JP2006303446A - リソグラフィ用マスク及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い精度の平面平行度を具備するリソグラフィ用マスクを提供すること。
【解決手段】支持基板5上に薄膜3を形成したマスクブランク13と、穴17、凹部11を有する補強枠7を準備する。支持基板5側の所定の位置に金属箔15を配置するか、もしくは、補強枠7側の所定の位置に金属箔15を配置する。その後、支持基板5、金属箔15、及び補強枠7側を重ね、支持基板5側、もしくは補強枠7側のいずれか一方、もしくは両方から加熱し、より好ましくは加熱及び加圧して金属箔15を溶解させた後、冷却して固化させることにより、支持基板5及び補強枠7を接合する。
【選択図】図9

Description

本発明は、リソグラフィ用マスク、特には反りや歪みがなく、高精度なリソグラフィが可能になるリソグラフィ用マスクとその製造方法に関するものである。
半導体デバイスにおけるリソグラフィ技術についてはパターン形成の微細化に伴ってX線リソグラフィ技術や、荷電粒子線を用いたリソグラフィ技術である電子線リソグラフィ技術やイオンビームリソグラフィ技術が有望視されている。
図1は電子線リソグラフィに用いられるリソグラフィ用マスク100の概略を示す斜視図である。図2はリソグラフィ用マスク100の積層構造を示す断面図である。例えば、リソグラフィ用マスク100は、所望のパターンが形成されている薄膜103と、その薄膜103の外周を固定して下面側より支持する枠状の支持基板105と、支持基板105を補強するための補強枠107からなる。
なお、X線リソグラフィに用いられるマスクは、薄膜103の下面側にX線透過性の薄膜が積層されたもので、その他の点については、上記のものと同様であり、イオンビームリソグラフィ技術に用いられるマスクは、電子線リソグラフィ技術に用いられるものと同様である。
ここで、薄膜103としては一般的には厚さ1μm以下の薄膜が用いられている。また、薄膜103を支持する支持基板105は、表面が平坦で、アルカリ液による異方性エッチングやドライエッチング等の確立されたエッチング方式に適していることから、通常はシリコンウエハ(以下Siウエハと記す)が用いられている。
このような電子線リソグラフィ用マスクは、例えばSiウエハの鏡面にSiC薄膜を成膜した後、Siウエハの反対面からアルカリエッチングを行ってSiC薄膜をメンブレン状態とすることによって作られ、この場合メンブレンの周囲に相当する未エッチング領域がSiCの支持基板105となる。SiC薄膜への所望のパターン形成は、SiC薄膜のメンブレン形成後に行っている。
しかし、このSiC薄膜103と支持基板105としてのSiウエハは割れ易く、強度も不十分である。またマスク作製あるいは露光時の保持により変形を起こすため、安定したマスク作製、および露光結果が得られにくいという問題がある。従って支持基板105はその周囲を補強枠107で補強する必要があり、この補強枠107としては、Siウエハと比較的熱膨張係数が等しい、ほうけい酸ガラス(たとえば、商品名パイレックスガラス(登録商標)など)が用いられている。この支持基板105と補強枠107は通常、接着材を用いて固定する方法、あるいは陽極接合により結合されている。
しかし、支持基板105と補強枠107を接着材により接着する場合、接着材層の厚さが30〜100μmとなり、接着後のSiC薄膜103の平面度が、電子線リソグラフィ用マスクとして要求されるマスクの平面度1μm以下とすることができないという問題が生じる。また、接着材がマスク洗浄に通常用いられる薬液により変質したり、薬液中に成分が溶出するという問題があった。
また陽極接合を用いた場合であっても、支持基板105の材料としてのSiウエハの熱膨張率が4.2×10−6/℃であるのに対し、補強枠107の材料としてのほうけい酸ガラスの熱膨張率が3.5×10−6/℃と差があるために、温度変化によってSiC薄膜に歪みが発生し易いという問題点が生じている。
