JP2006310966A - 映像音響機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザがある機能に関する設定を誤った場合に該当の項目のみ変更することが可能な映像音響機器を提供する。
【解決手段】 所定の設定項目をユーザが設定する際に、制御部4はユーザの設定変更指示に応じて変更に必要な情報や警告等の案内情報をテレビ10に表示させる。ユーザは案内情報を参照してリモコン12を操作し、設定を変更する場合には実行指示を送り、設定の変更を中止する場合には取消指示を送る。制御部4は実行指示を受けた場合に記憶部6に記憶される設定情報を書き換えるが、取消指示を受けた場合には設定情報を変更しない。案内情報に基づいてユーザが取消指示を送ることができるので、ユーザが機能の設定を誤る可能性が低くなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は映像音響機器に関し、特に映像音響機器が有する初期設定機能あるいは設定変更機能に関する。
映像音響機器を含む家電製品では一般的に電源投入時あるいは使用中に各種機能が設定される。たとえばテレビの場合、画面上に表示された設定メニュー画面の案内に従ってユーザが設定を行なうという設定方法が広く普及している。装置の誤動作を防ぐため、ユーザが設定の際に正しい情報を入力することが必要になる。
たとえば特開2004−318715号公報(特許文献1)では、ある機能の実行を終えた後に、戻った表示画面において「戻る」などの否定操作がされた場合に、実行された画面を記憶し、再び同じ機能の実行を終えた際にはもう1階層前である2階層前の表示画面に戻ることにより情報端末の操作性を向上させる情報入力装置が開示される。
また、特開2001−236166号公報(特許文献2)では、入力手段から所定の一方向への移動指示があった際、移動指示直前にカーソルが位置していた選択肢に下位選択肢がない場合、移動指示直前に選択されていた選択肢を設定内容として決定することで少ないキーで円滑に操作でき、誤操作を防止できる電子機器が開示される。
特開2004−318715号公報 特開2001−236166号公報
ユーザは機能を設定する場合、設定メニュー画面に表示された複数の項目を好みに応じて設定する。以下、映像音響機器の機能設定の例としてDVD(Digital Versatile Disc)レコーダの従来の設定例を説明する。
図6は、従来のDVDレコーダにおける設定メニュー画面の遷移例を示す図である。図6を参照して、画面SC101はDVDレコーダにテレビが接続されている場合にテレビの画面に表示される設定メニュー画面を示す。この設定メニュー画面は初期設定時あるいは設定変更時に表示される。
画面SC101には設定メニュー画面表示時の言語(OSD Language)、時計(Clock)、受信チャネル(Channel)等の各種設定項目が表示されている。ユーザはたとえばリモコンのカーソルキーを押して画面SC101上のカーソルC100を移動させる。
画面SC102に示すように、カーソルC100はプログレッシブ再生(Progressive)の位置にある。この状態でユーザがリモコンの「決定」キーを押すと、プログレッシブ再生に関する設定画面(画面SC103)に切り換わる。プログレッシブ再生とは再生方式の一種であり、通常の再生方式であるインターレース方式で用いられる数の倍の走査線を用いて映像を再生することにより、高画質の映像を再生できる。
画面SC103では、プログレッシブ再生を設定するか否かに関する情報が表示される。画面SC103に示すように「OFF」の位置にチェック記号Mが付されているので、この状態では再生方式がプログレッシブ方式ではなく、インターレース方式に設定されている。
