JP2006308751A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが意識することなく、ユーザの使用に最適な色補正を最小限の時間と転写材の消費で行う。
【解決手段】単一または複数の色材を用いて転写材上にパッチを形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって転写材上に形成されたパッチの色度を検知する色度検知手段と、前記色度検知手段によって検知された色度に基づいて画像形成条件を補正する補正手段とから成る色調整を行う色調整手段と、過去に形成された所定数の画像の特徴を履歴として記録する履歴記録手段と、を有する画像形成装置において、前記色調整手段は前記履歴記録手段で記録された画像の履歴情報にしたがって前記画像形成手段によって形成される前記パッチの内容を変更する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像信号に基づいて画像を形成する画像形成装置に関するものである。
近年、カラープリンタ、カラー複写機等の電子写真方式やインクジェット方式等を採用したカラー画像形成装置には、出力画像の高画質化が求められている。特に、濃度の階調とその安定性は、人間が下す画像の良し悪しの判断に大きな影響を与える。
ところが、画像形成装置は、環境の変化や長時間の使用による装置各部の変動があると、得られる画像の濃度が変動してしまう。特に電子写真方式のカラー画像形成装置の場合、わずかな濃度の変動でもカラーバランスが崩れてしまう恐れがあるので、常に一定の階調−濃度特性を保つ必要がある。そこで、各色のトナーに対して、絶対湿度に応じた数種類の露光量や現像バイアスなどのプロセス条件、ルックアップテーブル(LUT)などの階調補正手段をもち、温湿度センサによって測定された絶対湿度に基づいて、その時のプロセス条件や階調補正の最適値を選択している。また、装置各部の変動が起こっても一定の階調−濃度特性が得られるように、各色のトナーで濃度検知用トナーパッチを中間転写体やドラム等の上に作成し、その未定着トナーパッチの濃度を未定着トナー用濃度検知センサで検知し、その検知結果より露光量、現像バイアスなどのプロセス条件にフィードバックをかけて濃度制御を行うことで、安定した画像を得るように構成している。
しかし、上記未定着トナー用濃度検知センサを用いた濃度制御はパッチを中間転写体やドラム等の上に形成し検知するもので、その後に行われる転写材への転写及び定着による画像のカラーバランスの変化については制御していない。転写材へのトナー像の転写における転写効率や、定着による加熱及び加圧によってもカラーバランスが変化する。この変化には、上記未定着トナー用濃度検知センサを用いた濃度制御では対応できない。そこで転写、定着後に転写材上の単色トナー画像の濃度又はフルカラー画像の色度を検知する濃度又は色度センサ(以下カラーセンサとする)を設置し、濃度又は色度制御用カラートナーパッチ(以下パッチとする)を転写材上に形成し、検知した濃度又は色度を露光量、プロセス条件、ルックアップテーブル(LUT)などのプロセス条件にフィードバックし、転写材上に形成した最終出力画像の濃度又は色度制御を行う画像形成装置が考えられている。
このカラーセンサは、CMYKを識別したり、濃度又は色度を検知するために、例えば発光素子として赤(R)、緑(G)、青(B)を発光する光源を用いたり、発光素子は白色(W)を発光する光源を用いて、受光素子上に赤(R)、緑(G)、青(B)等の分光透過率が異なる3種のフィルタを形成したもので構成する。このことにより得られる3つの異なる出力、例えばRGB出力から、CMYKを識別したり濃度を検知することができる。また、RGB出力を線形変換等で数学的な処理をしたり、ルックアップテーブル(LUT)で変換することで色度を検知することができる。
インクジェット方式のプリンタにおいても、インク吐出量の経時変化や環境差、インクカートリッジの個体差によりカラーバランスが変化し、階調−濃度特性を一定に保てない。そこで、プリンタの出力部付近にカラーセンサを設置し、転写材上のパッチの濃度又は色度を検知し、濃度又は色度制御を行うことが考えられている(例えば、特許文献1参照)。
濃度又は色度の制御方法は様々ある。例えば測定した濃度からガンマ特性制御や、測定した色度からカラーマッチングテーブルや色分解テーブルの補正を実施する方法等がある。
特開2003−84532号公報
カラー画像形成装置によって形成される画像には主に写真画像、グラフィック画像、文書画像があり、それぞれの特徴に応じて重要な要素が異なる。例えば写真画像の場合はハイライトの階調が正確に出ていることが重要であり、グラフィック画像の場合はハイライトからシャドウまでの階調がスムーズに出ていることが重要である。
このため、各画像の種類に応じて最適な濃度制御や色度制御を行う必要がある。一方でユーザが画像毎に制御方法の変更を指示することは非常に煩雑であり、利便性を大幅に損なう。
さらに、カラーセンサを用いた制御は転写材を消費することや制御に時間を有することから、パッチ数をできるだけ少なく抑え、無駄な制御を削減する必要がある。
