JP2006305507A - 眼鏡レンズ加工用の加工水処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 工排水から加工屑を分離して処理でき、きれいな加工水を繰り返し使用できる。
【解決手段】 加工装置からの排水が流入される第1水槽と、第2水槽と、第2水槽と接続される第3水槽と、第1水槽から第2水槽への排水の流れを下向きに導くために第1水槽と第2水槽を区分けすると共に下方で接続する第1仕切り部材と、第1仕切り部材の下方で第1水槽から第2水槽かけて下るように設けられたスロープであって、第1仕切り部材による第2水槽への水流と加工屑の自由落下とにより加工屑を第2水槽に沈殿させるスロープと、第2水槽と第3水槽を区分けする第2仕切り部材であって、第2水槽に沈殿した加工屑及び第2水槽の水面に溜まる泡を移動させずに水を移動させるために中間部に形成された開口を持つ第2仕切り部材と、第2水槽の所定位置に沈殿した加工屑を水槽外に取り出す加工屑回収手段と、を備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、眼鏡レンズ周縁加工用の加工水を循環して使用する加工水処理装置に関する。
眼鏡レンズの周縁を砥石により加工する眼鏡レンズ加工装置においては、レンズの加工部分を冷却するため、あるいはレンズに付着した加工屑を取り除くために、加工水を供給しながらレンズ加工する。加工水の供給方法としては、水槽(タンク)に溜めた水をポンプにより汲み上げて加工装置側に供給し、加工装置で使用した加工排水を再び水槽に導き、フィルタ等により濾過した加工水を循環して使用する循環方式が多く使用されている(特許文献1、2参照)。
特開2003−117827号公報 特開2003−291066号公報
しかし、従来の循環方式の加工水処理装置では、ある程度加工屑が水槽内に溜まったところで、濾過装置に接続して加工屑を取り出す作業を行う等、水槽の加工排水から加工屑を分離して処理するために手間が掛かっていた。また、プラスチックレンズの加工では、加工屑の発生に伴って水槽内に泡が溜まる問題がある。加工排水から加工屑や泡を適切に分離できないと、水槽の加工水の入れ換えが頻繁に必要となる。特に、レンズを大量に加工する加工センター等においては、加工屑や泡も大量に発生するので、これらの処理の手間は大きな問題である。また、循環方式では水槽により加工屑を沈殿分離させて上澄み水を使用するが、細かい加工屑は排水中を浮遊しているため、加工装置側への給水に細かな加工屑が混入しやすい。多段階区分けした水槽により加工屑を沈殿分離させる場合、排水中に浮遊している細かい加工屑を適切に排除するためには区分けする水槽を多くする必要がある。
本発明は、上記従来装置の問題点に鑑み、加工排水から加工屑を容易に分離して処理することができ、よりきれいな加工水を繰り返して使用できる加工水処理装置を提供することを技術課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は次のような構成を備えることを特徴としている。
(1) 眼鏡レンズの周縁加工に使用する加工水を蓄える水槽を備え、レンズ周縁加工装置の加工に使用された排水を水槽に戻し、排水に含まれる加工屑を分離した加工水を循環して使用する眼鏡レンズ加工用の加工水処理装置において、加工装置からの排水が流入される第1水槽と、該第1水槽と接続される第2水槽と、該第2水槽と接続される第3水槽と、第1水槽から第2水槽への排水の流れを下向きに導くために前記第1水槽と第2水槽を区分けすると共に下方で接続する第1仕切り部材と、該第1仕切り部材の下方で第1水槽から第2水槽かけて下るように設けられたスロープであって、前記第1仕切り部材による第2水槽への水流と加工屑の自由落下とにより加工屑を第2水槽の所定位置に沈殿させるスロープと、第2水槽と第3水槽を区分けする第2仕切り部材であって、第2水槽に沈殿した加工屑及び第2水槽の水面に溜まる泡を移動させずに水を移動させるために中間部に形成された開口を持つ第2仕切り部材と、前記第2水槽の所定位置に沈殿した加工屑を水槽外に取り出す加工屑回収手段と、を備えることを特徴とする。
(2) (1)の加工水処理装置において、前記第3水槽には前記第2仕切り部材の開口の出口付近で、且つ前記開口より下に位置する切り欠きを持つと共に水面より高い位置の上端を持つ第3の仕切り部材を設けたことを特徴とする。