画面SC104に示されるように、ユーザがリモコンのカーソルキーを押して「ON」の位置にチェック記号Mを移動させると再生方式はプログレッシブ方式に設定される。しかしながらDVDレコーダに接続されるテレビの再生方式がインターレース方式である場合には、再生方式が異なるためテレビの画面に何も表示されなくなる。この時点でユーザは再生方式の設定が誤っていることに気付く。しかし、テレビの画面に何も表示されていないため、ユーザは画面を見ながら設定を変えることができない。テレビに設定メニュー画面を表示させるため、ユーザはたとえばDVDレコーダに設けられたリセットボタンを押さなければならない。
従来の映像音響機器では、実際に機能を設定してみないと設定が正しいかどうかをユーザが判断できないことが多い。しかしながらテレビの画面に何も表示されないなど設定の誤りが重大である場合には、ユーザは設定をリセットしてすべての設定項目を再度設定しなければならない。リセットボタンが押された場合には、ユーザが設定したすべての項目が初期状態に戻ってしまう。このように従来の映像音響機器ではユーザに各種機能を設定する際の利便性が考慮されていなかった。
本発明の目的は、ユーザがある機能に関する設定を誤った場合に該当の項目のみ変更することが可能な映像音響機器を提供することである。
本発明は要約すれば、映像音響機器であって、ユーザによる設定変更指示に応じて各々変更可能な複数の設定情報を不揮発的に記憶する、書換可能な記憶部を備える。複数の設定情報の各々は、変更の際の条件として、ユーザによる実行指示が必要な第1の条件か、実行指示が不要な第2の条件かのいずれかを有する。映像音響機器は、複数の設定情報の各々に応じて動作が設定される信号処理部と、実行指示を送るか否かをユーザに判断させるための案内情報を、外部接続される表示装置に表示させる表示処理部と、設定変更指示に応じ、記憶部に記憶される複数の設定情報のうちの対応する設定情報を第1または第2の条件に従って書換を行なう制御部とをさらに備える。制御部は、対応する設定情報が第1の条件を有する場合には、内蔵する案内情報を表示装置に表示させるよう表示処理部に指示し、ユーザから取消指示を受けたときに対応する設定情報の書換を取消し、ユーザから実行指示を受けたときに対応する設定情報の書換を行ない、対応する設定情報が第2の条件を有する場合には、案内情報を出力せずに対応する設定情報の書換を行なう。
本発明の他の局面に従うと、映像音響機器であって、ユーザによる設定変更指示に応じて各々変更可能な複数の設定情報を不揮発的に記憶する、書換可能な記憶部を備える。複数の設定情報の各々は、変更の際の条件として、変更後の状態から変更前の状態に戻すことが可能な第1の条件か、変更後の状態から変更前の状態に戻すことが不可能な第2の条件かのいずれかを有する。映像音響機器は、複数の設定情報の各々に応じて動作が設定される信号処理部と、設定変更指示に応じ、記憶部に記憶される複数の設定情報のうちの対応する設定情報を第1または第2の条件に従って書換を行なう制御部とをさらに備える。制御部は、対応する設定情報が第1の条件を有する場合には、対応する設定情報の変更後の情報を仮の設定情報として作成し、対応する設定情報とは別に仮の設定情報を記憶部に格納し、設定変更指示に続くユーザ指示が取消指示であるときに、対応する設定情報の書換を取消し、ユーザ指示が実行指示であるときに、仮の設定情報を用いて対応する設定情報の書換を行ない、対応する設定情報が第2の条件を有する場合には、ユーザ指示によらず対応する設定情報の書換を行なう。
本発明のさらに他の局面に従うと、映像音響機器であって、設定変更指示に応じて各々変更可能な複数の設定情報を不揮発的に記憶する、書換可能な記憶部と、複数の設定情報の各々に応じて動作が設定される信号処理部と、設定変更指示に応じ、記憶部に記憶される複数の設定情報のうちの対応する設定情報を、対応する設定情報が有する変更条件に従って書換を行なう制御部とを備える。制御部は、対応する設定情報が変更条件として第1の条件を有する場合には、設定変更指示に続いて取消指示を受けるときに対応する設定情報の書換を取消す。
