JP2006311647A - 超音波モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 縦振動モードおよび屈曲振動モードの双方の振動モードをそれぞれ独立した形で、あるいは縦振動モードのみを特別な装置を用いることなく、容易に検出すること。
【解決手段】 駆動用の電気機械変換素子12(A+),12(A−),12(B+),12(B−)および振動検出用の電気機械変換素子12(C+),12(C−),12(D+),12(D−)を備え、前記駆動用の電気機械変換素子12(A+),12(A−),12(B+),12(B−)に所定の位相差および所定の駆動周波数の2相の交番電圧を供給することにより、異なる2つの振動モードを同時に発生させて出力端に略楕円振動を生じさせる超音波振動子を備える超音波モータであって、前記振動検出用の電気機械変換素子12(C+),12(C−),12(D+),12(D−)により縦振動モードおよび屈曲振動モードの双方の振動モードをそれぞれ独立した形で検出可能とされている。
【選択図】 図11

Description

この発明は、超音波モータに関するものである。
近年、電磁型モータに代わる新しいモータとして超音波モータが注目されている。この超音波モータは、従来の電磁型モータに比べ以下のような利点を有している。
(1)ギヤなしで高トルクが得られる。
(2)電気OFF時に保持力がある。
(3)高分解能である。
(4)静粛性に富んでいる。
(5)磁気的ノイズを発生せず、また、ノイズの影響も受けない。
従来の超音波モータとしては、特許文献1に開示された構造のものがある。この特許文献1に開示された超音波モータには、積層圧電素子の一部に振動検出用の内部電極が設けられており、これにより振動モードを検出することができるようになっている。
特開平7−193291号公報
しかしながら、特許文献1の超音波モータにより検出することができる振動モードは、円柱棒形状振動子に生じる屈曲振動モードのみである。そのため、縦振動モードと屈曲振動モードとを同時に発生する振動子においては、特許文献1に開示された内部電極を用いて各振動モードをそれぞれ独立した形で検出することはできず、別途特別な装置が必要となるといった問題点があった。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、縦振動モードおよび屈曲振動モードの双方の振動モードをそれぞれ独立した形で、あるいは縦振動モードのみを特別な装置を用いることなく、容易に検出することができる超音波モータを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、この発明は、以下の手段を提供する。
この発明は、駆動用の電気機械変換素子および振動検出用の電気機械変換素子を備え、前記駆動用の電気機械変換素子に所定の位相差および所定の駆動周波数の2相の交番電圧を供給することにより、異なる2つの振動モードを同時に発生させて出力端に略楕円振動を生じさせる超音波振動子を備える超音波モータであって、前記振動検出用の電気機械変換素子により縦振動モードのみが検出可能とされている。
この発明によれば、特別な装置を用いることなく、縦振動モードのみを容易に検出することができる。また、周波数を振動子の縦振動振幅が最大となる周波数の近傍に設定することにより効率よく超音波モータを駆動することができて、高いモータ出力を得ることができる。
上記発明においては、前記振動検出用の電気機械変換素子が、前記縦振動モードにおいて同符号の電荷状態となり、前記屈曲振動モードにおいて異符号の電荷状態となる領域にまたがって配置されていることが好ましい。
この発明によれば、縦振動モードにより発生する各領域での電荷の総和が有限値をとり、かつ屈曲振動により発生する各領域での電荷の総和が打ち消されてゼロとなるような位置に振動検出用の電気機械変換素子が配置されており、これにより縦振動のみが検出されることとなる。
また、この発明は、駆動用の電気機械変換素子および振動検出用の電気機械変換素子を備え、前記駆動用の電気機械変換素子に所定の位相差および所定の駆動周波数の2相の交番電圧を供給することにより、異なる2つの振動モードを同時に発生させて出力端に略楕円振動を生じさせる超音波振動子を備える超音波モータであって、前記振動検出用の電気機械変換素子により縦振動モードおよび屈曲振動モードの双方の振動モードがそれぞれ独立した形で検出可能とされている。