(3) (1)の加工屑回収手段は、前記第2水槽内に出し入れ可能なフィルタと、該フィルタに吸引圧を付与する吸引手段と、前記フィルタを水槽から出し入れする移動手段と、前記フィルタの表面に凝集された加工屑を剥がす屑剥がし手段と、前記吸引手段を制御して水槽内に入れられたフィルタの表面に加工屑を凝集させ、前記移動手段を制御して前記フィルタを水槽内から出して所定の廃棄位置まで移動させた後、前記屑剥がし手段を制御してフィルタの表面に凝集した加工屑を剥ぎ取らせ、再び前記移動手段を制御して前記フィルタを水槽内のに移動させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
(4) (1)の加工水処理装置は、さらに前記第1水槽又は第2水槽の少なくとも一方に加工水中に浮遊する加工屑を凝集して塊として沈殿化させる加工屑凝集手段を備え、該加工屑凝集手段は、水槽内の加工水中に入れられたフィルタと、該フィルタに付与する圧力を吸引圧及び加圧に切換え可能な圧力付与手段と、前記フィルタへの圧力の付与を吸引圧にして加工水中に浮遊する加工屑をフィルタ表面に凝集させた後、圧力の付与を加圧に切換えてフィルタ表面に凝集した加工屑を落とすように前記圧力付与手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
(5) 眼鏡レンズの周縁加工に使用する加工水を蓄える水槽を備え、加工に使用された加工水を水槽に戻し、加工水を循環して使用する眼鏡レンズ加工用の加工水処理装置において、水槽内に出し入れ可能なフィルタと、該フィルタに吸引圧を付与する吸引手段と、前記フィルタを水槽から出し入れする移動手段と、前記フィルタの表面に凝集された加工屑を剥がす屑剥がし手段と、前記吸引手段を制御して水槽内に入れられたフィルタの表面に加工屑を凝集させ、前記移動手段を制御して前記フィルタを水槽内から出して所定の廃棄位置まで移動させた後、前記屑剥がし手段を制御してフィルタの表面に凝集した加工屑を剥ぎ取らせ、再び前記移動手段を制御して前記フィルタを水槽内のに移動させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
(6) (5)の加工水処理装置において、前記制御手段は前記フィルタを水槽内の水中から出した後も前記吸引手段を制御してフィルタに吸引圧を付与し、フィルタの表面に凝集した加工屑を脱水させることを特徴とする。
(7) (5)又は(6)の加工水処理装置において、前記制御手段は、さらに前記移動手段を制御して水槽内の加工水の水面付近で前記フィルタを水平方向に移動させると共に、前記吸引手段を制御して前記フィルタに吸引圧を付与して水面上に浮かぶ泡を吸引させた後、前記移動手段を制御して前記フィルタを所定の廃棄位置まで移動させ、その後に前記屑剥がし手段を制御してフィルタの表面に凝集した加工屑を剥ぎ取らせることを特徴とする。
(8) 眼鏡レンズの周縁加工に使用する加工水を蓄える水槽を備え、加工に使用された加工水を水槽に戻し、加工水を循環して使用する眼鏡レンズ加工用の加工水処理装置において、水槽内に出し入れ可能なフィルタと、該フィルタに吸引圧を付与する吸引手段と、前記フィルタを水槽内から出し入れする移動手段と、前記フィルタの表面に凝集された加工屑を剥がす屑剥がし手段と、前記移動手段を制御して水槽の加工水の水面付近で前記フィルタを水平方向に移動させると共に、前記吸引手段を制御して前記フィルタに吸引圧を付与して水面上に浮かぶ泡を吸引させた後、前記移動手段を制御して前記フィルタを所定の廃棄位置まで移動させ、その後に前記屑剥がし手段を制御してフィルタの表面に凝集した加工屑を剥ぎ取らせる制御手段と、を備えることを特徴とする。
(9) 眼鏡レンズの周縁加工に使用する加工水を蓄える水槽を備え、加工に使用された加工水を水槽に戻し、加工水を循環して使用する眼鏡レンズ加工用の加工水処理装置において、水槽内の加工水中に入れられたフィルタと、該フィルタに付与する圧力を吸引圧及び加圧に切換え可能な圧力付与手段と、前記フィルタへの圧力の付与を吸引圧にして加工水中に浮遊する加工屑をフィルタ表面に凝集させた後、圧力の付与を加圧に切換えてフィルタ表面に凝集した加工屑を落とすように前記圧力付与手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、加工排水から加工屑を容易に分離して処理することができ、よりきれいな加工水を繰り返して使用できる。このため、加工水の入れ換えや清掃の必要性が少なくなり、加工水の処理の効率化が図られる。また、排水中に浮遊している細かい加工屑の沈殿化を促進できる。また、泡の除去作業も効率的に行える。