好ましくは、制御部は、対応する設定情報が変更条件として第1の条件を有する場合には、設定変更指示に続いて実行指示を受けるときに対応する設定情報の書換を行ない、対応する設定情報が変更条件として第2の条件を有する場合には、実行指示または取消指示の入力に拘らず、設定変更指示を受けると対応する設定情報の書換を行なう。
より好ましくは、設定変更指示は、ユーザにより送られ、第1の条件は、ユーザによる実行指示または取消指示が必要な場合に適用される条件である。
さらに好ましくは、制御部は、変更条件が第1の条件である場合に、実行指示を送るか否かをユーザに判断させるため、予め記憶する案内情報を出力する。
さらに好ましくは、映像音響機器は、制御部から受ける案内情報を、外部接続される表示装置に表示させる表示処理部をさらに備える。
より好ましくは、設定変更指示は、ユーザにより送られ、第1の条件は、対応する設定情報を変更後の状態から変更前の状態に戻すことを可能とする場合に適用される条件であり、第2の条件は、対応する設定情報を変更後の状態から変更前の状態に戻すことを不可能とする場合に適用される条件である。制御部は、変更条件が第1の条件である場合には、対応する設定情報の変更後の情報を仮の設定情報として作成し、対応する設定情報とは別に仮の設定情報を記憶部に格納し、設定変更指示に続いてユーザから実行指示を受けたときに、仮の設定情報を用いて対応する設定情報の書換を行なう。
本発明の映像音響機器によれば、複数の設定項目のうちの所定の項目についてユーザが設定を変更した場合に変更内容が誤っていてもユーザの取消指示に応じて変更前の状態に戻すことができるので、ユーザの利便性が向上する。
以下において、本発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
[実施の形態1]
図1は、実施の形態1の映像音響機器の構成例を示すブロック図である。図1を参照して、本発明の映像音響機器の一例としてDVDレコーダ1が示される。DVDレコーダ1は、記録再生部2と、制御部4と、記憶部6と、出力部8と、表示処理部9と、指示入力部14と、スイッチ部26とを備える。
記録再生部2は本発明の映像音響機器における信号処理部である。たとえば、記録再生部2はアンテナ20およびチューナモジュール部22を介し地上アナログ方送やデジタル衛星放送などの映像信号を受ける。また、記録再生部2は入力ジャック24から入力される映像信号(外部入力)を受ける。スイッチ部26はチューナモジュール部22から受ける映像信号を出力するか、入力ジャック24から受ける映像信号を出力するかを切換える。記録再生部2はスイッチ部26から出力される映像信号をたとえばDVD(図示せず)等の記録媒体に記録する。また、記録再生部2はDVDから映像や音楽などの圧縮映像音声データ(ストリームデータ)を再生時に読出し、圧縮映像音声データを圧縮映像データと圧縮音声データとに分離する。さらに記録再生部2は各圧縮データを復号する。
記録再生部2の動作を設定するための複数の設定情報が記憶部6に記憶される。制御部4は記憶部6に記憶される複数の設定情報に基づき、記録再生部2に対して録画処理や再生処理などの各種処理の制御を行なう。
記憶部6は書換え可能な不揮発性メモリである。たとえば記憶部6はフラッシュROM(Read Only Memory)である。記憶部6に記憶される設定情報は、たとえば受信チャネルに関する情報や再生方式(インターレース方式あるいはプログレッシブ方式)に関する情報等である。
また、設定情報の変更はユーザがテレビ10に表示された設定メニュー画面を見ながら行なう。記憶部6はテレビ10に設定メニュー画面を表示させるために必要なデータ(メニュー画面に用いられる画像や文字の情報など)を記憶する。
出力部8は記録再生部2から受ける映像や音声などの情報をテレビ10に出力する。出力部8は、たとえばビデオドライバとオーディオDAC(D/Aコンバータ)とを含む。ビデオドライバは復号された映像情報に応じ、テレビ10の画面に映像を表示させるための映像信号を出力する。また、オーディオDACはデジタルの音声信号をアナログの音声信号に変換してテレビ10に送る。テレビ10に内蔵されるスピーカはアナログ音声信号に応じて音声を出力する。
