JP2006310183A - 金属テープの取り付け方法、マスクユニットの製造方法及びテンション付加用治具 - Google Patents

金属テープの取り付け方法、マスクユニットの製造方法及びテンション付加用治具 Download PDF

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Abstract

【課題】 窓枠形状のフレームにテンションを付加した状態のメタルマスクを固定した構造のマスクユニットにおいて、フレームに生じている反りを矯正するように、フレーム裏面にテンションを加えた金属テープを、反りを確認しながらテンション調整して取り付ける方法を提供する。
【解決手段】 窓枠形状のフレーム13の裏面に取り付ける金属テープ17の両端に、テンション付加用治具41を用いて、フレームの金属テープ取り付け位置の近傍に反力を取ってテンションを付加し、その状態でフレームの反り量を測定し、反り量が所望の範囲内となるように金属テープに付加するテンションを調整し、金属テープをフレームに固定する構成とする。
【選択図】 図8

Description

本発明は、例えば、有機EL素子製造における蒸着工程で蒸着マスクとして用いるのに好適なマスクユニットの製造方法に関し、また、その製造方法に用いるのに好適な金属テープの取り付け方法及びテンション付加用治具に関する。
従来、有機EL素子製造において真空蒸着が行われており、その蒸着マスクとして、蒸着を許容する多数の細長い微少な開口部を備えたマスク部を有するメタルマスクが使用されている。そして蒸着に当たってはそのメタルマスクを、前記マスク部よりも大きい開口を備えた剛性の大きい窓枠形状のフレームに磁石等によって取り付けていた。しかしながら、近年、パターニングの微細化が進み、マスク部に形成している開口部が微細になり且つメタルマスクの板厚自体も薄くなってくると、メタルマスクを単に窓枠形状のフレームに磁石等を用いて固定しただけでは、マスク部にゆがみやたるみが生じ、開口部の精度が維持できなくなるという問題が生じた。
そこで、本出願人はこの問題を解決すべく検討の結果、図11に示すように、極く薄い金属板で製作し且つ複数のマスク部2を形成した構造の多面付けのメタルマスク1でも、そのメタルマスク1の4辺のそれぞれを、複数のクランプで把持し、各クランプによってメタルマスク1に矢印で示すようにテンションを付加し、且つそのテンションを各クランプごとに調整することで、メタルマスク1をゆがみやたるみの無い平坦な状態とし且つ各マスク部2の開口部を一定ピッチに保持でき、しかも、その状態で、開口4を備えた窓枠形状のフレーム3にスポット溶接等によって取り付け、周縁の不要部分を除去することで、図12に示すように、メタルマスク1をテンションが付加され平坦となった状態に保持した構造のマスクユニット8を形成しうることを見出し、メタルマスクをゆがみやたるみの無い状態で窓枠形状のフレームに固定する方法及び装置を開発した(特開2004−311335号公報参照)。
ところが、このように形成したマスクユニット8においても更に改良すべき点のあることが判明した。すなわち、マスクユニット8はフレーム3の片面にテンションを付加した状態のメタルマスク1を取り付けているため、図13に誇張して示すように、メタルマスク1側が凹面となるように反りが発生する。このような反りのあるマスクユニット8を蒸着マスクとして使用する場合、ガラス基板などの被蒸着基材とメタルマスクとの密着性が悪くなり、蒸着のパターン位置精度が低下してしまう。このため、反りの大きさ(図13における寸法e)を、適当な許容値(例えば、縦500mm×横500mmのマスクユニット8において0.1mm程度)以下に抑える必要がある。マスクユニット8に生じる反りを抑制するには、フレームの厚さを大きくして剛性を増せばよいが、そうすると重量が大きくなって取り扱いにくくなり、また、コストも高くなる。
特開2004−311335号公報
そこで、本発明者らは、窓枠形状のフレームにテンションを付加した状態のメタルマスクを固定した構造のマスクユニットにおいて、フレームの厚さを増大させて剛性を大きくしなくても、マスクユニットに生じる反りを抑制して平面度を高めることを可能とする構造を種々検討の結果、メタルマスクの裏面に長手方向にテンションを付加した金属テープを取り付けることで、メタルマスクのテンションによる反りを矯正でき、平面度の高いマスクユニットを形成できることを見出した。