これに対しては、補強枠107を支持基板105と同じ材質であるSi単結晶板とし、支持基板105のSiウエハと補強枠107のSi単結晶板を高温下での熱処理で直接接合するという方法が提案されている(たとえば[特許文献1]参照。)。
特開平2−162714号公報
しかしながら、この場合には実用に耐える接着強度を得るためには900℃以上の高温で熱処理を行う必要があるために、SiC薄膜103の内部応力が変化し、SiC薄膜103に歪みや破壊が引き起こされるという欠点があった。
また、支持基板105と補強枠107との間には、絶縁性のSiO層が生成して導電性が低下するので、実際にリソグラフィ用マスクとして使用する際に、電子線等の照射によって電荷が次第に蓄積され、この蓄積された電荷が、電子線等の進行に影響を及ぼすため、安定した照射が行えなくなる欠点もある。
本発明は、前述した目的に鑑みてなされたもので、上記の従来技術における諸欠点が解消された高い平面平行度を有するリソグラフィ用マスクを提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために第1の発明は、所望のパターンが形成されている薄膜と、前記薄膜の外周を固定して支持する支持基板と、補強枠と、金属箔の溶解固化物から成り、前記支持基板と前記補強枠とを接合する接合部と、を具備することを特徴とするリソグラフィ用マスクである。
このリソグラフィ用マスクは、接合部となる支持基板の補強枠側、もしくは補強枠の支持基板側の少なくともいずれか一方の面に凹部を有するようにしてもよい。また、金属箔を構成する素材は支持基板及び補強枠と共晶をなす材料、または共晶をなす材料を含む合金が望ましく、例えば、金または金を含む合金が望まれる。
また、第2の発明は、所望のパターンが形成されている薄膜と前記薄膜の外周を固定して支持する支持基板とからなる薄膜/支持基板複合体と、前記支持基板を補強する補強枠とを準備し、前記薄膜/支持基板複合体の前記支持基板と前記補強枠との間に金属箔を配置し、配置後、前記金属箔を溶解させて前記支持基板と前記補強枠とを接合することを特徴とするリソグラフィ用マスクの製造方法である。
第1の発明によれば、所望のパターンが形成されている薄膜と、該薄膜の外周を固定して支持する支持基板と、前記支持基板を補強する補強枠とからなるリソグラフィ用マスクにおいて、マスクの支持基板上に配置された薄膜に歪みや破壊が引き起こされることがなく、また、支持基板と補強枠との間に導電性が付与されるため、荷電粒子線が照射された際に電荷が蓄積して荷電粒子線の進行に影響が生じることを回避可能で、高精度の平面平行度を有するリソグラフィ用マスクを提供することができる。
また、第2の発明によれば、上記の薄膜と支持基板との複合体と、上記の補強枠とを準備し、支持基板と補強枠との間に金属箔を配置し、溶解させて両者間を接合することにより、上記のような利点を有するリソグラフィ用マスクを支障なく、かつ効率よく製造可能な製造方法を提供することができる。
以下添付図面に基づいて、本発明の実施の形態に係るリソグラフィ用マスク1について詳細に説明する。ここでは電子線リソグラフィ用マスクを例にとって示す。
図3は本実施の形態に係るリソグラフィ用マスク1の斜視図、図4は、リソグラフィ用マスク1の積層構造を示すための断面図である。
図3及び図4に示すように、リソグラフィ用マスク1は、図中の上側から、薄膜3、支持基板5、接合部9及び補強枠7が順に積層された積層構造を有し、図示の例では、全体の平面形状が円形のものであるが、円形以外の多角形であってもよい。薄膜3は平面形状が円形であり、周縁部(外周部)を除いた部分に、所望のパターン、好ましくは集積回路等に相当するパターン(図示せず)が形成される。
