JP2006303409A - プリント基板組立装置及びプリント基板組立方法 - Google Patents

プリント基板組立装置及びプリント基板組立方法 Download PDF

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Abstract

【課題】プリント基板の搬送先を指定して、その搬送先へ移動させるようにする。
【解決手段】CPUはRAMに格納された搬送方向データに基づいて、移載方向が基板流れ方向に設定されていることを確認し、搬送先が後工程の下流側装置か否かを判定し、設定された搬送先指定位置のコンベアから前工程方向へ移載対象のプリント基板の存在を確認する。コンベアの基板検出センサがプリント基板が存在することを検出すると、CPUは搬送先のコンベアまでの移動を開始させるように制御する。そして、移載完了判定タイマがタイムアウト前にコンベアに設けられた基板検出センサがプリント基板を検出すると、CPUはコンベアのサーボモータを基板検出センサがプリント基板により遮光してから僅かな所定距離移動した位置へ減速しながら停止するよう制御する。
【選択図】図5

Description

本発明は、プリント基板を上流側装置より受け継いで搬送装置により基板位置決め部に搬送して、この位置決め部において当該プリント基板上の所定位置に所定作業を行うプリント基板組立装置及びプリント基板組立方法に関する。
この種のプリント基板組立装置におけるプリント基板搬送装置は、広く知られている(例えば、特許文献1参照)。そして、プリント基板組立装置は、自動運転モードでない状態で手動操作でプリント基板を当該組立装置内で搬送させる場合には、所定のステーションから次のステーションへの移動のみ可能であるのが一般的である。
特開2005−72136号公報
しかし、作業者の種々の作業内容いかんでは、どのステーションへ搬送させたいかは区々であって、即ち例えばコンベア幅の調整をした場合には調整をした全てのコンベア内を搬送させて確認作業をしたいし、仕掛りプリント基板を取出して再度組立装置内に戻して当該プリント基板上に所定作業を行ないたい場合には位置決め部に搬送したいので、希望するステーションへ搬送できることが望まれる。
そこで本発明は、プリント基板の搬送先を指定して、その搬送先へ移動させるようにすることを目的とする。
このため第1の発明は、プリント基板を上流側装置より受け継いで搬送装置により基板位置決め部に搬送して、この位置決め部において当該プリント基板上の所定位置に所定作業を行うプリント基板組立装置において、前記プリント基板の搬送先を指定するための指定装置と、この指定装置に従い前記プリント基板を指定の搬送先へ移動させるように前記搬送装置を制御する制御装置とを設けたことを特徴とする。
第2の発明は、プリント基板を上流側装置より受け継いで搬送装置により基板位置決め部に搬送して、この位置決め部において当該プリント基板上の所定位置に所定作業を行うプリント基板組立装置において、前記プリント基板の搬送先を指定するための指定装置と、本組立装置内における前記プリント基板の位置を確認する確認装置と、前記プリント基板を前記確認装置で確認された現在位置から前記指定装置で指定された搬送先へ移動させるように前記搬送装置を制御する制御装置とを設けたことを特徴とする。
第3の発明は、プリント基板を上流側装置より受け継いで搬送装置により待機位置に搬送し、この待機位置から前記搬送装置により基板位置決め部に搬送して、この位置決め部において当該プリント基板上の所定位置に所定作業を行うプリント基板組立装置において、前記プリント基板の搬送先を指定するための指定装置と、本組立装置内における前記プリント基板の位置を確認する確認装置と、前記プリント基板を前記確認装置で確認された現在位置から前記指定装置で指定された搬送先へ移動させるように前記搬送装置を制御する制御装置とを設けたことを特徴とする。
第4の発明は、複数の待機位置及び複数の基板位置決め部とを備え、プリント基板を上流側装置より受け継いで搬送装置によりいずれかの待機位置に搬送し、この待機位置から前記搬送装置によりいずれかの基板位置決め部に搬送して、この位置決め部において当該プリント基板上の所定位置に所定作業を行うプリント基板組立装置において、前記プリント基板の搬送先を複数の待機位置又は複数の位置決め部のうちからいずれかに指定するための指定装置と、本組立装置内における前記プリント基板の位置を確認する確認装置と、前記プリント基板を前記確認装置で確認された現在位置から前記指定装置で指定された搬送先へ移動させるように前記搬送装置を制御する制御装置とを設けたことを特徴とする。
第5の発明は、第1乃至第4のいずれかの発明において、前記確認装置が本組立装置内に前記プリント基板が無いこと確認した場合には、上流側装置又は下流側装置に基板を要求する旨の情報を送信するように制御する制御手段を設けたことを特徴とする。
第6の発明は、第1乃至第4のいずれかの発明において、搬送方向を指定する搬送方向指定装置を設けたことを特徴とする。
第7の発明は、プリント基板を上流側装置より受け継いで搬送装置により少なくとも一つの基板停止位置を経て基板位置決め部に搬送して、この基板位置決め部において当該プリント基板上の所定位置に所定作業が行われ、前記位置決め部から前記搬送装置により少なくとも一つの基板停止位置を経て下流側装置へ受け渡すプリント基板組立装置において、前記基板停止位置と前記基板位置決め部との何れかの位置を指定するための第1の指定装置と、前記基板停止位置と前記基板位置決め部との何れかの位置を指定するための第2の指定装置と、この第2の指定装置に指定された位置と前記第1の指定装置に指定された位置との何れか一方の指定位置に停止している基板を他方の指定位置へ移動させるように前記搬送装置を制御する制御装置とを設けたことを特徴とする。
第8の発明は、プリント基板を上流側装置より受け継いで搬送装置により少なくとも一つの基板停止位置を経て基板位置決め部に搬送して、この基板位置決め部において当該プリント基板上の所定位置に所定作業が行われ、前記位置決め部から前記搬送装置により少なくとも一つの基板停止位置を経て下流側装置へ受け渡すプリント基板組立装置において、プリント基板が停止している前記基板停止位置と前記基板位置決め部との何れかを指定するための第1の指定装置と、前記プリント基板の搬送先を指定するための第2の指定装置と、この第2の指定装置による指定に従い前記プリント基板を指定の搬送先へ移動させるように前記搬送装置を制御する制御装置とを設けたことを特徴とする。
第9の発明は、プリント基板を上流側装置より受け継いで搬送装置により少なくとも一つの基板停止位置を経て基板位置決め部に搬送して、この基板位置決め部において当該プリント基板上の所定位置に所定作業が行われ、前記位置決め部から前記搬送装置により少なくとも一つの基板停止位置を経て下流側装置へ受け渡すプリント基板組立装置において、前記基板停止位置と前記基板位置決め部との何れかの位置をドラッグ操作により指定するための第1の指定装置と、前記ドラッグ操作に指定された位置から移動しドロップ操作により前記基板停止位置と前記基板位置決め部との何れかの位置を指定するための第2の指定装置と、この第2の指定装置に指定された位置と前記第1の指定装置に指定された位置との何れか一方の指定位置に停止している基板を他方の指定位置へ移動させるように前記搬送装置を制御する制御装置とを設けたことを特徴とする。
第10の発明は、請求項7乃至請求項9のいずれか発明において、第1の指定装置或いは第2の指定装置の何れか一方により指定された搬送元の位置から他方の指定装置に指定された搬送先の位置にプリント基板を搬送するときに、搬送元の位置と搬送先の位置との間に基板がある場合に、警告を発生する警告発生装置を設けたことを特徴とする。
