JP2006298440A - 再封機能付きピロー包装袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】内容物を充填密封した包装体を開封した後に、簡単に再封できる機能を有するピロー包装袋を提供することにある。
【解決手段】基材層の一方の面に少なくともシーラント層が積層されてなる積層材料からなり、両サイドに折り返し部を有し、折り返し部と平行に背シール部を有する再封機能付きピロー包装袋において、該背シール部が前記積層材料で形状保持性を有する一本以上のプラスチック棒状体を両側から折り返し部と平行にサンドイッチ状に挟み込んで、所定幅で合掌シールしたものからなることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、食品や非食品等の内容物を包装した包装体を開封後に、再度封止できる機能を有するピロー包装袋に関するものである。
食品や非食品などの内容物を各種形態の包装袋に包装後、使用する際に一度開封して内容物を取り出した後に、残った内容物を引き続き保存する場合、例えば、開封後に先端部分をねじって輪ゴムや針金で止めて再封する方法や袋の両サイドに前もって針金を取り付けておき、開封後に先端部分を折り返し、その折り返し部分を前記針金で固定して再封する方法などがあるが、前記のいずれの方法も操作が非常に面倒であるなどの問題があり、これらの問題を改善する為に、袋の内面に嵌合可能な凹部及び凸部からなるジッパーを設けた袋が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−128191号公報
しかしながら、前記提案されているジッパー付き袋は、内容物がジッパー部分に一部挟まれた状態になった場合は再封が困難になり、再密封できなくなるなどの欠点があった。
本発明の課題は、内容物を充填密封した包装体を開封した後に、簡単に再封できる機能を有するピロー包装袋を提供することにある。
本発明の請求項1に係る発明は、基材層の一方の面に少なくともシーラント層が積層されてなる積層材料からなり、両サイドに折り返し部を有し、折り返し部と平行に背シール部を有する再封機能付きピロー包装袋において、該背シール部が前記積層材料で形状保持性を有する一本以上のプラスチック棒状体を両側から折り返し部と平行にサンドイッチ状に挟み込んで、所定幅で合掌シールしたものからなることを特徴とする再封機能付きピロー包装袋である。
本発明の再封機能付きピロー包装袋は、基材層の一方の面に少なくともシーラント層が積層されてなる積層材料からなり、両サイドに折り返し部を有し、折り返し部と平行に背シール部を有する再封機能付きピロー包装袋において、該背シール部が前記積層材料で形状保持性を有する一本以上のプラスチック棒状体を両側から折り返し部と平行にサンドイッチ状に挟み込んで、所定幅で合掌シールしたものからなっているので、内容物を充填密封後、開封して内容物の一部を取り出した後に、開口部側を背シール部と直角方向に折り返せば、プラスチック棒状体が折り曲げられた状態をそのまま保持するので、容易に再封でき、また、残った内容物が折り返す部分に夾雑されている状態でも、簡易的に再封することが可能である。
本発明の再封機能付きピロー包装袋を実施の形態に沿って以下に説明する。図2(a)は本発明の再封機能付きピロー包装袋に使用する積層材料の一実施形態を示す側断面図であり、積層材料(10)は厚み方向に順に、基材層(11)、接着剤層(12)、シーラント層(13)が積層された構成になっており、(b)は積層材料の他の実施形態を示す
側断面図であり、積層材料(10′)は厚み方向に順に、基材層(11)、接着剤層(12)、中間層(14)、接着剤層(15)、シーラント層(13)が積層された構成になっている。
前記基材層(11)は、単層若しくは多層のフィルムからなっており、使用されるフィルムとしては、例えば、厚さ20〜30μmの二軸延伸ポリプロピレンフィルム、厚さ15〜25μmの二軸延伸ナイロンフィルム、厚さ6〜12μmの二軸延伸ポリエステルフィルム、厚さ6〜12μmの二軸延伸ポリエステルフィルムの片面に酸化珪素、酸化アルミニウム、あるいはそれらの混合物などの蒸着薄膜層、ポリビニルアルコール樹脂あるいはポリエステル系樹脂を主成分とする乾燥被膜からなるガスバリア性被膜層を順次積層したガスバリアフィルムなどが使用できる。
前記シーラント層(13)は、ポリオレンフィン系樹脂若しくはポリオレフィン系樹脂フィルムからなっている。使用する樹脂の種類は、特に限定しないが、例えば、低密度ポリエチレン樹脂、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチレン・酢酸ビニル共重合体樹脂などが使用される。積層方法は公知のドライラミネート法、溶融押出ラミネート法、サンドイッチラミネート法で貼り合わせる。厚みは適宜選定する。
前記中間層(14)は、より優れたガスバリア性付与、あるいは機械的強度の向上の為に設けるもので、例えば、二軸延伸ナイロンフィルム、無延伸ナイロンフィルム、二軸延伸ポリエステルフィルム、エチレン・ビニルアルコール共重合体フィルム又はアルミニウム箔などが使用できる。
前記接着剤層(12、15)には、一般的にポリウレタン系接着剤を使用する。通常、水酸基を持った主剤とイソシアネート基を持った硬化剤とを2液混合して使用する2液型が使用される。その積層方法は公知のグラビアコート方式で積層する。塗布量は1〜5g/m2(乾燥状態)が良い。
図1(a)は本発明の再封機能付きピロー包装袋の一実施形態を示す平面図であり、(b)は(a)のA−A′線断面図であり、再封機能付きピロー包装袋(1)は、前記積層材料(10)からなっており、上下にシール部(2)とシール部(3)を有し、両サイドに折り返し部(4a、4b)を有し、中央に背シール部(5)を有しており、前記背シール部(5)は、積層材料(10)をシーラント層(13)側を内側にして折り返し部(4a、4b)を介して折り返し、両先端のシーラント層(13)同士の間に直径がdの一本のプラスチック棒状体(6)を両側から折り返し部(4a、4b)と平行にサンドイッチ状に挟み込んで、所定幅で合掌シールしたものからなっている。
