JP2006301874A - 販売価格シミュレーションシステムおよび販売価格シミュレーションプログラム - Google Patents

販売価格シミュレーションシステムおよび販売価格シミュレーションプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 固定費、変動費、その他の経費、自社利益を原価に積算し、所望の利益を確保する販売価格を正確に計算するシミュレーションプログラムを提供する。
【解決手段】 販売価格をシミュレートするコストシミュレーションプログラムと、該プログラムが作動する動作コンピューターと、該動作コンピューターへの入出力端末と、販売価格に上乗せする経費の金額を格納する絶対値データベースと、販売価格に上乗せする経費の販売価格または仕入原価に対する割合を格納する傾向値データベースと、変動費の費用単価を格納する費用単価データベースを備え、前記コストシミュレーションプログラムが販売する際の条件に応じて、前記各データベースから絶対値及びまたは傾向値及びまたは費用単価を読み込み、その数値をもとに販売価格を計算する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、商品の卸販売をする際の得意先への販売価格のシミュレートシステムおよび販売価格のシミュレートプログラムに係り、特に各種販売条件の変化に応じて販売価格をシミュレートすることができる販売価格シミュレートシステムおよび販売価格シミュレートプログラムに関する。
一般に従来技術による商品原価から販売価格を計算する原価計算シミュレーションシステムには次のようなものがある。
特許文献1には、製造コストを算出するシステムにおいて、部品原価の積み上げ計算だけでなく、製品を構成する各部品の基準製造時間を格納したデータベースから基準製造時間を読み出し、これに基づいて資材費、労務費、管理費を計算し、この計算結果を製造コストに反映させるシミュレーションシステムが開示されている。
このシステムによれば、従前の製造原価計算が単なる部品原価の積み上げに比べ、実際に発生している原価に近い製造原価を計算することができるとともに、試行錯誤を加えた製造原価のシミュレーションを行うことができるとされている。
特開平10−78985号公報
前述の従来技術による原価シミュレーションシステムは、製造原価算出までのシミュレーションシステムであって、販売に関する経費を算入したものではなく、販売価格のシミュレーションは行うことができないという不具合があった。
この大きな原因は、販売に関する経費は得意先との契約等で販売条件が大きく変わり、一義的に経費を決めることができないという理由による。
例えば、商品を納入する際に得意先に販売の応援として営業部の人員が得意先で販売活動を行う場合がある。この場合、人件費は得意先より出ないので、該人件費を販売価格に上乗せする必要がある。
また、得意先への納品の前に、商品にラベルを貼るように要請する得意先もある。この場合も発生するコストを販売価格に上乗せする必要がある。
さらに、営業部門の事務管理費も固定費として販売価格に上乗せする必要がある。
これらの、販売価格に上乗せすべき費用は、条件が多岐にわたり、得意先の業態によって変化するため、従来技術では管理することができず、試行錯誤を伴う販売価格の計算は勘を頼りに行われ、利益が出ているのか損をしているのかさえも、明確につかむことができなかった。
本発明の目的は、前述の従来技術による不具合を除去することであり、販売に関連する各種費用を販売価格の計算に盛り込み、正確な利益計算とシミュレーションを行うシステムを提供することである。
前記目的を達成するために本発明は、請求項1記載の発明は、販売価格をシミュレートするシステムであって、販売価格をシミュレートするコストシミュレーションプログラムと、該プログラムが作動する動作コンピューターと、該動作コンピューターへの入出力端末と、販売価格に上乗せする経費のうち得意先の業態によって変動しない経費の合計金額を格納する絶対値データベースと、販売価格に上乗せする経費のうち得意先の業態によって変動する経費の販売価格または仕入原価に対する割合を格納する傾向値データベースと、変動費の費用単価を格納する費用単価データベースを備え、前記コストシミュレーションプログラムが販売する際の条件に応じて、前記絶対値データベースから経費の金額及びまたは前記傾向値データベースから経費の販売価格または仕入原価に対する割合及びまたは前記費用単価データベースから発生する費用の