JP2006305410A - 難分解性フロンガスの分解方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】PFCガス等の難分解性フロンガスを分解温度を必要以上高くすることなく、分解率を向上させて分解する。
【解決手段】生石灰を含む物質の共存下で、難分解性フロンガスをそれよりも低温で分解するフロンガスまたはSF6ガスと共に約1000℃〜約1500℃に加熱して分解を行う。
【選択図】図2
【解決手段】生石灰を含む物質の共存下で、難分解性フロンガスをそれよりも低温で分解するフロンガスまたはSF6ガスと共に約1000℃〜約1500℃に加熱して分解を行う。
【選択図】図2
Description
本発明は、パーフロロフロン類のうち、特に難分解性フロンガスを高効率で分解することが可能な難燃性フロンガスの分解方法に関する。
冷蔵庫やエアコン等の家庭用電気機器には、CFCやHCFC等のフロンガスが冷媒として使用され、半導体装置製造におけるCVD工程等においてもパーフルオロカーボン(PFC)等のフロンガスが用いられている。これらのフロンガス類の内、塩素を含むフロン類はオゾン層を破壊することから排出量が厳しく制限されている。これに対し、CF4、C2F6等のPFCは塩素を含まず、オゾン層破壊には関与しないため排出量の規制がなされていない。
しかしながら、これらのPFCガスは地球温暖化係数が二酸化炭素の数千倍以上であり、しかも非常に安定でオゾン層内での寿命が極めて長いため、地球温暖化ガスとなる危険性を含んでいる。従って、大気内への排出にあっては、分解し、且つ無害とした後に放出することが好ましい。
以上のようなPFCガスを含んだフロン類の分解方法については、PFC除害装置として触媒を利用する方法やブラズマを利用する方法ならびに熱分解/燃焼を利用する方法に関しての装置が開発されているが、PFCガスの分解率を高くすることができない、NOxガスの発生量が多い等の欠点がある。
PFCガスの分解方法として特開2005−7341号公報、同2004−253699号公報に開示されている。
特開2005−7341号公報記載の方法は、有機ハロゲン化合物をプロパンガス等の可燃性物質及び酸素と混合して火炎ラジカル反応させると共に、火炎ラジカル反応中にプラズマ処理しながら活性アルミナ等の触媒層に接触させるものである。
特開2004−253699号公報記載の方法は、PFCガスを分解するものであり、PFCガスをアンモニアガスと混合しながら水シャワーを通過させて反応器内に導入し、反応器内でPFCガスの熱酸化分解温度まで加熱して分解し、その後、分解ガスを水シャワーを通過させて排出するものである。
しかしながら、特開2005−7341号公報記載の方法では、プラズマ処理ための高圧放電を行う電極が必要であると共に、触媒層を設ける必要があり、排ガス処理を湿式で行うため装置が複雑化するともに、排水処理コストも必要となる。特開2004−253699号公報記載の方法も同様であり、熱酸化分解処理が高温となるため、高温に耐え得るだけの装置が必要であり、装置が大型化するとともにNOxなどの副次的な有害ガスが発生する。
これらの方法に対し、本出願人は石灰焼成炉を用いて有機ハロゲン化合物を分解する方法を出願し、現在公開されている(特許文献1参照)。この方法は、石灰石を充填した焼成炉内を800〜1400℃に加熱して有機ハロゲン化合物を導入するものであり、石灰石の焼成によって生成された生石灰と有機ハロゲン化合物とを反応させることにより有機ハロゲン化合物を分解し、生成したハロゲンを生石灰との反応によって捕捉するものである。この方法では、生石灰を製造するために用いられる焼成炉を有機ハロゲン化合物の分解に使用するものであり、プラズマ発生や触媒分解等の特別な処理が不要となるメリットがある。
特開平10−19227号公報
しかしながら、特許文献1記載の方法では、CFCガス、HCFCガスやHFCガスなどの有機ハロゲン化合物を高効率で分解できるが、CF4、C2F6等のPFCガスは特に安定しているため、分解率を向上させることが難しいものとなっている。
この場合、分解率を向上させるためには、加熱温度を高くすることが考えられるが、そのためには熱源を多く消費することからランニングコストが高騰する問題がある。
本発明は、このような問題点を考慮してなされたものであり、分解のための温度を必要以上高くすることなく、分解率を向上させることができ、これによりランニングコストを安価とすることが可能な難分解性フロンガスの分解方法を提供することを目的とする。
上記目的を解決するため、請求項1記載の発明の難分解性フロンガスの分解方法は、生石灰を含む物質の共存下で、難分解性フロンガスをそれよりも低温で分解するフロンガスまたはSF6ガスと共に約1000℃〜約1500℃に加熱することを特徴とする。
