JP2006308382A - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の条件を満たす場所を車両の常設場所として登録することによって、ユーザの生活習慣が変則的であっても、車両の常設場所を適切に登録することができ、多様な生活習慣を有するユーザに適合することができるようにする。
【解決手段】地図データを格納するデータ格納部14と、車両の現在位置を検出する現在位置検出部12と、時刻を検出する時刻検出部11と、前記車両のイグニッションスイッチのオン及びオフを検出するイグニッション検出部と、前記地図データ、車両の現在位置、時刻並びに車両のイグニッションスイッチのオン及びオフに基づいて乗車及び降車の位置及び時刻を乗降データとして取得し、前記データ格納部14に格納する乗降データ取得部と、前記乗降データに基づき、駐車時間が所定値以上の地点の中で該地点での乗車時刻のばらつきが最小の地点を車両の常設場所として登録する常設場所登録部とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ナビゲーション装置に関するものである。
従来、自動車等の車両に搭載されるナビゲーション装置においては、道路地図データに基づいて、設定された出発地から目的地までの最適な経路を探索して、表示手段に表示するようになっている。この場合、前記出発地から目的地までの距離が最短となるように経路を設定したり、所要時間が最短となるように経路を設定するようになっている。
また、自宅駐車場等のような車両の常置場所をあらかじめ自宅として登録することができるようになっている。これにより、ドライブで遠出したような場合に、自宅を選択することによって、目的地を設定するための煩雑な操作を行うことなく、自宅までの最適な経路が探索され、表示手段に表示されるようになっている。
もっとも、自宅駐車場等のような車両の常置場所を自宅として登録する際には、煩雑な操作を行うことが必要であり、ナビゲーション装置の操作に不慣れなユーザは、煩わしく感じてしまう。そこで、夜間のような特定の時間帯に車両が停止している場所を自宅として自動的に登録する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−62156号公報
しかしながら、前記従来のナビゲーション装置においては、ユーザが変則的な生活習慣を有する場合に自宅駐車場を自宅として登録することができなかった。例えば、ユーザが夜間勤務を行う者である場合、一般的には自宅駐車場に車両を駐車させている夜間の時間帯に、車両は勤務先に駐車させている。そのため、特定の時間帯に車両が停止している場所を自宅として自動的に登録すると、自宅駐車場以外の場所が自宅として登録されてしまう。
本発明は、前記従来のナビゲーション装置の問題点を解決して、複数の条件を満たす場所を車両の常設場所として登録することによって、ユーザの生活習慣が変則的であっても、車両の常設場所を適切に登録することができ、多様な生活習慣を有するユーザに適合することができるナビゲーション装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明のナビゲーション装置においては、地図データを格納するデータ格納部と、車両の現在位置を検出する現在位置検出部と、時刻を検出する時刻検出部と、前記車両のイグニッションスイッチのオン及びオフを検出するイグニッション検出部と、前記地図データ、車両の現在位置、時刻並びに車両のイグニッションスイッチのオン及びオフに基づいて乗車及び降車の位置及び時刻を乗降データとして取得し、前記データ格納部に格納する乗降データ取得部と、前記乗降データに基づき、駐車時間が所定値以上の地点の中で該地点での乗車時刻のばらつきが最小の地点を車両の常設場所として登録する常設場所登録部とを有する。
本発明によれば、ナビゲーション装置は、複数の条件を満たす場所を車両の常設場所として登録するようになっている。そのため、ユーザの生活習慣が変則的であっても、車両の常設場所を適切に登録することができ、多様な生活習慣を有するユーザに適合することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置を機能の観点から見た構成を示す図である。