表示処理部9は初期設定時または設定変更時に制御部4から指示を受け、テレビ10に設定メニュー画面を表示させる。制御部4は記憶部6から複数の設定情報を読み出し、設定メニュー画面に複数の設定情報を表示するよう表示処理部に指示を送る。
なお、本発明の映像音響機器はDVDレコーダに限定されず、テレビ10に設定メニュー画面を表示させる機能を有する映像音響機器であればよい。また、図1ではDVDレコーダ1にテレビ10が接続されているが、本発明の映像音響機器はDVDレコーダとテレビとが一体化された複合型の映像音響機器であってもよい。この場合、表示処理部9がテレビに相当する。
指示入力部14は、リモコン12や操作ボタン(図示せず)等の入力手段によりユーザから送られる各種指示を受ける。指示入力部14は入力される各種指示を制御部4に送る。
所定の設定項目をユーザが設定する際に、制御部4はユーザの設定変更指示に応じて変更に必要な情報や警告等の案内情報をテレビ10に表示させる。ユーザは案内情報を参照してリモコン12を操作し、設定を変更する場合には実行指示を送り、設定の変更を中止する場合には取消指示を送る。制御部4は実行指示を受けた場合に記憶部6に記憶される設定情報を書き換えるが、取消指示を受けた場合には設定情報を変更しない。案内情報に基づいてユーザが取消指示を送ることができるので、ユーザが機能の設定を誤る可能性が低くなる。
図2は、図1のDVDレコーダ1の機能設定時の画面遷移を示す図である。図2を参照して、画面SC1はテレビ10に表示される初期設定時あるいは設定変更時の設定メニュー画面を示す。画面SC1には設定メニュー画面表示時の言語(OSD Language)、時計(Clock)、受信チャネル(Channel)等の各種の設定項目が表示されている。たとえばユーザはリモコン12のカーソルキーを押して画面SC1上のカーソルC1を移動させる。
画面SC2に示すように、カーソルC1はプログレッシブ再生(Progressive)の位置にある。この状態でユーザがリモコンの「決定」キーを押すと、プログレッシブ再生に関する設定画面(画面SC3)に切り換わる。
画面SC3では、プログレッシブ再生を設定するか否かに関する情報が表示される。画面SC3では「OFF」の位置にチェック記号Mが付されている。この状態では再生方式がプログレッシブ方式ではなく、インターレース方式に設定されている。
画面SC4は、ユーザがリモコンのカーソルキーを押して「ON」の位置にチェック記号Mを移動させた状態を示す。従来のDVDレコーダであれば、すぐに再生方式がプログレッシブ方式に設定される。しかしながらDVDレコーダ1は設定を変更してもよいか否かをユーザに判断させるための案内情報をテレビ10の画面に表示させる。
画面SC5は、案内情報が表示された状態でのテレビ10の画面を示す。画面SC5にはメッセージMSG1,MSG2が表示される。メッセージMSG1は、プログレッシブ再生の場合にはDVDレコーダ1の接続端子に含まれるD端子またはコンポーネント映像端子と、テレビ10側の対応する端子(D端子またはコンポーネント映像端子)とがケーブルで接続されていることが必要であることを知らせる内容である。なお、D端子とはコンポーネント信号(輝度信号、青色差信号、および赤色差信号からなる信号)と、画面のアスペクト比、走査線数、および走査方式(インターレースまたはプログレッシブ)の3つの情報とを伝送するために設けられた端子である。コンポーネント映像端子とはコンポーネント信号を伝送するための端子である。
メッセージMSG2は、設定を変更する場合にはリモコン12の「1」と表示されたキーを押し、設定を変更しない場合にはリモコン12の「0」と表示されたキーを押すことをユーザに指示するものである。ユーザが「1」キーを押すとリモコン12から制御部4に実行指示が送られる。一方、ユーザが「0」キーを押すとリモコン12から制御部4に取消指示が送られる。
