JP2006304233A - コンピュータ端末用記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 利用者が、コンピュータ端末に記憶されている特定形式のデータが記憶された記憶媒体を簡便に作成できるようにすること。
【解決手段】 利用者のコンピュータ端末1に着脱可能とされ、少なくとも特定形式のデータを読み出し可能に記憶するための記憶部22と、装着されるコンピュータ端末とのデータの送受を行うためのデータ通信部21と、装着されるコンピュータ端末において実行可能であって、該コンピュータ端末の記憶装置に記憶されている特定形式のデータを検索して、該検索された特定形式のデータを読み出して前記データ通信部を通じて送信することにより前記記憶部に複製記憶する抽出アプリケーションプログラムを記憶する抽出アプリケーションプログラム記憶部22とを備える。
【選択図】 図3
【解決手段】 利用者のコンピュータ端末1に着脱可能とされ、少なくとも特定形式のデータを読み出し可能に記憶するための記憶部22と、装着されるコンピュータ端末とのデータの送受を行うためのデータ通信部21と、装着されるコンピュータ端末において実行可能であって、該コンピュータ端末の記憶装置に記憶されている特定形式のデータを検索して、該検索された特定形式のデータを読み出して前記データ通信部を通じて送信することにより前記記憶部に複製記憶する抽出アプリケーションプログラムを記憶する抽出アプリケーションプログラム記憶部22とを備える。
【選択図】 図3
Description
本発明は、利用者が操作可能なパソコン等のコンピュータ端末に着脱可能とされ、少なくとも特定形式のデータを読み出し可能に記憶するコンピュータ端末用記憶媒体に関する。
近年、デジタルカメラの急速な普及に伴って、これらデジタルカメラにて撮影した画像データや動画データを、利用者が自身のパソコンに取り込んで保存したり、パソコンにて再生表示させて画像(写真)を楽しむことがなされている。
しかしながら、プリンタを所持していない利用者や、プリンタを所持していても高品質な写真を入手したい利用者が、これら一度パソコンに取り込んだ画像データが印刷された写真を取得するには、これら画像データを、例えばDTPショップ等に持ち込んで写真印刷出力してもらう必要があるが、これらパソコンの操作に不得手な高齢者等の操作弱者にとって、これら写真にしたい画像データがパソコンのどのフォルダに記憶されているのかが判り難いばかりか、たとえ写真にしたい画像データの所在が判ったとしても、これら写真にしたい画像データをどのようにして操作して記憶媒体に記憶してDTPショップに持ち込んで良いのかが判らず、これら所望の画像データを写真とすることが非常に難しいものとなってしまう場合があるという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、高齢者等の操作弱者等の利用者が、自己のパソコン等のコンピュータ端末に記憶されている画像データ等の特定形式のデータが記憶された記憶媒体を、簡便に作成することのできるコンピュータ端末用記憶媒体を提供することを目的としている。
上記の目的を解決するために、本発明の請求項1のコンピュータ端末用記憶媒体は、
利用者が操作可能なコンピュータ端末に着脱可能とされ、少なくとも特定形式のデータを読み出し可能に記憶するための記憶部を備えるコンピュータ端末用記憶媒体であって、
装着されるコンピュータ端末のインターフェイス部を通じて、該コンピュータ端末とのデータの送受を行うためのデータ通信部と、
装着される前記コンピュータ端末において実行可能であって、該コンピュータ端末の記憶装置に記憶されている予め定められた特定形式のデータを検索する検索ステップと、該検索ステップにて検索された特定形式のデータを前記記憶装置から読み出して前記データ通信部を通じて送信することにより前記記憶部に複製記憶する複製記憶ステップとを含む抽出アプリケーションプログラムを記憶する抽出アプリケーションプログラム記憶部と、
を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、利用者は、取り出したい特定形式のデータが記憶されているコンピュータ端末に本発明のコンピュータ端末用記憶媒体を装着し、該コンピュータ端末にて前記抽出アプリケーションプログラムを実行させることで、該コンピュータ端末に記憶されている特定形式のデータがコンピュータ端末用記憶媒体の記憶部に複製記憶されるので、利用者が高齢者等の操作弱者であっても、コンピュータ端末に記憶されている特定形式のデータが記憶された記憶媒体を簡便に作成することができる。