図1において、10は本実施の形態におけるナビゲーション装置であり、乗用車、トラック、バス、オートバイ等の車両に搭載された車両用ナビゲーション装置であり、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク等の記憶手段、通信インターフェイス等を備える一種のコンピュータである。前記ナビゲーション装置10は、時計等の計時手段によって時刻を検出する時刻検出部11、GPS(Global Positioning System)、地磁気センサ、距離センサ、ステアリングセンサ、ビーコンセンサ、ジャイロセンサ等によって現在位置を検出する現在位置検出部12、車両の走行距離に基づいて移動距離を算出する移動距離算出部13、道路データ、探索データ等を含む地図データ等を格納する記憶手段としてのデータ格納部14、入力された情報に基づいて、設定された目的地までの経路を探索する経路探索処理、経路の走行案内処理、地点や施設の検索を行うPOI(Point of Interest)検索処理等のナビゲーション処理等の各種の演算処理を行う処理部15、車両のイグニッションスイッチのオン及びオフを検出するイグニッション検出部、入力部、表示部、音声入力部、音声出力部及び通信部を有し、設定された目的地までの経路を探索して案内を行うようになっている。
そして、前記データ格納部14は、探索データ等を含む地図データを記憶する。すなわち、前記データ格納部14は、各種のデータファイルから成るデータベースを備え、経路を探索するための探索データの他、前記表示部の表示画面に、探索された経路に沿って案内図を表示したり、他の案内情報を表示したりするために、施設データ等の各種のデータを記憶する。なお、前記データ格納部14には、道路を構成する単位であるリンクに関する情報も含まれている。また、前記データ格納部14には、所定の情報を音声出力部によって音声出力するための各種のデータも記憶される。
また、前記入力部は、走行開始時の位置を修正したり、目的地を入力したりするためのものであり、前記ナビゲーション装置10本体に配設された操作キー、押しボタン、ジョグダイヤル、十字キー等から成るものであるが、リモートコントローラであってもよい。なお、表示部がタッチパネルである場合には、前記表示部の表示画面に表示された操作キー、操作メニュー等の操作スイッチから成るものであることが望ましい。この場合、通常のタッチパネルのように前記操作スイッチを押す、すなわち、タッチすることによって、入力を行うことができる。
そして、前記表示部の表示画面には、操作案内、操作メニュー、操作キーの案内、現在位置から目的地までの経路、該経路に沿った案内情報等が表示される。前記表示部としては、CRT、液晶ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイ、プラズマディスプレイ、フロントガラスにホログラムを投影するホログラフィ装置等を使用することができる。
本実施の形態において、ナビゲーション装置10は、機能の観点から、地図データ、車両の現在位置、時刻並びに車両のイグニッションスイッチのオン及びオフに基づいて乗車及び降車の位置及び時刻を乗降データとして取得し、データ格納部14に格納する乗降データ取得部と、乗降データに基づき、駐車時間が所定値以上の候補地点の中で乗車時刻のばらつきが最小の地点を車両の常設場所として登録する常設場所登録部とを有する。なお、前記乗降データ取得部は、走行距離も取得するものであってもよい。この場合、前記常設場所登録部は、駐車時間が所定値以上の候補地点の中で走行距離のばらつきが最小の地点を車両の常設場所として登録するか、又は、駐車時間が所定値以上の候補地点の中で乗車時刻のばらつき及び走行距離のばらつきが最小の地点を車両の常設場所として登録する。
次に、前記構成のナビゲーション装置10の動作について説明する。ここでは、車両の常設場所が自宅であるものとして説明する。そして、駐車時間が所定値以上の候補地点の中で乗車時刻のばらつき及び走行距離のばらつきが最小の地点を自宅として登録する場合の動作について説明する。まず、乗車時刻及び降車時刻並びに乗車位置及び降車位置を検出する動作について説明する。
図2は本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置が検出したデータの例を示す図、図3は本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置の乗車時刻及び降車時刻並びに乗車位置及び降車位置を検出する動作を説明する図、図4は本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置の乗車時刻及び降車時刻並びに乗車位置及び降車位置を検出する動作を示すフローチャートである。
まず、ナビゲーション装置10は、一日の中での乗車及び降車の位置及び時刻の記憶を行う。この場合、地図データ及び現在位置検出部12が検出した現在位置に基づいて検出された乗車位置及び降車位置の位置情報、並びに、時刻検出部11が検出した乗車時刻及び降車時刻が、乗降データとしてデータ格納部14に格納される。ここで、ナビゲーション装置10は、車両のイグニッションがオンにされるとユーザが車両に乗車したと判断し、車両のイグニッションがオフにされるとユーザが車両から降車したと判断するようになっている。なお、車両のイグニッションは、イグニッションスイッチとしての車両のエンジンスイッチであり、イグニッションがオンにされたのは車両のエンジンを起動した場合であり、イグニッションがオフにされたのは車両のエンジンを停止した場合である。