単価を読み込み、その数値をもとに販売価格を計算することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、販売価格をシミュレートするコストシミュレーションプログラムであって、該プログラムが作動する動作コンピューターと、該動作コンピューターへの入出力端末と、販売価格に上乗せする経費のうち得意先の業態によって変動しない経費の合計金額を格納する絶対値データベースと、販売価格に上乗せする経費のうち得意先の業態によって変動する経費の販売価格または仕入原価に対する割合を格納する傾向値データベースと、変動費の費用単価を格納する費用単価データベースを備えるシステムに、販売する際の条件に応じて、前記絶対値データベースから経費の金額及びまたは前記傾向値データベースから経費の販売価格または仕入原価に対する割合及びまたは前記費用単価データベースから発生する費用の単価を読み込ませ、その数値をもとに販売価格を計算させることを特徴とする。
請求項1記載および請求項2記載の発明は、販売価格に上乗せする経費の金額を格納する絶対値データベースと、販売価格に上乗せする経費の販売価格または仕入原価に対する割合を格納する傾向値データベースと、変動費の費用単価を格納する費用単価データベースを備え、コストシミュレーションプログラムが販売する際の条件に応じて、前記各データベースから絶対値及びまたは傾向値及びまたは費用単価を読み込み、その数値をもとに販売価格を計算するので、所望の利益率を確保する販売価格を正確に算出することができる。また、販売価格を試行錯誤による計算で求めることもできる。
以下、本発明による販売価格シミュレーションシステムおよび販売価格シミュレーション方法および販売価格シミュレーションプログラムの一実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。
<図面の説明>
図1は、本発明のシステムの全体構成図である。
図2は、コストシミュレーションプログラム103の画面(上部)である。
図3は、コストシミュレーションプログラム103の画面(下部)である。
図4は、絶対値データベース104のデータ構成とデータの例である。
図5は、傾向値データベース105のデータ構成とデータの例(前半)である。
図6は、傾向値データベース105のデータ構成とデータの例(後半)である。
図7は、費用単価データベース106のデータ構成とデータの例である。
<実施形態の説明>
<構成の説明>
本発明の一実施形態による販売価格シミュレーションシステムの基本構成は、例えば図1に示すごとく、販売価格をシミュレートするコストシミュレーションプログラム103と、該プログラムが作動する動作コンピューター102と、該コンピューターへの入出力手段である入出力端末101と、プリントアウト手段であるプリンター107と、販売価格シミュレーションに用いる絶対値データを格納する絶対値データベース104(以下、データベースをDBと略す。)と、各種費用の販売価格または仕入原価に対する割合を格納する傾向値DB105と、各費用の単価を格納する費用単価DB106からなる。
コストシミュレーションプログラム103は公知のプログラム言語で作成しても良いが、汎用表計算ソフトでも作成することができる。
また、各データベースも汎用表計算ソフトを利用して構築することもできる。
絶対値DB104に格納されている絶対値とは、得意先の業態によって変動することのない各種費用毎の合計金額を表す。実施形態の図4では、例として、販売応援に関する実費と、配送ロットあたりの物流費をケースあたりに換算した金額が格納されていることを示しているが、これらに限られるわけではない。
傾向値DB105に格納されている傾向値とは、得意先の業態によって変動する、販売価格に対する各種費用の占める割合を表し、パーセント値で格納されている。この数字は各得意先の各費用の占める割合の過去の経験値を業態別に集計したものである。
費用単価DB106に格納されている費用単価とは、発生する各費用を商品1個当たり及びまたはケース単位に換算した数値を表す。実施形態の図7では、例として、業態毎の各作業の商品1個あたりの費用および1ケースあたりの費用が格納されていることを示している。
<データ構造の説明>
以下、各データベースの実施形態について説明する。
絶対値DB104は、図4に示すごとく、例えば、テーブル(a)部とテーブル(b)部からなり、テーブル(a)部は巡店を入れた場合の販売応援費用である「販売応援・巡店込み」と、巡店を入れない場合の販売応援費用である「販売応援・巡店抜き」とからなる。テーブル(b)部は支店ごとに配送ケースロットに応じたケースあたりの配送費が格納されている。