この発明によれば、特別な装置を用いることなく、縦振動モードおよび屈曲振動モードの双方の振動モードをそれぞれ独立した形で容易に検出することができる。また、周波数を振動子の縦振動振幅が最大となる周波数の近傍に設定することにより効率よく超音波モータを駆動することができて、高いモータ出力を得ることができる。
上記発明においては、前記振動検出用の電気機械変換素子が、前記縦振動モードにおいて同符号の電荷状態となり、かつ前記屈曲振動モードにおいて異符号の電荷状態となる領域にそれぞれ配置されていることが好ましい。
この発明によれば、縦振動モードにより発生する各領域での電荷の和が有限値をとるとともに、縦振動モードにより発生する各領域での電荷の差がゼロとなり、かつ屈曲振動により発生する各領域での電荷の和がゼロとなるとともに、屈曲振動により発生する各領域での電荷の差が有限値をなるような位置に振動検出用の電気機械変換素子が配置される。したがって、これら領域において発生した電位の和を演算することにより縦振動モードを検出し、これら領域において発生した電位の差を演算することにより屈曲振動モードを検出することができる。これにより縦振動モードおよび屈曲振動モードの双方の振動モードをそれぞれ独立した形で容易に検出することができる。
この発明によれば、縦振動モードおよび屈曲振動モードの双方の振動モードをそれぞれ独立した形で、あるいは縦振動モードのみを特別な装置を用いることなく、容易に検出することができるという効果を奏する。
以下、本発明の第1の実施形態に係る超音波モータについて、図1〜図7を参照して説明する。
本実施形態に係る超音波モータ1は、図1に示されるように、被駆動体2に接触配置される超音波振動子3と、該超音波振動子3を被駆動体2に押し付ける押圧手段4とを備えている。被駆動体2は、ベース5に固定された直動ベアリング6の可動部7に固定されている。また、被駆動体2には、超音波振動子3に接触する面に、例えば、ジルコニアセラミックスからなる摺動板8が接着されている。図中符号9は、直動ベアリング6の固定部10をベース5に固定するためのネジである。
超音波振動子3は、図2〜図4に示されるように、矩形板状の圧電セラミックスシート(電気機械変換素子)11の片側面にシート状の内部電極12(図4参照)を設けたものを複数枚積層してなる直方体状の圧電積層体13と、該圧電積層体13の一側面に接着された2個の摩擦接触子14(出力端)と、該摩擦接触子14が設けられた側面に隣接する側面からピン15を突出させる振動子保持部材16とを備えている。
圧電積層体13は、図3に示されるように、例えば、長さ18mm、幅4.4mm、厚さ2mmの外形寸法を備えている。
圧電積層体13を構成する圧電セラミックスシート11は、図4に示されるように、例えば、厚さ約80μmのチタン酸ジルコン酸鉛系圧電セラミックス素子(以下、PZTという。)である。PZTとしては、Qm値の大きなハード系材料を選択した。Qm値は約1800である。
また、内部電極12は、例えば、厚さ約4μmの銀パラジウム合金からなっている。積層方向の一端に配置される圧電セラミックスシート11aは内部電極12を備えていない。それ以外の圧電セラミックスシート11は、図4に示されるような2種類の内部電極12を備えている。
図4(a)および図4(b)に示される圧電セラミックスシート11はそれぞれ、その略全面に内部電極12を備えている。内部電極12は、セラミックスシート11の幅方向の中央部において、セラミックスシート11の長さ方向に沿って設けられた一つの内部電極、およびこの内部電極の周囲に配置されて、この内部電極との間に圧電セラミックスシート11の幅方向に約0.4mmの絶縁距離を開け、かつ圧電セラミックスシート11の長さ方向に約0.4mmの絶縁距離を開けて設けられた、略同じ大きさを有する四つの内部電極からなる。各内部電極12は、圧電セラミックスシート11の周縁から約0.4mmの隙間を空けて配置されるとともに、その一部が圧電セラミックスシート11の周縁まで延びている。
これら内部電極12を備えた圧電セラミックスシート11は、図4(a)に示されるものと、図4(b)に示されるものとが交互に複数枚積層されることにより、直方体状の圧電積層体13を構成している。
圧電積層体13の長さ方向の一端面には6個、圧電積層体13の長さ方向の他端面には4個の合計10個の外部電極17が設けられている。各外部電極17には、同種の圧電セラミックスシート11の同一位置に配される全ての内部電極12が接続されている。これにより、同種の圧電セラミックスシート11の同一位置に配される内部電極12は、同一の電位とされるようになっている。なお、これら外部電極17はそれぞれ、配線(図示せず)を介して制御器(図示せず)に接続されている。配線は、リード線、フレキシブル基板等、可撓性を有する配線であれば任意のものでよい。