案内情報は「OFF」から「ON」の位置にチェック記号Mを移動させる場合だけでなく、「ON」から「OFF」の位置にチェック記号Mを移動させる場合にも表示される。なお、メッセージMSG1,MSG2は画面SC4上でポップアップ表示させてもよいし、画面SC4をスクロールさせて表示させてもよい。
メッセージMSG1,MSG2のデータは制御部4に記憶されるが記憶部6に記憶されてもよい。また、案内情報は文字情報に限定されず、テレビ10のスピーカから音声として発せられる音声情報であってもよい。
さらに、案内情報はプログレッシブ再生の設定時だけでなく、たとえば画面表示言語や受信チャネルなどの設定を変更する際に表示されてもよい。どの項目に対して案内情報を表示させるかは、設定が誤った場合におけるユーザの再設定の手間等を考慮して適切に定められる。
図3は、実施の形態1の映像音響機器における設定変更処理を示すフローチャートである。図3を参照して処理が開始されると、まずステップS1では制御部4はテレビ10に設定メニュー画面を表示させる。制御部4は設定メニュー画面に関する情報(たとえば画面の色や表示する項目等の情報)や設定情報を記憶部6から読み出し、読み出した情報を表示させるために表示処理部9に指示を送る。表示処理部9は受けた指示に応じ、制御部4が記憶部6から読み出した情報をテレビ10に表示させる。なお、設定メニュー画面の表示は初期電源投入時やユーザによる設定呼出指示が制御部4に送られた時に行なわれる。
ステップS2では、設定メニュー画面に表示された複数の設定項目のうち、設定変更対象となる項目がユーザにより決定される。ユーザがリモコン12のカーソルキーを操作するごとに指示入力部14を介してリモコン12からカーソル移動指示が送られる。制御部4はカーソル移動指示に応じ、設定メニュー画面上のカーソルを移動させるよう表示処理部9に指示し、表示処理部9は指示に応じて、テレビ10の画面上のカーソルを移動させる。カーソルが設定メニュー画面上のある設定項目上に位置するときにユーザがリモコン12の決定キーを押すと設定項目が決定される。
ステップS3では、制御部4は設定画面(たとえば図2における画面SC3)をテレビ10に表示させるための指示を表示処理部9に送る。表示処理部9は指示に応じてテレビ10に設定画面を表示させる。
ステップS4では、ユーザがリモコン12のカーソル移動キーを押したことに応じて制御部4に設定変更指示が入力される。
ステップS5では、制御部4は設定変更指示の入力に応じ、案内情報(たとえば図2におけるメッセージMSG1,MSG2)を表示するか否かを、設定変更指示に対応する設定情報の変更条件に基づいて判断する。設定情報の変更条件が第1の条件を満たす場合、つまりユーザによる実行指示を受けた場合に設定情報が変更される場合(ステップS5においてYES)、処理はステップS6に進む。
ステップS6において制御部4は内蔵するか、または記憶部6から読み出した案内情報をテレビ10に表示させるよう表示処理部9に指示する。表示処理部9は制御部4からの指示に基づき、テレビ10の画面に案内情報を表示させる。
ステップS6に続きステップS7では、制御部4はユーザ指示(実行指示あるいは取消指示)を受ける。次にステップS8において、制御部4は実行指示を受けた場合(ステップS8においてYES)、ステップS9において設定変更処理を行ない、記憶部6に記憶されている設定情報を書き換える。一方、ステップS8において制御部4が取消指示を受けた場合(ステップS8においてNO)、制御部4は記憶部6に記憶されている設定情報に対して書換えを行なわない。よってこの場合には設定情報は変更されない。ステップS8においてNOの場合、処理はステップS1に戻る。
一方、ステップS5において、設定情報の変更条件が第2の条件を満たす場合、つまりユーザによる実行指示が不要な場合には案内情報はテレビ10の画面に表示されない(ステップS5においてNO)。この場合、処理は上述のステップS9に進み、制御部4は記憶部6に記憶されている設定情報に対して書換えを行なう。
