JP2006308927A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストアップすることなく、小型化された画像形成装置のトナー消費を抑制すること。
【解決手段】カセット内シートサイズ検出装置16及びシート配置検出装置33は、シート搬送方向と直交する方向のシートサイズを検出し、シート配置検出装置33は、シートの位置ズレをも検出し、マイコン50は、カセット内シートサイズ検出装置16及びシート配置検出装置33の検出結果に基づいて、画像形成部からシートに対する画像の転写を行うか否かを制御することを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、シートサイズを検出する検出手段を有する画像形成装置に関するものである。
図16を用いて従来の画像形成装置の構成を説明する。図16に示すように、従来、シートSの搬送方向長さを検出しつつ、画像形成を行う画像形成装置がある(例えば、特許文献1参照)。
画像形成装置100は、給送カセット101やマルチトレイ102から給送口103を通じて給送されたシートSに対して、レジストローラ104により斜行を矯正された後、画像形成部105により画像形成が行われる。
給送カセット101は、メカニカルなフラグとフォトインタラプタとを用いたカセットシート有無センサ106が装備され、シートSの有無が検出される。また、積載するシートSの搬送方向のサイズを設定する不図示の規制板の配置に連動して動作するメカニカルなフラグとプッシュスイッチ等を用い、給送カセット内に積載されているシートSの搬送方向のサイズを検出するカセットサイズ検出センサ107が装備される。
マルチトレイ102においては、メカニカルなフラグとフォトインタラプタとを用いたマルチシート有無センサ108が装備され、マルチトレイ102内のシートSの有無が検出される。マルチトレイ102内のシートSは、ピックアップ&フィードローラ110により給送口103に向けて給送される。マルチトレイ102は、OHT(オーバーヘッドプロジェクタ用の透過性シート)、色付きのシート、封筒等のシートを一時的にプリントする際において、簡単に給送口に設定できる利点を有している。
給送口103下流のレジストローラ104には、不図示のレジシャッタが配設されており、シートSの先端が突き当たることにより斜行が矯正される(例えば、特許文献2参照)。レジシャッタの端部には、レジシャッタと連動して動作するメカフラグ及びフォトインタラプタにより構成されるシート先端レジストセンサ109が装備されており、レジシャッタの動作タイミング、つまりシートSの先端がレジストローラ104に突入してきたタイミング及びシートSの後端が抜けたタイミングが検出される。
画像形成装置は、このシート先端レジストセンサ109の信号情報により、給送されているシートSの搬送方向における先端位置、後端位置を検出し、これに基づいてシートの搬送方向のサイズを算出する。ここで、マルチトレイ102から送り出されるシートのサイズが検知され、給送カセット101から送り出されるシートのサイズはカセットサイズ検出センサ107により既に検出しているので、実際に搬送されているシートSの搬送方向サイズとの比較を行い、シートサイズが一致しているか否かを検出する。
特開2003−95482 特開平9−183539
しかしながら、シート先端レジストセンサ109を用いたシートサイズ検出方法においては、少なくともシートの後端がシート先端レジストセンサ109を通過しないと、シートのサイズを検出できない。ここで、小型化をされた画像形成装置においては、レジストローラ104から画像形成部105までの距離は小さく設定されている。このため、実際のシートのサイズを検出した時には、既に画像形成部105による画像形成動作は中途段階にまで至っている。この結果、シートサイズ不一致が検出された場合、シートサイズ不一致としてシートSを排出しても、一部ではあるが、既に不要なトナー消費を行ってしまうという問題があった。
そこで本発明は、コストアップすることなく、小型化された画像形成装置のトナー消費を抑制することを目的とする。