圧電積層体13は、例えば、以下の通りに製造される。
圧電積層体13を製造するには、まず、圧電セラミックスシート11を製造する。圧電セラミックスシート11は、例えば、PZTの仮焼粉末と所定のバインダとを混合して作成された泥しょうをドクターブレード法によってフィルム上にキャスティングした後に乾燥し、フィルムから剥離することにより製造する。
製造された圧電セラミックスシート11にはそれぞれ内部電極12のパターンを有するマスクを用いて内部電極材料を印刷する。そして、最初に、内部電極12を有しない圧電セラミックスシート11aを配置し、次いで、内部電極12を下向きにして正確に位置決めしつつ、形状の異なる内部電極12を有する圧電セラミックスシート11を交互に積層していく。積層された圧電セラミックスシート11は熱圧着した後に、所定の形状に裁断され、1200℃程度の温度で焼成されることにより圧電積層体13が製造される。
また、その後、圧電セラミックスシート11の周縁に露出している内部電極12を連結するように、それぞれ外部電極17となる銀を焼き付けて、外部電極17を形成する。
最後に、対向する内部電極12間に直流高電圧を加えることにより圧電セラミックスシート11を分極処理し、圧電的に活性化する。
次に、このようにして構成された圧電積層体13の動作について説明する。
圧電積層体13の長さ方向の一端に形成された6つの外部電極17を、圧電積層体13の他側面の側(図において上側)からA相(A+,A−)、C相(C+,C−)、およびB相(B+,B−)、他端に形成された4つの外部電極17を、圧電積層体13の他側面の側(図において上側)からB相(B+,B−)、およびA相(A+,A−)とする。A相およびB相は駆動用の外部電極であり、C相は振動検出用の外部電極である。
A相およびB相に同位相で共振周波数に対応する交番電圧を加えると、図5に示されるような1次の縦振動が励起されるようになっている。このとき、前述した圧電セラミックスシート11を、図7(a)に示すような同じ形(矩形)で同じ面積の四つの領域に分割して、各領域における電荷の符号を測定すると、各領域では図7(b)に示すような電荷状態となる。すなわち、縦振動モードが励起されている場合には、すべての領域において正電荷もしくは負電荷が同時に励起されていることになる。
また、A相とB相とに逆位相で共振周波数に対応する交番電圧を加えると、図6に示されるような2次の屈曲振動が励起されるようになっている。このとき、前述した各領域では図7(c)に示すような電荷状態となる。すなわち、屈曲振動モードが励起されている場合には、四つの領域のうち、対角線上に位置する領域では同符号の電荷が同時に励起され、隣り合う領域では異符号の電荷が同時に励起されていることになる。
そして、これら各領域における電荷状態は、C相を介して前述した制御器に出力され、この制御器において処理されることとなる。
なお、どちらの符号の電荷が励起されるかは振動の位相状態によって決まる。
前記摩擦接触子14は、前記圧電積層体13の2次の屈曲振動の腹となる2カ所の位置に接着されている。これにより、圧電積層体13に1次の縦振動が発生したときには、摩擦振動子14が圧電積層体13の長さ方向(図2に示されるX方向)に変位させられるようになっている。一方、圧電積層体13に2次の屈曲振動が生じたときには、摩擦接触子14が、圧電積層体13の幅方向(図2に示されるZ方向)に変位させられるようになっている。
したがって、超音波振動子3のA相とB相とに、位相が90°ずれた共振周波数に対応する交番電圧を加えることにより、1次の縦振動と2次の屈曲振動とが同時に発生して、図2に矢印Cで示されるように、摩擦接触子14の位置において時計回りまたは反時計回りの略楕円振動が発生するようになっている。
前記振動子保持部材16は、断面略コ字状に形成された保持部16aと、該保持部16aの両側面から垂直に突出する該保持部16aと一体的なピン15とを備えている。保持部16aは、圧電積層体13の幅方向の一側から圧電積層体13を囲むようにして、例えば、シリコーン樹脂またはエポキシ樹脂により圧電積層体13に接着されている。保持部16aが圧電積層体13に接着された状態で、保持部16aの両側面に一体的に設けられた2つのピン15は、圧電積層体13の縦振動と屈曲振動の共通の節となる位置に同軸に配置されるようになっている。
