し、小さい方の電位が出力されるように切替を行なう。選択回路122は、制御端子T33及び制御端子T34に接続されており、制御端子T33の電位と制御端子T34の電位とを比較し、小さい方の電位が出力されるように切替を行なう。選択回路123には、選択回路121の出力と選択回路122の出力とが供給されており、選択回路121の出力と選択回路122の出力とを比較し、小さい方の電位が出力されるように切替を行なう。
〔選択回路121〕
図3は選択回路121のブロック構成図を示す。
選択回路121は、コンパレータ131、インバータ132、133、トランジスタM21、M22から構成されている。コンパレータ131は、反転入力端子に制御端子T31が接続され、非反転入力端子に制御端子T32が接続されており、制御端子T31の電位が制御端子T32の電位より大きければ、出力をローレベルとし、制御端子T31の電位が制御端子T32の電位より小さければ、出力をハイレベルとする。
コンパレータ131の出力はインバータ132に供給される。インバータ132は、コンパレータ131の出力を反転する。インバータ132の出力は、トランジスタM22のゲートに供給されるとともに、インバータ133に供給される。インバータ133は、インバータ132の出力を反転する。インバータ133の出力は、トランジスタM21のゲートに供給される。
トランジスタM21は、nチャネルMOS電界効果トランジスタから構成されており、インバータ133の出力がハイレベルのときにオンし、制御端子T31の電位を出力端子T5に供給し、インバータ133の出力がローレベルのときにオフする。トランジスタM22は、nチャネルMOS電界効果トランジスタから構成されており、インバータ132の出力がハイレベルのときにオンし、制御端子T31の電位を出力端子T5に供給し、インバータ133の出力がローレベルのときにオフする。
例えば、制御端子T31の出力が制御端子T32の出力より大きいときには、コンパレータ131の出力がローレベルとなる。これによって、インバータ132の出力がハイレベル、インバータ133の出力がローレベルとなり、トランジスタM22がオン、トランジスタM21がオフし、制御端子T31の出力より小さい、制御端子T32の出力が出力端子T6より出力される。
また、制御端子T31の出力が制御端子T32の出力より小さいときには、コンパレータ131の出力がハイレベルとなる。これによって、インバータ132の出力がローレベル、インバータ133の出力がハイレベルとなり、トランジスタM22がオフ、トランジスタM21がオンし、制御端子T32の出力より小さい、制御端子T31の出力が出力端子T6より出力される。このように、選択回路121は、制御端子T31、T32の出力のうち、小さい方の出力を出力端子T6より出力する。出力端子T6は、選択回路123に接続されている。
選択回路122は、選択回路121と同様な構成とされており、制御端子T33、T34の出力のうち小さい方の出力を選択回路123に供給する。選択回路123は、選択回路121と同様な構成とされており、選択回路121の出力と選択回路123の出力のうち小さい方の出力信号を出力する。以上により、最小値選択回路114は、制御端子T31〜T34のうち最小値を選択的に出力することが可能となる。最小値選択回路114で選択された最小値出力は、切替回路115に供給される。
〔切替回路115〕
図4は切替回路115のブロック構成図を示す。
切替回路115は、トランスファーゲート141〜144、コンパレータ145、146、増幅器147、基準電圧生成回路148、ANDゲート149、150から構成されており、入力端子Tin11に最小値選択回路114の出力が供給されている。
トランスファーゲート141は、nチャネルMOSトランジスタM31、pチャネルMOSトランジスタM32、インバータ151から構成されており、ANDゲート149の出力に応じて入力端子Tin11とコンパレータ145の反転入力端子と接続を制御する。トランスファーゲート141は、ANDゲート149の出力がハイレベルのときにトランジスタM31、M32がオンして入力端子Tin11に入力をコンパレータ145の反転入力端子に供給し、ANDゲート149の出力がローレベルのときにトランジスタM31、M32をオフして、入力端子Tin11とコンパレータ145の反転入力端子とを切断する。
トランスファーゲート142は、nチャネルMOSトランジスタM41、pチャネルMOSトランジスタM42、インバータ161から構成されており、ANDゲート149の出力に応じて接地とコンパレータ145の反転入力端子との接続を制御する。トランスファーゲート142は、ANDゲート145の出力がハイレベルのときに、トランジスタM41、M42がオフしてコンパレータ145の反転入力端子を接地から切断し、ANDゲート145の出力がハイレベルのときに、トランジスタM41、M42がオンして、コンパレータ145の反転入力端子を接地に接続する。