第11の発明は、請求項7乃至請求項10のいずれかに記載の発明において、第1の指定装置により指定され位置及び第2の指定装置により指定された位置にプリント基板が存在しないときに、警告を発生する警告発生装置を設けたことを特徴とする。
第12の発明は、プリント基板を上流側装置より受け継いで搬送装置により基板位置決め部に搬送して、この位置決め部において当該プリント基板上の所定位置に所定作業を行うプリント基板組立方法において、前記プリント基板の搬送先を指定し、前記プリント基板を指定の搬送先へ移動させるように前記搬送装置を制御することを特徴とする。
第13の発明は、プリント基板を上流側装置より受け継いで搬送装置により基板位置決め部に搬送して、この位置決め部において当該プリント基板上の所定位置に所定作業を行うプリント基板組立方法において、前記プリント基板の搬送先を指定し、本組立装置内における前記プリント基板の位置を確認し、前記プリント基板を確認された現在位置から指定された搬送先へ移動させるように前記搬送装置を制御することを特徴とする。
第14の発明は、プリント基板を上流側装置より受け継いで搬送装置により待機位置に搬送し、この待機位置から前記搬送装置により基板位置決め部に搬送して、この位置決め部において当該プリント基板上の所定位置に所定作業を行うプリント基板組立方法において、前記プリント基板の搬送先を指定し、本組立装置内における前記プリント基板の位置を確認し、前記プリント基板を確認された現在位置から指定された搬送先へ移動させるように前記搬送装置を制御することを特徴とする。
第15の発明は、複数の待機位置及び複数の基板位置決め部とを備え、プリント基板を上流側装置より受け継いで搬送装置によりいずれかの待機位置に搬送し、この待機位置から前記搬送装置によりいずれかの基板位置決め部に搬送して、この位置決め部において当該プリント基板上の所定位置に所定作業を行うプリント基板組立方法において、前記プリント基板の搬送先を複数の待機位置又は複数の位置決め部のうちからいずれかに指定し、本組立装置内における前記プリント基板の位置を確認し、前記プリント基板を確認された現在位置から指定された搬送先へ移動させるように前記搬送装置を制御することを特徴とする。
第16の発明は、プリント基板を上流側装置より受け継いで搬送装置により少なくとも一つの基板停止位置を経て基板位置決め部に搬送して、この基板位置決め部において当該プリント基板上の所定位置に所定作業が行われ、前記位置決め部から前記搬送装置により少なくとも一つの基板停止位置を経て下流側装置へ受け渡すプリント基板組立方法において、前記基板停止位置と前記基板位置決め部との何れかの位置を第1の指定装置により指定し、前記基板停止位置と前記基板位置決め部との何れかの位置を第2の指定装置により指定し,この第2の指定装置に指定された位置と前記第1の指定装置に指定された位置との何れか一方の指定位置に停止している基板を他方の指定位置へ移動させるように前記搬送装置を制御することを特徴とする。
第17の発明は、プリント基板を上流側装置より受け継いで搬送装置により少なくとも一つの基板停止位置を経て基板位置決め部に搬送して、この基板位置決め部において当該プリント基板上の所定位置に所定作業が行われ、前記位置決め部から前記搬送装置により少なくとも一つの基板停止位置を経て下流側装置へ受け渡すプリント基板組立方法において、プリント基板が停止している前記基板停止位置と前記基板位置決め部との何れかを指定するための第1の指定装置により指定し、前記プリント基板の搬送先を指定し、この第2の指定装置による指定に従い前記プリント基板を指定の搬送先へ移動させるように前記搬送装置を制御することを特徴とする。
第18の発明は、プリント基板を上流側装置より受け継いで搬送装置により少なくとも一つの基板停止位置を経て基板位置決め部に搬送して、この基板位置決め部において当該プリント基板上の所定位置に所定作業が行われ、前記位置決め部から前記搬送装置により少なくとも一つの基板停止位置を経て下流側装置へ受け渡すプリント基板組立方法において、前記基板停止位置と前記基板位置決め部との何れかの位置をドラッグ操作により指定し、前記ドラッグ操作に指定された位置から移動しドロップ操作により前記基板停止位置と前記基板位置決め部との何れかの位置を指定し、前記ドラッグ操作により指定された位置と前記ドロップ操作により指定された位置との何れか一方の指定位置に停止している基板を他方の指定位置へ移動させるように前記搬送装置を制御することを特徴とする。
第19の発明は、請求項16乃至請求項18のいずれかに記載の発明において、指定された搬送元の位置から他方の指定装置に指定された搬送先の位置にプリント基板を搬送するときに、搬送元の位置と搬送先の位置との間に基板がある場合に、警告発生装置により警告を発生することを特徴とする。
本発明は、プリント基板の搬送先を指定して、その搬送先へ移動させるようにすることができるから、作業者の種々の作業内容に応じて希望の搬送先へ移動させることができる。
以下、図面に基づき、電子部品装着装置の実施形態を説明する。図1は電子部品装着装置1の平面図で、電子部品装着装置1の機台(装置本体)2上には部品供給装置としての電子部品を部品取出位置(部品吸着位置)に1個ずつ供給する公知の部品供給ユニット3が4つのブロックに複数並設されている。即ち、電子部品装着装置1は、左右のステージ1及びステージ2に分けられ、更に各ステージ毎に前後のSIDE−A及びSIDE−Bに分けられ、この結果4つのブロックに分けられる。
そして、該装着装置1の中間部には5つのコンベア4A、4B、4C、4D、4Eから構成される搬送コンベア4が設けられ、プリント基板Pの搬送方向が左右方向となるように設けられている。前記コンベア4A、4C、4Eは搬入待機コンベア、中間待機コンベア、搬出待機コンベアであり、位置決め部としてのコンベア4B、4Dにはコンベアを備えた上流側装置5より受けたプリント基板Pを夫々位置決めする位置決め機構(図示せず)が設けられ、前記コンベア4B、4D上の該基板P上に電子部品が装着された後、コンベア4Cや4Eに搬送され、このコンベア4Eを介してコンベアを備えた下流側装置6に搬送される。
この搬送コンベア4は、例えば、コンベア4Aから4B、4Bから4Cというように、隣りのコンベアへとプリント基板Pを搬送するのが、原則であるが、ときに隣りのコンベアに限らず、搬送する場合もある。
前記コンベア4A、4B、4C、4D、4Eは、それぞれ正逆転可能なサーボモータ10に駆動されるコンベアローラ7、8とベルト9とを備えており、上流側装置5及び下流側装置6も同様な構成の搬送機構を備えている。そして、各コンベア4A、4B、4C、4D、4Eには、基板検出センサ11が設けられ、通常の順方向(左から右へ)に流れる場合に各基板検出センサ11がプリント基板Pを検出すると、CPU30は各サーボモータ10を基板検出センサ11がプリント基板Pにより遮光(プリント基板Pの存在を検出)してから僅かな所定距離移動した位置へ減速しながら停止するよう制御する。また、逆方向(右から左へ)の反基板流れ方向に流れる場合に各基板検出センサ11がプリント基板Pを検出すると、CPU30は各サーボモータ10を基板検出センサ11がプリント基板Pにより遮光しなくなって(プリント基板Pの存在を検出しなくなって)からプリント基板Pを順方向へ移動させ、基板検出センサ11がプリント基板11を再び検出してから僅かな所定距離移動した位置へ減速しながら停止するよう制御する。
18はX方向に長い一対のビームであり、各リニアモータ19の駆動により左右一対のガイドに沿って前記各ビーム18に固定されたスライダが摺動して前記コンベア4B、4Dにおいて位置決め部機構により固定されたプリント基板Pや部品供給ユニット3の部品送り出し位置(部品吸着位置)上方を個別にY方向に移動する。前記リニアモータ19は、基台2に固定された上下一対の固定子と、前記ビーム18の両端部に設けられた取付板の下部に固定された可動子とから構成される。