これにより、例えば、図2に示されるようなデータが取得されてデータ格納部14に格納される。なお、図2において、横軸は時間軸であり、車両のイグニッションがオン(ON)にされた時刻及び地点、並びに、車両のイグニッションがオフ(OFF)にされた時刻及び地点を示すとともに、各地点間の距離を示している。また、図2(a)〜(c)に示されるデータ1〜3は別々の日に取得されたデータである。すなわち、図2には、三日分のデータの例が示されている。
続いて、前記ナビゲーション装置10は、データ格納部14に格納されたデータに基づき、各地点における降車から乗車までの時間を算出する。算出された時間は各地点における駐車時間と考えることができる。
各地点における降車から乗車までの時間は、各データ毎に独立に計算される。図2に示される例において、データ1の場合、地点Aにおける降車から次の乗車までの時間は、0:00〜8:00までの時間と20:30〜0:00までの時間との合計11.5時間であり、データ1が取得された日の前後の日において地点Aに駐車していた時間は考慮されない。また、地点Bにおける降車から次の乗車までの時間は10時間である。また、データ2の場合、地点Aにおける降車から次の乗車までの時間は10.5時間であり、地点Bにおける降車から次の乗車までの時間は9時間であり、地点Cにおける降車から次の乗車までの時間は1時間である。さらに、データ3の場合、地点Aにおける降車から次の乗車までの時間は9.5時間であり、地点Bにおける降車から次の乗車までの時間は12.5時間である。
続いて、前記ナビゲーション装置10は、算出された時間及び降車位置の位置情報を一組にして記憶する。これにより、図3(a)に示されるように、データ1〜3の各々について、各地点A〜Cにおける駐車時間がデータ格納部14に格納される。
続いて、前記ナビゲーション装置10は、一定数以上のサンプルを確保したか否か、すなわち、各地点A〜Cにおける駐車時間が所定数以上、データ格納部14に格納されたか否かを判断する。そして、一定数以上のサンプルを確保していない場合には、再度、一日の中での乗車及び降車の位置及び時刻の記憶を行い、前述の動作を繰り返す。なお、データは一日に一つ取得するので、一定数以上のサンプルを確保していない場合には、翌日以降に前述の動作を繰り返すことになる。
また、一定数以上のサンプルを確保した場合、前記ナビゲーション装置10は、時間の長い位置情報のリストを生成して、処理を終了する。この場合、前記ナビゲーション装置10は、まず、各地点における駐車時間の平均値を算出する。これにより、図3(b)に示されるように、各地点A〜Cにおける駐車時間の平均値が算出される。そして、駐車時間の平均値が所定値以上の地点をピックアップして、時間の長い位置情報のリストとする。これにより、図3(c)に示されるように、地点A及びBのリストが生成される。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 一日の中での乗車及び降車の位置及び時刻の記憶を行う。
ステップS2 各地点における降車から乗車までの時間を算出する。
ステップS3 算出された時間及び降車位置の位置情報を一組にして記憶する。
ステップS4 一定数以上のサンプルを確保したか否かを判断する。一定数以上のサンプルを確保した場合はステップS5に進み、一定数以上のサンプルを確保していない場合はステップS1に戻る。
ステップS5 時間の長い位置情報のリストを生成して、処理を終了する。
次に、乗車時刻のばらつきを算出する動作について説明する。
図5は本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置の乗車時刻のばらつきを算出する動作を説明する図、図6は本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置の乗車時刻のばらつきを算出する動作を示すフローチャートである。
まず、ナビゲーション装置10は、データ格納部14に記憶された図2に示されるようなデータから、乗車時刻と乗車位置とを一組にして抽出する。これにより、図5(a)に示されるように、取得したデータの各々について、車両のイグニッションがオンにされた時刻が地点A〜C毎に抽出される。
続いて、前記ナビゲーション装置10は、抽出されたデータを、乗車位置をキーにしてグルーピングする。すなわち、各地点A〜C毎に、イグニッションがオンにされた時刻のグループを形成する。そして、前記ナビゲーション装置10は、グループ毎に乗車時刻のばらつきを算出して記憶する。この場合、各地点A〜C毎にイグニッションがオンにされた時刻の標準偏差を算出する。これにより、図5(b)に示されるように、各地点A〜C毎にイグニッションがオンにされた時刻の標準偏差、すなわち、乗車時刻のばらつきを得ることができる。
