JP2006307880A - 電磁弁、及びそれを用いた高圧燃料ポンプ - Google Patents

電磁弁、及びそれを用いた高圧燃料ポンプ Download PDF

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Abstract

【課題】 駆動回路のコストを上昇させることなく応答性を確保する電磁弁を提供する。
【解決手段】 流体通路31を開閉する弁部材20と、弁部材20を閉弁方向に付勢する第1付勢部材21と、弁部材20とは独立して移動し、弁部材20に当接することにより弁部材20の閉弁方向の移動を規制するニードル14と、ニードル14とともに移動する可動コア15、可動コア15に向き合って設置される固定コア16、及び固定コア16に可動コア15を吸引する磁力を発生するコイル18を有し、磁力を発生するとニードル14に弁部材20に向かう方向の力が作用する電磁駆動部と、ニードル14を弁部材20側に付勢する第2付勢部材13と、を備える。第1付勢部材21の付勢力をF1、第2付勢部材13の付勢力をF2とすると、F1>F2である。
【選択図】 図1

Description

本発明は電磁弁、及びそれを用いた高圧燃料ポンプに関する。
流入口側の圧力と流出口側の圧力との差圧で開弁するノーマリークローズタイプの電磁弁が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の図3及び図4に記載の制御弁(電磁弁)では、弁部材はばね68(第1付勢部材)によって閉弁方向に付勢されており、可動子(可動コア)はばね64によって弁部材から離間する方向に付勢されている。ポンプ室で吸込み行程が開始されるとポンプ室の圧力が燃料接続部の圧力より低下し、その差圧によって弁部材がばね68の付勢力に抗して離座する。
制御装置(駆動回路)は吸込み行程が終了する直前で電磁石への通電を開始し、可動コアがばね64の付勢力に抗して電磁石に吸引される。可動コアが電磁石に吸引されるとプランジャ(ニードル)が弁部材の開弁方向に移動して弁部材は着座が阻止された状態になる。
吸込み行程が終了して圧送工程が開始されるとポンプ室の圧力が上昇する。前述したように弁部材は着座が阻止されているので、制御弁はポンプ室の圧力が上昇しても閉弁せず、燃料の一部がポンプ室から燃料接続部に戻る。
特表2002−521616号公報(第3図、第4図)
ところで、エンジンが高速回転しているときは、電磁弁の応答性を確保しなければならない。具体的には、電磁石への通電が行われたらニードルを弁部材の開弁方向に短時間で移動させなければならない。
しかしながら、特許文献1の図3及び図4に記載の電磁弁では、可動コアはばね64によって弁部材から離間する方向に付勢されているので、電磁石への通電が行われていないとき、可動コアは弁部材から最も離間した位置にある。すなわち、可動コアとストッパディスク78uとの間に大きなエアギャップが生じている。可動コアがばね64で弁部材から離間する方向に付勢されている上にエアギャップが大きいので、ニードルを短時間で移動させるには、電流駆動によって電磁石に大きな電流を印加しなければならない。よって特許文献1の図3及び図4に記載の電磁弁では、応答性を確保しようとすると、電磁石を駆動する駆動回路のコストが上昇するという問題がある。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、駆動回路のコストを上昇させることなく応答性を確保する電磁弁、及びそれを用いた高圧燃料ポンプを提供することを目的とする。
請求項1および2に記載の発明によると、例えば弁部材が差圧によって開弁方向に移動すると、コイルへの通電が開始される前の状態では、ニードルが第2付勢部材によって弁部材側に付勢されることで可動コアが固定コア側に移動する。これにより、コイルへの通電が開始される前に可動コアと固定コアとのエアギャップを予め小さくしておける。従って、コイルへの通電が開始されてから可動コアが固定コアに当接するまでの時間を短縮できる。すなわち、ニードルの応答性が向上する。更に、ある一定の磁力を作用させたい場合、距離が近いほど印加する電流値は低くて済むので、予めエアギャップを小さくしておけば、吸引に必要な磁力を低い電流値で確保できる。従って、電圧駆動のような電流の立ち上がりの遅い駆動回路を用いても応答性を確保できる。よって本発明の電磁弁によると、駆動回路のコストを上昇させることなく応答性を確保できる。