薄膜3は、その外周部を図中の下面側において支持基板5により支持される。支持基板5は板状で、平面形状の外形が薄膜3の外形と同一な円形であり、中心からの大部分を同心円状にくりぬかれた環状の形状を有する。補強枠7は支持基板5を補強するために、支持基板5の下面側に積層される。図に示す例では、補強枠7の外形は支持基板5の外形よりも大きく、支持基板5と同様、中心からの大部分を同心円状にくりぬかれた穴17を有し、また、その穴17の大きさは、支持基板5におけるくりぬかれた部分の大きさよりも大きい。
なお、所望のパターンが形成されている薄膜3は、必ずしも一層ではなく、マスクのパターンを転写する際に用いる荷電粒子線の種類に合わせてバリエーションがあり得る。一例として荷電粒子線が電子線である場合、開孔部で構成されたパターンを有する薄膜3は、開孔部を覆う別の膜を伴うと、結果として、電子線が開孔部から透過しないので、薄膜3単独であることが望ましい。荷電粒子線がイオンビームである場合にも同様である。しかしながら、荷電粒子線がX線である場合には、X線が透過し得る材料で構成された膜で、開孔部が覆われていてもよい。
また、図4に示されるように、支持基板5のくりぬかれた部分は、図4中の下方に向かうほど、直径が大きいものが多いが、この限りではない。さらに、補強枠7のくりぬかれた穴17の壁面部は、図4で垂直に表現されているが、斜めであってもかまわない。また、支持基板5、接合部9、補強枠7が重なる部分の形状についても、接合部9は両者より小さくてもよい。
リソグラフィ用マスク1は、支持基板5と補強枠7の間に金属箔15からなる接合部9を有する。接合部9の平面形状は、支持基板5と補強枠7が重なる部分の形状に相当する。支持基板5と補強枠7の間の相対する面は平坦であるが、これらの相対する面の一方もしくは両方が凹部を有するほうが好ましい(図9〜図13で後述する。)。
次に、図5〜図7を用いて、リソグラフィ用マスク1の製造方法について説明を行う。
リソグラフィ用マスク1を製造するには、まず支持基板5と穴17を有する補強枠7の間の接合部9が設けられる予定の区域に、金属箔15を配置する。その後、支持基板5と補強枠7との間に熱をかけ、より好ましくは、熱と圧力をかけて、金属箔15を溶解させ、支持基板5と補強枠7との間に接合部9を形成する。
接合部9を形成するタイミングとしては、支持基板5をくり抜き、図4と同様の形状に加工した後でもよいが、これにより形成される薄膜3のメンブレンはデリケートで衝撃に弱いため、支持基板5のくりぬき前に支持基板5と補強枠7との間に接合部9を形成することが好ましい。
図5(a)に示すように、支持基板5上に薄膜3を形成したマスクブランク13を準備し、図5(b)に示すように、所定の素材の板8を切削加工等により環状の形状に成形し、穴17を有する補強枠7を準備しておく。
図9で後述するような凹部11を形成する場合には、切削するか、もしくはエッチング等によって行う。
次に、図6に示すように、支持基板5側の所定の位置に金属箔15を配置するか、もしくは、補強枠7側の所定の位置に金属箔15を配置する。ここで、パターン形成領域19は、次のステップで接合後エッチングを施してパターンを形成する領域である。
その後、図7に示すように、支持基板5、金属箔15、及び補強枠7側を重ね、例えば、上部に支持基板5の形状に合った凹部23を有する加圧板21、下部に加圧板21aを配置する。その後支持基板5側、もしくは補強枠7側のいずれか一方、もしくは両方から加熱し、より好ましくは加熱及び加圧板21、加圧板21aで加圧して金属箔15を溶解させた後、冷却して固化させることにより、支持基板5及び補強枠7を接合する。
図8は支持基板5と補強枠7が接合された図を示す。図7における金属箔15が溶解されて接合部9となる。支持基板5と補強枠7は接合部9により接合される。
接合後、補強枠7側からパターン状にエッチングして、支持基板5を補強枠7に対応した環状に成形して、外周部以外の薄膜3を露出させ、さらに、露出した部分の薄膜3にパターン状にエッチングを施して、図4に示すリソグラフィ用マスク1を得る。