前記目的を達成するための本発明に係る代表的な構成は、シートに画像形成を行う画像形成部と、シートを積載するシート積載手段と、前記シート積載手段内に積載されるシートサイズを検出する第1シートサイズ検出手段と、前記画像形成部のシート搬送方向上流側でシートサイズを検出する第2シートサイズ検出手段と、前記第1シートサイズ検出手段及び前記第2シートサイズ検出手段から得られたシートサイズを比較する制御手段と、を有する画像形成装置において、前記第1シートサイズ検出手段及び前記第2シートサイズ検出手段は、シート搬送方向と直交する方向のシートサイズを検出可能であり、前記第2シートサイズ検出手段は、シートの位置ズレをも検出可能であり、前記制御手段は、前記第1シートサイズ検出手段及び前記第2シートサイズ検出手段の検出結果に基づいて、前記画像形成部からシートに対する画像の転写を行うか否かを決定することを特徴とする。
以上のように、シート搬送方向と直交する方向のシートサイズを検出して制御するため、シート搬送方向先端が第2シートサイズ検出手段に到達すればシートサイズを把握することができ、シートの搬送方向後端を検出する必要がない。このため、画像形成部にシートが達する前にシートサイズが適正でないことを制御手段が判別し、画像形成部からシートに対する画像の転写を行わなければ、トナー消費を抑制することができる。また、第2シイートサイズ検出手段は、もとよりシートの位置ズレを検出するために配置されるものであるため、シートサイズ検出のために新たな構成を追加しなくともよい。このため、コストアップすることなく、トナー消費を抑制することができる。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態を図面を参照して詳細に説明する。説明は、画像形成装置の全体説明、シート積載手段の説明、カセット内シートサイズ検出装置の説明、シート配置検出装置の説明、シートサイズの不一致検出装置の順で説明を行う。
第1実施形態では、シート積載手段である給送カセットにおいて設定されているカセット内シートサイズと、画像形成部へと搬送されているシートSの横幅(シート搬送方向と直交する方向の幅)サイズとが一致しているか否かの判別を画像形成動作前に行うものである。図1は第1実施形態に係る画像形成装置におけるシートサイズの不一致検出手法を示す概略ブロック図である。
(画像形成装置51)
図3を用いて画像形成装置の全体構成の説明をする。画像形成装置51として、4ドラムフルカラー方式のカラープリンターを例示する。画像形成装置51は、像担持体としての各色の感光体ドラム52(52Y、52M、52C、52Bk)が、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの現像剤(トナー)を備えた画像形成ステーションごとに設けられている。
各感光体ドラム52(52Y、52M、52C、52Bk)の表面は、各色に対応した露光手段としてのレーザスキャナ装置53(53Y、53M、53C、53Bk)から発せられたレーザ光により露光され、感光体ドラム52上に静電潜像を形成する。この静電潜像に対して各色の現像手段からトナーが供給され、トナー像が形成される。その後、感光体ドラム52上のトナー像は、中間転写ベルト54に転写される。
シートを積載するシート積載手段としての給送カセット1には、シートSが積載される。給送時には給送カセット1からピックアップローラ9によりシートSの給送が行なわれ、フィードローラ10、リタードローラ11、フィードローラ対55を通って、レジストローラ56によりシートSの斜行が矯正される。その後シートSは、二次転写ローラ57へ搬送される。
中間転写ベルト54と二次転写ローラ57との間に搬送されたシートSには、中間転写ベルト54上に形成されたトナー像が転写され、画像形成がされる。そして、搬送経路下流にある定着器58により、転写されたトナー像がシートSに加熱・加圧されて定着される。その後、シートSは排出ローラ59、60により排出トレイ61に排出される。
(シート積載手段)
図4及び図5を用いて、シート積載手段である給送カセット1の説明を行う。図4は給送カセットの概略構成を示す上面図であり、図5は給送カセットの概略構成を示す側面図である。尚、図5は給送カセットに積載されたシートの給送準備が完了した際の配置図である。給送カセット1は、カセットハウジング1aと、シートSが積載され、回動支点3を支点として回動可能な中板2と、積載されているシートSの上面が適正な給送位置になるまで持上げるリフタ4とを備えている。