本発明は、以上の点に着目して成されたもので、ユーザが意識することなく、ユーザの使用に最適な色補正を最小限の時間と転写材の消費で行う画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の画像形成装置は、単一または複数の色材を用いて転写材上にパッチを形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって転写材上に形成されたパッチの色度を検知する色度検知手段と、前記色度検知手段によって検知された色度に基づいて画像形成条件を補正する補正手段とから成る色調整を行う色調整手段と、
過去に形成された所定数の画像の特徴を履歴として記録する履歴記録手段と、
を有し、前記色調整手段は前記履歴記録手段で記録された画像の履歴情報にしたがって前記画像形成手段によって形成される前記パッチの内容を変更することを特徴とする。
本発明によれば、画像モードや画像の種類毎の履歴を記録し、記録された履歴の比率に応じてパッチの内容を変更し、単色−混色制御を行うようにしたため、ユーザが意識することなく、かつ最小限の制御時間、転写材の消費で画像形成装置に最適な色補正制御を行うことが出来る。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
本発明の実施の形態について述べる。図1は電子写真方式のカラー画像形成装置の一例である、中間転写体27を採用したタンデム方式のカラー画像形成装置を示す構成図である。画像形成装置は、図1に示す画像形成部と図示しない画像処理部から構成される。
図1を用いて画像形成部の動作を説明する。画像処理部が変換した露光時間に基づいて点灯させる露光光により静電潜像を形成し、この静電潜像を現像して単色トナー像を形成し、この単色トナー像を重ね合わせて多色トナー像を形成し、この多色トナー像を転写材11へ転写し、その転写材11上の多色トナー像を定着させるもので、画像形成部は給紙部21、現像色分並置したステーション毎の感光体(22Y、22M、22C、22K)、一次帯電手段としての注入帯電手段(23Y、23M、23C、23K)、トナーカートリッジ(25Y、25M、25C、25K)、現像手段(26Y、26M、26C、26K)、中間転写体27、転写ローラ28および定着部30によって構成されている。
上記感光ドラム(感光体)22Y、22M、22C、22Kは、アルミシリンダの外周に有機光導伝層を塗布して構成し、図示しない駆動モータの駆動力が伝達されて回転するもので、駆動モータは感光ドラム22Y、22M、22C、22Kを画像形成動作に応じて反時計周り方向に回転させる。
一次帯電手段として、ステーション毎にイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の感光体を帯電させるための4個の注入帯電器23Y、23M、23C、23Kを備える構成で、各注入帯電器にはスリーブ23YS、23MS、23CS、23KSが備えられている。
感光ドラム22Y、22M、22C、22Kへの露光光はスキャナ部24Y、24M、24C、24Kから送られ、感光ドラム22Y、22M、22C、22Kの表面を選択的に露光することにより、静電潜像が形成されるように構成されている。
現像手段として、上記静電潜像を可視化するために、ステーション毎にイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の現像を行う4個の現像器26Y、26M、26C、26Kを備える構成で、各現像器には、スリーブ26YS、26MS、26CS、26KSが設けられている。各々の現像器は脱着可能に取り付けられている。
中間転写体27は、感光ドラム22Y、22M、22C、22Kに接触しており、カラー画像形成時に時計周り方向に回転し、感光ドラム22Y、22M、22C、22Kの回転に伴って回転し、単色トナー像が転写される。その後、中間転写体27に後述する転写ローラ28が接触して転写材11を狭持搬送し、転写材11に中間転写体27上の多色トナー像が転写する。
転写ローラ28は、転写材11上に多色トナー像を転写している間、28aの位置で転写材11に当接し、印字処理後は28bの位置に離間する。
定着部30は、転写材11を搬送させながら、転写された多色トナー像を溶融定着させるものであり、図1に示すように転写材11を加熱する定着ローラ31と転写材11を定着ローラ31に圧接させるための加圧ローラ32を備えている。定着ローラ31と加圧ローラ32は中空状に形成され、内部にそれぞれヒータ33、34が内蔵されている。すなわち、多色トナー像を保持した転写材11は定着ローラ31と加圧ローラ32により搬送されるとともに、熱および圧力を加えられ、トナーが表面に定着される。
トナー像定着後の転写材11は、その後図示しない排出ローラによって図示しない排紙トレイに排出して画像形成動作を終了する。
クリーニング手段29は、中間転写体27上に残ったトナーをクリーニングするものであり、中間転写体27上に形成された4色の多色トナー像を転写材11に転写した後の廃トナーは、クリーナ容器に蓄えられる。
