JP2006302236A - 紙幣処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 釣銭用の紙幣を装置内に収納し、高額紙幣が投入された場合には、収納した紙幣を釣銭として払い出すことのできる紙幣処理装置を提供する。
【解決手段】 紙幣挿入口31より挿入された紙幣Bが釣銭として適合する紙幣であると、押圧部材変位機構64が縮小し、筐体62の上下から棚板状に張り出した仕切り板61の間を押圧部材68が通り抜けたところで停止する。紙幣搬送手段32に付設された切替装置50の切替レバー51の切り替えによって、紙幣Bは、装置内部へと導かれ、仕切り板61と押圧部材68とによって形成される間隙を取込部とする紙幣取込部72に取り込まれたのち、付勢手段65によって押圧部材68が元の位置に復帰するのにともなって、紙幣収納部69に収納される。紙幣Bを釣銭として返却する場合には、釣銭返却ローラ70の作動と紙幣搬送手段32の逆回転とによって、紙幣挿入口31を通じて外部に排出する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、釣銭用としての紙幣を収納することができ、高額紙幣の投入に対しては、収納した紙幣を釣銭として払い出すことのできる紙幣処理装置に関する。
パチンコ機やスロットマシンなどを取り揃えた遊技施設には、ゲーム機とともに遊技媒体貸出機が設置されて、ゲームが実施できるようになっている。遊技媒体の貸し出しを受けるために遊技客が投入する有価価値には、カード、チップ、硬貨、紙幣などといった種類のものがある。このなかで、紙幣を受け付ける貸出機は、予めカードなどを購入するといった手間が要らないという手軽さがある。さらに、高額紙幣を受け入れて釣銭を払い出す形式の遊技媒体貸出機は、たとえば千円紙幣に両替えをしておく必要がないので、遊技機に向き合ったままゲームを継続して行うことができるという点で、遊技客にとって利便性が高いものとなっている。
ところで、説明の都合上、釣銭としての紙幣の払い出し機能を伴わない従来の紙幣処理装置の代表的なものについて、特許文献1によって紹介する。この紙幣処理装置101について、図9を参照しながら説明すると、紙幣挿入口103より投入された紙幣は、紙幣搬送部104によって装置本体102の内部へと搬送される。紙幣搬送部104の紙幣搬送路110にはデータ読取部105が配設されており、搬送中の紙幣の真贋などに関するデータが読み取られる。読み取られたデータに基づいて真券と判定された紙幣は、紙幣収納ボックス106内に取り込まれる。その際、紙幣の両サイドを支持するように棚板状に突設されたガイド部材116の同図における上面に載置される形で取り込まれる。
そののち、紙幣搬送部104の駆動源となっているモータ150の逆回転を利用して、押圧手段107にあるリンク装置141を作動させる。すると、リンク装置141に装着されているリフトテーブル140が同図における下方に移動を開始し、ガイド部材116に両サイドが架け渡された状態で載置されていた紙幣に対して、その中央部から押圧を加える。紙幣の両サイドは変形してガイド部材116を乗り越え、紙幣収納部108に押し込められる。紙幣収納ボックス106には、コイルスプリング115によって上方に付勢されたスタッカープレート114が配設されており、最終的に、投入された紙幣は、ガイド部材116の下面とスタッカープレート114とによって挟持される形で積層収納されるという構成となっている。
また、特許文献2には、高額紙幣であっても容易に玉貸しができるようにした遊技用の玉貸機が開示されている。この玉貸機は、紙幣投入口から千円紙幣が投入されると、真偽チェックを行なうとともに真券の場合は玉貸しができるように構成され、紙幣投入口から投入された千円紙幣をリサイクル使用すべく貯留する釣銭保管部と、この釣銭保管部に貯留された千円紙幣を釣銭として払い出す払出機構とが設けられている。そして、高額紙幣が紙幣投入口から投入され、この投入された高額紙幣が真券であると、千円分の玉を貸し出すとともに、釣銭相当数の千円紙幣を払出機構により釣銭保管部から払い出す構成としたことを特徴とするものである。
特開平6−176245号公報 特開平6−190136号公報
