JP2006307950A - 変速機用オイルポンプの駆動制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低温始動後のATF油温を早期に昇温させる。
【解決手段】エンジン1にて駆動する機械式オイルポンプ32と、電動機33にて駆動する電動式オイルポンプ34と、ATFの油温Toiを検出する油温センサ63と、コントロールバルブユニット35の下流に下流油路38を介して連通するATFウォーマ40と、電動式オイルポンプ34をコントロールバルブユニット35の上流と下流油路38とに対して選択的に連通自在な油路切換えユニット45と、油路切換えユニット45と電動機33とを制御する制御ユニット61とを備え、制御ユニット61は、油温Toiが低油温判定値Ti以下のとき油路切換えユニット45を動作させて電動式オイルポンプ34を下流油路38側に連通させると共に電動式オイルポンプ34を駆動させてATFをATFウォーマ40へ供給する。
【選択図】図1

Description

本発明は、油圧源として、エンジンによって駆動するオイルポンプと電動機によって駆動するオイルポンプとを備える変速機用オイルポンプの駆動制御装置に関する。
周知のように、例えば車両の停車中にエンジンを自動停止するアイドルストップ車両や、車両の低負荷走行中にエンジンを自動停止して電気モータで走行するハイブリッド車両など、エンジンを自動的に停止させる機能を有する車両(以下、「エンジン自動停止車両」と称する)では、エンジン停止中であっても、自動変速機の変速制御を行うコントロールバルブやクラッチ要素、ブレーキ要素といった摩擦係合要素を動作させる油圧アクチュエータに対し作動圧を供給すると共に、変速機構の潤滑系に対して潤滑油を供給する必要がある。この制御油圧及び潤滑油圧は、自動変速機内を循環するATF(AutomaticTransmissionFluid)で賄われている。
エンジン自動停止車両では、エンジン停止時においてもATFを供給可能とするために、エンジンにより駆動される機械式オイルポンプの他に、電動機によって駆動される電動式オイルポンプが備えられている。
この場合、例えば特許文献1(特開2002−130143号公報)に開示されているように、1つのオイルポンプにエンジンと電動機とを連設し、エンジン稼働中は、エンジンの駆動力でオイルポンプを動作させ、又、エンジン停止後、自動変速機に供給する油圧が低下したときは電動機によりオイルポンプを駆動させることで、エンジン停止中の制御油圧、及び潤滑系へ供給する潤滑油を確保することができる。
特開2002−130143号公報
ところで、低温始動後の暖機運転において、冷却水温は比較的早く昇温するため、暖機運転を早期に完了させることが可能であるが、ATFは自動変速機内を循環するのみであるため早期に昇温させることが困難である。
ATFの温度が低いと粘性が高いため、摩擦損失が大きくなり、従って、昇温に時間がかかると、その分油圧アクチュエータへの油圧供給に遅れが生じやすくなり、運転性が損なわれるばかりでなく、燃費が悪化してしまう不都合がある。
この対策として、ATFウォーマを用い、このATFウォーマに冷却水を導き、冷却水の熱でATFを早期に昇温させる技術が知られている。
しかし、電動式オイルポンプは、エンジン駆動式オイルポンプに代えてエンジン停止中において駆動させるようにしているため、機械式オイルポンプと同じ経路を経て供給される。従って、油路が長く、その分ATFをATFウォーマへ導く際の循環効率が悪く、早期に昇温させるには限界がある。
本発明は、上記事情に鑑み、低温時の作動油を早期に昇温させて、変速機構に設けられている各油圧アクチュエータに対する作動圧の供給遅れを改善し、良好な運転性を得ることができるようにすると共に、燃費向上を実現することのできる変速機用オイルポンプの駆動制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、エンジンにて駆動する第1オイルポンプと電動機にて駆動する第2オイルポンプとを油圧源としてコントロールバルブユニットに作動油を供給する変速機用オイルポンプの駆動制御装置において、上記作動油の油温を検出する油温検出手段と、上記コントロールバルブユニットの下流に下流油路を介して連通する、上記作動油を温める作動油用加温手段と、上記第2オイルポンプを、上記コントロールバルブユニットの上流と上記下流油路とに対して選択的に連通自在な油路切換え手段と、上記油路切換え手段の切換え動作と上記電動機の動作とを制御する制御ユニットとを備え、上記制御ユニットは、上記油温が低油温判定値以下のとき上記油路切換え手段を動作させて上記第2オイルポンプを上記下流油路に連通させると共に、上記電動機を駆動させることを特徴とする。