なお、ある一定の磁力を作用させたい場合、電流値が同じであれば距離が近いほどコイルの巻数は少なくて済むので、予めエアギャップを小さくしておけば、吸引に必要な磁力を少ない巻数で確保できる。従って、駆動回路のコストの上昇よりも小型化が優先される場合は、巻数を少なくすることによりコイルを小型化できる。この場合も応答性は確保できる。
請求項2に記載の発明によると、可動コアは固定コアに当接できるので、可動コアと固定コアとの間のエアギャップを予めほぼ0にすることができ、吸引に必要な磁力をより低い電流値で確保できる。
請求項3および4に記載の発明によると、例えば弁部材が差圧によって開弁方向に移動すると、可動コアが固定コア側に移動する。これにより、コイルへの通電が開始される前に可動コアと固定コアとのエアギャップを予め小さくしておける。従って、コイルへの通電が開始されてから可動コアが固定コアに当接するまでの時間を短縮できる。すなわち、弁部材の応答性が向上する。更に、電圧駆動のような電流の立ち上がりの遅い駆動回路を用いても応答性を確保できる。よって本発明の電磁弁によると、駆動回路のコストを上昇させることなく応答性を確保できる。
請求項4に記載の発明によると、可動コアは固定コアに当接できるので、可動コアと固定コアとの間のエアギャップを予めほぼ0にすることができ、吸引に必要な磁力をより低い電流値で確保できる。
請求項5に記載の発明によると、高圧燃料ポンプの燃料入口と加圧室との間の燃料通路を開閉する電磁弁を駆動する駆動電流を低減できる。従って、駆動回路のコストの上昇を防止できる。又、電流値が同じであれば、電磁弁を小型化し、高圧燃料ポンプを小型化できる。また、燃料入口と加圧室との差圧に拘わらず、電磁弁に通電することにより電磁弁を速やかに開弁状態に保持できる。これにより、プランジャを往復駆動するカムが高速に回転し、プランジャの往復移動速度が上昇しても、電磁弁がプランジャの往復移動速度に追随し、所望のタイミングで燃料入口と加圧室との間を開閉できる。
以下、本発明の複数の実施形態を図に基づいて説明する。
(第一実施形態)
図1は、本発明の第一実施形態に係る電磁弁10の断面図である。電磁弁10は、例えばガソリンエンジンやディーゼルエンジンのインジェクタに燃料を供給する高圧燃料ポンプの燃料調量弁として用いられる。
ヨーク11は、円板部11aと脚部11bとを有している。円板部11aは脚部11bが形成されている位置と径方向反対側の外周に切り欠き11cが形成されている。切り欠き11cに樹脂カバー21の突部が嵌合している。また、円板部11aは中央部に円形の嵌合孔11dが形成されている。脚部11bは断面円弧状であり、円板部11aから円板部11aと直角に固定コア16側に延びている。脚部11bの固定コア16側の端部は固定コア16に当接している。ヨーク11、固定コア16、可動コア15、および磁性部材12は磁性材で形成されており、磁気回路を構成している。
磁性部材12は円柱形状であり、円板部11aの嵌合孔11dに嵌合されている。磁性部材12は弁ボディ19側に凹部22が形成されている。凹部22は弁ボディ19側から反弁ボディ19側に向かって、内径の大きい大径部、大径部より内径の小さい中径部、中径部より内径の小さい小径部がこの順で形成されている。
第2付勢部材としてのコイルばね13は、軸方向の一端部が凹部22の小径部に収容されている。コイルばね13は、ニードル14を弁部材20側に付勢している。
ニードル14は、円柱状に形成されており、軸方向の一端部が弁ボディ19の挿入口23に挿入されている。
可動コア15は、弁ボディ19の外でニードル14の他端部に固定されており、ニードル14とともに移動する。可動コア15の磁性部材12側の端部は凹部22の大径部に収容されている。なお、第一実施形態では可動コア15とニードル14とは独立した部材であるが、これらは一体に形成されていてもよい。
