JP2006305204A - Ct画像表示方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 3次元CT撮影されたボリュームを操作者が迅速かつ容易に全体像の把握と微細な領域の観察を行えるようにする。
【解決手段】 CT画像表示において、3次元領域の中の関心点を通り相互に直交する3つの断層面の断層面画像を、相互に関連して表示装置の画面に表示する。画像を変倍するときは、画像の倍率を変化させる操作手段を画面に表示し、前記X断層面画像、Y断層面画像およびZ断層面画像のいずれかについて倍率の変化が操作者により指示されたとき、前記関心点が前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像を表示する表示領域の内部にあるようにして前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像を作成して画面に表示する。
【選択図】図10

Description

本発明は3次元CT画像の表示に関するものである。
X線CT撮影では、X線の投影データを収集し、そのデータを基を再構成して、断面像が得られる。また被写体の3次元データはたとえばボクセルデータとして表現され、ボクセルデータを基に表面形状が表示される。
再構成データを表示する方法には、スライス断面法(MPR)がある。再構成データを直感的に分かりやすく表示するため、たとえば、特開2002−11000号公報に記載された3次元表示では、任意の点を通るX断層画像、Y断層画像及びZ断層画像を1つの画面内に、通常の正面図、平面図、側面図のように互いに関連づけて表示する。正面、上面、側面から見た断層画像が表示されるので画像が直感的に分かりやすい。ここで、Xカーソル、Yカーソル、Zカーソルを画面に表示し、いずれかのカーソルを移動すると、そのカーソルに対応する軸方向での移動位置に対応した断層画像が選択され表示される。また、任意の方向に回転して見た画像も作成し表示できる。たとえば、カーソルの移動に対応して画像を表示する。なお、X断層画像、Y断層画像及びZ断層画像は複数の断層面に対してあらかじめ作成され記憶されている。
特開2002−11000号公報
従来は、CT画像の表示において、大きな領域を一度に詳細に再構成し、これに基づく画像によって操作者は全体像の把握及び詳細の観察を行っていた。従来は、CT画像の大きさが小さく、また、画像の解像度も小さかったため、再構成画像は画面の中に表示できていた。ところが、CT画像の大型化と画像の細かさが増大してきたため、再構成画像の表示が問題となってきている。たとえば、従来のCT画像表示では、CT画像の関心領域を中心とする拡大縮小回転ができなかった。また、ボリューム・レンダリング画像の関心領域とスライス断面像の関心領域を関連づけて制御と表示をすることができなかった。このため、操作者は、全体像の把握と微細な領域の観察の間を行き来するごとに関心領域を見失い、本来読図に注がれるべき注意力がそがれ、迅速に3次元構造を認識することができなかった。
本発明の目的は、3次元CT撮影されたボリュームを操作者が迅速かつ容易に全体像の把握と微細な領域の観察を行えるようにすることである。
本発明に係るCT画像表示方法は、CT撮影により得られた3次元領域の再構成データを再構成し、前記3次元領域の中の関心点を通り相互に直交する3つの断層面の断層面画像を、相互に関連して表示装置の画面に表示する。このCT画像表示方法では、被写体から収集された投影データを再構成して被写体の3次元領域の再構成データを作成する。次に、被写体内の関心点をとおるXYZ座標系のX断層面、Y断層面およびZ断層面の画像であるX断層画像、Y断層画像およびZ断層画像を、前記再構成データを基に生成する。そして、前記X断層面画像、Y断層面画像およびZ断層面画像を、前記X断層面、Y断層面およびZ断層面のそれぞれの他の断層面への投影線であるXカーソル、YカーソルおよびZカーソルとともに表示装置の画面上に表示する。次に、画像の倍率を変化させる操作手段を画面に表示し、前記X断層面画像、Y断層面画像およびZ断層面画像のいずれかについて倍率の変化が操作者により指示されたとき、前記関心点が前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像を表示する表示領域の内部にあるようにして前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像を作成して画面に表示する。
前記CT画像表示方法において、好ましくは、画像の拡大の場合、前記X断層面画像、Y断層面画像およびZ断層面画像のいずれかにおいて、その画像のいずれかの端が当該画像の表示領域の境界に接すると、関心点を表示領域の中心の方向に移動して前記X断層面画像、Y断層面画像およびZ断層面画像を拡大する。また、好ましくは、画像の縮小の場合、前記X断層面画像、Y断層面画像およびZ断層面画像の大きさが当該画像を表示する表示領域より小さくなると、関心点を表示領域の中心の方向に移動して前記X断層面画像、Y断層面画像およびZ断層面画像を拡大する。また、好ましくは、あらかじめ前記X断層面、Y断層面およびZ断層面に平行な複数の断層面の断層面画像を所定の間隔で切り出して記憶装置に記憶しておき、前記3次元領域内の任意の点についての前記X断層面画像、Y断層面画像およびZ断層面画像の表示の際に、対応する断層面画像を前記記憶手段から読み出して画面上に表示する。
前記CT画像表示方法において、好ましくは、さらに、被写体の関心点を中心としてボリューム・レンダリング画像を前記再構成データを基に生成する。次に、前記倍率の変化が操作者により指示されたとき、前記関心点が前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像を表示する表示領域の内部にあるようにして前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像並びに前記ボリューム・レンダリング画像を作成して画面に表示する。
前記CT画像表示方法において、好ましくは、画像の拡大の場合、被写体から収集された前記投影データを、より小さなボクセルを用いて再構成して被写体の3次元領域の再構成データを再生成する。次に、前記関心点をとおるX断層面、Y断層面およびZ断層面の画像であるX断層画像、Y断層画像およびZ断層画像を、再生成された前記再構成データを基に生成し、また、被写体の関心点を中心としてボリューム・レンダリング画像を、再生成された前記再構成データを基に生成する。そして、作成された前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像並びに前記ボリューム・レンダリング画像を、Xカーソル、YカーソルおよびZカーソルとともに画面に表示する。