トランスファーゲート143は、nチャネルMOSトランジスタM51、pチャネルMOSトランジスタM52、インバータ171から構成されており、ANDゲート149の出力に応じて入力端子Tin11とコンパレータ146の反転入力端子との接続を制御する。トランスファーゲート143は、ANDゲート149の出力がハイレベルのときに、トランジスタM51、M52がオフして入力端子Tin11とコンパレータ146の反転入力端子とを切断し、ANDゲート149の出力がローレベルのときにトランジスタM51、M52がオンして入力端子Tin11とコンパレータ146の反転入力端子とを接続する。
トランスファーゲート144は、pチャネルMOSトランジスタM61、nチャネルMOSトランジスタM62、インバータ181から構成されており、ANDゲート149の出力に応じてコンパレータ146の反転入力端子と接地との接続を制御する。トランスファーゲート144は、ANDゲート149の出力がハイレベルのときにトランジスタM61、M62がオンしてコンパレータ145の反転入力端子を接地し、ANDゲート149の出力がローレベルのときにトランジスタM61、M62をオフして、コンパレータ146の反転入力端子を接地から切断する。
基準電圧生成回路148は、基準電圧源191及び抵抗R31、R32から構成されており、基準電圧源191で生成された基準電圧を抵抗R31及び抵抗R32により抵抗分割することにより0.15Vの基準電圧を生成する。基準電圧生成回路148で生成された基準電圧は、コンパレータ146の非反転入力端子及び増幅器147に供給される。増幅器147は、基準電圧生成回路148で生成された基準電圧を2.4Vに増幅する。
コンパレータ145は、非反転入力端子に増幅器147から2.4Vの基準電圧が供給されている。コンパレータ145は反転入力端子の電圧が2.4Vより大きくなると出力をローレベルとし、反転入力端子の電圧が2.4Vより小さくなると出力をハイレベルとする。コンパレータ145の出力は、ANDゲート149、150に供給される。
コンパレータ146は、非反転入力端子に基準電圧生成回路148から0.15Vの基準電圧が供給されている。コンパレータ146は反転入力端子の電圧が2.4Vより大きくなると出力をローレベルとし、反転入力端子の電圧が0.15Vより小さくなると出力をハイレベルとする。コンパレータ146の出力は、ANDゲート149に供給される。
ANDゲート149は、コンパレータ145の出力とコンパレータ146の出力とのAND論理を出力する。ANDゲート149の出力は、トランスファーゲート141〜144及びANDゲート150に供給される。
ANDゲート150には、ANDゲート149の出力及びコンパレータ145の出力が供給されており、ANDゲート149の出力とコンパレータ145の出力とのAND論理を出力する。ANDゲート150の出力は出力端子Tout11から切替回路115の出力信号として出力される。出力端子Tout11は、チャージポンプ回路111に接続されている。
〔動作〕
最小値選択回路114により発光ダイオードLED1〜LED4のうち流れる電流が最も少ない電流に応じた電圧が切替回路115の入力端子Tin11に供給されている。
切替回路115は、初期状態ではコンパレータ146の出力はローレベルとされている。コンパレータ146の出力がローレベルの状態では、ANDゲート149の出力がローレベルとなる。ANDゲート149の出力がローレベルのときには、ANDゲート150の出力もローレベルとなり、出力端子Tout11の出力はローレベルとなる。
出力端子Tout11はチャージポンプ回路111の昇圧率制御端子に接続されており、出力端子Tout11がローレベルとなることによりチャージポンプ回路111の昇圧率制御端子がローレベルとなる。チャージポンプ回路111は、昇圧率制御端子がローレベルのときには昇圧率を1.0倍とする。
また、ANDゲート149の出力がローレベルのときには、トランスファーゲート142、143はオンし、トランスファーゲート141、144はオフする。これによって、入力端子Tin11の電圧は、コンパレータ146の反転入力端子に供給される。また、コンパレータ145の反転入力端子は接地され、コンパレータ145の出力はハイレベルとされている。
次に、端子T1に印加される駆動電圧が降下することによって、発光ダイオードLED1〜LED4への印加電圧が低下し、これにより入力端子Tin11の電圧が降下して、0.15Vより小さくなると、コンパレータ146の出力はハイレベルとなる。コンパレータ146の出力がハイレベルとなることにより、ANDゲート149の入力が共にハイレベルとなるので、ANDゲート149の出力はハイレベルとなる。
ANDゲート149の出力がハイレベルとなると、ANDゲート150の入力が共にハイレベルとなるので、ANDゲート150の出力がハイレベルとなり、出力端子Tout11がハイレベルとなる。出力端子Tout11の出力がハイレベルになると、チャージポンプ回路111の昇圧率制御端子がハイレベルとなる。チャージポンプ回路111は、昇圧率制御端子がハイレベルになることにより昇圧率を1.5倍とする。これによって、発光ダイオードLED1〜LED4の印加電圧を十分に確保できる。