各ビーム18にはその長手方向、即ちX方向にリニアモータ14によりガイドに沿って移動する装着ヘッド体17が夫々設けられている。前記リニアモータ14は、ビーム18に固定された前後一対の固定子と、前記装着ヘッド体17に設けられた可動子とから構成される。各装着ヘッド体17は夫々バネにより上方へ付勢されている複数本の吸着ノズル(図示せず)を有する装着ヘッド16を備え、前後両部の左右の装着ヘッド16にはプリント基板Pに付された位置決めマークを撮像する基板認識カメラ15が設けられている。
前記装着ヘッド16はパルスモータ21によりθ方向に回転可能であり、前記吸着ノズル(図示せず)は、それぞれ所定間隔を存して装着ヘッド16に円周上に12本配設されてパルスモータ22により上下動可能に設けられている。
25は部品認識カメラで、前記各装着ヘッド16に対応してそれぞれ1個ずつ計4個設けられ、電子部品が吸着ノズルに対してどれだけ位置ずれして吸着保持されているかXY方向及び回転角度につき、位置認識するために複数の前記吸着ノズルに吸着保持された全ての電子部品Dを一括して撮像するが、それぞれ同時に複数個の電子部品を撮像可能である。また、部品認識カメラ25は撮像することにより、吸着ノズル15に電子部品Dが吸着保持しているか否かも確認でき、立ち状態で吸着している場合には排出箱26内に落下させ回収している。
次に図3の本電子部品装着装置1の制御ブロック図に基づいて、以下説明する。30は本装着装置1を統括制御する制御部としてのCPU(装着制御部)で、該CPU30にはバスラインを介して、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)32及びROM(リ−ド・オンリー・メモリ)33が接続されている。そして、CPU30は前記RAM32に記憶されたデータに基づき、前記ROM33に格納されたプログラムに従い、電子部品装着装置1の部品装着動作に係る動作を統括制御する。即ち、CPU30は、インターフェース34及び駆動回路35を介して前記リニアモータ19、14、パルスモータ21及び22などの駆動を制御している。
前記RAM32には、部品装着に係る装着データが記憶されており、その装着順序毎(ステップ番号毎)に、プリント基板内でのX方向(Xで示す)、Y方向(Yで示す)及び角度(Zで示す)情報や、各部品供給ユニット3の配置番号情報等が記憶されている。また前記RAM32には、部品配置データが記憶されており、これは前記各部品供給ユニット3の配置番号に対応して各電子部品の種類(部品ID)や該供給ユニット3の配置座標等が記憶されている。
31はインターフェース34を介して前記CPU30に接続される認識処理装置で、基板認識カメラ15や部品認識カメラ25により撮像して取込まれた画像の認識処理がこの認識処理装置31にて行われる。
尚、前記部品認識カメラ25により撮像された画像は表示装置としてのCRTなどのモニタ36に表示される。そして、前記モニタ36には種々のタッチパネルスイッチ37が設けられ、作業者がタッチパネルスイッチ37を操作することにより、教示指定のための設定を含む種々の設定を行うことができる。
前記タッチパネルスイッチ37はガラス基板の表面全体に透明導電膜がコーティングされ、四辺に電極が印刷されている。そのため、タッチパネルスイッチ37の表面に極微小電流を流し、作業者がタッチすると四辺の電極に電流変化を起こし、電極と接続した回路基板によりタッチした座標値が計算される。従って、その座標値がある作業を行わせるスイッチ部として予め後述するRAM32に記憶された座標値群の中の座標値と一致すれば、当該作業が行なわれることとなる。
次に、図4に基づき、プリント基板Pの搬送先を設定する設定方法について、以下説明する。先ず、モニタ36に表示されたタッチパネルスイッチ37を操作して図4に示す設定画面を表示させる。この表示された設定画面は、上流側装置5、前記コンベア4A、4B、4C、4D、4E及び下流側装置6を模式的に表したもので、これらに対応して搬送先指定スイッチ部5A、37A、37B、37C、37D、37E及び6Aが表示される。
そして、搬送先指定スイッチ部5A、37A、37B、37C、37D、37E及び6Aのいずれかを押圧操作することによりプリント基板Pの搬送先を指定することができ、この指定された搬送先データはCPU30によりRAM32に格納される。また、搬送方向として搬送方向指定スイッチ部37F、37Gのいずれかを押圧操作することによりプリント基板Pの搬送方向を右から左へ(反基板流れ方向)、或いは左から右へ(基板流れ方向)と指定することができ、この指定された搬送方向データは同じくCPU30によりRAM32に格納される。
なお、40は操作部で、電子部品装着装置1を自動運転モードにするための自動キー41、同装置を手動運転モードにするための手動キー42及び始動キー43などが設けられている。
次に、この生産運転時の動作につき、以下説明する。自動キー42及び始動キー43を押圧操作すると、先ずプリント基板Pが上流側装置5よりコンベア4Aを介して位置決め部であるコンベア4Bに搬送され、位置決め機構により位置決めされる。即ち、コンベア4Bに設けられた基板検出センサ11がプリント基板Pを検出すると、CPU30はサーボモータ10を基板検出センサ11がプリント基板Pにより遮光してから僅かな所定距離移動した位置へ減速しながら停止するよう制御し、プリント基板Pをコンベア4Bの所定位置に位置決めする。また、上流側装置5のコンベア及びコンベア4Aを回転させて、次のプリント基板Pが上流側装置5より待機コンベアであるコンベア4Aに搬送され、コンベア4Aの基板検出センサ11がプリント基板Pにより遮光してから僅かな所定距離移動した位置へ減速しながら停止するようサーボモータ10を制御し、プリント基板Pをコンベア4Aの所定位置に位置決めする。
次に、CPU30は、RAM32に格納された装着データに従い、電子部品の部品種に対応した装着ヘッド16の吸着ノズルが装着すべき該電子部品を所定の部品供給ユニット3から吸着して取出す。このとき、CPU30によりリニアモータ19及び14が制御されて、各装着ヘッド体17の装着ヘッド16の吸着ノズルが装着すべき電子部品を収納する各部品供給ユニット3の先頭の電子部品上方に位置するよう移動するが、Y方向は駆動回路35によりリニアモータ19が駆動して一対のガイドに沿って各ビーム18が移動し、X方向は同じく駆動回路35によりリニアモータ14が駆動してガイドに沿って各装着ヘッド体17が移動する。
そして、既に所定の各供給ユニット3は駆動されて部品吸着位置にて部品が取出し可能状態にあるため、またパルスモータ21の駆動により装着ヘッド16が回転して選択された吸着ノズルが当該装着ヘッド16における0時、3時、6時、9時のうちのいずれかの位置において当該部品供給ユニット3の部品送り出し位置上方に位置しており、パルスモータ22により吸着ノズルを所定ストローク降下させ、当該部品供給ユニット3から確実に電子部品Dを吸着し、吸着ノズルが上昇する。
このように、次々と装着ヘッド16に設けられた12本の吸着ノズルが電子部品Dを吸着した後に上昇しながら対応する部品認識カメラ25の上方へ移動する。そして、CPU30は、装着ヘッド16が前記部品認識カメラ25上を通過するタイミングになったものと判断したときには、部品認識カメラ25がビーム18移動中に装着ヘッド16の全吸着部品Dの同時撮像及びその画像取込を実行し、認識処理装置31により部品認識処理をする。
そして、部品認識処理の結果が、例えば電子部品の立ち状態や不良電子部品を吸着保持しているとかの認識異常か、電子部品Dを吸着保持していない場合には、装着ヘッド16及び吸着ノズルを排出箱26上方に移動させて認識異常に係る電子部品Dを落下させて部品廃棄処理をする。
そして、CPU30は、この異常として検出された電子部品の廃棄処理後に、正常な検出や正常な認識であると判断された電子部品Dは、真空吸着を維持し、CPU30がパルスモータ22を制御し、次々と対応するプリント基板Pへ電子部品Dを装着する。