また、前記CT画像表示方法において、好ましくは、画像の拡大の場合、被写体から収集された前記投影データを、より大きなボクセルを用いてまたは投影データを間引きして再構成して被写体の3次元領域の再構成データを再生成する。次に、前記ボリューム・レンダリング画像を前記再構成データを基に作成して、画面に表示する。次に、表示された画面において、被写体の全体の大きさより小さい関心領域の、操作者による指定を受け取り、そして、前記関心領域のみの再構成データをボクセルサイズを小さくして再構成する。次に、前記X断層面画像、Y断層面画像およびZ断層面画像および前記ボリューム・レンダリング画像を、再構成された前記再構成データを基に作成して、前記X断層面、Y断層面およびZ断層面のそれぞれの他の断層面への投影線であるXカーソル、YカーソルおよびZカーソルとともに表示装置の画面上に表示する。
前記CT画像表示方法において、好ましくは、拡大または縮小された前記ボリューム・レンダリング画像において操作者により関心点を中心とする像の回転が指示されると、指示された回転に対応してボリューム・レンダリング画像を生成する。また、前記回転によるUVW座標系への変換に対応して設定されるU断層面、V断層面および/またはW断層面のU断層面画像、V断層面画像および/またはW断層面画像を生成する。そして、生成された前記ボリューム・レンダリング画像及び前記U断層面画像、V断層面画像およびW断層面画像を、前記U断層面、V断層面、W断層面のそれぞれの他の断層面への投影線であるUカーソル、Vカーソル、Wカーソルとともに画面上に表示する。
前記CT画像表示方法において、好ましくは、前記X断層面画像、Y断層面画像およびZ断層面画像のいずれかにおいて操作者により像の回転が指示されると、他の2つの断層面画像を、指示された角度だけ回転して生成し、かつ、指示された角度だけ回転されたボリューム・レンダリング画像を生成する。そして、前記回転によるUVW座標系への変換に対応して設定されるU断層面、V断層面、W断層面のそれぞれの他の断層面への投影線であるUカーソル、Vカーソル、Wカーソルとともに画面上に表示する。
前記CT画像表示方法において、好ましくは、前記前記Xカーソル、YカーソルおよびZカーソルのいずれかが移動されると、その移動に対応して前記X断層面画像、Y断層面画像およびZ断層面画像および前記ボリューム・レンダリング画像を作成し表示する。
本発明に係るCT画像表示装置は、CT撮影により得られた3次元領域の再構成データを再構成し、前記3次元領域の中の関心点を通り相互に直交する3つの断層面の断層面画像を、相互に関連して表示装置の画面に表示する。この画像表示装置は、被写体から収集された投影データを再構成して被写体の3次元領域の再構成データを作成する再構成データ生成手段と、被写体の関心点をとおるX断層面、Y断層面およびZ断層面の画像であるX断層画像、Y断層画像およびZ断層画像を、前記再構成データを基に生成する断層画像生成手段と、前記X断層面画像、Y断層面画像およびZ断層面画像を、前記X断層面、Y断層面およびZ断層面のそれぞれの他の断層面への投影線であるXカーソル、YカーソルおよびZカーソルとともに表示装置の画面上に表示する表示手段と、画面に表示され、操作者が画像の倍率を変化させる操作手段とを備える。そして、前記X断層面画像、Y断層面画像およびZ断層面画像のいずれかについて倍率の変化が操作手段により指示されたとき、前記断層画像生成手段は、前記関心点が前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像を表示する表示領域の内部にあるようにして前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像を作成し、前記表示手段は、作成された前記前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像を画面に表示する。
前記CT画像表示装置において、好ましくは、前記操作手段により画像の拡大が操作された場合、前記断層画像生成手段は、前記X断層面画像、Y断層面画像およびZ断層面画像のいずれかにおいて、その画像のいずれかの端が当該画像の表示領域の境界に接すると、関心点を表示領域の中心の方向に移動して前記X断層面画像、Y断層面画像およびZ断層面画像を拡大する。
前記CT画像表示装置において、好ましくは、前記操作手段により画像の縮小が操作された場合、前記断層画像作成手段は、前記X断層面画像、Y断層面画像およびZ断層面画像の大きさが当該画像を表示する表示領域より小さくなると、関心点を表示領域の中心の方向に移動して前記X断層面画像、Y断層面画像およびZ断層面画像を拡大して生成する。また、好ましくは、さらに、あらかじめ前記X断層面、Y断層面およびZ断層面に平行な複数の断層面の断層面画像を所定の間隔で記憶する記憶装置を備え、前記表示手段は、前記3次元領域内の任意の点についての前記X断層面画像、Y断層面画像およびZ断層面画像の表示の際に、対応する断層面画像を前記記憶手段から読み出して画面上に表示する。また、好ましくは、さらに、被写体の関心点を中心としてボリューム・レンダリング画像を前記再構成データを基に生成するボリューム・レンダリング画像生成手段を備え、前記X断層面画像、Y断層面画像およびZ断層面画像のいずれかについて倍率の変化が操作手段により指示されたとき、前記断層画像生成手段及び前記ボリューム・レンダリング画像生成手段は、前記関心点が前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像を表示する表示領域の内部にあるようにして前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像並びに前記ボリューム・レンダリング画像を作成し、前記表示手段は、作成された前記前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像並びに前記ボリューム・レンダリング画像を画面に表示する。
前記CT画像表示装置において、好ましくは、前記操作手段により画像の拡大が操作された場合、前記再構成データ手段は、被写体から収集された前記投影データを、より小さなボクセルを用いて再構成して被写体の3次元領域の再構成データを再生成する。ここで、前記断層画像生成手段は、前記関心点をとおるX断層面、Y断層面およびZ断層面の画像であるX断層画像、Y断層画像およびZ断層画像を、再生成された前記再構成データを基に生成し、また、前記ボリューム・レンダリング画像生成手段は、再生成された前記再構成データを基に、被写体の関心点を中心としてボリューム・レンダリング画像を生成する。そして、前記表示手段は、生成された前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像並びに前記ボリューム・レンダリング画像をXカーソル、YカーソルおよびZカーソルとともに画面に表示する。