シートSの側面配置を規制するサイド規制板5及び6は幅方向(シート搬送方向と直交する方向:図5矢印B方向)に移動可能に取り付けられている。このサイド規制板5及び6には、それぞれラックギヤ5a、6aが備えられており、これらラックギヤ5a、6aは、ピニオンギヤ7によって連結されている。これによりサイド規制板5及び6はピニオンギヤ7を中心にして対称的に連動しつつ、シートSを挟持する構成となっている。
また、給送カセット1のシート搬送方向の後方には、シートSの後端を規制する後端規制板8が矢印Aの方向(シートSの給送方向)に移動可能に取り付けられている。前記サイド規制板5、6及び後端規制板8を、使用者が手動で移動させることによりA5、EXE、A4、LTR、A3、LDRなどに代表される多様なサイズのシートSを選択的に給送カセット1に積載収納することができる。
給送カセット1にセットされたシートSは、画像形成装置51側に取り付けられた給送手段としてのピックアップローラ9、フィードローラ10、及び給送カセット1側に設けられたリタードローラ11により、給送カセット1から送り出される。
(カセット内シートサイズ検出装置16)
次に給送カセット内に積載されているシートのサイズを検出するカセット内シートサイズ検出装置(第1シートサイズ検出手段)16の説明を行う。図6はカセット内シートサイズ検出装置16の機構を説明するための上面図であり、図7はさらに詳しくカセット内シートサイズ検出装置16の機構のメカフラグ構成を示した上面図であり、図8はカセット内シートサイズ検出装置16の機構を説明するための側面図であり、図9はカセット内シートサイズ検出装置16の機構による4段階検出を説明する図表である。
給送カセット1は、サイド規制板5及び6に連動するサイズ検出カム12により押されたスイッチと、後端規制板8と連動するコマ板13及びアーム14により押されたスイッチの組み合わせによりシートサイズの検出を行う機構を有している。
サイド規制板5及び6側のカセット内シートサイズ検出装置についてさらに詳しく説明する。図6に示すように、サイズ検出カム12は回動軸15を中心に回動し、カム先端12eがサイド規制板6に接触することでサイド規制板6と連動して回動しつつ、サイド規制板配置の検出を行うようになっている。
本実施形態では、サイド規制板側のシートサイズ検出は4段階検出(12a、12b、12c、12d)としている。
図6及び図7はLTR及びLDRサイズをセットできる位置にサイド規制板5及び6を移動させた図である。スイッチ17a、17bで検出する位置は、図6における位置12f、つまりLTR、LDRでは位置12bということになる。図7によると、このときスイッチ17aはオン、17bはオフとなっている。
図8に、図7の矢印C方向から見た図を示すと、サイズ検出カム12の上側のフラグ部b1が凸、フラグ部b2が凹となっており、フラグ部b1により画像形成装置51側に設置されているスイッチアーム18が回動軸20を中心に押され、スイッチ17aを押し、スイッチ17aはオンとなる。またフラグ部b2は凹であるため、画像形成装置51側に設置されているスイッチアーム19は押されず、スイッチ17bはオフとなる。以上のような機構により、サイド規制板側のサイズ、つまりシート幅サイズの検出を行うことができる。
このように、画像形成装置51側に設置されている複数の検出素子としての三連スイッチ17のうち2個のスイッチ17a、17bをオン、オフさせて、サイド規制板6側のサイズ検出を4段階で行う。即ち、図9に示すように、三連スイッチ17を作動させる基準となる位置12fが12aの位置であれば、スイッチ17a、17bがともにオンとなり、上述のように12bの位置であれば、スイッチ17aがオン、スイッチ17bがオフとなる。また、三連スイッチ17の位置12fが12cの位置であれば、スイッチ17a、17bがともにオフとなり、12dの位置であれば、スイッチ17aがオフ、スイッチ17bがオンとなる。
(シート配置検出装置33)
次に、コンタクトイメージセンサ(以下、「CIS」と省略する。)を用い、レジストローラ56を通過したシートSの搬送方向と直交する方向における端部位置ズレ量(以後、単に「端部位置ズレ量」と省略する。)及びシート幅サイズ(以後、単に「シート幅サイズ」と省略する。)を検出するシート配置検出装置について図10を用いて説明する。