特許文献1に記載された紙幣処理装置では、積層収納される紙幣は、図9に示された紙幣収納ボックスの下方に向かって札束の厚みを増していくことになる。そして、このような紙幣の束から釣銭返却用としての紙幣を取り出そうとするには、札束の最上にある紙幣から順に1枚づつ取り出すのが、取り出しをする位置が不動であるという理由から、製品化するうえで好都合である。ところが、この引例のような構成の紙幣処理装置は、押圧手段がリフトテーブルの上方に配置されているために、当該付近にさらに釣銭返却機能を加えるという設計は、スペースに余裕がない分、現実的な問題としてかなり難しい。
また、特許文献2は、釣銭の払出機構を備えた玉貸機に関するものであるが、その仕組みについて述べただけの概念的なものであり、詳細な構造については何の説明もされていないので、具体化するためにはやはり相当な苦労が必要である。本発明は、以上ような困難を解決して、紙幣を収納し、かつ釣銭を払い出す機構を備えた実現しうる紙幣処理装置の一つを提供しようとするものである。
本発明は、上記の如き課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の紙幣処理装置は、紙幣挿入口より投入される紙幣を装置本体内部に形成した紙幣収納部へと誘導する紙幣搬送手段と、前記紙幣搬送手段の搬送路に付設されたセンサによって読み取られたデータに基づいて投入紙幣の金種および真贋を判別する紙幣識別手段と、前記紙幣識別手段によって真券と判別された紙幣を前記紙幣収納部に収納するスタック機構とを備え、前記紙幣収納部は、前記紙幣搬送手段に近い側に配設された係止部材と、前記紙幣搬送手段の遠い側に紙幣の幅より幅狭の形状を有して配設され、前記係止部材とでもって紙幣の両面から紙幣を挟持するように形成した押圧部材とによって形成され、前記スタック機構は、前記係止部材を押圧する状態と、前記係止部材より離間した状態との間で前記押圧部材を往復させる機能を備えるとともに、前記押圧部材の往復途中には、前記押圧部材が通り抜けできるように形成された仕切り板が装置本体より突設され、前記押圧部材が前記係止部材より離間する移動を開始して前記仕切り板を通り抜けたところに創出される前記仕切り板と前記押圧部材との間隙が紙幣取込部とされ、前記紙幣搬送手段によって搬送されてきた紙幣は、前記紙幣取込部に取り込まれたのち、前記押圧部材が前記係止部材を押圧する側に復帰するのに伴って、前記紙幣収納部に収納されるように構成されていることを特徴とする。
この紙幣処理装置は、スタック機構を紙幣搬送手段から装置内の最も離れた位置に配置するようにしたものである。紙幣収納部への紙幣の収納は、従来技術にみられる収納方向とは逆の方向、すなわち紙幣搬送手段からみて遠い側から手前側に接近するようにして行われる構成となっている。それ故、従来は紙幣搬送手段の近くに確保することが難しかった空きスペースを確保することができることから、収納された紙幣を釣銭として繰り出す手段を紙幣の取り出しに好都合となる紙幣搬送手段の側に設置することができるようになる。
請求項2に記載の紙幣処理装置は、前記紙幣挿入口より投入された紙幣が、前記紙幣識別手段によって真券でないものと判別された場合には、前記紙幣搬送手段の逆転駆動によって逆送されて前記紙幣挿入口より排出されるとともに、前記紙幣搬送手段の逆転駆動は、前記スタック機構の作動が終了するのを待ってから開始されるように制御部によって制御されていることを特徴とする。
投入された紙幣が真券でないものと判別された場合には、紙幣搬送手段の逆転駆動によって、紙幣挿入者の手元にその紙幣が返送される措置がとられる。このとき、先に投入された紙幣が紙幣収納部に収納しきらないうちに逆転駆動させることは、紙幣詰まりなどのトラブルを引き起こす心配がある。これについては、従来の紙幣処理装置においても、さまざまな防止策が講じられている。本紙幣処理装置では、本装置に必要とされる2つの駆動源の作動を開始するタイミングをずらすという簡単な制御のみで、前記のようなトラブルを防止するようにしたものである。