前記CT画像表示装置において、好ましくは、さらに、表示された画面において、被写体の全体の大きさより小さい関心領域の、操作者による指定を受け取る指示手段、前記関心領域のみの再構成データをボクセルサイズを小さくして再構成する再構成手段を備える。ここで、前記再構成データ手段は、画像の拡大の際、被写体から収集された前記投影データを、より大きなボクセルを用いてまたは投影データを間引きして再構成して被写体の3次元領域の再構成データを再生成する。前記ボリューム・レンダリング画像生成手段は、前記ボリューム・レンダリング画像を前記再構成データを基に作成して、画面に表示する。前記表示手段は、前記X断層面画像、Y断層面画像およびZ断層面画像および前記ボリューム・レンダリング画像を、再構成された前記再構成データを基に作成して、前記X断層面、Y断層面およびZ断層面のそれぞれの他の断層面への投影線であるXカーソル、YカーソルおよびZカーソルとともに表示装置の画面上に表示する。
前記CT画像表示装置は、好ましくは、さらに、拡大または縮小された前記ボリューム・レンダリング画像において操作者が関心点を中心とする像の回転を指示する指示手段を備える。ここで、前記ボリューム・レンダリング画像生成手段は、前記指示手段により指示された回転に対応してボリューム・レンダリング画像を生成し、また、前記断層画像生成手段は、前記回転によるUVW座標系への変換に対応して設定されるU断層面、V断層面および/またはW断層面のU断層面画像、V断層面画像および/またはW断層面画像を生成する。そして、前記表示手段は、生成された前記ボリューム・レンダリング画像及び前記U断層面画像、V断層面画像およびW断層面画像を、前記U断層面、V断層面、W断層面のそれぞれの他の断層面への投影線であるUカーソル、Vカーソル、Wカーソルとともに画面上に表示する。
前記CT画像表示装置は、好ましくは、さらに、前記X断層面画像、Y断層面画像およびZ断層面画像のいずれかにおいて操作者が像の回転を指示する指示手段を備える。前記断層画像生成手段は、他の2つの断層面画像を、指示された角度だけ回転して生成し、また、前記ボリューム・レンダリング画像生成手段は、指示された角度だけ回転されたボリューム・レンダリング画像を生成する。そして、前記表示手段は、前記回転によるUVW座標系への変換に対応して設定されるU断層面、V断層面、W断層面のそれぞれの他の断層面への投影線であるUカーソル、Vカーソル、Wカーソルとともに画面上に表示する。
本発明の1つの効果は、操作者が迅速かつ容易に全体像の把握と微細な領域の観察を行えることである。
以下、添付の図面を参照して発明の実施の形態を説明する。
図1は、CT撮影により得られた断層画像の表示をするCT画像表示装置の1例であるコンピュータ10の一例の構成を示す。コンピュータ10は、全体を制御する中央処理装置12、プログラムなどを記憶するROM14、ワークエリアとして使用されるRAM16、使用者の入力を受け入れるキーボード、マウスなどの入力装置18、画面に各種データなどを表示するディスプレイ装置20、補助記憶装置であるハードディスク装置22を備える。
補助記憶装置であるハードディスク装置22には、OSなどの各種プログラムやデータ(図示しない)が記憶されるほか、被写体から収集された投影データ30、投影データの再構成により得られた3次元領域の再構成データ(ボリュームデータ)32、再構成データから作成された断層画像であるスライス画像データ34、投影データから画像を再構成する画像再構成プログラム36(再構成データ生成手段)、3次元表示を実現する表示プログラム38(断層画像生成手段、ボリューム・レンダリング画像生成手段)が記憶される。再構成データを表示する方法には、スライス断面法とボリューム・レンダリング法があり、両方の長所を取り入れることが望ましい。そこで、表示プログラム38は、後で説明するように、3つのスライス画像とボリューム・レンダリング画像をディスプレイ装置20の画面に表示する。
画像再構成プログラム36による画像再構成計算により、被写体の3次元領域において、その3次元領域を構成する各点(ボクセル)について再構成データが得られる。この3次元領域について相互に直交するXYZ直交座標系を設定すると、このXYZ座標系において、ある点P(x,y,z)のボクセル値V(x,y,z)が決まる。いいかえれば、3次元領域の任意の点PをX断層面、Y断層面、Z断層面が通っている。この任意の点Pは、後述の関心点として設定される。
図2に示すように、ディスプレイ装置20の画面50に、こうして得られたX、Y、Z断層画像の内、3次元領域内の任意の1点P(たとえば3次元領域の中心)を含むX断層画像52X、Y断層画像52Y、Z断層画像52Zを取り出して、同時に表示する。ここで、3枚の断層画像を通常の正面図、平面図、側面図のように左上、左下及び右下に配列する。このため、任意の1点を通る断面を、正面、上面、側面から見た3面の断層画像が対比されて表示されるので、それらの断層画像の相対的な関係が直感的に分かりやすくなる。また、X断層画像52X、Y断層画像52Y、Z断層画像52Zのそれぞれには、他の二つの断層面の投影線であるXカーソル54X、Yカーソル54Y、Zカーソル54Z(指示手段)をも表示する。つまり、X断層画像52XにはYカーソル54Y、Zカーソル54Zを、Y断層画像52YにはZカーソル54Z、Xカーソル54Xを、Z断層画像52ZにはXカーソル54X、Yカーソル54Yを表示する。つまり、それぞれ、X断層画像52Xに表示されたYカーソル54Yは、X断層面を横切るY断層面の位置を示し、Zカーソル54ZはZ断層面の位置を示し、Y断層画像52Yに表示されたZカーソル54ZはZ断層面の位置を示し、Xカーソル54XはX断層面の位置を示し、Z断層画像52Zに表示されたXカーソル54XはX断層面の位置を示し、Yカーソル54YはY断層面の位置を示している。したがって、3つのX断層画像52X、Y断層画像52Y、Z断層画像52Zの相対的な関係が直感的に分かりやすい。各断面の交点は関心点すなわち被写体の関心領域の中心である。
さらに、右上にボリューム・レンダリング画像56を表示する。ボリューム・レンダリング画像56は、そのときの関心領域の中心を画面の中心として描かれる。三面図の左上をアキシャル図、左下をコロナル図、右下をサジタル図とすると、ボリューム・レンダリング図の視線方向はコロナル図の断面法線ベクトルと平行である。3つの断面像52X、52Y、52Zとボリューム・レンダリング像56を同時に1つの画面に表示することにより、操作者は、3次元関心領域全体の位置と方向を理解するのと同時に、関心領域特有の方向にスライス断面図を得ることができる。ボリューム・レンダリング画像56において、関心点の位置は、操作者によりXカーソル54X、Yカーソル54Y、Zカーソル54Zで指示されるようになっている。すなわち、関心領域にスライスカーソルを合わせることができ、ボリューム・レンダリング画像56とリアルタイムで連動される。図3は、画面表示の1例を示す。
