JP2006310091A - リレー制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】直流電源と、当該直流電源に並列に接続されたコンデンサと、直流電源とコンデンサとの間に介挿されたリレーとを備え、直流電源の電力がコンデンサを介して負荷に供給されるシステムにおいて、リトライ制御によるリレー溶着を回避する。
【解決手段】直流電源1からモータ4への電力供給を遮断する際、リレー制御装置8は、SMR5Gをオフさせた後に所定のタイムアウト時間内にコンデンサ2の電圧が所定の放電完了電圧まで低下しなかった場合、コンデンサ2のリレーオフ後の電圧変化量がSMR5Gの溶着耐圧値以下であるか否かを判断する。そして、溶着耐圧値以下であると判断されたときには、SMR5Gを再度オンさせた後にオフさせるリトライ制御を実行し、溶着耐圧値以下でないと判断されたときには、上記リトライ制御を実行しない。
【選択図】図1
【解決手段】直流電源1からモータ4への電力供給を遮断する際、リレー制御装置8は、SMR5Gをオフさせた後に所定のタイムアウト時間内にコンデンサ2の電圧が所定の放電完了電圧まで低下しなかった場合、コンデンサ2のリレーオフ後の電圧変化量がSMR5Gの溶着耐圧値以下であるか否かを判断する。そして、溶着耐圧値以下であると判断されたときには、SMR5Gを再度オンさせた後にオフさせるリトライ制御を実行し、溶着耐圧値以下でないと判断されたときには、上記リトライ制御を実行しない。
【選択図】図1
Description
本発明は、直流電源と、当該直流電源に並列に接続されたコンデンサと、直流電源とコンデンサとの間に介挿されたリレーとを備え、直流電源の電力がコンデンサを介して負荷に供給されるシステムにおいて、リレーをオン/オフ制御するリレー制御装置に関する。
直流電源と、当該直流電源に並列に接続されたコンデンサと、直流電源とコンデンサとの間に介挿されたリレーとを備え、直流電源の電力がコンデンサを介して負荷に供給されるシステムにおいて、負荷への電力供給を遮断する際、リレーをオフさせた後、所定のタイムアウト時間内にコンデンサの電圧が所定電圧まで放電により低下した場合にはリレー溶着なしと判定し、低下しなかった場合にはリレー溶着ありと判定する技術が知られている。
また、特許文献1には、電磁リレーへのオンおよびオフの出力を一回あるいは複数回繰り返し出力することにより、電磁リレー接点の溶着を解除するものが開示されている。
上記溶着の有無を判定する技術に上記特許文献1に記載の技術を適用すれば、次のような構成が想定される。すなわち、リレーをオフさせた後、タイムアウト時間内にコンデンサの電圧が所定電圧まで低下しなかった場合に、リレーを再度オンさせた後にオフさせるリトライ制御を実行する構成が想定される。
しかし、上記構成では、コンデンサのリレーオフ後の電圧変化量がリレーの溶着耐圧値を超えている場合、リトライ制御でリレーを再接続したとき、溶着耐圧値を超える電圧がリレーにかかってしまい、リレーが本当に溶着してしまう危険性がある。
そこで、本発明は、リトライ制御によるリレー溶着を回避することができるリレー制御装置を提供する。
本発明に係るリレー制御装置は、直流電源と、当該直流電源に並列に接続されたコンデンサと、前記直流電源と前記コンデンサとの間に介挿されたリレーとを備え、前記直流電源の電力が前記コンデンサを介して負荷に供給されるシステムにおいて、前記リレーをオン/オフ制御するリレー制御装置であって、前記直流電源から前記負荷への電力供給を遮断する際、前記リレーをオフさせた後に所定のタイムアウト時間内に前記コンデンサの電圧が所定の放電完了電圧まで低下しなかった場合、前記コンデンサのリレーオフ後の電圧変化量が前記リレーの溶着耐圧値以下であるか否かを判断し、溶着耐圧値以下であると判断されたときには、前記リレーを再度オンさせた後にオフさせるリトライ制御を実行し、溶着耐圧値以下でないと判断されたときには、前記リトライ制御を実行しないことを特徴とする。