各項目の具体的なデータ内容は、図4に示すごとく、例えば、「販売応援・巡店込み」が「1343437」、「販売応援・巡店抜き」が「979767.6」、関東支店の場合、ケース数が「1〜4」が「351.8」、「5〜9」が「234.5」、「10〜19」が「222.8」、「20〜29」が「211.6」、「30〜39」が「201.1」、「40〜49」が「191.0」、「50〜64」が「181.5」、「65〜79」が「172.4」、「80〜100」が「163.8」、「100(2トン)」が「155.6」、「350(4トン)」が「147.8」、「500(11トン)」が「140.4」である。
傾向値DB105を図5および図6を用いて説明する。
まず、傾向値DB105は図5に示すごとく、例えば、得意先の業態を示す「業態」項目と、粗利率を示す「粗利」項目と、固定費の各項目を持つ「固定費」項目と、変動費の各項目を持つ「変動費」項目とを有する。
得意先の業態には例えば「DRG」(ドラッグストア)、「HC」(ホームセンター)、「SM」(スーパーマーケット)などが含まれるが、これらに限られるわけではない。
「固定費」は、得意先へのサポート体制を示す「サポート」を有し、「サポート」は得意先店舗での販売応援をする場合の販売価格または仕入原価に対する割合である「販売応援・営業業務機能」と、各店舗を巡回る場合の販売価格または仕入原価に対する割合である「店舗巡回・営業業務機能」と、「店舗巡回・受注業務機能」を有する。
また、「固定費」は受注方法を示す「受注形態」を有し、「受注形態」はEOSで受注した場合の販売価格または仕入原価に対する割合を示す「EOS・受注業務機能」と、電話及びまたはFAXで受注した場合の販売価格または仕入原価に対する割合を表す「電話・FAX受注・受注業務機能」を有する。
EOS受注とは、Electronic Ordering Systemの略であり、通信回線を利用してコンピューター間で受発注を行うことを言う。
また、「固定費」は請求書の作成方法を示す「請求書作成」を有し、「請求書作成」は活動基準原価計算データベース(ABCDB)による販売価格または仕入原価に対する割合を表す「ABCDBにて按分・売り掛け回収業務機能」を有する。
また、「固定費」は入金方法を現す「入金」を有し、「入金」は活動基準原価計算データベース(ABCDB)による販売価格または仕入原価に対する割合を表す「ABCDBにて按分・売り掛け回収業務機能」を有する。
また、「固定費」は販売に関する費用の販売価格または仕入原価に対する割合を表す「販売費」を有し、「販売費」は営業業務に関する販売費の販売価格または仕入原価に対する割合を表す「販売費・営業業務機能」と、受注業務に関する販売費の販売価格または仕入原価に対する割合を表す「販売費・受注業務機能」と、売り掛け回収業務に関する販売費の販売価格または仕入原価に対する割合を表す「販売費・売り掛け回収業務」を有する。
また、「固定費」は本社にて発生する物流費である「物流費(本社)・物流機能」と、各支店に共通して発生する物流費である「物流比(共通)・物流機能」を有し、さらに固定費の合計を表す「固定費計」を有する。
「変動費」は配送業務機能の販売価格または仕入原価に対する割合の合計を表す「配送業務機能」を有する。
また、「変動費」はセンターフィーが発生する取引条件の販売価格または仕入原価に対する割合を表す「取引条件・センターフィー・配送業務機能」を有する。
センターフィーとは得意先の配送センターを利用する場合に発生する配送センター利用料である。
また、「変動費」は特殊作業に関する費用の販売価格または仕入原価に対する割合を表す「特殊作業」を有する。「特殊作業」は商品をバラで集荷する場合に発生する費用の割合である「バラピッキング・物流業務機能」と、商品にラベルを貼る作業で発生する費用の割合である「ラベル添付・物流機能」と、商品に値段を記したシールを貼る作業で発生する費用の割合である「値付け・物流機能」と、商品を店舗別に仕分ける作業で発生する費用のEDIの場合の割合である「店舗別仕分け(EDI)・物流業務機能」と、商品を店舗別に仕分ける作業で発生する費用の割合である「店舗別仕分け・物流業務機能」と、変動費の割合の合計を表す「変動費計」を有する。
EDIとはElectoric Direct Interchangeの略である。
