JP2006311099A - 自動追尾装置及び自動追尾方法 - Google Patents

自動追尾装置及び自動追尾方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 画像処理の困難な被写体、遮蔽物などがあっても、誤動作を低減して安定した自動追尾を行うことができる自動追尾装置及び方法を提供する。
【解決手段】 パン、チルト、ズーム可能な撮像部10により撮像された撮像領域内で移動物体を検出し、検出された移動物体の位置および動きベクトルを基に、撮像領域制御部15により撮像部10のパン、チルト量を制御する。撮像部10によって撮像される撮像領域と、特定領域指定部12によって予め指定された画像処理の困難な特定領域とが重なっていた場合、特定領域の内外で移動物体の検出処理を切り替える。例えば、特定領域の内部では移動物体の検出を行わず、移動物体である追尾対象が特定領域の周囲に現れるまで待つ。追尾対象が現れると、再び移動物体の検出処理を開始する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、撮像手段によって撮影された画像を入力し、入力画像中の移動物体を追跡する自動追尾装置及び自動追尾方法に関する。
カメラ監視システムでは、監視員の負荷を軽減するために様々な試みが検討されている。その1つが自動追尾あるいは追尾アシストと呼ばれる機能である。自動追尾(追尾アシスト)とは、監視員が手動で回転台の操作やズーム倍率の変更を行う代わりに、画像処理等によって追尾対象である物体の位置やサイズを検出し、物体の位置がフレームから外れないように回転台を駆動してセンタリングを行ったり、物体のサイズを一定に保つようにズーム制御を行う機能である。
従来、自動追尾装置の一例として、特許文献1に記載のものが知られている。この自動追尾装置は、異なる時刻の物体位置を絶対座標上の位置に変換して保存し、追尾対象である物体の移動速度および物体の予測位置を算出し、算出された予測位置および移動速度に基づいてパン、チルト制御を行うとともに、物体の移動領域面積からズーム制御を行うようになっている。
特開2001−285850号公報
しかしながら、従来の自動追尾装置では、画像処理の困難な被写体(例えば、風に揺れる草木、電線、旗など)があった場合、追尾対象である物体の移動と風に揺れる物体の動きとの区別がつかずに誤検知を行ってしまい、追尾対象である移動物体を見逃してしまうことがあった。
特許文献1に記載の自動追尾装置においても、フレームから外れないように安定して追尾することが目的とされているが、画像処理の困難な被写体に対する工夫や遮蔽物への工夫がなされておらず、画像処理における誤検知によって追尾対象の物体がフレームから外れてしまうおそれがあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、画像処理の困難な被写体、遮蔽物などがあっても、誤動作を低減して安定した自動追尾を行うことが可能な自動追尾装置及び自動追尾方法を提供することを目的とする。
本発明の自動追尾装置は、撮像手段によって撮影された画像を入力し、入力画像中の移動物体を追跡する自動追尾装置であって、前記撮像手段によって撮像される撮像領域を指定する撮像領域指定手段と、前記撮像領域の画像から移動物体を検出する移動物体検出手段と、前記移動物体の検出結果を基に、前記撮像領域指定手段によって指定される撮像領域を制御する撮像領域制御手段と、特定領域を登録する特定領域登録手段と、前記登録された特定領域に前記移動物体が重なっているか否かを判定する重なり判定手段と、前記特定領域に前記移動物体が重なっている場合、前記移動物体検出手段による移動物体の検出処理を切り替える検出処理切替手段とを備えるものである。
これにより、特定領域に移動物体が重なっている場合、移動物体の検出処理を変更するので、画像処理の困難な被写体、遮蔽物などがあっても、誤動作を低減して安定した自動追尾を行うことができる。
また、本発明の自動追尾装置は、前記撮像手段によって撮影された撮像領域の画像中の動き検出を行い、この動き検出結果を基に、前記特定領域を自動的に指定する特定領域指定手段を備え、前記特定領域登録手段は、前記指定された特定領域を登録するものとする。
これにより、特定領域の指定の煩雑を低減し、特定領域の指定漏れを防止することができる。