本発明の好適な態様では、前記溶着耐圧値以下でないと判断されたときには、前記タイムアウト時間を延長し、延長後のタイムアウト時間内に前記コンデンサの電圧が前記放電完了電圧まで低下しなかった場合に、前記リレーが溶着していると判定する。
本発明によれば、リトライ制御によるリレー溶着を回避することができるリレー制御装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。本実施の形態では、本発明に係るリレー制御装置を電気自動車やハイブリッド車の駆動システムに適用した場合を例にとって説明する。
図1は、本実施の形態に係るリレー制御装置を含む駆動システム10の構成を示す概略回路図である。図1において、駆動システム10は、直流電源1、コンデンサ2、インバータ3、モータ4、システムメインリレー(以下、SMRと称す)5B,5G,5P、抵抗6、電圧検出器7、およびリレー制御装置8を備えている。
直流電源1は、直流電力を供給する電源であり、ここでは比較的高圧の車載バッテリである。この直流電源1の正極には電源ラインL1が接続されており、負極にはアースラインL2が接続されている。
コンデンサ2は、直流電源1の直流電圧を平滑化するためのものである。このコンデンサ2は、電源ラインL1とアースラインL2との間に接続されており、直流電源1と並列に接続されている。
インバータ3は、直流電源1からコンデンサ2を介して供給される直流電圧を3相交流電圧に変換してモータ4に供給するものである。このインバータ3は、電源ラインL1とアースラインL2との間に並列に設けられたU,V,W相アームを含んで構成されている。U相アームは、IGBT等のスイッチング素子31,32が直列に接続されてなり、V相アームは、スイッチング素子33,34が直列に接続されてなり、W相アームは、スイッチング素子35,36が直列に接続されてなる。
モータ4は、U,V,W相巻線を固定子巻線として含む3相交流モータであり、例えばブラシレスDCモータである。モータ4の各相巻線は、インバータ3の各相アームの中間点に接続されている。具体的には、スイッチング素子31,32の中間点はU相巻線に、スイッチング素子33,34の中間点はV相巻線に、スイッチング素子35,36の中間点はW相巻線に接続されている。
SMR5B,5G,5Pは、直流電源1とモータ4との接続を断続して、直流電源1からモータ4への電力供給を制御するためのリレーであり、直流電源1とコンデンサ2との間に設けられている。具体的には、SMR5Bは電源ラインL1に介挿されており、SMR5G,5PはアースラインL2に介挿されている。SMR5Pには抵抗6が直列に接続されており、この直列接続はSMR5Gに並列に接続されている。
電圧検出器7は、コンデンサ2の両端電圧を検出するセンサであり、検出された電圧を示す電圧検出値Vcをリレー制御装置8に出力する。
リレー制御装置8は、SMR5B,5G,5Pのオン/オフを制御するとともに、リレー溶着の有無を判定する装置である。ここでは、リレー制御装置8は、電子制御ユニット(ECU)であり、その機能は、ROM等の記憶媒体に格納されたプログラムがCPUにより実行されることによって実現される。ただし、リレー制御装置8は、どのような構成で実現されてもよく、例えば専用のハードウェア回路により実現されてもよい。
ここで、上記構成を有する駆動システム10の動作のうち、直流電源1からモータ4への電力供給を開始する際の動作について簡単に説明する。リレー制御装置8は、SMR5Bをオンさせた後にSMR5Pをオンさせる。これにより、直流電源1とコンデンサ2とが抵抗6を介して接続され、抵抗6により突入電流が抑制されつつコンデンサ2の充電が開始される。そして、リレー制御装置8は、コンデンサ2がある程度充電された後、SMR5Pをオフさせるとともに、SMR5Gをオンさせる。これにより、直流電源1とコンデンサ2とは、抵抗6を介さずに接続されることとなり、最終的にはコンデンサ2の電圧は直流電源1の電圧と等しくなる。