濃度センサ41は、図1の画像形成装置において中間転写体27へ向けて配置されており、中間転写体27の表面上に形成されたトナーパッチの濃度を測定する。この濃度センサ41の構成の一例を図3に示す。LEDなどの赤外発光素子51と、フォトダイオード、Cds等の受光素子52、受光データを処理する図示しないICなどとこれらを収容する図示しないホルダーで構成される。受光素子52aはトナーパッチからの乱反射光強度を検知し、受光素子52bはトナーパッチからの正反射光強度を検知する。正反射光強度と乱反射光強度の両方を検知することにより、高濃度から低濃度までのトナーパッチの濃度を検知することができる。また、所定の紙との色差を出力とすることもできる。なお、前記発光素子51と受光素子52の結合のために図示しない光学素子が用いられることもある。
前記濃度センサ41は中間転写体上にのっているトナーの色を見分けることはできない。そのため、単色トナーの階調パッチを中間転写体上に形成する。その後この濃度データは、画像処理部の階調−濃度特性を補正する濃度補正テーブルや、画像形成部の各プロセス条件へフィードバックされる。
カラーセンサ42は、図1の画像形成装置において転写材搬送路の定着部30より下流に転写材11の画像形成面へ向けて配置されており、転写材11上に形成された定着後の混色パッチの色のRGB出力値を検知する。カラーセンサ42は、前記中間転写体27へ向けて配置された図1の濃度センサ41と非常に似ている。
図4にカラーセンサ42の構成の一例を示す。カラーセンサ42は、白色LED53とRGBオンチップフィルタ付き電荷蓄積型センサ54aにより構成される。白色LED53を定着後のパッチが形成された転写材11に対して斜め45度より入射させ、0度方向への乱反射光強度をRGBオンチップフィルタ付き電荷蓄積型センサ54aにより検知する。RGBオンチップフィルタ付き電荷蓄積型センサ54aの受光部は、54bのようにRGBが独立した画素となっている。RGBオンチップフィルタ付き電荷蓄積型センサ54の電荷蓄積型センサは、フォトダイオードでも良い。RGBの3画素のセットが、数セット並んでいるものも有る。また、入射角が0度、反射角が45度の構成でも良い。更には、RGB3色が発光するLEDとフィルタ無しセンサにより構成しても良い。
次にこれらのセンサを用いた本発明の階調‐濃度特性制御の概念図を説明する。図5は、カラーセンサ42と濃度センサ41を組み合わせた階調−濃度特性の制御を示すフローチャートである。カラーセンサを用いた制御は、転写材を消費するため、実施回数が濃度センサを用いた制御に比べて制限される。そこで、図5に示すように、最初にステップ101でカラーセンサと濃度センサを用いた階調−濃度特性制御(以下混色制御と言う)を実施し、その後ステップ102〜104において濃度センサのみを用いた階調‐濃度特性制御(以下単色制御と言う)を規定回数(以下、N回とする)実施し、再び混色制御へ戻る。なお、混色及び単色制御は、通常のプリント動作の合間に実施される。
次に信号処理部における処理について説明する。本実施例のカラー画像形成装置には写真モード、グラフィックモード、文書モードの3種類の画像モードがある。アプリケーションは印刷する目的(写真画像、CGなどのグラフィック画像、文字主体の文書画像など)に応じてプリンタドライバからこれらの中の1つを選択する。ユーザが手動で上記を選択することも可能である。
各モードの色変換テーブルは印刷の目的に合うように以下のように設定されている。
○写真モード
写真画像はハイライト付近の淡い色の階調が重要であるため、ハイライトの階調性を重視
○グラフィックモード
グラフィック画像は淡い色から彩度の高い色までの階調変化が滑らかであることが重要であるため、ハイライトからシャドウへの全体的な階調性を重視
○文書モード
文書画像は彩度や濃度の高い文字の再現性が重要であるため、シャドウの階調性を重視
またハーフトーン処理のディザテーブルは、線数の高いものを用いると解像度は十分に得られるものの階調性は犠牲になり,線数の低いものを用いると階調性は十分に得られるものの解像度が犠牲になるという性質がある。そこで、各モードのハーフトーン処理のディザテーブルはユーザの目的に合うように以下のように設定されている。
○写真モード
階調性、解像度ともにある程度以上必要なため線数が中程度のものを用いる。
○グラフィックモード
階調性が重要なため線数が低いものを用いる。
○文書モード
解像度が重要なため線数が高いものを用いる。
図2は、画像形成装置の信号処理部における処理の一例を示すブロック図である。不図示のホストコンピュータからは画像信号(RGB信号)及び画像モード指定信号135が送信される。