本発明によれば、作動油が低温のときは第2オイルポンプを駆動させると共に、油路切換え手段を動作させて第2オイルポンプを上記下流油路に連通させるようにしたので、第2オイルポンプから吐出される作動油は、コントロールバルブユニットを通過することなく作動油用加温手段へ直接導くことができる。その結果、低温時の作動油を作動油用加温手段により早期に昇温させることができ、変速機構の各油圧アクチュエータに対する作動圧の供給遅れが改善され、良好な運転性を得ることができる。又、作動油を早期昇温させることで、低温始動及び始動後の暖機運転においても、摩擦損失を早期に改善することができ、その分、燃費向上を実現することができる。
以下、図面に基づいて本発明の一形態を説明する。図1にエンジン制御システムの概略構成図を示す。
同図の符号1はエンジン自動停止車両に搭載されているエンジンである。エンジン自動停止車両は、アイドルストップ車両やハイブリッド車両に代表されるように、エンジン停止条件が成立したときエンジンを自動的に停止させ、その後、エンジン再始動条件が成立したときエンジンを自動的に再始動させるものである。
例えばハイブリッド車両では、再始動に際してはバッテリからの電力をインバータを介してモータ/ジェネレータへ供給し、このモータ/ジェネレータにてエンジンをモータリングすることでエンジンを起動させる。一方、制動時は、モータ/ジェネレータにて発電された回生電力をインバータを介してバッテリに充電する。
又、符号11は、主にエンジン1を冷却する冷却水を循環させる冷却水循環系で、エンジン1のシリンダブロック1aに形成されているウォータジャケット12と、このウォータジャケット12の流入口と流出口とを連通する主循環路14とを備え、このウォータジャケット12の流入口に、エンジン1によって駆動されるウォータポンプ15が介装されている。更に、この主循環路14にラジエータ16が介装されている。ラジエータ16は車の前部に配設されており、前方から導入される冷却風によりラジエータ16内を流れる冷却水を冷却する。
又、ウォータポンプ15の上流側の主循環路14に、この主循環路14を流れる冷却水の流量を冷却水温度に応じて開閉動作するサーモスタット弁17が介装されている。更に、主循環路14の、サーモスタット弁17とウォータポンプ15との間と、ウォータジャケット12の流出口側とに副循環路18が接続されている。この副循環路18に、車室内暖房用のヒータコア19が介装されている。
更に、サーモスタット弁17の上流側の主循環路14と、サーモスタット弁17の下流側に接続する副循環路18とに、サーモスタット弁17をバイパスする第1バイパス路20が接続され、この第1バイパス路20にインバータ21内に形成されている冷却通路21aが介装されている。上述したように、インバータ21はモータ/ジェネレータの交流とバッテリの直流とを変換するものであるが、作動時に発熱を伴うため冷却水にて冷却する。
又、副循環路18のウォータポンプ15とウォータジャケット12の流出口側とが第2バイパス路22を介してバイパス接続されている。サーモスタット弁17が閉弁されている低温時、ウォータジャケット12の流出口から流出した冷却水は、ラジエータ16側へは流れず、第2バイパス路22を経てウォータポンプ15側へ循環される。従って、低温始動、及び始動後の暖機運転では、冷却水がラジエータ16によって冷却されないので、早期昇温が実現される。
このような冷却水循環系11を有するエンジン1に自動変速機2が連結され、この自動変速機2に、エンジン1の出力軸にトルクコンバータ(図示せず)を介して連設されている。自動変速機2には、エンジン1の出力を所定に変速する多段変速や無段変速等からなる変速機構が内装されていると共に、作動油としてのATF(Automatic Transmission Fluid)を循環させるATF循環路31が設けられている。又、ATF循環路31を流れるATFは、自動変速機2の底部に形成されているATFオイルパン2aに貯留されている。