以上の製造過程において、薄膜3に対するエッチング及び支持基板5に対するエッチングは、逆の順に行ってもよい。
次に、他の実施の形態に係るリソグラフィ用マスク1aについて説明する。
図9は補強枠7の上面に凹部11aを有したリソグラフィ用マスク1aを示し、図10は図9の要部の拡大図を示す。
図9、図10に示すリソグラフィ用マスク1aでは、補強枠7の上面に凹部11aを有しており、補強枠7側の凹部11aにおいて金属箔15からなる接合部9を有している。
次に図11、図12を参照しながら、リソグラフィ用マスク1aの製造方法について説明を行う。
図11は接合対象面に凹部11aを設けた場合の接合前の状態を示す断面図である。補強枠7の上部に形成された凹部11aに金属箔15を配置する。この後、第1の実施形態と同様、加熱し、好ましくは加熱及び加圧し、金属箔15を溶解させる。
このとき、接合対象面に凹部11aが設けられている場合は、凹部11の形状に合わせた形状の金属箔15を凹部11aに配置することが好ましい。
この後、冷却して固化させ、図12に示すように金属箔15が固化して接合部9となり、支持基板5と補強枠7が接合される。
接合部9において、実際に接合に寄与する面積は、必ずしも広くなくてもよい。例えば、接合部9は、図12に示すように、補強枠7と支持基板5の重なり合う部分の幅に対して、十分な幅を有していてもよいが、十分な面積を有していなくてもよく、線状や点状に接合した部分であってもよい。
図13(a)、図13(b)は、他の実施の形態に係るリソグラフィ用マスク1b、1cを示す図である。
図13(a)、図13(b)は、接合部9における、支持基板5と補強枠7の間の相対する面の表面形状を示す図である。なお、図13(a)、図13(b)においては、接合に関係する部分のみを図示する。
図13(a)に示すリソグラフィ用マスク1bにおいては、支持基板5の下面に凹部11bを有しており、凹部11bにおいて金属箔15の溶解固化物からなる接合部9(図では、その断面形状が垂直に模式的に示されている。)を有している。
また、図13(b)に示すリソグラフィ用マスク1cにおいては、補強枠7の上面に凹部11c、支持基板5の下面に凹部11dを有しており、凹部11cと凹部11dが重なって生じる空間において金属箔15の溶解固化物からなる接合部9を有している。補強枠7を支持基板5よりも十分に厚い素材で構成する場合には、補強枠7側に凹部11dを形成する方が、作業効率上好ましい。
以上説明したように、支持基板5と補強枠7の間のいずれかに凹部11を設け、接合部9を形成するが、これらの凹部11は、支持基板5もしくは補強枠7の外周に沿って、連続的に設けてもよいし、不連続的に設けてもよい。
なお、凹部11を設ける理由は、接合に必要な金属の厚みを保つためであるが、接合時に流動した余分な金属を受け入れる受け皿としての役割を持たせるためでもある。また、凹部11の容積を調節することにより、受け皿としての凹部11を金属が乗り越えることを防止することも可能になる。
図10、図13(a)、(b)に示すリソグラフィ用マスク1a、1b、1cにおいては、補強枠7の上面もしくは支持基板5の下面の少なくとも一方の接合部となる場所に凹部11を形成し、その凹部11に金属箔の溶解固化物15を配することにより、支持基板5と補強枠7との接合部9以外に余計な接合層を介在させることなく、支持基板5と補強枠7が互いに直接接触した状態で接合することができ、支持基板5のゆがみが補正できる。さらには、補強枠7の接合部9に凹部11を形成しない場合と比較して、接合層の厚みのバラッキによる平面度の低下を極力抑えることができる効果がある。
凹部11の深さは10〜20μmが好ましい。凹部11の深さが10μmより浅いと、支持基板5と補強枠7を接合する金属箔15の延伸量が少ないので、支持基板5の歪みを十分に補正する力が得られない。なお、図13(b)に示すリソグラフィ用マスク1cにおいては、支持基板5に設けられた凹部11bの深さと補強枠7に設けられた凹部11dの深さの合計が10〜20μmであることが好ましい。また、凹部の深さが20μmより深いと、逆に、支持基板5と補強枠7を接合する金属箔15の硬度により、支持基板5の歪みを補正する力が強すぎるため、支持基板5の歪みが増加し、さらに支持基板5が破損する可能性があり好ましくない。