また、ANDゲート149の出力がハイレベルとなることにより、トランスファーゲート141、144がオンし、トランスファーゲート142、143がオフする。トランスファーゲート141がオンし、トランスファーゲート142がオフすることにより、コンパレータ145の反転入力端子には、入力端子Tin11の電圧が印加される。また、トランスファーゲート143がオフし、トランスファーゲート144がオンすることにより、コンパレータ146の反転入力端子は接地される。これにより、コンパレータ146の出力はハイレベルに保持される。
次に、端子T1に印加される駆動電圧が上昇することによって、発光ダイオードLED1〜LED4への印加電圧が増加し、これにより入力端子Tin11の電圧が増加して、2.4Vより大きくなると、コンパレータ145の出力はローレベルとなる。コンパレータ145の出力がローレベルとなることにより、ANDゲート149の出力はローレベルとなる。
ANDゲート149の出力がローレベルとなると、ANDゲート150の入力が共にローレベルとなるので、ANDゲート150の出力がローレベルとなり、出力端子Tout11がローレベルとなる。出力端子Tout11の出力がローレベルになると、チャージポンプ回路111の昇圧率制御端子がローレベルとなる。チャージポンプ回路111は、昇圧率制御端子がローレベルになることにより昇圧率を1.0倍とする。これによって、発光ダイオードLED1〜LED4の印加電圧を必要以上に大きなることがなくなり、発光ダイオードLED1〜LED4を効率よく駆動できる。
図5は本発明の一実施例の入力電圧に対する効率の変化を示す図である。
本実施例によれば、負荷である発光ダイオードLED1〜LED4の印加電圧を検出して、チャージポンプ回路111の昇圧率を切り替えているため、図5に実線で示すように効率ηが60%を下回ることがないように昇圧率の切替タイミングを設定できる。
このため、図5に破線で示す従来のように予め決められた入力電圧Vin0で昇圧率を切り替えていた場合のように効率ηが60%を下回るようなことを防止できる。
〔切替回路115の変形例〕
図6は切替回路115の変形例のブロック構成図を示す。
本変形例の切替回路215は、トランスファーゲート241、242、インバータ243、抵抗分割回路244、基準電圧生成回路245、コンパレータ246から構成されている。
トランスファーゲート241は、pチャネルMOSトランジスタM71、及び、nチャネルMOSトランジスタM72から構成されており、出力端子Toutの出力及びその反転信号により入力端子Tin11とコンパレータ246の反転入力端子との接続をスイッチング制御する。トランスファーゲート242は、pチャネルMOSトランジスタM81、及び、nチャネルMOSトランジスタM82から構成されており、出力端子Toutの出力及びその反転信号により入力端子Tin11と抵抗分割回路244との接続をスイッチング制御する。
インバータ243は、出力端子Tout11の出力を反転してトランスファーゲート241のトランジスタM72のゲート及びトランスファーゲート242のトランジスタM81のゲートに供給する。トランスファーゲート241は、トランスファーゲート242がオン時にオフし、トランスファーゲート242がオフ時にオンする。トランスファーゲート241はオン時に入力端子Tin11の電圧をコンパレータ246の反転入力端子に供給する。
抵抗分割回路244は、抵抗R41、R42から構成されており、トランスファーゲート241がオフし、トランスファーゲート242がオンしている時に入力端子Tin11の電圧を抵抗R41と抵抗R42とで分割する。抵抗分割回路244で分割された電圧は、コンパレータ246の反転入力端子に供給される。
コンパレータ246の非反転入力端子には、基準電圧生成回路245から基準電圧が供給されている。基準電圧生成回路245は、基準電圧源251及び抵抗R51、R52から構成されている。基準電圧源251は、基準電圧を生成する。抵抗R51、R52は抵抗分割回路を構成しており、基準電圧源251で生成された基準電圧を抵抗分割する。抵抗R51、R52により抵抗分割された電圧は、コンパレータ246の非反転入力端子に供給される。
コンパレータ246は、入力端子Tin11の電圧又は抵抗分割回路244の分圧電圧が基準電圧生成回路245で生成される基準電圧より大きければ、出力をローレベルとし、入力端子Tin11の電圧又は抵抗分割回路244の分圧電圧が基準電圧生成回路245で生成される基準電圧より小さければ、出力をハイレベルとする。コンパレータ246の出力は、出力端子Tout11に出力される。また、コンパレータ246の出力は、トランスファーゲート241、242のトランジスタM71、M82のゲートに供給されるとともにインバータ243を介してトランスファーゲート241、242のトランジスタM72、M81のゲートに供給される。