そして、装着データで指定した電子部品Dの全てがコンベア4Bにあるプリント基板Pに装着した場合には、上流側装置5からコンベア4Aにプリント基板Pを移載し、コンベア4Aにあったプリント基板Pをコンベア4Bに移載すると共にコンベア4B上のプリント基板Pをコンベア4Cに移載する。
新たにコンベア4Bに移載されたプリント基板P上に装着すべき全ての電子部品が装着されると、各コンベア4A、4B、4Cにあるプリント基板Pをそれぞれ隣りのコンベアに移載し、コンベア4B、4Dにて電子部品が装着されることとなる。この場合、コンベア4Bで電子部品Dが装着されたプリント基板Pは、移載されたコンベア4Dにおいて当該プリント基板Pの他の位置にその他の電子部品Dが装着され、1枚のプリント基板P上に全ての電子部品が装着され、生産が完了することとなる。このプリント基板Pへ全ての電子部品の装着後は、搬出待機コンベアであるコンベア4Eに移載され、やがて下流側装置6に移載される。
以上のように、次々とプリント基板Pが生産されることとなるが、ここで、例えば自動運転を停止して、モニタ36に表示されたタッチパネルスイッチ37を操作して図4に示す設定画面を表示させ、例えばコンベア4Bで電子部品Dが装着されたプリント基板Pを電子部品装着装置1から取出して装着状態などを作業者が肉眼で検査し、その後コンベア4Bに戻して、搬送方向指定スイッチ部37Gを押圧操作して搬送方向を指定すると共に、更に当該プリント基板Pに他の電子部品を装着するステーションである搬送先のコンベア4Dに対応する搬送先指定スイッチ部37Dを押圧操作することによりプリント基板Pの搬送先を指定した場合について、以下説明する。
即ち、手動キー42及び始動キー43を操作することにより開始される基板移載に係る動作について、図5に示すフローチャートに基づき、以下説明する。先ず、CPU30はRAM32に格納されている搬送方向データに基づいて、移載方向を判定する。そして、CPU30は通常の基板流れ方向に設定されていることを確認し、搬送先が後工程の下流側装置6か否かを判定し、搬送先が電子部品装着装置1内部なので、設定された搬送先指定位置のコンベア4Dから前工程方向へ移載対象のプリント基板Pの存在を確認する。
そして、コンベア4Bの基板検出センサ11のみが電子部品装着装置1内にプリント基板Pが存在することを検出し、この検出信号を受けたCPU30は移載対象基板の検索をしてその存在を確認できるので、CPU30は搬送先指定位置(コンベア4D)までの移動を開始させるように制御する。即ち、コンベア4Dが搬送先として設定されているので、コンベア4B、4C、4Dの各サーボモータ10を駆動するように制御し、搬送先指定位置までの移動を開始させると共に移載完了判定タイマ50の時間計時を開始させる。
なお、電子部品装着装置1内にプリント基板Pが存在しないことを検出した場合には、CPU30は前工程装置である上流側装置5に基板搬入要求情報を発行(送信)し、上流側装置5のコンベア及びコンベア4A、4B、4C、4Dを駆動させると共に基板搬入完了判定タイマ51が計時を開始して、基板搬入完了判定タイマ51がタイムアウト(所定時間経過)前に基板取込みを完了(コンベア4Aの基板検出センサ11が基板を検出)したものとCPU30が判定した場合には(取込みを完了しない場合は、後述するような異常処理をする。)、CPU30は搬送先指定位置までの移動を開始させるように制御する。即ち、コンベア4Dが搬送先として設定されているので、上流側装置5のコンベア、4A、4B、4C、4Dの各サーボモータ10を駆動するように制御し、搬送先指定位置までの移動を開始させると共に移載完了判定タイマ50の時間計時を開始させる。
そして、いずれにしても、この移載完了判定タイマ50がタイムアウト(所定時間経過)前に搬送先指定位置であるコンベア4Dに設けられた基板検出センサ11がプリント基板Pを検出すると、CPU30はコンベア4Dのサーボモータ10を基板検出センサ11がプリント基板Pにより遮光してから僅かな所定距離移動した位置へ減速しながら停止するよう制御し、プリント基板Pをコンベア4Dの所定位置に位置決めする。従って、この状態で自動運転すると、コンベア4Bにおいて所定の電子部品を装着した後の当該プリント基板上に、コンベア4Dにおいて引き続き他の電子部品を装着することができる。
仮に、移載完了判定タイマ50がタイムアウト(所定時間経過)しても、コンベア4Dに設けられた基板検出センサ11がプリント基板Pを検出しない場合には、CPU30は異常処理、即ち電子部品装着装置1を停止させるように制御すると共に異常の旨を聴覚や視覚での報知装置で報知するように制御する。
次に、モニタ36に表示されたタッチパネルスイッチ37を操作して図4に示す設定画面を表示させ、例えばコンベア4Dで全ての電子部品Dが装着されたプリント基板Pを電子部品装着装置1から取出して装着状態などを作業者が肉眼で検査し、その後コンベア4Dに戻して、搬送方向指定スイッチ部37Gを押圧操作して搬送方向を指定すると共に、更に搬送先の下流側装置6に対応する搬送先指定スイッチ部6Aを押圧操作することによりプリント基板Pの搬送先を指定した場合について、図6に基づき以下説明する。
前述のCPU30がプリント基板Pの移載方向として通常の基板流れ方向に設定されていることを確認し、搬送先が後工程の下流側装置6か否かを判定し搬送先が下流側装置6であると判定すると、基板排出待機位置のコンベア4Eから前工程方向へ移載対象のプリント基板Pの存在を確認する。
仮に、電子部品装着装置1内に無いならば、前述の異常処理をし、コンベア4Dの基板検出センサ11が対象のプリント基板Pを検出し基板有りならば、基板排出待機位置のコンベア4Eまでの移動を開始するように制御する。即ち、下流側装置6が搬送先として設定されているので、コンベア4D、4Eの各サーボモータ10を駆動するように制御し、基板排出待機位置までの移動を開始させると共に移載完了判定タイマ50の時間計時を開始させる。
仮に、移載完了判定タイマ50がタイムアウト(所定時間経過)しても、コンベア4Eに設けられた基板検出センサ11がプリント基板Pを検出しない場合には、CPU30は前述の異常処理をするように制御する。そして、この移載完了判定タイマ50がタイムアウト(所定時間経過)前に搬送先指定位置であるコンベア4Eに設けられた基板検出センサ11がプリント基板Pを検出すると、CPU30はコンベア4Eのサーボモータ10を基板検出センサ11がプリント基板Pにより遮光してから僅かな所定距離移動した位置へ減速しながら停止するよう制御し、プリント基板Pをコンベア4Eの所定位置に搬送して停止する。
そして、下流側装置6へ基板を排出する旨の情報を発行(送信)し、基板排出完了判定タイマ52が時間の計時を開始し、仮に、基板排出完了判定タイマ52がタイムアウト(所定時間経過)しても、コンベア4Eに設けられた基板検出センサ11がプリント基板Pを検出している場合(下流側装置6への基板の排出が完了していない場合)には、CPU30は前述の異常処理をするように制御する。そして、基板排出完了判定タイマ52がタイムアウト前にコンベア4Eに設けられた基板検出センサ11がプリント基板Pを検出しなくなると(下流側装置6への基板の排出が完了した場合)には、CPU30はコンベア4Eを停止するように制御する。
次に、モニタ36に表示されたタッチパネルスイッチ37を操作して図4に示す設定画面を表示させ、例えばコンベア4Eにプリント基板Pをおいて、搬送方向指定スイッチ部37Fを押圧操作して搬送方向を反基板流れ方向に指定すると共に、更に搬送先のコンベア4Aに対応する搬送先指定スイッチ部37Aを押圧操作することによりプリント基板Pの搬送先を指定した場合について、説明する。