以上のように実施の形態1によれば、複数の設定項目のうち所定の項目については設定変更の際に変更を実行するか否かをユーザに判断させるための案内情報が表示される。ユーザは一旦設定の変更を誤っても案内情報に従ってその設定を取消すことができるのでリセットによりすべての項目を再設定する必要がなくなる。よってユーザの利便性が向上する。
[実施の形態2]
実施の形態2の映像音響機器の構成は、実施の形態1の映像音響機器の構成と同様である。たとえば実施の形態2の映像音響機器がDVDレコーダであれば、DVDレコーダの構成は図1のDVDレコーダ1と同じである。よって、実施の形態2の映像音響機器の構成について、以後の説明は繰り返さない。
図4は、実施の形態2の映像音響機器の機能設定時の画面遷移を示す図である。図4を参照して、実施の形態2の映像音響機器では、画面SC5に代えて画面SC4の後に画面SC6,SC7と画面が遷移する点で図2に示す画面遷移と異なるが、他の部分については図2に示す画面遷移と同様であるので以後の説明は繰り返さない。よって、画面SC4以後の画面遷移について説明する。
画面SC4でユーザがカーソルキーを押して「ON」の項目にチェック記号Mを移動させると、「ON」の位置にチェック記号Mが移動した時点からDVDレコーダの再生方式はプログレッシブ方式に設定される。この点において実施の形態2は実施の形態1と異なる。しかし、テレビ10の再生方式がインターレース方式であればテレビ10の画面には何も表示されない(画面SC6)。
ユーザは、テレビ10の画面が画面SC6に示す状態になっていた場合に設定の誤りに気付く。ここでユーザはリモコン12のキーに対して所定の操作を行なうことでプログレッシブ再生の設定を変更前の状態に戻すことができる。ユーザはたとえばリモコンの電源キーを2度押し、次に3秒間設定キーと決定キーとを同時に押すことでテレビ10に画面SC7を表示させることができる。画面SC7はプログレッシブ再生設定前の状態、つまり画面SC3と同じ画面である。
実施の形態1ではプログレッシブ再生設定など第1の条件を満たす設定情報をユーザが変更する際に、案内情報をテレビ10に表示させていた。しかしユーザが案内情報(特に図2のメッセージMSG1)の内容を理解できなければ、誤って設定してしまう可能性がある。たとえば実施の形態1では、案内情報の内容を理解できないユーザがインターレース方式のテレビに対してプログレッシブ再生を設定してしまうと、設定を訂正するためにリセットが必要となる。
実施の形態2では、たとえばプログレッシブ再生の設定が誤っていても、ユーザはリモコンのキー操作だけで設定情報を変更前の状態に戻すことができ、リセットの必要がない。また、ある設定情報が設定変更前の状態に戻されたとしても、他の設定項目(時計や受信チャネルなど)に関する設定情報は影響を受けない。よってユーザは設定を誤った項目のみについて設定情報を訂正できる。なお、実施の形態1と同様に、複数の項目のうち設定変更前の状態に戻すことが可能な項目については、設定が誤った場合におけるユーザの再設定の手間等を考慮して適切に定められる。
図5は、実施の形態2の映像音響機器における設定変更処理を示すフローチャートである。図5を参照して、ステップS1〜S4の各ステップの処理は図3のフローチャートでのステップS1〜S4の各ステップの処理と同様であるので以後の説明は繰り返さない。図5に示すフローチャートではステップS5に代えてステップS5Aが含まれ、ステップS6〜S8に代えてステップS11〜S13が含まれる点で図3に示すフローチャートと異なる。よって、ステップS5A以後の処理について以下説明する。
ステップS5Aにおいて、制御部4は選択された項目が設定情報を変更前の状態に戻すことができる項目であるか否かを判定する。設定情報の変更条件が第1の条件を満たす場合、つまり設定情報を変更後の状態から変更前の状態に戻すことが可能な場合(ステップS5AにおいてYES)、処理はステップS11に進む。