最小値選択回路114により発光ダイオードLED1〜LED4のうち流れる電流が最も少ない電流に応じた電圧が切替回路215の入力端子Tin11に供給されている。
切替回路115は、初期状態ではコンパレータ246の出力はローレベルとされている。コンパレータ246の出力がローレベルの状態では、トランスファーゲート241がオンし、トランスファーゲート242がオフする。また、出力端子Tout11の出力はローレベルとなる。出力端子Tout11はチャージポンプ回路111の昇圧率制御端子に接続されており、出力端子Tout11がローレベルとなることによりチャージポンプ回路111の昇圧率制御端子がローレベルとなる。チャージポンプ回路111は、昇圧率制御端子がローレベルのときには昇圧率を1.0倍とする。
次に、端子T1に印加される駆動電圧が降下することによって、発光ダイオードLED1〜LED4への印加電圧が低下し、これにより入力端子Tin11の電圧が降下して、基準電圧生成回路245で生成される基準電圧である0.15Vより小さくなると、コンパレータ246の出力はハイレベルとなる。コンパレータ246の出力がハイレベルとなることにより、トランスファーゲート241がオフし、トランスファーゲート242がオンする。また、出力端子Tout11がハイレベルとなる。出力端子Tout11の出力がハイレベルになると、チャージポンプ回路111の昇圧率制御端子がハイレベルとなる。チャージポンプ回路111は、昇圧率制御端子がハイレベルになることにより昇圧率を1.5倍とする。これによって、発光ダイオードLED1〜LED4の印加電圧を十分に確保できる。
また、トランスファーゲート242がオンすることにより、入力端子Tin11の電圧が抵抗分割回路244により抵抗分割されてコンパレータ246の反転入力端子に供給される。これにより、コンパレータ246の出力はハイレベルに保持される。
次に、端子T1に印加される駆動電圧が上昇することによって、発光ダイオードLED1〜LED4への印加電圧が増加し、これにより入力端子Tin11の電圧が増加して、2.4Vより大きくなり、抵抗分割回路244の出力が0.15Vより大きくなると、コンパレータ246の出力はローレベルとなる。コンパレータ246の出力がローレベルとなることにより、トランスファーゲート241がオンし、トランスファーゲート242がオフし、入力端子Tin11の電圧がコンパレータ246の反転入力端子に直接供給される。
また、出力端子Tout11がローレベルとなることにより、チャージポンプ回路111の昇圧率制御端子がローレベルとなる。チャージポンプ回路111は、昇圧率制御端子がローレベルになることにより昇圧率を1.0倍とする。これによって、発光ダイオードLED1〜LED4の印加電圧を必要以上に大きなることがなくなり、発光ダイオードLED1〜LED4を効率よく駆動できる。
本変形例によれば、簡単な回路構成で切替回路115と同様な動作を実現できる。
本発明の一実施例のブロック構成図である。 最小値選択回路114のブロック図である。 選択回路121のブロック構成図である。 切替回路115のブロック構成図である。 本発明の一実施例の入力電圧に対する効率の変化を示す図である。 切替回路115の変形例のブロック構成図である。
符号の説明
100 発光ダイオード駆動システム
LED1〜LEDn 発光ダイオード
111 チャージポンプ回路、112 電流設定回路
113−1〜113−n 差動回路
M11〜M1n トランジスタ、R11〜R1n 抵抗、114 最小値選択回路
115 切替回路

Claims (5)

  1. 昇圧率を切替可能とされた昇圧回路の出力により負荷を駆動する駆動回路において、
    前記負荷の端子電圧に応じて前記昇圧回路の昇圧率を切り替える切替回路部を有することを特徴とする駆動回路。
  2. 前記切替回路部は、前記負荷の端子電圧が第1の電圧より低下したとき、前記昇圧回路の昇圧率を上昇させ、
    前記負荷の端子電圧が前記第1の電圧より大きい第2の電圧より大きくなったときに、前記昇圧回路の昇圧率を低下させることを特徴とする請求項1記載の駆動回路。
  3. 前記負荷は複数の負荷から構成されており、
    前記切替回路部は、前記複数の負荷の端子電圧の最小値を選択する最小値選択回路と、
    前記最小値選択回路で選択された最小値に応じて前記昇圧回路の昇圧率を切り替える切替回路とを有することを特徴とする請求項1又は2記載の駆動回路。
  4. 前記負荷に流れる電流を制御する電流制御回路を有し、
    前記切替回路部は、前記負荷と前記電流制御回路との接続点の電位に応じて前記昇圧回路の昇圧率を切り替えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の駆動回路。
  5. 前記昇圧回路は、チャージポンプ回路であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載の駆動回路。
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