レジストローラ56の下流にはCIS71が装備され、後述のように前記端部位置ズレ量が検出される。検出されたシートSの端部位置ズレ量情報は、不図示のプリンタコントローラにフィードバックされて、レーザスキャナ装置による画像書き出し位置の補正が行われる。このように、シートSの端部位置ズレ量に応じて画像の書き出し位置の制御を行うので、シートSの端部位置ズレが生じた場合においても画像の欠落がなく、所定の記録位置に画像を形成することが可能である。また、端部位置ズレ量の検出と同時にシートSの端部位置を算出することにより、シート幅サイズの検出を行うことが可能である。
図11に画像形成装置におけるシート位置ズレ量及びシートサイズを検出するCIS71の概略斜視図を示す。シートSが搬送される搬送路において、シート端部に相当する部分の上部に発光素子72が、下部に受光素子73が装備される。この発光素子72と受光素子73との間にシートS及びシート端が存在する。また、発光素子72と受光素子73とは、上下逆に配置された場合においても効果は同等である。
図12は画像形成装置におけるシートSの端部位置ズレ量及びシート幅サイズの双方を検出するCIS71とシートSとの配置関係、及びCIS71に入出力する信号とのタイミングを示す図である。
図12(a)に示すように、発光素子72はLED74とライトガイド75を有し、LED74から発光された光をライトガイド75により均一に受光素子73に対して照射する。受光素子73は、一般的に光半導体素子がアレイ状に構成されたものが用いられる。また、図12(b)に示すように、受光素子73の受光モジュール(CIS71)の出力は、発光素子72からの光がシートSによって遮断された場合には出力されずオフとなる。
こうして、オンオフの切り替わる位置がシートSの配置により変動することとなる。この光の遮断や透過を示すオンオフ信号は、受光1素子ごとに反応し、シリアルのアナログ信号として出力される。従って、このアナログ信号を所定のスライスレベル電圧にて2値化したパルス信号を生成し、パルス信号の量をカウントすることにより、シートSの位置ズレ量及びシート幅サイズを検出することが可能となる。
図13を用いて、このCIS71が出力する前記パルス信号のカウント手法について説明する。図13は画像形成装置におけるシートSの位置ズレ量及びシートサイズを検出する回路ブロックを示した図である。
図13において、パルス信号をカウントするためのモジュールは、マイコン50と、電流増幅器32と、シート配置検出装置33と、2値化コンパレータ部34と、ロジックモジュール35とから構成される。マイコン50は、シート配置検出装置33に構成されるLED74を駆動するための信号を出力する。出力されたLED駆動信号は、電流増幅器32により電流増幅されてLED74を駆動し、光が発光される。発光された光は、図12(a)にて説明したように、ライトガイド75によりアレイ状の受光素子へと均一に照射される。
ロジックモジュール35では、CIS71に入力されるCISクロック(例えば、500KHz〜1MHz程度)と、CISスタートパルスがシート端部位置センサ制御モジュール40にて生成され、CIS71へと入力される。CIS71は、図12に示したように、前記CISスタートパルスに同期して、アレイ状の受光素子73のスキャンを開始し、前記CISクロックと同じクロック幅のアナログデータをシリアルに出力する。
前記出力されたアナログデータは、2値化コンパレータ部34にて所定のスライスレベル電圧と比較され、0または1のデジタルパルス信号に変換される。以下、このデジタルパルス信号をCISSNSデジタル信号と表す。但し、2値化コンパレータ部34においては、応答の遅延時間(例えば、50ns)が発生するため、CISSNSデジタル信号の遅延時間も考慮したデータ保証領域にてCISサンプリングクロックの立ち上がりエッジに同期して取り込まれる。これらの信号のタイミング関係を図14に示す。
CISサンプリングクロックは、このデータ保証領域にて確実にサンプリングを行うタイミングとなるように、CISクロックの立ち上がりエッジから所定周期遅延されて生成されたものである。