利用者が操作可能なコンピュータ端末に着脱可能とされ、少なくとも特定形式のデータを読み出し可能に記憶するための記憶部を備えるコンピュータ端末用記憶媒体であって、
装着されるコンピュータ端末のインターフェイス部を通じて、該コンピュータ端末とのデータの送受を行うためのデータ通信部と、
装着される前記コンピュータ端末において実行可能であって、該コンピュータ端末の記憶装置に記憶されている予め定められた特定形式のデータを検索する検索ステップと、該検索ステップにて検索された特定形式のデータを前記記憶装置から読み出して前記データ通信部を通じて送信することにより前記記憶部に複製記憶する複製記憶ステップとを含む抽出アプリケーションプログラムを記憶する抽出アプリケーションプログラム記憶部と、
を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、利用者は、取り出したい特定形式のデータが記憶されているコンピュータ端末に本発明のコンピュータ端末用記憶媒体を装着し、該コンピュータ端末にて前記抽出アプリケーションプログラムを実行させることで、該コンピュータ端末に記憶されている特定形式のデータがコンピュータ端末用記憶媒体の記憶部に複製記憶されるので、利用者が高齢者等の操作弱者であっても、コンピュータ端末に記憶されている特定形式のデータが記憶された記憶媒体を簡便に作成することができる。
本発明の請求項2のコンピュータ端末用記憶媒体は、請求項1に記載のコンピュータ端末用記憶媒体であって、
前記抽出アプリケーションプログラム記憶部の所定領域には、前記コンピュータ端末において実行されているオペレーティングシステムプログラムにより当該コンピュータ端末用記憶媒体が装着されたことが検知された際に、当該コンピュータ端末において前記抽出アプリケーションプログラムを自動実行させるための自動起動用データが記憶されていることを特徴としている。
この特徴によれば、利用者は、取り出したい特定形式のデータが記憶されているコンピュータ端末に本発明のコンピュータ端末用記憶媒体を装着することで、抽出アプリケーションプログラムが自動的に起動されるので、利用者が該抽出アプリケーションプログラムの起動操作を行う手間を省くことができる。
前記抽出アプリケーションプログラム記憶部の所定領域には、前記コンピュータ端末において実行されているオペレーティングシステムプログラムにより当該コンピュータ端末用記憶媒体が装着されたことが検知された際に、当該コンピュータ端末において前記抽出アプリケーションプログラムを自動実行させるための自動起動用データが記憶されていることを特徴としている。
この特徴によれば、利用者は、取り出したい特定形式のデータが記憶されているコンピュータ端末に本発明のコンピュータ端末用記憶媒体を装着することで、抽出アプリケーションプログラムが自動的に起動されるので、利用者が該抽出アプリケーションプログラムの起動操作を行う手間を省くことができる。
本発明の請求項3のコンピュータ端末用記憶媒体は、請求項1または2に記載のコンピュータ端末用記憶媒体であって、
前記抽出アプリケーションプログラムは、前記コンピュータ端末の記憶装置における予め定められた特定の記憶領域に記憶されている特定形式のデータについては、検索対象としないことを特徴としている。
この特徴によれば、取り出したい特定形式のデータと同じ特定形式のデータであるが、取り出す必要の無いデータが記憶されていることが予め判明している特定の記憶領域、例えば記憶装置において利用者がデータを記憶することが殆どないオペレーティングシステムプログラムの記憶領域等が検索されて、不必要な特定形式のデータが複製記憶されてしまうことを回避できる。
前記抽出アプリケーションプログラムは、前記コンピュータ端末の記憶装置における予め定められた特定の記憶領域に記憶されている特定形式のデータについては、検索対象としないことを特徴としている。
この特徴によれば、取り出したい特定形式のデータと同じ特定形式のデータであるが、取り出す必要の無いデータが記憶されていることが予め判明している特定の記憶領域、例えば記憶装置において利用者がデータを記憶することが殆どないオペレーティングシステムプログラムの記憶領域等が検索されて、不必要な特定形式のデータが複製記憶されてしまうことを回避できる。
本発明の請求項4のコンピュータ端末用記憶媒体は、請求項1〜3のいずれかに記載のコンピュータ端末用記憶媒体であって、