請求項3に記載の紙幣処理装置は、前記紙幣収納部に収納された紙幣に対して、前記係止部材が存在する側から当接するように釣銭返却ローラが配設され、釣銭の払出要求に応じて、前記釣銭返却ローラを駆動させると同時に、前記紙幣搬送手段を逆転駆動させることにより、投入時とは逆方向に搬送路を辿って、前記紙幣挿入口から紙幣が排出されるように構成されていることを特徴とする。
これは、釣銭としての紙幣を収納時と同じ紙幣搬送手段を利用して返送し、投入時と同じ紙幣挿入口より返却するというものであるから、コンパクトにまとまった紙幣処理装置とすることができる。紙幣の出入り口が1ヶ所であることから利用者にとって分かりやすく、見た目にもすっきりとしたデザインとなる。
請求項4に記載の紙幣処理装置は、前記紙幣搬送手段の搬送路には切替レバーが付設され、前記紙幣識別手段によって投入された紙幣の金種が釣銭として適用することのできる紙幣と判別された場合には、前記紙幣収納部が許容できる最大収納枚数を満たしていない場合に限り前記紙幣収納部に前記紙幣を送り出す一方、前記紙幣収納部が許容できる収納枚数で満杯の場合、ならびに投入された紙幣の金種が高額紙幣と判別された場合には、該釣銭適合紙幣ならびに高額紙幣を本紙幣処理装置に接続させた紙幣搬送装置に送り出すように切り替えられることを特徴とする。
これは、切替レバーが切り替わることによって、釣銭として貯える必要があると認められた紙幣だけが紙幣収納部に収納され、高額紙幣、および釣銭適合紙幣であっても紙幣収納部に収納されない紙幣は、本紙幣処理装置に接続させた紙幣搬送路に送り出されて、島端などに設けられている金庫に収納されるようにしたものである。
請求項6に記載の紙幣処理装置は、貸出スイッチと精算スイッチとを備えた遊技媒体貸出機に装着され、高額紙幣が投入された場合に、前記貸出スイッチの押下に伴って遊技媒体の貸し出しと投入金額からの貸出分の減算処理が行われ、さらに前記貸出スイッチが押下されたときには遊技媒体の貸し出しと投入金額からの貸出分の減算処理が繰り返し行われるとともに、精算スイッチの押下に伴って、前記紙幣収納部に釣銭用の紙幣が貯留されていることを条件に、前記紙幣収納部より釣銭となる紙幣を返却することを特徴とする。
これは、釣銭用の紙幣が確保された状態において高額紙幣が投入されたとしても、直ちに釣銭を返却することはせずに保留することにより、遊技客が連続してゲームを行えるようにし、遊技客が、ゲーム終了と判断して精算スイッチを押下したときに初めて釣銭用の紙幣を返却するようにしたものである。
本発明の紙幣処理装置は、投入された紙幣を押圧部材でもって紙幣収納部に押し込みながら収納する際に、従来の装置とは逆の方向から、すなわち紙幣搬送手段よりみて遠い側から手前側に接近させるという機構を持ったスタック機構を実現させたものである。その結果、紙幣搬送手段に近い側には、別の機構を付設するだけのスペースが生まれる。そして、このスペースを紙幣返却手段の設置箇所として利用することによって、従来の装置に必要とされる紙幣収納機能を具備しながらも、釣銭機能を備えた紙幣処理装置を現実のものとしている。
この紙幣処理装置が組み込なれた遊技媒体貸出機にあっては、釣銭として収納する必要がある紙幣は装置内の紙幣収納部に収納され、高額紙幣や釣銭として収納する必要のない紙幣は、島端などに設けられた金庫に収納される。また、釣銭としての紙幣の返却は、紙幣挿入口と共用の1ヶ所であることから、このような機能を持つ処理装置としては比較的コンパクトに設計することができ、見た目にもすっきりとしたデザインとすることができる。また、高額紙幣を投入してゲームの続行を希望するときには、継続して遊技媒体の払い出しを受けられるようにもなっている。
次に、本発明の最良の実施形態について、図を参照しながら説明する。図1は、遊技機および遊技媒体貸出機の外観を表わす正面図である。図2は、本発明の紙幣処理装置が定常の静止状態にあるときの内部の様子を説明するための正面図と平面図である。図3〜図6は、本発明の紙幣処理装置の作動状態について順を追って説明するための正面図と平面図である。図7は、係止部材の一側面を示す斜視図である。図8は、遊技媒体貸出機に装着された本発明の紙幣処理装置の作動状態を説明するフローチャートである。また、図9は、従来の紙幣処理装置の一例を示すもので、図2における平面図に相当する図である。なお、これらの図において、破線とすべき線をそのまま破線で描くと分かりにくくなるところについては、実線にて描いてある。