固定コア16は、可動コア15より弁部材20側に設けられている。固定コア16の中央には穴が形成されており、その穴をニードル14が貫通している。固定コア16の弁ボディ19側の端部は高圧燃料ポンプのポンプハウジング24に嵌合されており、固定コア16とポンプハウジング24との間はシール部材としてのOリング25によってシールされている。
非磁性部材17は、非磁性材により円筒状に形成されており、可動コア15および固定コア16の周囲を覆っている。非磁性部材17は磁性部材12と固定コア16との間に挟持されており、磁性部材12と固定コア16との間で磁束が短絡することを防止する。
コイル18は、ボビン27に巻回されており、磁性部材12および非磁性部材17の外周を覆っている。樹脂カバー21はコイル18およびボビン27を覆っており、樹脂カバー21にターミナル28がインサート成形されている。ターミナル28とコイル18とは電気的に接続している。ターミナル28にはコイル18への通電を行う駆動回路が接続される。可動コア15、固定コア16、およびコイル18は、ニードル14に弁部材20に向かう方向の力を作用させる電磁駆動部を構成している。
弁ボディ19は、固定コア16側の端部が固定コア16に圧入されている。弁ボディ19と固定コア16との間には可動コア15の最大移動量を調整するためのワッシャ35が挿入されている。弁ボディ19には、軸と直交する方向に開口する流入口29、軸方向に開口する流出口30、およびニードル14の一端部が挿入される挿入口23が設けられている。流入口29と流出口30とは流体通路31によって連通している。流入口29は高圧燃料ポンプの燃料室41(図2参照)に連通しており、流出口30はインジェクタへ燃料を供給する加圧室45(図2参照)に連通している。挿入口23は流体通路31に連通している。また、弁ボディ19の流体通路31内には、弁部材20が流出口30側から着座する弁座26が設けられている。弁ボディ19の反固定コア16側の端部は高圧燃料ポンプのポンプハウジング24に嵌合されており、弁ボディ19とポンプハウジング24との間はシール部材としてのOリング32によってシールされている。なお、弁ボディ19とポンプハウジング24との間は圧入やねじの軸力によってシールしてもよい。
弁部材20は、流体通路31内にニードル14の軸方向に往復移動可能に収容されている。弁部材20とニードル14とは連結されておらず、弁部材20とニードル14とは独立して往復移動する。仮に弁部材20とニードル14とが連結されているとすると、弁部材20の慣性質量が増加するので、加圧室45と燃料室41との差圧によって弁部材20が離座する際、離座の応答性が低下する。同様に着座の応答性も低下する。これに対し、弁部材20とニードル14とが連結されていないと、弁部材20の慣性質量が小さくなるので、離座および着座の応答性が向上する。弁部材20は円盤状に形成されており、外周部に切り欠き33を有している。弁部材20が流出口30側に移動して弁座26から離座すると、流入口29と流出口30とが切り欠き33を介して連通する。弁部材20が弁座26に着座すると流入口29と流出口30との連通は遮断される。これにより流体通路31が開閉される。
ばねシート34は、環状に閉じた溝のように形成されており、弁ボディ19の流出口30に圧入されている。ばねシート34の溝の底部には穴34aが形成されており、燃料室41の燃料は穴34aを通過して加圧室45に吸入される、あるいは加圧室45の燃料は穴34aを通過して燃料室41に戻される。ばねシート34はコイルばね21の一端部を支持するとともに、中央の筒状部分の端面が弁部材20に当接して弁部材20のリフト量を規定する。
第1付勢部材としてのコイルばね21は、ばねシート34の中央の筒状部分が内側に挿入されるようにしてばねシート34に支持されており、他端部が弁部材20に当接している。コイルばね21は弁部材20を閉弁方向に付勢している。