続いて、前記ナビゲーション装置10は、一定数以上のサンプルを確保したか否か、すなわち、各地点A〜Cにおける乗車時刻のばらつきが所定数以上、データ格納部14に格納されたか否かを判断する。そして、一定数以上のサンプルを確保していない場合には、再度、乗車時刻と乗車位置とを一組にして抽出し、前述の動作を繰り返す。
また、一定数以上のサンプルを確保した場合、前記ナビゲーション装置10は、乗車時刻のばらつきと位置情報とが組み合わされたリストを生成して、処理を終了する。この場合、図5(b)に示されるような各地点A〜Cにおけるイグニッションがオンにされた時刻の標準偏差の値をリストとして生成する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS11 乗車時刻と乗車位置とを一組にして抽出する。
ステップS12 抽出されたデータを、乗車位置をキーにしてグルーピングする。
ステップS13 グループ毎に乗車時刻のばらつきを算出して記憶する。
ステップS14 一定数以上のサンプルを確保したか否かを判断する。一定数以上のサンプルを確保した場合はステップS15に進み、一定数以上のサンプルを確保していない場合はステップS11に戻る。
ステップS15 乗車時刻のばらつきと位置情報とが組み合わされたリストを生成して、処理を終了する。
次に、走行距離のばらつきを算出する動作について説明する。
図7は本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置の走行距離のばらつきを算出する動作を説明する図、図8は本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置の走行距離のばらつきを算出する動作を示すフローチャートである。
まず、ナビゲーション装置10は乗車を検出する。この場合、車両のイグニッションがオンにされたことを検出して、ユーザが車両に乗車したことを検出する。そして、前記ナビゲーション装置10は走行軌跡の記憶を開始する。続いて、前記ナビゲーション装置10は降車を検出する。この場合、車両のイグニッションがオフにされたことを検出して、ユーザが車両から降車したことを検出する。
そして、前記ナビゲーション装置10は、走行軌跡の記憶を終了し、走行軌跡に基づいて取得した走行距離及び乗車位置の位置情報を一組にして記憶する。そして、車両のイグニッションがオンにされてからオフにされるまでの走行距離をイグニッションがオンにされた地点毎に抽出する。すなわち、走行距離は乗車位置に属するデータとして取得される。これにより、図7(a)に示されるように、データ1〜3の各々について、各地点A〜Cで乗車してからの走行距離がデータ格納部14に格納される。
続いて、前記ナビゲーション装置10は、抽出されたデータを、乗車位置をキーにしてグルーピングする。すなわち、各地点A〜C毎に、イグニッションがオンにされてからの走行距離のグループを形成する。そして、前記ナビゲーション装置10は、グループ毎に走行距離のばらつきを算出して記憶する。この場合、各地点A〜C毎にイグニッションがオンにされてからの走行距離の標準偏差を算出する。これにより、図7(b)に示されるように、各地点A〜C毎に、イグニッションがオンにされてからの走行距離の標準偏差、すなわち、走行距離のばらつきを得ることができる。
続いて、前記ナビゲーション装置10は、一定数以上のサンプルを確保したか否か、すなわち、各地点A〜Cからの走行距離のばらつきが所定数以上、データ格納部14に記憶されたか否かを判断する。そして、一定数以上のサンプルを確保していない場合には、再度、乗車を検出し、前述の動作を繰り返す。
また、一定数以上のサンプルを確保した場合、前記ナビゲーション装置10は、走行距離のばらつきと位置情報とが組み合わされたリストを生成して、処理を終了する。この場合、図7(b)に示されるような各地点A〜Cからの走行距離の標準偏差の値をリストとして生成する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS21 乗車したことを検出する。
ステップS22 走行軌跡の記憶を開始する。
ステップS23 降車したことを検出する。
ステップS24 走行軌跡の記憶を終了し、走行軌跡に基づいて取得した走行距離及び乗車位置の位置情報を一組にして記憶する。
ステップS25 抽出されたデータを、乗車位置をキーにしてグルーピングする。
ステップS26 グループ毎に走行距離のばらつきを算出して記憶する。
ステップS27 一定数以上のサンプルを確保したか否かを判断する。一定数以上のサンプルを確保した場合はステップS28に進み、一定数以上のサンプルを確保していない場合はステップS21に戻る。
ステップS28 走行距離のばらつきと位置情報とが組み合わされたリストを生成して、処理を終了する。
次に、自宅を確定して登録する動作について説明する。
