JP2006001679A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シートの搬送方向における画像の副走査書き出し位置のバラツキを補正した高精度な画像形成を行う画像形成装置を提供する。
【解決手段】 アレイ状に受光素子が配列されたセンサであるCIS71を、シート搬送方向に対して直行する方向とシートの搬送方向との双方向を含む方向成分に配置し、シートの搬送速度を検出するとともにシートの先端位置を検出する。
【選択図】 図1

Description

本発明はシートの搬送方向と直行する方向の搬送位置ズレ量を検出するセンサアレイ等を搭載した画像形成装置に関するものである。
画像形成装置は、シート給送手段として、例えば給送カセットもしくはマルチトレイ等からプリント用の記録媒体であるシートをレジストローラ位置まで給送し、レジシャッタにより用紙の斜行を矯正している。しかしながら、前記シートが搬送方向に対して直行する方向にズレが生じたまま給紙されてしまう可能性があった。この場合には、印字画像のズレ量検出手段及び電気的な補正手段を備えていないので、シートの搬送方向と直行する方向にズレが生じた画像が形成されることがあった。
そこで、前記シートの搬送によるズレ量を電気的に検出して補正する手段として、画像形成装置本体のシート搬送路にアレイ状の光検出素子を備えたシート位置ズレ検出センサを配置し、センサの出力するパルス情報によりシート搬送におけるシート位置ズレ量を検出し、検出結果に基づき印字画像の主走査書き出し位置を制御する画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、画像形成装置は、シート先端レジストセンサを備えており、シート先端が画像形成部へ給送されるタイミングを検出している。図10はレジストローラ56とレジシャッタ22の機構部を示し、図11はレジシャッタ22と連動して動作するメカフラグ24及びシート先端レジストセンサ(フォトインタラプタ)25を示す。
給送口に搬送されたシートは、前述したようにレジシャッタ22により、斜行が矯正される。レジシャッタ22の端部には、図11に示すようにレジシャッタ22と連動して動作するメカフラグ24及びフォトインタラプタ(シート先端レジストセンサ)25が装備されており、レジシャッタ22の動作タイミング、つまりシートの先端が給送口に突入してきたタイミングが検出されるように構成されている。
画像形成装置は、このシート先端レジストセンサ25の信号情報により、給送されているシートの搬送方向における先端位置、後端位置またはシート長を算出している。
特開2002−292960号公報
しかしながら、前記シート先端レジストセンサ25を用いたシート先端位置の検出方法では、シートの搬送スピードがばらつくことによって、シート先端位置の検出後からシートが画像形成部まで搬送される時間にバラツキが生じ、シートの搬送方向における画像の副走査書き出し位置にバラツキが生じてしまうという課題があった。また、画像形成部直前にシート先端レジストセンサを別途設けると、装置の複雑化・スペースの確保が必要となり、コスト的にも不利になる傾向を招くものであった。
そこで本発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、シートの搬送方向と直行する方向の搬送位置ズレ量を検出する手段と、画像形成部へ搬送されているシートの先端位置及び搬送スピードを高精度に検出する手段とを具備し、シートに転写される画像形成位置の変動を抑制して、高精度なシート位置に印刷を行うことが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の画像形成装置は、シートの搬送方向と直行する方向のシート搬送位置ズレを検出する手段を有する画像形成装置において、前記位置ズレを検出する手段は、シート搬送方向に対して直行する方向とシートの搬送方向との双方向を含む方向成分に配置されたことを特徴とし、シートの搬送速度を検出する機能、乃至シートの先端位置を検出する機能を兼ね備えたシート位置検出手段であることを特徴とする。
請求項2記載の画像形成装置は、請求項1記載の画像形成装置において、前記シート位置検出手段は、シートの搬送方向に対して斜め方向に配置されることを特徴とする。
請求項3記載の画像形成装置は、請求項1又は2記載の画像形成装置において、前記シート位置検出手段は、アレイ状に受光素子が配列されたセンサであることを特徴とする。
請求項4記載の画像形成装置は、請求項1〜3に記載の画像形成装置において、前記シート位置検出手段の出力するアナログ値を2値化したパルスの数をカウントすることにより、前記搬送速度を算出することを特徴とする。