ところが、メタルマスクのテンションによってマスクユニットに生じている反りの大きさは、必ずしも一定ではなく、マスクユニット間にばらつきがあることから、金属テープに加えるテンションは必ずしも一定とは限らず、マスクユニット毎に適正に調整することが必要であるが、金属テープに付加したテンションによる反り矯正量は、金属テープをフレームに取り付けた後でなければ確認できないため、金属テープをフレームに取り付ける前に適正なテンションを見出すことが困難であるという問題が生じた。また、適正なテンションが予め判明したとしても、金属テープにその適正なテンションが付加されているか否かを検出する手段を設ける必要があることから、金属テープにテンションを付加するための機構が複雑となるといった問題も生じた。
本発明は係る状況に鑑みてなされたもので、窓枠形状のフレームに金属テープを、テンションを付加した状態で取り付けるに当たって、金属テープのテンションによってフレームに生じる反りを確認しながらテンション調整を行うことを可能とした金属テープの取り付け方法並びにその方法を利用したマスクユニットの製造方法を提供することを課題とする。また、本発明は、その方法の実施に用いるのに好適なテンション付加用治具を提供することも課題とする。
請求項1に係る発明は、窓枠形状のフレームに金属テープを、テンションを付加した状態で取り付ける方法において、金属テープのテンションによってフレームに生じる反りを確認しながらテンション調整を行うことを可能とするため、前記金属テープを前記フレームの金属テープ取り付け位置に配置する工程と、前記金属テープの両端近傍を把持し、前記フレームの金属テープ取り付け位置の近傍に反力を取ってテンションを付加し、その状態で前記フレームの反り量を測定し、反り量が所望の範囲内となるように前記金属テープに付加するテンションを調整する工程と、前記金属テープの両端近傍をそれぞれ前記フレームに固定する工程を備えるという構成としたものである。
請求項2に係る発明は、窓枠形状のフレームに金属テープを、テンションを付加した状態で取り付ける方法において、金属テープのテンションによってフレームに生じる反りを確認しながらテンション調整を行うことを可能とするため、前記金属テープを前記フレームの金属テープ取り付け位置に配置する工程と、前記金属テープの一端近傍を前記フレームに固定する工程と、前記金属テープの他端近傍を把持し、前記フレームの金属テープ取り付け位置の近傍に反力を取ってテンションを付加し、その状態で前記フレームの反り量を測定し、反り量が所望の範囲内となるように前記金属テープに付加するテンションを調整する工程と、前記金属テープの他端近傍を前記フレームに固定する工程を備えるという構成としたものである。
請求項3に係る発明は、上記した金属テープの取り付け方法をマスクユニットの製造に用いたものである。すなわち、請求項3に係る発明は、窓枠形状のフレームの表面に、メタルマスクを、該メタルマスクに縦方向及び横方向の少なくとも一方のテンションを付加した状態で取り付ける工程と、前記フレームの裏面に、請求項1又は2記載の金属テープの取り付け方法を用いて金属テープを前記メタルマスクに付加したテンションの方向に平行に取り付ける工程を有することを特徴とするマスクユニットの製造方法である。
請求項4に係る発明は、上記した金属テープの取り付け方法或いはマスクユニットの製造方法に用いるのに好適なテンション付加用治具を提供するものであり、該テンション付加用治具は、支持台と、該支持台に直線状に移動可能に保持され、金属テープをその長手方向が移動方向に平行となるように把持可能なテープ把持部材と、該テープ把持部材に取り付けられたテンション付加用ねじを備え、該テンション付加用ねじは、前記テープ把持部材に把持させた金属テープに近接した位置で該金属テープの長手方向に平行に且つ先端を前記テープ把持部材から突出させた形態で取り付けられていることを特徴とする。