尚、変速機構が遊星歯車装置などを用いた多段変速機構である場合、クラッチ要素やブレーキ要素といった摩擦係合要素を動作させる各油圧アクチュエータに対して作動圧を選択的に供給し、各摩擦係合要素を選択的に係合或いは解放させることで変速制御が行われる。
ATF循環路31に、油圧源として、エンジン1により駆動される第1オイルポンプとしての機械式オイルポンプ32と、電動機33によって駆動される第2オイルポンプとしての電動式オイルポンプ34との2つのオイルポンプが備えられている。更に、ATF循環路31に、上述した変速機構に設けられている油圧アクチュエータに対しATFを作動圧として供給するコントロールバルブユニット35が配設されている。
機械式オイルポンプ32は、その吸入口がATFオイルパン2aに臨まされているオイルストレーナ36に連通され、又、吐出口がコントロールバルブユニット35に主循環油路37を介して連通されている。コントロールバルブユニット35は、上述した変速機構に設けられている油圧アクチュエータに対して作動圧を選択的に供給するもので、コントロールバルブユニット35の切換動作は、図示しないトランスミッション制御ユニットからの切換信号に基づいて行われる。更に、このコントロールバルブユニット35から吐出された余剰のATFが、下流油路38を経て、軸受けなどの各潤滑系39へ供給される。
この下流油路38の中途に、作動油用加温手段としてのATFウォーマ40が配設されていると共に、その下流にATFフィルタ41が介装されている。更に、このATFウォーマ40に、上述した冷却水循環系11の第2バイパス路22の一部が配設されている。
一方、電動式オイルポンプ34は、その吸入口がATFオイルパン2aに臨まされているオイルストレーナ42に連通され、又、吐出口が主循環油路37に副循環油路43を介して連通されている。副循環油路43の主循環油路37との接続部に、電動式オイルポンプ34側へのATFの逆流を防止する逆止弁44が介装されている。
又、副循環油路43に、油路切換手段としての油路切換えユニット45が介装されている。図2に示すように、油路切換えユニット45は、ケーシング46を有し、このケーシング46にスプール弁47が内装されている。スプール弁47は、図の水平方向へスライド自在にされており、このスプール弁47の一端面(図においては左側端面)が戻しばね48により他端方向へ常時付勢されている。スプール弁47は、その他端にピストン47aが形成され、更に中途に環状溝47bが形成されている。
一方、ケーシング46に、流入ポート46aと一対の吐出ポート46b,46cとが形成されている。更に、ケーシング46の、スプール弁47に形成されているピストン47aに対向する部位に作動室46dが形成されている。副循環油路43は上流側が流入ポート46aに接続され、下流側が一方の吐出ポート46bに接続されている。又、他方の吐出ポート46cが、バイパス油路49を介して下流油路38の上流側に接続されている。このバイパス油路49に、下流油路38からケーシング46側へのATFの逆流を防止する逆止弁50が介装されている。
又、作動室46dに給排油路51が連通されており、この給排油路51が、90°方向へ往復回動自在なロータリ式三方弁52を介して、電動式オイルポンプ34側の副循環油路43に接続する作動圧油路53と、ドレーン油路54とに選択的に連通される。
ロータリ式三方弁52は、ロータリソレノイドなどの動作アクチュエータ55のON/OFFにより切換え動作される。すなわち、動作アクチュエータがOFFのとき、ロータリ式三方弁52は給排油路51とドレーン油路54とを連通させ(図2(a)の状態)、又、動作アクチュエータ55がONのとき給排油路51とドレーン油路54とを連通させる。尚、ロータリ式三方弁52は、動作アクチュエータがONのとき給排油路51とドレーン油路54とを連通させるようにしてもよい。
油路切換えユニット45に設けられている吐出ポート46b,46cは、スプール弁47の移動により環状溝47bを介して流入ポート46aと選択的に連通自在にされる。すなわち、図2(a)に示すように、スプール弁47が戻しばね48の付勢力で、図の右側へスライドした状態では、流入ポート46aが一方の吐出ポート46bに連通される。又、図2(b)に示すように、作動室46dに作動圧が導入されて、スプール弁47が戻しばね48の付勢力に抗して後退すると、流入ポート46aが他方の吐出ポート46cに連通される。
