JP2006302804A - 燃料電池と燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】過不足なくセル全体に水を循環させ、広い範囲での運転が可能な燃料電池を提供する。
【解決手段】
固体高分子膜10と、固体高分子膜10付近の水を排水する排水性が、酸素供給側よりも酸素排出側で高くなるように形成されたカソード極20と、固体高分子膜10を挟んで酸素排出側の向かい側から水素を供給し、酸素供給側の向かい側から水素を排出するとともに、固体高分子膜10付近の水を排水する排水性が、水素排出側よりも水素供給側で高くなるように形成されたアノード極30とを有する燃料電池セル1を用いる。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池とそのシステムに関する。
固体高分子型燃料電池は、電解質膜としての固体高分子膜の両面にアノード極(燃料ガス極)とカソード極(酸化剤極;空気極)とを有する。アノード極には水素H2を含有する燃料ガスが供給される。カソード極には酸素O2を含有する酸化剤ガスが供給される。
アノード極では以下の反応が生じる。
アノード極:2H2→4H++4e-
このようにしてアノード極で生成したプロトンH+は、固体高分子膜を透過してカソード極に到達する。また電子e-は外部回路を通ってカソード極に到達する。
カソード極では酸化剤ガスとして供給された酸素O2と、アノード極に到達したプロトンH+及び電子e-とが以下のように反応して水H2Oを生成する。
カソード極:O2+4H++4e-→2H2O 。
ところでカソード極では、カソード極で生成される水とアノード極から運ばれる水によってフラッディングが起こり、カソード極へのガス拡散が阻害されるという問題が起こる。
そこで、特許文献1ではカソード極触媒電極又はカソード極ガス拡散電極の少なくとも一方の排水性を、アノード極触媒電極又はアノード極ガス拡散電極の少なくとも一方の排水性に比べ抑制する。このことからカソード極での水の量がアノード極での水の量よりも多くなる。このような状態ではカソード極からアノード極へ水が移動するという逆拡散が発生するので、この逆拡散の水の移動によってカソード極のフラッディングを防止できる。
また、アノード極にある水は、プロトンとともにカソード極へ移動するので、乾燥傾向のあるカソード極の空気供給側の乾燥も防止できる。
特開2002-367655号公報
しかし、このような構成では、カソード極の空気排出側でのフラッディングを確実に防止することは困難である。
また、カソード極からアノード極へ水が多く移動する場合に、運転条件によってはアノード極からのセル外部への水の移動が多くなる場合もあり、水を過不足なく燃料電池のセル内部で循環させることが困難であるという問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、水を過不足なく燃料電池のセル内部で循環させ、広い湿度範囲で運転可能な燃料電池の提供を目的とする。
本発明は以下のような解決手段によって前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために本発明の実施形態に対応する符号を付するが、これに限定されるものではない。
固体高分子膜(10)と、前記固体高分子膜(10)付近の水を排水する排水性が、酸素供給側よりも酸素排出側で高くなるように形成されたカソード極(20)と、前記固体高分子膜(10)を挟んで前記酸素排出側の向かい側から水素を供給し、前記酸素供給側の向かい側から水素を排出するとともに、固体高分子膜(10)付近の水を排水する排水性が、水素排出側よりも水素供給側で高くなるように形成されたアノード極(30)とを有する燃料電池セル(1)を用いる。
本発明によれば、カソード極の酸素排出側では水がスムーズに排出されるので、この
領域でのフラッディングが確実に防止される。また、固体高分子膜の、酸素供給側と水素排出側に挟まれた領域では水の移動が抑制されるため、この領域での乾燥が防止される。
このことから広い湿度範囲での運転が可能な燃料電池単位セルを提供できる。
以下では図面等を参照して本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明による燃料電池単位セルの第1実施形態を示す図であり、燃料電池単位セルの横断面図である。
燃料電池単位セル1は、膜電極接合体(Membrane Electrode Assembly、以下「MEA」という)2と、ソリッドプレート24と、多孔質プレート34と、セパレータ35とを有する。