また、本発明の自動追尾装置は、時刻情報を報知するタイマ手段を備え、前記特定領域登録手段は、前記特定領域を時刻情報に関連付けて登録し、前記重なり判定手段は、前記報知された時刻情報を基に、前記特定領域が有効であるか否かを判別し、有効であると判別された特定領域に前記移動物体が重なっているか否かを判定するものとする。
これにより、日、曜日、時間帯等の時刻によって、交通量、風向き、照明等の環境が変わる場合であっても、有効な特定領域を選択することができる。
また、本発明の自動追尾装置は、前記検出処理切替手段は、前記移動物体が前記特定領域に入った場合、この特定領域内で前記移動物体検出手段による移動物体の検出を停止し、前記移動物体検出手段は、前記移動物体が再び現れるまで前記特定領域の周囲を監視するものとする。
これにより、特定領域が画像処理の困難な被写体であっても、その周囲を監視し、特定領域から移動物体が出た際、再び移動物体を検出できる。
また、本発明の自動追尾装置は、前記検出処理切替手段は、前記移動物体が前記特定領域と重なっていない場合、前記移動物体検出手段による移動物体の検出処理として、フレーム間差分による動き検出方式と、テンプレート画像との類似度を基に移動物体を検出するマッチング方式とを併用し、前記移動物体が前記特定領域と重なっている場合、前記マッチング方式を優先させるものとする。
これにより、画像処理の困難な特定領域内に移動物体が入っても、追尾不能となって諦めることなく、その追尾を継続することができる。
本発明の自動追尾方法は、撮像手段によって撮影された画像を入力し、入力画像中の移動物体を追跡する自動追尾方法であって、前記撮像手段によって撮像される撮像領域を指定する撮像領域指定ステップと、前記撮像領域の画像から移動物体を検出する移動物体検出ステップと、前記移動物体の検出結果を基に、前記指定される撮像領域を制御する撮像領域制御ステップと、特定領域を登録する特定領域登録ステップと、前記登録された特定領域に前記移動物体が重なっているか否かを判定する重なり判定ステップと、前記特定領域に前記移動物体が重なっている場合、前記移動物体検出ステップにおける移動物体の検出処理を切り替える検出処理切替ステップとを有するものである。
これにより、特定領域に移動物体が重なっている場合、移動物体の検出処理を変更するので、画像処理の困難な被写体、遮蔽物などがあっても、誤動作を低減して安定した自動追尾を行うことができる。
また、本発明は、上記いずれかに記載の自動追尾装置の各手段の機能をコンピュータにより実現させるためのプログラムを提供する。
本発明によれば、画像処理の困難な被写体、遮蔽物などがあっても、誤動作を低減して安定した自動追尾を行うことが可能な自動追尾装置及び自動追尾方法を提供できる。
(第1の実施形態)
本実施形態の自動追尾装置は、監視カメラシステム等に用いられるものであり、撮像手段の機能を持つ撮像部として、パン、チルト、ズーム(PTZ)動作可能な自動追尾カメラを搭載する。図1は本発明の実施形態に係る自動追尾装置の外観を示す図である。この自動追尾装置1は、ドーム型ケース3を有し、天井6に設置される。ドーム型ケース3には、その先端中央部を通過するように形成された溝部3aから露出するズーム機能付きのカメラ8、及びこのカメラ8をパン方向に360度かつチルト方向に180度旋回自在である旋回部としての回転台11(図2参照)が収納される。
図2は本実施形態の自動追尾装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。この自動追尾装置1は、主に撮像部10および制御部20を有して構成される。撮像部10は、前述したドーム型ケース3に収納されたカメラ8および回転台11を備える。制御部20は、ドーム型ケース3とは別体の筐体に収納され、周知のCPU21、ROM22、RAM23、カメラ8によって撮影された画像を蓄積する画像メモリ24、回転台11を駆動するための駆動インタフェース(I/F)25、カメラ8のズーム、シャッタ等を制御するとともに撮影された画像を入力するためのカメラI/F26、外部のモニタ30に撮影された画像を出力するためのモニタI/F27、時刻を計時するタイマ29、およびI/Oインタフェース32を有し、これらがバス28を介して接続された構成となっている。ここで、回転台11およびカメラ8のズーム機構が撮像領域指定手段の機能を実現する。