図1は、眼鏡レンズ加工システムの全体の概略構成図である。眼鏡レンズ加工システムは、複数の眼鏡レンズ周縁加工装置10と、レンズ加工時に使用する加工水を各加工装置10に供給する加工水処理装置100とを備える。眼鏡レンズ周縁加工装置10は、周知であるので、その詳細な構成は省略する。加工水処理装置100は加工水を蓄える水槽110と、水槽110に蓄えた加工水を、配管101を通して給水する給水ポンプ103を備える。配管101は、各加工装置10に加工水を供給できるように途中で分岐している。また、各加工装置10から排出された加工屑を含む加工排水は、排水管105を通して水槽110に戻される。
図2は加工水処理装置100の斜視図、図3は加工水処理装置100を上から見た図である。加工水処理装置100は、加工装置10の設置台数分に必要な加工水を循環できる程度の容積を持つ水槽110を備える。水槽110の中は、加工屑の自然沈殿と加工排水の浄化を促進するために、加工装置10からの排水が流入される第1水槽111と、第1水槽111に接続される第2水槽112と、第2水槽112に接続される第3水槽113及び第3水槽113に接続される第4水槽114の4つの水槽に分けられている。また、加工水処理装置100は、加工屑を凝集して取り出す加工屑回収ユニット200と、取り出した加工屑が入れられる廃棄容器280と、水槽の加工水中に浮遊する細かい加工屑を凝集し塊として沈殿化させる加工屑凝集ユニット300と、給水ポンプ103や各ユニット200,300を制御する制御ユニット400とを備える。なお、加工屑回収ユニット200は水槽110の水面に浮かぶ泡を取り出す泡除去ユニットとして兼用される。
第1水槽111〜第4水槽114の構造を図4に基づいて説明する。図4(a)は図3のA−A断面図、図4(b)は図3のB−B断面図、図4(c)は図3のC−C断面図である。加工水は第1水槽111、第2水槽112、第3水槽113、第4水槽114へと順次自然に流れるように、各水槽には水位の差がつけられている。
各加工装置10からの加工排水は、配水管105に集中され、第1水槽111に流入される。第1水槽111と第2水槽112の断面図である図4(a)において、第1水槽111と第2水槽112は、中央の仕切り板120で区分けされている。仕切り板120の下端は第1水槽111側から第2水槽112側に加工水が流れる通路を確保するように開けられ、第1水槽111と第2水槽112は下方で接続されている。また、仕切り板120の上端は、水面上に発生する泡が第2水槽112まで流れるように水面より下に位置し、第1水槽111と第2水槽112は上方でも接続されている。配水管105が接続される排水口116は、第2水槽112と第1水槽111の延長方向にあたる第1水槽側壁111aに設けられている。水面上の泡は排水口116から流入する加工排水の力によって第2水槽112側まで移動される。
また、第1水槽111に沈殿した加工屑が第2水槽112側に移動しやすいように、第1水槽111の底部には仕切り板120の下方で第2水槽112まで下って延びるスロープ板122が設けられている。第1水槽111で沈殿した加工屑は、このスロープ板122によって第2水槽112側の所定位置に導かれる。第1水槽111には、詳細を後述する加工屑凝集ユニット300のフィルタ305が入れられている。第2水槽112の加工屑が溜まる底部付近には、後述する加工屑回収ユニット200のフィルタ205が入れられている。
第2水槽112と第3水槽113の断面図である図4(b)において、第2水槽112と第3水槽113は中央の仕切り板130で区分けされている。仕切り板130の上下方向の中間部(第2水槽に蓄えられる水の水深のほぼ中間あたり)には開口131が形成され、第2水槽112と第3水槽113は開口131を通して接続されている。さらに、第3水槽113側の開口131の出口付近には、適度の間隔を置いて第2の仕切り板132が設けられている。仕切り板132の下端は、開口131より下に位置するように切り欠きが形成されている。仕切り板132の上端は水面より高い位置であり、さらに仕切り板130の上端より高い位置となっている。
第3水槽113と第4水槽114の断面図である図4(c)において、第3水槽113と第4水槽114とは仕切り板140で区分けされている。仕切り板140の上端は第3水槽の水面より高い位置である。仕切り板140の下方は切り欠きが形成されている。また、第4水槽114側には堰としての第2の仕切り板141が設けられている。仕切り板141の下端は水槽の底部まで延びている。仕切り板141の上端の高さは、仕切り板140の下端の切り欠きよりは高く、仕切り板140の上端より低い位置である。第4水槽114の側壁114aには、給水口143が設けられている。給水口143の高さは、第4水槽114に貯められる水の中間当たりである。給水口143は給水ポンプ103と配管144により接続されている。給水ポンプ103により、加工装置10側に浄化された加工水が送られる。
