JP2006297770A - 段ボール材 - Google Patents

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Shunji Yano
俊二 矢野
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

【課題】荷物の包装などに用いることができる段ボール材であって、取扱い時に破損することがない状態でICタグを有した段ボール材を提供すること。
【解決手段】中芯2とライナー3の間に形成される空間にICタグ用インレット10を収納した構成とする。段ボール箱やその他の包装形態で用いた時に、ICタグ用インレットが外力を受けて破損するようなことがない。したがって、ICタグを利用した物品管理システムでの使用に際して信頼性の高いものとなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、板紙の範疇に属する包装材料であって、荷物用の箱やその他の多くの包装用途に用いられる段ボール材に関するものである。
近年、外部処理装置との通信を非接触で行うICタグが一般に広く知られるようになってきた。このICタグは、情報を発信するために電池を内蔵しているアクティブ型と、電池を内蔵せずに受けた電波で電力を得て発信するパッシブ型に分類される。このうちパッシブ型のICタグは、リーダライタが電波を使って電力を送り込み、その電力でICが起動するもので、その電波には指示や要求も載っており、リーダライタから電力と命令を同時に受け取るようになっている。そして、ICタグはその指示に対する答えを搬送波と呼ばれる電波に載せて送り出す。電波の到達距離は最大で数メートルと短いが、小型かつ軽量で、アクティブ型に比べると非常に安価に製造できる。そのため、今後はパッシブ型のICタグが多くの商品などに搭載されることが期待されている。
このパッシブ型のICタグは、ICチップとアンテナを備えていさえすればどんな形状であってもよい。例えば、円盤型、円筒型、カード型、箱型などがあるが、いずれも長い方向で数センチほどの大きさである。また、研究開発が進み、価格についても安価になることが見えてきたことから、様々な商品にICタグをつけて物流過程、保管時等における情報管理を可能にすることが提案されている。例えば、荷物や衣類、本等の物品にICタグを付けることにより、商品等の在庫管理や物流管理を行うようにした物品管理システムが種々提案されている。
特開2003−212348号公報
上記の特許文献1で挙げたような物品管理システムでは、荷物等の物品にICタグを貼り付けておき、このICタグに書き込まれた識別情報を利用して物品の管理を行うようになっている。ところが、荷物が段ボール箱である場合、その表面にICタグを貼り付けると、ICタグは平らな段ボール箱の外側表面に位置するため、流通過程における取扱い時に色々なものと衝突して破損する恐れがある。
一方、上記したパッシブ型のICタグは、小型化・低価格化に向けての研究開発が行われており、最近では、極小のICチップに外部アンテナを装着し、テープ状にした印刷アンテナインレット型のICタグ用インレットが供給されている。そして、このICタグ用インレットを用いてタグ化することで、各種用途に応じた形態のICタグを製造することができるようになっており、ICタグの普及を図る上においてこの小さくて安価なICタグ用インレットを利用することが望ましいという背景がある。
本発明は、上記のような問題点や事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、荷物の包装などに用いることができる段ボール材であって、取扱い時に破損することがない状態でICタグを有した段ボール材を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の段ボール材は、段成形した中芯とこれに貼り合わせたライナーとの間に形成される空間内にICタグ用インレットを収納したことを特徴としている。
本発明の段ボール材は、中芯とライナーの間に形成される空間にICタグ用インレットを収納した構成としたので、段ボール箱やその他の包装形態で用いた時に、ICタグ用インレットが外力を受けて破損するようなことがない。したがって、ICタグを利用した物品管理システムでの使用に際して信頼性の高いものとなる。
以下、具体例を挙げて本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明に係る段ボール材の一例をその一部分を破断して示す斜視図である。
