JP2006303050A - コンデンサユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】
複数のコンデンサ素子を並列接続してなるコンデンサユニットにおいて、インダクタンスの低減を可能とする。
【解決手段】
配列した複数のコンデンサ素子の上側と下側に、板状の陽極導体部9a,10aと陰極導体部9b,10bが配置する。陽極導体部と陰極導体部の間には絶縁層12を挿入する。各コンデンサ素子のリード線は、隣接するコンデンサ素子と極性が逆向きになるように各板状導体部と接続する。例えば、コンデンサ素子5の陽極リード線6aは、陰極導体部9bと絶縁層12を貫通して陽極導体部9aに接続する。また、陰極リード線6bは、陰極導体部10bのみに接続し、陽極導体部10aと絶縁層12には穴11が開ける。これに対してコンデンサ素子7の各リード線は、コンデンサ素子1と逆向きの極性となるように、陽極導体部10aと陰極導体部9bに接続する。
【選択図】図2
複数のコンデンサ素子を並列接続してなるコンデンサユニットにおいて、インダクタンスの低減を可能とする。
【解決手段】
配列した複数のコンデンサ素子の上側と下側に、板状の陽極導体部9a,10aと陰極導体部9b,10bが配置する。陽極導体部と陰極導体部の間には絶縁層12を挿入する。各コンデンサ素子のリード線は、隣接するコンデンサ素子と極性が逆向きになるように各板状導体部と接続する。例えば、コンデンサ素子5の陽極リード線6aは、陰極導体部9bと絶縁層12を貫通して陽極導体部9aに接続する。また、陰極リード線6bは、陰極導体部10bのみに接続し、陽極導体部10aと絶縁層12には穴11が開ける。これに対してコンデンサ素子7の各リード線は、コンデンサ素子1と逆向きの極性となるように、陽極導体部10aと陰極導体部9bに接続する。
【選択図】図2
Description
本発明は、コンデンサユニットに関するものである。
従来のコンデンサユニットの構造の例は、例えば特開2004−165309の図8,図9および図10に示されている。上記文献のコンデンサユニットは、複数のコンデンサ素子と接続部材とを有するものであって、上記複数のコンデンサ素子は、上記各コンデンサ素子の陽極から陰極へ向かうコンデンサ端子の配列方向が互いに平行になるように配列されると共に、上記複数コンデンサ素子のうち少なくとも一つは、上記コンデンサ素子配列方向が他の上記コンデンサ端子配列方向とは、逆に配列されており、上記接続部材は上記複数のコンデンサ素子の上記陽極端子同士を接続する陽極導体部と上記複数のコンデンサの上記陰極同士を接続する陰極導体部とを有している。
上記のようにコンデンサユニットの低インダクタンス化が進んでいるが、バッテリー駆動の電動機等で、サージ電圧の抑制や低損失の半導体素子の使用を実現するために、コンデンサユニットのさらなる低インダクタンス化が望まれている。そこで、近接し、かつ互いに逆方向に流れる電流によるインダクタンスのキャンセルを有効に利用することによって、非常にインダクタンスの低いコンデンサユニットを実現することが本発明の課題である。
本発明の一つの特徴は、コンデンサユニットを、複数のコンデンサ素子とコンデンサ素子に接続される陽極導体部及び陰極導体部を有するものであって、コンデンサ素子はコンデンサ素子の軸方向の一端に陽極リード線を、かつ陽極リード線の端子とはことなる一端に陰極リード線とを有するものであって、複数のコンデンサ素子の陽極リード線が陽極導体部に接続され、複数のコンデンサ素子の陰極リード線が陰極導体部に接続され、かつ複数のコンデンサ素子は隣接する複数コンデンサ素子とは逆向きの電流が流れるように極性が逆に配列され、陽極導体部及び陰極導体部が板状であってかつ重なるように配置されている点にある。
本発明のその他の特徴は、以下の発明を実施するための最良の形態欄で説明する。