また、凹部11の直径は1mm〜10mmが好ましい。凹部11の直径が1mmより小さいと支持基板5と補強枠7の金属箔15の接合面積が小さく、接合の信頼性に欠ける。また、凹部の直径が10mmより大きいと、支持基板5と補強枠7の接合強度が強く、支持基板5と補強枠7の間に発生する熱収縮量差に起因する応力により、支持基板5を破壊することがある。
前述した各実施の形態においては、薄膜1としては、シリコン、窒化ケイ素、炭化ケイ素、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)、もしくはダイヤモンド等を素材とするものが好ましく、薄膜1の厚みは、0.2μm〜4μm程度であることが好ましい。
支持基板5としては、シリコン、炭素、低膨張ガラス、アルミナ等の酸化物セラミック、炭化ケイ素、炭化タングステン、もしくは炭化モリブデン等の炭化物セラミック、または、窒化ケイ素、もしくは窒化アルミニウム等の窒化物セラミックを素材とするものが好ましく、支持基板5の厚みとしては、一例として、0.6mm〜2mm程度が好ましい。
補強枠7としては、上記の支持基板5と同様な素材からなるもので、厚みとしては、3mm〜15mm程度が好ましい。
接合部4を構成する金属箔の素材としては支持基板5及び補強枠7と共晶をなす金属、あるいは共晶をなす金属を含む合金が望ましく、支持基板5及び補強枠7がシリコンの場合は金Au、アルミニウムAl、またはこれらを含む合金を用いるのがよい。支持基板5及び補強枠7がアルミナ、炭化タングステンの場合はモリブデンMo、支持基板5及び補強枠7が炭化ケイ素、窒化ケイ素の場合はチタンTi、Zr、モリブデンMo、支持基板5及び補強枠7が炭化モリブデン、窒化アルミニウムの場合はシリコンSiなどが挙げられる。中でも、低温度で高い接合強度が得られる点で金Auがより好ましい。また、接合部9を導線として利用する場合には導電性が高い金Auが好ましい。金属箔の厚みは、凹部よりも厚いことが望ましい。
さらに、支持基板5と補強枠7との接合において、支持基板5と補強枠7とが金から成る金属箔15の溶解固化物により点接合することが特に望ましい。その理由は、線接合及び面接合では、SiとAuとの熱膨張係数の差により、応力が発生し、支持基板5が歪んだり、破損する場合があるからである。
ここで、接合部9の配置は、補強枠7の穴17の周囲でその穴17と同心円上で円周を3等分とした120°等配の3点接合が発生応力を低減し、高い平面平行度が得られることから、特に望ましい。
補強枠7を単結晶Siとする理由は、補強枠7の材質を、支持基板5の材質と同じSi単結晶とすることにより、補強枠7と支持基板5の熱膨張差がなくなり、熱膨張差による歪みを低減することが可能であるからである。
次に、図14〜図15を参照しながら、本発明の実施例におけるSiC薄膜3部分の平面平行度(そり量)の評価について説明を行う。図14、図15はリソグラフィ用マスク1aに係る実施例1、実施例3をそれぞれ示す。
(実施例1)
図14を参照しながら、実施例1について説明を行う。
支持基板5としては、直径4インチ、厚さ600μmの結晶方位が(100)である、両面研磨したSiウエハを用いた。これにCVD法で厚さ0.5μmのSiC薄膜3を成膜した。
次に、結晶方位が同じく(100)で、直径が100mm、厚さが5mmである両面研磨した円盤形のSi単結晶の中央部に直径55mmの穴17を設けてリング円盤状の補強枠7を作った。
次に、リング円盤状の補強枠7の穴17の周囲でその穴17と同心円上で円周を3等分とした120°等配部位に点状の深さ15μmの凹部11aを3箇所形成した。