前記押圧手段4は、図1に示されるように、超音波振動子3に対して、その幅方向(Z方向)に、前記摩擦接触子14とは逆方向に離れた位置においてベース5に固定されるブラケット18と、該ブラケット18に対して、前記超音波振動子3の幅方向に移動可能に支持された押圧部材19と、該押圧部材19に対して押圧力を加えるコイルスプリング20と、該コイルスプリング20による押圧力を調節する調節ネジ21と、ブラケット18に対する押圧部材19の移動を案内するガイドブッシュ22とを備えている。符号23は、ブラケット18をベース5に固定するネジである。
前記押圧部材19には、前記超音波振動子3を厚さ方向に挟む2つの保持板24が備えられている。各保持板24には、前記振動子保持部材16の2本のピン15をそれぞれ貫通させる貫通孔25が設けられている。押圧部材19に加えられる押圧力は、保持板24およびその貫通孔25に貫通するピン15を介して超音波振動子3に伝達されるようになっている。
前記コイルスプリング20は、圧縮コイルスプリングであって、前記調節ネジ21と前記押圧部材19との間に挟まれている。したがって、ブラケット18に対する調節ネジ21の締結位置を変化させることで、弾性変形量を変化させて押圧部材19を超音波振動子3方向に付勢する押圧力を変化させることができるようになっている。
このように構成された本実施形態に係る超音波モータ1の作用について説明する。
本実施形態に係る超音波モータ1を作動させるには、外部電極17に接続された配線を介して、位相が90°異なる高周波電圧(A相およびB相)を供給する。
これにより、超音波振動子3に接着された摩擦接触子14には、縦振動モードと屈曲振動モードとがミックスされた略楕円振動が発生し、その楕円振動の接線方向に沿って被駆動体2の摺動板8との間の生ずる摩擦力により、被駆動体2が推進されることになる。
本実施形態に係る超音波モータ1によれば、縦振動モードにより発生する各領域での電荷の総和は有限値をとり、かつ屈曲振動により発生する各領域での電荷の総和は打ち消されてゼロとなるような位置にC相(振動検出用の内部電極12)が設けられているので、このC相(振動検出用の内部電極12)を介して縦振動のみを検出することができる。
また、周波数を振動子の縦振動振幅が最大となる周波数の近傍に設定することにより効率よく超音波モータを駆動することができて、高いモータ出力を得ることができる。
本発明の第2の実施形態に係る超音波モータについて、図8および図9を参照して以下に説明する。
本実施形態に係る超音波モータは、図9に示されるように、振動検出用の内部電極がセラミックスシート11の長さ方向の中央部において、セラミックスシート11の幅方向に沿って設けられた超音波振動子30を備えている点において、前述した第1の実施形態に係る超音波モータ1と相違している。
本実施形態に係る超音波モータによれば、内部電極12の構成を簡略化することができるとともに、圧電積層体33の構成を簡略化することができる。
その他の作用および効果については、前述した第1の実施形態のものと同じであるのでここではその説明を省略する。
本発明の第3の実施形態に係る超音波モータについて、図10および図11を参照して以下に説明する。
本実施形態に係る超音波モータは、図10および図11に示されるように、振動検出用の内部電極としてC相およびD相が設けられた超音波振動子40を備えている点において、前述した第1の実施形態および第2の実施形態に係る超音波モータと相違している。
図11(a)に示される圧電セラミックスシート11は、そのほぼ全面に内部電極12を備えている。内部電極12は、圧電セラミックスシート11の長さ方向に約0.4mmの絶縁距離を開け、かつ圧電セラミックスシート11の幅方向に約0.4mmの絶縁距離を開けて、略同じ大きさのものが長さ方向に2列、幅方向に3列配列されたものである。各内部電極12は、圧電セラミックスシート11の周縁から約0.4mmの隙間を空けて配置されるとともに、その一部が圧電セラミックスシート11の周縁まで延びている。
図11(b)に示される圧電セラミックスシート11は、図11(a)に示される内部電極12のうち、その幅方向において中央に位置する内部電極12の幅方向の長さが、略半分とされたものである。