本発明によれば、コンデンサユニットのインダクタンスを低減させることができる。
(構成の説明)
以下に、上記の課題を解決するためのコンデンサユニットを示す。図2(a)は本発明の実施例に共通する基本構成の斜視透過図、図2(b)は上面図、図2(c)は一部断面図である。これらの図中では、以下の説明のため、三次元直交座標系の座標軸x,y,zを図中のように定義する。各コンデンサ素子の軸方向はz軸と平行とし、複数のコンデンサ素子がxy平面方向に近接して配列される。複数のコンデンサ素子は、コンデンサ素子の軸方向に垂直な方向に二次元的に配列している。配列した複数のコンデンサ素子のz方向(コンデンサ素子の軸方向)上側には板状の陽極導体部9aと板状の陰極導体部9bが配置される。同様に、z方向下側にも板状の陽極導体部10aと板状の陰極導体部10bが配置される。それぞれの陽極導体部と陰極導体部の間には絶縁層12があり、電気的に絶縁している。各コンデンサ素子のリード線は、隣接するコンデンサ素子と極性が逆向きにとなるように各板状導体部とリード線接続部4で接続されている。例えば、コンデンサ素子5の陽極リード線6aは、陰極導体部9bと絶縁層12を貫通して陽極導体部9aにリード線4で接続される。また、陰極リード線6bは、陰極導体部10bのみに接続され、陽極導体部10aと絶縁層12には穴11が開けられている。これに対してコンデンサ素子7の各リード線は、コンデンサ素子5と逆向きの極性となるように、陽極導体部10aと陰極導体部9bに接続されている。
以下に、上記の課題を解決するためのコンデンサユニットを示す。図2(a)は本発明の実施例に共通する基本構成の斜視透過図、図2(b)は上面図、図2(c)は一部断面図である。これらの図中では、以下の説明のため、三次元直交座標系の座標軸x,y,zを図中のように定義する。各コンデンサ素子の軸方向はz軸と平行とし、複数のコンデンサ素子がxy平面方向に近接して配列される。複数のコンデンサ素子は、コンデンサ素子の軸方向に垂直な方向に二次元的に配列している。配列した複数のコンデンサ素子のz方向(コンデンサ素子の軸方向)上側には板状の陽極導体部9aと板状の陰極導体部9bが配置される。同様に、z方向下側にも板状の陽極導体部10aと板状の陰極導体部10bが配置される。それぞれの陽極導体部と陰極導体部の間には絶縁層12があり、電気的に絶縁している。各コンデンサ素子のリード線は、隣接するコンデンサ素子と極性が逆向きにとなるように各板状導体部とリード線接続部4で接続されている。例えば、コンデンサ素子5の陽極リード線6aは、陰極導体部9bと絶縁層12を貫通して陽極導体部9aにリード線4で接続される。また、陰極リード線6bは、陰極導体部10bのみに接続され、陽極導体部10aと絶縁層12には穴11が開けられている。これに対してコンデンサ素子7の各リード線は、コンデンサ素子5と逆向きの極性となるように、陽極導体部10aと陰極導体部9bに接続されている。
(動作の説明)
図3(a)および図3(b)は、本発明の実施例を説明するための図面である。まず、本実施例との比較のため、図1に示した比較例コンデンサユニットにおける電流経路を図3(a)に示す。(*細かい事だが、この欄では、「本発明」よりも「本実施例」と表現した方が、権利範囲が実施例に限定して解釈される恐れが少ない。)図中では、簡単のためコンデンサ素子は2つのみを描いてある。また、電流経路を説明するために電流を供給する電源13と陽極リード線14aおよび陰極リード線14bが共に描いてある。図中の矢印は、コンデンサユニットに流れる電流の経路とその向きを模式的に示している。コンデンサ素子15を流れる電流の経路17a,18a,19aにおける電流の向きと、コンデンサ素子16を流れる電流の経路17b,18b,19bにおける電流の向きはすべて同じである。これに対して、本実施例での基本構成では、電流経路が図3(b)のようになる。