次に、傾向値DB105は図6に示すごとく、例えば、EOS受注の場合に発生する費用の割合を示す「EOS受注」と、電話及びまたはFAXで受注した場合に発生する費用の割合を示す「電話・FAX受注」と、EOS受注と電話及びまたはFAXを併用して受注した場合に発生する費用の割合を示す「併用」を有する。
また、傾向値DB105は図6に示すごとく、例えば、請求の管理に関する「請求管理」と、入金方法に関する「入金管理」を有する。
「請求管理」は支払明細をデータで送る場合の費用の割合である「支払明細(データ)」と、支払明細を紙で送る場合の費用の割合である「支払明細(紙)」と、支払明細を送らない場合の費用の割合である「自動処理」と、支払明細に個別対応した場合の費用の割合である「個別処理」を有する。
また、「入金管理」は銀行振り込みの場合の費用の割合である「振込み」と、自動引き落としの場合の費用の割合である「自動引き落とし」と、現金で回収する場合の費用の割合である「現金回収」を有する。
各項目の具体的なデータ内容は、図5および図6に示すごとく、例えば、「業態」が「DRG」、「粗利」が「13.00%」、「販売応援・営業業務機能」が「0.38%」、「店舗巡回・営業業務機能」が「0.30%」、「店舗巡回・受注業務機能」が「0.03%」、「EOS・受注業務機能」が「0.16%」、「電話・FAX受注・受注業務機能」が「0.21%」、「ABCDBにて按分・売り掛け回収業務機能」が「0.05%」、「ABCDBにて按分・売り掛け回収業務機能」が「0.04%」、「販売費・営業業務機能」が「1.18%」、「販売費・受注業務機能」が「0.22%」、「販売費・売り掛け回収業務」が「0.22%」、「物流費(本社)・物流機能」が「0.19%」、「物流比(共通)・物流機能」が「0.44%」、「固定費計」が「3.02%」、「配送業務機能」が「6.40%」、「取引条件・センターフィー・配送業務機能」が「0.15%」、「バラピッキング・物流業務機能」が「0.06%」、「ラベル添付・物流機能」が「0.16%」、「値付け・物流機能」が「0.00%」、「店舗別仕分け(EDI)・物流業務機能」が「0.00%」、「店舗別仕分け・物流業務機能」が「0.08%」、「変動費計」が「6.85%」、「EOS受注」が「0.16%」、「電話・FAX受注」が「0.21%」、「併用」が「0.19%」、「支払明細(データ)」が「0.01%」、、「支払明細(紙)」が「0.01%」、「自動処理」が「0.00%」、「個別処理」が「0.03%」、「振込み」が「0.01%」、「自動引き落とし」が「0.00%」、「現金回収」が0.02%である。
費用単価DB106は、図7に示すごとく、例えば、業態を表す「業態」と、1ピースあたりのバラピッキングコストを表す「バラピッキングコスト/1PCS」と、ラベルを添付する場合のコストを表す「ラベル添付_単価」と、バラの場合の値付けコストを表す「値付け_単価(バラ)」と、店別に仕分けした場合のケース当たりのコストを示す「店別仕分け_単価(ケース)」と、EDIの場合の店別に仕分けした場合のケース当たりのコストを示す「店別仕分け(EDI)_単価(ケース)」とからなる。
各項目の具体的なデータ内容は、図7に示すごとく、例えば、「業態」が「DRG」、「バラピッキングコスト/1PCS」が「8.1」、「ラベル添付_単価」が「18.8」、「値付け_単価(バラ)」が「4.9」、「店別仕分け_単価(ケース)」が「13.6」、「店別仕分け(EDI)_単価(ケース)」が「13.8」である。
<コストシミュレーションプログラム103の画面の説明>
コストシミュレーションプログラム103の画面は、図2に示すごとく、例えば、業態を表すプルダウンリスト「業態201」と、販売する取り扱いケース数を表す「取り扱いケース数202」と、1ケースあたりの入り数を表す「入数203」と、商品1個あたりの原価を表す「原価204」と、「取り扱いケース数202」と「入数203」の積である「取り扱いピース数205」と、バラで販売する割合を表す「バラ取り扱い数206」と、「原価204」と「取り扱いピース数205」の積である「原価金額207」と、前記「取り扱いケース数202」の販売に必要な営業人員である「必要営業人員208」と、前記「取り扱いケース数202」の販売に必要な時間を表す「必要時間209」と、損失を出さないために必要な粗利額である「必要粗利額210」と、1個あたりの損益分岐点を示す「損益分岐納価211」と、「原価金額207」と「必要粗利額210」との和である「損益分岐売上212」と、「必要粗利額210」を「損益分岐売上212」で除した「損益分岐粗利率213」と、各種コストを損益分岐粗利率に加えた「最終利益率214」と、「最終利益率214」と「取り扱いピース数205」の積である「最終売上215」と、各種コストと自社利益率を加えて「原価204」にかけて算出した「最終納価216」を有する。