請求項5記載の画像形成装置は、請求項1〜4に記載の画像形成装置において、シートの先端が前記位置ズレを検出する手段を通過する際にシートの搬送速度を検出することを特徴とする。
請求項6記載の画像形成装置は、請求項1〜4に記載の画像形成装置において、シートの後端が前記位置ズレを検出する手段を通過する際にシートの搬送速度を検出することを特徴とする。
以上のように、本発明においては、シートの搬送方向と直行する方向におけるシートの端部位置ズレ量を検出する位置ズレ量検出手段を有する画像形成装置において、前記位置ズレ量検出手段は、給紙口を搬送されるシートの搬送スピード乃至シートの先端レジスト位置を検出する機能を具備し、別途の検出装置を設けずに、シートの搬送スピードを直接に検出することが可能となる。その結果、シートの搬送方向における画像の副走査書き出し位置のバラツキを補正制御することが可能となり、シートに転写される画像形成領域の位置変動を抑制した高精度な印刷を行うことが可能となる。
以下に本発明を実施するための最良の形態を実施例に基づいて説明する。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態を図面を参照して詳細に説明する。説明は、画像形成装置の全体説明、シート搬送状態検出装置の説明順で行う。
第1の実施形態の画像形成装置は、レジストローラ56の下流にシート搬送状態検出装置をシートの搬送方向に対して斜めに配置したことを特徴とし、シート端部位置の検出を行うとともに、シートの先端がシート搬送状態センサを通過していく過程でのシート搬送状態センサの出力信号変化をモニタし、シートの搬送スピードを検出することを特徴とする。以下、本実施形態の画像形成装置について詳しく説明する。
(画像形成装置)
図9を用いて画像形成装置の全体構成の説明をする。画像形成装置51として、4ドラムフルカラー方式のカラープリンターを例示する。画像形成装置51は像担持体としての各色の感光体ドラム52(52Y、52M、52C、52Bk)が、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの現像剤(トナー)を備えた画像形成ステーションごとに設けられている。
各感光体ドラム52(52Y、52M、52C、52Bk)の表面は各色に対応したレーザスキャナ装置53(53Y、53M、53C、53Bk)から発せられたレーザ光により露光されて感光体ドラム52上に静電潜像を形成する。この静電潜像に対して各色のトナーによりトナー像が形成され、その後、感光体ドラム52上のトナー像は、中間転写ベルト54に転写される。
シート積載装置としての給送カセット1にはシートSが積載される。画像形成装置51は不図示のプリンタコントローラからプリントコマンドを受信するとプリントシーケンスを起動させて、シートSを画像形成部に搬送するためにフィードローラ10・リタードローラ11を回転させる。プリント準備が整うと、記録媒体であるシートSはピックアップローラ9を回転させることにより給送カセット1からピックアップされて、フィードローラ10に送り込まれる。フィードローラ10を通過したシートSは、レジストローラ56に送り込まれて、シートSの斜行が矯正される。その後二次転写ローラ57へシートSが搬送される。
中間転写ベルト54と二次転写ローラ57との間に搬送されたシートSには、中間転写ベルト54上に形成されたトナー像が転写され、搬送経路下流にある定着器58により転写されたトナー像はシートSに定着される。その後、シートSは排出ローラ59、60により排出トレイ61に排出される。
(シート搬送状態検出装置)
次に、コンタクトイメージセンサ(以下、「CIS」と省略する。)を用い、レジストローラ56を通過したシートSの搬送方向と直行する方向における端部位置ズレ量(以後、単に「端部位置ズレ量」と省略する。)及びシートの搬送スピードを検出するシート搬送状態センサについて図を用いて説明する。
図1に画像形成装置におけるシート位置ズレ量を検出するセンサの概略斜視図を示す。シートSが搬送される搬送路において、シート端部に相当する部分の上部に発光素子72が、下部に受光素子73が装備される。この発光素子72と受光素子73との間にシートS及びシート端が存在する。また、発光素子72と受光素子73とは、上下逆に配置された場合においても効果は同等である。
図2は画像形成装置におけるシートSの端部位置ズレ量及びシート搬送スピードを検出するシート搬送状態センサとシートSとの配置関係、及び該シート搬送状態センサに入出力される信号とのタイミングを示す図である。