なお、上記の電力供給の開始処理が終了した後は、不図示のモータ制御ECUからのPWM信号によってインバータ3の各スイッチング素子31〜36がオン/オフ制御され、これにより直流電源1の直流電圧が3相交流電圧に変換されてモータ4に供給され、モータ4が駆動制御される。
図2は、直流電源1からモータ4への電力供給を遮断する際のリレー制御装置8の動作手順を示すフローチャートである。図3は、電力供給を遮断する際におけるコンデンサ2の電圧変化を示すタイムチャートである。以下、図2、3に従って、直流電源1からモータ4への電力供給を遮断する際のリレー制御装置8の動作について詳しく説明する。
図2において、リレー制御装置8は、SMR5Gをオフさせるとともに(S1)、コンデンサ2に蓄えられた電荷を放電させるための放電制御(ディスチャージ制御)を開始する(S2)。ここでは、リレー制御装置8は、インバータ3の各スイッチング素子31〜36のオン/オフを制御することにより、モータ4が回転しないようにコンデンサ2からモータ4の巻線に電流を流し、コンデンサ2の電荷をモータ4の巻線抵抗にて消費放電させる。また、このとき、リレー制御装置8は、放電開始後の経過時間tの計時を開始する(S3)。
その後、リレー制御装置8は、電圧検出器7の出力をモニタし、経過時間tが所定のタイムアウト時間t1に達するまで、電圧検出値Vcが所定の放電完了電圧(異常判定電圧とも言う)以下であるか否かの判断を行う(S4、S5)。ここで、上記のタイムアウト時間t1は、標準的な放電完了時間、放電完了時間のバラツキ、使い勝手などを考慮して予め決められる。
経過時間tがタイムアウト時間t1に達する前に、電圧検出値Vcが放電完了電圧以下になったと判断された場合(S4:YES、S5:NO)、リレー制御装置8は、SMR5Gは溶着していないと判定してSMR5Bをオフさせる(S6)。したがって、図3の曲線A1のように、タイムアウト時間内にコンデンサ2の残電圧が放電により溶着異常範囲外(異常判定電圧以下の範囲)となった場合、すなわちタイムアウト(規定時間オーバー)となるまでにコンデンサ2の放電が完了した場合、溶着異常なしと判定されて正常終了する。
一方、電圧検出値Vcが放電完了電圧以下になったと判断されることなく、経過時間tがタイムアウト時間t1に到達した場合(S4:NO、S5:YES)、リレー制御装置8は、電圧検出値Vcのリレーオフ後の変化量ΔVcが所定の溶着耐圧値Vx以下であるか否かを判断する(S7)。ここで、上記のリレーオフ後の変化量ΔVcは、SMR5Gオフ時点における電圧検出値とタイムアウト時点における電圧検出値との差の絶対値である。上記のタイムアウト時点とは、放電開始後タイムアウト時間t1後の時点である。
そして、変化量ΔVcが溶着耐圧値Vx以下であると判断された場合(S7:YES)、リレー制御装置8は、いわゆるリトライ制御を実行する(S8)。したがって、図3の曲線A4のように、タイムアウト時点において、コンデンサ2の残電圧が溶着異常範囲内であり、かつコンデンサ2の電圧変化量が溶着耐圧値以下である場合には、リトライ制御が実行される。
ここで、上記リトライ制御の手順について説明する。図4は、リトライ制御の手順を示すフローチャートである。図4において、リレー制御装置8は、リトライ回数nを”0”に設定しておき(S41)、SMR5Gを再度オンさせる(S42)。そして、リレー制御装置8は、SMR5Gを所定時間だけオンさせた後にオフさせ(S43)、これとともに放電制御を開始し(S44)、放電開始後の経過時間tの計時を開始する(S45)。