図5は加工屑回収ユニット200の概略構成図であり、図5(a)は加工屑回収ユニット200の機構部の斜視図、図5(b)はフィルタ205の回転軸に垂直な面の断面図である。加工屑回収ユニット200は、第1アーム201と第2アーム202を備える。第1アーム201及び第2アーム202は、それぞれ2つの板部材から構成されている。第2アーム202の下方には、内部に中空部205aが形成された円筒状のフィルタ205が軸受けによって回転可能に取り付けられている。フィルタ205の材質は、例えば、ステンレス鋼繊維からなる不織布の焼結体からなる。フィルタの濾過精度は、実施形態では5μm程度としている。フィルタ205の外径は直径約60mm、中空部205aの径は直径30mmとしている。フィルタ205の長さは、できるだけ第2水槽112の領域をカバーすることが好ましく、少なくとも第2水槽112の半分以上あるとよい
フィルタ205の一方の端にプーリ206が固定さている。第2アーム202の上部にフィルタ回転用のモータ208が固定されている。モータ208の回転軸にプーリ210が固定され、このプーリ210とプーリ206との間にベルト212が掛け渡されており、モータ208を回転することによりフィルタ205が回転される。フィルタ205より少し上方には、支柱214が第2アーム202の板部材に固定されいる。支柱214には、板状のヘラ部材216が固定されている。ヘラ部材216の下端は、図5(b)に示すように、フィルタ205の表面に近接(例えば、1mm程の間隔)して配置されている。また、ヘラ部材216の横方向の長さは、フィルタ205より長くされている。フィルタ205を図5(b)上の矢印方向に回転させることにより、フィルタ205の表面に凝集した加工屑がヘラ部材216によって剥ぎ落とされる。
また、プーリ206には吸引口240が回転可能に取り付けられており、吸引口240はフィルタ205の内部の中空部205aに連通している。なお、プーリ206と反対側のフィルタ205の端は密閉されている。吸引口240には吸引チューブ242が接続されており、吸引チューブ242の他端は吸引ポンプ246に接続されている。吸引ポンプ246はベース部230に搭載されている。また、吸引ポンプ246には排水チューブ248が接続され、フィルタ205及び吸引チューブ242等を経て吸引された水は排水チューブ248から水槽110側に戻して使用される。
第2アーム202の上部にはフィルタ205の円筒方向と平行に延びる軸220が固定されている。軸220は第1アーム201に対して軸受けを介して回転可能に保持されている。第1アーム201の板部材の途中には第2アーム回転用のモータ222が固定されている。モータ222の回転はギヤ等を介して軸220に伝達され、第2アーム202が第1アーム201に対して軸220の軸回りに回転される。
また、第1アーム201の後方部には、軸220と平行な軸224が固定されている。軸220は軸受けを介してベース部230に回転可能に保持されている。ベース部230には、取り付け部材を介して第1アーム回転用のモータ232が固定されている。モータ232の回転はギヤ等を介して軸224に伝達され、第1アーム202がベース部230に対して軸220の軸回りに回転される。
図6は加工屑凝集ユニット300の概略構成図である。加工屑を凝集するためのフィルタ305は、2つのアーム部材301に固定され、第1水槽111に流入される加工排水中に入れられている。フィルタ305の設置位置は、水槽の底部より離れた位置で、水位の中間あたりが好ましい。水槽111の上部には支持板127が取り付けられ、支持板127の上に設置されたベース303にアーム部材301が保持されている。フィルタ305は内部に中空部305aが形成された円筒状であり、フィルタ205と同じく、ステンレス鋼繊維からなる不織布の焼結体から構成され、その濾過精度を5μm程度としている。フィルタ205の一端は蓋部材306により密閉されている。フィルタ305のもう一方の端には、チューブ310を接続する接続口308が固定されている。フィルタ305の中空部305aは接続口308を介してチューブ310と連通している。ベース303には吸引圧(負圧)/加圧(正圧)の付与を切換え可能なポンプ313が搭載されており、チューブ310はポンプ313に接続されている。また、ポンプ313には第4水槽114まで延びる第2のチューブ315が接続されている。ポンプ313により吸引圧(負圧)/加圧(正圧)を切換える構成としては、吸引ポンプと加圧ポンプをそれぞれ準備し、バルブで切換える構成でも良い。
