JP2016078224A - 切削液浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 各種の機械加工を行う工作機械が該機械加工の際に使用する切削液を再使用するための切削液浄化装置に関し、該切削液を可能な限り排出することなく、該切削液に含有される塵芥を可及的に除去し、使用済み切削液に含有される塵芥を切削液を浄化する工程に十分に送り込むことができ、濾過材を頻繁に交換する必要のない切削液浄化装置を提供する。
【解決手段】 切削液浄化装置1は、使用済みの切削液の液面に浮遊する塵芥を沈下させる塵芥沈下装置2と、使用済みの切削液から比較的体積の大きな塵芥を遠心分離して除去する第1次切削液処理装置3と、比較的体積の小さな塵芥を濾槽内で濾過材41aに捕捉させて除去する第2次切削液処理装置4と、濾過材41aの洗浄に用いられた第1次処理切削液を濾過して、使用済みの切削液を浄化する工程へと再度送液する塵芥捕捉装置5を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、切削加工及び研削加工等の各種の機械加工を行う工作機械が該機械加工の際に使用する切削液につき、該機械加工の際に使用した切削液に含有される切削屑等の各種の塵芥を除去して、該切削液を可能な限り排出することなく、該機械加工に該切削液を循環させて再使用するための切削液浄化装置に関する。
機械加工を行う際には、該機械加工に伴う発熱の抑止及び摩擦の軽減あるいは錆の発生の防止等を目的として、切削水又は切削油等と呼称される各種の切削液が使用されてきたところである。そして、このような切削液は、経費の節減や資源の活用そして環境への負荷の軽減等の観点から、これを可能な限り排出することなく、機械加工に循環させて再使用することが望まれる。
ところが、一旦機械加工に使用した使用済みの切削液には切削屑等の各種の塵芥が含有されているところ、該切削液をそのまま機械加工に再使用すれば、工作機械を損傷させたり、該切削液を工作機械に送液するための送液管を詰まらせたり、あるいは加工対象に不具合を生じさせる等の原因になる。従って、一旦機械加工に使用した使用済みの切削液を循環させて機械加工に再使用するに際しては、該切削液に含有される塵芥を可及的に除去することが求められる。
このような使用済みの切削液に含有される塵芥を除去して、該切削液を可能な限り排出することなく、該機械加工に該切削液を循環させて再使用するための切削液浄化装置としては従来種々の装置が提供されてきたところであるが、該塵芥を可及的に除去するには該塵芥を除去するための手段を段階的に複数備えた切削液浄化装置とするのが好適である。このような切削液浄化装置としては、遠心分離機と膜濾過装置とを備える環境対応型の固液分離システム(例えば、特許文献1を参照。)、遠心分離機とシックナーバックフィルターとを備える処理液浄化装置(例えば、特許文献2を参照。)、ドラムフィルターとオートマチックフィルターと遠心分離機とを備える液再生装置(例えば、特許文献3を参照。)、流体駆動手段とサイクロンフィルターとスプリングフィルターとからなる各フィルタ装置を備えた機械加工装置(例えば、特許文献4を参照。)等が提案されている。ここで、このような切削液浄化装置としては、複数の濾過手段を用いて塵芥を除去する装置があり、その濾過材として、おが屑といった固形粒状体を用いる濾過器(例えば、特許文献5を参照。)や濾布といったシート状の濾過部材を用いる切削油等の再生濾過装置(例えば、特許文献6を参照。)等も提案されている。
また、上記のような使用済みの切削液に含有される塵芥を除去して再度機械加工に使用するための切削液浄化装置としては、回転ドラムと、該回転ドラム内へと使用済み切削液を送出する流路と、該回転ドラム内の塵芥を排出する流路とを備えた分離装置であって、該回転ドラムが回転して塵芥を使用済み切削液から掻き上げて塵芥と切削液とを分離し、更に掻き上げた該塵芥を該回転ドラムの回転中心に配置した流路へと落下させて該塵芥を該回転ドラムから排出する構成の固液分離装置が提案されている(例えば、特許文献7及び8を参照。)。
