JP2006308188A - 熱交換装置 - Google Patents

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Takayuki Morii
高之 森井
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Abstract

【課題】 熱交換器へ供給される蒸気量が少ない場合でも、高い熱交換効率を維持することのできる熱交換装置を提供する。
【解決手段】 反応釜1のジャケット部2に蒸気供給管8と流体排出管9を接続する。ジャケット部2内に蒸気の流下を案内する螺旋状の蒸気流下案内板18を取り付ける。蒸気供給管8には流量調節弁7を取り付ける。流体排出管9に開閉弁11と気液分離器12をそれぞれ取り付ける。
蒸気供給管8からジャケット部2へ供給される蒸気量が少なくなっても、蒸気流下案内板18によって、ジャケット部2内での蒸気の対流を維持することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、蒸気を熱源として、熱交換器で被加熱物を加熱する熱交換装置に関する。
熱交換装置は、熱交換器に蒸気供給管と流体排出管を接続して、この流体排出管にエゼクタ装置を接続することにより、熱交換器で熱交換によって蒸気の凝縮した復水と一部の残存蒸気とを、エゼクタ装置で吸引するものである。
この熱交換装置においては、エゼクタ装置で熱交換器内の残存蒸気の一部を吸引して、再度、熱交換器へ循環供給することによって、熱交換器内で蒸気の対流を促進して熱交換効率を向上させることができるが、例えば、被加熱物の量が少ない場合、あるいは、被加熱物の温度が高くなった場合は、蒸気供給管から供給される蒸気量が極めて少なくなり、熱交換器内での蒸気の対流がほとんど無くなってしまい、十分な熱交換効率を得ることができなくなる問題があった。
特開平2−213601号公報
解決しようとする課題は、熱交換器へ供給される蒸気量が少ない場合であっても、熱交換器内での蒸気の対流を確保することによって、高い熱交換効率を維持することのできる熱交換装置を提供することである。
本発明は、熱交換器の熱交換室に蒸気供給管と流体排出管を接続して、当該蒸気供給管から熱交換室へ供給した蒸気でもって熱交換を行い、蒸気が熱交換によって凝縮した復水を流体排出管から系外へ排出するものにおいて、熱交換室内の蒸気の流下を案内する蒸気流下案内板を取り付けたものである。
本発明の熱交換装置は、熱交換室内の蒸気の流下を案内する蒸気流下案内板を取り付けたことによって、例えば、蒸気供給管からの供給蒸気量が少なくなった場合においても、少ない蒸気を蒸気流下案内板で案内することにより、熱交換室内での蒸気の対流を確保して、所定の熱交換効率を維持することができる。
本発明は、熱交換室内の蒸気の流下を案内する蒸気流下案内板を取り付けたものであり、この蒸気流下案内板は、例えば、連続した螺旋状の板であったり、あるいは、案内通路面積が徐々に小さくなるような構成とすることができる。
図1は、本発明の1実施例の構成図であって、熱交換器としての反応釜1と、熱交換室としてのジャケット部2と、ジャケット部2に接続した蒸気供給管8及び流体排出管9とで熱交換装置を構成する。
反応釜1のほぼ全周にわたりジャケット部2を形成して、このジャケット部2の左側上部に、流量調節弁7を介在した蒸気供給管8を接続する。この蒸気供給管8から、所定圧力すなわち温度の加熱用蒸気を、ジャケット部2へ供給することによって、反応釜1内の被熱交換物を加熱することができるものである。
ジャケット部2の右側下方に流体排出管9を接続して、組み合わせ真空ポンプ4のエゼクタ10と接続する。流体排出管9には、開閉弁11と気液分離器12をそれぞれ取り付ける。気液分離器12は、流体排出管9から流下してくる蒸気と液体をそれぞれ分離することができるものであり、分離された蒸気は蒸気エゼクタ3へ吸引され、一方、分離された液体は管路20を通って下方のエゼクタ10へ吸引される。
ジャケット部2の右側上方に冷却流体供給管5を接続して、ジャケット部2へ冷却流体を供給することによって、反応釜1を冷却することもできるようにする。冷却流体供給管5は、ジャケット部2内に配置した冷却流体管路6と接続する。この冷却流体管路6の底部に螺旋状の蒸気流下案内板18を取り付ける。
冷却流体供給管5の下方部は、組み合わせ真空ポンプ4の循環路15の一部と接続すると共に、上方部を冷却流体管路6の一端部と接続する。冷却流体管路6は、ジャケット部2内に螺旋状に配置して、図示はしないが冷却流体管路6の反応釜1側に複数の冷却流体噴射口を設ける。