その後、経過時間tがタイムアウト時間t1に達する前に、電圧検出値Vcが放電完了電圧以下になったと判断された場合(S46:YES、S47:NO)、リレー制御装置8は、SMR5Gは溶着していないと判定してSMR5Bをオフさせる(S48)。したがって、例えばリトライによって軽度のリレー溶着が解消され、タイムアウト時間内にコンデンサ2の電荷を十分にディスチャージできた場合には、SMR5Gに溶着異常はないと判定され、正常終了する。
一方、電圧検出値Vcが放電完了電圧以下になったと判断されることなく、経過時間tがタイムアウト時間t1に到達したと判断された場合(S46:NO、S47:YES)、リレー制御装置8は、リトライ回数nをカウントアップした上で(S49)、リトライ回数nが所定回数N(Nは1以上の整数)に達したか否かを判断する(S50)。そして、リトライ回数nが所定回数Nに達していないと判断された場合には(S50:NO)、ステップS42に戻ってリトライを繰り返し、達していると判断された場合には(S50:YES)、SMR5Gが溶着していると判定し、その旨を報知する等の所定の溶着検出時処理を実行する(S51)。例えば、リレー溶着を示す警告ランプを点灯させて、リレー溶着有りを運転者に警告する。したがって、一定回数のリトライを行ったにもかかわらずタイムアウト時間内にコンデンサ2の電荷を十分にディスチャージできなかった場合には、SMR5Gに溶着異常ありと判定され、その旨が報知される。
以上のとおり、変化量ΔVcが溶着耐圧値Vx以下であると判断された場合には(S7:YES)、リレー制御装置8は、上記リトライ制御を実行する(S8)。
一方、変化量ΔVcが溶着耐圧値Vxより大きいと判断された場合(S7:NO)、リトライを実行するとSMR5Gが本当に溶着してしまう危険性が高いので、リトライによる溶着を回避するため、リレー制御装置8はリトライ制御を実行しない。このとき、リレー制御装置8は、溶着ありと判定して所定の溶着検出時処理を実行してもよいが、本実施の形態では、タイムアウト時間を延長することとする。これは、リレー溶着以外の原因で放電が遅くなった場合にリレー溶着異常であると誤って判定されることを避けるためである。
具体的には、リレー制御装置8は、タイムアウト時間t1を所定時間だけ延長し、経過時間tが延長後のタイムアウト時間t2に達するまで、電圧検出値Vcが放電完了電圧以下であるか否かの判断を行う(S9、S10)。ここで、延長後のタイムアウト時間t2は、使い勝手などを考慮して決められる。
経過時間tが延長後のタイムアウト時間t2に到達する前に、電圧検出値Vcが放電完了電圧以下になったと判断された場合(S9:YES、S10:NO)、リレー制御装置8は、SMR5Gは溶着していないと判定してSMR5Bをオフさせる(S6)。したがって、図3の曲線A2のように、延長後のタイムアウト時間内に(タイムアウト最終ガードまでに)コンデンサ2の残電圧が放電により溶着異常範囲外となった場合には、SMR5Gに溶着異常はないと判定され、正常終了する。
一方、電圧検出値Vcが放電完了電圧以下になったと判断されることなく、経過時間tが延長後のタイムアウト時間t2に到達したと判断された場合(S9:NO、S10:YES)、リレー制御装置8は、SMR5Gが溶着していると判定し、その旨を報知する等の所定の溶着検出時処理を実行する(S11)。したがって、図3の曲線A3のように、タイムアウト時間を延長したにもかかわらず放電が完了せず、タイムアウト最終ガード(t=t2)までかかってしまった場合には、SMR5Gに溶着異常ありと判定され、その旨が報知される。