いま、ボリューム・レンダリング画面内でマウス(指示手段)で関心領域の回転が指示されると、また、3面図の画像内でマウスをドラッグすると、それに応じて、回転によるXYZ座標系からX’Y’Z’座標系への変換に対応して設定されるX’断層面、Y’断層面および/またはZ’断層面のX’断層画像、Y’断層画像および/またはZ’断層画像とボリューム・レンダリング画像56とを作成し表示する。ここで、また、X’断層面、Y’断層面、Z’断層面のそれぞれの他の断層面への投影線であるX’カーソル、Y’カーソル、Z’カーソルとともに画面上に表示する。画像回転の際、「関心領域の中心」は常に元の3次元位置に追従する。また、3面図52X、52Y、52Zに同時に表示されているXカーソル54X、Yカーソル54Y、Zカーソル54Zが画面上で平行に移動され、又は、回転されるのに伴い、移動されたカーソルに対応した3面の断層画像52X、52Y、52Zとボリューム・レンダリング画像56を作成して表示する。このように、ボリューム・レンダリングされた3次元画像と3つの断面図の表示と操作を連動させることで、操作者の3次元オブジェクト理解を容易にする。本願においては、3次元の座標をX、Y、Zのアルファベットを用いて示すが、この座標から新たに画像の回転による変換が行われる場合は、特にその変換時のみ、変換後の座標をX’、Y’、Z’のアルファベットを用いて示し、変換が完了した後には、元通りに3次元の座標をX、Y、Zのアルファベットを用いて示すものとする。
図11は、Zカーソル54Zを移動させて、図3の関心領域のZ座標を変更した例である。Z座標の変更に伴い、Z断層画像52Zが新たなスライス画像を表示している。
ボリューム・レンダリング画像56は、そのときの関心領域の中心を画面の中心として描かれるので、Z座標の変更に伴い、新たな関心領域の中心が画面の中心になるよう、移動する。このように、Xカーソル54X、Yカーソル54Y、Zカーソル54Zが前記画面上で操作者により移動されると、移動されたカーソルに対応した前記X断層画像、Y断層画像、Z断層画像、および、移動されたカーソルの位置に対応する関心点を中心とするボリューム・レンダリング画像が生成されて画面に表示されるようになっている。すなわち、前記前記Xカーソル、YカーソルおよびZカーソルのいずれかが移動されると、その移動に対応して前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像および前記ボリューム・レンダリング画像が新たに作成され表示される。
図4に、図3のアキシャル図を回転させたとき、または、ボリューム・レンダリング画像56を横方向に回転させたときの状況を示す。関心領域の中心は図3と同じ点を示している。ここで、コロナル図、サジタル図は断面の方向が変更されている。Zスライスカーソルが移動され、Z断面(左上)はそれに応じて変化される。また、たとえばZ断面が回転されると、それに応じて、Y断面(左下)とX断面(右下)が変換され、ボリューム・レンダリング画像もそれに応じて方向を変える。このように、関心領域の位置だけでなく、方向も任意に設定できる。
画像表示プログラム38は、座標軸の回転処理を行うことによって、元のXYZ座標系に対して希望の角度回転させたX’Y’Z’座標系について、同様に、3つの断層画像とボリューム・レンダリング画像の作成と表示をすることができる。なお、画像の回転の指示が長時間連続的になされるとき、その途中でも、適当な回転間隔で3面とボリューム・レンダリング画像が作成され表示される。その間隔は任意に設定すればよい。
画像の回転の計算について説明すると、いま図5に示すように、3次元空間の単位ベクトルnを軸に、画像の中の1点の位置を表す3次元空間のベクトルaを右ネジの方向に角度θだけ回転させたとすると、回転により得られたベクトルaは以下のように表される。
Figure 2006305204
したがって、単位ベクトルnと角度θを元に回転後の位置が計算できる。画像の各点についてこの計算を行うことにより回転された画像が得られる。
ボリューム・レンダリング画像56及び断層画像の回転をするとき、ボリュームと観察者の相対関係を表すため、次の5つのベクトルを考える必要がある。
(1)視点の位置ベクトルp
(2)関心領域の中心の位置ベクトルp
(3)視線方向の単位ベクトルY=(p−p)/|p−p
(4)画面の「上方向」の単位ベクトルZ(ベクトルYに垂直)
(5)画面の「右方向」の単位ベクトルX=Y×Z
これらの5ベクトルを基にボリューム・レンダリング及びスライス処理を行う。ただし、独立に設定できるパラーメータはp、pおよびZのみである。
画面の中でボリューム・レンダリング画像を反時計回りにθ回転させるためには2とおりの方法がある。
(1)ボリュームを画面の奥行きベクトルを軸としてθ回転させる。
(2)画面枠を画面奥行きベクトルを軸として−θ回転させる。
ここでは、後者の方法を採り、ベクトルの成分を表すための座標軸はボリューム・レンダリング画像56に固定する。
図6は、ボリューム・レンダリング画面で画面に垂直な軸を中心にボリュームを回転させた場合の表示の例を示す。この場合、視線方向の単位ベクトルYの周りに、画面の「上方向」の単位ベクトルZと画面の「右方向」の単位ベクトルXをθ回転させればよい。
Figure 2006305204
ここで、R(n,θ)は、回転軸方向の単位ベクトルnの周りの角θ回転させる演算子である。この場合、視点の位置ベクトルpと関心領域の中心の位置ベクトルpは動いていないので、再描画は(p,p,Z’)を元に行う。
図7は、ボリューム・レンダリング画面で、画面に平行な軸を中心にボリューム・レンダリング画像56を回転させて表示する例を示す。ユーザーは、ボリューム・レンダリング画面でマウスをドラッグして回転を指示する。ドラッグした距離が角度θに対応し、ドラック方向に垂直な方向がベクトルnである。そこで、画面平面内のベクトルnを軸として、画像を−θ回転させる。
Figure 2006305204
このとき、関心領域の中心を回転中心としたため、pは不動であり(p=p')、視点と関心領域の中心との距離は不変である(|p’−p’|=|p−p|)。したがって視点を
Figure 2006305204
によって与えられるp'eに動かさなくてはならない。このようにして求めたベクトルを元に再描画を行う。
スライス断面画像(断層画像)は以下のように作成できる。いまボリュームの中心をとおりベクトルX、Y、Zに平行な直線をX軸、Y軸、Z軸と呼ぶことにする。これらの軸に垂直な面でスライス断面像を作成する。たとえば、Xスライス断面として、Y軸とZ軸を含む面(X平面)に平行な面をとり、さらに画面の中心にX軸が来るようにスライス像を作成する。これにより、Xスライス断面のX平面からの距離を変化させたときに、一貫性のある表示が得られる。Yスライス断面像とZスライス断面像も同様に作成できる。スライスの厚さは適当に設定する。なお、スライス断面画像の回転の計算は、上述のボリューム・レンダリング画像の回転の計算において、回転軸nがベクトルX、Y、Zのいずれかである場合であり、上述の計算の特殊な場合にすぎない。
図8は、画面において操作者によりスライスの回転を指示された場合の画像表示のフローチャートである。上向き単位ベクトルZの周りの回転が指示されると(S10でYES)、前向き単位ベクトルYと右向き単位ベクトルXを回転する(S12)。(なお、X=Y×Zの関係がある。)また、右向き単位ベクトルXの周りの回転が指示されると(S16でYES)、前向き単位ベクトルYとZ軸を回転する(S18)。いずれの場合でも、次に、前向き単位ベクトルYと関心領域中心位置ベクトルpから視点位置ベクトルpを計算する(S14)。また、前向き単位ベクトルYの周りの回転が指示されると(S20)、上向き単位ベクトルZと右向き単位ベクトルXを回転する(S22)。次に、これらのベクトル値を元に画像を生成する。まず、関心領域中心位置ベクトルp、前向き単位ベクトルY、右向き単位ベクトルXおよび上向き単位ベクトルZを元にスライス図を描画し(S24)、次に、視点位置ベクトルp、関心領域中心位置ベクトルp、前向き単位ベクトルY、右向き単位ベクトルXおよび上向き単位ベクトルZを元にボリューム・レンダリング(VoIR)像を描画する(S26)。