本発明の金属テープの取り付け方法は、金属テープをフレームに取り付けるに当たって、該金属テープに、フレームの金属テープ取り付け位置の近傍に反力を取ってテンションを付加する構成としているので、金属テープのテンションが、該金属テンションをフレームに固定した場合と同様にフレームに作用しており、その状態で前記フレームの反り量を測定し、反り量が所望の範囲内となるように、例えば、許容範囲内となるように、前記金属テープに付加するテンションを調整することで、金属テープをフレームに固定した後での反り量を所望の範囲内とすることができ、簡単な操作で金属テープをフレームに取り付けてフレームの反り量を所望の範囲内とすることができる。
本発明のマスクユニット製造方法は、メタルマスクを固定したフレームの裏面に金属テープを取り付けるに際し、上記した本発明の金属テープの取り付け方法を適用したものであるので、フレームの反りが所望の範囲内、例えば、許容範囲内となるように、金属テープのテンションを調整してフレームに取り付けることができ、簡単な操作によって平面度の高いマスクユニットを製造できる。
本発明のテンション付加用治具では、支持台をフレームに隣接した位置に配置し、テープ把持部材に金属テープを把持させ、テンション付加用ねじをねじ込んでその先端をフレームに突き当て、更にねじ込むことで、フレームの金属テープ取り付け位置の近傍に反力を取って金属テープにテンションを付加することができ、且つそのねじ込み量を調整することで金属テープへのテンションを任意に調整することができる。かくして、フレームに対して金属テープを固定した状態と同様に、金属テープのテンションを作用させることができ、且つそのテンションを容易に且つ自在に調整でき、上記した本発明の金属テープの取り付け方法及びマスクユニットの製造方法の実施に用いることができる。
以下、有機EL素子製造における多面付けの蒸着マスクとして使用するマスクユニットの製造を例にとって本発明の好適な実施の形態を説明する。図1(a)は本発明方法で製造するマスクユニットの1例を、表面側から見た概略斜視図、図1(b)はそのマスクユニットを裏面側から見た概略斜視図、図2はそのマスクユニットを構成する部品を組立前の状態で示す概略斜視図である。図1、図2において、全体を参照符号10で示すマスクユニットは、窓枠形状のフレーム13と、その表面にテンションを付加された状態でスポット溶接部30によって取り付けられたメタルマスク11と、フレーム13の裏面にテンションを付加された状態でスポット溶接部34によって取り付けられた金属テープ17、18を備えている。
メタルマスク11は、金属薄板製のもので、複数のマスク部12を縦横に並べて形成している。各マスク部12は、エッチング等によって形成した多数の微少な開口部を備えたものである。各マスク部12における開口部は、蒸着時に蒸気の通過を許容するためのものであり、その開口部の形状、配列は任意であり、例えば、細長いスリット状の開口部を平行に並べたもの、スロット状の開口部を縦方向に並べると共に平行にも並べたもの等を挙げることができる。フレーム13に取り付ける前のメタルマスク11は、フレーム13よりも縦横両方向ともに大きいサイズに作られており、フレーム13の外周縁にほぼ対応する位置に、折り曲げることで容易に切断可能な易切断線15をハーフエッチングなどによって形成している。なお、易切断線15は、メタルマスク11に加えるテンションには耐え得る強度を備えたものである。メタルマスク11の厚さ、マスク部12の寸法、それに形成した多数の微少な開口部の寸法等は特に限定するものではないが、代表的なものとして、メタルマスク11の厚さは30〜200μm、マスク部12の寸法は長さが50〜70mm、幅が30〜50mm、開口部の幅が40〜100μm、平行に配列された開口部間の無孔部分の幅が80〜200μm等を例示できる。
フレーム13は、メタルマスク11の多数のマスク部12を形成した領域を包含する大きさの開口14を備えた窓枠形状のものである。このフレーム13は、テンションを付加した状態のメタルマスク11を取り付けた後においても、そのメタルマスク11のテンションによってたわんでメタルマスクにゆがみやたるみが生じることがないよう、また、保管時、蒸着機への取付時、蒸着操作時などの取り扱い時においても、メタルマスク11を平坦な状態に保持しうる剛性を備えたものである。なお、テンションを付加したメタルマスク11を取り付けた時点(金属テープを取り付ける前の時点)において多少の反り(例えば、縦500mm×横500mmのフレーム13において0.2〜0.5mm程度の反り)が生じても、後で金属テープ17、18を取り付けて矯正しうるので、そのような小さい反りまで生じさせないような大きい剛性を持たせる必要はない。フレーム13の厚さとしては、2mm〜30mm程度を例示でき、幅(開口14の内周面とフレーム外周面との距離)としては、5mm〜50mm程度を例示できる。フレーム13の裏面には、金属テープ17、18を取り付けるエリアに溝状の掘り込み20を入れている。