図9は本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置の自宅を確定して登録する動作を説明する図、図10は本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置の自宅を確定して登録する動作を示すフローチャートである。
ここで、自宅を確定して登録する動作は、前述した乗車時刻及び降車時刻並びに乗車位置及び降車位置を検出する動作、乗車時刻のばらつきを算出する動作、並びに、走行距離のばらつきを算出する動作のすべてが終了していることを条件として開始される。
そして、ナビゲーション装置10は、自宅を確定して登録する動作を開始すると、まず、駐車時間の平均値が所定値以上の地点のリストから自宅として登録する地点の候補を取得する。この場合、前記図3(c)に示されるようなリストに含まれる地点が自宅として登録する地点の候補として取得される。これにより、図9(a)に示されるように、駐車時間の平均値が所定値以上の地点である地点A及びBが地点の候補として取得される。
続いて、前記ナビゲーション装置10は、地点の候補に対応する乗車時刻及び走行距離のばらつきを取得する。この場合、図5(b)に示されるようなリストに含まれる各地点におけるイグニッションがオンにされた時刻の標準偏差の値、及び、図7(b)に示されるようなリストに含まれる各地点からの走行距離の標準偏差の値が取得される。これにより、図9(b)に示されるように、地点A及びBにおけるイグニッションがオンにされた時刻の標準偏差の値、及び、地点A及びBからの走行距離の標準偏差の値が取得される。
続いて、前記ナビゲーション装置10は、地点の候補について、乗車時刻のばらつき及び走行距離のばらつきがともに最小の地点があるかをチェックする。この場合、図9(b)に示されるように、地点の候補として取得された地点A及びBについて、イグニッションがオンにされた時刻の標準偏差及び走行距離の標準偏差が最も小さい値を備える地点が一地点であるかをチェックする。
続いて、前記ナビゲーション装置10は、条件に該当する地点があるか否かを判断する。すなわち、イグニッションがオンにされた時刻の標準偏差及び走行距離の標準偏差がともに最小である地点があるか否かを判断する。そして、条件に該当する地点がない場合には、データの再取得を行い、再度、自宅を確定して登録する動作を開始して、前述の動作を繰り返す。なお、データの再取得は、前述した乗車時刻及び降車時刻並びに乗車位置及び降車位置を検出する動作、乗車時刻のばらつきを算出する動作、並びに、走行距離のばらつきを算出する動作を繰り返すことによって行われる。
また、条件に該当する地点がある場合、前記ナビゲーション装置10は、条件に該当する地点の位置情報を自宅として登録して、処理を終了する。この場合、図9(b)及び(c)に示されるように、イグニッションがオンにされた時刻の標準偏差及び走行距離の標準偏差について地点Aの値が最も小さいため、自宅は地点Aと確定されて登録される。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS31 駐車時間の平均値が所定値以上の地点のリストから自宅として登録する地点の候補を取得する。
ステップS32 地点の候補に対応する乗車時刻及び走行距離のばらつきを取得する。
ステップS33 乗車時刻のばらつき及び走行距離のばらつきがともに最小の地点があるかをチェックする。
ステップS34 条件に該当する地点があるか否かを判断する。条件に該当する地点がある場合はステップS35に進み、条件に該当する地点がない場合はステップS36に進む。
ステップS35 条件に該当する地点の位置情報を自宅として登録して、処理を終了する。
ステップS36 データの再取得を行う。
このように、本実施の形態においては、一日の中での乗車及び降車の位置及び時刻のデータを所定日数分以上記憶し、該データに基づき、駐車時間の平均値が所定値以上の地点であって、当該地点における乗車時刻のばらつきが最小であり、かつ、当該地点からの走行距離のばらつきが最小である地点を車両の常設場所としての自宅として自動的に登録するようになっている。そのため、ユーザが自宅として登録するための操作を行わなくても、自宅の登録が自動的に行われる。また、ユーザの生活習慣が変則的であっても、適切な場所を自宅として登録することができる。
なお、本実施の形態においては、駐車時間の平均値が所定値以上の地点であって、当該地点における乗車時刻のばらつきが最小であり、かつ、当該地点からの走行距離のばらつきが最小である地点を自宅として登録する場合について説明した。しかし、走行距離のばらつきを考慮することなく、駐車時間の平均値が所定値以上の地点であって、当該地点における乗車時刻のばらつきが最小である地点を自宅として登録するようにしてもよい。また、乗車時刻のばらつきを考慮することなく、駐車時間の平均値が所定値以上の地点であって、当該地点からの走行距離のばらつきが最小である地点を自宅として登録するようにしてもよい。