作動室46dに対する作動圧の給排は、ロータリ式三方弁52の切換え動作により制御される。このロータリ式三方弁52を動作させる動作アクチュエータ55、及び電動式オイルポンプ34を動作させる電動機33の動作は、図3に示す制御ユニット61で制御される。
制御ユニット61は、周知のCPU、ROM、RAM(いずれも図示せず)などを備えたコンピュータ(マイクロコンピュータ)を主体に構成されている。この制御ユニット61の入力側に、エンジン1のクランク軸(図示せず)などの回転からエンジン回転数Neを検出するエンジン回転数検出手段としてのエンジン回転数センサ62、ATFの温度(油温)Toiを検出する油温検出手段としての油温センサ63が接続されている。又、出力側に電動式オイルポンプ34を動作させる電動機33と、ロータリ式三方弁52を動作させる動作アクチュエータ55とが接続されている。
制御ユニット61では、エンジン回転数NeとATFの油温Toiとに基づき、電動機33と動作アクチュエータ55とを介して、電動式オイルポンプ34とロータリ式三方弁52とを、図4に示す駆動制御ルーチンに従って制御動作させる。
このルーチンは、イグニッションスイッチがONされて、制御ユニット61が起動した後、設定演算周期毎に実行される。
そして、先ず、ステップS1で、エンジン回転数センサ62で検出したエンジン回転数Neと、油温センサ63で検出したATFの油温Toiとを読込み、ステップS2で、エンジン回転数Neと起動判定回転数Neo(例えば300〜500rpm)とを比較する。起動判定回転数Neoは、機械式オイルポンプ32から吐出されるATFの作動圧が、変速機構に設けられている各摩擦係合要素を滑ることなく係合させることのできる最低限の値に設定されている。尚、以下においては、便宜的にNe≦Neoの状態をエンジン停止(アイドルストップ)、Ne>Neoの状態をエンジン稼働として説明する。
そして、Ne≦Neoのエンジン停止と判定したときは、ステップS3へ進み、又、Ne>Neoのエンジン稼働と判定したときは、ステップS7へ分岐する。
先ず、エンジン停止時の制御について説明する。ステップS3へ進むと、電動機33に対して駆動信号を出力し、電動式オイルポンプ34を駆動させる。
次いで、ステップS4へ進み、油温Toiと低油温判定値Ti(例えば60[℃])とを比較し、Toi≦Tiの低油温のときは、ステップS5へ進み、Toi>Tiの高油温のときは、ステップS6へ進む。ステップS5では、動作アクチュエータ55をON動作させてルーチンを抜け、一方、ステップS6では、動作アクチュエータ55をOFF動作させてルーチンを抜ける。
ステップS5で、動作アクチュエータ55がON動作されると、ロータリ式三方弁52が、図2(a)の状態から、反時計回り方向へ回動して、作動圧油路53と給排油路51とを連通させる。すると、電動式オイルポンプ34から吐出されるATFによって生成された作動圧が、作動圧油路53、給排油路51を経て、油路切換えユニット45のケーシング46に設けられた作動室46dに導入される。作動室46dに導入された作動圧はスプール弁47のピストン47aを押圧し、このスプール弁47を戻しばね48の付勢力に抗して、図の左方向へ後退させる。
その結果、図2(b)に示すように、主循環油路37に連通する吐出ポート46bが遮断され、又、下流油路38にバイパス油路49を介して接続する吐出ポート46cと電動式オイルポンプ34側に接続する流入ポート46aとが、スプール弁47に形成された環状溝47bを介して連通される。
従って、電動式オイルポンプ34から吐出されるATFは、油路切換えユニット45を介して下流油路38へ流れ、ATFウォーマ40を通過し、各潤滑系39へ供給され、各潤滑系39を潤滑した後、ATFオイルパン2aに戻される。
エンジン1が停止状態にあり、且つ、ATFの油温Toiが低油温にあるときは、イグニッションスイッチをONした後の最初のエンジン始動を行う前の待機状態と考えられ、このとき、電動式オイルポンプ34の駆動によりATFを各潤滑系39へ供給することで、始動時におけるフリクションが低減され、良好な始動性を得ることができる。