図1には、遊技機の一例としてのスロットマシン10と、遊技媒体貸出機の一例としてのメダルサンド20とが示されている。そして、このスロットマシン10とメダルサンド20とは、交互に横並びに設置されることによって、一つの遊技機島(図示せず)を構成する。遊技機島の内部には、その長手方向に沿って紙幣搬送装置27が架設されるとともに、図2に示すように、紙幣搬送装置27の本線27aである搬送路から枝分かれする支線27bが、それぞれのメダルサンド20の背面と接続している。また、遊技機島の一端部にあって、紙幣搬送装置27の末端に当たるところに金庫28が配設されている。各メダルサンド20から排出された紙幣は、紙幣搬送装置27の支線27bから本線27aに合流して搬送され、金庫28に収納される。
メダルサンド20の正面には、遊技客が必要とするときに押下する精算ボタン21および貸出ボタン22が取り付けられている。また、液晶ディスプレイなどからなる表示部23が装着されて、各種データが表示できるようになっている。この表示部23は、たとえば、メダルの貸出枚数や売上情報、異常表示などを適宜表示するためのデータ表示部24と、遊技客が投入した紙幣の残額を表示するための残額表示部25とによって構成されるもので、その値は数字によってデジタル表示される。
メダルサンド20の内部には本発明の紙幣処理装置30が組み込まれ、紙幣挿入口31が正面に臨んでいる。メダルサンド20の下部には、貸出用のメダルを払い出すノズルシュート26が取り付けられている。紙幣挿入口31に紙幣を投入して貸出ボタン22を押下することによって払い出されるメダルは、ノズルシュート26を通じてスロットマシン10の下部に設けた受皿11に受け入れられる。この払い出されたメダルをスロットマシン10のメダル投入口12に投入することによって、ゲームの開始が可能となる。
ところで、以下に詳述する本発明の紙幣処理装置30は、紙幣を立てた状態にて挿入する縦形であっても、紙幣を水平に寝かせた状態にて挿入する横形であっても適用することのできる構造となっている。しかしながら、遊技機島に装備された紙幣搬送装置27と組み合わせたときの紙幣の搬送は、一般的に縦形となる。なお、紙幣搬送装置27は、遊技機島の上方に単独のラインとして設置する形式のものと、メダルサンド20を通じて遊技機島の内部に設置する形式のものとがある。ここでは、メダルサンド20に組み込まれた場合を例にとり、紙幣が縦形として使用される状態の図面に基づいて説明を続ける。
さて、図2に示す紙幣処理装置30において、紙幣挿入口31の奥の方に延伸する形で紙幣搬送手段32が配設されている。この紙幣搬送手段32は、駆動プーリ33と従動プーリ34とを備えており、2つのプーリの間には搬送ベルト35が架け渡されている。駆動プーリ33の回転駆動は、駆動モータM1によって与えられるもので、駆動モータM1の回転は、図示しない歯車類を介して、回転中心の方向転換を伴いながら、駆動プーリ33の回転軸に伝えられる。
搬送ベルト35に対向する一側は、側壁36で塞がれている。側壁36には適所に開口が設けられている。この開口からは、ピンチローラ37の外周部の一部が、搬送ベルト35と当接するようにして突設されていて、搬送ベルト35との間で紙幣搬送路を形成している。紙幣挿入口31より挿入された紙幣は、搬送ベルト35とピンチローラ37とによって挟持されながら、奥の方へと搬送されることとなる。なお、搬送ベルト35およびピンチローラ37は、紙幣の幅の両側部に相当する箇所、すなわち縦形にあっては上下の2ヶ所に設けられている。
このような紙幣搬送路には、紙幣を識別するための検出手段が数箇所に配設される。まず、S1は赤外線反射センサを示し、紙幣挿入口31の近傍に配置されて紙幣が投入されたことを検知する。この赤外線反射センサS1は、紙幣の幅方向の2ヶ所に並置される。また、S2は赤外線透過センサを示す。このセンサS2は、搬送路を挟んで発光部と受光部とが向き合って配置されたもので、その間を通過する紙幣の透過光の強弱のパターンを検出して記憶データと照合することにより、紙幣の金種および真贋を判別する。この赤外線透過センサS2は、挿入される紙幣の幅方向に3セットが並置される。