ステップS11では、制御部4は仮の設定変更処理を行なう。仮の設定変更処理とは、変更対象となる設定情報が記憶されている記憶部6の領域と別の領域に、変更後の設定情報(仮の設定情報)を一時的に保存する処理である。このように記憶部6に記憶される設定情報をすぐに書き換えないことにより、ユーザによる設定の取消しが可能になる。
続いてステップS12では、制御部4はユーザ指示があるかどうかを繰り返し判定する。制御部4はユーザ指示が入力された場合(ステップS12においてYES)、ステップS13において、そのユーザ指示が取消指示か否かを判定する。
ステップS13において、ユーザ指示が取消指示である場合(ステップS13においてYES)、制御部4は設定情報の書換えを行なわず、処理はステップS1に戻る。上述の例で示すと取消指示は、リモコンの電源キーを2度押し、次に設定キーと決定キーとを同時に押したときにリモコンから送られる。
ステップS13においてユーザの指示が取消指示以外の指示である場合(ステップS13においてNO)、処理は上述のステップS9に進む。ステップS9では制御部4は仮の設定情報を用いて記憶部6に記憶されている対象の設定情報を書き換える。なお、ユーザの指示が取消指示以外の指示である場合とは、たとえば図4の画面SC4の状態においてユーザがリモコンの「決定」キーを押した場合や遷移前の画面(図4の画面SC2)に戻るよう「戻る」キーを押した場合である。この場合には制御部4はユーザから実行指示が送られたと判定する。
一方、ステップS5Aにおいて、設定情報の変更条件が第2の条件を満たす場合、つまり設定情報を変更後の状態から変更前の状態に戻すことが不可能な場合(ステップS5AにおいてNO)、処理はステップS9に進む。ステップS9では、制御部は設定変更指示に応じて記憶部6に記憶されている対象の設定情報を書き換える。
以上のように実施の形態2によれば、所定の項目については、一旦ユーザが誤って設定しても所定のキー操作を行なうことにより変更を取消して、変更前の状態に戻すことができる。よってユーザはリセットによりすべての項目を再度設定する必要がなくなるのでユーザの利便性が向上する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
実施の形態1の映像音響機器の構成例を示すブロック図である。 図1のDVDレコーダ1の機能設定時の画面遷移を示す図である。 実施の形態1の映像音響機器における設定変更処理を示すフローチャートである。 実施の形態2の映像音響機器の機能設定時の画面遷移を示す図である。 実施の形態2の映像音響機器における設定変更処理を示すフローチャートである。 従来のDVDレコーダにおける設定メニュー画面の遷移例を示す図である。
符号の説明
1 DVDレコーダ、2 記録再生部、4 制御部、6 記憶部、8 出力部、9 表示処理部、10 テレビ、12 リモコン、14 指示入力部、20 アンテナ、22 チューナモジュール部、24 入力ジャック、26 スイッチ部、C1,C100 カーソル、M チェック記号、MSG1,MSG2 メッセージ、S1〜S9,S11〜S13,S5A ステップ、SC1〜SC7,SC101〜SC104 画面。

Claims (8)

  1. ユーザによる設定変更指示に応じて各々変更可能な複数の設定情報を不揮発的に記憶する、書換可能な記憶部を備え、
    前記複数の設定情報の各々は、変更の際の条件として、前記ユーザによる実行指示が必要な第1の条件か、前記実行指示が不要な第2の条件かのいずれかを有し、
    前記複数の設定情報の各々に応じて動作が設定される信号処理部と、
    前記実行指示を送るか否かを前記ユーザに判断させるための案内情報を、外部接続される表示装置に表示させる表示処理部と、
    前記設定変更指示に応じ、前記記憶部に記憶される前記複数の設定情報のうちの対応する設定情報を前記第1または第2の条件に従って書換を行なう制御部とをさらに備え、
    前記制御部は、前記対応する設定情報が前記第1の条件を有する場合には、内蔵する前記案内情報を前記表示装置に表示させるよう前記表示処理部に指示し、前記ユーザから取消指示を受けたときに前記対応する設定情報の書換を取消し、前記ユーザから前記実行指示を受けたときに前記対応する設定情報の書換を行ない、前記対応する設定情報が前記第2の条件を有する場合には、前記案内情報を出力せずに前記対応する設定情報の書換を行なう、映像音響機器。