また、CISSNS信号は、CISクロックの立ち上がりと立ち下りの双方のエッジに同期してシリアル出力される。このため、CISサンプリングクロックの周波数は、CISクロックの周波数の2倍となるように生成され、CISサンプリングクロックの立ち上がりエッジにて、CISSNSデジタル信号がサンプリングされる。
図13におけるパルスカウント部42は、シート端部位置センサ制御モジュール40より入力されるCISスタートパルスに同期して、カウントが開始される。CISSNSデジタル信号のカウントは、シート端部位置センサ制御モジュール40のCISサンプリングクロックにより行われ、カウントしたデータ値は、ロジックモジュール35に構成されるレジスタ41に、例えば10bitカウントデータ43としてラッチされる。ラッチ動作は、シート端部位置センサ制御モジュール40におけるCISスタートパルスに同期して行われる。その後、マイコン50によりラッチされたカウントデータが読み出されることにより、シートSが給送口に搬送された際のシートSの端部位置ズレ量及びシート幅サイズを検出することが可能となる。
(シートサイズの不一致検出)
次に、シートサイズの不一致検出について図1及び図10を用いて説明する。本実施形態のシートサイズの不一致検出のためには、エンジンコントローラ70と、給送カセット1と、シート配置検出装置33を必要とする。
エンジンコントローラ70は、マイコン50と、ロジックモジュール35と、2値化コンパレータ部34と、電流増幅器32とから構成される。給送カセット1には、前述のカセット内シートサイズ検出装置が装備され、給送カセット1内に構成されているサイド規制板6及び後端規制板8の位置検出が行われる。シート配置検出装置33は、前述したように画像形成部へ給送されるシートSの端部位置ズレ及びシート幅サイズの検出を行う。
本実施形態のシートサイズの不一致検出においては、給送カセット1内に設定されていると予想されるシート幅サイズと、実際に画像形成部に搬送されるシート幅サイズとの比較を画像形成動作前に検出することを特徴とする。以下、本検出装置について詳しく説明する。
まず、画像形成装置51の電源がオンされる、あるいは画像形成装置51内に給送カセット1が挿入される。すると、マイコン50は、所定シーケンスに従いサイド規制板6及び後端規制板8の位置情報を前記カセット内シートサイズ検出装置から取り込み、給送カセット1内に設定されているカセット内のシートサイズを算出する。算出されたカセット内のシートサイズの情報はマイコン50内に構成されるRAMに保存・格納される。
マイコン50は、プリンタコントローラ80からプリントコマンドを受信するとプリントシーケンスを起動させる。ホストコンピュータからのシートサイズ情報と合致するシート積載手段を選択し、シートSを画像形成部に搬送するために図10に示すフィードローラ10及びリタードローラ11を回転させる。プリント準備が整うと、記録媒体であるシートSは、ピックアップローラ9の回転により給送カセット1からピックアップされて、フィードローラ10に送り込まれる。フィードローラ10を通過したシートSは、レジストローラ56に送り込まれて、シートSの斜行が矯正される。
レジストローラ56には、図3、図15に示すように、シートSの突入と同期して動作するメカフラグ24と、メカフラグ24の遮光動作によりシート先端位置を検出するセンサ(例えば、フォトインタラプタ25)とが構成されており、搬送されているシートSの先端位置が検出される。
レジストローラ56の下流には、前述したシート配置検出装置33が構成されている。これにより、搬送されているシートSの端部位置ズレ量及びシート幅サイズが検出され、一旦マイコン50のRAMに保存・格納される。マイコン50は、RAMに保存したシート幅サイズと前記保存されていたカセット内シートサイズの情報を即時に比較することにより、画像形成動作前の段階において、実際に搬送されてきたシートSが画像形成予定であるシート幅サイズと一致しているか否かの判別を行うことが可能となる。
マイコン50は、カセット内シートサイズとシート幅サイズが不一致であると判断した場合(完全に一致していない場合のみならず、適正に対応していないと判断した場合も含む)には、レーザスキャナ装置及び高圧電源装置に対し、画像形成を行わないように各装置の各種設定を変更する。レーザスキャナ装置は露光を停止し、高圧電源装置はバイアス出力をオフにする。