MEA2は固体高分子膜10の一方の面に形成されたカソード20と、他方の面に形成されたアノード30とを有する。なおカソード20及びアノード30の詳細な構成については後述する。
ソリッドプレート24はMEA2のカソード20の外側に積層される。ソリッドプレート24は一方の面に空気流路24aを形成し、他方の面に冷却水流路24bを形成する。この空気流路24aはカソード20に当接する。ソリッドプレ−ト24の材質は、焼成カ−ボンを使用することが望ましいが、金属を使用してもよい。
多孔質プレート34は、MEA2のアノード30の外側に積層される。多孔質プレート34は一方の面に水素流路34aを形成する。この水素流路34aはアノード30に当接する。多孔質プレート34の材質は一般的なグラファイトなどの多孔質体であればよく、MEA2の特性に合わせて、適当な水透過性を持つものを選択する。
セパレータ35は多孔質プレート34の外側に積層される。またセパレータ35は隣り合う燃料電池単位セル1のソリッドプレート24とも当接する。セパレータ35はこの多孔質プレート34とソリッドプレート24の両者を区別するために設けられている。
以上のようにMEA2と各層を積層し、本実施形態の燃料電池単位セル1を構成する。
図2は、本発明による燃料電池単位セルの第1実施形態を示す図であり、図1の矢印II方向から見た燃料電池単位セル1の構成図である。
ソリッドプレート24の空気流路24aは、図2において上部がカソード入口241であって空気を供給する。下部がカソード出口242であって空気を排出する。
多孔質プレート34の水素流路34aは、ソリッドプレート24の空気流路24aとは反対に図2において下部がアノード入口341であって水素を供給する。上部がアノード出口342であって水素を排出する。
次いでMEA2について図3を用いて説明する。
図3は本発明による燃料電池単位セルの第1実施形態を示す図であり、図3(A)はMEA2の積層断面を示す図であり、図3(B)はMEA2を構成する各層の撥水性を示す図である。図3(B)の矢印Aの勾配はカソード20の積層方向における排水性の大きさを示し、矢印A1の勾配はアノード30の積層方向における排水性の大きさを示す。
MEA2の固体高分子膜10は、パーフルオロスルホン酸系電解質膜を使用することができる。また、炭化水素系電解質膜を使用してもよい。
カソード20は、触媒層21と、カーボン製のマイクロ層(Micro Layer、以下「MIL」という)22と、ガス拡散層(Gas Diffusion Layer、以下「GDL」という)23とを有する。
触媒層21は固体高分子膜10の一方の面に隣接し、触媒層21の外側にMIL22を積層し、MIL22の外側にGDL23を積層する。
触媒層21としては、白金をカーボン(カーボンブラックやケッチェンブラックなど。なおグラファイト化したものでもよい)に担持したものに、固体高分子膜10と同じパーフルオロスルホン酸系電解質溶液(アイオノマ)と、フッ素樹脂またはフッ化カーボンなどの撥水剤(例えばテフロン(登録商標))を混入して形成する。
MIL22は、GDL23に形成されたカーボン層であり、カーボン(アセチレンブラック、カーボンブラックなど)にフッ素樹脂などの撥水剤を混入して形成する。MIL22は、図3(B)に示すように撥水性が触媒層21よりも低くなるように撥水剤の含有率が調整されている。
GDL23としては、カーボンペーパー、カーボンクロスなどの炭素繊維で形成された材料にフッ素樹脂などの撥水剤(例えばテフロン(登録商標))を含有したものを用いる。
図3(B)に示すように、GDL23の撥水性が、MIL22の撥水性よりもさらに低くなるように撥水剤の含有率が調整されている。
GDL23は、カソード入口側からカソード出口側に行くにつれて撥水性が低くなるように形成される。このカソード入口側からカソード出口側に向かう撥水性の高低は、以下で説明するように、GDL23のいくつかの部分における撥水剤の含有率で調整される。
アノード30もカソード20と同様に、触媒層31と、MIL32と、GDL33とを有する。
触媒層31は、固体高分子膜10一方の面に隣接し、触媒層31の外側にMIL32を積層し、MIL32の外側にGDL33を積層する。
アノード30の触媒層31は、撥水剤の含有率がカソード20の触媒層21の撥水剤の含有率と同等になるように構成される。同様にMIL32の撥水剤の含有率はMIL22の撥水剤の含有率と同等にする。