前記抽出アプリケーションプログラムは、前記複製記憶ステップを実施する以前において、既に前記記憶部に記憶されている特定形式のデータを消去するか否かを受付ける消去受付けステップを含むことを特徴としている。
この特徴によれば、利用者からの消去の受付けに応じて既に記憶部に記憶されている特定形式のデータが消去されるので、これら既に記憶部に記憶されている特定形式のデータと、複製記憶ステップにて新たに複製記憶される特定形式のデータとが記憶部に混在することで、記憶部に複製記憶された特定形式のデータから所望のデータを特定し難くなってしまうことを回避できる。
前記抽出アプリケーションプログラムは、前記複製記憶ステップを実施する以前において、既に前記記憶部に記憶されている特定形式のデータを消去するか否かを受付ける消去受付けステップを含むことを特徴としている。
この特徴によれば、利用者からの消去の受付けに応じて既に記憶部に記憶されている特定形式のデータが消去されるので、これら既に記憶部に記憶されている特定形式のデータと、複製記憶ステップにて新たに複製記憶される特定形式のデータとが記憶部に混在することで、記憶部に複製記憶された特定形式のデータから所望のデータを特定し難くなってしまうことを回避できる。
本発明の請求項5のコンピュータ端末用記憶媒体は、請求項1〜3のいずれかに記載のコンピュータ端末用記憶媒体であって、
前記特定形式のデータが特定形式の画像データであって、
前記抽出アプリケーションプログラムは、
前記複製記憶ステップにより前記記憶部に複写記憶された画像データの簡易画像を含む画像一覧を前記コンピュータ端末に表示して、各画像データの前記記憶部への継続保存或いは消去を受付ける選別ステップと、
前記選別ステップにて消去を受付けた画像データを前記記憶部から削除する削除ステップを含むことを特徴としている。
この特徴によれば、利用者は、記憶部に複製記憶された画像データのうち、不必要な画像データと必要な画像データとの選別を、簡易画像にて各画像データを確認しながら実施し、不必要な画像データを簡便に消去することができる。
前記特定形式のデータが特定形式の画像データであって、
前記抽出アプリケーションプログラムは、
前記複製記憶ステップにより前記記憶部に複写記憶された画像データの簡易画像を含む画像一覧を前記コンピュータ端末に表示して、各画像データの前記記憶部への継続保存或いは消去を受付ける選別ステップと、
前記選別ステップにて消去を受付けた画像データを前記記憶部から削除する削除ステップを含むことを特徴としている。
この特徴によれば、利用者は、記憶部に複製記憶された画像データのうち、不必要な画像データと必要な画像データとの選別を、簡易画像にて各画像データを確認しながら実施し、不必要な画像データを簡便に消去することができる。
本発明の請求項6のコンピュータ端末用記憶媒体は、請求項5に記載のコンピュータ端末用記憶媒体であって、
前記選別ステップにおいては、継続保存を受付けた画像データを前記コンピュータ端末の記憶装置から削除するか否かをさらに受付け、
前記選別ステップにて消去を受付けた画像データを前記記憶装置から削除する元画像データ削除ステップを含むことを特徴としている。
この特徴によれば、利用者は、コンピュータ端末用記憶媒体に複製記憶した画像データの元画像データをコンピュータ端末に継続して記憶しておく必要がない場合には、該元画像データの所在を、コンピュータ端末の記憶装置において探し出すことなく簡便に消去することができる。
前記選別ステップにおいては、継続保存を受付けた画像データを前記コンピュータ端末の記憶装置から削除するか否かをさらに受付け、
前記選別ステップにて消去を受付けた画像データを前記記憶装置から削除する元画像データ削除ステップを含むことを特徴としている。
この特徴によれば、利用者は、コンピュータ端末用記憶媒体に複製記憶した画像データの元画像データをコンピュータ端末に継続して記憶しておく必要がない場合には、該元画像データの所在を、コンピュータ端末の記憶装置において探し出すことなく簡便に消去することができる。
本発明の実施例を以下に説明する。
図1は、本実施例のコンピュータ端末用記憶媒体であるUSBメモリ2と該USBメモリ2が装着されるコンピュータ端末となるノートパソコン1とを示す図である。