請求項2記載の発明の難燃性フロンガスの分解方法は、加熱によって生石灰を生成する物質の共存下で、難分解性フロンガスをそれよりも低温で分解するフロンガスまたはSF6ガスと共に約1000℃〜約1500℃に加熱することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の難分解性フロンガスの分解方法であって、難分解性フロンガスがCF4またはC2F6であるパーフロロカーボン(PFC)ガスであることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1または請求項2記載の難分解性フロンガスの分解方法であって、難分解性フロンガスよりも低温で分解するフロンガスがクロロフロロカーボン(CFC)ガス、ヒドロクロロフロロカーボン(HCFC)ガスまたはヒドロフロロカーボン(HFC)ガスであることを特徴とする。
本発明によれば、PFCなどの難分解性のフロンガスをこれよりも低い温度で分解するCFCガス、HCFCガス、HFCガスとあるいはSF6ガスとともに、約1000〜約1500℃に加熱された生石灰を含む層を通過させることにより高効率でかつ安価に分解することができる。
本発明の分解対象となる難分解性フロンガスは、CF4またはC2F6からなるPFCガスである。これらのPFCガスは安定であるため単独で加熱しても分解されにくく、例えば、CF4の場合は、1000℃において約30%、1200℃で約50%、1400℃においても高々60%が分解されるのみである。さらにこのガスを、生石灰を含む物質と加熱すると分解率は1000℃において約45%、1200℃で75%程度まで上昇するが分解率としては完全ではない。
しかしながら、PFCガスをこれよりも低い温度で分解するフロンガス或いはSF6ガスとともに生石灰を含む物質と加熱すると、1200℃でも分解率は95%以上となる。これらの現象は以下のメカニズムで理解される。
PFCは安定であるため、熱分解でのC−F結合を解離させるのに高いエネルギーを必要とするが、生石灰はC−F結合の解離エネルギーを低くする触媒作用がある。このため、低い温度でもPFCガスの分解率が大きくなる。しかし分解されない成分が残っていることから未だ充分な分解率とはなっていない。
このC−F結合の解離はラジカル解離によるものと考えられる。PFCガスよりも低温で分解するフロンガス(以下、低温分解性のフロンガスとも記載する。)及びSF6ガスを生石灰の共存下で加熱する場合には、フッ素ラジカルや塩素ラジカルが低い温度で発生する。これは、生石灰がこれらのガス中のC−F結合の解離エネルギーやC−Cl結合の解離エネルギーを低くする触媒作用を有しているためである。これらの低温分解性のフロンガス及びSF6ガスは、生石灰の共存下では、約800℃〜約1000℃の温度範囲で分解してフッ素ラジカルや塩素ラジカルを発生し、発生したフッ素ラジカルや塩素ラジカルがPFCガスのC−F結合の解離に寄与する。これにより、PFCガスの分解温度を低くすることが可能となる。
しかしながら、1000℃未満の温度では低分解性のフロンガスは分解されるが、PFCを分解させるには十分の温度ではない。PFCガスを分解する際の温度は約1000℃以上であれば良いが、分解率を向上させるには約1200℃以上が好ましく、約1300℃以上がさらに好ましい。一方、約1500℃の温度では熱源の使用量が増大すると共に分解処理装置を高度の耐熱性とする必要があるため、コスト的に好ましくない。この温度への加熱は、上述した生石灰を含む物質或いは加熱によって生石灰を生成する物質に対して行う。
本発明において、生石灰を含む物質としては、生石灰単独の他、軽焼ドロマイトを使用できる。あるいはこれらの混合物でも良い。
一方、加熱によって生石灰を生成する物質としては、石灰石、消石灰、あるいはドロマイトを使用することができる。さらに、これらの混合物を使用しても良い。石灰石を採掘した時に廃棄物として産する石灰洗浄ケーキの乾燥物も使用できる。
これらの石灰石や消石灰などの物質は、約800℃〜約1400℃の温度に加熱を行うことにより生石灰を生成する。従って、この加熱後の結果物を難燃性フロンガスの分解処理装置内に組み込んで約1000℃〜約1500℃に加熱しながら難燃性フロンガスを供給することにより難燃性フロンガスを分解することができる。これに限らず、上述した物質を約1000℃〜約1500℃に加熱することにより生石灰を生成させながら難燃性フロンガスを直接に供給しても良く、これによっても難燃性フロンガスを分解することができる。後者の場合には、分解処理装置内への組み込み作業が不要となる点でメリットがある。