金属テープ17、18は、それに長手方向のテンションを付加した状態でフレーム13に取り付けることでマスクユニット10の反りを許容範囲内に抑えるためのものである。金属テープ17、18の幅及び厚さは、弾性領域内で必要な大きさのテンションを加えることができるように選定されるものであり、例えば、幅は5〜50mm、厚さは50〜200μm程度に選定される。フレーム13に取り付ける前の金属テープ17、18の長さは、フレーム13よりも長くしておく。この金属テープ17、18にも、フレーム13の外周縁にほぼ対応する位置に、折り曲げることで容易に切断可能な易切断線19をハーフエッチングなどによって形成している。
次に、金属テープ17、18をフレーム13に取り付ける際に用いるテンション付加用治具を説明する。図3はテンション付加用治具41を、フレーム13に金属テープ17を取り付ける時の状態で示す概略斜視図、図4は図3に示す部分の概略断面図、図5はテンション付加用治具41を、図4の矢印A−A方向に見た概略断面図である。テンション付加用治具41は、支持台42と、その支持台42に直動案内43を介して直線状に移動可能に保持されたテープ把持部材44と、そのテープ把持部材44に取り付けられたテープ付加用ねじ46等を備えている。支持台42は、テンション付加用治具41の使用時にフレーム13の端面の所定位置にボルト等によって固定しうる構造となっている。なお、支持台42は、フレーム13に固定する代わりに、フレーム13を支持させる定盤等の支持装置に固定する構造としてもよい。
直動案内43は、支持台42をフレーム13に対する所定位置に取り付けた状態の時に、テープ把持部材44がフレーム13の掘り込み20の長手方向に移動可能となるように配置されている。テープ把持部材44は、テープ把持本体48とテープ押え49を備えており、テープ把持本体48の上面には、金属テープ17をその長手方向がテープ把持部材44の移動方向に平行となるように装着可能な溝48aが形成されている。この溝48aは、テンション付加用治具41をフレーム13に対する所定位置に取り付けた状態において、フレーム13の掘り込み20の延長上に位置するように形成されており、掘り込み20内にセットした金属テープ17を曲げることなく溝48a内に受け入れることが可能である。テープ押え49は、ボルト50によってテープ把持本体48に固定することで、溝48a内にセットした金属テープ17をテープ把持本体48に押し付けて把持するためのものである。なお、金属テープ17をテープ把持本体48とテープ押え49で確実に把持することができるようにするため、テープ押え49の下面には、かしめ用の凸条49aが形成されている。この凸条49aはテープ把持本体46側に設けてもよい。
テンション付加用ねじ46は、テープ把持部材44に把持させた金属テープ17に近接した位置で該金属テープの長手方向に平行に且つ先端をテープ把持部材44から突出させた形態で取り付けられている。この構造としたことにより、テンション付加用ねじ46をねじ込んで、その先端をフレーム13に突き当て、更にねじ込むことで、フレーム13の金属テープ取り付け位置の近傍に反力を取って金属テープ17にテンションを付加することができる。ここで、テンション付加用ねじ46のテープ把持部材44に対する取り付け位置は、テープ把持部材44に把持させた金属テープ17に近接した位置であれば、金属テープ17の側方でもよいが、図示した実施の形態では金属テープ17の中央の直ぐ下としている。この位置とすることで、金属テープ17の全幅にテンションを安定して付加することができる。