画像モード指定信号135はアプリケーション、ドライバまたはユーザが指定した画像モードに応じて“写真モード”、“グラフィックモード”、“文書モード”のいずれかを示す信号である。画像モード指定信号135は履歴格納部148に入力される。履歴格納部148内では図6のように過去100ジョブ分について“写真モード”、“グラフィックモード”、“文書モード”のいずれのジョブであったかがジョブ履歴テーブルとして記録される。テーブルには当該ジョブの出力枚数が記録される。例えばジョブ1が写真モードで3枚出力されるジョブであった場合は写真モード=3、グラフィックモード=0、文書モード=0となる。さらに、100ジョブ分のモード毎の出力枚数が各列ごとの総和として算出され、“写真モード”、“グラフィックモード”、“文書モード”それぞれSi,Sg,Stとして記録される。画像モード指定信号135が入力されると、ジョブ履歴テーブルの更新が行われる。更新はまず、最も古いジョブであるジョブ1の記録が消去され、n番目のジョブnの記録がジョブn−1へコピーされる。さらにジョブ100について、画像モード指定信号135で指定されたモードに出力枚数が記録され、他のモードは0となる。さらに、更新されたジョブの記録にもとづいてモード毎の出力枚数Si,Sg,Stが再計算される。
画像信号(RGB信号)は色変換処理部131に入力され、画像形成装置のトナー色材色であるCMYK信号に変換される。ここで、あらかじめ写真モード用、グラフィックモード用、文書モード用それぞれの色変換テーブル136,137,138がROMなどの不揮発メモリに格納されている。
画像モード指定信号135の指定する内容にしたがって、セレクタ139は写真モード用136、グラフィックモード用137、文書モード用138の色変換テーブルのいずれかを選択して色変換処理部131にロードする。
次に濃度補正処理部132で、各々の画像形成装置に固有の階調−濃度特性を補正する濃度補正テーブルにより、前記CMYK信号を階調−濃度特性の補正を加えたC’M’Y’K’信号へ変換する。濃度補正テーブルについてもあらかじめRAMなどの書き込み可能なメモリ内に写真モード用、グラフィックモード用、文書モード用それぞれの濃度補正テーブル140,141,142が格納されており、画像モード指定信号135の指定する内容にしたがって、セレクタ143は写真モード用140、グラフィックモード用141、文書モード用142の濃度補正テーブルのいずれかを選択して濃度補正処理部132にロードする。
その後ハーフトーン処理部133でハーフトーン処理を行いC’’M’’Y’’K’’信号へ変換する。ハーフトーン処理部133で用いられるテーブルも色変換テーブルと同様、あらかじめROMなどの不揮発メモリ内に写真モード用、グラフィックモード用、文書モード用それぞれのハーフトーンテーブル144,145,146が格納されており、画像モード指定信号135の指定する内容にしたがって、セレクタ147は写真モード用144、グラフィックモード用145、文書モード用146のハーフトーンテーブルのいずれかを選択してハーフトーン処理部133にロードする。
さらに、PWM(Pulse Width Modulation)処理部134により、前記C’’M’’Y’’K’’信号に対応する前記スキャナ部24C、24M、24Y、24Kの露光時間Tc、Tm、Ty、Tkへ変換する。
次に前記混色制御と単色制御を組み合わせた階調−濃度特性の制御の流れを図7を用いて詳細に説明する。
通常プリント状態(ステップ701)で所定枚数印字が行われたかを判断し(ステップ702)、所定枚数印字が行われていれば履歴格納部148に格納されたSi,Sg,Stの値を読み込む(ステップ703)。
ここで、St>A(Aはあらかじめ定められた数)の場合、文書の比率が高いため、濃度や色を厳密に合わせる必要がないと判断し、単色混色制御の実行は延期する(ステップ704)。
St≦Aの場合は、SiとSgの比率を改めて
Si=Si/(Si+Sg)*100
Sg=Sg/(Sn+Sg)*100
として計算する(ステップ705)。
次に単色制御(ステップ706)に入る。
単色制御のフローを図8を用いて説明する。ステップ801で写真モード、グラフィックモードそれぞれに対してC,M,Y,K各色の階調−濃度特性のターゲットとして前回の混色制御時に生成されたターゲットが設定される。初めて行われる場合はあらかじめ定められたデフォルトの階調−濃度曲線がセットされる。デフォルトの階調−濃度曲線は画像形成装置の特性を加味して設定され、画像モード毎に異なるものを用意しても、すべての画像モードで同じものを用意しても良い。また、濃度補正処理部132には入力値を変更しない所謂スルーのテーブルをロードする。
次に単色制御時に中間転写体上に形成するパッチについて説明する。本発明の画像形成装置は写真画像用、グラフィック用それぞれに最適化されたパッチテーブルを保持しており、それぞれPi、Pgとする。図11にPi、Pgのパッチデータを示す。
写真モードはハイライトの階調性を重視するため、写真モード用のパッチデータPiのC,M,Y,Kの階調度は図11のようにFFhを最大値として10h〜70hのハイライトを中心にしたパッチにFFhのパッチを加えたものから構成される。
一方、グラフィックモードはハイライトからシャドウへの全体の階調性を重視するため、グラフィックモード用のパッチデータPgのC,M,Y,Kの階調度は図11のようにハイライトからシャドウまで均等に構成される。Pi,Pgの各パッチには1〜8までの優先度という属性がついている。