前記プラスチック棒状体(6)は、形状保持性を有しており、ある形に折り曲げられると元に戻らず、そのままの状態を保持する性質を有している。
本発明の再封機能付きピロー包装袋の特徴とするところは、上記記載の如く、背シール部に形状保持性を有する一本以上のプラスチック棒状体を有しているので、再封する時に背シール部と直角方向に折り返せば、前記プラスチック棒状体が折り曲げられた状態をそのまま保持するので、容易に再封できる。
以下に、本発明の再封機能付きピロー包装袋を具体的な実施例に従って説明するが、本発明がこれらの実施例に限定されるものではない。
基材層(11)として、厚さ12μmの二軸延伸ポリエステルフィルム(PETフィル
ム)を使用し、接着剤層(12)として、ポリウレタン系接着剤(大日本インキ化学工業(株)、LX703/KW75)を使用し、中間層(14)として、厚さ7μmのアルミニウム箔を使用し、シーラント層(13)として、厚さ30μmの無延伸ポリプロピレンフィルム(CPPフィルム)を使用して、PETフィルム(12μm)/ポリウレタン系接着剤(5g/m2)/アルミニウム箔(7μ)/ポリウレタン系接着剤(5g/m2)/CPPフィルム(30μm)構成の積層材料(10′)を作成し、前記積層材料(10′)と、プラスチック棒状体(6)として三井化学(株)の直径(d)が1.0mmの棒状のテクノロート(商品名)を用いて、外寸法が幅150mm×長さ200mmで、前記テクノロートを前記積層材料(10′)で両側からサンドイッチ状に挟み込んで、10mm幅で合掌シールした状態の背シール部(5)を設け、上下にそれぞれ幅10mmのシール部(2)とシール部(3)を設けて、本発明の再封機能付きピロー包装袋を作成した。
実施例1において、プラスチック棒状体(6)として、三井化学(株)の直径(d)が0.5mmの棒状のテクノロート(商品名)を使用した以外は、同様にして本発明の再封機能付きピロー包装袋を作成した。
以下に、本発明の比較用の実施例について説明する。
PETフィルム(12μm)/ポリウレタン系接着剤(5g/m2)/アルミニウム箔(7μ)/ポリウレタン系接着剤(5g/m2)/CPPフィルム(30μm)構成の積層材料を用いて、外寸法が幅150mm×長さ200mmで、10mm幅の合掌シール形式の背シール部と上下にそれぞれ10mm幅のシール部を設けたピロー袋の折り返し部の上側のシール部に近接する内面にシール部と平行に、さらに嵌合可能な凹部及び凸部からなるジッパーを設けて、比較用の再封機能付きピロー包装袋を作成した。
PETフィルム(12μm)/ポリウレタン系接着剤(5g/m2)/アルミニウム箔(7μ)/ポリウレタン系接着剤(5g/m2)/CPPフィルム(30μm)構成の積層材料を用いて、外寸法が幅150mm×長さ200mmで、10mm幅の合掌シール形式の背シール部と上下にそれぞれ10mm幅のシール部を設けたピロー袋の両サイドの折り返し部の上側のシール部に近接する外面に、それぞれ長さ20mmの針金を接着させて取り付け、比較用の再封機能付きピロー包装袋を作成した。
〈評価〉
実施例1〜2の本発明の再封機能付きピロー包装袋及び実施例3〜4の比較用の再封機能付きピロー包装袋に内容物を充填密封し、一カ所のシール部をカットして開口部を設けた後に再封し、その時のそれぞれの気密性及び内容物を挟んだ状態での再封性の可否を評価すると共に、それぞれの再封機能付きピロー包装袋の生産性及び使い勝手の良否を評価した。その結果を表1に示す。
Figure 2006298440
表1に示すように、実施例1〜2の本発明の再封機能付きピロー包装袋は、再封時の気密性も良く、内容物を挟んだ状態での再封性も良好であり、生産性及び使い勝手も良かった。一方、実施例3の比較用の再封機能付きピロー包装袋は、再封時の気密性がやや劣り、内容物を挟んだ状態での再封性は不良で、生産性もやや悪く、実施例4の比較用の再封機能付きピロー包装袋は、生産性が非常に悪かった。
(a)は本発明の再封機能付きピロー包装袋の一実施形態を示す平面図であり、(b)は(a)のA−A′線断面図である。 (a)は本発明の再封機能付きピロー包装袋に使用する積層材料の一実施形態を示す側断面図であり、(b)は積層材料の他の実施形態を示す側断面図である。
符号の説明
1…再封機能付きピロー包装袋
2,3…シール部
4a,4b…折り返し部
5…背シール部
6…プラスチック棒状体
10,10′…積層材料
11…基材層
12…接着剤層
13…シーラント層
14…中間層
15…接着剤層
16…空間
d…直径

Claims (1)

  1. 基材層の一方の面に少なくともシーラント層が積層されてなる積層材料からなり、両サイドに折り返し部を有し、折り返し部と平行に背シール部を有する再封機能付きピロー包装袋において、該背シール部が前記積層材料で形状保持性を有する一本以上のプラスチック棒状体を両側から折り返し部と平行にサンドイッチ状に挟み込んで、所定幅で合掌シールしたものからなることを特徴とする再封機能付きピロー包装袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003341634A (ja) * 2002-05-24 2003-12-03 Fuji Seal Inc パウチ容器及びその製袋方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003341634A (ja) * 2002-05-24 2003-12-03 Fuji Seal Inc パウチ容器及びその製袋方法

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