そして、工業排水等に含まれる汚濁物質を濾過材で捕集して浄化する濾過装置として、回転ドラムと、該回転ドラム内に配設された固形粒状体からなる濾過材と、該回転ドラム内に形成された空間に汚染水を供給する供給管と、該濾過材が配設された位置から濾過した液を排出する排出管を備えた濾過装置が提案されている(例えば、特許文献9及び10を参照。)。
更に、機械加工の際に生じる塵芥を回収する装置として、塵芥回収タンク内において該塵芥を捕捉した泡塊に消泡剤を混入した液体を噴射して消泡し、該液体に該塵芥を溶け込ませて該塵芥回収タンク内に沈殿させ回収する微粉体回収装置が提案されている(例えば、特許文献11を参照)。
特許5011409号公報 特許5470658号公報 特開2013−82043号公報 特許4297198号公報 特許4084405号公報 実開平06−72612号公報 特開2008−246667号公報 特表平9−510399号公報 国際公開第2002/028503号公報 特開平10−99612号公報 特開2003−236730号公報
しかしながら、使用済みの切削液に含有される塵芥には種々の大きさないし重量を有するものがあるところ、上記の従来技術に係る切削液浄化装置は、比較的体積の大きな塵芥は除去することができるものの、比較的体積の小さな塵芥は除去することが困難であるという問題があった(例えば、特許文献1から4までを参照。)。そうすると、該切削液には比較的体積の小さな塵芥が残存しているところ、該切削液を循環させて機械加工に再使用すれば、上記のように、工作機械を損傷させたり、該切削液を工作機械に送液するための送液管を詰まらせたり、あるいは加工対象に不具合を生じさせる等の原因になる。
また、機械加工が大規模になれば当然それに要する切削液も大量になり、大量の使用済みの切削液が生じることになる。ここで、上記の従来技術に係る固液分離装置では、大量の使用済みの切削液を処理することができるものの、比較的体積の小さな塵芥を除去することが困難であるという問題があった(例えば、特許文献7及び8を参照。)。一方、上記の従来技術に係る濾過装置では、比較的体積の小さな塵芥に至るまで除去することができるものの、大量の使用済みの切削液を処理することができないという問題があった(例えば、特許文献9及び10を参照。)。
そこで、本発明の解決しようとする第一の課題は、機械加工に使用した大量の使用済みの切削液を循環させて機械加工に再使用するに際し、該切削液を可能な限り排出することなく、比較的体積の大きな塵芥はもちろん、比較的体積の小さな塵芥に至るまで、該切削液に含有される塵芥を可及的に除去することができる切削液浄化装置を提供することにある。
また、アルミニウム材料の切削屑のように比較的重量の軽い塵芥や気泡の付着している塵芥等は、使用済み切削液の液面に浮遊してしまうため、上記の従来技術に係る切削液浄化装置にあっては、送液管等を通して該切削液を浄化する工程へと該使用済み切削液を送液する際に、あわせて上記のような塵芥を送り込むことが困難であるという問題があった。ここで、上記の従来技術に係る微粉体回収装置は機械加工の際に生じる塵芥を回収するための装置であって、該切削液を浄化する工程へと該使用済み切削液を送液する際に塵芥をあわせて送り込んで除去しようとするものではない(例えば、特許文献11を参照)。
そこで、本発明の解決しようとする第二の課題は、工作機械から切削液を浄化する工程へと該使用済み切削液を送液する際に、該使用済み切削液に含有される塵芥をあわせて十分に送り込むことができる切削液浄化装置を提供することにある。