S3は磁気センサを示し、そのヘッドと紙幣とが確実に接触するようにするために、ヘッドと対向する位置にピンチローラ38が配設されている。この磁気センサS3は、紙幣のインクに含ませた磁気を感知してその金種および真贋を判別するもので、紙幣の幅方向について2ヶ所に配置される。また、2つの磁気センサS3に挟まれて、可視光センサS4が配置されている。可視光センサS4は、前記の赤外線透過センサS2と波長の異なる光によって紙幣の分析を行うもので、赤外線透過センサS2を補完するダブルチェックの機能を有している。
また、紙幣搬送路には、シャッター装置40が付設されている。シャター装置40は、投入した紙幣の通過を許可し、逆送を禁止する機能を有するものである。基本的に、搬送路を塞ぐ突出物が、紙幣の通貨の際には押し退けられ、紙幣が通過したのちに元の位置に復帰して搬送路を塞ぐという構造のものである。この突出物は、紙幣の逆送には動じないように形成されているので、一旦挿入した紙幣が引き戻されるという不正が防止できる。
このシャッター装置40を紙幣挿入口31の口許近くに形成すれば、その奥に設置されたセンサ類に加えようとする不正工作を防止することができる。また、センサ類によって投入された紙幣の金種や真贋が判別される時点では、紙幣は完全に装置内に取り込まれた状態となるので、この点でも不正が防止される。さらに、この紙幣処理装置30の奥行き寸法を短かくすることができ、奥行きに余裕のない設置箇所に好適する装置として提供することができるようになる。
本実施例は、奥行きに余裕があって、シャッター装置40を搬送路の比較的奥の方に配置した例を示したものである。このような構成のものは、シャッター装置40そのものに対する外部からの不正な操作が加えにくいという特長を有している。このシャッター装置40は、軸回りに回動する係止駒41と、係止駒41の先端42を紙幣挿入口31の方向に付勢するスプリングと、ソレノイド43と、係止駒41の回転軸を挟む後端とソレノイド43とを連結する連結棒44と、紙幣の通過を確認する図示しない検知センサとによって構成されている。
シャッター装置40は、通常の静止状態においては、係止駒41の先端42が、紙幣の搬送方向とは逆の方向にスプリングによって付勢されて、紙幣搬送路の中に臨んだままの状態で静止するように形成されている。スプリングには付勢力の非常に弱いものが使用されているので、投入された紙幣は、スプリングの付勢力に抗して係止駒41の先端42を押し退けながら通過することができる。一方、係止駒41は、スプリングによって付勢されて静止した位置よりさらに逆方向には回動しないように規制されているので、シャッター装置40を通過した紙幣についてはその逆送が制止される。
メダルの貸し出しは、搬送中の紙幣がシャッター装置40の通過の終了を検知センサが検知しないかぎり、行われないように制御されているので、メダルの貸し出しを受けながら挿入した紙幣を途中から引き戻すという不正が防止できるようになる。しかしながら、後述する釣銭としての紙幣を逆送させる際にはその通過を許可しなければならないから、そのときはソレノイド43を作動させて係止駒41の先端42を押し上げることにより、制止機能を解除する。
紙幣搬送路の最奥部には、切替装置50が付設されている。たとえば、この切替装置50は、軸回りに回動する切替レバー51と、切替レバー51の先端52を搬送ベルト35に当接させる方向に付勢する図示しないスプリングと、ソレノイド53と、切替レバー51の回転軸を挟む後端とソレノイド53とを連結する連結棒54とによって構成されるものである。
前記センサ類によって挿入された紙幣の金種および真贋が判別され、それが真券であって高額紙幣であった場合、ならびに釣銭として適合する金種の紙幣であっても、後述する紙幣処理装置30に形成された紙幣収納部が許容できる最大収納枚数で満たされている場合には、切替レバー51による方向変換を受けることなく直進して、メダルサンド20の背面側に接続させた紙幣搬送装置27へと搬送されていく。