パッチ形成の方法を説明する。本実施例ではC,M,Y,K各色8つのパッチを形成する。まず、写真モード用のハーフトーンテーブル144がハーフトーン処理部133にロードされる(ステップ802)。
次に総パッチ数8に対してNi=[8Si+0.5](ただし[]はガウス記号)を算出し、写真モード用のパッチ数Niが決定される(ステップ803)。
次にパッチテーブルPiから優先度の高い順(図11の優先度の数値が低い順)にNi個のパッチを選択し、中間転写体上に形成する(ステップ804)。
次にグラフィックモード用のハーフトーンテーブル145がハーフトーン処理部133にロードされる(ステップ805)。
次に総パッチ数8に対してNg=[8Sg+0.5](ただし[]はガウス記号)を算出し、グラフィックモード用のパッチ数Ngが決定される(ステップ806)。
次にパッチテーブルPgから優先度の高い順(図11の優先度の数値が低い順)にNg個のパッチを選択し、中間転写体上に形成する(ステップ807)。
図12に、中間転写体上に形成するパッチパターンの例を示す。未定着Kトナー単色の階調パッチ64が並んでおり、この後、図示しないC,M,Yトナー単色の階調パッチが引き続き形成される。これらのパッチは、上述のようにNi個の写真モード用のパッチ65と、Ng個のグラフィックモード用のパッチ66により構成される。
中間転写体上に形成されたパッチパターンは濃度センサによって濃度を検知される(ステップ808)。写真モード用のパッチ65の検知濃度から、補間により写真モード用の階調−濃度曲線が生成される。濃度検知結果が図13の黒丸で示したようになった場合には、例えば線形補間のような補間により100のような階調−濃度曲線を生成する。さらにステップ801で設定されたターゲットの濃度曲線300を基準に逆特性の曲線200を算出し、これを入力画像データに対する濃度補正テーブルとする(ステップ809)。入力画像データに対してこの濃度補正テーブルでテーブル変換することにより入力階調度と出力濃度がターゲットの階調−濃度曲線300の関係になる。
次にグラフィックモード用のパッチ66の検知濃度から補間によりグラフィックモード用の階調−濃度曲線が生成される。濃度検知結果が図14の黒丸で示したようになった場合には、例えば線形補間のような補間により101のような階調−濃度曲線を生成する。さらにステップ801で設定されたターゲットの濃度曲線301を基準に逆特性の曲線201を算出し、これを入力画像データに対する濃度補正テーブルとする(ステップ810)。入力画像データに対してこの濃度補正テーブルでテーブル変換することにより入力階調度と出力濃度がターゲットの階調−濃度曲線301の関係になる。
単色濃度制御を行った後、所定回数単色濃度制御が行われたかどうか判断し(ステップ707)、所定回数に達していない場合には再び通常プリント701に入る。所定回数行われていれば、混色制御708に入る。
混色制御のフローを図9に示す。ステップ901で写真モードに対応したハーフトーンテーブル144がハーフトーン処理部133にロードされ、ステップ902でステップ809で生成された濃度補正テーブルが濃度補正処理部132にロードされる。
次に転写材上に形成するパッチ及び制御方法について説明する。
CMY混色パッチパターンは図15のようなC,M,Yのデータ(1)〜(6)及びKの単色データ(7)からなるパッチ群を1つの単位として、複数のパッチ群から構成される。C00〜C05、M00〜M05、Y00〜Y05の値は例えばある基準値C0,M0,Y0から特定の色のみを±α変化させた値とする。また(7)のパッチはKの単色パッチで、あらかじめ定められた値K0で形成される。基準値(C0,M0,Y0)は基準となる環境下でC,M,Y,Kの階調−濃度特性がデフォルトのターゲット特性に調整された状態でC0,M0,Y0の値を混色するとK0とほぼ同じ色となるような値である。
転写材上には図16のように(1)〜(7)のパッチパターンが形成され、転写材上に形成されたパッチは定着装置30を通過後、カラーセンサ42で検知し、RGB値を出力する(ステップ903)。
次にステップ904でセンサのRGB出力値からC,M,Yのプロセスグレーと(7)のKのパッチの色が一致するためのC,M,Yの値(階調度)を算出する。
以下、C,M,Yの値(階調度)を算出方法について述べる。各パッチのRGB出力値を(1)=(r00、g00、b00),(2)=(r01、g01、b01),…(6)=(r05、g05、b05)とし、(7)のK単色パッチのRGB出力値を(rk0、gk0、bk0)とする。
ここで、Rについて図17のようにC,M,Yの階調度を説明変量、Rを目的変量として以下の重回帰式の係数rc0、rc1、rc2、rc3を求める。
R=rc1×C+rc2×M+rc3×Y+rc0
係数rc0、rc1、rc2、rc3は以下のようにして求める。
Figure 2006308751
ただし、
Figure 2006308751
Figure 2006308751
Figure 2006308751
とすると、
Figure 2006308751
でrc0が求まる。