次に、上記構成のテンション付加用治具41を用いた金属テープ取り付け方法及び、その金属テープ取り付け方法を用いたマスクユニット10の製造方法を説明する。あらかじめ、図2に示すメタルマスク11、フレーム13、金属テープ17、18を用意しておく。まず、図6、図7に示すように、フレーム13にメタルマスク11をテンションを付加した状態で取り付けるためのマスク貼り装置において、フレーム13を所定位置にセットし、その上にメタルマスク11を乗せ、そのメタルマスク11の4辺のそれぞれを、複数のクランプ23で把持させ、各クランプ23に連結しているエアシリンダ等の駆動手段24を作動させて、各クランプ23を矢印で示すように縦横方向に引っ張り、メタルマスク11にテンションを付加する。
ここで、メタルマスク11の4辺にそれぞれ設けている複数のクランプ23は、マスク部12の列と、マスク部の無い領域とに合わせて配置しており、従って、メタルマスク11のマスク部12を形成した領域と、マスク部の無い領域とをそれぞれ別個のクランプ23で引っ張ってテンションを付加することが可能であり、これによって、メタルマスク11の剛性の異なる領域をそれぞれ別個のクランプ23でテンション付加することができる。そして、メタルマスク11の各辺を複数のクランプ23で把持して引っ張った状態で、メタルマスク11の表面状態を目視検査し、ゆがみやたるみがあれば、その領域を引っ張っているクランプ23に加える引張力を調整し、メタルマスク11をゆがみやたるみのない平坦な状態で且つマスク部12の開口部が平行に引き揃えられた状態に調整する。また、メタルマスク11に形成している各マスク部12の位置を検査し、各マスク部が所定の寸法精度内の位置に入るように、各クランプ23の引張力を調整する。以上により、メタルマスク11をゆがみやたるみの無い状態で且つ各マスク部12が所定の寸法精度範囲内に位置する状態とすることができる。その後、この状態で、メタルマスク11の周縁部分をフレーム13に、レーザ光を用いてスポット溶接し(スポット溶接部30参照)、固定する。その後、クランプ23を外し、メタルマスク11の周縁の不要部分を易切断線15を利用して除去する。
次に、メタルマスク11を取り付けたフレーム13を、図10(a)に示すように、金属テープを取り付けるために用いる定盤等の支持装置(図示せず)の上に、メタルマスク11側を下にして置き、そのフレーム13に生じている反りを、支持スタンド等の適当な支持手段(図示せず)で保持したダイアルゲージ55によって測定する。次いで、図3〜5、図8及び図10(b)に示すように、そのフレーム13の裏面に縦方向に形成している溝状の掘り込み20の両端に位置するように、テンション付加用治具41を取り付け、掘り込み20内に金属テープ17をセットすると共にその両端をテープ把持部材44に把持させる。その後、テンション付加用ねじ46をねじ込んで、その先端をフレーム13の端面に押し付け、更にねじ込むことで、フレーム13に反力を取って金属テープ17にテンションを付加する。この状態で図10(b)に示すようにフレーム13の反り量をダイアルゲージ55で測定する。そして、測定して得た反り量が所望の許容範囲内(例えば、縦500mm×横500mmのフレーム13において0.1mm以下の反り)となるように、テンション付加用ねじ46のねじ込みを調整して金属テープ17に付加するテンションを調整する。その後、図10(c)に示すように、フレーム13の反り量が所望の許容範囲内に入り、フレーム13に要求される平面度が確保されると、図9に示すように、金属テープ17の両端近傍をレーザ溶接装置56を用いてフレーム13にスポット溶接し(符号34参照)、固定する。その後、テープ付加用治具41を取り外し、金属テープ17の両端の不要部分を易切断線19を利用して切断、除去する。
ここで、金属テープ17にテンション付加用治具41を用いてテンションを付加した際、フレーム13に対する金属テープ17の取り付け位置近傍に反力を取ってテンションを付加していたため、金属テープ17をフレーム13にスポット溶接で固定し、テンション付加用治具41を取り外した状態においても、金属テープ17がフレーム13に作用させていたテンションの状態はほとんど変化せず、このため、フレーム13は先に調整した平面度に保たれたままである。かくして、単にテンション付加用ねじ46を調整してフレーム13を所望の平面度とし、その状態で金属テープ17をフレーム13に固定することで、フレーム13に生じていた反りを矯正して所望の平面度とすることができる。