次に、上記のような構成を備える加工水処理装置100の動作を説明する。各加工装置10には、給水ポンプ103及び配管101を介して加工水処理装置100で浄化された加工水が供給される。各加工装置10でレンズの周縁加工時に使用された排水は、排水管105を通して第1水槽111に流入される。加工排水には加工屑が含まれている。水より重く、ある程度大きな加工屑は第1水槽111に底部に沈殿する。第1水槽111に流入した加工排水は、仕切り板120の上部分と下部分から第2水槽112側に流れる。仕切り板120の下部分からの水の流れとスロープ板122に導かれる自然落下の相乗効果により、第1水槽111に流入した加工屑の大部分が第2水槽112側の底部に移動される。一方、プラスチックレンズを加工したときに発生する泡は、仕切り板120の上部分の水の流れにより、第2水槽112側の水面まで移動される。
第2水槽112内の加工屑が溜まる底部付近には、加工屑回収ユニット200が持つフィルタ205を予め沈めておく。制御ユニット400が吸引ポンプ246を駆動することにより、フィルタ205の中空部205aには吸引圧(負圧)が付与され、フィルタ205を介して水槽内の水が吸引される。これにより加工屑がフィルタ205の表面に凝集するようになる。フィルタ205で加工屑を凝集しやすいように、フィルタ205を沈める部分に加工屑が集まるように第2水槽112の底部にスロープを設けても良い。あるいは、第1アーム201及び第2アーム202の駆動によりフィルタ205を底部付近で移動させて加工屑を凝集させても良い。
吸引チューブ242を通して吸引された水は、チューブ248を経て第4水槽114等に排出される。チューブ248から排出される水はフィルタ205で濾過されているので、きれいな加工水として再利用できる。
加工装置10の稼働と連動して加工屑がある程度沈殿する時間(例えば、3台の加工装置10がフル稼働で5分)に達すると、制御ユニット400は加工屑の取り出し工程に移る。制御ユニット400は、モータ232及び222を駆動制御し、第1アーム201及び第2アーム202を移動させることによりフィルタ205を水中から出し、廃棄容器280の上まで移動させる。フィルタ205が水面から出てからも、引き続き吸引ポンプ246が駆動され、フィルタ205の表面に凝集した加工屑の水分が吸引され続ける。これにより、加工屑の脱水が促進される。制御ユニット400は、フィルタ205が廃棄容器280上の所定位置まで移動させると、モータ210を駆動してフィルタ205を回転させる。このとき、好ましくは吸引ポンプ246による吸引動作を停止しておく。フィルタ205の回転により、フィルタ205の表面に凝集していた加工屑はヘラ部材216に当たって剥ぎ取られ、廃棄容器280に落とされる(図7参照)。なお、フィルタ205から加工屑を剥ぎ取る手段は、ヘラ部材216側を移動させる構成としても良い。また、フィルタ205の表面に近接するリング部材をフィルタの軸方向に移動させる構成としても良い。あるいは、加工屑を剥ぎ取る手段を廃棄容器280側に設けておいても良い。
次に、制御ユニット400はモータ232及び222を制御してフィルタ205を第2水槽112の水面付近に移動させ、泡取り工程に移る。図8に示すように、制御ユニット400は、水面付近(本実施例では、フィルタ205が半分ほど水に浸かる高さとしている)でフィルタ205を水平方向(図8上の左右方向)に往復移動させる。すなわち、フィルタ205の表面が水面上を移動するように移動させる。吸引ポンプ246の駆動を開始することでフィルタ205には吸引圧が掛けられ、水面上の泡がフィルタ205から吸引される。泡には加工屑が混入しているので、泡の吸引に伴って加工屑がフィルタ205の表面に凝集するようになる。制御ユニット400は、第2水槽112内の泡がほぼ吸引できる時間(例えば、1分ほど)の間、フィルタ205を素面上で往復移動させた後、第1アーム201及び第2アーム202を移動させることによりフィルタ205を再び廃棄容器280の上まで移動させる。その後、前述と同様にモータ210を駆動してフィルタ205を回転させることにより、フィルタ205の表面に凝集した加工屑がヘラ部材216により剥ぎとされる。泡の除去工程が終了した後は、初めと同様に、フィルタ205を第2水槽112の底部付近まで移動され、第2水槽112の底部に沈殿する加工屑の凝集工程に戻される。