更に、上記の従来技術に係る切削液浄化装置は、その濾過材として固形粒状体を用いる場合、使用済みの切削液に含有される塵芥が付着することによって該濾過材が汚染されてしまうとともに、該塵芥には粘性があるために該濾過材が団子状になってしまったり(例えば、特許文献5を参照。)、その濾過材として濾布といったシート状の濾過部材を用いる場合、使用済みの切削液から濾し取った塵芥によって早期に目詰まりを起こしたりして(例えば、特許文献6を参照。)、該切削液浄化装置による使用済みの切削液を浄化する能力を維持するために、該濾過材を頻繁に交換しなければならないという問題があった。
そこで、本発明の解決しようとする第三の課題は、機械加工に使用した使用済みの切削液を濾過することによって該使用済みの切削液から塵芥を濾し取る際に、濾過材を頻繁に交換する必要のない切削液浄化装置を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するために提案されたものであり、以下の構成を有するものである。以下では、本発明の構成を理解するのを補助するため、本願に添付した図面に表示した番号及び符号をあわせて記載する。
請求項1に係る切削液浄化装置(1)は、塵芥沈下装置(2)と、第1次切削液処理装置(3)と、第2次切削液処理装置(4)と、塵芥捕捉装置(5)とを有する。塵芥沈下装置(2)は、工作機械(A)から送液される使用済みの切削液の液面に浮遊する塵芥を沈下させるための装置であって、該使用済みの切削液の液面に散水する装置である。第1次切削液処理装置(3)は、ドラムフィルター装置(31)と、第1次処理切削液収容タンク(32)と、第1次処理塵芥回収タンク(33)とからなる。ドラムフィルター装置(31)は、該使用済みの切削液を回転するドラムスクリーン内に送液して比較的体積の大きな塵芥を該ドラムスクリーンによって固液分離して第1次処理切削液を得るとともに、該使用済みの切削液から固液分離された比較的体積の大きな塵芥を該ドラムスクリーンの回転作用によって第1次処理塵芥回収タンク(33)に案内するための装置である。第1次処理切削液収容タンク(32)は、第2次切削液処理装置(4)へと該第1次処理切削液を送液する量を調節して、該第1次処理切削液を一時的に貯留しておくための容器である。第1次処理塵芥回収タンク(33)は、ドラムフィルター装置(31)によって該使用済みの切削液から固液分離された比較的体積の大きな塵芥を回収するための容器である。第2次切削液処理装置(4)は、第1次切削液処理装置(3)から送液される該第1次処理切削液を濾過して該第1次処理切削液に含有されている比較的体積の小さな塵芥を除去し、第2次処理切削液を得るための装置であって、回転ドラム(41)と、第1の流水管(42)と、第2の流水管(43)と、駆動機構(44)とを有する。回転ドラム(41)は、濾過材(41a)と空間部(41b)とが内部上下方向に形成されており、駆動機構(44)によって回転する。濾過材(41a)は、複数の固形粒状体からなり、濾過材(41a)内には回転ドラム(41)と共に回転する板状の濾過網(41c)が付設されており、濾過網(41c)と回転ドラム(41)の一部内壁との間には間隙(41d)が形成されている。第1の流水管(42)は、回転ドラム(41)の外部からその回転軸心部を貫通して第1の流水口(42a)が空間部(41b)内に位置している。第2の流水管(43)は、回転ドラム(41)の外部からその回転軸心部を貫通して第2の流水口(43a)が濾過材(41a)内に位置しており、第2の流水口(43a)と間隙(41d)とが連通している。塵芥捕捉装置(5)は、濾過材(41a)の洗浄に用いられた第1次処理切削液をシート状濾過材(5a)によって濾過することにより該第1次処理切削液に含まれる塵芥を捕捉し、切削液浄化装置(1)による使用済みの切削液を浄化する工程へと該第1次処理切削液を再度送液するための装置である。
請求項2に係る切削液浄化装置(1)は、請求項1に記載した切削液浄化装置であって、前記第2次切削液処理装置(4)において濾過材(41a)として用いる複数の固形粒状体の内全部又は一部の固形粒状体が銅によって形成されている。