その凹部11aに純度99.9%の金Auからなる金属箔15を配した後、支持基板5のSiC薄膜3を形成した面と反対面である研磨面と補強枠7とが接触するように重ね合わせ、それを真空中において、10g/cmの荷重をかけながら加熱処理して補強枠7と支持基板5とを実質的に点接合した。
また、この接合体については支持基板5の接合面にプラズマCVD法で、アルカリエッチング保護膜としてSiN膜を厚さ0.5μmに形成した後、メンブレン領域となる1辺25mmの四角形部分のBN膜をCF/O混合ガスによってドライエッチングで除去した後、露出したSi面をアルカリエッチングで除去して、リソグラフィ用マスク1aを得た。
(実施例2)
同様にして、リング円盤状の補強枠7の穴17の周囲でその穴17と同心円上で円周を4等分とした90°等配部位に点状の深さ20μmの凹部11aを4箇所形成した場合を実施例2とした。
(実施例3)
次に図15を参照しながら、実施例3について説明を行う。実施例1と同様に、リング円盤状の補強枠7の穴17の周囲にリング状に深さ10μmの凹部11aを形成した。
さらに、実施例4〜実施例7について検証を行った。補強枠7の材質をSi単結晶とし、点接合の部位を120°等配部位と試料作製条件を固定し、補強枠7の接合面9の凹部11がない場合(実施例4)、凹部11の深さが7μmの場合(実施例5)、凹部11の深さが25μmの場合(実施例6)、凹部11の深さを15μmとしてシリコンSiを含む金Auはんだを用いた場合(実施例7)について、リソグラフィ用マスク1を実施例1〜実施例3と同様にして得た。表1に実施例1〜実施例7の作製条件をまとめて示した。
Figure 2006303446
表1は実施例1〜実施例7の作製条件を示す表である。「補強枠接触面の凹部の有無」は、補強枠7及び支持基板5の接合面に凹部11を配しているか否かを示す。「凹部の深さ」は接合面の凹部11の深さを示す。接合材は、接合時に用いる金属箔15の溶解固化物の材質を示す。接合形態は、接合面において補強枠7及び支持基板5が金属箔15によって接合される形態を示す。接合温度及び荷重はそれぞれ接合時の加熱、加圧の大きさを示すものである。
また、表2は前述の作製条件によって得られたリソグラフィ用マスク1を評価した評価結果を示す。
Figure 2006303446
評価方法としては、得られたリソグラフィ用マスク1の平面平行度を補強枠7の表面を仮想基準面としたときのSiC薄膜3部分の仮想基準面からのそり量で求めることとし、レーザ干渉計式平面度測定機により測定した。
「SiC薄膜部分の平面平行度」は、前述のそり量をμm単位で示し、そのそり量に基づいた評価を示している。
ここで、SiC薄膜3部分のそり量が1μm以下のものを「良好」であるとして評価した。
表2の結果から、実施例1〜実施例3のリソグラフィ用マスク1のSiC薄膜3部分の平面平行度は1μm以下と良好であった。実施例4〜実施例7については、いずれもSiC薄膜3部分の平面平行度は1μmを超えて大きいものであった。
以上の評価結果より、接合面に凹部11が存在することが望ましく、さらに凹部11の深さは10μm〜20μmであることが望ましい。
(実施例8)
次に、図16を参照しながら、実施例8について説明を行う。図15(a)は支持基板5と薄膜3を示す断面図である。図15(b)はパターン部35を有する支持基板5を示す平面図、図15(c)は補強枠7に接合前の金属箔15を配した補強枠7の平面図である。支持基板5と薄膜3は金属箔15を介して補強枠7に接合される。下側から、厚みが725μmのSiからなる支持基板5、厚みが0.10μmのエッチングストッパ層となるSiO、及び厚みが1μmのSiからなる薄膜3(メンブレン)が順に積層した、合計厚みが726μmの直径200mmである、Silicon On Insulator(SOI)ウエハを準備した。このSOIウエハを、ウエハ中心を通る直線の長さが縦横とも152mmとなり、かつそれらの直線に対して垂直方向に交わるよう、ダイシングによって外形を切断加工したうえで、支持基板5の中央部を裏面からパターンエッチングを行って除去し、周縁部に沿った幅64mmの支持基板5を形成した。