一方、紙幣Bが釣銭として適合する紙幣であって、しかも釣銭として紙幣収納部に収納することが必要であるときは、ソレノイド53を作動させて切替レバー51の先端52を回動させる。紙幣搬送装置27へと直進する搬送路が閉鎖されるともに、従動プーリ34周りに回り込む搬送路が新たに出現するようにする。紙幣Bは、湾曲して形成されたガイドプレート55の曲面に沿って誘導される。ガイドプレート55の下端部には検知センサS5が装着されており、搬送された紙幣Bが完全に収納されたか否かがチェックされる。この切替装置50に用いられるスプリングは付勢力が非常に弱いものが使用されているので、釣銭としての紙幣Bを逆方向に搬送する際には、その紙幣Bは、切替レバー51の先端52を押し退けたまま通過することができる。
以上のように、釣銭として収納される紙幣Bは、紙幣搬送手段32の裏側(図2(b)の左半分)に回り込んで収納されることとなる。そして、この収納部分には、スタック機構60が形成されている。スタック機構60の構造としては、まず、収納される紙幣Bをその幅方向の両側部にて支持するための一対の仕切り板61が、図2(a)における上下に設けられる。仕切り板61は、この装置の筐体62より突出する棚板状のもので、紙幣Bの長手方向に沿った形で延設されたものである。仕切り板61より紙幣搬送手段32に近い側(図2(b)の右側)には、壁面状をなす係止部材63が仕切り板61と平行に形成されている。なお、この係止部材63は、本実施例のような壁面状のもののほか、丸棒や回転ローラなどを並置して形成したものであってもよい。
仕切り板61より紙幣搬送手段32から遠い側(図2(b)の左側)には、パンタグラフ構造の押圧部材変位機構64が形成されている。押圧部材変位機構64は、伸張と縮小とを繰り返す往復運動の機能を有するもので、たとえば、付勢手段としてスプリング65が組み込まれ、押圧部材変位機構64を伸張させる方向に作用している。一方、押圧部材変位機構64の一足部は、連結棒67を仲介としてソレノイド66と連結されており、ソレノイド66の作動にともなって、この一足部が図2(b)の上下に摺動するように形成されている。この一足部を引張り方向に摺動させると、押圧部材変位機構64は、スプリング65の付勢力に抗してパンタグラフ構造の高さを縮小させる。
押圧部材変位機構64の可動端には、押圧部材68が装着されている。この押圧部材68は、紙幣Bの幅より狭く、かつ筐体62内に対向して突設された仕切り板61の内端同士の間隔よりも幅狭に形成される板状体である。そして、押圧部材変位機構64の伸縮に伴い、仕切り板61の間を通り抜けて、仕切り板61の両側を往来することができるように形成されている。なお、押圧部材68は、押圧部材変位機構64がもつパンタグラフ構造によって、伸縮によっても常に当初の状態から平行が維持されるようになっている。
以上のように構成されたスタック機構60において、係止部材63と押圧部材68とによって挟まれる間隙が、紙幣Bの紙幣収納部69となる。そして、紙幣収納部69に収納された紙幣Bの表面に対して、係止部材63が存在する側から当接するように、釣銭返却ローラ70が付設されている。
紙幣返却ローラ70は、その外表面がゴム類によって形成され、回転時に摩擦力でもって紙幣Bを繰り出すようになっている。この紙幣返却ローラ70の回転駆動は、駆動モータM2によって与えられる。駆動モータM2の回転は、図示しない歯車類を介して、回転中心の方向転換を伴いながら、紙幣返却ローラ70の回転軸に伝達されている。また、係止部材63には、図7に示すように、紙幣Bと当接する面に、紙幣の長手方向に延びる土手状をなす複数の突起71が形成されている。この突起71の存在によって、係止部材63と紙幣Bとの接触面積が小さくなって摩擦抵抗が減少し、釣銭用の紙幣Bの繰り出しがスムースに行なえるようになる。
次に、紙幣の収納および返却の仕組みについて、図3〜図6、ならびに図8に示すフローチャートを参照しながら説明する。まず、図2に示したような定常の静止状態にある紙幣処理装置30に対し、図3に示す矢印Fのように、紙幣Bを紙幣挿入口31より挿入すると、赤外線反射センサS1が紙幣Bの挿入を検知して(図8におけるステップS01。以下ステップ記号のみを記す)、紙幣処理装置30に作動の開始を指令する(S02)。紙幣Bは、紙幣搬送手段32によって搬送される途中の初期の段階で、センサ類S2,S3,S4によってデータが読み取られ(S03)、読み取られたデータに基づいてその真贋と金種とが判別される。