以上の操作を、フレーム13の裏面に横方向に形成している溝状の掘り込み20についても実施し、その掘り込み20に金属テープ18を取り付ける。これによって、横方向における反りを矯正して所望の平面度とすることができる。以上により、図1に示すマスクユニット10が製造される。
以上のようにして製造されたマスクユニット10では、メタルマスク11がゆがみやたるみの無い状態で且つマスク部12の開口部が正確に平行に揃った状態に保たれており、且つ各マスク部12の位置も所定の寸法精度内に保たれている。また、マスクユニット10の反りも微少な許容範囲内に保たれている。その後、このマスクユニット10を用いて、所定の蒸着操作を行う。すなわち、このマスクユニットにガラス基板等の被蒸着基材を取り付け、蒸着機にセットし、有機EL素子の有機層又はカソード電極の蒸着を行う。これにより、微細なパターンの蒸着を位置精度良く行うことができ、高品質の有機層又はカソード電極を形成できる。
以上の実施の形態では、金属テープ17或いは18をフレーム13に取り付けるに際し、金属テープ17或いは18の両端に、それぞれテンション付加用治具41を取り付けているが、本発明はこの構成に限らず、金属テープ17或いは18の一端側をあらかじめフレーム13にスポット溶接等によって固定し、他端側のみにテンション付加用治具41を配置し、そのテンション付加用治具41を用いてテンションを付加する構成としてもよい。この構成によっても、同様にフレーム13の反りを矯正した状態で金属テープ17或いは18をフレーム13に固定することができる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、本発明はこれに限らず、特許請求の範囲の記載内で適宜変更可能である。例えば、上記した実施の形態では、金属テープ17、18を、メタルマスク11を固定した後のフレーム13に取り付けており、メタルマスク11の取り付けによってフレーム13に生じた反りを矯正しているが、本発明の金属テープの取り付け方法は、メタルマスクを取り付ける前のフレームに金属テープを取り付ける場合にも適用可能である。この場合には、後工程でメタルマスク11を取り付ける際に生じる反りを見越して、フレーム13に反対方向の所望の反りが生じるように金属テープのテンションを調整して金属テープを取り付ければよい。また、金属テープ17、18の固定方法としては、レーザ光によるスポット溶接に限らず、抵抗溶接、接着剤、ねじ止め等に変更してもよい。ただし、実施の形態のようにレーザ光によるスポット溶接を用いると、ねじ止め等に比べて作業が簡単で且つ固定が確実であり、固定後の構造が単純であるといった利点が得られる。金属テープ17、18の固定位置も、両端のみに限らず、中間の適当な位置の固定を併用してもよい。また、メタルマスク11の周縁部分のフレーム13に対する固定方法も、レーザ光によるスポット溶接に限らず、抵抗溶接、接着剤、ねじ止め等に変更してもよい。
更に、上記した実施の形態では、メタルマスク11をフレーム13に固定する際に、メタルマスク11の4辺をそれぞれ、マスク部12に対応する領域とマスク部のない領域に対応して設けた複数のクランプ23で把持してテンションを付加しているが、メタルマスク11にテンションを付加する手段はこの構成に限らず、メタルマスク11をゆがみやたわみの無い平坦な状態に引っ張り、且つマスク部の開口部を平行に引き揃えることができれば、適宜変更可能である。例えば、メタルマスク11の各辺に設ける複数のクランプの個数やクランプの幅を変更する等の変更を加えても良い。
更に、上記の実施の形態では、メタルマスク11に縦横両方向にテンションを加えて平坦な状態としているが、メタルマスクによっては縦方向のみ或いは横方向のみにテンションを加えることで、メタルマスクをゆがみやたるみの無い状態に引き揃えることができる場合がある。本発明はその場合をも包含するものであり、その場合には、金属テープはフレームの4辺に設ける必要はなく、メタルマスクに付加したテンションの方向に平行な辺のみに、金属テープを取り付ければ良い。また、フレーム13が縦方向に長い長方形の場合であって横方向にはあまり反りが生じない場合には、縦方向のみに金属テープを取り付ける構成としてもよい。更に、上記の実施の形態では、金属テープ17、18を、その全面がフレーム13の開口14を取り囲む枠の部分に重なるように取り付けているが、金属テープの取り付け位置はこれに限らず、フレーム13に固定したメタルマスク11のマスク部12に干渉しない範囲で開口14を横切るように金属テープを取り付ける構成としてもよい。