さらに、本実施の形態においては、走行距離を乗車位置に属するデータとして取得したが、降車位置に関するデータとして取得することもできる。この場合、標準偏差が最大の地点を自宅として登録するようにしてもよい。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置を機能の観点から見た構成を示す図である。 本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置が検出したデータの例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置の乗車時刻及び降車時刻並びに乗車位置及び降車位置を検出する動作を説明する図である。 本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置の乗車時刻及び降車時刻並びに乗車位置及び降車位置を検出する動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置の乗車時刻のばらつきを算出する動作を説明する図である。 本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置の乗車時刻のばらつきを算出する動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置の走行距離のばらつきを算出する動作を説明する図である。 本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置の走行距離のばらつきを算出する動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置の自宅を確定して登録する動作を説明する図である。 本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置の自宅を確定して登録する動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 ナビゲーション装置
11 時刻検出部
12 現在位置検出部
14 データ格納部

Claims (4)

  1. (a)地図データを格納するデータ格納部と、
    (b)車両の現在位置を検出する現在位置検出部と、
    (c)時刻を検出する時刻検出部と、
    (d)前記車両のイグニッションスイッチのオン及びオフを検出するイグニッション検出部と、
    (e)前記地図データ、車両の現在位置、時刻並びに車両のイグニッションスイッチのオン及びオフに基づいて乗車及び降車の位置及び時刻を乗降データとして取得し、前記データ格納部に格納する乗降データ取得部と、
    (f)前記乗降データに基づき、駐車時間が所定値以上の地点の中で該地点での乗車時刻のばらつきが最小の地点を車両の常設場所として登録する常設場所登録部とを有することを特徴とするナビゲーション装置。
  2. (a)地図データを格納するデータ格納部と、
    (b)車両の現在位置を検出する現在位置検出部と、
    (c)時刻を検出する時刻検出部と、
    (d)前記車両のイグニッションスイッチのオン及びオフを検出するイグニッション検出部と、
    (e)前記地図データ、車両の現在位置、時刻並びに車両のイグニッションスイッチのオン及びオフに基づいて乗車及び降車の位置及び時刻並びに走行距離を乗降データとして取得し、前記データ格納部に格納する乗降データ取得部と、
    (f)前記乗降データに基づき、駐車時間が所定値以上の地点の中で該地点からの走行距離のばらつきが最小の地点を車両の常設場所として登録する常設場所登録部とを有することを特徴とするナビゲーション装置。
  3. (a)地図データを格納するデータ格納部と、
    (b)車両の現在位置を検出する現在位置検出部と、
    (c)時刻を検出する時刻検出部と、
    (d)前記車両のイグニッションスイッチのオン及びオフを検出するイグニッション検出部と、
    (e)前記地図データ、車両の現在位置、時刻並びに車両のイグニッションスイッチのオン及びオフに基づいて乗車及び降車の位置及び時刻並びに走行距離を乗降データとして取得し、前記データ格納部に格納する乗降データ取得部と、
    (f)前記乗降データに基づき、駐車時間が所定値以上の地点の中で該地点での乗車時刻のばらつき及び該地点からの走行距離のばらつきが最小の地点を車両の常設場所として登録する常設場所登録部とを有することを特徴とするナビゲーション装置。
  4. 前記乗降データ取得部は、一日の中での乗車及び降車の位置及び時刻を乗降データとして取得し、前記常設場所登録部は、所定数以上の乗降データに基づいて車両の常設場所を登録する請求項1〜3のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
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