なお、上記の泡取りは第2水槽112のみとしたが、第1アーム201及び第2アーム202の稼働範囲を広げることで、第1水槽111側の水面上の泡を除去することも可能である。あるいは、ベース230を前後左右に移動可能に構成することで、第1水槽111や第3水槽113の水面上に浮かぶ泡を回収することも可能である。
また、泡の発生が多い場合は、泡取り動作を多くしも良い。例えば、加工屑の取り出し工程で底部付近に沈めておいたフィルタ205を水面から出すときに、水面付近の高さで数回往復移動させて泡取りを行う。さらに、フィルタ205の表面の加工屑を剥ぎ取った後に再び水中に沈める前に、水面付近の高さで数回往復移動させて泡取りを行う。このように泡取り工程は適宜所望する時期に行うことができる。
加工屑の回収及び泡除去の動作と平行して、制御ユニット400は加工屑凝集ユニット300を動作させる。上記のように加工屑回収ユニット200では加工屑をフィルタ205にて回収するために、自由落下と水の流れを利用している。この場合、水中に浮遊する細かい屑はフィルタ205で回収される前に流れていってしまい、第2水槽112を通り越してしまうものがある。第1水槽111で水中に浮遊する屑の回収効率を上げるため、加工屑凝集ユニット300を利用する。
制御ユニット400は、加工装置10の稼働と連動して加工屑凝集ユニット300を制御する。まず、水中に設置されたフィルタ305に吸引圧(負圧)を与えるようにポンプ313を駆動制御する。中空部305aに吸引圧が与えられることにより、フィルタ305の回りの加工排水が吸引され、図9(a)のように、水中に浮遊する屑がフィルタ305の表面に引き寄せられる。これにより、フィルタ305の表面に屑が凝集されて塊となる。次に、制御ユニット400は、適当な時間が経過後にフィルタ305に加圧(正圧)を与えるようにポンプ313の駆動を切換える。ポンプ313が加圧に切換えられたことにより、第4水槽等から第2チューブ315を介して吸い上げられた水によって中空部305aに水圧が掛かり、図9(b)のように、フィルタ305の表面に凝集した屑が塊となって下に落ちる。これにより、水中に浮遊している屑の沈殿化が促進され、第2水槽112を通り越して第3水槽113以降に流れる屑が少なくなる。
なお、加工屑凝集ユニット300は、第2水槽112や第3水槽113に設けても良い。第2水槽112に設ける場合、フィルタ305を第2アーム202に取り付けるようにすれば、構成が簡略化される。フィルタ305は、フィルタ205より高い位置で、フィルタ205を沈めたときに水中の中間部に位置するように位置させることが好ましい。
また、フィルタ305と同じものをも一つ設け、2つのフィルタにより凝集と沈殿を交互に行うように切換える構成とすることもできる。図10は、その概略構成図である。フィルタ325はフィルタ305と同じものであり、フィルタ325の中空部325aにはポンプ313からのチューブ315が接続されている。2つのフィルタ325,326は同じ高さで平行にして水中の中間部に入れておく。ポンプ313によりチューブ310を介してフィルタ305に吸引圧を付与したときには、チューブ315を介してフィルタ325に加圧が供給される。このとき、フィルタ305側では吸引により水中に浮遊する屑がフィルタ205の表面に凝集され、フィルタ325ではその表面に凝集していた屑が加圧により塊として落とされる。ポンプ313の吸引/加圧を切換えると、今度はフィルタ305の表面に凝集した屑が加圧により落とされ、フィルタ325では水中に浮遊する屑の吸引と凝集が開始される。これを適当な時間間隔をおいて交互に繰り返すことにより、ポンプの吸引/加圧の構成を兼用して、浮遊する屑を効率良く沈殿化することができる。
第2水槽112以降の加工排水の流れを説明する。図4(b)に示す如く、第2水槽からの加工排水は、仕切り板130の中間部に開けられた開口131を通って移動する。第2水槽112の水面上に溜まった泡及び第2水槽112の底部に溜まった屑の大部分は、仕切り板130で堰き止められ、その中間部の水だけが開口131を通って移動できる。開口131を通って第2水槽112から流れ込む水は、仕切り板132に当たり、第3水槽113の底部方向に流れる。また、開口131を通って僅かに第3水槽113側に流れ込む泡は、仕切り板130と仕切り板132の間の上部に溜まり、仕切り板130の上部を通って第2水槽112に戻され、第4水槽114側に流れ込むことが防止される。また、開口131を通して第3水槽113側に流れ込む屑は、底部に向かって移動する水の流れにより沈殿しやすくなる。