真贋の判別の結果(S04)、真券でないものと判別された紙幣Bは、紙幣挿入口31に戻される。その際、スタック機構60が定常の静止状態にあるか否かが判断され(S05)、定常の位置にあるようであれば、直ちに紙幣搬送手段32を逆転させて紙幣Bを返却する(S06)。もし、スタック機構60が作動中であって定常の位置に戻っていないようであれば、紙幣詰まりなどのトラブルを防止するため、スタック機構60が定常の位置に戻るまで待機してから(S07)紙幣搬送手段32が逆転を開始するように、図示しない制御部によって制御されている。
投入された紙幣Bが真券であると判別されれば、その金額が表示部23の残額表示部25に表示される(S08)。また、その紙幣Bの金種が高額紙幣であるか否かの判別に基づいて(S09)、高額紙幣である場合には、切替レバー51が作動することはなく、紙幣Bは、遊技機島に設置された紙幣搬送装置27によって搬送され(S10)、最終的には金庫28に収納される(S11)。また、釣銭に適した紙幣B(通常は千円札)と判別されたとしても(S12)、紙幣収納部69が許容できる枚数ですでに満たされている場合は紙幣搬送装置27へと搬送され(S10)、金庫28に収納される(S11)。
紙幣収納部69に紙幣を収納する余裕のある場合には、切替装置50の切替レバー51が作動して、釣銭に適した紙幣Bを紙幣収納部69へと誘導する搬送路を形成する(S13)。これとほぼ同時に、図3に示される矢印FFのように、スタック機構60の押圧部材変位機構64がソレノイド66の作動によって変位を開始し、押圧部材68が仕切り板61の間を通り過ぎるところまで縮小してから停止する(S14)。このとき、紙幣収納部69にはすでに収納された紙幣Bが存在していても、係止部材63に阻まれて押圧部材68の側に進入してくることはない。このようにして生じた仕切り板61と押圧部材68との間の間隙が、投入された紙幣Bを取り込むための紙幣取込部72となる。
紙幣Bは、図4に示すように、ガイドプレート55によって誘導されながら搬送され、紙幣取込部72に取り込まれる(S15)。紙幣Bの取り込みの終了が検知センサS5によって確認されたのちソレノイド66が解放され、図5に示す矢印FRのように、スタック機構60に組み込まれたスプリング65の付勢力でもって押圧部材変位機構64が伸張する(S16)。押圧部材68による押圧を受けて、紙幣Bは、その幅方向の両側部を折曲させながら係止部材63を乗り越え、紙幣収納部69に収納されることとなる。
遊技客がゲームを開始するためには、貸出ボタン22を押下して(S17)、メダルの払い出しを受けなければならない(S18)。すると、貸出相当分の金額が減算処理され(S19)、その残額は残額表示部25に表示される(S08)。メダルの貸し出しを継続することのできる残額が残っていない場合には、ゲームは終了する(S20)。残額が残っている場合には、遊技客がゲームを継続する意向があるかを選択する(S21)。ゲームを繰り返す場合には、貸出ボタン22を押下する(S17)。精算ボタン21を押下すれば(S22)、ゲームは終了する。
精算ボタン21が押下されると、図6に示した矢印Rのように、紙幣Bに当接させた釣銭返却ローラ70が回転して紙幣Bを1枚づつ順番に繰り出すとともに、紙幣搬送手段32も逆回転を開始して紙幣Bを逆送し(S23)、釣銭としての紙幣Bを紙幣挿入口31より排出する。このとき、シャッター装置40は、紙幣Bの通過を妨げることがないように開放されている。
遊技機および遊技媒体貸出機の外観を表わす正面図である。 本発明の紙幣処理装置が定常状態にあるときの内部の様子を説明するための(a)は正面図、(b)は平面図である。 紙幣処理装置の内部の作動状態を説明するための(a)は正面図、(b)は平面図である。 紙幣処理装置の内部の作動状態を説明するための(a)は正面図、(b)は平面図である。 紙幣処理装置の内部の作動状態を説明するための(a)は正面図、(b)は平面図である。 紙幣処理装置の内部の作動状態を説明するための(a)は正面図、(b)は平面図である。 係止部材の一側面を示す斜視図である。 本発明の紙幣処理装置の組み込まれた遊技媒体貸出機の作動状態を説明するフローチャートである。 従来の紙幣処理装置の一例を示す平面図相当図である。