各項目の具体的なデータ内容は、図2に示すごとく、例えば、「業態201」が「DRG」、「取り扱いケース数202」が「13000.0」、「入数203」が「6」、「原価204」が「220.0」、「取り扱いピース数205」が「78000.0」、「バラ取り扱い数206」が「0%」、「原価金額207」が「17160000.0」、「必要営業人員208」が「0.90」、「必要時間209」が「157.5」、「必要粗利額210」が「3199049.0」、「損益分岐納価211」が「261.01」、「損益分岐売上212」が「20359049.0」、「損益分岐粗利率213」が「15.7%」、「最終利益率214」が「20.3%」、「最終売上215」が「21546967.0」、「最終納価216」が「276.20」である。
さらに、コストシミュレーションプログラム103の画面は、「原価204」に対して加える率である、「リベート率217」と、「センターフィー218」と、「補填金219」と、「弊社利益220」と、これらの合計値である「発生フィー222」と、「発生フィー222」と「最終売上215」との積である「金額223」と、「必要粗利額210」と「金額223」の和を示すエリアを有する。
各項目の具体的なデータ内容は、図2に示すごとく、例えば、「リベート率217」が「2.5%」、「センターフィー218」が「0.0%」、「補填金219」が「0.0%」、「弊社利益220」が「3.0%」、「発生フィー222」が「5.5%」、「金額223」が「1184918.0」、「必要粗利額210」と「金額223」の和を示すエリアが「4383967.0」である。
さらに、コストシミュレーションプログラム103の画面は、固定費の合計および割合である「固定費224」と、固定費の基本料金と割合である「基本料金225」と、販売応援の金額と割合である「販売応援226」と、店舗巡回を行う場合の費用と割合である「店舗巡回227」と、受注形態に応じた費用と割合である「受注形態228」と、請求形態に応じた費用と割合である「請求形態229」と、入金形態に応じた費用と割合である「入金方法230」と、本社倉庫の使用の有無に応じた費用と割合である「本社倉庫」を有する。
各項目の具体的なデータ内容は、図2に示すごとく、例えば、「固定費224」の金額が「1259728」であり割合が「7.3%」、「基本料金225」の金額が「957456」であり割合が「5.6%」、「販売応援226」の金額が「65795」であり割合が「0.4%」、「店舗巡回227」の金額が「0」であり割合が「0.0%」、「受注形態228」の金額が「32395」であり割合が「0.2%」、「請求形態229」の金額が「0」であり割合が「0.0%」、「入金方法230」の金額が「1718」であり割合が「0.01%」、「本社倉庫」の金額が「202363」であり割合が「1.2%」である。
さらに、コストシミュレーションプログラム103の画面は、固定費の条件を設定するラジオボタンのエリアである「固定費:条件設定232」を有し、「固定費:条件設定232」は「販売応援233」、「店舗巡回234」、「受注形態235」、「請求形態236」、「入金方法237」、「本社倉庫238」を備える。
各項目の具体的なラジオボタンの内容は、図2に示すごとく、例えば、「販売応援233」が「あり」および「なし」、「店舗巡回234」が「あり」および「なし」、「受注形態235」が「EOSのみ」および「TEL/FAXのみ」および「EOS、TEL/FAX併用」、「請求形態236」が「支払明細(データ)」および「支払明細(紙)」および「自動処理」および「個別処理」、「入金方法237」が「振込み」および「自動引落し」および「現金回収」、「本社倉庫238」が「使用する」および「使用しない」である。
さらに、コストシミュレーションプログラム103の画面は、変動費に係わる合計ケース数を示す「変動費239」と、バラピッキング作業を行うケース数を表す「バラピッキング240」と、ラベル添付作業を行うケース数を表す「ラベル添付241」、値付け作業を行うケース数を表す「値付け242」と、店舗毎の仕分け作業を行うケース数を表す「店舗仕分け243」と、EDIの場合の店舗毎の仕分け作業を行うケース数を表す「店舗仕分け(EDI)243」と、物流費が発生するケース数を表す「物流費245」と、コストの合計値を表す「現状コスト合計246」を有する。