RAM23には、後述する特定領域が登録される特定領域記憶部23a、特定領域と撮像領域の重なり部分が登録された重なり領域記憶部23b、および後述するように、追尾対象である移動物体が特定領域と重なるときに値1にセットされるフラグFを記憶するフラグ記憶部23cが設けられている。また、画像メモリ24には、後述するテンプレート画像が登録されるテンプレート記憶部24aが設けられている。I/Oインタフェース32には、指示手段としてジョイスティック33およびマウス34が接続されており、モニタ30に表示された撮影画像に対して入力指示を行う。
図3は第1の実施形態の自動追尾装置1の機能的構成を示す図である。自動追尾装置1は、撮像部10、特定領域指定部12、特定領域管理部13、移動物体検出部14および撮像領域制御部15から構成される。撮像部10は、前述した光学ズーム機構付きカメラ8および回転台11を有しており(図2参照)、制御部20からの指令に従ってパン角、チルト角およびズーム倍率を変更可能である。ここで、特定領域管理部13が特定領域登録手段、重なり判定手段および検出処理切替手段の機能を有する。また、移動物体検出部14が移動物体検出手段の機能を有する。また、撮像領域制御部15が撮像領域制御手段の機能を有する。また、特定領域指定部12が特定領域指定手段の機能を有する。
特定領域指定部12、特定領域管理部13、移動物体検出部14および撮像領域制御部15は、制御部20内のCPU21がROM22に格納された制御プログラムを実行するによって実現される。特定領域指定部12は、複数個の特定領域を指定可能である。最も代表的な領域指定方法として、マウスやジョイスティックを使って画面内の2点を指定する方法が挙げられる。指定された特定領域は特定領域管理部13に出力される。
特定領域管理部13は、特定領域指定部12から特定領域を表す画面上の画素座標(ローカルな2次元座標)を受け取り、この受け取った2次元座標をパン角、チルト角を用いた3次元座標(極座標)に変換する。ここで、撮像部10から取得した現在のパン角、チルト角、ズーム倍率をそれぞれPanCenter,TiltCenter,ZoomCenter とする。画面上の画素座標を(x,y)とし、画面上の左上隅の座標を(0,0)とし、右下隅の座標を(XMAX ,YMAX )とする。また、あるズーム倍率時の1画素の角度をXUnit,YUnitとする。例えば、水平画角が10度、画素数が水平760画素の場合、1画素の角度は、10度/760画素=1/76[度/画素]となる。また、画面中央の画素座標は(XMAX /2,YMAX /2)となる。そして、画面上の画素座標(x,y)は、以下の数式(1)に従って、パン角、チルト角を用いた3次元座標(Pan,Tilt)に変換される。
Pan=PanCenter +(x−XMAX /2)× XUnit
Tilt=TiltCenter +(y−YMAX /2)× YUnit …(1)
このように、ズーム倍率に応じた1画素のパン角、チルト角を求め、画面中心からの画素位置をパン角、チルト角に変換することで、特定領域を表す2点の3次元座標(Pan,Tilt)を得ることができる。この3次元座標(Pan,Tilt)を特定領域記憶部23aに記憶する。
さらに、特定領域記憶部23aに登録されている1つあるいは複数個の特定領域と撮像領域との重なり判定を行い、重なっている特定領域部分だけを取得し、この特定領域部分を移動物体検出部14に出力する。この特定領域と撮像領域との重なり判定の詳細については後述する。
移動物体検出部14は、撮像部10内のカメラ8で撮影された画像に対し、画像処理を施すことにより移動物体を検出する。この移動物体の検出方法として、大きく分けて2種類の方法が知られている。その1つの方法は、時間的に異なる2フレームの画像の差分を画素単位に求め、差分のあった画素領域に動きのある移動物体が存在すると推定するフレーム間差分方式である。もう1つの方法は、前フレームで動きと推定された領域を切り出してテンプレート画像とし、現フレームでこのテンプレート画像と相関の高い領域を探索し、相関値が閾値以上である領域を移動物体が存在する領域であると推定するマッチング方式である。
いずれの方法にも得手不得手があるので、これらの方法を組み合わせて、"動き"や"相関の強い領域"を求めることが一般的に行われる。本実施形態では、このような移動物体の検出方法を適用する際、前述した特定領域の内部と外部とでは異なる処理を行う。つまり、特定領域の外部では、前述した一般的な方法を用いて移動物体を追尾するが、特定領域の内部では、追尾を開始しない、あるいは追尾を停止する。また、移動物体の検出結果として、移動物体の位置および動きベクトルを求めることができる。この移動物体検出処理の詳細については後述する。