本発明に係る切削液浄化装置は、上記の通りの構成であるから、以下のような効果を奏することができる。
まず、請求項1に記載した切削液浄化装置(1)は、第1次切削液処理装置(3)がドラムフィルター装置(31)によって大量の使用済みの切削液から比較的体積の大きな塵芥を固液分離して除去し、第1次処理切削液を得る。次に、第1次処理切削液収容タンク(32)において、第2次切削液処理装置(4)の該第1次処理切削液を処理する能力に応じて、第2次切削液処理装置(4)へと該第1次処理切削液を送液する量を調節する。そして、該第2次切削液処理装置(4)が、該第1次処理切削液に含有されている比較的体積の小さな塵芥を濾過材(41a)に捕捉させて除去し、第2次処理切削液を得る。更に、塵芥捕捉装置(5)が、該濾過材(41a)の洗浄に用いられた第1次処理切削液をシート状濾過材(5a)によって濾過することにより該第1次処理切削液に含まれる塵芥を捕捉し、再度切削液浄化装置(1)による切削液を浄化する工程へと該第1次処理切削液を送液するため、切削液が可能な限り排出されないように構成されている。
そうすると、請求項1に記載した切削液浄化装置(1)によれば、機械加工に使用した大量の使用済みの切削液を循環させて機械加工に再使用するに際し、該切削液を可能な限り排出することなく、比較的体積の大きな塵芥はもちろん、比較的体積の小さな塵芥に至るまで、該切削液に含有される塵芥を可及的に除去することができるから、本発明が解決しようとする第一の課題を解決することができる。
上記の通り、請求項1に記載した切削液浄化装置(1)によって得られた第2次処理切削液には比較的体積の大きな塵芥はもちろん、比較的体積の小さな塵芥も除去されているところ、該第2次処理切削液を機械加工に再度使用しても、工作機械を損傷させたり、該第2次処理切削液を工作機械に送液するための送液管を詰まらせたり、あるいは加工対象に不具合を生じさせる等の問題を生じることもない。
ここで請求項2に係る切削液浄化装置(1)は、第2次切削液処理装置(4)において濾過材(41a)として用いる複数の固形粒状体の内全部又は一部の固形粒状体が銅で形成されているところ、銅には殺菌効果があるため、第1次処理切削液に含有される雑菌を第2次切削液処理装置(4)によって殺菌して第2次処理切削液を得ることができるため更に好適である。
次に、請求項1に記載した切削液浄化装置(1)は、塵芥沈下装置(2)が備えられているところ、該塵芥沈下装置(2)は、工作機械(A)から送液される使用済みの切削液の液面に散水することによって、該使用済み切削液の液面に浮遊する塵芥を沈下させることができる。
そうすると、請求項1に記載した切削液浄化装置(1)によれば、工作機械(A)から切削液を浄化する工程へと該使用済み切削液を送液する際に、該使用済み切削液に含有される塵芥をあわせて十分に送り込むことができるから、本発明が解決しようとする第二の課題を解決することができる。
更に、請求項1に記載した切削液浄化装置(1)は、第2次切削液処理装置(4)が備えられているところ、第2次切削液処理装置(4)は、回転ドラム(41)を回転させることによって、複数の固形粒状体である濾過材(41a)同士あるいは濾過材(41a)と濾過網(41c)とを擦り合わせることで、濾過材(41a)に付着した塵芥を解離することができるとともに、濾過材(41a)が団子状になってしまうことを防止できる。また、シート状濾過材(5a)は、濾過材(41a)の洗浄に用いられた第1次処理切削液を濾過することにより該第1次処理切削液に含まれる塵芥を捕捉するものであるが、該第1次処理切削液はドラムフィルター装置(31)によって比較的体積の大きな塵芥が除去されているため、その交換の頻度は少ない。
そうすると、請求項1に記載した切削液浄化装置(1)によれば、機械加工に使用した使用済みの切削液を濾過することによって該使用済みの切削液から塵芥を濾し取る際に、濾過材を頻繁に交換する必要がないから、本発明が解決しようとする第三の課題を解決することができる。