次に、図4(c)に示す如く、第3水槽113の加工排水は、仕切り板140の下方から流れて仕切り板141との隙間に流入し、仕切り板141の上端を乗り越えた上澄みの水が第4水槽114に流れる。第3水槽113の水面上に一部流れこんだ泡は、仕切り板140により堰き止められる。このような過程で加工排水が浄化される。第4水槽114の水は、水槽高さの中間部に設けられた給水口143を通して給水ポンプ103により再び加工装置10側に送水され、加工水として再利用される。
以上のように、加工屑回収ユニット200によって、加工水と加工屑を分離し、水槽110から加工屑のみを自動的に取り出すことができ、作業者による加工屑の処理の手間が大幅に省ける。加工屑は水槽から随時取り出されるので、水槽の中の加工水を排出して清掃する作業の必要性が少なくなり、眼鏡レンズを大量に加工する加工センター等においては効率化が図られる。廃棄容器280に取り出された加工屑は、一括して廃棄処理できる。この場合、廃棄容器280においても、その底部にフィルタを設置し、ポンプによりフィルタを介して水分を吸引するようにしておけば、加工屑の脱水が図られ、廃棄処理がより容易になる。
また、加工屑回収ユニット200を利用して加工排水により水槽に発生する泡の除去処理を効率的に行うことができるにで、よりきれいな加工水を繰り返し使用できる。水槽の汚れも少なくなり、清掃作業も容易となる。またさらに、加工屑凝集ユニット300の利用により、水中に浮遊している加工屑の沈殿化を促進できるので、区分けする多段階水槽の数を少なくして、よりきれいな加工水を繰り返し使用できる。
なお、上記の説明では第2水槽112における泡除去装置として加工屑回収ユニット200を兼用したが専用に設けても良い。例えば、フィルタ205を使わずに泡を掬い取る構成、又は泡を第2水槽112から押し出して廃棄容器280等で受け、水分を取る構成等が採用できる。
また、第2水槽112の底部の所定位置に沈殿した加工屑を取り出す加工屑回収ユニット200の構成は上記実施形態に限らない。例えば、加工屑を掬い取って廃棄容器280まで移動し、そこで水分を抜き取る構成が採用できる。
眼鏡レンズ加工システムの全体の概略構成図である。 加工水処理装置の斜視図である。 加工水処理装置を上から見た図である。 図3のA−A断面図、B−B断面図及びC−C断面図である。 加工屑回収ユニットの概略構成図である。 加工屑凝集ユニットの概略構成図である。 フィルタの表面に凝集していた加工屑の剥ぎ取りを説明する図である。 加工屑凝集ユニットによる泡取り動作を説明する図である。 加工屑凝集ユニットの動作を説明する図である。 加工屑凝集ユニットの変容例の概略構成図である。
符号の説明
100 加工水処理装置
103 給水ポンプ
110 水槽
111 第1水槽
112 第2水槽
113 第3水槽
114 第4水槽
122 スロープ板
120,130,140 仕切り板
131 開口
200 加工屑回収ユニット
201 第1アーム
202 第2アーム
205 フィルタ
208 モータ
216 ヘラ部材
246 吸引ポンプ
280 廃棄容器
300 加工屑凝集ユニット
305 フィルタ
313 ポンプ
400 制御ユニット

Claims (9)

  1. 眼鏡レンズの周縁加工に使用する加工水を蓄える水槽を備え、レンズ周縁加工装置の加工に使用された排水を水槽に戻し、排水に含まれる加工屑を分離した加工水を循環して使用する眼鏡レンズ加工用の加工水処理装置において、加工装置からの排水が流入される第1水槽と、該第1水槽と接続される第2水槽と、該第2水槽と接続される第3水槽と、第1水槽から第2水槽への排水の流れを下向きに導くために前記第1水槽と第2水槽を区分けすると共に下方で接続する第1仕切り部材と、該第1仕切り部材の下方で第1水槽から第2水槽かけて下るように設けられたスロープであって、前記第1仕切り部材による第2水槽への水流と加工屑の自由落下とにより加工屑を第2水槽の所定位置に沈殿させるスロープと、第2水槽と第3水槽を区分けする第2仕切り部材であって、第2水槽に沈殿した加工屑及び第2水槽の水面に溜まる泡を移動させずに水を移動させるために中間部に形成された開口を持つ第2仕切り部材と、前記第2水槽の所定位置に沈殿した加工屑を水槽外に取り出す加工屑回収手段と、を備えることを特徴とする加工水処理装置。
  2. 請求項1の加工水処理装置において、前記第3水槽には前記第2仕切り部材の開口の出口付近で、且つ前記開口より下に位置する切り欠きを持つと共に水面より高い位置の上端を持つ第3の仕切り部材を設けたことを特徴とする加工水処理装置。