各項目の具体的なデータ内容は、図3に示すごとく、例えば、「変動費239」が「149.2」、「バラピッキング240」が「0.0」、「ラベル添付241」が「0.0」、「値付け242」が「0.0」、「店舗仕分け243」が「0.0」、「店舗仕分け(EDI)243」が「0.0」、「物流費245」が「149.2」、「現状コスト合計246」の金額が「3199049」であり割合が「41.0」である。
さらに、コストシミュレーションプログラム103の画面は、固定費の条件を設定するラジオボタンのエリアである「変動費:条件設定247」を有し、「変動費:条件設定247」は「バラピッキング248」、「ラベル添付249」、「値付け250」、「店舗仕分け(通常)251」、「店舗仕分け(EDI)252」を備える。
各項目の具体的なラジオボタンの内容は、図3に示すごとく、例えば、「あり」および「なし」である。
さらに、コストシミュレーションプログラム103の画面は、同一得意先の店舗に配送する場合に使用する支店名と、各支店名には当該の支店が選択されたかどうかを表すチェックボックス253と、当該の支店の配送商品の構成比254と、配送の際の1ロットあたりのケース数を指定するラジオボタン255と、各支店の配送商品の構成比の合計を示す欄256を有する。
支店名は、例えば、「富士支店」と、「浜松支店」と、「静岡支店」と、「関東支店」と、「神奈川支店」と、「新潟支店」と、「仙台支店」である。
配送ロットのケース数を表すラジオボタンは、例えば、「1−4」と、「5−10」と、「11−15」と、「16−20」と、「21−30」と、「31−40」と、「41−60」と、「61-80」と、「81−100」と、「2トン車」と、「4トン車」と、「11トン車」である。
各支店の配送構成比254は、例えば、「富士支店」が「0%」、「浜松支店」が「100%」、「静岡支店」が「0%」、「関東支店」が「0%」、「神奈川支店」が「0%」、「新潟支店」が「0%」、「仙台支店」が「0%」である。
各支店の配送商品の構成比の合計を示す欄256の具体例は「100%」である。
<動作の説明>
ユーザーはコストシミュレーションプログラム103を起動し、次の項目の数値を入力する。
1.「業態201」:プルダウンリストから業態を選択する。
2.「取り扱いケース数202」:昨年度の概算取り扱いケース数を入力する。
3.「入数203」:1ケースあたりの入り数を入力する。
4.「原価204」:製品の原価を入力する。
5.「必要営業人員208」:業態別活動量を人月で入力する。
6.「リベート率217」:リベート率を入力する。
7.「センターフィー218」:配送センターの利用料を販売価格に対する比率で入力する。
8.「補填金219」:得意先への補填金を販売価格に対する比率で入力する。
9.「弊社利益220」:自社の利益率を販売価格に対する比率で入力する。
次に、ユーザーは「固定費:条件設定232」および「変動費:条件設定247」および支店別の配送ロット255のラジオボタンを選択し、支店別の配送商品の構成比254を入力する。
コストシミュレーションプログラム103は次の計算を行う。
「取り扱いピース数205」を「取り扱いケース数202」と「入数203」の積で求める。
「原価金額207」を「原価204」と「取り扱いピース数205」の積で求める。
「必要時間209」を175と「必要営業人員208」の積で求める。ここで、175という数字は、1人月の時間数を表す。
「発生フィ222」を、「リベート率217」と「センターフィー218」と「補填金219」と「弊社利益220」の和で求める。
「基本料金224」を「必要営業人員208」などから求める。
次に、コストシミュレーションプログラム103は「固定費:条件設定232」の各項目でラジオボタンが選択されると、その選択項目に従って傾向値DB105を検索する。コストシミュレーションプログラム103はその検索によって読み込まれた割合で、「固定費224」と、「販売応援226」と、「店舗巡回227」と、「受注形態228」と、「請求形態229」と、「入金方法230」と、「本社倉庫231」の金額を計算する。