図2(a)に示すように、発光素子72はLED74とライトガイド75を有し、LED74から発光された光をライトガイド75により均一に受光素子73に対して照射する。受光素子73は、一般的に光半導体素子がアレイ状に構成されたものが用いられる。また、図2(b)に示すように、受光素子73の受光モジュール(CIS71)の出力は、発光素子72からの光がシートSによって遮断された場合には出力されずオフとなる。
次に、前記CIS71の制御方法について説明する。図3は画像形成装置におけるシートSの端部位置ズレ量及び搬送スピードをCIS71を用いて検出する回路ブロックを示した図である。
シートSの端部位置ズレ量及び搬送スピードを検出するシート搬送状態検出装置は、エンジンコントローラ70とシート搬送状態センサ33とから主に構成される。さらに、エンジンコントローラ70は、マイコン50と、電流増幅器32と、2値化コンパレータ部34と、ロジックモジュール35とから構成される。
マイコン50は、シート搬送状態センサ33に構成されるLED74を駆動するための信号を出力する。出力されたLED駆動信号は、電流増幅器32により電流増幅されてLED74を駆動する。電流駆動されたLED74は光を発光し、図2(a)にて説明したように、ライトガイド75によりアレイ状の受光素子へと均一に照射を行う。
ロジックモジュール35に構成される制御モジュール40は、CISクロック(例えば、500KHz〜1MHz程度)と、CISスタートパルスを生成してCIS71に出力する。CIS71は、前記CISスタートパルスに同期して、アレイ状の受光素子73のスキャンを開始し、CISクロックの半波長と同じクロック幅のアナログデータ信号(以下、CISSNS信号と称す。)を図2に示すようにシリアルに出力する。つまり、CISクロックの立ち上がりと立ち下がりの双方のエッジに同期してシリアルにCISSNS信号を出力する。
出力されたCISSNS信号は、2値化コンパレータ部34にて所定のスライスレベル電圧と比較され、LowまたはHighのデジタルパルス信号(以下、CISSNSデジタル信号と称す。)に変換される。CISSNSデジタル信号がLであるかHであるかをモニタするために、制御モジュール40ではCISクロック周波数の2倍となるCISサンプリングクロックが生成され、CISサンプリングクロックの立ち上がりエッジにて、CISSNSデジタル信号がサンプリングされる。但し、2値化コンパレータ部34においては、応答の遅延時間(例えば、50ns)が発生するため、CISSNSデジタル信号の遅延時間も考慮したデータ保証領域をサンプリングするために、CISサンプリングクロックはCISクロックと所定の位相を付加されている。これらの信号のタイミング関係を図4に示す。
次に、前記CISSNSデジタル信号からシートの端部位置ズレ量及び搬送スピードを算出する手法について説明する。
図2(b)にて前述したように、CIS71の出力は、発光素子72からの光がシートSによって遮断された場合には出力されずオフとなる。透過した場合には1受光素子に対して1パルスが出力される。従って、LED71の光がシートによって遮断されずに受光素子が出力したパルス数を受光素子端よりカウントすることによって光の透過・遮断が切り替わる位置を検出することが出来る。
搬送されるシートSとシート搬送状態検出センサの関係を図5に示す。
図5(a)は、シート搬送状態検出センサにシートSが進入する前の状態を示し、ライトガイド75から照射された光をCIS71の全ての受光素子は受光してCISSNS信号を出力する。
図5(b)は、シート搬送状態検出センサにシートSが進入した直後の状態を示し、CIS71は、ライトガイド75から照射された光の一部をシートSにより遮断された状態でCISSNS信号を出力する。
図5(c)及び(d)は、シート搬送状態検出センサにシートSが進入した後の遷移状態を示し、CIS71は、ライトガイド75から照射された光の一部をシートSにより遮断された状態でCISSNS信号を出力し、シートSにより遮断される光の位置はシートSの進行とともに変化する。
図5(e)は、シート搬送状態検出センサの一端を覆う位置までシートSが進入した後の状態を示し、シートSの端部位置を示す部位のみをライトガイド75から照射された光が透過し、シート端部位置までのCISSNS信号が出力される。
Th1はシート搬送状態検出センサの端部に位置する受光素子が出力するパルス信号を示し、シートの搬送位置に関係なく出力される。Th4は、Th1の反対側端部に位置する受光素子が出力するパルス信号を示し、シートSがシート搬送状態検出センサを覆って搬送される期間を除きパルス信号が出力される。オンオフの切り替わる位置Th2は、図1の端部bの位置を示し、搬送されてきたシートSの所定位置に対する搬送ズレ量を示す。オンオフの切り替わる位置Th3は、図1の先端aの位置を示し、刻々と変化するシートの先端位置の変化量、つまりシートの搬送スピードに従い変化する。