さらに、G,Bに対しても同様に下記の重回帰式の係数が求まる。
G=gc1×C+gc2×M+gc3×Y+gc0
B=bc1×C+bc2×M+bc3×Y+bc0
ここで、Kの出力値(rk0、gk0、bk0)に対するC,M,Yの値を(C0’,M0’,Y0’)として上記の式に代入し、これを行列で書くと、
Figure 2006308751
によって(C0’,M0’,Y0’)が求まる。この(C0’,M0’,Y0’)がC,M,Yのプロセスグレーと(7)のKのパッチの色が一致するためのC,M,Yの階調度となる。
さらにKの階調度を変化させて、各KNの階調度に対する複数の基準値(CN,MN,YN,KN)(N=0,1,2…n)を持ち、各基準値に対して上記と同様の(1)〜(7)のパッチを形成し、各(CN,MN,YN,KN)に対して各KNの階調度と一致する(CN’,MN’,YN’,KN’)を求める。写真モードでは、KNは直前の単色制御時に形成したKのPiのパッチと同じ階調度のパッチとする。
このようにして求めた(CN,MN,YN)と(CN’,MN’,YN’)のシアンの関係が図18の黒丸のようになったとすると、間の値を例えば線形補間して150のような曲線(色補正テーブル)を作る。
次にステップ905でターゲットテーブルを補正する。元のターゲット階調−濃度曲線(図13、300)に対して図18の色補正テーブル150を掛け合わせた階調−濃度曲線を生成し、これを新しいシアンのターゲットの階調−濃度曲線とする(図19、400)。具体的には入力階調度に対して色補正テーブル150でテーブル変換した後にターゲット階調‐濃度曲線にしたがって出力濃度に変換する。
同様にM,Yについてもターゲットを変更する。この新しいターゲットで濃度補正を行うことで、(CN,MN,YN)の混色による色はKNの色と一致する。生成されたC,M,Yのターゲットは写真モード用のターゲットとして不図示のRAMなどに保存される。
ステップ906で、ステップ808の濃度検知結果からステップ905で変更されたC,M,Yのターゲットを用いて改めて濃度補正テーブルを生成し、写真モード用濃度補正テーブルとして140に格納する。
以上で、写真モード用の階調‐濃度制御が終了する。
次にステップ907でグラフィックモードに対応したハーフトーンテーブルがハーフトーン処理部133にロードされ、ステップ908でステップ810で生成された濃度補正テーブルが濃度補正処理部132にロードされる。
グラフィックモードでの転写材上に形成するパッチ及び制御方法は写真モードと同様に行い、生成される濃度補正テーブルはグラフィックモード用濃度補正テーブルとして141に格納する。また、グラフィックモードでは、KNは直前の単色制御時に形成したPgのKのパッチと同じ階調度のパッチとする。
以上のようにして混色制御が行われた後に再び通常プリント状態に移行する。
なお、本実施例では精度を重視して上記のようにターゲットを補正する構成をとったが、ターゲットは補正せずに濃度補正テーブルの後に図18,150の補正テーブルを掛け合わせる構成をとってもよい。
また、本実施例では最適なC,M,Yの値を算出するのに3次元の線形補間を用いたが、補間の方法としては2次関数近似や3次関数近似、あるいはスプライン補間のような非線形な方法を用いてもよい。
また、本実施例ではαの値はC,M,Yで同一のものを用いたが、色毎に異なる値を用いてもよい。
さらに、本実施例ではカラーセンサはRGB出力としたが、LやL、XYZ等の色度を出力するものでもよい。
さらに、本実施例ではC,M,Yの混色パッチの色をKのパッチの色に合わせたが、カラーセンサでC,M,Yの混色パッチのL値等を測定し、例えばa=0,b=0の無彩色軸をターゲットにしてC,M,Yの混色が無彩色となる最適な階調度を算出し、単色制御にフィードバックしてもよい。
本実施例の実施の別の形態について述べる。
本実施例でも実施例1と同様、図1の構成とする。
本実施例の信号処理部を図20に示す。
不図示のホストコンピュータ上でアプリケーションによりプリント命令が出されるとジョブが不図示のドライバへ入力され、PDL(ページ記述言語)に変換された後にRIP部2001に入力される。RIP部2001ではPDLを解釈され、RGBのビットマップデータにレンダリングされる。
RIP部2001ではPDLを解釈時にジョブの各画像内の自然画像、グラフィック画像、文字画像の3つの画像属性の情報を取得し、それぞれの画像内の比率を算出する。図21は画像内の属性の例である。図の例では写真画像は画像全体の20%、文書画像は15%+40%=55%、グラフィック画像は25%となる。RIP部からは各画像属性の比率を画像比率データ2006として履歴格納部2007へ入力される。
履歴格納部2007では図22のように入力されるジョブ内の全画像の画像比率データ2006を記録する。この記録は過去100ジョブについて記録される。
RIP部2001でビットマップ化されたRGBの画像信号は色変換処理部2002に入力され、画像形成装置のトナー色材色であるCMYK信号に変換される。
次に濃度補正処理部2003で、各々の画像形成装置に固有の階調−濃度特性を補正する濃度補正テーブルにより、前記CMYK信号を階調−濃度特性の補正を加えたC’M’Y’K’信号へ変換する。