まず、本実施例に用いたノートパソコン1は、図2に示すように、コンピュータ内部にてデータの送受を行うデータバス11に、後述する記憶装置15に記憶されているオペレーティングシステムプログラム(OS)やUSBメモリ2に記憶されている抽出アプリケーションプログラムを実行するCPU12、ワークメモリ等として使用されるRAM13、キーボード7やマウス8が接続される操作入力部14、磁気ディスクや光磁気ディスクから成る記憶装置15、ディスプレイ6が接続され該ディスプレイ6に表示される表示画面の生成処理を行うグラフィックボード等から成る表示処理部16、USBメモリ2が装着されるコネクタやUSBメモリ2とのデータの送受信を行う通信部とから成るUSBインターフェイス部3が接続された通常のコンピュータであり、記憶装置15内には、例えばデジタルカメラにて撮像された画像が記録された本実施例における特定形式のデータであるJPEG形式の画像データ(ファイル)が記憶されている。
このノートパソコン1の前記USBインターフェイス部3に接続されるUSBメモリ2は、図1並びに図2に示すように、断面視四角棒状の記憶媒体であり、その内部には、不揮発性メモリであるフラッシュメモリ22とともに、該フラッシュメモリ22にローカルに接続された小型の制御マイコン21とが搭載されている。
この制御マイコン21内部には、内蔵する内部ROMに記憶されている制御プログラムに基づいてUSBメモリ2の動作、具体的には、フラッシュメモリ22からの読み出しや書き込み等制御するCPUコア部と、装着されるノートパソコン1のUSBインターフェイス部3との間においてデータの送受を実施するUSBコントローラ部とが設けられている。
また、フラッシュメモリ22には、抽出アプリケーションプログラムを記憶するアプリ記憶領域と、該抽出アプリケーションプログラムによって装着されたノートパソコン1により抽出されたJPEGファイルが記憶されるデータ記憶領域とが設けられており、これら領域へのアクセスは、前記制御マイコン21にて管理されているとともに、前記アプリ記憶領域内には、該USBメモリ2をUSBインターフェイス部3に装着された際に、該ノートパソコン1において実行されているオペレーティングシステムプログラム(OS)により抽出アプリケーションプログラムが自動実行されるようにするための自動起動用データ、例えば抽出アプリケーションプログラムのプログラム名が記述されたAUTORUNファイルが記憶されている。
以下、本実施例のUSBメモリ2を使用して、ノートパソコン1に記憶されているJPEGファイルを抽出する流れについて、図3に示すフロー図に基づいて説明する。
まず、利用者はUSBメモリ2を、抽出したいJPEGファイルが記憶されているノートパソコン1のUSBインターフェイス部3に装着する。
このUSBインターフェイス部3へ装着されたUSBメモリ2は、ノートパソコン1にて実行されているオペレーティングシステムプログラム(OS)からは仮想CD−ROMとして認識され、所定の記憶領域、具体的には、前記アプリ記憶領域内の所定領域に記憶されている前述のAUTORUNファイルが読み出されて、該AUTORUNファイルに記述されている自動実行プログラム名である抽出アプリケーションプログラムのプログラム名に基づいて、該抽出アプリケーションプログラムが読み出されて自動実行(起動)される。
このように本発明においては、USBメモリ2の装着により抽出アプリケーションプログラムを自動起動するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら抽出アプリケーションプログラムの起動を、利用者が、オペレーティングシステムプログラム(OS)に応じた所定の起動操作を実施して起動するようにしても良い。
このように装着されることで自動実行(起動)された抽出アプリケーションプログラムは、図3に示す各ステップの処理を実施する。具体的には、まず、当該抽出アプリケーションプログラムの読み出し元となる仮想CD−ROMドライブのデータ記憶領域の記憶状況を確認する(S1)。
そして、該仮想CD−ROMドライブのデータ記憶領域に、特定形式となるJPEGファイル(.JPG)が既に記憶されているか否かを判定する(S2)。
該判定において、既にJPEGファイル(.JPG)が記憶されている場合には、S3に進んで、該に記憶されているJPEGファイル(.JPG)の消去の実施/非実施を受付ける一方、記憶されていない場合にはS6に進む。