従って、パルス信号位置Th1からパルス信号位置Th2までのパルス信号の数量をカウントすることにより、給送口に搬送されたシートSの搬送位置ズレ量が検出される。また、パルス信号位置Th3の位置を所定時間毎にサンプリングすることにより、給送口を通過するシートSの搬送スピードが検出される。
次に、パルス信号位置Th1からパルス信号位置Th2までのパルス信号の数量をカウントする方法、及びパルス信号位置Th3を算出する方法について図6を用いて説明する。
パルスカウント部42は、シート端部位置検出部、パルスブランク位置検出部、シート搬送スピード検出部が構成され、前記CISSNSデジタル信号が入力される。シート端部位置検出部では、パルス信号位置Th1からTh2までの期間のパルス信号の数量がカウントされる。パルスブランク期間検出部では、シートSによってライトガイド75から照射された光が遮断され、パルス信号出力がオフされた状態が検知される。シート搬送スピード検出部では、パルス信号位置Th3〜Th4のパルス信号の数量がカウントされる。
シート端部位置検出部は、CISスタートパルスが入力されると、内部カウンタ回路をリセットし、その後入力されるCISSNSデジタル信号のパルス数量をCISサンプリングクロックによりカウントを開始する。CISSNSデジタル信号が所定期間においてLになると、パルスブランク期間検出部は、シート端部位置検出部へカウントストップ信号を出力し、シート端部位置検出部はカウント動作を停止する。
従って、図5(b)〜(d)に示したパルス信号期間Th3〜Th4のパルス信号はマスクされ、パルス信号位置Th1〜Th2のパルス信号の数量がカウントされる。そして、前記カウントされた情報はレジスタ41に例えば10bitカウントデータとしてラッチ保存される。ラッチ動作は、CISスタートパルスに同期して行われる。シート端部位置検出部は前記ラッチ動作後にリセットされて、再びカウント動作を開始する。このようにしてシートSの検出された端部位置情報がレジスタ41へ保存される。
その後、マイコン50によりラッチされたカウントデータが読み出されることにより、シートSが給送口に搬送された際のシートSの端部位置ズレ量を検出することが可能となる。
シート搬送スピード検出部は、CISスタートパルスが入力されると、内部カウンタ回路をリセットし、カウント開始のスタンバイ状態となる。CISSNSデジタル信号が所定期間においてLになると、パルスブランク期間検出部は、シート搬送スピード検出部へカウントスタート信号を出力し、シート搬送スピード検出部はカウント動作を開始する。
従って、図5(b)〜(d)に示したパルス信号期間Th1〜Th2のパルス信号はマスクされ、パルス信号位置Th3〜Th4のパルス信号の数量がカウントされる。そして、前記カウントされた情報はレジスタ41に例えば10bitカウントデータとしてラッチ保存される。ラッチ動作は、CISスタートパルスに同期して行われる。シート搬送スピード検出部は前記ラッチ動作後にリセットされて、再びカウント動作を開始する。
レジスタ41は、複数のカウント値をラッチする複数のレジスタを構成しており、CISスタートパルスに同期して、ラッチした値を順じシフトさせて各値をラッチする。マイコン50は、CISスタートパルスの周期毎にラッチされた前記パルス信号位置Th3〜Th4のパルス信号の数量を所定周期でサンプリングし、シートSの搬送スピードを算出することが可能となる。
また、以上説明したパルス信号位置Th3は、シートSの先端位置を随時検出しているものであり、シートSへの副走査印字位置を高精度に転写可能とする先端レジストセンサとして機能させることも容易に可能である。
以上述べたように、本実施例のシート搬送状態検出装置は、シート搬送状態検出装置をシートの搬送方向に対して斜めに位置するように配置したことにより、従来のシートSの端部位置ズレ量補正に加えて、シートSの先端がシート搬送状態センサを通過していく搬送過程でのシート搬送状態センサの出力信号変化をモニタし、シートの搬送スピードを検出することが可能となる。
このため、従来のシートSの端部位置ズレを補正する主走査書き出し位置補正に加えて、検出されたシートSの搬送スピードに応じて画像の副走査書き出し位置の補正制御を行うので、シートSに対する副走査書き出し位置のバラツキも小さく、所定の記録位置に高精度に画像を形成することが可能となる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態を図2を参照して詳細に説明する。
