JP2006296900A - 温蔵庫 - Google Patents

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Yutaka Iwabuchi
裕 岩渕
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Abstract

【課題】 非常に高温・高湿度の条件で使用されても、庫体と断熱扉間の気密性が維持される気密保持構造を有する温蔵庫を提供することにある。
【解決手段】 断熱扉20の一側をヒンジ24によって庫体10に回動自在に枢支すると共に、上記断熱扉20の自由端側を、ラッチ錠25とラッチ受け27から成るラッチ装置によって庫口枠15に係合し、断熱扉20の自由端側に、庫口枠15と係合して断熱扉の膨出変形を防止する締付けハンドル18を設け、断熱扉20の内側面の周縁部に弾性変形可能な長尺状の扉パッキン30を設け、この扉パッキン30を、長手通しの弾性変形可能な中空パッキング材31と、その中空パッキング材内に配設した長手通しの中実材32により構成する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えば、調理食品の保温や料理の再加熱等に使用される温蔵庫に関し、特にその庫体と断熱扉の間の気密保持構造に関するものである。
一般に、温蔵庫は、調理物を収容して例えば80°C程度の温度に保っておくための庫体と、この庫体に対して開閉可能にヒンジ連結されたドアとで構成される。
通常、庫体は金属製の外箱と金属製の内箱との間に断熱材を充填した断熱箱体により構成され、また、ドアは断熱箱体の開口を開閉自在に閉塞する断熱扉として構成される。そして、断熱扉の内側面の周縁部には、断熱箱体の開口縁に密接する弾性変形可能な長尺状の扉パッキンが方形枠状となって装着され、断熱箱体の開口に対して断熱扉を閉じた状態において、扉パッキンが弾性変形されて、温蔵庫の断熱箱体の内部の密閉を保持する構成になっている。
このような構成の温蔵庫としては、例えば特開平7−95928号公報(特許文献1)に開示されたものがある。この特許文献1では、外箱と内箱を耐熱性の軟質材料から成る熱遮断部材を介して接続することにより、庫内の温度変化による内箱の収縮、膨張等による寸法変化を熱遮断部材にて吸収して断熱箱体の変形や反りを防止する(同公報、段落番号0011、0014)。また、特許文献1では、外箱と内箱の開口周縁部を、無端状に成形した熱遮断部材を介して接続することにより、熱遮断部材の収縮による隙間の発生を防止する(同公報、段落番号0012、0015)。
特開平7−95928号公報(段落番号0011〜0015)
しかしながら、特許文献1を含め、従来の温蔵庫においては、次のような課題がある。すなわち、最近の温蔵庫はその用途が広がり、庫内は温度80℃、湿度90%という雰囲気に維持されることがある。このような非常に高温・高湿度の条件で使用された場合、従来の温蔵庫では、断熱扉が外側に凹状に反り出し、断熱扉の上下端部が最も外側に膨出した形に変形し、これに起因して断熱扉の縁部では、扉パッキンが部分的に相手側の庫口枠から離れ、そこに隙間を生じてしまうことがあった。
そこで、上記のように非常に高温・高湿度の条件で使用されても、断熱扉と断熱箱体(庫体)の庫口枠間に隙間が発生せず、密着性が維持される、断熱箱体と断熱扉の間の気密保持構造の提供が望まれている。
特許文献1は、断熱箱体について、その変形や反りの問題、及び外箱と内箱の開口周縁部における熱遮断部材の収縮による隙間の発生の問題については言及しているが、断熱扉の反りに起因して断熱扉と断熱箱体(庫口枠)間に隙間が発生してしまう問題については、示唆するところがない。
この発明は、上記事情に鑑みなされたもので、非常に高温・高湿度の条件で使用されても、庫体と断熱扉間の気密性が維持される気密保持構造を持った温蔵庫を提供することを課題とする。