次に、コイルばね21の付勢力、コイルばね13の付勢力、およびコイル18への通電によって生じる磁力について説明する。
第1付勢部材としてのコイルばね21の付勢力をF1、第2付勢部材としてのコイルばね13の付勢力をF2とすると、F1とF2とは以下に示す数1で表される関係にある。
F1>F2 ・・・数1
F1とF2とが数1で表される関係にあるので、弁部材20にF1およびF2以外の力が作用していない状態のとき、弁部材20はコイルばね21の付勢力によって弁座26に着座する。
コイル18に通電すると図1において左向きに磁力が発生する。コイル18への通電によって生じる磁力をF3とすると、F1、F2およびF3は、以下に示す数2で表される関係にある。
F1<F2+F3 ・・・数2
コイル18へ通電するとニードル14には図1において左向きにF2+F3の力が作用する。一方、弁部材20には右向きにF1の力が作用する。従って、F1、F2およびF3が数2で表される関係にあるとき、弁部材20はニードル14を押し返すことができず、ニードル14に着座を阻止される。
次に、可動コア15の最大リフト量、および弁部材20の最大移動量について説明する。
図1においてL1は弁部材20の最大リフト量を示している。L1は弁座26に着座している状態の弁部材20とばねシート34の筒状部分の端面との距離に相当する。L2は可動コア15の最大移動量を示している。ここでL2について説明する。図1では弁部材20は弁座26に着座しており、ニードル14はコイルばね13に付勢されて弁部材20に当接している。この状態のときの可動コア15と固定コア16との距離がL2である。ニードル14はコイルばね13によって付勢されているので、可動コア15と固定コア16との距離がL2より拡がることはない。L1とL2とは、以下に示す数3で表される関係にある。
L1>L2 ・・・数3
コイル18への通電が行われて可動コア15が固定コア16に吸引されると、可動コア15は弁ボディ19側にL2だけ移動する。仮にL1がL2より小さいとすると、可動コア15が固定コア16に当接するより先に弁部材20がばねシート34に当接し、可動コア15は固定コア16に当接できなくなる。その結果、可動コア15と固定コア16との間にエアギャップが生じてしまう。L1がL2より大きいと、可動コア15は固定コア16に当接できるので、可動コア15と固定コア16との間のエアギャップを0、あるいはほぼ0にすることができる。
次に、電磁弁10が組み付けられた高圧燃料ポンプについて説明する。
図2は、電磁弁10が組み付けられた高圧燃料ポンプ40の断面図である。
高圧燃料ポンプ40のポンプハウジング24には、燃料室41、流入口29に連通する導入通路42、電磁弁10の弁ボディ19および固定コア16が嵌合される凹部43、凹部43の底に連通する燃料通路44、燃料通路44に連通する加圧室45、加圧室45に連通する吐出通路46、および加圧室45に連通するシリンダ47が形成されている。燃料室41内の燃料は燃料入口42aを通って導入通路42に流入する。
シリンダ47にはプランジャ48が挿入されている。プランジャ48はシリンダ47内に往復移動自在に挿入されており、ばねシート49およびタペット50とともに往復移動する。タペット50はコイルばね51の付勢力により図示しないカムに向けて押し付けられており、カムの回転に伴いタペット50がカムと摺動する。加圧室45の圧力はプランジャ48が上死点から下死点に向けて下降すると減圧され、逆にプランジャ48が下死点から上死点に向けて上昇すると加圧される。
吐出通路46には、燃料吐出弁52が設けられている。加圧室45の圧力が所定圧以上になると燃料吐出弁52が開弁し、加圧室45で加圧された燃料が吐出される。
次に、電磁弁10の作動について説明する。
(1)吸入工程前段
吸入工程は、高圧燃料ポンプ40においてプランジャ48が上死点から下死点に向けて下降し始めることで開始される。吸入工程が開始される時点では弁部材20は図1に示すように弁座26に着座している。プランジャ48が下降すると加圧室45の燃料圧力が低下し、加圧室45の燃料圧力と燃料室41の燃料圧力との差圧により弁部材20がコイルばね21の付勢力に抗して離座し、これにより燃料室41の燃料が加圧室45に吸入される。弁部材20は、最大で図3に示すようにばねシート34に当接するまで移動(リフト)する。