その後、エッチングストッパ層をエッチングにより除去して、Si薄膜3のみの状態とし、中央部に24mm×24mmの正方形状のパターン部35を形成した。
上記のものとは別に、縦横152mm×152mmの正方形状を有し、厚みが5.62mm、中央部に縦横52mm×52mmの正方形状の穴17を有するSi製の補強枠7を準備した。なお補強枠7の外側半分は一定の厚みとし、内側半分は一定の傾斜で内側へ行くほど薄くなるよう、最も内側の厚みが2mmとなるベベル形状とした。
縦横5mm×5mmの正方形状を有し、厚みが10μmの金から成る金属箔15を準備し、補強枠7の上面の四隅、及び補強枠7の各辺の中央、の合計8箇所に載せ、その上にパターン部を有する支持基板5を、その支持基板5側が接するようにして載せ、一番上に、外形が152mm×152mm、厚みが3mm、中央部に70mm×70mmの貫通孔を有する50gの石英製のおもりを載せた。
このように重ねられたものを真空中、600℃の温度で1時間加熱処理を行なったところ、補強枠7と支持基板5が接合されたリソグラフィ用マスク1を得た。
接合前のパターン部を有する支持基板5の平面平行度が57.3μmであったのに対し、得られたリソグラフィ用マスク1における支持基板5の平面平行度は6.9μmと著しく向上が見られた。
(実施例9)
次に図17、図18を参照しながら、実施例9について説明を行う。図17は、シリコンブロック(Siブロック)29の平面図、図18はSiブロック29と、シリコン板(Si板)25との接合状態を示す断面図である。
接合に用いる金属を変えたときの接合状態を確認するために、接合に関与する各材料を次のような形状のものとして準備した。まず、図17および図18のAの部分に示すように上面が縦横25mm×50mmの長方形を有し、厚みが5mmのSiブロック29を準備し、縦横5mm×5mmの面積を有し、上面が平面で、かつ高さが10μmの突起27どうしが、Siブロック29上面の縦方向に2個、横方向に4個、従って合計8個、いずれも5mm間隔で配列するよう、切削加工(ブラスト)により設けて、突起27のついたSiブロック29を得た。このSiブロック29は補強枠を想定したものである。
上記のものとは別に、縦横25mm×50mmの長方形を有し、厚みが725μmのSi板25を準備した。このSi板25は支持基板を想定したものである。
図18に示すように、上記の突起27のついたSiブロック29を突起27を上にして置いた。さらに、縦横5mm×5mm、厚みが10μmの金から成る金属箔15をSiブロック29上の中央の4つの突起27上に載せ、その上に、上記のSi板25を、板全体が突起27付きのSiブロック29上を覆うようにして載せた。さらに、Si板25上に30gのモリブデン製のおもり31を載せた。
突起27付きのSiブロック29、金から成る金属箔15、Si板25、及びおもり31が重ね合わされた状態のものを、真空度が1.3×10−3Pa以下の真空炉内で、550℃の温度で15分間加熱処理を行ない、接合を行った。また、実施例3においても、以上とほぼ同様の手順で、金属箔15に金Auの代わりにアルミニウムAlを用いて接合した。
なお、上記の手順で接合を行った場合、共晶層の形成状態を、サンプル断面を走査型電子顕微鏡によって確認したところ、シリコンSiと金Auとの共晶点は363℃であり、シリコンSiとアルミニウムAlとの共晶点は577℃であった。
接合後、おもりを除去し、Siブロック29及びSi板25のいずれもチャックに接着剤で接着し、引張試験を行った結果、金属箔15に金Au、アルミニウムAlのいずれを用いた場合にも、Si板25が破損してしまった。これにより十分な接合強度を有していることが確かめられた。Si板25が破損に至った際の引っ張り力は、金属箔15に金Auを用いた場合が13MPaであり、また、金属箔15にアルミニウムAlを用いた場合が12.5MPaであった。