上記目的を達成するため、この発明の温蔵庫は、断熱性を有する庫体と、この庫体の庫口を開閉自在に閉塞する断熱扉とを備え、庫体内を所定の温度及び湿度に保持する温蔵庫において、 上記断熱扉の一側をヒンジによって上記庫体に回動自在に枢支すると共に、断熱扉の自由端側をラッチ装置によって庫口枠に係合し、 上記断熱扉の自由端側に、庫口枠と係合して断熱扉の膨出変形を防止する締付けハンドルを設け、 上記断熱扉の内側面の周縁部に弾性変形可能な長尺状の扉パッキンを設け、この扉パッキンを、長手通しの弾性変形可能な中空パッキング材と、その中空パッキング材内に配設した長手通しの中実材により構成したことを特徴とする(請求項1)。
この発明の温蔵庫において、上記締付けハンドルを、断熱扉の上部及び下部側の2箇所に設ける方が好ましい(請求項2)。
また、上記扉パッキンを構成する中空パッキング材内の中実材の断面形状は任意の形状であっても差し支えないが、断面円形である方が好ましい(請求項3)。
(1)請求項1記載の発明によれば、断熱扉の自由端側に、庫口枠と係合して断熱扉の膨出変形を防止する締付けハンドルを設けたので、庫内温度が非常に高温・高湿度の条件で使用されて断熱扉が外側に膨出変形する場合でも、その断熱扉の縁部における変形が締付けハンドルにより阻止される。このため、断熱扉の縁部において扉パッキンが部分的に相手側の庫口枠から離れて、そこに隙間を生じてしまう不都合が防止される。
また、断熱扉の内側面の周縁部に設ける弾性変形可能な長尺状の扉パッキンは、長手通しの弾性変形可能な中空パッキング材と、その中空パッキング材内に配設した長手通しの中実材により構成したので、中空パッキング材が相手方の庫口枠に当接した際、中空パッキング材の内部に在る中実材により内側(裏側)から押さえる形になる。したがって、庫内の高温・高湿度の雰囲気によって中空パッキング材が劣化して、例えば潰れたままで元に戻らない状態を中実材によって防ぐことができる。また、中空パッキング材の内側から反力を得て確実に気密に封止することができる。
(2)請求項2記載の発明によれば、締付けハンドルを、断熱扉の上部及び下部側の2箇所に設けることにより、断熱扉の縁部における変形を更に確実に阻止することができるので、上記(1)に加えて、更に気密性及び断熱性の保持が図れる。
(3)請求項3記載の発明によれば、扉パッキンを構成する中空パッキング材内の中実材を断面円形とすることにより、中空パッキング材、及びそれと接する庫口枠との密着性が向上し、中空パッキング材の内側面を均一に中実材に当接させることができるので、上記(1),(2)に加えて、更に中空パッキング材と相手方の庫口枠との間における気密性を更に確実にすることができる。
以下、この発明の最良の形態について、添付図示に基づいて詳細に説明する。
図1(a)はこの発明の実施例に係る温蔵庫の正面部分を示す図、図1(b)はそのA部の拡大断面図、図2は図1(a)の縦断面図であって、扉パッキンが庫口枠に当接する直前の状態を示す。
この温蔵庫1は、調理物を所定温度に保っておくための断熱性を有する庫体10と、この庫体10に対して開閉可能にヒンジ連結された断熱扉20とで主に構成されている。
図2に示すように、庫体10は、金属製の外箱11と金属製の内箱12との間に例えば発泡ウレタン製の断熱材13を充填した箱状に形成されている。また、断熱扉20は、庫体10と同様に金属製の外板21と金属製の内板22との間に例えば発泡ウレタン製の断熱材23を充填した断熱構造に形成されている。
庫体10の正面壁には、調理物を出し入れする出入口として庫口14が設けられており、その開口縁の正面部には庫口枠15が開口縁に沿って配設されている。この庫口枠15は、図1(a)に示すように、その断熱扉20と重なる内側部分15aと、重ならないで露出する外側部分15bとから成る。図1(b)に示すように、断熱扉20と重なる内側部分15aには、例えばアルミニウム製の押出形材にて形成される当接用板材16が配設されており、この当接用板材16は開口縁の内面部(端面部)に設けた開口内枠材17に取り付けられている。なお、当接用板材16の裏面側には、ヒーター線(図示せず)を収容する送通孔16aが長手通しに形成されている。