即ち、手動キー42及び始動キー43を操作することにより開始される基板移載に係る動作について、図7に示すフローチャートに基づき、以下説明する。先ず、CPU30はRAM32に格納されている搬送方向データに基づいて、移載方向を判定する。そして、CPU30は反基板流れ方向に設定されていることを確認し、搬送先が後工程の上流側装置5か否かを判定し、搬送先が電子部品装着装置1内部(コンベア4A)なので、設定された搬送先指定位置のコンベア4Aから後工程方向へ移載対象のプリント基板Pの存在を確認する。
そして、コンベア4Eの基板検出センサ11のみがプリント基板Pが存在することを検出し、この検出信号を受けたCPU30は移載対象基板の検索をしてその存在を確認できるので、CPU30は搬送先指定位置までの移動を開始させるように制御する。即ち、コンベア4Aが搬送先として設定されているので、コンベア4A、4B、4C、4D、4Eの各サーボモータ10を逆回転するように制御し、搬送先指定位置までの移動を開始させると共に移載完了判定タイマ50の時間計時を開始させる。
なお、電子部品装着装置1内にプリント基板Pが存在しないことを検出した場合には、CPU30は後工程装置である下流側装置6に基板搬入要求情報を発行(送信)し、下流側装置6のコンベア及びコンベア4A、4B、4C、4D、4Eを駆動させると共に基板搬入完了判定タイマ51が計時を開始して、基板搬入完了タイマ51がタイムアウト(所定時間経過)前に基板取込みを完了(コンベア4Eの基板検出センサ11が基板を検出)したものとCPU30が判定した場合には(取込みを完了しない場合は前述の異常処理をする。)、CPU30は搬送先指定位置までの移動を開始させるように制御する。即ち、コンベア4Aが搬送先として設定されているので、コンベア4A、4B、4C、4D、4Eの各サーボモータ10を駆動するように制御し、搬送先指定位置までの移動を開始させると共に移載完了判定タイマ50の時間計時を開始させる。
そして、いずれにしても、この移載完了判定タイマ50がタイムアウト(所定時間経過)前に搬送先指定位置であるコンベア4Aに設けられた基板検出センサ11がプリント基板Pを検出した後に検出しなくなると、CPU30はコンベア4Aのサーボモータ10を基板検出センサ11がプリント基板Pにより遮光しなくなってからプリント基板Pを順方向へ移動させ、基板検出センサ11がプリント基板11を再び検出してから僅かな所定距離移動した位置へ減速しながら停止するよう制御し、プリント基板Pをコンベア4Aに搬送できる。
仮に、移載完了判定タイマ50がタイムアウト(所定時間経過)しても、コンベア4Aに設けられた基板検出センサ11がプリント基板Pを検出した後に検出しなくならない場合には、CPU30は前述の異常処理をするように制御する。
次に、モニタ36に表示されたタッチパネルスイッチ37を操作して図4に示す設定画面を表示させ、コンベア4Bにプリント基板Pをおいて、搬送方向指定スイッチ部37Fを押圧操作して搬送方向を反基板流れ方向に指定すると共に、更に搬送先の上流側装置5に対応する搬送先指定スイッチ部5Aを押圧操作することによりプリント基板Pの搬送先を指定した場合について、以下説明する。
前述のCPU30がプリント基板Pの移載方向として反基板流れ方向に設定されていることを確認し、搬送先が前工程の上流側装置5か否かを判定し搬送先が上流側装置5であると判定すると、図8に示すように基板搬入待機位置のコンベア4Aから後工程方向へ移載対象のプリント基板Pの存在を確認する。
仮に、電子部品装着装置1内に無いならば、前述の異常処理をし、コンベア4Bの基板検出センサ11がプリント基板Pを検出し、CPU30が対象基板有りと判定すると、基板搬入待機位置のコンベア4Aまでの移動を開始するように制御する。即ち、上流側装置5が搬送先として設定されているので、コンベア4A、4Bの各サーボモータ10を駆動するように制御し、基板搬入待機位置のコンベア4Aまでの移動を開始させると共に移載完了判定タイマ50の時間計時を開始させる。
仮に、移載完了判定タイマ50がタイムアウト(所定時間経過)しても、コンベア4Aに設けられた基板検出センサ11がプリント基板Pを検出した後に検出しなくならない場合には、CPU30は前述の異常処理をするように制御する。そして、この移載完了判定タイマ50がタイムアウト(所定時間経過)前に搬送先指定位置であるコンベア4Aに設けられた基板検出センサ11がプリント基板Pを検出した後に検出しなくなると、CPU30はコンベア4Aのサーボモータ10を基板検出センサ11がプリント基板Pにより遮光しなくなってからプリント基板Pを順方向へ移動させ、基板検出センサ11がプリント基板11を再び検出してから僅かな所定距離移動した位置へ減速しながら停止するよう制御し、プリント基板Pをコンベア4Aに搬送して停止する。
そして、上流側装置5へ基板を排出する旨の情報を発行(送信)し、基板排出完了判定タイマ52が時間の計時を開始し、仮に、基板排出完了判定タイマ52がタイムアウト(所定時間経過)しても、上流側装置5に設けられた基板検出センサ11がプリント基板Pを検出しない場合(電子部品装着装置1から上流側装置5へ基板の排出が完了していない場合)には、CPU30は前述の異常処理をするように制御する。そして、基板排出完了判定タイマ52がタイムアウト前に上流側装置5に設けられた基板検出センサ11がプリント基板Pを検出すると(電子部品装着装置1から基板の排出が完了した場合)には、CPU30はコンベア4A及び上流側装置5のコンベアを停止するように制御する。
なお、搬送方向指定スイッチ部37F、37Gを操作しなくても、搬送方向に関係なく搬送先を指定することのみにより、コンベア4A〜4Eのいずれかに載置されているプリント基板が指定された搬送先に搬送されるようにしてもよい。
この場合の操作及び動作について、以下、図9及び図10に基づき説明する。
図9はモニタ36に表示されたタッチパネルスイッチ37を操作することにより表示させることが可能な設定画面であり、図4に示した設定画面と比較し搬送方向指定スイッチ部37F、37Gが設けられていなく、また、搬送先指定スイッチ部5A、37A、37B、37C、37D、37E及び6Aの替わりに、搬送元搬送先指定スイッチ部(以下、指定スイッチ部という)70A、71A、71B、71C、71D、71E及び72Aが表示され、作業者がこれらの指定スイッチ部を操作することにより、基板の搬送元及び搬送先が指定される。
例えば、作業者がモニタ36に表示されたタッチパネルスイッチ37を操作して図9に示す設定画面を表示させ、例えばコンベア4Bで全ての電子部品Dが装着されたプリント基板Pを電子部品装着装置1から取出して装着状態などを作業者が肉眼で検査し、その後例えばコンベア4Bの位置に戻す。そして、プリント基板Pの搬送元である指定スイッチ部71Bを押圧操作して搬送元を指定すると共に、更に搬送先の下流側装置6に対応する指定スイッチ部72Aを押圧操作することによりプリント基板Pの搬送先を指定した場合について、図10に基づき以下説明する。
まず、作業者が搬送するプリント基板Pの現在位置として設定画面の指定スイッチ部71Bを移載位置1点目として選択し、押圧する。すると、CPU30が選択された指定スイッチ部71Bに対応した移載位置1点目であるコンベア4Bにプリント基板Pが有るか否かを判断する。基板検出センサ11がプリント基板Pを検出している場合には、CPU30はプリント基板Pが有ると判断する。そして、作業者が搬送先である指定スイッチ部72Aを移載位置2点目として選択し、押圧すると、CPU30が選択された指定スイッチ部72Aに対応した2点目の移載位置であるコンベア6にプリント基板Pが有るか否かを判断する。ここで、コンベア6に既にプリント基板Pが載置されており、コンベア6に設けられた図示しない基板検出センサがプリント基板Pを検出している場合には、CPU30はプリント基板Pが有ると判断し、異常処理、即ち電子部品装着装置1を停止させるように制御すると共に異常の旨を聴覚や視覚での報知装置で報知するように制御する。この結果、作業者は、プリント基板Pの搬送が不可能なことを知ることができる。