従って、搬送されているシートSには画像形成を行われず、白紙にてプリンタの排出トレイ61に出力される。そして、給送カセット1に設定されているカセット内シートサイズと実際に搬送されたシート幅サイズが一致していなかったエラー情報をプリンタコントローラ80に送信する。
シートサイズ不一致のエラー情報は、プリンタコントローラ80によりオペレーションパネル82のディスプレイ83に表示され、ユーザに報知される。このような構成によれば、ユーザは画像形成装置51の前方側から、シートサイズ不一致の状況を容易に把握することができる。
また、自動両面搬送装置を備えた画像形成装置においては、白紙を排出口に出力するのではなく、プリント用紙として両面印字待機部に搬送する。これにより、次のプリント時にユーザの操作なしで再使用することも容易に可能となる。このように構成すれば、シートSを無駄に消費することを抑制することができる。
以上のように、本実施形態においては、CIS71を有するシート配置検出装置33を用いてシートSの端部位置ズレを行うとともに、シートSのサイズの検出をも行う。シート配置検出装置33は、もとより位置ズレを行うために配設されるものである。このため、シートサイズ(第2シートサイズ)を検出するために新たに部材を追加する必要がなく、コストアップをすることがない。
また従来においては、シートSのサイズを検出する際、シートSの搬送方向のサイズを検出し、比較する構成であったため、シートの後端がフラグ等から抜けないとシートサイズを検出することができなかった。これに対して、本実施形態は、まず、CIS71を有するシート配置検出装置33が、シート搬送方向と直交する方向のサイズを検出する。そして、マイコン50が、予めカセット内シートサイズ検出装置16によって検出したカセット内シートサイズ(シート搬送方向と直交する方向のサイズ:第1シートサイズ)とを比較するという構成である。
このため、シートSの先端がシート配置検出装置33のCIS71を通過した時点、即ち、まだシートSが二次転写ローラ57に到達していない段階で、シートSのサイズを検出することができる。従って、マイコン50が、シート配置検出装置33により検出されたシートサイズと、カセット内シートサイズとが異なると判断した場合、トナー像はシートSに転写されていない。このため、この時点において、マイコン50がシートSに画像を転写しないこととすれば、トナーを消費することを抑制することができ、かつシートSにも画像が形成されていないため、シートSも再び利用することができる。
尚、マイコン50がシートサイズが不一致だと判断した場合に、マイコン50が画像形成動作をも行わないように制御することとしてもよい。このように制御すれば、中間転写ベルト54や感光体ドラム52に対してもトナーが供給されることがないため、更にトナー消費を抑制することができる。
また、マイコン50がシートサイズが不一致だと判断した場合に、トナー像をシートSに転写することなくシートSを排出することとしている。このため、ユーザがシートSを装置内から取り出す手間を省くことができる。
また、マイコン50が、シートサイズが不一致だと判断した場合であっても、シート配置検出装置33により検出されたシートサイズよりも、カセット内シートサイズ検出装置16により検出されたシートサイズが小さい場合、画像形成部において継続して画像形成動作を行ってもよい。この場合、予想されたシートサイズよりも画像形成直前で検出されたシートサイズの方が大きいのであるから、たとえ画像を通常どおり転写したとしても、全ての画像がシートからはみ出ることなく転写されるためである。
尚、この場合においても、エラー情報をオペレーションパネル82のディスプレイ83上に表示することとしてもよい。通常通り画像形成は行ったが、検出結果が異なった旨をユーザに伝えることができ、ユーザが状況を理解することができるためである。
〔第2実施形態〕
本発明の第2実施形態を図2を参照して詳細に説明する。図2は第2実施形態に係る画像形成装置におけるシートサイズの不一致検出手法を示す概略ブロック図である。画像形成装置、シート積載手段、シート配置検出装置等、前述と同様の構成に関しては、同符号を付して説明を省略する。
(シートサイズの不一致検出)