本発明の一実施形態に係る切削液浄化装置を示した概略構成図である。 本発明の一実施形態に係る切削液浄化装置における第2次切削液処理装置を示した概略構造図である。
本発明の一実施形態に係る切削液浄化装置の構造及び使用態様について添付図面に基づいて説明する。
本発明の一実施形態に係る切削液浄化装置(1)は、図1に図示するように、ダーティータンク(6)と、塵芥沈下装置(2)と、第1次切削液処理装置(3)と、第2次切削液処理装置(4)と、塵芥捕捉装置(5)と、クリーンタンク(7)とからなる。
工作機械(A)は、切削加工及び研削加工等の各種の機械加工を行う機械であって、該機械加工に伴う発熱の抑止及び摩擦の軽減あるいは錆の発生の防止等を目的として各種の切削液を使用する機械である。ここでいう工作機械(A)は、1台の場合はもちろん、2台以上の場合も含まれる。一旦上記のような各種の機械加工に使用した使用済みの切削液には切削屑等の各種の塵芥が含有されているところ、該塵芥には種々の大きさないし重量を有するものがある。
使用済みの切削液は、工作機械(A)から送液管(C1)を通りダーティータンク(6)へと送液される。この際、ポンプ等を使用して使用済みの切削液を工作機械(A)から送液管(C1)を通りダーティータンク(6)へと送液することもできるが、使用済みの切削液に含有されている塵芥によってポンプ等が故障することも考えられるため、工作機械(A)を設置する場所よりもダーティータンク(6)を設置する場所を低くすること等によって、高低差を利用して工作機械(A)からダーティータンク(6)へと使用済みの切削液を送液するのが好適である。
ダーティータンク(6)は、上記のようにして送液される使用済みの切削液を貯留するための容器である。尚、ダーティータンク(6)に掻き寄せ機を設置して、切削液浄化装置(1)による使用済みの切削液を浄化する工程へと送液する前に、予めダーティータンク(6)内に貯留されている使用済みの切削液に含有される該掻き寄せ機で掻き寄せられる程度の大きさの塵芥を掻き寄せて回収しておくことも有効である。
塵芥沈下装置(2)は、工作機械(A)から送液されてダーティータンク(6)内に貯留されている使用済みの切削液の液面に浮遊する塵芥をダーティータンク(6)の下部へと沈下させるための装置であって、使用済みの切削液の液面に散水する装置であり、ダーティータンク(6)の上部に設置されている。そうすると、ポンプ(B1)によってダーティータンク(6)からその下部に連結されている送液管(C2)を通して第一次切削液処理装置(3)へと使用済み切削液を送液する際に、使用済み切削液に含有される塵芥をダーティータンク(6)に残存させることなく第一次切削液処理装置(3)へと十分に送り込むことができるのである。
ダーティータンク(6)内に貯留された使用済みの切削液は、ポンプ(B1)によって送液管(C2)を通り第1次切削液処理装置(3)へと送液される。
第1次切削液処理装置(3)は、ドラムフィルター装置(31)と、第1次処理切削液収容タンク(32)と、第1次処理塵芥回収タンク(33)とからなり、第1次処理切削液を得るための装置である。
ドラムフィルター装置(31)は、上記のようにしてダーティータンク(6)から送液される使用済みの切削液をモーター等の駆動機構で回転する多孔性の円筒形状の部材からなるドラムスクリーン内に送液して比較的体積の大きな塵芥を該ドラムスクリーンによって固液分離する装置である。また、ドラムフィルター装置(31)は、該使用済みの切削液から固液分離された比較的体積の大きな塵芥を該ドラムスクリーンの回転作用によって塵芥排出口(34)を通して第1次処理塵芥回収タンク(33)へと案内する装置でもある。
第1次処理切削液収容タンク(32)は、上記のようにして得られた第1次処理切削液を第2次切削液処理装置(4)へと送液する量を調節するとともに一時的に貯留しておくための容器である。即ち、第1次処理切削液収容タンク(32)は、ドラムフィルター装置(31)の下部に設置されており、ドラムスクリーンによってスクリーニングされて落下する第1次処理切削液を受け止めて貯留するとともに、第2次切削液処理装置(4)の該第1次処理切削液を処理する能力に応じて、第2次切削液処理装置(4)へと該第1次処理切削液を送液する量を調節することができる。