図9は、画面において操作者によりボリューム・レンダリング画像の回転を指示された揚合のフローチャートである。操作者の指示から回転軸単位ベクトルnと回転角θを求める(S40)。次に、前向き単位ベクトルY、右向き単位ベクトルX、上向き単位ベクトルZを回転軸単位ベクトルnの周りに角度θ回転し(S42)、また、前向き単位ベクトルYと関心領域中心位置ベクトルpから視点ベクトルpを計算する(S44)。そして、関心領域中心位置ベクトルp、前向き単位ベクトルY、右向き単位ベクトルXおよび上向き単位ベクトルZを元にスライス図を描画し(S46)、また、視点位置ベクトルp、関心領域中心位置ベクトルP、前向き単位ベクトルY、右向き単位ベクトルXおよび上向き単位ベクトルZを元にボリューム・レンダリング像を描画する(S48)。
また、ボリューム・レンダリング画像としては、X,Y,ZまたはX’,Y’,Z’の3つの断層面のいずれかで切断された切断面の画像を含むように表示してもよい。図10は、そのようなボリューム・レンダリング画像の1例を示す。ここで、たとえば関心点が含まれる切断面58において切断されたボリューム・レンダリング画像が表示される。また、画面上での切断面の位置(座標)と方向を固定しておくと、操作者により視点の移動が指示されるとき、切断面の位置を固定したまま、画面内で画像が移動していく。
なお、あらかじめ3次元領域の再構成データから所定の間隔でX断層画像、Y断層画像、Z断層画像をスライス画像データとして切り出して記憶しておき、要求に応じてディスプレイ装置20の画面に表示してもよい。この場合、画像表示プログラム38は、あらかじめ、3次元領域を所定間隔で切り出して、断層画像を作成しておく。ここで、X軸に垂直な面つまりX断層面についてのX断層画像の切り出しは、所定の間隔のx座標(x=x0,x1,...,xn)を決めて、このx座標を持つX断層面上のボクセル値V(x,y,z)を2次元平面に並べれば良い。座標xmにおいてこうして得られたX断層画像をX(y,z)xmと記述する。この方法で予めX軸に垂直なX断層面の画像すなわちX(y,z)x0、X(y,z)x1、・・・、X(y,z)xnをで切り出しておく。同様にして、Y軸に垂直なY断層面の画像Y(z,x)y0、Y(z,x)y1、・・・、Y(z,x)ynを所定間隔で切り出し、Z軸に垂直なZ断層面の画像Z(x,y)z0、Z(x,y)z1、・・・、Z(x,y)znを所定間隔で切り出しておく。1例では、41枚のX断層面、41枚のY断層面および31枚のZ断層面を作成する。カーソルが移動されると、それの位置に対応した断層面の画像が読み出され表示される。
次に、CT画像の拡大/縮小について説明すると、拡大/縮小は、XYZカーソルの交差する3次元空間上の点である関心領域の中心を基に行う。図10は、スライス断面像の1例の拡大と縮小の例を示す。3面の断面像およびボリューム・レンダリング画像の何れかを指定して拡大/縮小率(倍率)が指定されると、指定された画像または全ての画像の拡大/縮小率が変化する。拡大の際は、画像が表示領域の枠内に収まらなくなってくる。画像が表示領域の枠に接触すると、接触した位置を固定して、拡大率に応じて関心領域の中心が表示領域の中央に移動していく。関心領域の中心が表示領域の中央に達すると、関心領域の中心を固定して拡大が続けられる。この関心領域の移動は、画面における左右と上下の2方向についてそれぞれ行われる。一方、縮小の際は、画像領域内で、画像全体の中心を中心として画像を縮小して表示する。拡大/縮小された画像を縮小/拡大する際は、関心領域の中心の位置は拡大/縮小の場合と逆に移動していき、元の位置に戻っていく。(なお以下では全ての画像の拡大/縮小率が変化する場合について説明するが、指定された画像のみを拡大/縮小する場合も同様に処理できることは明かである。)
また、ボリュームの切りなおしを指示することもできる。たとえば、拡大/縮小の途中では、元の画像より粗く画像を表示し、拡大/縮小の最終段階では、元の画像と同様の細かさで画像を表示する。これにより、拡大/縮小の途中での画像処理の処理負荷を小さくできる。
また、ボリューム再構成領域のみで拡大/縮小をすることもできる。3次元関心領域設定手段の1例であるマウスで関心領域を再指定すると、これに応じて、その領域においてボリューム(再構成データ)が投影データから再構成される。これにより、拡大/縮小に要する時間を短縮できる。
なお、拡大/縮小された画像についての各種操作は、拡大/縮小の前の画像と同様に行えるようにして、操作感を拡大前と同じに保つ。たとえば、拡大された画像上で、XYZカーソルを移動することにより、拡大前と同様にスライス面を移動できる。また、操作者は、関心領域の回転は、拡大された画像上で、スライス断面像またはボリューム・レンダリング像を操作することにより行える。また、関心領域を空間的に回転させる操作では、拡大された画像上で、関心領域の中心を中心として回転される。
図11は、CT画像の拡大縮小のフローチャートである。まず、関心領域の広さ(すなわち、拡大/縮小率)をスライダなどで指定する(S100)。スライダ(スライドバー)は、画面に設けられ、操作者は、これを操作して画像の拡大縮小を操作できる。また、キーボードやタッチパネルなどで指定するようにしてもよい。次に、設定された拡大/縮小率に応じて、関心領域の中心を中心とする3つの断層面のCT画像を作成する(S102)。必要なら細かく再スライスして画像を作成する。次に、必要ならボリューム・レンダリング画像を作成する(S104)。ボリューム・レンダリング画像の中心は、関心領域の中心とする。そして、画面に3つのスライス画像とボリューム・レンダリング画像を表示する(S106)。
図12は、局所ボリューム選択の状況を示す。図に示されるようにマウスで関心領域の中心を中心として局所ボリューム選択すると、これに応じて画像の部分再構成がおこなわれる。図において、破線が、選択された関心領域を示す。
図13は、部分再構成(図10のS102)のフローチャートである。まず、操作者により設定されたスライス角度、関心領域の中心を記憶する(S120)。また、視線位置ベクトルE、関心領域中心位置ベクトルP、前向き単位ベクトルX、右向き単位ベクトルY、上向き単位ベクトルZをハードディスク装置にも記憶しておく(S122)。次に、選択された領域に外接する円筒又は直方体を求め(S124)、この領域に対応する投影データを取り出す(S126)。次に、必要に応じて補間する(S128)。そして、ボリューム再構成を行う(S130)。次に、元の角度で3つのスライス画像とボリューム・レンダリング画像を作成して(S132)、画面に表示する(S134)。