第2実施形態のシートサイズの不一致検出においては、ユーザによりホストコンピュータ90のプリンタドライバ上にて設定されたシートサイズと、実際に画像形成部に搬送されるシート幅サイズとの比較を画像形成動作前に検出することを特徴とする。以下、本検出装置について詳しく説明する。
本実施形態では、前記プリンタドライバ上においてシートサイズをユーザが設定し、かつマルチ給送トレイ81からプリント動作させる場合を一例として説明する。
画像形成装置に装備されているマルチ給送トレイ81は、給送カセット1に積載可能なシート種やシートサイズ以外の記録シートを一時的かつ簡単にプリントできる利点を有する。しかし、シートサイズが特定されにくいため、シートサイズの検出機構は一般に構成されていない場合が多い。
マルチ給送トレイ81よりプリントを行うユーザは、ホストコンピュータ90に、入力手段としてインストールされているプリンタドライバのユーザインターフェイス上又は画像形成装置51に配置されているオペレーションパネル82から、画像形成装置51の給送手段を給送カセット1からマルチ給送トレイ81へと変更する旨や、画像が転写される記録媒体であるシートの種類(厚紙、OHT等)やサイズ等のプリント情報を入力して指定する。
ホストコンピュータ90は、ユーザから設定された前記プリント情報を、例えばネットワークを介して、画像形成装置のプリンタコントローラ80に送信する。さらにプリンタコントローラ80は、エンジンコントローラ70と通信を行ってマイコン50に前記プリント情報を送信する。
マイコン50は、前記プリント情報を受信し、一旦RAMに保存・格納した後、マルチ給送トレイ81を選択してフィードローラ10の回転駆動及びシートSのピックアップ動作をさせてレジストローラ56にシートSを搬送する。
レジストローラ56に搬送されたシートSは斜行が矯正され、第1実施形態と同様に、シートSの突入と同期して動作するメカフラグ24とメカフラグの動作により遮光されるフォトインタラプタ25とによりシートの先端レジスト位置が検出される。
レジストローラ56の下流には、第1実施形態と同様に、シート配置検出装置33が構成されており、搬送されているシートSの端部位置ズレ量及びシート幅サイズが検出されて一旦RAMに保存・格納される。マイコン50は、RAMに保存されたシート幅サイズと、ユーザがプリンタドライバにおいて設定した前記プリント情報内のシートサイズの情報を即時に比較する。これにより、画像形成動作前の段階において、実際に搬送されてきたシートSが画像形成予定であるシート幅サイズと一致しているか否かの検出を行うことが可能となる。
マイコン50は、前記プリンタドライバ設定のシートサイズと搬送中のシート幅サイズが不一致であると判断した場合には、レーザスキャナ装置及び高圧電源装置に対し、画像形成を行わないように各装置の各種設定を変更する。レーザスキャナ装置は露光を停止し、高圧電源装置はバイアス出力をオフする。従って、搬送されているシートSは画像形成を行われず、白紙にてプリンタの排出トレイ61に出力される。そして、前記プリンタドライバ設定のシートサイズと実際に搬送されたシート幅サイズが一致していなかったエラー情報をプリンタコントローラ80に送信する。
シートサイズ不一致のエラー情報は、プリンタコントローラ80によりオペレーションパネル82のディスプレイ83に表示され、ユーザに報知される。あるいは、ホストコンピュータを介して、プリンタドライバ91のユーザインターフェイスによりユーザに報知される。これによっても、前述の実施形態と同様の作用、効果を得ることができる。
〔他の実施形態〕
前述した実施形態においては、画像形成装置として電子写真方式の4色カラーレーザープリンタに適用した例を示したが、これに限るものではない。例えば、複写機、ファクシミリ装置等の画像形成装置に適用してもよい。また、カラーのものに限らず、単色でもよい。
また、画像形成部の画像形成方式を電子写真方式に限るものでもない。例えば、インクジェット方式で画像を形成する画像形成装置にも適用することができる。