(a)は本発明方法で製造したマスクユニットの1例を表面側から見た概略斜視図、(b)はそのマスクユニットを裏面側から見た概略斜視図 図1に示すマスクユニットを構成する部品を組立前の状態で示す概略斜視図 本発明の実施の形態に係るテンション付加用治具を、フレームに金属テープを取り付ける時の状態で示す概略斜視図 図3に示す部分の概略断面図 テンション付加用治具を図4の矢印A−A方向に見た概略断面図 メタルマスクにテンションを付加してフレームに取り付ける状態を示す概略平面図 メタルマスクにテンションを付加してフレームに取り付ける状態を示す概略斜視図 金属テープにテンションを付加してフレームに取り付ける状態を示す概略斜視図 テンションを付加した金属テープをフレームに固定する状態を示す概略斜視図 (a)はメタルマスクを取り付けたフレームの反りを測定する状態を示す概略側面図、(b)、(c)は金属テープにテンションを付加してフレームの反りを矯正する状態を示す概略側面図 従来技術においてメタルマスクにテンションを付加してフレームに取り付ける状態を示す概略平面図 従来のマスクユニットの概略斜視図 従来のマスクユニットを、それに生じている反りを誇張して示す概略側面図
符号の説明
10 マスクユニット
11 メタルマスク
12 マスク部
13 フレーム
14 開口
15 易切断線
17、18 金属テープ
19 易切断線
20 掘り込み
23 クランプ
24 駆動手段(エアシリンダ)
30、34 スポット溶接部
41 テンション付加用治具
42 支持台
43 直動案内
44 テープ把持部材
46 テンション付加用ねじ
48 テープ把持本体
49 テープ押え
50 ボルト
55 ダイアルゲージ
56 レーザ溶接装置

Claims (4)

  1. 窓枠形状のフレームに金属テープを、テンションを付加した状態で取り付ける方法であって、前記金属テープを前記フレームの金属テープ取り付け位置に配置する工程と、前記金属テープの両端近傍を把持し、前記フレームの金属テープ取り付け位置の近傍に反力を取ってテンションを付加し、その状態で前記フレームの反り量を測定し、反り量が所望の範囲内となるように前記金属テープに付加するテンションを調整する工程と、前記金属テープの両端近傍をそれぞれ前記フレームに固定する工程を有することを特徴とする金属テープの取り付け方法。
  2. 窓枠形状のフレームに金属テープを、テンションを付加した状態で取り付ける方法であって、前記金属テープを前記フレームの金属テープ取り付け位置に配置する工程と、前記金属テープの一端近傍を前記フレームに固定する工程と、前記金属テープの他端近傍を把持し、前記フレームの金属テープ取り付け位置の近傍に反力を取ってテンションを付加し、その状態で前記フレームの反り量を測定し、反り量が所望の範囲内となるように前記金属テープに付加するテンションを調整する工程と、前記金属テープの他端近傍を前記フレームに固定する工程を有することを特徴とする金属テープの取り付け方法。
  3. 窓枠形状のフレームの表面に、メタルマスクを、該メタルマスクに縦方向及び横方向の少なくとも一方のテンションを付加した状態で取り付ける工程と、前記フレームの裏面に、請求項1又は2記載の金属テープの取り付け方法を用いて金属テープを前記メタルマスクに付加したテンションの方向に平行に取り付ける工程を有することを特徴とするマスクユニットの製造方法。
  4. 支持台と、該支持台に直線状に移動可能に保持され、金属テープをその長手方向が移動方向に平行となるように把持可能なテープ把持部材と、該テープ把持部材に取り付けられたテンション付加用ねじを備え、該テンション付加用ねじは、前記テープ把持部材に把持させた金属テープに近接した位置で該金属テープの長手方向に平行に且つ先端を前記テープ把持部材から突出させた形態で取り付けられていることを特徴とするテンション付加用治具。
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