弁部材20がリフトすると、ニードル14は弁部材20の開弁方向への移動が規制されなくなり、コイルばね13に付勢されて開弁方向に移動する。これにより、可動コア15と固定コア16とのエアギャップが、コイル18への通電が開始される前に予め小さくなる。前述したようにL1>L2であるため、ニードル14は開弁方向にL2だけ移動すると可動コア15が固定コア16に当接して移動が規制される。この結果、図3に示すように可動コア15と固定コア16との間のエアギャップがほぼ0になるとともに、ニードル14の先端は弁座26から弁部材20側にL2だけはみ出した状態になる。
(2)吸入工程後段
前述した吸入工程は、プランジャ48が下死点に達すると終了する。駆動回路は、吸入工程が終了する直前でコイル18への通電を開始する。コイル18への通電が開始されると、磁力により可動コア15は固定コア16に吸引され、可動コア15と固定コア16とは当接した状態となる。このとき、前述したように可動コア15と固定コア16とのエアギャップはコイルばね13によって予めほぼ0にされているので、コイル18への通電が開始されてから可動コア15が固定コア16に当接するまでの時間、言い換えると、コイル18への通電が行われてからニードル14が開弁方向に移動しきるまでの時間はほぼ0である。よって、高速回転時でもニードル14の応答性を確保できる。
(3)戻し工程前段
戻し工程は、プランジャ48が下死点から上死点に向けて上昇し始めることによって開始される。戻し工程が開始されると加圧室45の燃料圧力が上昇する。加圧室45の燃料圧力が上昇するので加圧室45の燃料圧力と燃料室41の燃料圧力との差圧が低下し、弁部材20はコイルばね21の付勢力F1によって閉弁方向に移動する。しかしながら、「(2)吸入工程後段」でコイル18への通電が開始されているので、ニードル14には付勢力F2に加えて磁力F3が作用しており、弁部材20はニードル14を閉弁方向に押し返すことができず、図4に示すようにニードル14によって着座を阻止される。従って、電磁弁10は閉弁せず、戻し工程前段ではプランジャ48の上昇に伴って加圧室45の燃料が燃料室41に戻される。
(4)戻し工程後段
駆動回路は、戻し工程が開始されてからプランジャ48が上死点に達する前の適切なタイミングでコイル18への通電を停止する。通電を停止するタイミングは適宜調整可能であり、通電を停止するタイミングを調整することで燃料の吐出量を調整できる。通電を停止すると磁力F3が消滅し、弁部材20はコイルばね21の付勢力によって弁座26に着座する。
(5)圧送行程
弁部材20が着座すると戻し工程が終了し、圧送工程が開始される。圧送工程が開始されると、弁部材20が弁座26に着座しているのでプランジャ48の上昇に伴って加圧室45の燃料圧力が上昇する。燃料圧力が上昇すると燃料吐出弁52が開弁する。これにより、加圧室45で加圧された高圧燃料が吐出される。プランジャ48が上死点に達すると圧送行程が終了し、吸入工程前段に戻る。
(第二実施形態)
図5は、本発明の第二実施形態に係る電磁弁の断面図である。第二実施形態の電磁弁60の弁部材61は、略円盤状の弁部61aと、弁部61aからニードル62の軸方向に延びる軸部61bとからなり、紙面垂直方向からみたときの形状が略T字状になるように形成されている。弁部材61の反ニードル62側には凹部61cが形成されており、凹部61cには第1付勢部材としてのコイルばね63の一端部が収容されている。なお、図5はコイルばね63に付勢されて弁座66に着座している状態の弁部材61を示している。弁部材61の反ニードル62側には円盤状のストッパ64が設けられている。ストッパ64はコイルばね63の他端部を支持するとともに、弁部材61のリフト量を規定する。ストッパ64には弁部材61が当接しても弁部材61によって覆われない位置に切り欠き65が形成されている。
第二実施形態の電磁弁60はその他の点において第一実施形態の電磁弁10と実質的に同一である。