GDL33は、アノード入口側からアノード出口側に行くにつれて撥水性が高くなるように形成される。このアノード入口側からアノード出口側に向かう撥水性の高低は、以下で説明するように、GDL33のいくつかの部分における撥水剤の含有率で調整される。
図4は、本発明による燃料電池単位セル1の第1実施形態を示す図であり、図4(A)はカソード20の積層方向の排水性を示す図であり、実線は排水性がもっとも大きいことを示し、破線、点線にいくにつれて排水性が小さくなっていることを示している。図4(B)は排水性を形成するための各層の撥水性を具体的に線図で示した図である。
カソード20の触媒層21、MIL22、GDL23の撥水性は撥水剤の含有率で調整する。触媒層21の撥水剤の含有率を40wt%とし、MIL22の撥水剤の含有率を30wt%とする。GDL23の撥水剤の含有率を以下のように設定する。すなわちGDL23を、GDL入口部231と、GDL中間部232と、GDL出口部233とに分ける。ここでGDL入口部231はカソード入口側に構成される部分である。GDL出口部233はカソード出口側に構成される部分である。GDL中間部232は、GDL入口部231とGDL出口部233との間に挟まれる部分である。そしてGDL入口部231の撥水剤の含有率を20wt%とし、GDL中間部232の撥水剤の含有率を10wt%とし、GDL出口部233の撥水剤の含有率を5wt%とする。
このようにして触媒層21からMIL22、GDL23にいくほど撥水剤の含有率を小さくすることで、カソード20の積層方向に排水性を持たせる。また、GDL23においてGDL入口部231からGDL中間部232、GDL出口部233にいくにつれて撥水性が弱まる。
以上の構成により、触媒層21からMIL22、GDL23に向かう排水性は、カソード入口側で小さく、カソード出口側にいくほど大きくなっている。
なお上記含有率はあくまで一例である。触媒層21からMIL22、GDL23に行くほど撥水性が弱まり、GDL入口部231からGDL中間部232、GDL出口部233にいくにつれて撥水性が弱まればよい。また、固体高分子膜10の厚さ、水透過性、吸水速度などの大小や、撥水剤の撥水性能に応じて、カソード20の各層の撥水性を適宜変更すればよい。
図5は、本発明による燃料電池単位セル1の第1実施形態を示す図であり、図5(A)はアノード30の積層方向の排水性を示す図であり、実線は排水性がもっとも大きいことを示し、破線、点線にいくにつれて排水性が小さくなっていることを示している。図5(B)は排水性を形成するための各層の撥水性を具体的に線図で示した図である。
前述したように、アノード30の触媒層31、MIL32、GDL33はそれぞれ、カソード20の触媒層21、MIL22、GDL23と同等の撥水剤の含有率を有するように構成する。
よって、アノード30の触媒層31とMIL32は、それぞれの撥水剤の含有率が40wt%と30wt%となるように構成する。
GDL33は、カソード20のGDL23と同様に、撥水剤の含有率を以下のように設定する。すなわちGDL33を、GDL入口部331と、GDL中間部332と、GDL出口部333とに分ける。ここでGDL入口部331はアノード入口側に構成される部分である。GDL出口部333はアノード出口側に構成される部分である。GDL中間部332は、GDL入口部331とGDL出口部333との間に挟まれる部分である。そしてGDL入口部331の撥水剤の含有率を5wt%とし、GDL中間部332の撥水剤の含有率を10wt%とし、GDL出口部333の撥水剤の含有率を20wt%とする。
このようにして触媒層31からMIL32、GDL33にいくほど撥水剤の含有率を小さくすることで、アノード30の積層方向に排水性を持たせる。また、GDL33においてGDL入口部331からGDL中間部332、GDL出口部333にいくにつれて撥水性が強まる。
以上の構成により、触媒層31からMIL32、GDL33に向かう排水性は、アノード入口側で大きく、アノード出口側にいくほど小さくなっている。
なお、GDL23とGDL33の撥水処理については、氷点下からの起動時に、同部に溜まった水の凍結によりガス供給が遮断されることのないように、最低限の撥水処理を行う必要がある。
なお上記含有率はあくまで一例である。触媒層31からMIL32、GDL33に行くほど撥水性が弱まり、GDL入口部331からGDL中間部332、GDL出口部333にいくにつれて撥水性が弱まればよい。また、固体高分子膜10の厚さ、水透過性、吸水速度などの大小や、撥水剤の撥水性能に応じて、アノード30の各層の撥水性を適宜変更すればよい。