これら内部電極12を備えた圧電セラミックスシート11は、図11(a)に示される内部電極12の大きいものと、図11(b)に示される内部電極12の小さいものとが交互に複数枚積層されることにより、直方体状の圧電積層体43を構成している。
圧電積層体43の長さ方向の両端面には6個ずつ、合計12個の外部電極17が設けられている。各外部電極17には、同種の圧電セラミックスシート11の同一位置に配される全ての内部電極12が接続されている。これにより、同種の圧電セラミックスシート11の同一位置に配される内部電極12は、同一の電位とされるようになっている。なお、これら外部電極17はそれぞれ、配線(図示せず)を介して制御器(図示せず)に接続されている。配線は、リード線、フレキシブル基板等、可撓性を有する配線であれば任意のものでよい。
これら圧電積層体43の長さ方向の一端に形成された6つの外部電極17を、圧電積層体43の他側面の側(図において上側)からA相(A+,A−)、C相(C+,C−)、およびB相(B+,B−)、他端に形成された6つの外部電極17を、圧電積層体43の他側面の側(図において上側)からB相(B+,B−)、D相(D+,D−)、およびA相(A+,A−)とする。A相およびB相は駆動用の内部電極であり、C相およびD相は振動検出用の内部電極である。
A相およびB相に同位相で共振周波数に対応する交番電圧を加えると、図5に示されるような1次の縦振動が励起されるようになっている。また、A相とB相とに逆位相で共振周波数に対応する交番電圧を加えると、図6に示されるような2次の屈曲振動が励起されるようになっている。図5および図6は、有限要素法によるコンピュータ解析結果を示す図である。
一方、C相およびD相から出力された信号の和は縦振動に比例しており、C相およびD相から出力された信号の差は屈曲振動に比例している。そして、これらの計算は前述した制御器により行われる。
本実施形態に係る超音波モータによれば、C相(C+)とD相(D+)とを結線し、C相(C−)とD相(D−)とを結線することにより、これら一対の信号線から縦振動モードに比例した信号を検出することができるとともに、C相(C+)とD相(D−)とを結線し、C相(C−)とD相(D+)とを結線することにより、これら一対の信号線から屈曲振動モードに比例した信号を検出することができる。すなわち、縦振動モードおよび屈曲振動モードの双方の振動モードを、特別な装置を用いることなく、容易に検出することができる。
また、周波数を振動子の縦振動振幅または屈曲振動振幅が最大となる周波数の近傍に設定することにより効率よく超音波モータを駆動することができて、高いモータ出力を得ることができる。
本発明の第4の実施形態に係る超音波モータについて、図12および図13を参照して以下に説明する。
本実施形態に係る超音波モータは、図13に示されるように、セラミックスシート11の幅方向において中央に位置する内部電極12が省略され、かつ、A相(A+)の一方(図11(b)において左下に位置する方)がD相(D+)として、A相(A−)の一方(図11(a)において左下に位置する方)がD相(D−)として、B相(B+)の一方(図11(b)において左上に位置する方)がC相(C+)として、B相(B−)の一方(図11(a)において左上に位置する方)がC相(C−)として使用される超音波振動子50を備えている点において、前述した第3の実施形態に係る超音波モータと相違している。
本実施形態に係る超音波モータによれば、内部電極12の構成を簡略化することができるとともに、圧電積層体53の構成を簡略化することができる。
その他の作用および効果については、前述した第3の実施形態のものと同じであるのでここではその説明を省略する。
本発明の第5の実施形態に係る超音波モータについて、図14および図15を参照して以下に説明する。
本実施形態に係る超音波モータは、図15に示されるように、セラミックスシート11の幅方向において中央に位置する内部電極12が省略され、かつ、A相(A+)の一方(図11(b)において左下に位置する方)がD相(D+)として、A相(A−)の一方(図11(a)において左下に位置する方)がD相(D−)として、B相(B+)の一方(図11(b)において右下に位置する方)がC相(C+)として、B相(B−)の一方(図11(a)において右下に位置する方)がC相(C−)として使用される超音波振動子70を備えている点において、前述した第3の実施形態に係る超音波モータと相違している。
本実施形態に係る超音波モータによれば、内部電極12の構成を簡略化することができるとともに、圧電積層体73の構成を簡略化することができる。