撮像領域制御部15は、移動物体検出部14で求められた移動物体の位置および動きベクトルを用いてパン、チルト、ズーム量を算出し、この算出された値を撮像部10に出力する。このパン、チルト、ズーム量の基本的な求め方として、移動物体の位置と画面中心との差がなくなるように、移動物体のパン方向およびチルト方向の移動速度に画像処理の周期を掛けることによりパン、チルト量を設定するとともに、移動物体(追尾対象)が画面上で所定の面積を維持するように、ズーム量を設定する。なお、パン、チルト量が大き過ぎると、カメラの移動によるボケが発生するので、画質が落ちないようにパン、チルト量にリミッタをかけてもよい。
図4は第1の実施形態の特定領域管理部13における重なり領域判定処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、ROM22に格納されており、カメラ8によって撮像領域が変更される度、CPU21によって実行される。
まず、画面隅の点(撮像領域の左上点と右下点の2点)を3次元座標(パンチルト座標)に変換する(ステップS1)。この変換は、特定領域の画素座標を3次元座標に変換する場合と同様、数式(1)に従って行われる。そして、3次元座標上で、予め登録された1つの特定領域と撮像領域とが重なるか否かを判別する(ステップS2)。判別の結果、重ならない場合、ステップS4の処理に進む。一方、ステップS2で特定領域と撮像領域とが重なる場合、特定領域のうち、重なる部分の3次元座標を画素座標に変換する(ステップS3)。この特定領域の重なり部分を示す3次元座標(Pan,Tilt)は、以下の数式(2)に従って、画面上の画素座標(x,y)に変換される。
x=(Pan−PanCenter)/XUnit + XMAX /2
y=(Tilt−TiltCenter)/YUnit + YMAX /2 …(2)
特定領域の重なり部分を表す、変換された画素座標(x,y)を重なり領域記憶部23bに記憶した後、特定領域管理部13に登録された全ての特定領域に対して処理したか否かを判別する(ステップS4)。全ての特定領域に対して処理していない場合、ステップS2の処理に戻り、一方、全ての特定領域に対して処理している場合、本処理を終了する。
図5は第1の実施形態の自動追尾処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、ROM22に格納されており、CPU21によって所定周期毎に実行される。まず、前回、検出された追尾対象が特定領域内にあるか否かを判別する(ステップS11)。つまり、フラグ記憶部24cに記憶されたフラグFが値1であるか否かを判別する。フラグFが値1であって、追尾対象が特定領域内にあると判別された場合、この特定領域を除き、かつこの特定領域を囲む範囲の撮像領域を探索領域に設定する(ステップS12)。
なお、本実施形態では、追尾対象の一部が特定領域と重なっている場合、追尾対象が特定領域内にあると判断される。また、フラグFの初期値は値0である。一方、フラグFが値0であって、追尾対象が特定領域内に無いと判別された場合、所定範囲の撮像領域を探索領域に設定する(ステップS13)。なお、探索領域としては、画像処理能力に余裕がある場合、撮像領域全体に設定されてもよいが、一般的には前回検出された追尾対象の位置から追尾対象が疾走して移動可能な程度の領域に設定されることが望ましい。
そして、設定された探索領域内でフレーム間差分を求める(ステップS14)。このフレーム間差分では、前画面と現画面の輝度変化から差分絶対値を求める。求めた差分絶対値を2値化し、膨張、収縮処理等を施してノイズ除去を行う。さらに、フレーム間の動きを面として捉えるために、周囲画素のフレーム間差分の結果を加算する。そして、この加算値が大きいほど「動き」と推測され、その値が小さいほど「静止」と推測される。
この後、テンプレート記憶部24aにテンプレート画像が登録されているか否かを判別する(ステップS15)。テンプレート画像が登録されていない場合、ステップS14で「動き」と推測された面(動き面)を画像から切り出し、追尾対象とする(ステップS21)。このように、フレーム間差分の結果だけで画像から追尾対象を抽出した後、ステップS22の処理に移行する。
一方、ステップS15でテンプレート画像が登録されている場合、テンプレートマッチングを行う(ステップS16)。テンプレートマッチングでは、過去に抽出されたテンプレート画像と現画像との相関を求める。本実施形態では、相関値として、テンプレート画像と現画像の輝度変化の差分絶対値和が用いられる。この差分絶対値和が小さいほど「相関が強い」、大きいほど「相関が弱い」と推定できる。