上述した生石灰を含む物質及び加熱によって生石灰を生成する物質は、粒状、塊状の形態でフロンガスの分解に使用しても良く、ガスが通過可能な筒形状等の所定形状に成形した形態で使用しても良い。フロンガスとの接触を効率的に行う点では、単位体積中での表面積が大きいことが有利であり、粒状の形態が良好である。一方、取り扱い性の点では、筒形状等の形態が良好である。なお、生石灰を含む物質及び加熱によって生石灰を生成する物質を混合して用いても良い。
分解に際して生じたフッ素ラジカルや塩素ラジカルは生石灰に吸収されて排ガスには流下しない。従って、排出される排ガスには塩素イオンやフッ素イオンなどの有害酸性ガスも存在しないため、水に吸収させて中和するなどの二次的な処理も必要はなくなる。
低温分解性のフロンガスとしては、クロロフロロカーボン(CFC)ガス、ヒドロクロロフロロカーボン(HCFC)ガスまたはヒドロフロロカーボン(HFC)ガスを使用することができる。これらのフロンガスは単一で用いても良く、混合して用いても良い。難燃性フロンガスの分解に対しては、これらのフロンガスの他に、SF6ガスを用いることができる。このSF6ガスは単独で用いても良く、上述した低温分解性のフロンガスと共に用いても良い。
CFCガスとしては、フロン11、12、13、111、112、113、114、115、217やこれらの混合ガスを使用できる。HCFCガスとしては、フロン21、22、123、124、141b、142a、225ca、225cbなどを使用できる。あるいはこれらの混合物でも良い。HFCガスとしては、フロン23、32、125、134a、152aなどを使用でき、これらの混合物でも良い。さらに、臭素を含むハロン類も使用可能である。
PFCガスとこのPFCガスよりも低い温度で分解するフロンガスとの混合比、即ち、PFC/(CFC+HCFC+HFC)比は1〜20、好ましくは1〜10である。さらに、これらのガスの総量に対して、空気を混合しても良い。フロンガス類と空気の混合比は5〜100、好ましくは10〜60、さらに好ましくは、20〜40である。
PFCガスとSF6ガスとの混合比、すなわちPFC/SF6比は、1〜20である。SF6ガスを用いる場合においても、空気を混合しても良い。SF6ガスと空気との混合比は、5〜100である。
さらに、低温分解性のフロンガスとSF6ガスとを混合して用いる場合、PFCガスとこれらの混合ガス(PFC/混合ガス)比は、1〜20である。この場合においても、空気を混合して良く、この場合の混合ガスと空気との混合比は、5〜100である。
図1は以下の実施例に用いる分解処理装置を示す。電気炉等からなる管状炉1には、磁製管2が挿入されることにより磁性管2が管状炉1内で加熱されるようになっている。磁製管2の内部には、生石灰を含む物質または/及び加熱によって生石灰を生成する物質が充填される。磁製管2には、出口部分に流量計3を備えたガスボンベ4(4a、4b、4c)が接続され、それぞれのガスボンベ4からのガスが磁製管2を流通するようになっている。磁製管2の出口部分には、インピンジャー5が接続され、インピンジャー5にテドラーバッグ6が接続されている。インピンジャー5は分解処理によって発生したHFガス等の毒性ガスを捕捉するものであり、テドラーバッグ6は排ガスを採取するものである。
(実施例1)
粒子径2〜4mmの生石灰(上田石灰製造株式会社製)70gを外径3.0mmφ、内径2.4mmφ、長さ75cmの磁製管2に充填し、両端をシリカウールで固定した。そして、生石灰を充填した磁製管2を管状炉1に貫通するように取り付け、管状炉1の温度を1200℃に昇温する。管状炉の温度が1200℃に到達したところで、ガスホンベ4aからCF4ガスを5ml/min、ガスボンベ4bからフロン22ガスを5ml/min、ガスボンベ4cから空気を90ml/minの流量で1時間投入した。0.1MのNaOH水溶液の入ったインピンジャー5を管状炉1の後段に2連で設置し、HFなどの発生に備えた。インピンジャー5の後段にテドラーバック6を設置し、排ガスを採取した。
粒子径2〜4mmの生石灰(上田石灰製造株式会社製)70gを外径3.0mmφ、内径2.4mmφ、長さ75cmの磁製管2に充填し、両端をシリカウールで固定した。そして、生石灰を充填した磁製管2を管状炉1に貫通するように取り付け、管状炉1の温度を1200℃に昇温する。管状炉の温度が1200℃に到達したところで、ガスホンベ4aからCF4ガスを5ml/min、ガスボンベ4bからフロン22ガスを5ml/min、ガスボンベ4cから空気を90ml/minの流量で1時間投入した。0.1MのNaOH水溶液の入ったインピンジャー5を管状炉1の後段に2連で設置し、HFなどの発生に備えた。インピンジャー5の後段にテドラーバック6を設置し、排ガスを採取した。