以上のとおり、本実施の形態では、直流電源から負荷(モータ4)への電力供給を遮断する際、リレー(SMR5G)をオフさせた後に所定のタイムアウト時間内にコンデンサの電圧が所定の放電完了電圧まで低下しなかった場合、コンデンサのリレーオフ後の電圧変化量がリレーの溶着耐圧値以下であるか否かを判断し、溶着耐圧値以下であると判断されたときには、リレーを再度オンさせた後にオフさせるリトライ制御を実行し、溶着耐圧値以下でないと判断されたときには、当該リトライ制御を実行しない。このため、本実施の形態によれば、リトライ制御におけるリレーの再接続によりリレーに溶着耐圧値より大きい電圧がかかってしまうことを避けることができ、リトライ制御によるリレーの溶着を回避することができる。
また、本実施の形態では、リレーオフ後のコンデンサの電圧変化量がリレーの溶着耐圧値以下でないと判断されたときには、タイムアウト時間を延長し、延長後のタイムアウト時間内にコンデンサの電圧が放電完了電圧まで低下しなかった場合、リレーが溶着していると判断する。このため、本実施の形態によれば、タイムアウト時間の経過時に即座にリレー溶着ありと判定する構成に比べて、誤判定を少なくすることができる。すなわち、即座にリレー溶着ありと判定する構成では、リレー溶着以外の何らかの原因で放電が遅れたケースにおいて、誤ってリレー溶着ありと判定してしまうが、本実施の形態では、タイムアウト時間を延長するので、このような誤判定を少なくすることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更することができる。例えば、直流電源1から電力供給を受ける負荷は、上記実施の形態ではモータ4であったが、特にこれに限られない。
また、上記実施の形態では直流電源1とコンデンサ2との間にSMR5B,5G,5Pが設けられているが、SMR5GまたはSMR5Bのみが設けられる構成でもよい。
また、直流電源1とコンデンサ2との間に、直流電源1の電圧を昇圧させるための昇圧コンバータが設けられてもよい。
また、上記実施の形態ではインバータ3のスイッチング素子をスイッチングしてコンデンサ2に蓄えられた電荷をモータ4の銅損で消費させることとしたが、コンデンサ2と並列に(電源ラインL1とアースラインL2との間に)抵抗を設け、当該抵抗により、または当該抵抗およびモータ4により電荷を消費させることとしてもよい。このとき、抵抗に直列にスイッチング素子を設け、放電制御時に当該スイッチング素子をオンすることとしてもよい。さらに、上記のような特別な放電制御を行うことなく、自然放電を利用することも可能である。
1 直流電源、2 コンデンサ、3 インバータ、4 モータ、5B,5P,5G システムメインリレー(SMR)、6 抵抗、7 電圧検出器、8 リレー制御装置、10 駆動システム。
Claims (2)
- 直流電源と、当該直流電源に並列に接続されたコンデンサと、前記直流電源と前記コンデンサとの間に介挿されたリレーとを備え、前記直流電源の電力が前記コンデンサを介して負荷に供給されるシステムにおいて、前記リレーをオン/オフ制御するリレー制御装置であって、
前記直流電源から前記負荷への電力供給を遮断する際、前記リレーをオフさせた後に所定のタイムアウト時間内に前記コンデンサの電圧が所定の放電完了電圧まで低下しなかった場合、前記コンデンサのリレーオフ後の電圧変化量が前記リレーの溶着耐圧値以下であるか否かを判断し、溶着耐圧値以下であると判断されたときには、前記リレーを再度オンさせた後にオフさせるリトライ制御を実行し、溶着耐圧値以下でないと判断されたときには、前記リトライ制御を実行しないことを特徴とするリレー制御装置。 - 請求項1に記載のリレー制御装置であって、
前記溶着耐圧値以下でないと判断されたときには、前記タイムアウト時間を延長し、延長後のタイムアウト時間内に前記コンデンサの電圧が前記放電完了電圧まで低下しなかった場合に、前記リレーが溶着していると判定することを特徴とするリレー制御装置。
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