また、コンベア6にプリント基板Pが載置されていなく、コンベア6に設けられた基板検出センサがプリント基板Pを検出していない場合には、CPU30はプリント基板Pが無いと判断し、次に、移載位置1点目と移載位置2点目とが同じ位置か異なる位置か、即ち、移載位置1点目であるコンベア4Bと移載位置2点目であるコンベア6とが同じ位置か異なる位置かどうか判定する。そして、コンベア4Bとコンベア6とは異なる位置であるので、次に、CPU30は移載位置1点目(選択位置)と移載位置(選択位置)2点目との中間に、基板が有るか否かを判断する。
そして、CPU30が各基板検出センサからの出力により、前記中間のコンベアに基板が無いと判断すると、移載位置1点目から移載位置2点目へのプリント基板の搬送を開始させる。即ち、コンベア4B、4C、4D、4E及び下流側装置6のコンベアが運転を開始し、プリント基板Pが移載位置1点目から移載位置2点目まで搬送される。
このように、作業者が設定画面を操作し、移載位置1点目及び移載位置2点目を指定することにより、搬送方向指定スイッチ部37F、37Gを操作しなくても、搬送元及び搬送先を指定することのみにより、容易にプリント基板Pを移載することができる。
また、作業者が移載位置1点目を選択し、指定スイッチ部71Bを押圧した後、異なる位置の指定スイッチ部を押圧しなくてはならないところ、誤って再び指定スイッチ部71Bを押圧した場合には、CPU30は移載位置1点目と移載位置2点目とが同じ位置であると判定し、異常処理、即ち電子部品装着装置1を停止させるように制御すると共に異常の旨を聴覚や視覚での報知装置で報知する(例えば、ブザーを動作させると共に、誤って押圧された指定スイッチ部71B(警告発生装置)を点滅させる。)ように制御する。この結果、作業者は、プリント基板Pの移載位置1点目と移載位置2点目との指定が誤ったことを知ることができる。
更に、CPU30が移載位置1点目(選択位置)と移載位置2点目(選択位置)との中間に、基板が有るか否かを判断したとき、CPU30が各基板検出センサからの出力により、前記中間の何れかのコンベアに基板が有ると判断すると、即ち、プリント基板Pの搬送経路途中に基板が有りと判定すると、異常処理、即ち電子部品装着装置1を停止させるように制御すると共に異常の旨を聴覚や視覚での報知装置で報知する(例えば、ブザーを動作させると共に、搬送経路途中での基板が存在する位置に対応した指定スイッチ部(警告発生装置)を点滅させる。)ように制御する。この結果、作業者は、プリント基板Pの搬送経路途中に他のプリント基板Pが存在し、搬送できないことを知ることができる。
以下CPU30にて、移載位置1点目にプリント基板Pが存在しなかった場合の動作について説明する。
例えば、作業者がプリント基板Pを、上述したように指定スイッチ部71Bに対応したコンベア4Bから指定スイッチ部72Aに対応したコンベア6の位置に移載したいとき、プリント基板Pの移載位置1点目を選択し、指定スイッチ部を押圧する際に、移載対象のプリント基板Pが載置されている位置とは異なる例えば搬送先位置に対応した指定スイッチ部72Aを押圧した場合、CPU30が選択された指定スイッチ部72Aに対応した移載位置1点目であるコンベア6にプリント基板Pが有るか否かを判断する。基板検出センサがプリント基板Pを検出していないため、CPU30はプリント基板Pが無いと判断する。そして、作業者が搬送元である搬送先指定スイッチ部71Bを移載位置2点目として選択し、押圧すると、CPU30が選択された指定スイッチ部71Bに対応した2点目の移載位置であるコンベア4Bにプリント基板Pが有るか否かを判断する。ここで、コンベア4Bにプリント基板Pが載置されており、コンベア4Bに設けられた基板検出センサ11がプリント基板Pを検出しているため、CPU30はプリント基板Pが有ると判断する。
ここで、コンベア4Bにプリント基板Pが載置されていなかった場合には、CPU30は対象プリント基板Pが無しと判断する。異常処理、即ち電子部品装着装置1を停止させるように制御すると共に異常の旨を聴覚や視覚での報知装置(警告発生装置)で報知する(警告する)ように制御する。この結果、作業者は、プリント基板Pが指定された何れの位置にも存在していなく(対象プリント基板無し)プリント基板Pの搬送が不可能なことを知ることができる。
CPU30がプリント基板Pが有ると判断すると、CPU30は、次に、移載位置1点目と移載位置2点目とが同じ位置か異なる位置か、即ち、移載位置1点目であるコンベア6と移載位置2点目であるコンベア4Bとが同じ位置か異なる位置かどうか判定する。そして、コンベア4Bとコンベア6とは異なる位置であるので、次に、CPU30は移載位置1点目(選択位置)と移載位置(選択位置)2点目との中間に、基板が有るか否かを判断する。
そして、CPU30が各基板検出センサからの出力により、前記中間のコンベアに基板が無いと判断すると、移載位置2点目(コンベア4Bの位置)から移載位置1点目(コンベア6の位置)へのプリント基板の搬送を開始させる。即ち、コンベア4B、4C、4D、4E及び下流側装置6のコンベアが運転を開始し、プリント基板Pが移載位置2点目から移載位置1点目まで搬送される。
したがって、作業者が、プリント基板Pを搬送元のコンベア4Bの位置から搬送先のコンベア6の位置まで移載したいとき、指定スイッチ部71B、72Aの押圧順を通常の順番と逆順に押圧し、搬送先の指定スイッチ部72Aを先に押圧し、後に搬送元に対応した指定スイッチ部71Bを押圧した場合にも、CPU30にて各指定スイッチ部71B、72Aに対応したコンベアにプリント基板Pが存在しているか否かを判定し、プリント基板Pが存在しているコンベア4Bからコンベア4C、4D、4Eを介して下流側装置6のコンベアへプリント基板Pを移載することができ、この結果、作業者は、基板の搬送元と搬送先とに対応した指定スイッチ部の押圧順序に注意を払うことなく容易に搬送元及び搬送先を指定することができる。
また、作業者が移載位置1点目を選択し、指定スイッチ部72Aを押圧した後、誤って再び指定スイッチ部72Aを押圧した場合には、CPU30は移載位置1点目と移載位置2点目とが同じ位置であると判定し、異常処理、即ち電子部品装着装置1を停止させるように制御すると共に異常の旨を聴覚や視覚での報知装置で報知するように制御する。
更に、CPU30が移載位置1点目(選択位置)と移載位置2点目(選択位置)との中間に、基板が有るか否かを判断したとき、CPU30が各基板検出センサからの出力により、前記中間の何れかのコンベアに基板が有ると判断すると、即ち、プリント基板Pの搬送経路途中に基板が有りと判定すると、異常処理、即ち電子部品装着装置1を停止させるように制御すると共に異常の旨を聴覚や視覚での報知装置で報知するように制御する。
以下、搬送元の位置と搬送先の位置とをドラッグ&ドロップ操作により指定する場合の操作及び動作について、以下、図9及び図11に基づき説明する。
例えば、作業者がモニタ36に表示されたタッチパネルスイッチ37を操作して図9に示す設定画面を表示させ、プリント基板Pを電子部品装着装置1から取出して装着状態などを作業者が肉眼で検査し、その後コンベアの所定の位置、例えばコンベア4Bの位置に戻す。そして、ドラッグ&ドロップ操作によりプリント基板Pの搬送元である指定スイッチ部71Bを指定すると共に、更に搬送先の下流側装置6に対応する指定スイッチ部72Aを指定した場合について、図11に基づき以下説明する。