  3. 請求項1の加工屑回収手段は、前記第2水槽内に出し入れ可能なフィルタと、該フィルタに吸引圧を付与する吸引手段と、前記フィルタを水槽から出し入れする移動手段と、前記フィルタの表面に凝集された加工屑を剥がす屑剥がし手段と、前記吸引手段を制御して水槽内に入れられたフィルタの表面に加工屑を凝集させ、前記移動手段を制御して前記フィルタを水槽内から出して所定の廃棄位置まで移動させた後、前記屑剥がし手段を制御してフィルタの表面に凝集した加工屑を剥ぎ取らせ、再び前記移動手段を制御して前記フィルタを水槽内のに移動させる制御手段と、を備えることを特徴とする加工水処理装置。
  4. 請求項1の加工水処理装置は、さらに前記第1水槽又は第2水槽の少なくとも一方に加工水中に浮遊する加工屑を凝集して塊として沈殿化させる加工屑凝集手段を備え、該加工屑凝集手段は、水槽内の加工水中に入れられたフィルタと、該フィルタに付与する圧力を吸引圧及び加圧に切換え可能な圧力付与手段と、前記フィルタへの圧力の付与を吸引圧にして加工水中に浮遊する加工屑をフィルタ表面に凝集させた後、圧力の付与を加圧に切換えてフィルタ表面に凝集した加工屑を落とすように前記圧力付与手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする加工水処理装置。
  5. 眼鏡レンズの周縁加工に使用する加工水を蓄える水槽を備え、加工に使用された加工水を水槽に戻し、加工水を循環して使用する眼鏡レンズ加工用の加工水処理装置において、水槽内に出し入れ可能なフィルタと、該フィルタに吸引圧を付与する吸引手段と、前記フィルタを水槽から出し入れする移動手段と、前記フィルタの表面に凝集された加工屑を剥がす屑剥がし手段と、前記吸引手段を制御して水槽内に入れられたフィルタの表面に加工屑を凝集させ、前記移動手段を制御して前記フィルタを水槽内から出して所定の廃棄位置まで移動させた後、前記屑剥がし手段を制御してフィルタの表面に凝集した加工屑を剥ぎ取らせ、再び前記移動手段を制御して前記フィルタを水槽内のに移動させる制御手段と、を備えることを特徴とする加工水処理装置。
  6. 請求項5の加工水処理装置において、前記制御手段は前記フィルタを水槽内の水中から出した後も前記吸引手段を制御してフィルタに吸引圧を付与し、フィルタの表面に凝集した加工屑を脱水させることを特徴とする加工水処理装置。
  7. 請求項5又は6の加工水処理装置において、前記制御手段は、さらに前記移動手段を制御して水槽内の加工水の水面付近で前記フィルタを水平方向に移動させると共に、前記吸引手段を制御して前記フィルタに吸引圧を付与して水面上に浮かぶ泡を吸引させた後、前記移動手段を制御して前記フィルタを所定の廃棄位置まで移動させ、その後に前記屑剥がし手段を制御してフィルタの表面に凝集した加工屑を剥ぎ取らせることを特徴とする加工水処理装置。
  8. 眼鏡レンズの周縁加工に使用する加工水を蓄える水槽を備え、加工に使用された加工水を水槽に戻し、加工水を循環して使用する眼鏡レンズ加工用の加工水処理装置において、水槽内に出し入れ可能なフィルタと、該フィルタに吸引圧を付与する吸引手段と、前記フィルタを水槽内から出し入れする移動手段と、前記フィルタの表面に凝集された加工屑を剥がす屑剥がし手段と、前記移動手段を制御して水槽の加工水の水面付近で前記フィルタを水平方向に移動させると共に、前記吸引手段を制御して前記フィルタに吸引圧を付与して水面上に浮かぶ泡を吸引させた後、前記移動手段を制御して前記フィルタを所定の廃棄位置まで移動させ、その後に前記屑剥がし手段を制御してフィルタの表面に凝集した加工屑を剥ぎ取らせる制御手段と、を備えることを特徴とする加工水処理装置。
  9. 眼鏡レンズの周縁加工に使用する加工水を蓄える水槽を備え、加工に使用された加工水を水槽に戻し、加工水を循環して使用する眼鏡レンズ加工用の加工水処理装置において、水槽内の加工水中に入れられたフィルタと、該フィルタに付与する圧力を吸引圧及び加圧に切換え可能な圧力付与手段と、前記フィルタへの圧力の付与を吸引圧にして加工水中に浮遊する加工屑をフィルタ表面に凝集させた後、圧力の付与を加圧に切換えてフィルタ表面に凝集した加工屑を落とすように前記圧力付与手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする加工水処理装置。


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