一方、ステップS6で、動作アクチュエータ55をOFF動作すると、ロータリ式三方弁52が、図2(b)の状態から、時計回り方向へ回動して、給排油路51とドレーン油路54とを連通させる。すると、油路切換えユニット45のケーシング46に設けられたスプール弁47が戻りばね48の付勢力により、図2(b)の状態から右方向へ前出動作され、作動室46dに導入されている作動圧が、給排油路51、ドレーン油路54を経てATFオイルパン2aに排出される。
その結果、図2(a)に示すように、ケーシング46に形成されている流入ポート46aと主循環油路37に連通する吐出ポート46bとが連通され、又、下流油路38に連通する吐出ポート46cが遮断される。従って、電動式オイルポンプ34から吐出されるATFは、副循環油路43、油路切換えユニット45を経て主循環油路37へ流れ、コントロールバルブユニット35に作動圧として供給されると共に、余剰のATFが下流油路38側へ流れる。下流油路38へ流れたATFは、ATFウォーマ40を通過し、各潤滑系39へ供給され、各潤滑系39を潤滑した後、ATFオイルパン2aに戻される。
エンジン1が停止状態にあり、且つ、ATFの油温Toiが高油温にあるときは、アイドルストップ状態と考えられ、電動式オイルポンプ34から吐出されるATFをコントロールバルブユニット35に作動圧として供給することで、エンジン停止中であっても、変速機構のクラッチ要素やブレーキ要素といった摩擦係合要素を動作させる各油圧アクチュエータに対して常時作動圧が供給し続けるので、再始動後の発進がスムーズになる。
次に、エンジン稼働中の制御について説明する。ステップS2で、Ne>Neoのエンジン稼働中と判定されて、ステップS7へ分岐すると、油温Toiと低油温判定値Ti(例えば60[℃])とを比較し、Toi≦Tiの低油温のときは、ステップS8へ進み、動作アクチュエータ55をON動作させ、ステップS9で電動機33を駆動させてルーチンを抜ける。
このステップS8で、動作アクチュエータ55がON動作されると、ロータリ式三方弁52にて作動圧油路53と給排油路51とが連通され、電動機33によって駆動される電動式オイルポンプ34から吐出されるATFが、油路切換えユニット45のケーシング46に設けられた作動室46dに導入され、その作動圧でスプール弁47が戻しばね48の付勢力に抗して後退動作される。その結果、図2(b)に示すように、下流油路38にバイパス油路49を介して接続する吐出ポート46cと電動式オイルポンプ34側に接続する流入ポート46aとが連通され、電動式オイルポンプ34から吐出されるATFが、油路切換えユニット45を介して下流油路38へ流れ、ATFウォーマ40を通過し、各潤滑系39へ供給される。
エンジン1が稼働中で、ATFが低油温にあるときは、低温始動後の暖機運転と考えられ、電動式オイルポンプ34から吐出するATFを油路切換えユニット45から下流油路38側へ供給し、ATFウォーマ40を通過させて循環させることで、ATFウォーマ40を流れるATFの循環効率が高くなる。上述したように、エンジン暖機運転時の冷却水循環系11はサーモスタット弁17が閉じているため、冷却水はラジエータ16側へ供給されず、第2バイパス路22を流れて循環されるため、早期昇温が図られている。
その結果、第2バイパス路22を流れる冷却水との熱交換が効率よくなり、ATFを早期に昇温させることができる。又、ATFを早期に昇温させることで、低温始動、及び始動後の暖機運転時における摩擦損失が改善され、その分、燃費を向上させることができる。
一方、エンジン1が稼働すると、機械式オイルポンプ32が駆動するため、コントロールバルブユニット35には、機械式オイルポンプ32から吐出されるATFが作動圧として供給される。この状態では、機械式オイルポンプ32と電動式オイルポンプ34との双方が駆動しているため、ATFウォーマ40を流れるATFの流量が増加しており、ATFは早期に昇温されるので、摩擦損失が低減され、且つ変速機構に設けられている摩擦係合要素を動作させる各油圧アクチュエータに対する作動圧の供給遅れが改善され、良好な運転性を確保することができる。
又、ステップS7で、Toi>Tiの高油温と判定されてステップS10へ分岐すると、動作アクチュエータ55をOFF動作させ、続くステップS11で電動機33を停止させてルーチンを抜ける。