第1次処理塵芥回収タンク(33)は、ドラムフィルター装置(31)に連結されている容器であって、ドラムフィルター装置(31)によって該使用済みの切削液から固液分離された比較的体積の大きな塵芥を回収するための容器である。図示するように、第1次処理塵芥回収タンク(33)には、その下部に車輪を取り付けておくと、第1次処理塵芥回収タンク(33)を移動させるのに好適である。
第1次処理切削液収容タンク(32)内に貯留されている第1次処理切削液は、ポンプ(B2)によって送液管(C3)を通り電磁弁(D1)を介して第2次切削液処理装置(4)へと送液される。また、第1次処理切削液収容タンク(32)と塵芥沈下装置(2)とを送液管(C4)によって連結することによって、第1次処理切削液の一部を塵芥沈下装置(2)へと送液し、使用済みの切削液の液面に掛ける水として用いることもできる。このような構成にすることによって、切削液浄化装置(1)を一層コンパクトな構成にすることができ、好適である。
第2次切削液処理装置(4)は、第1次切削液処理装置(4)から送液される該第1次処理切削液を濾過して該第1次処理切削液に含有されている比較的体積の小さな塵芥を除去し、第2次処理切削液を得るための装置であって、図2に図示するように、回転ドラム(41)と、第一の流水管(42)と、第二の流水管(43)と、駆動機構(44)とを有する。
回転ドラム(41)は、濾過材(41a)と空間部(41b)とが内部上下方向に形成されており、駆動機構(44)によって回転する。濾過材(41a)は、複数の固形粒状体からなり、濾過材(41a)内には回転ドラム(41)と共に回転する板状の濾過網(41c)が付設されており、濾過網(41c)と回転ドラム(41)の一部内壁との間には間隙(41d)が形成されている。
濾過材(41a)としては、入手することが容易で広く市販されている固形粒状体を用いることができ、例えば砂や小石又はアンスラサイト等の固形粒状体を用いることができる。このような固形粒状体には各種のものがあるが、その直径が約0.6mmのものであって、その形状及び大きさが均一のものを用いるのが、該固形粒状体によって捕捉することができる塵芥の量、濾過精度、濾過寿命そして濾過の効率の観点からは最も好適である。また、複数の固形粒状体に含まれている一部の固形粒状体が銅で形成されている場合には、銅には殺菌効果があるため、第2次処理切削液に含有される雑菌を第2次切削液処理装置(4)によって殺菌して第2次処理切削液を得ることができるため更に好適である。
第1の流水管(42)は、回転ドラム(41)の外部からその回転軸心部を貫通して第1の流水口(42a)が空間部(41b)内に位置している。第2の流水管(43)は、回転ドラム(41)の外部からその回転軸心部を貫通して第2の流水口(43a)が濾過材(41a)内に位置しており、第2の流水口(43a)と間隙(41d)が連通している。
第2次切削液処理装置(4)における濾過作用は、次の通りである。即ち、第1次処理切削液は、第1の流水管(42)を通って第1の流水口(42a)から空間部(41b)へと流出し、濾過材(41a)を経ることによって、第1次処理切削液に含有される比較的体積の小さな塵芥が濾過材(41a)に捕捉して除去されるとともに、銅によって形成された濾過材(41a)によって殺菌されることによって、第2次処理切削液となる。第2次処理切削液は、濾過網(41c)を通って第2の流水口(43a)から第2の流水管(43)へと流入し、第2の流水管(43)を通って電磁弁(D1)へと送液される。