蒸気エゼクタ3は、蒸気供給管8を分岐した分岐管21に入口側を接続し、出口側を管路22によって再度、蒸気供給管8の流量調節弁7の手前側に接続したもので、流体排出管9から流下してくるジャケット部2内の一部の蒸気を、蒸気エゼクタ3で吸引して再度、蒸気供給管8からジャケット部2へ供給することができるものである。
組み合わせ真空ポンプ4を、エゼクタ10とタンク13と循環ポンプ14を順次に循環路15で連通して形成する。タンク13の上部には、冷却流体としての冷却水を補給する冷却水補給管16を接続する。循環路15の一部を分岐して余剰水排出管17と、上述した冷却流体供給管5をそれぞれ接続する。冷却流体供給管5は、組み合わせ真空ポンプ4を循環する循環流体の一部を、ジャケット部2の冷却流体管路6へ供給することによって、反応釜1を冷却することができるものである。
ジャケット部2の左側面に、管路23と開閉弁24を介在して組み合わせ真空ポンプ4のエゼクタ10と接続する。この管路23は、ジャケット部2内で発生した冷却流体の気化蒸気をエゼクタ10へ吸引するためのものである。
反応釜1内の被加熱物を加熱する場合は、蒸気供給管8から加熱に適した温度の蒸気をジャケット部2へ供給することによって、蒸気が反応釜1内の被加熱物に熱を与えて加熱する。加熱により蒸気の凝縮した復水と一部の蒸気は、流体排出管9と気液分離器12を通って、蒸気の分離された復水だけが管路20からエゼクタ10に吸引されタンク13に至ると共に、復水の分離された蒸気は、蒸気エゼクタ3に吸引され、管路22と蒸気供給管8から再度ジャケット部2へ供給される。
蒸気供給管8からの供給蒸気量が少なくなった場合、ジャケット部2内の螺旋状の蒸気流下案内板18によって、少量の蒸気であってもこの案内板18に沿って流下させることによりジャケット部2内での蒸気の対流を維持することができ、反応釜1の蒸気加熱効率を所定の水準とすることができる。
一方、反応釜1を冷却する場合は、冷却流体供給管5から冷却流体を冷却流体管路6内へ供給して、冷却流体管路6内を冷却流体で満たすと同時に、図示しない冷却流体管路6の反応釜1側に設けた複数の冷却流体噴射口から反応釜1の外表面全体へ冷却流体を噴射する。
同時に、組み合わせ真空ポンプ4の循環ポンプ14を駆動して、エゼクタ10の発生する吸引力で流体排出管9または管路23を介してジャケット部2内を所定の圧力状態、例えば、大気圧以下の真空状態、とすることにより、反応釜1の外表面へ噴射される冷却流体が反応釜1の熱を奪って蒸発気化することにより、その蒸発潜熱によって反応釜1を気化冷却することができる。
ジャケット部2で反応釜1を冷却した冷却流体の気化蒸気及び気化しきれなかった冷却流体の一部は、流体排出管9または管路23を通ってエゼクタ10に吸引されタンク13に至る。
エゼクタ10で発生することのできる吸引力は、エゼクタ10を流下する流体の温度によって決まるために、冷却水補給管16から適宜所定温度の冷却水をタンク13へ補給することによって、エゼクタ10を流下する流体温度を調節して、エゼクタ10の吸引力をコントロールすることができる。
本発明の熱交換装置の実施例を示す構成図。
符号の説明
1 反応釜
2 ジャケット部
3 蒸気エゼクタ
4 組み合わせ真空ポンプ
7 流量調節弁
8 蒸気供給管
9 流体排出管
10 エゼクタ
18 蒸気流下案内板

Claims (1)

  1. 熱交換器の熱交換室に蒸気供給管と流体排出管を接続して、当該蒸気供給管から熱交換室へ供給した蒸気でもって熱交換を行い、蒸気が熱交換によって凝縮した復水を流体排出管から系外へ排出するものにおいて、熱交換室内の蒸気の流下を案内する蒸気流下案内板を取り付けたことを特徴とする熱交換装置。
JP2005130986A 2005-04-28 2005-04-28 熱交換装置 Pending JP2006308188A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07163892A (ja) * 1993-12-15 1995-06-27 Tlv Co Ltd 加熱冷却装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07163892A (ja) * 1993-12-15 1995-06-27 Tlv Co Ltd 加熱冷却装置

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