そして、動き・相関合成を行う(ステップS17)。この動き・相関合成では、ステップS14で求めたフレーム間差分の結果と、ステップS16で求めたテンプレートマッチングの結果とを合成する。この合成によって、撮影画像の中から「動き」があり、かつ「相関の強い」領域を求めることが可能となる。具体的に、動き・相関合成値は、以下の数式(3)に従って求められる。
動き・相関合成値 = m ×(フレーム間差分による加算値)
+ n ×(テンプレートマッチングによる差分絶対値和) …(3)
ただし、全く異なる単位のものを加算することになるので、加算に際して係数m,nが用いられる。また、「相関」の強さは、「動き」の大きさに対し、符号が反対となるので、係数mの符号を負、係数nの符号を正にすることで、「動き」と「相関」の符号を揃えることができる。そして、係数m,nの値を変更することで、「動き」と「相関」の寄与度を変更することが可能である。
このようにして求めた動き・相関合成値が閾値以下であるか否かを判別する(ステップS18)。ここで、閾値は移動物体の変化に対応した値に設定される。動き・相関合成値が閾値を越える場合、ステップS20の処理に移行する。一方、動き・相関合成値が閾値以下である場合、次回のテンプレートマッチングで使用するために、テンプレート記憶部24aに記憶されたテンプレート画像を更新する(ステップS19)。そして、テンプレート記憶部24aに記憶されたテンプレート画像を用いて、撮影画像に対し、テンプレートマッチングを行い、その相関値が所定値以上である画像領域を、移動物体である追尾対象として画像から抽出する(ステップS20)。
この後、ステップS20あるいはS21の処理で撮影画像から抽出された追尾対象を用いて、追尾制御を行い(ステップS22)、本処理を終了する。なお、追尾対象の抽出は、ステップS20で行われる代わりに、ステップS16のテンプレートマッチングで行われるようにしてもよい。この場合、ステップS20の処理は省かれ、ステップS19で更新されたテンプレート画像は次回のテンプレートマッチングで使用されることになる。
図6は第1の実施形態のステップS22における追尾制御処理手順を示すフローチャートである。まず、特定領域記憶部23aに登録された特定領域を取得する(ステップS31)。取得した特定領域と追尾対象とが重なるか否かを判定する(ステップS32)。
ここで、追尾対象が特定領域と重ならない場合、フラグFを値0にリセットし(ステップS33)、追尾制御を継続する(ステップS34)。この追尾制御では、追尾対象が撮像画面の中央に位置するように、駆動インタフェース25を介して回転台11をパン、チルト方向に制御するとともに、画面上で追尾対象が所定の面積を維持するようにカメラ8のズーム機構を制御する。この後、元の処理に復帰する。一方、ステップS32で追尾対象が特定領域と重なる場合、フラグFを値1にセットし(ステップS35)、追尾制御を停止する(ステップS36)。この後、元の処理に復帰する。
図7は本実施形態において追尾対象を検出する様子を示す図である。前述したフレーム間差分あるいはテンプレートマッチングにより追尾対象51を検出する際、探索領域52の中で探索が行われる。前述したように、探索領域52は、画像処理能力に余裕がある場合、撮像領域全体に設定されてもよいが、一般的には前回検出された追尾対象51の位置から追尾対象51が疾走して移動可能な程度の領域に設定される。また、追尾対象51が特定領域53と重なった場合、特定領域の周囲54(図中、斜線部分)を探索領域として設定する。そして、追尾対象51が特定領域53に入った後、再び現れて新たな追尾対象55となるまで、監視を継続する。ここで、特定領域53には、例えば上り旗や木々など、誤判定され易い物体が存在している。なお、本実施形態では、追尾対象および特定領域は長方形で表されているが、これらの形状はその他の多角形でも楕円形でもよい。
このように、第1の実施形態の自動追尾装置では、画像処理の困難な領域を特定領域とし、この特定領域の内外で物体検出方式を切り替えるようにする。これにより、画像処理の困難な特定領域と追尾対象が重なる場合、特定領域の内部では追尾対象を検出することなく、追尾制御を停止させることで、誤動作を低減して安定した自動追尾を行うことができる。また、特定領域が画像処理の困難な被写体であったとしても、その周囲を監視することで、特定領域から出た後、移動物体を再び検出することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態の自動追尾装置のハードウェア構成および機能的構成は前記第1の実施形態と同一であるので、その説明を省略する。第1の実施形態では、特定領域指定部12において、特定領域を登録する際、ユーザがマウスやジョイスティックを使って画面内の2点を指定したが、第2の実施形態では、自動的に特定領域を登録する場合を示す。