第1実施形態に係る画像形成装置におけるシートサイズの不一致検出手法を示す概略ブロック図。 第2実施形態に係る画像形成装置におけるシートサイズの不一致検出手法を示す概略ブロック図。 画像形成装置の全体構成を示す概略構成図。 給送カセット1の概略構成を示す上面図。 給送カセット1の概略構成を示す側面図。 カセット内シートサイズ検出装置16の機構の上面図。 カセット内シートサイズ検出装置16の機構の拡大上面図。 カセット内シートサイズ検出装置16の機構の側面図。 カセット内シートサイズ検出装置16による4段階検出を説明する図表。 給送構成の概要を示すイメージ図。 CIS71の概略斜視図。 CIS71とシートSとの配置関係及びCIS71に入出力する信号とのタイミングを示す図。 シートSの位置ズレ量及びシートサイズを検出する回路ブロックを示す図。 画像形成装置におけるコンタクトイメージセンサが出力するCISSNS信号とCISSNS信号のサンプリング動作及びADコンバータ部に関係する各信号のタイミングを示した図。 レジストローラ56周りにおけるシート先端検出機構の説明図。 従来の画像形成装置の構成の説明図。
符号の説明
S…シート
1…給送カセット(シート積載手段)
16…カセット内シートサイズ検出装置(第1シートサイズ検出手段)
33…シート配置検出装置(第2シートサイズ検出手段)
50…マイコン(制御手段)
51…画像形成装置
81…マルチ給送トレイ(シート積載手段)
82…オペレーションパネル(入力手段)
83…ディスプレイ(表示手段)

Claims (7)

  1. シートに画像形成を行う画像形成部と、シートを積載するシート積載手段と、前記シート積載手段内に積載されるシートサイズを検出する第1シートサイズ検出手段と、前記画像形成部のシート搬送方向上流側でシートサイズを検出する第2シートサイズ検出手段と、前記第1シートサイズ検出手段及び前記第2シートサイズ検出手段から得られたシートサイズを比較する制御手段と、を有する画像形成装置において、
    前記第1シートサイズ検出手段及び前記第2シートサイズ検出手段は、シート搬送方向と直交する方向のシートサイズを検出可能であり、
    前記第2シートサイズ検出手段は、シートの位置ズレをも検出可能であり、
    前記制御手段は、前記第1シートサイズ検出手段及び前記第2シートサイズ検出手段の検出結果に基づいて、前記画像形成部からシートに対する画像の転写を行うか否かを決定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1シートサイズ検出手段及び前記第2シートサイズ検出手段の検出結果が適正に対応しない場合、前記画像形成部からシートに対する画像の転写を行わないように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1シートサイズ検出手段及び前記第2シートサイズ検出手段の検出結果が適正に対応しない場合、前記画像形成部における画像形成動作を行わないように制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1シートサイズ検出手段及び前記第2シートサイズ検出手段の検出結果が適正に対応しない場合、シートを装置外に排出させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記第1シートサイズ検出手段の検出結果が、前記第2シートサイズ検出手段の検出結果よりも小さい場合、前記画像形成部によりシートに画像の転写を行うように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. ユーザにシートの搬送状況を報知する表示手段を有し、
    前記制御手段は、前記第1シートサイズ検出手段及び前記第2シートサイズ検出手段の検出結果が適正に対応しない場合、前記表示手段にエラー情報を表示することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. ユーザがシートサイズを入力する入力手段を有し、
    前記第1シートサイズ検出手段は、前記入力手段の入力結果に基づいてシートサイズを検出することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015125223A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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