以上説明したように、本発明のリソグラフィ用マスクにおいては、支持基板上に配置された薄膜に歪みや破壊が引き起こされることがなく、また、支持基板と補強枠との間に導電性が付与されるため、荷電粒子線が照射された際に電荷が蓄積して荷電粒子線の進行に影響が生じることを回避可能で、高精度の平面平行度を有する。
また、製造の過程においても、上記の薄膜と支持基板との複合体と、上記の補強枠とを準備し、支持基板と補強枠との間に金属箔を配置し、溶解させて両者間を接合することにより、上記のような利点を有するリソグラフィ用マスクの製造を支障なく、かつ効率よく行うことができる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明にかかるリソグラフィ用マスク及びその製造方法等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
従来のリソグラフィ用マスク100の斜視図 従来のリソグラフィ用マスク100の断面図 リソグラフィ用マスク1の斜視図 リソグラフィ用マスク1の断面図 リソグラフィ用マスク1を製造するためのマスクブランク13及び補強枠7を示す図 リソグラフィ用マスク1の製造工程を示す図 リソグラフィ用マスク1の製造工程を示す図 リソグラフィ用マスク1の製造工程を示す図 リソグラフィ用マスク1aの断面図 図9の要部拡大図 リソグラフィ用マスク1aの製造工程を示す図 リソグラフィ用マスク1aの製造工程を示す図 リソグラフィ用マスク1b、1cの要部の断面図 実施例1を示す図 実施例3を示す図 実施例8における支持基盤等を示す図 実施例9におけるSiブロック29を示す図 実施例9におけるSi板25とSiブロック29を示す図
符号の説明
1………リソグラフィ用マスク
3………薄膜
5………支持基板
7………補強枠
9………接合部
13………マスクブランク
15………金属箔
17………穴

Claims (9)

  1. 所望のパターンが形成されている薄膜と、前記薄膜の外周を固定して支持する支持基板と、補強枠と、金属箔の溶解固化物から成り、前記支持基板と前記補強枠とを接合する接合部と、
    を具備することを特徴とするリソグラフィ用マスク。
  2. 前記支持基板の前記補強枠側、もしくは前記補強枠の前記支持基板側の少なくともいずれか一方の面に凹部を有することを特徴とする請求項1記載のリソグラフィ用マスク。
  3. 前記凹部の深さが10μm〜20μmであることを特徴とする請求項2記載のリソグラフィ用マスク。
  4. 前記金属箔を構成する素材が前記支持基板及び前記補強枠と共晶をなす材料または共晶をなす材料を含む合金であることを特徴とする請求項1記載のリソグラフィ用マスク。
  5. 前記金属箔を構成する素材が金または金を含む合金であることを特徴とする請求項4記載のリソグラフィ用マスク。
  6. 所望のパターンが形成されている薄膜と前記薄膜の外周を固定して支持する支持基板とからなる薄膜/支持基板複合体と、前記支持基板を補強する補強枠とを準備し、前記薄膜/支持基板複合体の前記支持基板と前記補強枠との間に金属箔を配置し、配置後、前記金属箔を溶解、固化させて前記支持基板と前記補強枠とを接合することを特徴とするリソグラフィ用マスクの製造方法。
  7. 前記金属箔を溶解させることを加熱及び加圧により行うことを特徴とする請求項6記載のリソグラフィ用マスクの製造方法。
  8. 前記金属箔を構成する素材が前記支持基板及び前記補強枠と共晶をなす材料または共晶をなす材料を含む合金であることを特徴とする請求項6記載のリソグラフィ用マスクの製造方法。
  9. 前記金属箔を構成する素材が金または金を含む合金であることを特徴とする請求項6記載のリソグラフィ用マスクの製造方法。
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