コンデンサ素子21に流れる電流の経路23a,24a,25aにおける電流の向きと、それに近接するコンデンサ素子22に流れる電流の経路23b,24b,25bにおける電流の向きは、逆向きとなる。そのため、電流経路のいたるところでその周囲に発生する磁場をほぼ零に抑えられるためインダクタンスが大幅に低減される。すなわち、近接して逆向きに流れる電流によりインダクタンスのキャンセルが有効に働いている。図2に示した本実施例の基本構成では、端を除けば、ある一つのコンデンサ素子の回りには極性が逆向きのコンデンサ素子が、x軸の正方向と負方向およびy軸の正方向と負方向にそれぞれ存在する。そのため、ある一つのコンデンサ素子を通る経路のインダクタンスは、その周囲の4つのコンデンサ素子に流れる電流によって非常に効果的にキャンセルされる。また、本実施例ではコンデンサ素子の軸方向の端部から出したリード線で陽極導体部及び陰極導体部に接続する構成であるため、ある一つのコンデンサの周囲に極性の異なる4つのコンデンサ素子を配置でき、インダクタンスが低減できる。さらに、上記構造では、各コンデンサ素子の軸方向は板状導体部に垂直となっているため、軸方向が長いコンデンサ素子を用いた場合でも、隣接するコンデンサ素子間の距離を小さくできるので、コンデンサ素子間のインダクタンスのキャンセルが有効に作用する。上記のように、本発明の実施形態では、各コンデンサ素子に流れる電流の経路に対してインダクタンスをキャンセルするような電流が近接して複数あり、さらに電流経路のいたる箇所で逆向きの電流が沿うように存在する。そのため、従来のコンデンサユニットに比べて、インダクタンスを大幅に低減できる。
図3(a)および図3(b)は、本発明の実施例を説明するための図面である。まず、本実施例との比較のため、図1に示した比較例コンデンサユニットにおける電流経路を図3(a)に示す。(*細かい事だが、この欄では、「本発明」よりも「本実施例」と表現した方が、権利範囲が実施例に限定して解釈される恐れが少ない。)図中では、簡単のためコンデンサ素子は2つのみを描いてある。また、電流経路を説明するために電流を供給する電源13と陽極リード線14aおよび陰極リード線14bが共に描いてある。図中の矢印は、コンデンサユニットに流れる電流の経路とその向きを模式的に示している。コンデンサ素子15を流れる電流の経路17a,18a,19aにおける電流の向きと、コンデンサ素子16を流れる電流の経路17b,18b,19bにおける電流の向きはすべて同じである。これに対して、本実施例での基本構成では、電流経路が図3(b)のようになる。コンデンサ素子21に流れる電流の経路23a,24a,25aにおける電流の向きと、それに近接するコンデンサ素子22に流れる電流の経路23b,24b,25bにおける電流の向きは、逆向きとなる。そのため、電流経路のいたるところでその周囲に発生する磁場をほぼ零に抑えられるためインダクタンスが大幅に低減される。すなわち、近接して逆向きに流れる電流によりインダクタンスのキャンセルが有効に働いている。図2に示した本実施例の基本構成では、端を除けば、ある一つのコンデンサ素子の回りには極性が逆向きのコンデンサ素子が、x軸の正方向と負方向およびy軸の正方向と負方向にそれぞれ存在する。そのため、ある一つのコンデンサ素子を通る経路のインダクタンスは、その周囲の4つのコンデンサ素子に流れる電流によって非常に効果的にキャンセルされる。また、本実施例ではコンデンサ素子の軸方向の端部から出したリード線で陽極導体部及び陰極導体部に接続する構成であるため、ある一つのコンデンサの周囲に極性の異なる4つのコンデンサ素子を配置でき、インダクタンスが低減できる。さらに、上記構造では、各コンデンサ素子の軸方向は板状導体部に垂直となっているため、軸方向が長いコンデンサ素子を用いた場合でも、隣接するコンデンサ素子間の距離を小さくできるので、コンデンサ素子間のインダクタンスのキャンセルが有効に作用する。上記のように、本発明の実施形態では、各コンデンサ素子に流れる電流の経路に対してインダクタンスをキャンセルするような電流が近接して複数あり、さらに電流経路のいたる箇所で逆向きの電流が沿うように存在する。そのため、従来のコンデンサユニットに比べて、インダクタンスを大幅に低減できる。