次にMEA1の製造方法について説明する。
まず第1の製造方法としては以下のものがある。
カソード20においてMIL22を乾式塗布または湿式塗布により撥水処理されたGDL23上に形成する。そしてMIL22に触媒層21をスプレーして接合する。このようにしてカソード20を製造する。
同様に、アノード30においてMIL32を乾式塗布または湿式塗布により撥水処理されたGDL33上に形成する。そしてMIL32に触媒層31をスプレーして接合する。このようにしてアノード30を製造する。
このようにして製造したカソード20及びアノード30を固体高分子膜10の片面ずつにホットプレスで接合させてMEA1を製造する。
また第2の製造方法としては以下のものがある。
カソード20において、MIL22を乾式塗布または湿式塗布により撥水処理されたGDL23上に形成する。アノード30において、MIL32を乾式塗布または湿式塗布により撥水処理されたGDL33上に形成する。
GDL23と一体化したMIL22に、固体高分子膜10にホットプレスで転写またはスプレーによって接合された触媒層21を接合する。
GDL33と一体化したMIL32に、固体高分子膜10にホットプレスで転写またはスプレーによって接合された触媒層31を接合する。
固体高分子膜10(電解質膜)、電解質溶液(アイオノマ)にパーフルオロスルホン酸系を使うかで炭化水素系を使うかによって、ホットプレスなどの接合条件も変わってくるが、このようにしてMEA2を製造することができる。
第1実施形態の効果について説明する。
図6は本発明の燃料電池単位セルの第1実施形態の効果を説明する図である。矢印A1〜A5は、燃料電池単位セル1の発電にともなう水の移動を示す。
カソード20及びアノード30は上述のような構成をしているので、燃料電池単位セル1においては、カソード20の積層方向の排水性はカソード入口側(すなわち図6の上方)で低く、カソード出口側(すなわち図6の下方)では高い。
またアノード30の積層方向の排水性はアノード出口側(すなわち図6の上方)では低く、アノード入口側(すなわち図6の下方)では高い。
燃料電池単位セル1の発電にともない、カソード20において、触媒層21のカソード出口側では水が多く生成する。ここで、カソード出口側では排水性が高いので、触媒層21で生成した水はMIL22、GDL23へとスムーズに移動する(矢印A2参照)。またカソード20の触媒層21で生成した水は、逆拡散によってアノード30のアノード入口側へ移動する(矢印A3参照)。
そしてアノード30のアノード入口側の排水性が高いことから、その水は多孔質プレート34のアノード入口側へ移動する(矢印A4参照)。このようにカソード20の触媒層21で生成した水がスムーズに移動するので、カソード20のカソード出口側でのフラッディングが防止される。
また矢印A4方向に移動した水は、多孔質プレート34全体によって適度に保持される。このように多孔質プレート34は保水層として活用される。このように本実施形態では、MEA2の外部に保水層を設けるので、MEA2内部に保水層を設ける場合に比べて、保水層(多孔質プレート34)を厚くすることができ、保水量を多くすることができる。また保水層(多孔質プレート34)はMEA2及び水素流路34aのさらに外側に配置されるので、内部で水が凍結しても水素ガスの供給には影響を及ぼさない。
さらに、多孔質プレート34を水の保水層として利用できるので、外部からの水の補給のための装置を設ける必要がない。
ところで、燃料電池単位セル1の発電中では、プロトンの移動にともないアノード30のアノード出口側の水は、カソード20のカソード入口側へ移動する(矢印A1参照)。そのためアノード30のアノード出口側は乾燥傾向にある。
そこで多孔質プレート34のアノード出口側からアノード30のアノード入口側へ水が移動する(矢印A5参照)。したがってカソード入口側とアノード出口側とに挟まれた固体高分子膜10の領域での乾燥が防止される。
このように本実施形態では、発電とともに燃料電池単位セル1全体に水を循環させることができる(矢印A1〜A5参照)。
以上から、本実施形態を用いると、固体高分子膜10のカソード入口側とアノード出口側に挟まれた領域での乾燥が防止される。また、カソード20のカソード出口側のフラッディングが防止される。このことから広い湿度範囲で運転が可能な燃料電池単位セル1を提供できる。
またカソード20及びアノード30の積層方向の排水性の高低は、GDL23、GDL33の各部分の撥水剤の含有率によって調整している。GDL23、GDL33に空孔径や空孔率に差を持たせるなどの他の方法に比べて、本実施形態の方法では、燃料電池単位セル1を容易に製造することができる。