その後ハーフトーン処理部2004でハーフトーン処理を行いC’’M’’Y’’K’’信号へ変換する。
さらに、PWM(Pulse Width Modulation)処理部2005により、前記C’’M’’Y’’K’’信号に対応する前記スキャナ部24C、24M、24Y、24Kの露光時間Tc、Tm、Ty、Tkへ変換する。
本実施例における混色制御と単色制御を組み合わせた階調−濃度制御について図7を用いて説明する。
通常プリント状態(ステップ701)で所定枚数印字が行われたかを判断し(ステップ702)、所定枚数印字が行われていれば履歴格納部2007に格納されたSi,Sg,Stの値を読み込む(ステップ703)。
ここで、St>A(Aはあらかじめ定められた数)の場合、文書の比率が高いため、濃度や色を厳密に合わせる必要がないと判断し、単色混色制御の実行は延期する(ステップ704)。
St≦Aの場合は、SiとSgの比率を改めて
Si=Si/(Si+Sg)*100
Sg=Sg/(Sn+Sg)*100
として計算する(ステップ705)。
次に単色制御(ステップ706)に入る。
単色制御のフローを図23を用いて説明する。ステップ2301でC,M,Y,K各色の階調−濃度特性のターゲットとして前回の混色制御時に生成されたターゲットが設定される。初めて行われる場合はあらかじめ定められたデフォルトの階調−濃度曲線がセットされる。デフォルトの階調−濃度曲線は画像形成装置の特性を加味して設定される。また、濃度補正処理部2003には入力値を変更しない所謂スルーのテーブルをロードする。
次に単色制御時に中間転写体上に形成するパッチについて説明する。本実施例の画像形成装置は図24に示される写真画像用、グラフィック用それぞれに最適化された7つのパッチテーブルPi,Pgを保持している。
パッチ形成の方法を説明する。本実施例ではC,M,Y,K各色8つのパッチを形成する。8つのパッチの1つはFFhの階調度のパッチとする。
残りのパッチ数7に対してNi=[7Si+0.5](ただし[]はガウス記号)を算出し、写真モード用のパッチ数Niが決定される(ステップ2302)。
次にパッチテーブルPiから優先度の高い順(図11の優先度の数値が低い順)にNi個のパッチを選択し、中間転写体上に形成する(ステップ2303)。
パッチ数7に対してNg=[7Sg+0.5](ただし[]はガウス記号)を算出し、グラフィックモード用のパッチ数Ngが決定される(ステップ2304)。
次にパッチテーブルPgから優先度の高い順(図24の優先度の数値が低い順)にNg個のパッチを選択し、中間転写体上に形成する(ステップ2305)。
中間転写体上に形成されたパッチパターンは濃度センサによって濃度を検知される(ステップ2306)。
検知濃度から、補間により階調‐濃度曲線が生成される。濃度検知結果が図25の黒丸で示したようになった場合には、例えば線形補間のような補間により102のような階調−濃度曲線を生成する。
さらにステップ2301で設定されたターゲットの濃度曲線302を基準に逆特性の曲線202を算出し、これを入力画像データに対する濃度補正テーブルとする(ステップ2307)。入力画像データに対してこの濃度補正テーブルでテーブル変換することにより入力階調度と出力濃度がターゲットの階調‐濃度曲線302の関係になる。
単色濃度制御を行った後、所定回数単色濃度制御が行われたかどうか判断し(ステップ707)、所定回数に達していない場合には再び通常プリント701に入る。所定回数行われていれば、混色制御708に入る。
本実施例における混色制御のフローを図26に示す。ステップ2601でステップ2307で生成された濃度補正テーブルが濃度補正処理部2003にロードされる。
次に転写材上に形成するパッチは実施例1と同様に、直前の単色制御時に形成したKのPiのパッチと同じ階調度のKNとそれに対するCN,MN,YNのパッチであり、転写材上に形成されたパッチは定着装置30を通過後、カラーセンサ42で検知し、RGB値を出力する(ステップ2602)。
次にステップ2603でセンサのRGB出力値からC,M,YのプロセスグレーとKのパッチの色が一致するためのC,M,Yの値(階調度)を算出する。算出方法は実施例1のステップ904と同様である。
ステップ2604ではステップ905と同様の方法で色補正テーブルを作り、ターゲットテーブルを補正する。同様にM,Yについてもターゲットを変更する。この新しいターゲットで濃度補正を行うことで、(CN,MN,YN)の混色による色はKNの色と一致する。生成されたC,M,Yのターゲットは不図示のRAMなどに保存される。
ステップ2605で、ステップ2306の濃度検知結果からステップ2604で変更されたC,M,Yのターゲットを用いて改めて濃度補正テーブルを生成し、これを新しい濃度補正テーブルとして濃度補正部2003にセットする。
以上の混色制御が行われた後に再び通常プリント状態に移行する。
以上のようにして本実施例では過去に出力された画像の属性に応じて最適な濃度補正テーブルを生成することが可能となる。