第2実施形態のシート搬送状態検出装置は、レジストローラ56の下流にシート搬送状態検出装置をシートの搬送方向に対して斜めに配置したことを特徴とし、シート端部位置の検出を行うとともに、シートの後端がシート搬送状態センサを通過していく過程でのシート搬送状態センサの出力信号変化をモニタし、シートの搬送スピードを検出することを特徴とする。以下、本検出装置について詳しく説明する。
画像形成装置、パルスカウント部42のカウント方法以外の内容に関しては、第1実施形態に記載の説明内容と同様であるため説明を省略する。
搬送されるシートSとシート搬送状態検出センサの関係を図7に示す。
図7(a)は、シート搬送状態検出センサの一端を覆う位置までシートSが進入した後の状態を示し、シートSの端部位置を示す部位のみをライトガイド75から照射された光が透過し、シート端部位置までのCISSNS信号のみが出力される。
図7(b)は、シート搬送状態検出センサにシートSの後端が突入した直後の状態を示し、CIS71は、ライトガイド75から照射された光の一部が通紙領域において透過されてCISSNS信号が出力される。
図7(c)及び(d)は、シート搬送状態検出センサにシートSの後端が進入した後の遷移状態を示し、CIS71は、ライトガイド75から照射された光の一部をシートSにより遮断された状態でCISSNS信号を出力し、シートSにより遮断される光の位置はシートSの進行とともに変化する。
図7(e)は、シート搬送状態検出センサをシートSが通り抜けた状態を示し、ライトガイド75から照射された光をCIS71の全ての受光素子は受光してCISSNS信号を出力する。
Th1はシート搬送状態検出センサの端部に位置する受光素子が出力するパルス信号を示し、シートの搬送位置に関係なく出力される。Th4は、Th1の反対側端部に位置する受光素子が出力するパルス信号を示し、シートSがシート搬送状態検出センサを通り抜けるまでパルス信号は出力されない。オンオフの切り替わる位置Th2は、図1の後端cの位置を示し、刻々と変化するシートの先端位置の変化量、つまりシートの搬送スピードに従い変化する。
従って、パルス信号位置Th2の位置を所定時間毎にサンプリングすることにより、給送口を通過するシートSの搬送スピードが検出される。パルス信号位置Th2は、パルス信号位置Th1〜Th2の期間のパルス数量をカウントすることにより算出することが可能となる。
次に、パルス信号位置Th1からパルス信号位置Th2までのパルス信号の数量をカウントする方法、及びパルス信号位置Th3を算出する方法について図8を用いて説明する。
パルスカウント部42は、シート端部位置検出部が構成され、前記CISSNSデジタル信号が入力される。シート端部位置検出部では、パルス信号位置Th1からTh2までの期間のパルス信号の数量がカウントされる。
シート端部位置検出部は、CISスタートパルスが入力されると、内部カウンタ回路をリセットし、その後入力されるCISSNSデジタル信号のパルス数量をCISサンプリングクロックによりカウントを開始する。図7(b)〜(d)に示したパルス信号位置Th1〜Th2のパルス信号の数量がカウントされる。カウントされた情報はレジスタ41に例えば10bitカウントデータとしてラッチ保存される。ラッチ動作は、CISスタートパルスに同期して行われる。シート搬送スピード検出部は前記ラッチ動作後にリセットされて、再びカウント動作を開始する。
レジスタ41は、複数のカウント値をラッチする複数のレジスタを構成しており、CISスタートパルスに同期して、ラッチした値を順じシフトさせて各値をラッチする。マイコン50は、CISスタートパルスの周期毎にラッチされた前記パルス信号位置Th1〜Th2のパルス信号の数量を所定周期でサンプリングし、シートSの搬送スピードを算出することが可能となる。
また、本実施例で述べたパルスカウント部42に構成されるTh2位置検出部は、図5においてシートSが搬送状態検出センサ33を通過していく過程でマイコン50がその値をサンプリングした手法と同様の手法で、検出可能である。従って、簡素なハード構成でシートSの搬送スピードとシート端部位置を検出することが可能となる。
以上述べたように、本実施例のシート搬送状態検出装置は、シート搬送状態検出装置をシートの搬送方向に対して斜めに位置するように配置し、且つシートSの後端がシート搬送状態センサを通過していく搬送過程でのシート搬送状態センサの出力信号変化をモニタすることにより、シートSの端部位置ズレ量検出と同じパルスカウント手段を用いて、従来のシートSの端部位置ズレ量検出及び搬送スピードを検出することが可能となる。検出されたシートの搬送スピードの情報は、マイコン50のRAMに適宜格納されて、最適な副走査書き出し位置となるように制御される。
