JP2006310239A - 調光用放電灯点灯装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】調光用高周波放電灯装置において、調光出力を絞って放電灯をLC共振回路で始動点灯させる時、放電灯のフィラメントの抵抗成分が前記共振回路に含まれると十分な共振電圧が得られず、放電灯が点灯しなかったり、十分な予熱電流も得られないため、放電灯の点滅寿命が短くなる。調光出力を絞ったときに、放電灯を確実に点灯できるとともに、ランプ寿命を改善したインバータ点灯装置を提供しようとするものである。
【解決手段】 可変直流電源をインバータにより高周波に変換して、チョークコイルとコンデンサからなる共振回路に共振作用を起こさせて、この共振作用により生じた高電圧により放電灯を高周波点灯させるインバータ式点灯装置において、前記コンデンサは放電灯と並列に接続され、かつ放電灯のフィラメントに前記共振作用により生じた共振電流を流さないように接続し、同時に直流定電圧を電源とするフィラメント予熱回路により前記放電灯のフィラメントを予熱する調光用放電灯点灯装置。
【選択図】 図1
【解決手段】 可変直流電源をインバータにより高周波に変換して、チョークコイルとコンデンサからなる共振回路に共振作用を起こさせて、この共振作用により生じた高電圧により放電灯を高周波点灯させるインバータ式点灯装置において、前記コンデンサは放電灯と並列に接続され、かつ放電灯のフィラメントに前記共振作用により生じた共振電流を流さないように接続し、同時に直流定電圧を電源とするフィラメント予熱回路により前記放電灯のフィラメントを予熱する調光用放電灯点灯装置。
【選択図】 図1
Description
本発明は、調光用放電灯点灯装置に関するものである。
画像処理装置の光源として蛍光灯などが用いられているが、これら光源は適当な明るさが要求されるため、調光可能なインバータ式点灯装置が採用されている。
図2は、従来から用いられている点灯装置の回路ブロック図で、可変直流電源を高周波電圧に変換するインバータ回路1の出力を放電灯2に印加して、放電灯2を高周波で点灯するものである。
この放電灯点灯装置では、インバータ回路1としてハーフブリッジ構成のものを用い、インバータ回路1の出力には、チョークコイルLとコンデンサCからなる共振回路が放電灯2のフィラメント2aおよび2bと直列に接続されている。インバータ回路1により直流電圧は高周波電圧に変換され、この高周波電圧が放電灯2に印加される。放電灯2は、チョークコイルLとコンデンサCの共振電圧により始動点灯するようになっている。
ところが、上記従来装置では、放電灯2の調光出力を絞って放電灯を始動点灯させる時、放電灯2のフィラメント予熱電流が低下し、またチョークコイルLとコンデンサCからなる共振回路には、放電灯2のフィラメント2aと2bの抵抗成分が含まれるため、共振回路のQが小さくなり、その結果、放電灯2に印加される共振電圧が小さくなり、放電灯2が点灯しない問題が発生する。また、放電灯2が点灯したとしても、予熱不足で放電灯2を点灯させているため、放電灯の寿命が短くなる。
本発明は、上記問題点を解決するために為されたものであり、調光出力を絞ったときに、放電灯を確実に点灯できるとともに、ランプ寿命を改善したインバータ点灯装置を提供しようとするものである。
上記問題点を達成するため、本発明は、調光状態に関係なく放電灯を定電圧で予熱する予熱回路を別に設け、放電灯を点灯させる共振回路に放電灯のフィラメントの抵抗成分が含まれないよう共振用のコンデンサを放電灯と並列に接続する。
以上のように、本発明によれば、調光出力を絞ったときに放電灯を確実に点灯できるとともに、十分な予熱電流を流して放電灯を点灯させているため、放電灯の点滅に対する寿命を改善できる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施例を示す回路ブロック図である。
可変直流電源3がインバータ回路1に印加されると、インバータ回路1内のハーフブリッジ発振回路で高周波電圧に変換される。このインバータ回路1の出力は、チョークコイルLとコンデンサCからなる共振回路に印加され、放電灯2と並列に接続されているコンデンサCの両端には、共振による高電圧が発生する。同時に、放電灯2のフィラメント2aおよび2bは、直流定電圧電源4に接続されているフィラメント予熱回路5により定電圧で予熱される。チョークコイルLとコンデンサCの共振回路は放電灯2のフィラメントの抵抗成分を含んでいないため、調光状態でも十分な共振電圧が得られ、放電灯2のフィラメントも十分予熱されているため放電灯2は確実に点灯し、ランプの点滅寿命も改善される。
1 インバータ回路
2 放電灯
3 可変直流電源
4 定電圧直流電源
5 フィラメント予熱回路
2 放電灯
3 可変直流電源
4 定電圧直流電源
5 フィラメント予熱回路
Claims (1)
- 可変直流電源をインバータにより高周波に変換して、チョークコイルとコンデンサからなる共振回路に共振作用を起こさせて、この共振作用により生じた高電圧により放電灯を高周波点灯させるインバータ式点灯装置において、前記コンデンサは放電灯と並列に接続され、かつ放電灯のフィラメントに前記共振作用により生じた共振電流を流さないように接続し、同時に直流定電圧を電源とするフィラメント予熱回路により前記放電灯のフィラメントを予熱する調光用放電灯点灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005156314A JP2006310239A (ja) | 2005-04-26 | 2005-04-26 | 調光用放電灯点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005156314A JP2006310239A (ja) | 2005-04-26 | 2005-04-26 | 調光用放電灯点灯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006310239A true JP2006310239A (ja) | 2006-11-09 |
Family
ID=37476878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005156314A Pending JP2006310239A (ja) | 2005-04-26 | 2005-04-26 | 調光用放電灯点灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006310239A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02253594A (ja) * | 1989-03-28 | 1990-10-12 | Matsushita Electric Works Ltd | 負荷制御装置 |
JPH06290883A (ja) * | 1993-03-30 | 1994-10-18 | Toshiba Lighting & Technol Corp | 熱陰極放電灯点灯回路およびそれを備えた照明装置 |
JP2002373797A (ja) * | 2001-06-18 | 2002-12-26 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 蛍光ランプ点灯装置および照明装置 |
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2005
- 2005-04-26 JP JP2005156314A patent/JP2006310239A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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JPH02253594A (ja) * | 1989-03-28 | 1990-10-12 | Matsushita Electric Works Ltd | 負荷制御装置 |
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