図8は第2の実施形態における特定領域登録処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、ROM22に格納されており、CPU21によって定期的に実行される。ここでは、特定領域として、草木や旗など、風によって揺れるような物体を登録する。まず、撮像を行い、撮像領域全体に対し、前述したフレーム間差分を行い、動きを検出する(ステップS41)。そして、動きが検出された領域を切り出す(ステップS42)。この動き領域の切り出し処理では、ある動き画素(動きのあった画素)と他の動き画素との距離が近い場合、同一の物体であると判断し、一方、距離が遠い場合、別の物体であると判断して切り出しが行われる。
そして、切り出された動き領域の1つをテンプレート画像とし、このテンプレート画像を用いて過去(前回、前々回など)の撮像領域に対してテンプレートマッチングを行い、動き領域の移動量および動きの時間を算出する(ステップS43)。算出された移動量が所定値と比べて大きいか否かを判別する(ステップS44)。移動量が大きい場合、動き領域は人物などの移動物体によるものであると判断し、ステップS47の処理に移行する。
一方、移動量が小さい場合、動き領域は風等で揺れている固定物体(草木、旗など)によるものと判断し、ステップS43で算出された動きの時間が所定値より短いか否かを判別する(ステップS45)。動きの時間が所定値より短く、一瞬だけ動いたように単発的な動きである場合、人物が足踏みしているような状況が想定され、ステップS47の処理に移行する。一方、動きの時間が所定値以上に長く、継続的な動きである場合、風などに揺れる固定物体であると判断し、この切り出された動き領域を特定領域として特定領域記憶部23aに登録する(ステップS46)。この特定領域の登録は、前記第1の実施形態のステップS1の処理と同様、3次元座標に変換して行われる。
この後、ステップS42で切り出された全ての動き領域を処理したか否かを判別する(ステップS47)。全ての動き領域が処理されている場合、本処理を終了し、一方、まだ未処理の動き領域が残っている場合、ステップS43の処理に戻る。
このように、第2の実施形態の自動追尾装置によれば、自動的に特定領域を登録することができ、特定領域の指定の煩雑さを解消し、特定領域の指定漏れを防ぐことができる。これにより、誤動作を低減し、安定した自動追尾を行うことができる。
(第3の実施形態)
図9は第3の実施形態における自動追尾装置の機能的構成を示す図である。第3の実施形態の自動追尾装置は、第1の実施形態と同様に撮像部10、特定領域指定部12、特定領域管理部13、移動物体検出部14および撮像領域制御部15を備える他、タイマ手段の機能を持つタイマ部18を有する。このタイマ部18はタイマ29を用いたものであり、時刻情報(ここでは、現在時刻)を特定領域管理部13に報知することが可能である。
特定領域指定部12は、特定領域の3次元座標の他、その特定領域が有効な日時、曜日などの日付や時間帯を指定して(関連付けて)特定領域記憶部23aに登録する。特定領域管理部13は、特定領域と撮像領域の重なり判定を行う際、タイマ部18から受け取った現在時刻を用いて特定領域が有効であるか否かを判定する。
図10は第3の実施形態の特定領域管理部13における重なり領域判定処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、ROM22に格納されており、カメラ8によって撮像領域が変更される度、CPU21によって実行される。まず、画面隅の点(撮像領域の左上点と右下点の2点)を3次元座標(パンチルト座標)に変換する(ステップS1)。この座標変換は、前述した数式(1)に従って行われる。
タイマ部18から現在時刻を取得し(ステップS1A)、現在時刻において、予め登録された1つの特定領域が有効であるか否かを判別する(ステップS1B)。有効でない場合、ステップS4の処理に移行する。一方、特定領域が有効である場合、3次元座標上で、この特定領域と撮像領域とが重なるか否かを判別する(ステップS2)。判別の結果、重ならない場合、ステップS4の処理に進む。一方、ステップS2で特定領域と撮像領域とが重なる場合、特定領域のうち、重なる部分の3次元座標を画素座標に変換する(ステップS3)。この特定領域の重なり部分を示す3次元座標(Pan,Tilt)は、前述した数式(2)に従って、画面上の画素座標(x,y)に変換される。