なお、本実施例では画像の属性に応じて制御を行ったが、例えば画像内で使用されている色の記録を取っておき、頻繁に使用されている色を重点的に合わせるような制御を行ってもよい。
本発明のカラー画像形成装置の構成を示す図である。 本発明の第1の実施例のカラー画像形成装置の信号処理部のブロック図である。 本発明の濃度センサの構成の一例を示す図である。 本発明のカラーセンサの構成の一例を示す図である。 本発明のカラーセンサと濃度センサを組み合わせた階調−濃度特性の概念図を示す図である。 本発明の第1の実施例のジョブ履歴テーブルを表す図である。 本発明のカラーセンサと濃度センサを組み合わせた階調‐濃度特性の制御を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施例の単色制御を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施例の混色制御を示すフローチャートである。 本発明のデフォルトの階調‐濃度曲線を示す図である。 本発明の第1の実施例の単色制御用のパッチパターンの内容を示す図である。 本発明の第1の実施例の中間転写体上に形成するパッチパターンを示す図である。 本発明の第1の実施例の写真モード用の階調−濃度特性の制御を示す図である。 本発明の第1の実施例のグラフィックモード用の階調−濃度特性の制御を示す図である。 本発明の転写材上に形成するパッチパターンの内容を示す図である。 本発明の転写材上に形成するパッチパターンを示す図である。 本発明の混色制御時の階調−濃度制御を表す図である。 本発明の混色制御時の色補正テーブルを表す図である。 本発明の混色制御時の補正後のターゲットを表す図である。 本発明の第2の実施例のカラー画像形成装置の信号処理部のブロック図である。 本発明の第2の実施例の画像属性を表す図である。 本発明の第2の実施例の画像属性テーブルを表す図である。 本発明の第2の実施例の単色制御を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施例の単色制御用のパッチパターンの内容を示す図である。 本発明の第2の実施例の階調‐濃度特性の制御を示す図である。 本発明の第2の実施例の混色制御を示すフローチャートである。
符号の説明
11 転写材
21 給紙部
22 感光体、感光ドラム
23 注入帯電手段
24 スキャナ部
25 トナーカートリッジ部
26 現像手段
27 中間転写体
28 転写ローラ
29 クリーニング手段
30 定着装置
31 定着ローラ
32 加圧ローラ
33、34 ヒータ
41 濃度センサ
42 カラーセンサ
51 赤外発光素子
52 受光素子
53 白色発光素子
54 RGBオンチップフィルタ付き受光素子

Claims (6)

  1. 単一または複数の色材を用いて転写材上にパッチを形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって転写材上に形成されたパッチの色度を検知する色度検知手段と、前記色度検知手段によって検知された色度に基づいて画像形成条件を補正する補正手段とから成る色調整を行う色調整手段と、
    過去に形成された所定数の画像の特徴を履歴として記録する履歴記録手段と、
    を有する画像形成装置において、前記色調整手段は前記履歴記録手段で記録された画像の履歴情報にしたがって前記画像形成手段によって形成される前記パッチの内容を変更することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、前記履歴記録手段は文書、グラフィック、写真などの画像の種類に関する履歴を記録し、前記色調整手段は前記履歴記録手段で記録された画像の種類の比率に応じて形成するパッチの内容を変更することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2記載の画像形成装置において、前記履歴記録手段において文書の比率が所定量以上であれば、前記色調整手段は色調整を行わないことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1または2記載の画像形成装置において、前記色調整手段は画像の種類毎に対応するパッチ群を保持し、
    前記履歴記録手段における画像の比率に応じて前記パッチ群のいずれかを選択し、形成することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1または2記載の画像形成装置において、前記色調整手段は画像の種類毎に対応するパッチ群を保持し、
    前記履歴記録手段における画像の比率に応じた比率で前記各パッチ群からパッチを選択し、混在して形成することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1または2記載の画像形成装置において、前記色調整手段は前記画像の種類毎に前記補正手段を有することを特徴とする画像形成装置。
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