アノード30において、触媒層31はカソード20の触媒層21と同等の構成要素と撥水性を有する。同様にMIL32とMIL22、GDL33とGDL23は、それぞれ同等の構成要素と撥水性を有する。
このようにアノード30の各層を構成することで、カソード20の各層との共用が可能である。
(第2実施形態)
図7は、本発明による燃料電池単位セルの第2実施形態を示す図であり、図2と同方向からみた燃料電池単位セル3の構成図である。矢印A1〜A6は、燃料電池単位セル3の発電にともなう水の移動を示す。
なお、以下に示す各実施形態では前述した実施形態と同様の機能を果たす部分には同一の符号を付して重複する説明を便宜省略する。
本実施形態の燃料電池単位セル3は、MEA2と、ソリッドプレート24と多孔質プレート343とセパレータ35を有する。MEA2のカソード20の外側にソリッドプレート24を積層する。アノード30の外側に多孔質プレート343を積層する。
多孔質プレート343の親水性はアノード入口側からアノード出口側にいくにつれて大きくなっている。この親水性勾配を形成するために、多孔質プレート343には親水処理が施される。この親水処理の方法としては、ゾルゲル法でTiO2、Al23、SiO2などの金属酸化薄膜を形成する方法などが挙げられる。しかし、従来一般的に用いられる方法であればよい。多孔質プレート343の外側にセパレータ35を積層する。
第2実施形態の効果について説明する。
本実施形態の効果について、前述した第1実施形態の効果と重複する部分については便宜詳細な説明は省略する。
第1実施形態と同様にカソード20のカソード出口側で発生した水は、触媒層21からMIL22、GDL23へスムーズに移動する(矢印A2参照)。カソード20のカソード出口側に水が過剰にある場合は、逆拡散によってカソード20のカソード出口側からアノード30のアノード入口側へ水が移動する(矢印A3参照)。
アノード30のアノード入口側へ移動した水は、多孔質プレート343のアノード入口側へ移動する(矢印A4参照)。
本実施形態では多孔質プレート343における親水性は、アノード入口側からアノード出口側へ行くほど大きくなっている。このため水はアノード入口側からアノード出口側へスムーズに移動する(矢印A6参照)。
このようにして多孔質プレート343のアノード出口側へ移動した水は、乾燥傾向のあるアノード30のアノード出口側へ移動する(矢印A5参照)。そしてプロトンにともなってカソード20のカソード入口側へ移動する(矢印A1参照)。
本実施形態では第1実施形態に比べ、多孔質プレート343におけるアノード入口側からアノード出口側への水の移動がよりスムーズになっている(矢印A6参照)。このことからアノード30のアノード入口側から多孔質プレート343のアノード入口側へ水がよりスムーズに移動する(矢印A4参照)。この水の移動にともない、逆拡散による水の移動が加速されるので、カソード20のカソード出口側からアノード30のアノード入口側へ水がスムーズに移動する(矢印A3参照)。
多孔質プレート343においてアノード入口側からアノード出口側へ水がよりスムーズに移動する(矢印A6参照)。これにともない多孔質プレート343のアノード出口側からアノード30のアノード出口側へ水がよりスムーズに移動する(矢印A5参照)。
この水の移動にともない、プロトンにともなってアノード30のアノード出口側からカソード20のカソード入口側へ水がよりスムーズに移動する(矢印A1参照)。
以上から、本実施形態では第1実施形態の効果に加え、固体高分子膜10のカソード入口側とアノード出口側に挟まれた領域では乾燥防止がより強化される。また、カソード20のカソード出口側でのフラッディング防止がより強化される。
第1実施形態の効果に加え、より広い湿度範囲で運転することが可能な燃料電池単位セル3を提供できる。
(第3実施形態)
図8は、本発明による燃料電池単位セルの第3実施形態を示す図であり、図2と同方向からみた燃料電池単位セル4の構成図である。矢印A1〜A6は、燃料電池単位セル4の発電にともなう水の移動を示す。ここで燃料電池単位セル4の運転停止時の前を運転停止前とし、後を再起動後として以下説明する。
本実施形態の燃料電池単位セル4は、MEA2とソリッドプレート24と多孔質プレート343とセパレータ35とを有する。MEA2のカソード20の外側にソリッドプレート24を積層する。アノード30の外側に多孔質プレート343を積層する。