そして、特定領域の重なり部分を表す、変換された画素座標(x,y)を重なり領域記憶部23bに記憶した後、特定領域管理部13に登録された全ての特定領域に対して処理したか否かを判別する(ステップS4)。全ての特定領域に対して処理していない場合、ステップS2の処理に戻り、一方、全ての特定領域に対して処理している場合、本処理を終了する。
このように、第3の実施形態の自動追尾装置によれば、日時、曜日、時間帯等によって交通量、風向き、照明等の環境が変わる場合であっても、特定領域を適切に設定することができる。これにより、誤動作を低減し、安定した自動追尾を行うことができる。なお、上記実施形態では、タイマ部は現在時刻を報知するものであったが、現在日時や曜日等の日付、時間帯を報知するものであってもよい。また、第2の実施形態の自動追尾装置と同様、特定領域を自動的に登録する際にも適用可能である。
(第4の実施形態)
第4の実施形態の自動追尾装置のハードウェア構成および機能的構成は前記第1の実施形態と同一であるので、その説明を省略する。ここでは、前記第1の実施形態における自動追尾処理(図5参照)と異なる、第4の実施形態の自動追尾処理に関するものだけ説明する。
図11は第4の実施形態における自動追尾処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、ROM22に格納されており、CPU21によって所定周期毎に実行される。まず、前回検出された追尾対象が特定領域内にあるか否かを判別する(ステップS51)。つまり、フラグ記憶部23cに記憶されたフラグFが値1であるか否かを判別する。フラグFが値1であって、追尾対象が特定領域内にあると判別された場合、特定領域近傍を探索領域に設定する(ステップS52)。この設定された探索領域内でテンプレートマッチングだけを行い、追尾対象を抽出するマッチング優先処理を行う(ステップS53)。このマッチング優先処理では、前述した第1の実施形態のステップS16〜S20の処理が行われる。
一方、ステップS51でフラグFが値0であって、追尾対象が特定領域内に無いと判別された場合、同様に、特定領域を含まない所定範囲の撮像領域を探索領域に設定する(ステップS54)。この設定された探索領域内でフレーム間差分およびテンプレートマッチングを行って、追尾対象を抽出するフレーム間差分マッチング併用処理を行う(ステップS55)。このフレーム間差分マッチング併用処理では、前述した第1の実施形態のステップS14〜S21の処理が行われる。
ステップS53、S55の処理を行った後、前記第1の実施形態と同様の追尾制御処理を行い(ステップS56)、本処理を終了する。
このように、第4の実施形態の自動追尾装置によれば、特定領域内では、マッチングによる「相関の強さ」を優先させる処理を行うことにより、画像処理の困難な特定領域内に移動物体が入っても、追尾が不能になることなく、その追尾を継続することができる。なお、ステップS53のマッチング優先処理では、フレーム間差分による「動き」を用いることなく、マッチングによる「相関の強さ」だけを用いたが、動き・相関合成を行ってもよい。この場合、前述した数式(3)に示す動き・相関合成値を用いる際、「相関の強さ」の寄与度が大きくなるようなnの値に設定すればよい。また、特定領域内では、マッチングに使用されるテンプレート画像の更新を停止し、特定領域に入る前のテンプレート画像をそのまま使用して追尾することが望ましい。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、追尾対象の一部が特定領域と重なった場合、すぐさま追尾対象の検出処理を切り替えていたが、追尾対象が特定領域に完全に内包された場合、追尾対象の1/2が特定領域と重なった場合など、任意の重なり具合で追尾対象の検出処理を切り替えるようにしてもよい。
また、上記実施形態の自動追尾装置では、撮像部と制御部とが別体に構成されていたが、モニタ付きの装置として一体に構成されてもよい。また、上記実施形態では、3次元座標として、パン角、チルト角を有する3次元座標(極座標)を用いたが、X軸、Y軸、Z軸からなる直交座標を用いてもよい。