以下、本発明の第一の実施例を、図面を用いて説明する。図4(a)は上記第一の実施例の斜視透過図である。上記第一の実施例は、上記(構成の説明)で説明した実施例の基本構成と外部電気機器とを接続する一例である。図4(a)で示すように、複数コンデンサ素子の上側の陽極導体部26aおよび上側の陰極導体部26bは外部電気機器27と接続するために、外部電気機器27の方向に板状に長くなっている。複数コンデンサ素子の下側の陽極導体部28aおよび上側の陰極導体部28bは、外部電気機器側で複数コンデンサ素子を囲むように上側に折れ曲がり、さらに上側の陽極導体部26aおよび陰極導体部26bに近接して重なるように、外部電気機器の方向に板状に長くなっている。
陽極導体部26a,28aおよび陰極導体部26b,28bはネジ29a,29bで外部電気機器27と接続されている。陽極接続部の詳細断面図を図4(b)に、陰極接続部の詳細断面図を図4(c)にそれぞれ示す。これらの図中に示すように陽極導体部と陰極導体部の間には、絶縁層30が挿入され電気的に絶縁されている。図4(b)に示す陽極接続部では、下側陽極導体部28aと外部電気機器の陽極端子31aは直接接触しており、上側陽極導体部26aはネジ29aを通して外部電気機器の陽極端子31aと電気的に接触している。これに対して、ネジ29aと陰極導体部26b,28bの間には絶縁層
30が挿入され、これらは電気的に接触していない。図4(c)に示す陰極接続部では、下側陰極導体部28bと外部電気機器の陰極端子31bが直接接触しており、上側陰極導体部26bも下側陰極導体部28bあるいはネジ29bを通して外部電気機器の陰極端子31bと電気的に接続している。これに対して、陽極導体部26a,28aは絶縁層30によって、外部電気機器の陰極端子とは電気的に絶縁されている。
30が挿入され、これらは電気的に接触していない。図4(c)に示す陰極接続部では、下側陰極導体部28bと外部電気機器の陰極端子31bが直接接触しており、上側陰極導体部26bも下側陰極導体部28bあるいはネジ29bを通して外部電気機器の陰極端子31bと電気的に接続している。これに対して、陽極導体部26a,28aは絶縁層30によって、外部電気機器の陰極端子とは電気的に絶縁されている。
陽極導体部と陰極導体部を板状のまま外部電気機器側へ延ばすことにより、電流の集中が抑制され、かつ陽極導体部と陰極導体部が近接に重なることによってインダクタンスのキャンセルが有効に働き、インダクタンスが大幅に低減される。
以下、本発明の第二の実施例を、図面を用いて説明する。実施例1と同じ部分は、一部説明を省略する。図5(a)は上記第二の実施例の斜視透過図である。複数コンデンサ素子の上側陽極導体部32aと下側陽極導体部33aとは、複数コンデンサ素子の側面の板状導体34aを設け、これと接続することによって一体となっている。同様に上側陰極導体部32bと下側陰極導体部33bは、側面導体34bを設け、これと接続することによって一体となっている。上側陽極導体部32aおよび上側陰極導体部32bは、実施例1と同様に、外部電気機器の方向に板状に長くなっている。図5(a)では、図示していないが、陽極導体部32a,33a,34aと陰極導体部32b,33b,34bの間には、絶縁シートが挿入され、電気的に絶縁されている。