そして、S3においては、ディスプレイ6に「既に記憶されているファイルを消去しますか? YES/NO」の受付けメニューウインドウを表示して、利用者から該に記憶されているJPEGファイル(.JPG)の消去の実施/非実施を受付け、「YES」を受付けたときにはS4において「YES」と判定してS5に進んで該に記憶されているJPEGファイル(.JPG)の消去を、USBメモリ2の制御マイコン21に対して消去指示を送信することにより実行するとともに、「NO」を受付けたときにはS4において「NO」と判定してS5を実施することなくS6に進むことで、該に記憶されているJPEGファイル(.JPG)は消去されることなく継続記憶される。つまり、S3により本発明における消去受付けステップに該当する。
そしてS6において、当該ノートパソコン1に接続されているドライブを全て特定し、JPEGファイル(.JPG)の抽出対象として順次、ドライブを選出する。
そしてS7に進み、S6にて選出した1つのドライブ中に、抽出対象外とする特定のフォルダ、例えば、オペレーティングシステムプログラム(OS)が記憶されている特定のフォルダであるシステムフォルダや、インターネット上のホームページを表示する際のキャッシュデータ等が記憶される特定のフォルダ等が存在するか否かを判定する。これら特定のフォルダは、当該ノートパソコン1にて使用されているブラウザプログラム等の種別等から特定すれば良い。
このS7における判定において、特定のフォルダが存在する場合にはS14に進んで、存在する該特定のフォルダを検索対象から除外して、該特定のフォルダ中に記憶されているJPEGファイル(.JPG)が抽出されないようにした後、S8に進む。
このS8においては、該選出したドライブに記憶されている特定形式であるJPEGファイル(.JPG)を検索する。つまり、該S8が本発明における検索ステップに該当する。
そしてS9に進み、S8における検索において見つかったJPEGファイル(.JPG)を、全て読み出して仮想CD−ROMドライブであるUSBメモリ2に送信することで、これら検索において見つかった全てのJPEGファイル(.JPG)をUSBメモリ2にコピーする。つまり、該S9が本発明における複製記憶ステップに該当する。
そしてS10に進んで、S6において特定した全てのドライブを選出済みであるか否かを判定し、選出済みでない場合には、再度S6に戻り、S6からS9までの処理を他の未選出のドライブにおいて順次実施する一方、全てのドライブを選出済みである場合には、S11に進んで、図4に示すように、仮想CD−ROMドライブであるUSBメモリ2のデータ記憶領域に記憶されているJPEGファイル(.JPG)の簡易画像を一覧表示する、アルバム画面生成表示処理を実施する。
具体的に本実施例のアルバム画面生成表示処理においては、簡易画像としてJPEGファイル(.JPG)に付与されているプレビュー画像を、USBメモリ2のデータ記憶領域に記憶されているJPEGファイル(.JPG)から読み出し、これら読み出したプレビュー画像を図4に示すようにアルバム的に一覧表示するためのアルバム画面を生成するとともに、各プレビュー画像に対応付けて「不要」、並びに「元画像消去」のチェックボックスを設けたアルバム画面とし、該生成したアルバム画面をディスプレイ6に表示する。
尚、本実施例では、プレビュー画像は対応する本画像のJPEGファイル(.JPG)にリンクされたサムネルとされており、各プレビュー画像を所定の選択操作を実施することで、本画像のJPEGファイル(.JPG)が個別のウインドウにおいて詳細表示されることで、本画像を簡便に確認できるようになっている。
このアルバム画面生成表示処理の実施後、S12に進んで、表示されたアルバム画面において、「不要」並びに「元画像消去」のチェックボックスへのチェックによる「不要」並びに「元画像消去」の受付けを実施する。つまり、S12は、本発明における選別ステップに該当する。
そして、これらの受付けの終了後において、利用者がアルバム画面の末尾に設けられている図示しない「OK」を選択入力することに基づいてS13に進み、「不要」がチェックされたプレビュー画像が対応する本画像のJPEGファイル(.JPG)を全てUSBメモリ2のデータ記憶領域から消去するとともに、「元画像消去」がチェックされたプレビュー画像が対応する本画像のJPEGファイル(.JPG)を、当該本画像のJPEGファイル(.JPG)が記憶されているノートパソコン1の該当ドライブから消去した後、当該抽出アプリケーションプログラムを終了する。つまり、S13は、本発明における削除ステップ並びに元画像データ削除ステップに該当する。