一方、図1(a)に示すように、断熱扉20は、その一側が、上記庫口枠15の外側部分15bに、ヒンジ24によって、庫体10の庫口14を閉塞するように開閉自在に枢支されている。また、断熱扉20の自由端側は、ラッチ錠25とラッチ受け27とから成るラッチ装置によって庫口枠に係合となっている。ここでは、ヒンジ24は上中下の3箇所に設けられている。また、ラッチ錠25は断熱扉20の自由端側に上下2箇所において設けており、連動ハンドル26で連結されていると共に、この各ラッチ錠25を、庫口枠15の外側部分15bに装着したラッチ受け27に係合させている。
また、上記断熱扉20の自由端側における上部及び下部側の2箇所には、断熱扉の膨出変形を防止する締付けハンドル18が設けられている。この場合、締付けハンドル18は、図3に示すように、断熱扉20側に固定された取付座18aに回転自在に枢着される操作ハンドル部18bの先端に係合片18cを形成し、操作ハンドル部18bを回動操作することによって係合片18cを、庫口枠15の外側部分15bに装着された受け具18dに突入させることにより、断熱扉20を庫口枠15に押し付けることができる構造となっている。
上記のように構成することにより、内部の圧力によって上記断熱扉が外側に膨出(変形)し、ラッチ装置(ラッチ錠25、ラッチ受け27)のみでは気密状体が不完全となる場合でも、締付けハンドル18を設けることにより、その不完全性をなくすことができる。
上記断熱扉20の内側面の周縁部には、弾性変形可能な長尺状の扉パッキン30が方形枠状となって装着されており、庫体10の庫口14に対して断熱扉20を閉じた状態において、庫口枠15の当接用板材16に弾性的に密接し、温蔵庫の庫体10の内部の密閉を保持する構成になっている。
上記扉パッキン30は、例えばシリコンゴムのような合成ゴム製であり、図1(b)に示すように、長手通しの弾性変形可能な中空パッキング材31と、その中空パッキング材31の中空部内に配設した長手通しの断面円形の中実材32により構成されている。この場合、中空パッキング材31の取付基部側にパッキン取付部材33が固着されており、このパッキン取付部材33を、断熱扉20の内側面の周縁部に設けた合成樹脂製の枠材28に設けられた狭隘開口状の嵌合溝28aに嵌合することで、中空パッキング材31が取り付けられている。
上記のように構成することにより、中空パッキング材31が相手方の庫口枠15の当接用板材16に当接した際、中空パッキング材31は、その内部に配設される中実材32により内側(裏側)から押さえられる。このため、中空パッキング材31の内側から反力を得て、温蔵庫内部を確実に気密に封止することができる。また、中空パッキング材31内の中実材32は断面円形をしているため、中空パッキング材31はその内側面が均一に中実材32で押圧され、相手方の庫口枠15の当接用板材16に確実に気密に当接することができる。
この発明に係る温蔵庫を示したもので、(a)はその正面図、(b)はそのA部の拡大断面図である。 この発明に係る温蔵庫の縦断図である。 この発明における締付けハンドルの取付状態を示す正面図である。
符号の説明
10 庫体
14 庫口
15 庫口枠
18 締付けハンドル
20 断熱扉
24 ヒンジ
25 ラッチ錠
27 ラッチ受け
30 扉パッキン
31 中空パッキング材
32 中実材

Claims (3)

  1. 断熱性を有する庫体と、この庫体の庫口を開閉自在に閉塞する断熱扉とを備え、庫体内を所定の温度及び湿度に保持する温蔵庫において、
    上記断熱扉の一側をヒンジによって上記庫体に回動自在に枢支すると共に、断熱扉の自由端側をラッチ装置によって庫口枠に係合し、
    さらに上記断熱扉の自由端側に、庫口枠と係合して断熱扉の膨出変形を防止する締付けハンドルを設け、
    上記断熱扉の内側面の周縁部に弾性変形可能な長尺状の扉パッキンを設け、この扉パッキンを、長手通しの弾性変形可能な中空パッキング材と、その中空パッキング材内に配設した長手通しの中実材により構成してなる、ことを特徴とする温蔵庫。
  2. 請求項1記載の温蔵庫において、
    上記締付けハンドルを、断熱扉の上部及び下部側の2箇所に設けた、ことを特徴とする温蔵庫。
  3. 請求項1又は2記載の温蔵庫において、
    上記扉パッキンを構成する中空パッキング材内の中実材を、断面円形に形成してなる、ことを特徴とする温蔵庫。
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