上側陽極導体部32aおよび上側陰極導体部32bはネジ35a,35bで外部電気機器27と接続されている。陽極接続部の詳細断面図を図5(b)に、陰極接続部の詳細断面図を図5(c)にそれぞれ示す。図5(b)に示した陽極接続部では、ネジ35aを通して、上側陽極導体部32aが外部電気機器の陽極端子36aと電気的に接続している。これに対して、上側陰極導体部32bは絶縁層37があるため、外部電気機器の陰極端子36bとは電気的に絶縁されている。図5(c)に示した陰極接続部では、上側陰極導体部32bとネジ35b,上側陰極導体部32bと外部電気機器の陰極端子35bとがそれぞれ電気的に接触している。これに対して、ネジ35bと陽極導体部32aの間には絶縁層37が挿入され、電気的に接触していない。
この実施例では、陽極端子36aから流れ出し、陰極端子36bへ戻ってくる電流の経路が側面導体を通り、実施例1の電流経路より長くなってしまうため、実施例1よりもインダクタンスは大きくなってしまう。しかしながら、接続部の構造が非常に単純となる。
以下、本発明の第三の実施例を、図面を用いて説明する。図6は上記第二の実施例の斜視透過図である。この実施例では、複数コンデンサ素子の上側にのみ陽極導体部32aと陰極導体部32bが設けられる。図では明示していないが、陽極導体部32aと陰極導体部32bの間には絶縁層37が設けられ、電気的に絶縁されている。また、これらと外部電気機器との接続は、上記実施例2と同じであり、接続部の詳細断面図は図5(b),
(c)と同じである。上記実施例1,2と同様に、各コンデンサ素子の上側にのびたリード線は、隣接するコンデンサ素子と極性が逆になるようコンデンサ素子の上側の各導体部と接続されている。これに対して、各コンデンサ素子の下側リード線は全て一枚の板状導体38に接続される。
(c)と同じである。上記実施例1,2と同様に、各コンデンサ素子の上側にのびたリード線は、隣接するコンデンサ素子と極性が逆になるようコンデンサ素子の上側の各導体部と接続されている。これに対して、各コンデンサ素子の下側リード線は全て一枚の板状導体38に接続される。
上記のような接続をした場合の、電流経路は図7に示すようになる。ここでも、説明のため、図3と同様に2個のコンデンサユニットのみを描いている。図中に示すように往復の電流経路は必ず2個のコンデンサ素子39,40を通る。すなわち、図面上で極性が逆向きに描かれている2個のコンデンサ素子39,40は、電気的には直列に接続されていることなる。したがって、コンデンサ素子に掛かる電圧は分圧され、各コンデンサ素子に掛かる電圧は上記従来例、および上記実施例1,2の半分となる。つまり、この接続法を用いれば、上記従来例および上記実施例1,2と比べて2倍の耐圧を有する低インダクタンスのコンデンサユニットを容易に実現できる。
1,5,7,15,16,21,22,39,40…コンデンサ素子、2a,6a,
8a…コンデンサ素子の陽極リード線、2b,6b,8b…コンデンサ素子の陰極リード線、3a…陽極導体部、3b…陰極導体部、4…リード線接続部、9a,26a,32a…上側陽極導体部、9b,26b,32b…上側陰極導体部、10a,28a,33a…下側陽極導体部、10b,28b,33b…下側陰極導体部、11…穴、12,30,
37…絶縁層、13…電源、14a,20a…陽極リード線、14b,20b…陰極リード線、17a,18a,19a…コンデンサ素子15を流れる電流の経路、17b,18b,19b…コンデンサ素子16を流れる電流の経路、23a,24a,25a…コンデンサ素子21を流れる電流の経路、23b,24b,25b…コンデンサ素子22を流れる電流の経路、23c,24c,25c,46,47…インダクタンスのキャンセルが有効に働く領域、27…外部電気機器、29a,35a…陽極接続用ネジ、29b,35b…陰極接続用ネジ、31a,36a…外部電気機器陽極端子、31b,36b…外部電気機器陰極端子、34a…側面陽極板状導体、34b…側面陰極板状導体、38…板状導体、41,42,43,44,45…コンデンサ素子39,40を流れる電流の経路。