以上、本実施例によれば、利用者は、取り出したい特定形式のデータであるJPEGファイル(.JPG)が記憶されているノートパソコン1に本発明のコンピュータ端末用記憶媒体となるUSBメモリ2を装着し、該ノートパソコン1にてUSBメモリ2に記憶されている抽出アプリケーションプログラムを実行させることで、該ノートパソコン1に記憶されているJPEGファイル(.JPG)がUSBメモリ2の記憶部となるデータ記憶領域に複製(コピー)記憶されるので、利用者が高齢者等の操作弱者であっても、ノートパソコン1に記憶されているJPEGファイル(.JPG)が記憶された記憶媒体を簡便に作成することができる。
また、本実施例によれば、USBメモリ2の装着により抽出アプリケーションプログラムが自動起動されるので、利用者は、取り出したい特定形式のデータであるJPEGファイル(.JPG)が記憶されているノートパソコン1にUSBメモリ2を装着することで、抽出アプリケーションプログラムが自動的に起動されるので、操作弱者な利用者が該抽出アプリケーションプログラムの起動操作を行う手間を省くことができる。
また、本実施例によれば、取り出したい特定形式のデータであるJPEGファイル(.JPG)と同じJPEGファイル(.JPG)であるが、取り出す必要の無いデータ等が記憶されていることが予め判明している特定の記憶領域(フォルダ)、例えば記憶装置において利用者がデータを記憶することが殆どないオペレーティングシステムプログラムの記憶領域(フォルダ)や、例えばHTMLファイルのキャッシュ画像データが記憶される特定の記憶領域(フォルダ)等が検索されて、不必要なJPEGファイル(.JPG)が複製記憶されてしまうことを回避できる。
また、本実施例によれば、抽出アプリケーションプログラムが本発明における消去受付けステップとなるS3において、利用者からの消去の受付けに応じて既にデータ記憶領域に記憶されているJPEGファイル(.JPG)が消去されるので、これら既にデータ記憶領域に記憶されているJPEGファイル(.JPG)と、本発明における複製記憶ステップとなるS9において新たに複製記憶されるJPEGファイル(.JPG)がデータ記憶領域に混在することで、データ記憶領域に複製記憶されたJPEGファイル(.JPG)の中から所望のJPEGファイル(.JPG)を特定し難くなってしまうことを回避できる。
また、本実施例によれば、アルバム画面生成表示処理が実施されることで、図4に示すアルバム画面がディスプレイ6に表示されるようになるので、利用者は、データ記憶領域に複製記憶された画像データとなるJPEGファイル(.JPG)のうち、不必要なJPEGファイル(.JPG)と必要なJPEGファイル(.JPG)との選別を、簡易画像(プレビュー画像)にて各画像データを確認しながら実施し、不必要なJPEGファイル(.JPG)を簡便に消去することができる。
また、本実施例によれば、図4に示すアルバム画面において「元画像消去」のチェックボックスを設けることで、利用者は、USBメモリ2に複製記憶したJPEGファイル(.JPG)の元画像データをノートパソコン1に継続して記憶しておく必要がない場合には、該元画像データの所在を、ノートパソコン1の記憶装置において探し出すことなく簡便に消去することができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、特定形式のデータを画像データであるJPEGファイル(.JPG)とした例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら特定形式のデータを、音楽データや音声データであるWAVEファイルとしたり、或いは、動画データであるMPEGファイルとしても良く、こえら特定形式のデータは、適宜に選定すれば良い。
また、前記実施例では、記憶媒体としてUSBメモリを使用しており、このようにすることは、近年におけるコンピュータ端末であるパソコンやノートパソコンには、これらUSBインターフェイス部3が、ほぼ全てに設けられていおり、非常に汎用性が高く、該USBメモリを使用できないものが非常に少ないとともに、USBメモリの通信速度が向上して、データの転送に要する時間が短縮され、かつ、その記憶容量も多くなってきていることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら記憶媒体としては、追記や再記憶が可能なCD−R用のCD−ROMとしても良いし、或いは携帯可能な光磁気ディスク(MOディスク)としても良く、これら記憶媒体としては、使用するコンピュータ端末に応じて適宜に選択すれば良い。