テドラーバック6で採取した排ガスをガスクロマトグラフィー(検出器:TCD、カラム:モレキュラーシーブ、カラム温度:160℃)を用いてCF4濃度を測定した。CF4の分解率は式1により求めた。
CF4分解率=分解後のCF4濃度/(分解前のCF4ガス流量/全ガス流量)……式1
CF4分解率=分解後のCF4濃度/(分解前のCF4ガス流量/全ガス流量)……式1
この実施例の結果を表1および図2に示す。
(実施例2〜4)
実施例1と同様の方法で、管状炉1の温度のみを900℃、1000℃、1400℃に変更してCF4の分解率を求めた。結果を表1および図2に示す。
実施例1と同様の方法で、管状炉1の温度のみを900℃、1000℃、1400℃に変更してCF4の分解率を求めた。結果を表1および図2に示す。
(比較例1〜4)
磁製管2の中に生石灰を充填せず、CF4を5mlと空気を95ml流し、管状炉1の温度を900℃、1000℃、1200℃および1400℃とし、実施例1と同様の方法でCF4の分解率を求めた。結果を表1および図2に示す。
磁製管2の中に生石灰を充填せず、CF4を5mlと空気を95ml流し、管状炉1の温度を900℃、1000℃、1200℃および1400℃とし、実施例1と同様の方法でCF4の分解率を求めた。結果を表1および図2に示す。
(比較例5〜8)
磁製管2の中に生石灰を充填し、以下比較例1〜4と同様の方法でCF4の分解率を求めた。結果を表1および図2に示す。
磁製管2の中に生石灰を充填し、以下比較例1〜4と同様の方法でCF4の分解率を求めた。結果を表1および図2に示す。
(実施例5〜7)
生石灰に替えて、2〜4mmの石灰石70gを使用し、実施例1と同様の方法で、管状炉1の温度のみを1000℃、1200℃、1500℃に変更してCF4の分解率を求めた。結果を表2に示す。
生石灰に替えて、2〜4mmの石灰石70gを使用し、実施例1と同様の方法で、管状炉1の温度のみを1000℃、1200℃、1500℃に変更してCF4の分解率を求めた。結果を表2に示す。
(実施例8及び9)
実施例1と同様の方法で、フロン134aの投入量を10ml/min、50ml/minに変更してCF4の分解率を求めた。結果を表2に示す。
実施例1と同様の方法で、フロン134aの投入量を10ml/min、50ml/minに変更してCF4の分解率を求めた。結果を表2に示す。
(実施例10〜12)
フロン22に替えてSF6を使用し、実施例1と同様の方法で、管状炉1の温度を1200℃、1300℃、1500℃としてCF4の分解率を求めた。結果を表2に示す。
フロン22に替えてSF6を使用し、実施例1と同様の方法で、管状炉1の温度を1200℃、1300℃、1500℃としてCF4の分解率を求めた。結果を表2に示す。
(実施例13及び14)
CF4に替えてC2F6を使用し、実施例1と同様の方法で、管状炉1の温度を1200℃、1400℃としてCF4の分解率を求めた。結果を表2に示す。
CF4に替えてC2F6を使用し、実施例1と同様の方法で、管状炉1の温度を1200℃、1400℃としてCF4の分解率を求めた。結果を表2に示す。
1 管状炉
2 磁製管
3 流量計
4 ガスボンベ
5 インピンジャー
6 テドラーバッグ
2 磁製管
3 流量計
4 ガスボンベ
5 インピンジャー
6 テドラーバッグ
Claims (4)
- 生石灰を含む物質の共存下で、難分解性フロンガスをそれよりも低温で分解するフロンガスまたはSF6ガスと共に約1000℃〜約1500℃に加熱することを特徴とする難分解性フロンガスの分解方法。
- 加熱によって生石灰を生成する物質の共存下で、難分解性フロンガスをそれよりも低温で分解するフロンガスまたはSF6ガスと共に約1000℃〜約1500℃に加熱することを特徴とする難分解性フロンガスの分解方法。
- 難分解性フロンガスがCF4またはC2F6であるパーフロロカーボン(PFC)ガスあることを特徴とする請求項1または請求項2記載の難分解性フロンガスの分解方法。
- 難分解性フロンガスよりも低温で分解するフロンガスがクロロフロロカーボン(CFC)ガス、ヒドロクロロフロロカーボン(HCFC)ガスまたはヒドロフロロカーボン(HFC)ガスであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の難分解性フロンガスの分解方法。
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2005
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20101018 |