8a…コンデンサ素子の陽極リード線、2b,6b,8b…コンデンサ素子の陰極リード線、3a…陽極導体部、3b…陰極導体部、4…リード線接続部、9a,26a,32a…上側陽極導体部、9b,26b,32b…上側陰極導体部、10a,28a,33a…下側陽極導体部、10b,28b,33b…下側陰極導体部、11…穴、12,30,
37…絶縁層、13…電源、14a,20a…陽極リード線、14b,20b…陰極リード線、17a,18a,19a…コンデンサ素子15を流れる電流の経路、17b,18b,19b…コンデンサ素子16を流れる電流の経路、23a,24a,25a…コンデンサ素子21を流れる電流の経路、23b,24b,25b…コンデンサ素子22を流れる電流の経路、23c,24c,25c,46,47…インダクタンスのキャンセルが有効に働く領域、27…外部電気機器、29a,35a…陽極接続用ネジ、29b,35b…陰極接続用ネジ、31a,36a…外部電気機器陽極端子、31b,36b…外部電気機器陰極端子、34a…側面陽極板状導体、34b…側面陰極板状導体、38…板状導体、41,42,43,44,45…コンデンサ素子39,40を流れる電流の経路。
Claims (6)
- 複数のコンデンサ素子と上記コンデンサ素子に接続される陽極導体部及び陰極導体部を有するものであって、上記コンデンサ素子は上記コンデンサ素子の軸方向の一端に陽極リード線を、かつ陽極リード線の端子とはことなる一端に陰極リード線とを有するものであって、上記複数のコンデンサ素子の陽極リード線が上記陽極導体部に接続され、上記複数のコンデンサ素子の陰極リード線が上記陰極導体部に接続され、かつ上記複数のコンデンサ素子は隣接する上記複数コンデンサ素子とは逆向きの電流が流れるように極性が逆に配列され、上記陽極導体部及び上記陰極導体部が板状であってかつ重なるように配置されたことを特徴とするコンデンサユニット。
- 請求項1に記載のコンデンサユニットにおいて、上記複数のコンデンサ素子が上記コンデンサ素子の軸方向と垂直の方向に二次元的に配列されていることを特徴とするコンデンサユニット。
- 複数のコンデンサ素子を有し、上記複数のコンデンサ素子は隣接するコンデンサ素子と逆向きの電流が流れ、上記複数のコンデンサユニットの軸方向の一方に板状の第1の陽極導体部及び板状の第1の陰極導体部が配置され、上記複数のコンデンサユニットの軸方向の他方に板状の第2の陽極導体部及び板状の第2の陰極導体部が配置され、上記第1の陽極導体部及び上記第1の陰極導体部は重なるように配置され、上記第2の陽極導体部及び上記第2の陰極導体部は重なるように配置され、上記コンデンサ素子の軸方向の一方に配置された陽極リード線は第1の陽極導体部に接続され、上記コンデンサ素子の一方に配置された陰極リード線は上記第1の陰極導体板に接続され、上記コンデンサ素子の他方に配置された陽極リード線は上記第2の陰極導体板に接続され、上記コンデンサ素子の軸方向の他方に配置された陰極リード線は上記第2の陰極導体部に接続されたことを特徴とするコンデンサユニット。
- 請求項3に記載のコンデンサユニットにおいて、上記第1の陽極導体板と上記第2の陽極導体板は一体に構成され、上記請求項1の陰極導体板と上記請求項2の陰極導体板は一体に構成されていることを特徴とするコンデンサユニット。
- 請求項1に記載のコンデンサユニットにおいて、上記陽極導体部は陽極端子を有し、上記陰極導体部は陰極端子を有していることを特徴とするコンデンサユニット。
- 上記複数のコンデンサ素子がフィルムコンデンサであることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載されるコンデンサユニット。
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