(第三実施形態)
図6は、本発明の第三実施形態に係る電磁弁の断面図である。第三実施形態の電磁弁70は弁部材71をニードル14の軸方向に往復移動可能に案内する有底筒状のガイド部材72を有している。図6に示すガイド部材72は図7(A)に示すII−II線の断面を示している。
図7(A)は、ガイド部材72を図6に示すY方向から見た模式図である。図示するようにガイド部材72の底壁には6個の穴74が周方向に等間隔に形成されている。図7(B)は、ガイド部材72を図6に示すX方向から見た模式図である。ガイド部材72の筒部には段部73が内側に張り出している。段部73の内壁は6箇所が底壁の穴74を避けるようにして凹んでいる。従ってガイド部材72をX方向から見たとき図7(B)に示すように各穴74の全体が見えることになる。
有底筒状の弁部材71は段部73の内壁に摺動するように嵌合している。弁部材71の筒状部分には第1付勢部材としてのコイルばね74が収容されている。弁部材71はガイド部材72の底壁に当接してリフトが規制される。
第三実施形態の電磁弁70はその他の点において第一実施形態の電磁弁10と実質的に同一である。
(第四実施形態)
図8は、本発明の第四実施形態に係る電磁弁80の断面図である。第四実施形態の弁部材81は、第一実施形態の弁部材20とニードル14とを連結したものに相当する。電磁弁80では、弁部材81が差圧によって開弁方向に移動すると、可動コア15が固定コア16側に移動する。ただし、弁部材81は第一実施形態の弁部材20とニードル14とを連結したものであるため慣性質量が増加しており、弁部材81の応答性は第一実施形態のニードルの応答性に比べて劣る可能性がある。しかしながら、電磁弁80では第2付勢部材としてのコイルばね13が不要なので、応答性が許容される範囲内のときは第四実施形態の構成を採用することでコストを低減できる。
第四実施形態の電磁弁80はその他の点において第一実施形態の電磁弁10と実質的に同一である。
(他の実施形態)
上述した第一〜第三実施形態ではF1がF2より大きい場合を例に説明したが、F1とF2とは等しくてもよい。F1とF2とが等しい場合、弁部材20は加圧室45から燃料室41に戻される燃料流によって着座する。ただし、この場合はコイルばね21で付勢する場合に比べて着座が遅れる可能性がある。
以上説明した本発明の第一〜第三実施形態に係る電磁弁によると、「(1)吸入工程前段」で第2付勢部材としてのコイルばねがニードルを弁部材の開弁方向に付勢するので、「(2)吸入工程後段」で駆動回路がコイル18に通電を開始する時点で、既に可動コア15と固定コア16とのエアギャップはほぼ0になっている。従って、コイル18への通電が開始されてから可動コア15が移動する距離はほぼ0であり、コイル18への通電が開始されてから可動コア15が固定コア16側に移動するまでの時間を短縮できる。すなわち、ニードルの応答性が向上する。更に、ある一定の磁力を作用させたい場合、距離が近いほど印加する電流値は低くて済むので、駆動回路がコイル18に通電を開始する前に予めエアギャップを小さくしておけば、吸引に必要な磁力を低い電流値で確保できる。従って、電圧駆動のような電流の立ち上がりの遅い駆動回路を用いても応答性を確保できる。よって第一〜第三実施形態に係る電磁弁によると、駆動回路のコストを上昇させることなく応答性を確保できる。
また、本発明の第四実施形態に係る電磁弁80によると、「(1)吸入工程前段」で弁部材81が離座すると可動コア15が固定コア16側に移動するので、「(2)吸入工程後段」で駆動回路がコイル18に通電を開始する時点で、既に可動コア15と固定コア16とのエアギャップはほぼ0になっている。従って、コイル18への通電が開始されてから可動コア15が移動する距離はほぼ0であり、コイル18への通電が開始されてから可動コア15が固定コア16側に移動するまでの時間を短縮できる。すなわち、弁部材81の応答性が向上する。更に、ある一定の磁力を作用させたい場合、距離が近いほど印加する電流値は低くて済むので、駆動回路がコイル18に通電を開始する前に予めエアギャップを小さくしておけば、吸引に必要な磁力を低い電流値で確保できる。従って、電圧駆動のような電流の立ち上がりの遅い駆動回路を用いても応答性を確保できる。よって第四実施形態に係る電磁弁によると、駆動回路のコストを上昇させることなく応答性を確保できる。