多孔質プレート343は一方の面に水素流路34aを備え、他方の面にパージ流路343bを備える。パージ流路343bのアノード出口側の一方の端に入口バルブ343cを備え、アノード入口側の他方の端に出口バルブ343dを備える。
燃料電池単位セル4の運転停止時に、パージ流路343bに乾燥空気などのパージ空気が外部から送り込まれる。パージ空気は入口バルブ343cからパージ流路343bに送り込まれ、出口バルブ343dから排出される。
このとき、パージ空気によって多孔質プレート343から水分が取り除かれる。このため、運転停止前に比べて再起動後では多孔質プレート343は乾燥している。多孔質プレート343の吸水傾向は運転停止前に比べて再起動後では大きくなっている。
再起動後は入口バルブ343cと出口バルブ343dを閉じ、パージ流路343bへのパージ空気の供給が停止される。
第3実施形態の効果について説明する。
本実施形態の効果について、前述した前述した実施形態の効果と重複する部分については便宜詳細な説明は省略する。
燃料電池単位セル4の多孔質プレート343は、再起動後において運転停止前に比べて吸水傾向が大きくなっている。
このことから第2実施形態の効果に加え、燃料電池単位セル4の再起動後はアノード30のアノード入口側から多孔質プレート343のアノード入口側への水の移動が加速される(矢印A4参照)。この水の移動にともない、逆拡散による水の移動がより加速される。このためカソード20のカソード出口側からアノード30のアノード入口側への水の移動が加速される(矢印A3参照)。
燃料電池単位セル4の再起動後は、アノード30のアノード入口側から多孔質プレート343のアノード入口側へ水がよりスムーズに移動する(矢印A4参照)。このことから多孔質プレート343のアノード入口側からアノード出口側への水の移動も加速される(矢印A6参照)。
この水の移動にともない、多孔質プレート343のアノード出口側からアノード30のアノード出口側への水の移動が加速される(矢印A5参照)。このことからプロトンにともなって、アノード30のアノード出口側からカソード20のカソード入口側への水の移動も加速される(矢印A1参照)。
以上から、本実施形態では第1、2実施形態の効果に加え、固体高分子膜10のカソード入口側とアノード出口側に挟まれた領域では乾燥防止がより強化される。
カソード20のカソード出口側からアノード30のアノード入口側への水の移動が加速される(矢印A3)。このことからカソード20のカソード出口側でのフラッディング防止もより強化される。
さらに本実施形態では、再起動後において、アノード30のアノード入口側から多孔質プレート343のアノード入口側への水の移動が加速される(矢印A4参照)。このことから固体高分子膜10の表面に水が溜まることを防止できる。よって特に氷点下における燃料電池単位セル4の再起動がより確実にできる。
再起動後に入口バルブ343cと出口バルブ343dを閉じる。よって水素流路34aに供給された水素が多孔質プレート343を通って外部へ漏洩することを防止できる。
また、多孔質プレート343の一方の面にパージ流路343bを形成し、他方の面に水素流路34aを形成している。水素流路34aとパージ流路343bを同一面上に形成する場合に比べ本実施形態の構成は多孔質プレート343への衝撃を大幅に減らすことができる。
本実施形態では氷点下からの再起動が確実に行うことができる。また、カソード20のカソード出口側でのフラッディング防止がより強化される。固体高分子膜10の、カソード20のカソード入口側とアノード30のアノード出口側に挟まれた領域の乾燥防止がより強化される。よって広い湿度範囲で運転することが可能な燃料電池単位セル4を提供できる。
(第4実施形態)
図9は、本発明による燃料電池単位セルの第4実施形態を示す図であり、図9(A)本実施形態の燃料電池単位セルを用いた燃料電池スタック8aの側面図である。図9(B)、(C)は燃料電池スタック8aに用いる本実施形態の燃料電池単位セルを図2と同方向からみた場合の構成図である。
燃料電池スタック8aは、複数の中央単位セル82と、一対のエンドセル83と、一対のエンドプレート81から構成される。
複数の中央単位セル82が並列に積層される。中央単位セル82については以下説明する。積層された中央単位セル82の両端にエンドセル83が積層される。エンドセル83には第3実施形態で説明した燃料電池単位セル4を用いる。それぞれエンドセル83の外側にエンドプレート81が積層される。