すると、動作アクチュエータ55に連設するロータリ式三方弁52が、図2(b)の状態から、時計回り方向へ回動して、給排油路51とドレーン油路54とを連通させる図2(a)の状態へ戻される。その結果、ケーシング46の作動室46dに導入されている作動圧が、給排油路51、ドレーン油路54を経てATFオイルパン2aに排出され、スプール弁47にて、副循環油路43が主循環油路37に連通される。その結果、次回のアイドルストップ時において、電動式オイルポンプ34が駆動すると、コントロールバルブユニット35に対し、ATFを直ちに供給することが可能となる。
このように、本形態では、通常はアイドルストップ時にのみ使用される電動式オイルポンプ34を、油路切換えユニット45を用いることで、暖機運転時にも駆動させることでATFの早期昇温を図るようにしたので、電動式オイルポンプ34の使用範囲の拡大を実現することができる。
ところで、一般に、機械式オイルポンプ32は、その容量が大きすぎるとエンジン高回転時の供給油量が過大となり燃費が悪化する。そのため、機械式オイルポンプ32の容量は、アイドル運転時において摩擦係合要素が滑ることのない最低限の油圧を確保できる程度に設定されている。一方、電動式オイルポンプ34は、エンジン再始動後の発進時の各摩擦係合要素を動作させる各油圧アクチュエータに供給する作動圧を維持するために、エンジン停止状態から、再始動後であって機械式オイルポンプ32による作動圧が設定圧に達するまでの間、すなわち、エンジン回転数Neが、Ne>Neoとなるまで駆動される。従って、この電動式オイルポンプ34も機械式オイルポンプ32とほぼ同一の容量に設定されている。
本形態では、低温始動後の暖機運転においては、電動式オイルポンプ34の駆動により、ATFの早期昇温化を実現するようにしたので、ATFの粘性による摩擦損失が比較的早期に改善され、従って、機械式オイルポンプ32にかかる流量抵抗を軽減することができ、その分、機械式オイルポンプ32の容量を減少させることが可能となり、燃費を向上させることができる。
エンジン制御システムの概略構成図 油路切換えユニットの動作を状態別に示す回路構成図 変速機用オイルポンプの駆動制御装置の概略構成図 変速機用オイルポンプの駆動制御ルーチンを示すフローチャート
符号の説明
1 エンジン
2 自動変速機
11 冷却水循環系
14 主循環路
18 副循環路
22 第2バイパス路
31 ATF循環路
32 機械式オイルポンプ
33 電動機
34 電動式オイルポンプ
35 コントロールバルブユニット
37 主循環油路
38 下流循環油路
40 ATFウォーマ
43 副循環油路
45 油路切換えユニット
47 スプール弁
48 戻しばね
49 バイパス油路
51 給排油路
52 ロータリ式三方弁
53 作動圧油路
54 ドレーン油路
55 動作アクチュエータ
61 制御ユニット
62 エンジン回転数センサ
63 油温センサ
Ne エンジン回転数
Neo 始動判定回転数
Ti 低油温判定値
Toi 油温

Claims (2)

  1. エンジンにて駆動する第1オイルポンプと電動機にて駆動する第2オイルポンプとを油圧源としてコントロールバルブユニットに作動油を供給する変速機用オイルポンプの駆動制御装置において、
    上記作動油の油温を検出する油温検出手段と、
    上記コントロールバルブユニットの下流に下流油路を介して連通する、上記作動油を温める作動油用加温手段と、
    上記第2オイルポンプを、上記コントロールバルブユニットの上流と上記下流油路とに対して選択的に連通自在な油路切換え手段と、
    上記油路切換え手段の切換え動作と上記電動機の動作とを制御する制御ユニットと
    を備え、
    上記制御ユニットは、上記油温が低油温判定値以下のとき上記油路切換え手段を動作させて上記第2オイルポンプを上記下流油路に連通させると共に、上記電動機を駆動させる
    ことを特徴とする変速機用オイルポンプの駆動制御装置。
  2. 上記作動油用加温手段が、エンジンの冷却水と熱交換を行うウォーマであることを特徴とする請求項1記載の変速機用オイルポンプの駆動制御装置。
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