本発明は、画像処理の困難な被写体、遮蔽物などがあっても、誤動作を低減して安定した自動追尾を行うことが可能となる効果を有し、撮像手段によって撮影された画像を入力し、入力画像中の移動物体を追跡する自動追尾装置及び自動追尾方法等に有用である。
本発明の実施形態に係る自動追尾装置の外観を示す図 本実施形態の自動追尾装置のハードウェア構成を示すブロック図 第1の実施形態の自動追尾装置の機能的構成を示す図 第1の実施形態の特定領域管理部における重なり領域判定処理手順を示すフローチャート 第1の実施形態の自動追尾処理手順を示すフローチャート 第1の実施形態における追尾制御処理手順を示すフローチャート 本実施形態において追尾対象を検出する様子を示す図 第2の実施形態における特定領域登録処理手順を示すフローチャート 第3の実施形態における自動追尾装置の機能的構成を示す図 第3の実施形態の特定領域管理部における重なり領域判定処理手順を示すフローチャート 第4の実施形態における自動追尾処理手順を示すフローチャート
符号の説明
1 自動追尾装置
8 カメラ
10 撮像部
11 回転台
12 特定領域指定部
13 特定領域管理部
14 移動物体検出部
15 撮像領域制御部
18 タイマ部
20 制御部
21 CPU
22 ROM

Claims (7)

  1. 撮像手段によって撮影された画像を入力し、入力画像中の移動物体を追跡する自動追尾装置であって、
    前記撮像手段によって撮像される撮像領域を指定する撮像領域指定手段と、
    前記撮像領域の画像から移動物体を検出する移動物体検出手段と、
    前記移動物体の検出結果を基に、前記撮像領域指定手段によって指定される撮像領域を制御する撮像領域制御手段と、
    特定領域を登録する特定領域登録手段と、
    前記登録された特定領域に前記移動物体が重なっているか否かを判定する重なり判定手段と、
    前記特定領域に前記移動物体が重なっている場合、前記移動物体検出手段による移動物体の検出処理を切り替える検出処理切替手段と
    を備える自動追尾装置。
  2. 前記撮像手段によって撮影された撮像領域の画像中の動き検出を行い、この動き検出結果を基に、前記特定領域を自動的に指定する特定領域指定手段を備え、
    前記特定領域登録手段は、前記指定された特定領域を登録する請求項1に記載の自動追尾装置。
  3. 時刻情報を報知するタイマ手段を備え、
    前記特定領域登録手段は、前記特定領域を時刻情報に関連付けて登録し、
    前記重なり判定手段は、前記報知された時刻情報を基に、前記特定領域が有効であるか否かを判別し、有効であると判別された特定領域に前記移動物体が重なっているか否かを判定する請求項1または2に記載の自動追尾装置。
  4. 前記検出処理切替手段は、前記移動物体が前記特定領域に入った場合、この特定領域内で前記移動物体検出手段による移動物体の検出を停止し、
    前記移動物体検出手段は、前記移動物体が再び現れるまで前記特定領域の周囲を監視する請求項1ないし3のいずれかに記載の自動追尾装置。
  5. 前記検出処理切替手段は、前記移動物体が前記特定領域と重なっていない場合、前記移動物体検出手段による移動物体の検出処理として、フレーム間差分による動き検出方式と、テンプレート画像との類似度を基に移動物体を検出するマッチング方式とを併用し、前記移動物体が前記特定領域と重なっている場合、前記マッチング方式を優先させる請求項1ないし3のいずれかに記載の自動追尾装置。
  6. 撮像手段によって撮影された画像を入力し、入力画像中の移動物体を追跡する自動追尾方法であって、
    前記撮像手段によって撮像される撮像領域を指定する撮像領域指定ステップと、
    前記撮像領域の画像から移動物体を検出する移動物体検出ステップと、
    前記移動物体の検出結果を基に、前記指定される撮像領域を制御する撮像領域制御ステップと、
    特定領域を登録する特定領域登録ステップと、
    前記登録された特定領域に前記移動物体が重なっているか否かを判定する重なり判定ステップと、
    前記特定領域に前記移動物体が重なっている場合、前記移動物体検出ステップにおける移動物体の検出処理を切り替える検出処理切替ステップと
    を有する自動追尾方法。
  7. 請求項1ないし5のいずれかに記載の自動追尾装置の各手段の機能をコンピュータにより実現させるためのプログラム。
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