その他の作用および効果については、前述した第3の実施形態のものと同じであるのでここではその説明を省略する。
なお、上記各実施形態においては、圧電セラミックスシートとしてPZTを用いたが、これに限定されるものではなく、圧電性を示すものであれば、PZT以外の任意の圧電素子を用いてもよい。
また、上記各実施形態においては、内部電極の材質として銀パラジウム合金を用いたが、これに代えて、銀、ニッケル、白金または金を用いてもよい。
さらに、被駆動体2の表面にジルコニアセラミックスからなる摺動板を接着する代わりに、ジルコニアセラミックスを溶射法により被駆動体2の表面に付着させることにしてもよい。
さらにまた、上述した実施形態では、振動検出用の内部電極を全層にわたって設けるようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、一層にだけもしくは数層にだけ設けるようにすることもできる。
本発明の第1の実施形態に係る超音波モータを示す全体構成図である。 図1の超音波モータの超音波振動子を示す斜視図である。 図2の超音波振動子を構成する圧電積層体を示す斜視図である。 図3の圧電積層体を構成する圧電セラミックスシートを示す斜視図である。 図2の圧電積層体が1次の縦振動モードで振動する様子をコンピュータ解析により示す図である。 図2の圧電積層体が2次の屈曲振動モードで振動する様子をコンピュータ解析により示す図である。 セラミックスシートに設けられた内部電極に発生する電荷状態を説明するための図であって、(a)はセラミックスシートを同じ形(矩形)で同じ面積の四つの領域に分割した図、(b)は縦振動モードが励起されているときの各領域における電荷状態を示す図、(c)は屈曲振動モードが励起されているときの各領域における電荷状態を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る超音波モータの超音波振動子を示す斜視図である。 図8の圧電積層体を構成する圧電セラミックスシートを示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る超音波モータの超音波振動子を示す斜視図である。 図10の圧電積層体を構成する圧電セラミックスシートを示す斜視図である。 本発明の第4の実施形態に係る超音波モータの超音波振動子を示す斜視図である。 図12の圧電積層体を構成する圧電セラミックスシートを示す斜視図である。 本発明の第5の実施形態に係る超音波モータの超音波振動子を示す斜視図である。 図14の圧電積層体を構成する圧電セラミックスシートを示す斜視図である。
符号の説明
1 超音波モータ
2 被駆動体
3 超音波振動子
11 セラミックスシート(電気機械変換素子)
14 摩擦接触子(出力端)
30 超音波振動子
40 超音波振動子
50 超音波振動子
70 超音波振動子

Claims (4)

  1. 駆動用の電気機械変換素子および振動検出用の電気機械変換素子を備え、前記駆動用の電気機械変換素子に所定の位相差および所定の駆動周波数の2相の交番電圧を供給することにより、縦振動モードおよび屈曲振動モードを同時に発生させて出力端に略楕円振動を生じさせる超音波振動子を備える超音波モータであって、
    前記振動検出用の電気機械変換素子により前記縦振動モードのみが検出可能とされている超音波モータ。
  2. 前記振動検出用の電気機械変換素子が、前記縦振動モードにおいて同符号の電荷状態となり、前記屈曲振動モードにおいて異符号の電荷状態となる領域にまたがって配置されている請求項1に記載の超音波モータ。
  3. 駆動用の電気機械変換素子および振動検出用の電気機械変換素子を備え、前記駆動用の電気機械変換素子に所定の位相差および所定の駆動周波数の2相の交番電圧を供給することにより、縦振動モードおよび屈曲振動モードを同時に発生させて出力端に略楕円振動を生じさせる超音波振動子を備える超音波モータであって、
    前記振動検出用の電気機械変換素子により前記縦振動モードおよび前記屈曲振動モードの双方の振動モードがそれぞれ独立した形で検出可能とされている超音波モータ。
  4. 前記振動検出用の電気機械変換素子が、前記縦振動モードにおいて同符号の電荷状態となり、かつ前記屈曲振動モードにおいて異符号の電荷状態となる領域にそれぞれ配置されている請求項3に記載の超音波モータ。
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