上述の実施の形態では、画面に3つの断面像とボリューム・レンダリング画像を同時に表示していた。しかし、画面に3つの断面像のみを表示する場合でも、拡大/縮小は同様に行える。
なお、大きな再構成領域を扱う場合には、医療現場で現実的なコンピュータのパワーと、診断に用いるのに耐えうる画像を得るのに掛けられる時間との兼ね合いが問題となってくる。大きな領域を詳細に再構成するためには、大きなメモリ領域と長い再構成時間が必要である。メモリ領域と再構成時間を節約すると、粗い画像しか得られず診察に耐えないので、より詳細な画像を必要とする医療の要求に応えることができない。また、粗い画像では、画像を拡大したときに解像度が不足する。したがって、計算能力の小さいコンピュータでも、再構成領域の全体をみることができ、かつ、関心領域を詳細に観察できるという2つの目的を達成できることが望まれる。
そこで、以下に説明する実施の形態では、3次元CT画像の再構成において、(1)始めに大きな再構成領域を、ボクセルサイズを大きく設定して粗く再構成する。これにより、再構成領域の全体を見ることができる。次に、(2)その画像上で関心領域の中心と大きさを操作者がその関心の変遷に応じて選択し、次に、(3)関心領域の画像を、その領域のみボクセルサイズを小さく設定して、より詳細に再構成する。これにより、関心領域を詳細に観察できる。こうして、計算能力の小さなコンピュータでも、CT画像の再構成が短時間で終了するので、CT撮影後にこれまでよりも速やかに読影作業に移ることができる。また、メモリ容量の小さなコンピュータでも、CT画像が取り扱えるようになる。また、再構成データを蓄積する場合でも、データ量が少なくてすむので、蓄積能力の小さな装置で再構成データをそのまま蓄積できる。なお、操作者が小さな関心領域を指定した場合は、再構成の前または後に補間処理を行う。
図14のフローチャートにより、具体的に説明すると、まず、始めに大きな再構成領域を、ボクセルサイズを大きく設定して粗く再構成する。各投影データはコーンビームで得られている。全投影データを基に再構成を行うと、メモリ容量と再構成時間を要するので、まず、投影データの量を小さくして(S200)、それを基に再構成を行う(S202)。たとえば、図15に示すように、(i)ボクセルサイズを大きく設定して各投影データを粗視化して、または、低周波成分を抽出して、これを元にCT画像を再構成する。または、(ii)画像を再構成角度によって間引きして、間引きした原画像を元に再構成を行う。または、(i)と(ii)を組み合わせもよい。こうして、範囲は広いが粗い再構成画像(再構成データ)を素早く得ることができる。こうして得られた粗い再構成画像が画面に表示される。
次に、操作者は、この粗い再構成画像において、関心領域を指定し、これを中心に再構成することを設定する(S204)。この設定に応じて、原データから設定された関心領域に対応するデータを用いて再構成を行い(S206)、関心領域に限定されているが、精細な画像を素早く得て、画面に表示する(S208)。これにより操作者は関心領域の細部を観察できる。なお、いうまでもないが、コンピュータのパワーが大きければ、関心領域のみならず、全画像について精細な画像を再構成してもよい。この2段階処理は、種々の態様で採用できる。
たとえば、この2段階処理は、上述のCT画像の拡大と組み合わせることができる。すなわち、画像の拡大の際に、まず、被写体から収集された投影データを、より大きなボクセルを用いてまたは投影データを間引きして被写体画像を再構成して、被写体の3次元領域の再構成データを再生成する。そして、ボリューム・レンダリング画像を再構成データを基に作成して、画面に表示する。操作者が、表示された画面において、被写体の全体の大きさより小さい関心領域を指定すると、その指定に基づいて、次に、前記関心領域のみの再構成データをボクセルサイズを小さくして再構成する。そして、再構成された前記再構成データを基に、X断層面画像、Y断層面画像およびZ断層面画像およびボリューム・レンダリング画像を作成して、次に、X断層面、Y断層面およびZ断層面のそれぞれの他の断層面への投影線であるXカーソル、YカーソルおよびZカーソルとともに表示装置の画面上に表示する。これにより、CT画像の拡大を、計算能力の小さなコンピュータでも速やかに行える。また、この処理は、上述の3つの断層像およびボリューム・レンダリング像のいずれかのみを拡大する際に用いてもよい。
なお、この画像表示は、たとえば、歯列弓のCT画像に適用されるが、それに限られず、耳鼻科用のCT画像、脊髄のCT画像の表示などにも適用できることはいうまでもない。
画像表示装置であるコンピュータのブロック図 画面におけるCT画像の表示の図 画面表示の1例の図 図3の表示から回転が指示された後の画面の1例の図 回転の計算を説明するための図 ボリューム・レンダリング画面で画面に垂直な軸を中心にボリュームを回転させた状況を示す図 ボリューム・レンダリング画面で画面に平行な軸を中心にボリュームを回転させた状況を示す図 画面において操作者によりスライスの回転を指示された場合の画像表示のフローチャート 画面において操作者によりボリューム・レンダリング画像の回転を指示された揚合のフローチャート 画像の拡大/縮小を示す図 画像の拡大/縮小のフローチャート 局所ボリュームの選択を示す図 部分再構成のフローチャート 画像の2段階処理のフローチャート 画像の2段階処理を説明するための図
符号の説明
10 コンピュータ、 12 中央処理装置、 20 ディスプレイ装置、 22 ハードディスク装置、 30 投影データ、 32 3次元領域の再構成データ(ボリュームデータ)、 34 スライス画像データ、 36 画像再構成プログラム36、 38 表示プログラム38(断層画像生成手段、ボリューム・レンダリング画像生成手段)。

Claims (19)

  1. CT撮影により得られた3次元領域の再構成データを基に、前記3次元領域の中の関心点を通り相互に直交する3つの断層面の断層画像を、相互に関連して表示装置の画面に表示する画像表示方法であって、
    被写体から収集された投影データを再構成して被写体の3次元領域の再構成データを作成し、
    被写体内の関心点をとおるXYZ座標系のX断層面、Y断層面およびZ断層面の画像であるX断層画像、Y断層画像およびZ断層画像を、前記再構成データを基に生成し、
    前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像を、前記X断層面、Y断層面およびZ断層面のそれぞれの他の断層面への投影線であるXカーソル、YカーソルおよびZカーソルとともに表示装置の画面上に表示し、
    画像の倍率を変化させる操作手段を画面に表示し、前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像のいずれかについて倍率の変化が操作者により指示されたとき、前記関心点が前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像を表示する表示領域の内部にあるようにして前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像を作成して画面に表示する