符号の説明
10 スロットマシン
20 メダルサンド
21 精算ボタン
22 貸出ボタン
30 紙幣処理装置
31 紙幣挿入口
32 紙幣搬送手段
35 搬送ベルト
40 シャッター装置
50 切替装置
60 スタック機構
61 仕切り板
63 係止部材
64 押圧部材変位機構
65 スプリング
68 押圧部材
69 紙幣収納部
70 紙幣返却ローラ
72 紙幣取込部
B 紙幣

Claims (5)

  1. 紙幣挿入口より投入される紙幣を装置本体内部に形成した紙幣収納部へと誘導する紙幣搬送手段と、前記紙幣搬送手段の搬送路に付設されたセンサによって読み取られたデータに基づいて投入紙幣の金種および真贋を判別する紙幣識別手段と、前記紙幣識別手段によって真券と判別された紙幣を前記紙幣収納部に収納するスタック機構とを備え、
    前記紙幣収納部は、前記紙幣搬送手段に近い側に配設された係止部材と、前記紙幣搬送手段の遠い側に紙幣の幅より幅狭の形状を有して配設され、前記係止部材とでもって紙幣の両面から紙幣を挟持するように形成した押圧部材とによって形成され、
    前記スタック機構は、前記係止部材を押圧する状態と、前記係止部材より離間した状態との間で前記押圧部材を往復させる機能を備えるとともに、前記押圧部材の往復途中には、前記押圧部材が通り抜けできるように形成された仕切り板が装置本体より突設され、前記押圧部材が前記係止部材より離間する移動を開始して前記仕切り板を通り抜けたところに創出される前記仕切り板と前記押圧部材との間隙が紙幣取込部とされ、
    前記紙幣搬送手段によって搬送されてきた紙幣は、前記紙幣取込部に取り込まれたのち、前記押圧部材が前記係止部材を押圧する側に復帰するのに伴って、前記紙幣収納部に収納されるように構成されていることを特徴とする紙幣処理装置。
  2. 前記紙幣挿入口より投入された紙幣が、前記紙幣識別手段によって真券でないものと判別された場合には、前記紙幣搬送手段の逆転駆動によって逆送されて前記紙幣挿入口より排出されるとともに、前記紙幣搬送手段の逆転駆動は、前記スタック機構の作動が終了するのを待ってから開始されるように制御部によって制御されていることを特徴とする請求項1に記載の紙幣処理装置。
  3. 前記紙幣収納部に収納された紙幣に対して、前記係止部材が存在する側から当接するように釣銭返却ローラが配設され、釣銭の払出要求に応じて、前記釣銭返却ローラを駆動させると同時に、前記紙幣搬送手段を逆転駆動させることにより、投入時とは逆方向に搬送路を辿って、前記紙幣挿入口から紙幣が排出されるように構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の紙幣処理装置。
  4. 前記紙幣搬送手段の搬送路には切替レバーが付設され、前記紙幣識別手段によって投入された紙幣の金種が釣銭として適用することのできる紙幣と判別された場合には、前記紙幣収納部が許容できる最大収納枚数を満たしていない場合に限り前記紙幣収納部に前記紙幣を送り出す一方、前記紙幣収納部が許容できる収納枚数で満杯の場合、ならびに投入された紙幣の金種が高額紙幣と判別された場合には、該釣銭適合紙幣ならびに高額紙幣を本紙幣処理装置に接続させた紙幣搬送装置に送り出すように切り替えられることを特徴とする請求項3に記載の紙幣処理装置。
  5. 貸出スイッチと精算スイッチとを備えた遊技媒体貸出機に装着され、高額紙幣が投入された場合に、前記貸出スイッチの押下に伴って遊技媒体の貸し出しと投入金額からの貸出分の減算処理が行われ、さらに前記貸出スイッチが押下されたときには遊技媒体の貸し出しと投入金額からの貸出分の減算処理が繰り返し行われるとともに、精算スイッチの押下に伴って、前記紙幣収納部に釣銭用の紙幣が貯留されていることを条件に、前記紙幣収納部より釣銭となる紙幣を返却することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の紙幣処理装置。
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