まず、作業者が搬送するプリント基板Pの現在位置として設定画面の指定スイッチ部71Bを移載位置1点目として選択し、指定スイッチ部71Bに指で触れ、設定画面に触れている状態で指を移動させ(ドラッグ操作)、搬送先である指定スイッチ部72Aにて指を設定画面から離す操作(ドロップ操作)により指定スイッチ部72Aを移載位置2点目として選択すると、CPU30が選択された指定スイッチ部71Bに対応した移載位置1点目であるコンベア4Bにプリント基板Pが有るか否かを判断する。基板検出センサ11がプリント基板Pを検出している場合には、CPU30はプリント基板Pが有ると判断する。そして、CPU30が選択された指定スイッチ部72Aに対応した2点目の移載位置であるコンベア6にプリント基板Pが有るか否かを判断する。ここで、コンベア6に既にプリント基板Pが載置されており、コンベア6に設けられた図示しない基板検出センサがプリント基板Pを検出している場合には、CPU30はプリント基板Pが有ると判断し、異常処理、即ち電子部品装着装置1を停止させるように制御すると共に異常の旨を聴覚や視覚での報知装置で報知するように制御する。この結果、作業者は、プリント基板Pの搬送が不可能なことを知ることができる。
また、コンベア6にプリント基板Pが載置されていなく、コンベア6に設けられた基板検出センサがプリント基板Pを検出していない場合には、図10に基づく上記説明と同様に、CPU30はプリント基板Pが無いと判断し、次に、移載位置1点目と移載位置2点目とが同じ位置か異なる位置か、即ち、移載位置1点目であるコンベア4Bと移載位置2点目であるコンベア6とが同じ位置か異なる位置かどうか判定する。そして、コンベア4Bとコンベア6とは異なる位置であるので、次に、CPU30は移載位置1点目(選択位置)と移載位置2点目(選択位置)との中間に、基板が有るか否かを判断する。
そして、CPU30が各基板検出センサからの出力により、前記中間のコンベアに基板が無いと判断すると、移載位置1点目から移載位置2点目へのプリント基板の搬送を開始させる。即ち、コンベア4B、4C、4D、4E及び下流側装置6のコンベアが運転を開始し、プリント基板Pが移載位置1点目から移載位置2点目まで搬送される。
このように、作業者が設定画面を操作し、移載位置1点目及び移載位置2点目をドラッグ&ドロップ操作により容易に指定することにより、搬送方向指定スイッチ部37F、37Gを操作しなくても、搬送元及び搬送先を指定することのみにより、容易にプリント基板Pを移載することができる。
また、作業者が移載位置1点目を選択し、ドラッグ操作を確実に行わなく、異なる位置の指定スイッチ部にてドロップ操作しなくてはならないところ、誤って指定スイッチ部71Bにてドロップ操作した場合には、CPU30は移載位置1点目と移載位置2点目とが同じ位置であると判定し、異常処理、即ち電子部品装着装置1を停止させるように制御すると共に異常の旨を聴覚や視覚での報知装置で報知するように制御する。この結果、作業者は、プリント基板Pの移載位置1点目と移載位置2点目との指定が誤ったことを知ることができる。
更に、CPU30が移載位置1点目(選択位置)と移載位置2点目(選択位置)との中間に、基板が有るか否かを判断したとき、CPU30が各基板検出センサからの出力により、前記中間の何れかのコンベアに基板が有ると判断すると、即ち、プリント基板Pの搬送経路途中に基板が有りと判定すると、異常処理、即ち電子部品装着装置1を停止させるように制御すると共に異常の旨を聴覚や視覚での報知装置で報知するように制御する。この結果、作業者は、プリント基板Pの搬送経路途中に他のプリント基板Pが存在し、搬送できないことを知ることができる。
なお、上記実施の形態において、作業者が設定画面の指定スイッチ部71Bを移載位置1点目として選択し、指定スイッチ部71Bに指で触れ、設定画面に触れている状態で指を移動させ(ドラッグ操作)、搬送先である指定スイッチ部72Aにて指を設定画面から離す操作(ドロップ操作)により指定スイッチ部72Aを移載位置2点目として選択するドラッグ&ドロップ操作に基づいて説明したが、例えば、インターフェース34を介してCPU30に接続されたマウスの移動による設定画面での指定位置の移動と、クリック操作とによるドロップ&ドロップ操作により移載位置1点目と移載位置2点目とを指定するようにしてもよい。
以上本発明の実施形態について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の代替例、修正又は変形を包含するものである。
電子部品装着装置の平面図である。 搬送コンベア等の平面及び正面を簡略化して示す図である。 制御ブロック図である。 搬送先を指定するための設定画面を示す図である。 基板移載に係るフローチャート図である。 基板移載に係るフローチャート図である。 基板移載に係るフローチャート図である。 基板移載に係るフローチャート図である。 搬送先を指定するための設定画面を示す図である。 基板移載に係るフローチャート図である。 基板移載に係るフローチャート図である。
符号の説明
1 部品装着装置
3 部品供給ユニット
4 搬送コンベア
4A乃至4E コンベア
5 上流側装置
6 下流側装置
30 CPU
32 RAM
36 モニタ
37 タッチパネルスイッチ

Claims (19)

  1. プリント基板を上流側装置より受け継いで搬送装置により基板位置決め部に搬送して、この位置決め部において当該プリント基板上の所定位置に所定作業を行うプリント基板組立装置において、前記プリント基板の搬送先を指定するための指定装置と、この指定装置に従い前記プリント基板を指定の搬送先へ移動させるように前記搬送装置を制御する制御装置とを設けたことを特徴とするプリント基板組立装置。
  2. プリント基板を上流側装置より受け継いで搬送装置により基板位置決め部に搬送して、この位置決め部において当該プリント基板上の所定位置に所定作業を行うプリント基板組立装置において、前記プリント基板の搬送先を指定するための指定装置と、本組立装置内における前記プリント基板の位置を確認する確認装置と、前記プリント基板を前記確認装置で確認された現在位置から前記指定装置で指定された搬送先へ移動させるように前記搬送装置を制御する制御装置とを設けたことを特徴とするプリント基板組立装置。
  3. プリント基板を上流側装置より受け継いで搬送装置により待機位置に搬送し、この待機位置から前記搬送装置により基板位置決め部に搬送して、この位置決め部において当該プリント基板上の所定位置に所定作業を行うプリント基板組立装置において、前記プリント基板の搬送先を指定するための指定装置と、本組立装置内における前記プリント基板の位置を確認する確認装置と、前記プリント基板を前記確認装置で確認された現在位置から前記指定装置で指定された搬送先へ移動させるように前記搬送装置を制御する制御装置とを設けたことを特徴とするプリント基板組立装置。
  4. 複数の待機位置及び複数の基板位置決め部とを備え、プリント基板を上流側装置より受け継いで搬送装置によりいずれかの待機位置に搬送し、この待機位置から前記搬送装置によりいずれかの基板位置決め部に搬送して、この位置決め部において当該プリント基板上の所定位置に所定作業を行うプリント基板組立装置において、前記プリント基板の搬送先を複数の待機位置又は複数の位置決め部のうちからいずれかに指定するための指定装置と、本組立装置内における前記プリント基板の位置を確認する確認装置と、前記プリント基板を前記確認装置で確認された現在位置から前記指定装置で指定された搬送先へ移動させるように前記搬送装置を制御する制御装置とを設けたことを特徴とするプリント基板組立装置。
  5. 前記確認装置が本組立装置内に前記プリント基板が無いこと確認した場合には、上流側装置又は下流側装置に基板を要求する旨の情報を送信するように制御する制御手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のプリント基板組立装置。
  6. 搬送方向を指定する搬送方向指定装置を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のプリント基板組立装置。