    CT画像表示方法。
  2. 画像の拡大の場合、前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像のいずれかにおいて、その画像のいずれかの端が当該画像の表示領域の境界に接すると、関心点を表示領域の中心の方向に移動して前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像を拡大することを特徴とする請求項1に記載のCT画像表示方法。
  3. 画像の縮小の場合、前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像の大きさが当該画像を表示する表示領域より小さくなると、関心点を表示領域の中心の方向に移動して前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像を拡大することを特徴とする請求項1または2に記載のCT画像表示方法。
  4. あらかじめ前記X断層面、Y断層面およびZ断層面に平行な複数の断層面の断層画像を所定の間隔で切り出して記憶装置に記憶しておき、前記3次元領域内の任意の点についての前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像の表示の際に、対応する断層画像を前記記憶手段から読み出して画面上に表示することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のCT画像表示方法。
  5. さらに、被写体の関心点を中心としてボリューム・レンダリング画像を前記再構成データを基に生成し、
    前記倍率の変化が操作者により指示されたとき、前記関心点が前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像を表示する表示領域の内部にあるようにして前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像並びに前記ボリューム・レンダリング画像を作成して画面に表示することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のCT画像表示方法。
  6. 画像の拡大の場合、
    被写体から収集された前記投影データを、より小さなボクセルを用いて再構成して被写体の3次元領域の再構成データを再生成し、
    前記関心点をとおるX断層面、Y断層面およびZ断層面の画像であるX断層画像、Y断層画像およびZ断層画像を、再生成された前記再構成データを基に生成し、
    被写体の関心点を中心としてボリューム・レンダリング画像を、再生成された前記再構成データを基に生成し、
    作成された前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像並びに前記ボリューム・レンダリング画像を、Xカーソル、YカーソルおよびZカーソルとともに画面に表示する
    ことを特徴とする請求項5に記載のCT画像表示方法。
  7. 画像の拡大の場合、
    被写体から収集された前記投影データを、より大きなボクセルを用いてまたは投影データを間引きして再構成して被写体の3次元領域の再構成データを再生成して、
    前記ボリューム・レンダリング画像を前記再構成データを基に作成して、画面に表示し、
    次に、表示された画面において、被写体の全体の大きさより小さい関心領域の、操作者による指定を受け取り、
    次に、前記関心領域のみの再構成データをボクセルサイズを小さくして再構成し、
    前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像および前記ボリューム・レンダリング画像を、再構成された前記再構成データを基に作成して、前記X断層面、Y断層面およびZ断層面のそれぞれの他の断層面への投影線であるXカーソル、YカーソルおよびZカーソルとともに表示装置の画面上に表示する
    ことを特徴とする請求項5または6に記載のCT画像表示方法。
  8. 拡大または縮小された前記ボリューム・レンダリング画像において操作者により関心点を中心とする像の回転が指示されると、指示された回転に対応してボリューム・レンダリング画像を生成し、
    前記回転によるUVW座標系への変換に対応して設定されるU断層面、V断層面および/またはW断層面のU断層画像、V断層画像および/またはW断層画像を生成し、
    生成された前記ボリューム・レンダリング画像及び前記U断層画像、V断層画像およびW断層画像を、前記U断層面、V断層面、W断層面のそれぞれの他の断層面への投影線であるUカーソル、Vカーソル、Wカーソルとともに画面上に表示することを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載のCT画像表示方法。
  9. 前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像のいずれかにおいて操作者により像の回転が指示されると、他の2つの断層画像を、指示された角度だけ回転して生成し、かつ、指示された角度だけ回転されたボリューム・レンダリング画像を生成し、
    前記回転によるUVW座標系への変換に対応して設定されるU断層面、V断層面、W断層面のそれぞれの他の断層面への投影線であるUカーソル、Vカーソル、Wカーソルとともに画面上に表示することを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載のCT画像表示方法。
  10. 前記前記Xカーソル、YカーソルおよびZカーソルのいずれかが移動されると、その移動に対応して前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像および前記ボリューム・レンダリング画像を作成し表示することを特徴とする請求項5〜9のいずれかに記載のCT画像表示方法。
  11. CT撮影により得られた3次元領域の再構成データを基に、前記3次元領域の中の関心点を通り相互に直交する3つの断層面の断層画像を、相互に関連して表示装置の画面に表示する画像表示装置であって、
    被写体から収集された投影データを再構成して被写体の3次元領域の再構成データを作成する再構成データ生成手段と、
    被写体の関心点をとおるX断層面、Y断層面およびZ断層面の画像であるX断層画像、Y断層画像およびZ断層画像を、前記再構成データを基に生成する断層画像生成手段と、
    前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像を、前記X断層面、Y断層面およびZ断層面のそれぞれの他の断層面への投影線であるXカーソル、YカーソルおよびZカーソルとともに表示装置の画面上に表示する表示手段と、
    画面に表示され、操作者が画像の倍率を変化させる操作手段とを備え、