図1の段ボール材1は、段成形した中芯2を2枚の上下ライナー3,4の間にサンドイッチ状に貼り合わせたもので、中芯2と上側のライナー3との間に形成される空間にICタグ用インレット10が収納されている。この段ボール材1は、図2に示すように、中芯2の片面に下側のライナー4を貼り合わせた後、中芯2の窪みの中にICタグ用インレット10を入れ、それから上側のライナー3を貼り合わせることで製造される。この製造工程は既存のコルゲーターに、ICタグ用インレット10の投入装置を付加することで行うことができる。別の製造方法としては、中芯2に上下のライナー3,4を貼り合わせてなる普通の段ボール材に対し、端面の隙間からICタグ用インレット10を差し込むようにして入れる方法がある。
ICタグ用インレット10は、段ボール材1の所定位置に一つずつ入れるようにしてもよいし、ランダムな位置に入れるようにしてもよく、どちらにするかは段ボール材1の用途によって決めればよい。
ICタグ用インレット10としては、図3に示すようなものが使用される。このICタグ用インレット10は、0.01〜0.5mm角の小さなICチップ11(例えばミューチップ)を用い、これに長さ50〜60mmの外部アンテナ12を装着して幅が約1mmのテープ状としたものであり、ICチップ11はPETフィルム等の絶縁性のベースフィルム13上に載置接合され、外部アンテナ12はそのベースフィルム13上に印刷により形成される。またICチップ11は表面及び側面が樹脂封止された状態で外部アンテナ12に接続される。外部アンテナ12の略中央部には、その一端が外部アンテナ12の外縁に達するL字状のスリット14が形成されており、このスリット14の途中に樹脂封止されたICチップ11が実装されている。また、ベースフィルム13にはICチップ11や外部アンテナ12を保護するためのカバーフィルムが必要に応じてラミネートされる。この外部アンテナ12付きのICチップ11は、アンテナ内蔵型のICチップを用いたものよりは通信距離が長く、広い範囲で用いることができるものであり、本発明で使用できるものとして色々のものがある。このようなICタグ用インレット10は、印刷技術によりアンテナを作製することと、超音波接合技術により安価なフィルム素材を利用することで、大量生産でき、安価に供給することができる。
図4は本発明の段ボール材を用いた段ボール箱であり、この段ボール箱20は側壁にICタグ用インレット10を内蔵したものになっている。この段ボール箱20のように特定の位置にICタグ用インレット10を内蔵させるためには、面付けを考慮して段ボール材1の所定の位置にICタグ用インレット10を収納させるようにする。この段ボール箱20は、ICタグ用インレット10が外に露出していないので、流通過程における取扱い時に外力によって破損するようなことがない。なお、多くのICタグ用インレット10をランダムに収納した段ボール材1を使用すると、複数箇所にICタグ用インレット10が内蔵された段ボール箱を形成することができる。
図5は本発明の段ボール材を利用した無線綴じ本であり、この無線綴じ本30は段ボール製の付録ケース31を綴じ込んでおり、その付録ケース31にICタグ用インレット10が内蔵されている。この付録ケース31は、打ち抜いた段ボール材1の裏面に用紙32を貼り合わせて付録の収納部を形成したものであり、図示のものでは背側に隣接する位置で天地方向に内蔵されている。この無線綴じ本30は、搬送時や取扱い時にICタグ用インレット10が外力によって破損するようなことがない。
以上、具体例を挙げて本発明を説明したが、本発明による段ボール材は、上記の例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。
例えば、上記の説明では両面段ボールを例に挙げたが、本発明の段ボール材は、片面段ボール、複面段ボール、複々面段ボールなど、いずれのタイプの段ボールにも適用することができる。
本発明に係る段ボール材の一例を示す一部破断斜視図である。 図1に示す段ボール材の製造手順の説明図である。 本発明で用いるICタグ用インレットの一例を示す平面図である。 本発明の段ボール材を利用した段ボール箱を示す斜視図である。 本発明の段ボール材を利用した無線綴じ本を示す斜視図である。
符号の説明
1 段ボール材
2 中芯
3,4ライナー
10 ICタグ用インレット
11 ICチップ
12 外部アンテナ
13 ベースフィルム
14 スリット
A 段ボール箱
B 無線綴じ本

Claims (1)

  1. 段成形した中芯とこれに貼り合わせたライナーとの間に形成される空間内にICタグ用インレットを収納したことを特徴とする段ボール材。
JP2005123397A 2005-04-21 2005-04-21 段ボール材 Pending JP2006297770A (ja)

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