次に、コストシミュレーションプログラム103は「変動費:条件設定247」の各項目でラジオボタンが選択されると、その選択項目に従って費用単価DB106を検索する。コストシミュレーションプログラム103はこの検索によって読み込まれた単価で、「変動費239」と、「バラピッキング240」と、「ラベル添付241」と、「値付け242」と、「店舗仕分け243」と、「店舗仕分け(EDI)244」と、「物流費245」を求める。
次に、コストシミュレーションプログラム103は、支店毎の「配送ロット255」の各項目でラジオボタンが選択されると、その選択項目に従って絶対値DB104を検索する。コストシミュレーションプログラム103はこの検索によって読み込まれたケースあたりの物流費で、「物流費245」を計算する。
以上により、「原価金額207」と「固定費224」と「変動費239」が算出できたので、これらを加算し、「損益分岐納価211」と、「損益分岐売上212」と「損益分岐粗利率213」を算出する。
次に、コストシミュレーションプログラム103は、「リベート率217」と、「センターフィー218」と、「補填金219」と、「弊社利益220」を加算し、「発生フィ222」を求める。さらに、「発生フィ222」をもとに「発生フィ222」に相当する金額である「金額223」を求める。
次に、コストシミュレーションプログラム103は、「損益分岐売上212」と「金額223」を加えて「最終売上215」を求め、これをもとに「最終利益率214」と、「最終納価216」を求める。
以上述べたように、コストシミュレーションプログラム103は、業態別に過去の経験値をもとに作成されたデータベース類を、入力された販売条件に基づいて参照し、原価から販売価格まで各種コストを積算しているので、勘に頼った販売価格ではなく、確実に所望の利益率を確保した販売価格を算出できる。
また、コストシミュレーションプログラム103は、試行錯誤による計算も可能であり、与えられた販売価格から所望の利益を確保するためには、発生する各種費用をどのように変化させればよいかを計算できる。
本発明のシステムの全体構成図である。 コストシミュレーションプログラム103の画面(上部)である。 コストシミュレーションプログラム103の画面(下部)である。 絶対値データベース104のデータ構成とデータの例である。 傾向値データベース105のデータ構成とデータの例(前半)である。 傾向値データベース105のデータ構成とデータの例(後半)である。 費用単価データベース106のデータ構成とデータの例である。
符号の説明
101:入出力端末、102:動作コンピューター、103:コストシュミレーションプログラム、104:絶対値DB、105:傾向値DB、106:費用単価DB、107:プリンター

Claims (2)

  1. 販売価格をシミュレートするシステムであって、販売価格をシミュレートするコストシミュレーションプログラムと、該プログラムが作動する動作コンピューターと、該動作コンピューターへの入出力端末と、販売価格に上乗せする経費のうち得意先の業態によって変動しない経費の合計金額を格納する絶対値データベースと、販売価格に上乗せする経費のうち得意先の業態によって変動する経費の販売価格または仕入原価に対する割合を格納する傾向値データベースと、変動費の費用単価を格納する費用単価データベースを備え、前記コストシミュレーションプログラムが販売する際の条件に応じて、前記絶対値データベースから経費の金額及びまたは前記傾向値データベースから経費の販売価格または仕入原価に対する割合及びまたは前記費用単価データベースから発生する費用の単価を読み込み、その数値をもとに販売価格を計算することを特徴とする販売価格シミュレーションシステム。
  2. 販売価格をシミュレートするコストシミュレーションプログラムであって、該プログラムが作動する動作コンピューターと、該動作コンピューターへの入出力端末と、販売価格に上乗せする経費のうち得意先の業態によって変動しない経費の合計金額を格納する絶対値データベースと、販売価格に上乗せする経費のうち得意先の業態によって変動する経費の販売価格または仕入原価に対する割合を格納する傾向値データベースと、変動費の費用単価を格納する費用単価データベースを備えるシステムに、販売する際の条件に応じて、前記絶対値データベースから経費の金額及びまたは前記傾向値データベースから経費の販売価格または仕入原価に対する割合及びまたは前記費用単価データベースから発生する費用の単価を読み込ませ、その数値をもとに販売価格を計算させることを特徴とする販売価格シミュレーションプログラム。
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