ここで中央単位セル82について説明する。
中央単位セル82はMEA2とソリッドプレート24、824とセパレータ35を備える。
MEA2のカソード20の外側にソリッドプレート24を積層する。アノード30の外側にソリッドプレート824を積層する。
ソリッドプレート824は一方の面に水素流路34aを有し、水素流路34aはアノード30と接している。ソリッドプレート824はソリッドプレート24と同じ構成要素を有する。ソリッドプレート824の外側にセパレータ35を積層する。
ここで本発明の第4実施形態の効果について説明する。
燃料電池スタック8aは、複数の中央単位セル82と、一対のエンドセル83と、一対のエンドプレート81から構成される。
複数の中央単位セル82が並列に積層される。中央単位セル82の詳細については以下説明する。積層された複数の中央単位セル82の両端にエンドセル83が積層される。このエンドセル83には第3実施形態で説明した燃料電池4を用いる。このことから、氷点下においてエンドセル83は確実に再起動することができる。エンドセル83の外側にエンドプレート81を積層する。
ここで中央単位セル82の詳細について説明する。
中央単位セル82はMEA2とソリッドプレート24、824とセパレータ35を備える。
カソード20の外側にソリッドプレート24を積層する。アノード30の外側にソリッドプレート824を積層する。ソリッドプレート824はソリッドプレート24と同等の構成要素を有する。ソリッドプレート824の外側にセパレータ35を積層する。
このような構造から中央単位セル82では、固体高分子膜10の、カソード入口側とアノード出口側に挟まれた領域での乾燥を防止できる。また、カソード20のカソード出口側のフラッディングを防止できる。
通常、燃料電池スタックにおいて氷点下からの再起動時にエンドセルでは電圧が上がらないという問題がある。本実施形態ではエンドセル83において第3実施形態の燃料電池単位セル4を用いる。このことから、燃料電池スタック8aでは、氷点下からの再起動時でのエンドセル83の電圧が上がらないという問題を解消できる。
よって本実施形態では広い範囲で運転が可能な燃料電池スタック8aを提供することができる。
以上説明した実施形態に限定されることなく、その技術的思想の範囲内において種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明と均等であることは明白である。
例えば、第1実施形態において冷却水に純水を用いて、この冷却水をソリッドプレート24の冷却水流路24bを流通させる場合(氷点下起動が不要な場合など)には、セパレータ35は不要になる。
また、第4実施形態では必要に応じて、燃料電池スタック8aの燃料電池単位セル4の用いるセル数を変化させてもよい。
これにより、特に氷点下からの起動時に問題となる、エンドセル83のカソード20の触媒層21でのフラッディングを確実に防止することができる。
また、第4実施形態のエンドセル83には第3実施形態の燃料電池単位セル4を用いたが、第1実施形態の燃料電池単位セル1や第2実施形態の燃料電池単位セル3を用いてもよい。
本発明による第1実施形態の燃料電池単位セルの構成を示す図である。 本発明による第1実施形態の燃料電池単位セルの構成を示す図である。 本発明による第1実施形態のMEAの積層方向の撥水性を示す図である。 本発明による第1実施形態のMEAの積層方向の撥水性の高低の程度と、GDL23のそれぞれの領域の撥水性を示す図である。 本発明による第1実施形態のMEAの積層方向の撥水性の高低の程度と、GDL33のそれぞれの領域の撥水性を示す図である。 本発明による第1実施形態の燃料電池単位セルの構成と水の移動を示す図である。 本発明による第2実施形態の燃料電池単位セルの構成と水の移動を示す図である。 本発明による第3実施形態の燃料電池単位セルの構成と水の移動を示す図である。 本発明による第4実施形態の燃料電池単位セルを備えた燃料電池スタックを示す図である。
符号の説明
1、3、4 燃料電池単位セル
2 MEA
8a 燃料電池スタック
10 固体高分子膜
21 触媒層(カソード触媒層)
22 MIL(カソード拡散層)
23 GDL(カソード拡散層)
24 ソリッドプレート
24a 空気流路
24b 冷却水流路
31 触媒層(アノード触媒層)
32 MIL(アノード拡散層)
33 GDL(アノード拡散層)
34、343 多孔質プレート
35 セパレータ
82 中央単位セル
83 エンドセル
231、331 GDL入口部
232、332 GDL中間部