    前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像のいずれかについて倍率の変化が操作手段により指示されたとき、前記断層画像生成手段は、前記関心点が前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像を表示する表示領域の内部にあるようにして前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像を作成し、前記表示手段は、作成された前記前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像を画面に表示する
    CT画像表示装置。
  12. 前記操作手段により画像の拡大が操作された場合、前記断層画像生成手段は、前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像のいずれかにおいて、その画像のいずれかの端が当該画像の表示領域の境界に接すると、関心点を表示領域の中心の方向に移動して前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像を拡大することを特徴とする請求項11記載のCT画像表示装置。
  13. 前記操作手段により画像の縮小が操作された場合、前記断層画像作成手段は、前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像の大きさが当該画像を表示する表示領域より小さくなると、関心点を表示領域の中心の方向に移動して前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像を拡大して生成することを特徴とする請求項11または12に記載のCT画像表示装置。
  14. さらに、あらかじめ前記X断層面、Y断層面およびZ断層面に平行な複数の断層面の断層画像を所定の間隔で記憶する記憶装置を備え、前記表示手段は、前記3次元領域内の任意の点についての前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像の表示の際に、対応する断層画像を前記記憶手段から読み出して画面上に表示することを特徴とする請求項9〜12のいずれかに記載のCT画像表示装置。
  15. さらに、被写体の関心点を中心としてボリューム・レンダリング画像を前記再構成データを基に生成するボリューム・レンダリング画像生成手段を備え、
    前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像のいずれかについて倍率の変化が操作手段により指示されたとき、前記断層画像生成手段及び前記ボリューム・レンダリング画像生成手段は、前記関心点が前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像を表示する表示領域の内部にあるようにして前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像並びに前記ボリューム・レンダリング画像を作成し、前記表示手段は、作成された前記前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像並びに前記ボリューム・レンダリング画像を画面に表示することを特徴とする請求項9〜13のいずれかに記載のCT画像表示装置。
  16. 前記操作手段により画像の拡大が操作された場合、前記再構成データ手段は、被写体から収集された前記投影データを、より小さなボクセルを用いて再構成して被写体の3次元領域の再構成データを再生成し、
    前記断層画像生成手段は、前記関心点をとおるX断層面、Y断層面およびZ断層面の画像であるX断層画像、Y断層画像およびZ断層画像を、再生成された前記再構成データを基に生成し、
    前記ボリューム・レンダリング画像生成手段は、再生成された前記再構成データを基に、被写体の関心点を中心としてボリューム・レンダリング画像を生成し、
    前記表示手段は、生成された前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像並びに前記ボリューム・レンダリング画像をXカーソル、YカーソルおよびZカーソルとともに画面に表示する
    ことを特徴とする請求項14に記載のCT画像表示装置。
  17. さらに、表示された画面において、被写体の全体の大きさより小さい関心領域の、操作者による指定を受け取る指示手段と、前記関心領域のみの再構成データをボクセルサイズを小さくして再構成する再構成手段を備え、
    前記再構成データ手段は、画像の拡大の際、被写体から収集された前記投影データを、より大きなボクセルを用いてまたは投影データを間引きして再構成して被写体の3次元領域の再構成データを再生成し、
    前記ボリューム・レンダリング画像生成手段は、前記ボリューム・レンダリング画像を前記再構成データを基に作成して、画面に表示し、
    前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像および前記ボリューム・レンダリング画像を、再構成された前記再構成データを基に作成して、前記X断層面、Y断層面およびZ断層面のそれぞれの他の断層面への投影線であるXカーソル、YカーソルおよびZカーソルとともに表示装置の画面上に表示する
    ことを特徴とする請求項14または15に記載のCT画像表示装置。
  18. さらに、拡大または縮小された前記ボリューム・レンダリング画像において操作者が関心点を中心とする像の回転を指示する指示手段を備え、
    前記ボリューム・レンダリング画像生成手段は、前記指示手段により指示された回転に対応してボリューム・レンダリング画像を生成し、
    前記断層画像生成手段は、前記回転によるUVW座標系への変換に対応して設定されるU断層面、V断層面および/またはW断層面のU断層画像、V断層画像および/またはW断層画像を生成し、
    前記表示手段は、生成された前記ボリューム・レンダリング画像及び前記U断層画像、V断層画像およびW断層画像を、前記U断層面、V断層面、W断層面のそれぞれの他の断層面への投影線であるUカーソル、Vカーソル、Wカーソルとともに画面上に表示することを特徴とする請求項14〜16のいずれかに記載のCT画像表示装置。
  19. さらに、前記X断層画像、Y断層画像およびZ断層画像のいずれかにおいて操作者が像の回転を指示する指示手段を備え、
    前記断層画像生成手段は、他の2つの断層画像を、指示された角度だけ回転して生成し、
    前記ボリューム・レンダリング画像生成手段は、指示された角度だけ回転されたボリューム・レンダリング画像を生成し、
    前記表示手段は、前記回転によるUVW座標系への変換に対応して設定されるU断層面、V断層面、W断層面のそれぞれの他の断層面への投影線であるUカーソル、Vカーソル、Wカーソルとともに画面上に表示することを特徴とする請求項14〜17のいずれかに記載のCT画像表示装置。
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