  2. ユーザによる設定変更指示に応じて各々変更可能な複数の設定情報を不揮発的に記憶する、書換可能な記憶部を備え、
    前記複数の設定情報の各々は、変更の際の条件として、変更後の状態から変更前の状態に戻すことが可能な第1の条件か、変更後の状態から変更前の状態に戻すことが不可能な第2の条件かのいずれかを有し、
    前記複数の設定情報の各々に応じて動作が設定される信号処理部と、
    前記設定変更指示に応じ、前記記憶部に記憶される前記複数の設定情報のうちの対応する設定情報を前記第1または第2の条件に従って書換を行なう制御部とをさらに備え、
    前記制御部は、前記対応する設定情報が前記第1の条件を有する場合には、前記対応する設定情報の変更後の情報を仮の設定情報として作成し、前記対応する設定情報とは別に前記仮の設定情報を前記記憶部に格納し、前記設定変更指示に続くユーザ指示が取消指示であるときに、前記対応する設定情報の書換を取消し、前記ユーザ指示が実行指示であるときに、前記仮の設定情報を用いて前記対応する設定情報の書換を行ない、前記対応する設定情報が前記第2の条件を有する場合には、前記ユーザ指示によらず前記対応する設定情報の書換を行なう、映像音響機器。
  3. 設定変更指示に応じて各々変更可能な複数の設定情報を不揮発的に記憶する、書換可能な記憶部と、
    前記複数の設定情報の各々に応じて動作が設定される信号処理部と、
    前記設定変更指示に応じ、前記記憶部に記憶される前記複数の設定情報のうちの対応する設定情報を、前記対応する設定情報が有する変更条件に従って書換を行なう制御部とを備え、
    前記制御部は、前記対応する設定情報が前記変更条件として第1の条件を有する場合には、前記設定変更指示に続いて取消指示を受けるときに前記対応する設定情報の書換を取消す、映像音響機器。
  4. 前記制御部は、前記対応する設定情報が前記変更条件として前記第1の条件を有する場合には、前記設定変更指示に続いて実行指示を受けるときに前記対応する設定情報の書換を行ない、前記対応する設定情報が前記変更条件として第2の条件を有する場合には、前記実行指示または前記取消指示の入力に拘らず、前記設定変更指示を受けると前記対応する設定情報の書換を行なう、請求項3に記載の映像音響機器。
  5. 前記設定変更指示は、ユーザにより送られ、
    前記第1の条件は、前記ユーザによる前記実行指示または前記取消指示が必要な場合に適用される条件である、請求項4に記載の映像音響機器。
  6. 前記制御部は、前記変更条件が前記第1の条件である場合に、前記実行指示を送るか否かを前記ユーザに判断させるため、予め記憶する案内情報を出力する、請求項5に記載の映像音響機器。
  7. 前記映像音響機器は、
    前記制御部から受ける前記案内情報を、外部接続される表示装置に表示させる表示処理部をさらに備える、請求項6に記載の映像音響機器。
  8. 前記設定変更指示は、ユーザにより送られ、
    前記第1の条件は、前記対応する設定情報を変更後の状態から変更前の状態に戻すことを可能とする場合に適用される条件であり、
    前記第2の条件は、前記対応する設定情報を変更後の状態から変更前の状態に戻すことを不可能とする場合に適用される条件であり、
    前記制御部は、前記変更条件が前記第1の条件である場合には、前記対応する設定情報の変更後の情報を仮の設定情報として作成し、前記対応する設定情報とは別に前記仮の設定情報を前記記憶部に格納し、前記設定変更指示に続いて前記ユーザから前記実行指示を受けたときに、前記仮の設定情報を用いて前記対応する設定情報の書換を行なう、請求項4に記載の映像音響機器。
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