  7. プリント基板を上流側装置より受け継いで搬送装置により少なくとも一つの基板停止位置を経て基板位置決め部に搬送して、この基板位置決め部において当該プリント基板上の所定位置に所定作業が行われ、前記位置決め部から前記搬送装置により少なくとも一つの基板停止位置を経て下流側装置へ受け渡すプリント基板組立装置において、前記基板停止位置と前記基板位置決め部との何れかの位置を指定するための第1の指定装置と、前記基板停止位置と前記基板位置決め部との何れかの位置を指定するための第2の指定装置と、この第2の指定装置に指定された位置と前記第1の指定装置に指定された位置との何れか一方の指定位置に停止している基板を他方の指定位置へ移動させるように前記搬送装置を制御する制御装置とを設けたことを特徴とするプリント基板組立装置。
  8. プリント基板を上流側装置より受け継いで搬送装置により少なくとも一つの基板停止位置を経て基板位置決め部に搬送して、この基板位置決め部において当該プリント基板上の所定位置に所定作業が行われ、前記位置決め部から前記搬送装置により少なくとも一つの基板停止位置を経て下流側装置へ受け渡すプリント基板組立装置において、プリント基板が停止している前記基板停止位置と前記基板位置決め部との何れかを指定するための第1の指定装置と、前記プリント基板の搬送先を指定するための第2の指定装置と、この第2の指定装置による指定に従い前記プリント基板を指定の搬送先へ移動させるように前記搬送装置を制御する制御装置とを設けたことを特徴とするプリント基板組立装置。
  9. プリント基板を上流側装置より受け継いで搬送装置により少なくとも一つの基板停止位置を経て基板位置決め部に搬送して、この基板位置決め部において当該プリント基板上の所定位置に所定作業が行われ、前記位置決め部から前記搬送装置により少なくとも一つの基板停止位置を経て下流側装置へ受け渡すプリント基板組立装置において、前記基板停止位置と前記基板位置決め部との何れかの位置をドラッグ操作により指定するための第1の指定装置と、前記ドラッグ操作に指定された位置から移動しドロップ操作により前記基板停止位置と前記基板位置決め部との何れかの位置を指定するための第2の指定装置と、この第2の指定装置に指定された位置と前記第1の指定装置に指定された位置との何れか一方の指定位置に停止している基板を他方の指定位置へ移動させるように前記搬送装置を制御する制御装置とを設けたことを特徴とするプリント基板組立装置。
  10. 第1の指定装置或いは第2の指定装置の何れか一方により指定された搬送元の位置から他方の指定装置に指定された搬送先の位置にプリント基板を搬送するときに、搬送元の位置と搬送先の位置との間に基板がある場合に、警告を発生する警告発生装置を設けたことを特徴とする請求項7乃至請求項9のいずれかに記載のプリント基板組立装置。
  11. 第1の指定装置により指定され位置及び第2の指定装置により指定された位置にプリント基板が存在しないときに、警告を発生する警告発生装置を設けたことを特徴とする請求項7乃至請求項10のいずれかに記載のプリント基板組立装置。
  12. プリント基板を上流側装置より受け継いで搬送装置により基板位置決め部に搬送して、この位置決め部において当該プリント基板上の所定位置に所定作業を行うプリント基板組立方法において、前記プリント基板の搬送先を指定し、前記プリント基板を指定の搬送先へ移動させるように前記搬送装置を制御することを特徴とするプリント基板組立方法。
  13. プリント基板を上流側装置より受け継いで搬送装置により基板位置決め部に搬送して、この位置決め部において当該プリント基板上の所定位置に所定作業を行うプリント基板組立方法において、前記プリント基板の搬送先を指定し、本組立装置内における前記プリント基板の位置を確認し、前記プリント基板を確認された現在位置から指定された搬送先へ移動させるように前記搬送装置を制御することを特徴とするプリント基板組立方法。
  14. プリント基板を上流側装置より受け継いで搬送装置により待機位置に搬送し、この待機位置から前記搬送装置により基板位置決め部に搬送して、この位置決め部において当該プリント基板上の所定位置に所定作業を行うプリント基板組立方法において、前記プリント基板の搬送先を指定し、本組立装置内における前記プリント基板の位置を確認し、前記プリント基板を確認された現在位置から指定された搬送先へ移動させるように前記搬送装置を制御することを特徴とするプリント基板組立方法。
  15. 複数の待機位置及び複数の基板位置決め部とを備え、プリント基板を上流側装置より受け継いで搬送装置によりいずれかの待機位置に搬送し、この待機位置から前記搬送装置によりいずれかの基板位置決め部に搬送して、この位置決め部において当該プリント基板上の所定位置に所定作業を行うプリント基板組立方法において、前記プリント基板の搬送先を複数の待機位置又は複数の位置決め部のうちからいずれかに指定し、本組立装置内における前記プリント基板の位置を確認し、前記プリント基板を確認された現在位置から指定された搬送先へ移動させるように前記搬送装置を制御することを特徴とするプリント基板組立方法。
  16. プリント基板を上流側装置より受け継いで搬送装置により少なくとも一つの基板停止位置を経て基板位置決め部に搬送して、この基板位置決め部において当該プリント基板上の所定位置に所定作業が行われ、前記位置決め部から前記搬送装置により少なくとも一つの基板停止位置を経て下流側装置へ受け渡すプリント基板組立方法において、前記基板停止位置と前記基板位置決め部との何れかの位置を第1の指定装置により指定し、前記基板停止位置と前記基板位置決め部との何れかの位置を第2の指定装置により指定し,この第2の指定装置に指定された位置と前記第1の指定装置に指定された位置との何れか一方の指定位置に停止している基板を他方の指定位置へ移動させるように前記搬送装置を制御することを特徴とするプリント基板組立方法。
  17. プリント基板を上流側装置より受け継いで搬送装置により少なくとも一つの基板停止位置を経て基板位置決め部に搬送して、この基板位置決め部において当該プリント基板上の所定位置に所定作業が行われ、前記位置決め部から前記搬送装置により少なくとも一つの基板停止位置を経て下流側装置へ受け渡すプリント基板組立方法において、プリント基板が停止している前記基板停止位置と前記基板位置決め部との何れかを指定するための第1の指定装置により指定し、前記プリント基板の搬送先を指定し、この第2の指定装置による指定に従い前記プリント基板を指定の搬送先へ移動させるように前記搬送装置を制御することを特徴とするプリント基板組立方法。
  18. プリント基板を上流側装置より受け継いで搬送装置により少なくとも一つの基板停止位置を経て基板位置決め部に搬送して、この基板位置決め部において当該プリント基板上の所定位置に所定作業が行われ、前記位置決め部から前記搬送装置により少なくとも一つの基板停止位置を経て下流側装置へ受け渡すプリント基板組立方法において、前記基板停止位置と前記基板位置決め部との何れかの位置をドラッグ操作により指定し、前記ドラッグ操作に指定された位置から移動しドロップ操作により前記基板停止位置と前記基板位置決め部との何れかの位置を指定し、前記ドラッグ操作により指定された位置と前記ドロップ操作により指定された位置との何れか一方の指定位置に停止している基板を他方の指定位置へ移動させるように前記搬送装置を制御することを特徴とするプリント基板組立方法。
  19. 指定された搬送元の位置から他方の指定装置に指定された搬送先の位置にプリント基板を搬送するときに、搬送元の位置と搬送先の位置との間に基板がある場合に、警告発生装置により警告を発生することを特徴とする請求項16乃至請求項18のいずれかに記載のプリント基板組立方法。

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