第2次切削液処理装置(4)における洗浄作用は、次の通りである。即ち、第1次処理切削液が、第2の流水管(43)を通って第2の流水口(43a)から濾過網(41c)そして濾過材(41a)へと流出するとともに、電気モーター等の各種の公知の駆動機構(44)によって回転ドラム(41)を回転させる。そうすると、濾過材(41a)同士あるいは濾過材(41a)と濾過網(41c)とが擦り合うことによって、濾過材(41a)に付着した塵芥を解離することができるとともに、濾過材(41a)が団子状になってしまうことを防止できる。
そして、上記のようにして濾過材(41a)の洗浄に用いられた第1次処理切削液は、第1の流水口(42a)から第1の流水管(42)へと流入し、第2の流水管(42)を通って電磁弁(D1)そして送液管(C5)を通って第1次処理切削液収容タンク(32)へと送液され、再度第2次切削液処理装置(4)による第1次処理切削液を浄化する工程へと送液される。
ここで、濾過材(41a)の洗浄に用いられた第1次処理切削液が汚染されている場合があるため、送液管(C5)を途中で送液管(C6)と分岐させるとともにその分岐部に電磁弁(D2)を設けることによって、該第1次処理切削液を送液管(C6)を通して塵芥捕捉装置(5)へと送液するようにする。
塵芥捕捉装置(5)は、濾過材(41a)の洗浄に用いられた第1次処理切削液をシート状濾過材(5a)によって濾過することにより該第1次処理切削液に含まれる塵芥を捕捉し、再度切削液浄化装置(1)による使用済みの切削液を浄化する工程へと該第1次処理切削液を送液するための装置であって、シート状濾過材(5a)がその上部に架け渡されたタンク(5b)である。シート状濾過材(5a)には、例えば各種の公知の濾紙又は濾布等を用いることができる。
塵芥捕捉装置(5)へと濾過材(41a)の洗浄に用いられた第1次処理切削液を流し入れることによって、シート状濾過材(5a)に該第1次処理切削液に含有されている塵芥を捕捉して除去することができる。シート状濾過材(5a)が汚損した場合には、適宜交換することができ、その交換作業も簡便である。もっとも、該第1次処理切削液はドラムフィルター装置(31)によって比較的体積の大きな塵芥が除去されているため、シート状濾過材(5a)の交換の頻度は少ない。
タンク(5b)内に貯留されている第1次処理切削液は、ポンプ(B3)によって再度切削液浄化装置(1)による使用済みの切削液を浄化する工程へと送液される。図では、送液管(C7)を通りダーティータンク(6)へと送液しているが、第1次処理切削液収容タンク(32)へと送液してもよい。いずれに送液するにしても、該第1次処理切削液は、切削液浄化装置(1)による切削液を浄化する工程へと再度送液されるため、切削液が可能な限り排出されないように構成されているのである。
第2次処理切削液は、送液管(C8)を通りクリーンタンク(7)へと送液される。また、送液管(C8)をその途中で送液管(C9)と分岐させることによって、第2次処理切削液の一部をポンプ(B4)によって送液管(C9)を通り第1次切削液処理装置(3)へと送液し、ドラムフィルター装置(31)におけるドラムスクリーン内に噴射して該ドラムスクリーンを洗浄することに用いてもよい。このような構成にすることによって、切削液浄化装置(1)を一層コンパクトな構成にすることができ、好適である。
クリーンタンク(7)は、上記のようにして第2次切削液処理装置(4)から送液される第2次処理切削液を収容し工作機械(A)における機械加工に再度使用するまで一時的に貯留しておくための容器である。
クリーンタンク(7)内に貯留された第2次処理切削液は、ポンプ(B5)によって送液管(C10)を通り工作機械(A)へと送液され、工作機械(A)における各種の機械加工に際して切削液として用いられる。
上記のような本発明の一実施形態に係る切削液浄化装置(1)によれば、以上に記載した処理を経ることによって、工作機械(A)において各種の機械加工に使用した大量の使用済みの切削液を循環させて工作機械(A)において各種の機械加工に再使用するに際し、該切削液を可能な限り排出することなく、比較的体積の大きな塵芥はもちろん、比較的体積の小さな塵芥に至るまで、該切削液に含有される塵芥を可及的に除去することができる。