233、333 GDL出口部
241 カソード入口
242 カソード出口
341 アノード入口
342 アノード出口
343b パージ流路

Claims (12)

  1. 固体高分子膜と、
    前記固体高分子膜付近の水を排水する排水性が、酸素供給側よりも酸素排出側で高くなるように形成されたカソード極と、
    前記固体高分子膜を挟んで前記酸素排出側の向かい側から水素を供給し、前記酸素供給側の向かい側から水素を排出するとともに、固体高分子膜付近の水を排水する排水性が、水素排出側よりも水素供給側で高くなるように形成されたアノード極と、
    を有する燃料電池セル。
  2. 請求項1に記載の燃料電池セルにおいて、
    前記カソード極は、カソード触媒層及びカソード拡散層を有し、
    前記カソード触媒層は、撥水性が前記カソード拡散層のいずれの領域の撥水性よりも高くなるように形成された、
    ことを特徴とする燃料電池セル。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の燃料電池セルにおいて、
    前記アノード極は、アノード触媒層及びアノード拡散層を有し、
    前記アノード触媒層は、撥水性が前記アノード拡散層のいずれの領域の撥水性よりも高くなるように形成された、
    ことを特徴とする燃料電池セル。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の燃料電池セルにおいて、
    前記カソード拡散層において、酸素供給側から酸素排出側にいくにつれて撥水性を大きくすることで、前記固体高分子膜付近の水を排水する排水性を、酸素供給側よりも酸素排出側で高くなるように形成し、
    前記アノード拡散層において、水素排出側から水素供給側にいくにつれて撥水性を大きくすることで、前記固体高分子膜付近の水を排水する排水性が、水素排出側よりも水素供給側で高くなるように形成した、
    ことを特徴とする燃料電池セル。
  5. 請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載の燃料電池セルにおいて、
    前記アノード触媒層は、前記カソード触媒層と同等の撥水性を有し、
    前記アノード拡散層は、前記カソード拡散層と同等の撥水性を有する、
    ことを特徴とする燃料電池セル。
  6. 請求項2から請求項5までのいずれか1項に記載の燃料電池セルにおいて、
    前記撥水性は、撥水剤の含有量で調整される、
    ことを特徴とする燃料電池セル。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の燃料電池セルにおいて、
    前記アノード極の外側に配置された保水層を有する、
    ことを特徴とする燃料電池セル。
  8. 請求項7に記載の燃料電池セルにおいて、
    前記保水層は、多孔質プレートである、
    ことを特徴とする燃料電池セル。
  9. 請求項8に記載の燃料電池セルにおいて、
    前記多孔質プレートは、前記水素供給側から水素排出側にいくにつれて親水性が高くなるように形成される、
    ことを特徴とする燃料電池セル。
  10. 請求項8又は請求項9に記載の燃料電池セルにおいて、
    前記多孔質プレートに形成され、運転停止時に乾燥空気が送り込まれるパージ空気用の流路を備える、
    ことを特徴とする燃料電池セル。
  11. 請求項10に記載の燃料電池セルにおいて、
    前記パージ空気用の流路は、前記多孔質プレートを挟んで水素供給流路の反対側に形成されている、
    ことを特徴とする燃料電池セル。
  12. 複数の燃料電池セルを積層して構成される燃料電池スタックにおいて、
    請求項1から請求項11までのいずれか1項に記載の燃料電池セルを、少なくとも積層方向の両端に備える燃料電池スタック。
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JP2013089462A (ja) * 2011-10-18 2013-05-13 Konica Minolta Holdings Inc 2次電池型燃料電池
JP2013161599A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 固体高分子形燃料電池発電システム

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