なお、ある一定の磁力を作用させたい場合、電流値が同じであれば距離が近いほどコイル18の巻数は少なくて済むので、予めエアギャップを小さくしておけば、吸引に必要な磁力を少ない巻数で確保できる。従って、駆動回路のコストの上昇よりも小型化が優先される場合は、巻数を少なくすることによりコイルを小型化してもよい。この場合も応答性は確保できる。
また、本発明の実施形態に係る高圧燃料ポンプ40によると、例えば燃料通路44を開閉する電磁弁10を駆動する駆動電流を低減できる。従って、駆動回路のコストの上昇を防止できる。又、電流値が同じであれば、電磁弁10を小型化し、高圧燃料ポンプ40を小型化できる。また、燃料入口42aと加圧室45との差圧に拘わらず、電磁弁10に通電することにより電磁弁10を速やかに開弁状態に保持できる。これにより、プランジャ48を往復駆動するカムが高速に回転し、プランジャ48の往復移動速度が上昇しても、電磁弁10がプランジャ48の往復移動速度に追随し、所望のタイミングで燃料入口42aと加圧室45との間を開閉できる。
本発明の第一実施形態に係る電磁弁の断面図。 本発明の第一実施形態に係る高圧燃料ポンプの断面図。 本発明の第一実施形態に係る電磁弁の断面図。 本発明の第一実施形態に係る電磁弁の断面図。 本発明の第二実施形態に係る電磁弁の断面図。 本発明の第三実施形態に係る電磁弁の断面図。 本発明の第三実施形態に係るガイド部材の断面図。 本発明の第四実施形態に係る電磁弁の断面図。
符号の説明
10 電磁弁、13 コイルばね(第2付勢部材)、14 ニードル、15 可動コア、16 固定コア、18 コイル、19 弁ボディ、20 弁部材、21 コイルばね(第1付勢部材)、26 弁座、31 流体通路、60 電磁弁、61 弁部材、62 ニードル、63 コイルばね(第1付勢部材)、66 弁座、70 電磁弁、71 弁部材、73 コイルばね(第1付勢部材)、80 電磁弁、81 弁部材

Claims (5)

  1. 流体通路を開閉する弁部材と、
    前記弁部材を閉弁方向に付勢する第1付勢部材と、
    前記弁部材とは独立して移動し、前記弁部材に当接することにより前記弁部材の閉弁方向の移動を規制するニードルと、
    前記ニードルとともに移動する可動コア、前記可動コアに向き合って設置される固定コア、及び前記固定コアに前記可動コアを吸引する磁力を発生するコイルを有し、前記磁力を発生すると前記ニードルに前記弁部材に向かう方向の力が作用する電磁駆動部と、
    前記ニードルを前記弁部材側に付勢する第2付勢部材と、
    を備え、前記第1付勢部材の付勢力をF1、前記第2付勢部材の付勢力をF2とすると、F1>F2であることを特徴とする電磁弁。
  2. 前記可動コアは、前記固定コアに当接することを特徴とする請求項1に記載の電磁弁。
  3. 流体通路を開閉する弁部材と、
    前記弁部材を閉弁方向に付勢する付勢部材と、
    前記弁部材とともに移動する可動コア、前記可動コアに向き合って設置される固定コア、及び前記固定コアに前記可動コアを吸引する磁力を発生するコイルを有し、前記磁力を発生すると前記弁部材に開弁方向の力が作用する電磁駆動部と、
    を備えることを特徴とする電磁弁。
  4. 前記可動コアは、前記固定コアに当接することを特徴とする請求項3に記載の電磁弁。
  5. ポンプハウジングと、
    前記ポンプハウジングに往復移動自在に収容され、往復移動することにより燃料入口から加圧室に吸入した燃料を加圧するプランジャと、
    前記燃料入口と前記加圧室との間の燃料通路を開閉する請求項1〜4のいずれか一項に記載の電磁弁と、
    を備えることを特徴とする高圧燃料ポンプ。
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