上記の通り、本発明の一実施形態に係る切削液浄化装置(1)によって得られた第2次処理切削液には比較的体積の大きな塵芥はもちろん、比較的体積の小さな塵芥も除去されているところ、第2次処理切削液を工作機械(A)において機械加工に再度使用しても、工作機械(A)を損傷させたり、送液管を詰まらせたり、あるいは工作機械(A)によって加工される対象に不具合を生じさせる等の問題を生じることもない。
1 切削液浄化装置
2 塵芥沈下装置
3 第1次切削液処理装置
31 ドラムフィルター装置
32 第1次処理切削液収容タンク
33 第1次処理塵芥回収タンク
34 塵芥排出口
4 第2次切削液処理装置
41 回転ドラム
41a 濾過材
41b 空間部
41c 濾過網
41d 間隙
42 第1の流水管
42a 第1の流水口
43 第2の流水管
43a 第2の流水口
44 駆動機構
5 塵芥捕捉装置
5a シート状濾過材
5b タンク
6 ダーティータンク
7 クリーンタンク
A 工作機械
B ポンプ
C 送液管
D 電磁弁

Claims (2)

  1. 塵芥沈下装置と、第1次切削液処理装置と、第2次切削液処理装置と、塵芥捕捉装置とを有する切削液浄化装置であって、該塵芥沈下装置は、工作機械から送液される使用済みの切削液の液面に浮遊する塵芥を沈下させるための装置であって、該使用済みの切削液の液面に散水する装置であり、該第1次切削液処理装置は、ドラムフィルター装置と、第1次処理切削液収容タンクと、第1次処理塵芥回収タンクとからなり、該ドラムフィルター装置は、該使用済みの切削液を回転するドラムスクリーン内に送液して比較的体積の大きな塵芥を該ドラムスクリーンによって固液分離して第1次処理切削液を得るとともに、該使用済みの切削液から固液分離された比較的体積の大きな塵芥を該ドラムスクリーンの回転作用によって該第1次処理塵芥回収タンクに案内するための装置であり、該第1次処理切削液収容タンクは、該第2次切削液処理装置へと該第1次処理切削液を送液する量を調節して、該第1次処理切削液を一時的に貯留しておくための容器であり、該第1次処理塵芥回収タンクは、該ドラムフィルター装置によって該使用済みの切削液から固液分離された比較的体積の大きな塵芥を回収するための容器であり、該第2次切削液処理装置は、該第1次切削液処理装置から送液される該第1次処理切削液を濾過して該第1次処理切削液に含有されている比較的体積の小さな塵芥を除去し、第2次処理切削液を得るための装置であって、回転ドラムと、第1の流水管と、第2の流水管と、駆動機構とを有しており、該回転ドラムは、濾過材と空間部とが内部上下方向に形成されており、該駆動機構によって回転し、該濾過材は、複数の固形粒状体からなり、該濾過材内には該回転ドラムと共に回転する板状の濾過網が付設されており、該濾過網と該回転ドラムの一部内壁との間には間隙が形成されており、該第1の流水管は、該回転ドラムの外部からその回転軸心部を貫通して第1の流水口が該空間部内に位置しており、該第2の流水管は、該回転ドラムの外部からその回転軸心部を貫通して第2の流水口が該濾過材内に位置しており、該第2の流水口と該間隙とが連通しており、該塵芥捕捉装置は、該濾過材の洗浄に用いられた該第1次処理切削液をシート状濾過材によって濾過することにより該第1次処理切削液に含まれる塵芥を捕捉し、該切削液浄化装置による使用済みの切削液を浄化する工程へと該第1次処理切削液を再度送液するための装置であることを特徴とする切削液浄化装置。
  2. 請求項1に記載した切削液浄化装置であって、前記第2次切削液処理装置において濾過材として用いる複数の固形粒状体の内全部又は一部の固形粒状体が銅によって形成されていることを特徴とする切削液浄化装置。
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