このため、従来のシートSの端部位置ズレを補正する主走査書き出し位置補正に加えて、検出されたシートSの搬送スピードに応じて画像の副走査書き出し位置の補正制御を行うので、シートSに対する副走査書き出し位置のバラツキも小さく、所定の記録位置に高精度に画像を形成することが可能となる。
[他の実施形態]
前述した実施形態においては、画像形成装置として電子写真方式の4色カラーレーザープリンタに適用した例を示したけれども、これに限るものではなく、複写機、ファクシミリ装置等の画像形成装置に適用してもよい。また、プリンタもカラーのものに限らず、単色のものでもよい。また、画像形成方法は電子写真方式でなくともよく、インクジェット式等の画像形成装置にも適用できる。また、アレイ状の受光センサをシートの搬送方向に対して斜めに位置するように配置した例を示したけれども、L字型に配置する等した場合に、容易に同等の効果を得られることは言うまでもない。
画像形成装置におけるシートの位置ズレ量及び種類の双方を検出するセンサの概略斜視図である。 画像形成装置におけるシート搬送状態検出センサとシートとの配置関係、及び該センサに入出力される信号との関係を示す図である。 第1及び第2の実施形態に係る画像形成装置におけるシート搬送状態検出装置を示す概略ブロック図である。 画像形成装置におけるコンタクトイメージセンサが出力するCISSNS信号とCISSNS信号のサンプリング動作に関係する各信号のタイミングを示した図である。 シートSの先端がシート搬送状態検出センサを通過していく際の光の遮光・透過、CISSNS信号の関係を示した図である。 実施例1に於けるCISSNSデジタル信号のパルス数量をカウントするパルスカウント部を示したブロック図である。 シートSの後端がシート搬送状態検出センサを通過していく際の光の遮光・透過、CISSNS信号の関係を示した図である。 実施例2に於けるCISSNSデジタル信号のパルス数量をカウントするパルスカウント部を示したブロック図である。 電子写真プロセスを用いた画像形成装置の概略図である。 画像形成装置におけるシートの先端を検出するセンサ機構部を示す図である。 レジシャッタと連動して動作するメカフラグがフォトインタラプタを遮光する機構を示すイメージ図である。
符号の説明
S シート
1 給送カセット
2 中板
3 回動支点
4 リフタ
8 後端規制板
9 ピックアップローラ
10 フィードローラ
11 リタードローラ
22 レジシャッタ
23 レジシャッタ
24 メカフラグ
25 フォトインタラプタ(シート先端レジストセンサ)
32 電流増幅器
33 シート搬送状態センサ
34 2値化コンパレータ
35 ロジックモジュール
40 制御モジュール
41 レジスタ
42 パルスカウント部
50 マイコン
51 画像形成装置
52 感光体ドラム
53 レーザスキャナ装置
54 中間転写ベルト
55 フィードローラ対
56 レジストローラ
57 二次転写ローラ
58 定着器
59 排出ローラ
60 排出ローラ
61 排出トレイ
71 CIS
72 発光素子
73 受光素子
74 LED
75 ライトガイド

Claims (6)

  1. シートの搬送方向と直行する方向のシート搬送位置ズレを検出する手段を有する画像形成装置において、前記位置ズレを検出する手段は、シート搬送方向に対して直行する方向とシートの搬送方向との双方向を含む方向成分に配置されたことを特徴とし、シートの搬送速度を検出する機能、乃至シートの先端位置を検出する機能を兼ね備えたシート位置検出手段であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記シート位置検出手段は、シートの搬送方向に対して斜め方向に配置されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記シート位置検出手段は、アレイ状に受光素子が配列されたセンサであることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記シート位置検出手段の出力するアナログ値を2値化したパルスの数をカウントすることにより、前記搬送速度を算出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. シートの先端が前記位置ズレを検出する手段を通過する際にシートの搬送速度を検出することを特徴とする請求項1又は4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. シートの後端が前記位置ズレを検出する手段を通過する際にシートの搬送速度を検出することを特徴とする請求項1又は4のいずれかに記載の画像形成装置。
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