また、前記実施例では、利用者が抽出アプリケーションプログラムを起動できるように、オペレーティングシステムプログラム(OS)上において、抽出アプリケーションプログラムが表示されるようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、これら抽出アプリケーションプログラムを他のUSBメモリに複製することで、簡便に不正な本発明のコンピュータ端末用記憶媒体を作成できてしまう虞があることから、これら抽出アプリケーションプログラムが記憶されているアプリ記憶領域を、オペレーティングシステムプログラム(OS)上において表示されず、利用者から見えないように制御マイコン21がアドレスを制御したり、或いは、これら抽出アプリケーションプログラムを、制御マイコン21の内部ロム内に記憶しておき、実行時以外においては、不正に読み出すことができないようにしたり、所定の認証(復号)キーデータを入力した時においてのみ、読み出し可能とされて動作できるように暗号化しても良い。
1 ノートパソコン
2 USBメモリ
3 インターフェイス部
6 ディスプレイ
7 キーボード
8 マウス
11 データバス
12 CPU12
13 RAM
14 操作入力部
15 記憶装置
16 表示処理部
21 制御マイコン
22 フラッシュメモリ
2 USBメモリ
3 インターフェイス部
6 ディスプレイ
7 キーボード
8 マウス
11 データバス
12 CPU12
13 RAM
14 操作入力部
15 記憶装置
16 表示処理部
21 制御マイコン
22 フラッシュメモリ
Claims (6)
- 利用者が操作可能なコンピュータ端末に着脱可能とされ、少なくとも特定形式のデータを読み出し可能に記憶するための記憶部を備えるコンピュータ端末用記憶媒体であって、
装着されるコンピュータ端末のインターフェイス部を通じて、該コンピュータ端末とのデータの送受を行うためのデータ通信部と、
装着される前記コンピュータ端末において実行可能であって、該コンピュータ端末の記憶装置に記憶されている予め定められた特定形式のデータを検索する検索ステップと、該検索ステップにて検索された特定形式のデータを前記記憶装置から読み出して前記データ通信部を通じて送信することにより前記記憶部に複製記憶する複製記憶ステップとを含む抽出アプリケーションプログラムを記憶する抽出アプリケーションプログラム記憶部と、
を備えることを特徴とするコンピュータ端末用記憶媒体。 - 前記抽出アプリケーションプログラム記憶部の所定領域には、前記コンピュータ端末において実行されているオペレーティングシステムプログラムにより当該コンピュータ端末用記憶媒体が装着されたことが検知された際に、当該コンピュータ端末において前記抽出アプリケーションプログラムを自動実行させるための自動起動用データが記憶されていることを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ端末用記憶媒体。
- 前記抽出アプリケーションプログラムは、前記コンピュータ端末の記憶装置における予め定められた特定の記憶領域に記憶されている特定形式のデータについては、検索対象としないことを特徴とする請求項1または2に記載のコンピュータ端末用記憶媒体。
- 前記抽出アプリケーションプログラムは、前記複製記憶ステップを実施する以前において、既に前記記憶部に記憶されている特定形式のデータを消去するか否かを受付ける消去受付けステップを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のコンピュータ端末用記憶媒体。
- 前記特定形式のデータが特定形式の画像データであって、
前記抽出アプリケーションプログラムは、
前記複製記憶ステップにより前記記憶部に複写記憶された画像データの簡易画像を含む画像一覧を前記コンピュータ端末に表示して、各画像データの前記記憶部への継続保存或いは消去を受付ける選別ステップと、
前記選別ステップにて消去を受付けた画像データを前記記憶部から削除する削除ステップを含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載のコンピュータ端末用記憶媒体。 - 前記選別ステップにおいては、継続保存を受付けた画像データを前記コンピュータ端末の記憶装置から削除するか否かをさらに受付け、
前記選別ステップにて消去を受付けた画像データを前記記憶装置から削除する元画像データ削除ステップを含むことを特徴とする請求項5に記載のコンピュータ端末用記憶媒体。
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