JP2006296872A - ベビーバス - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構成で乳児の身体を安定して支えることができ、しかも乳児の頭等を洗い易いようにし得るベビーバスを提供する。
【解決手段】 ベビーバスは、横断面形状が円形で、全体的にバケツ形状となっている持ち運び可能な浴槽本体50を備える。浴槽本体50の円筒壁部分51は、少なくともその上方領域に、径方向外方に向かって膨出した膨出部53を含む。
【選択図】 図6

Description

この発明は、ベビーバスに関し、特に生後間もない乳児を沐浴させるのに適したベビーバスに関するものである。
通常、乳児の沐浴は、乳児の身体に比べて大きな浴槽を有するベビーバス内において、片方の手で乳児の耳をふさぎながら、その手で乳児の首部、頭部を支えるという形態で行っている。このような沐浴の形態では、乳児の身体の大部分は湯中で浮遊する不安定な状態になっている。
そのため、沐浴を行っている母親は、乳児を湯中に落下させてしまうかもしれないという不安感を持つ場合が多い。しかも、乳児の身体を支える母親の腕部には相当の負担がかかる。
乳児の沐浴時における湯中への落下に対する不安を解消するとともに、母親の腕部にかかる負担を軽減することを目的とした沐浴用支持台が特開平8−103390号公報(特許文献1)に開示されている。この公報に開示された発明においては、大きな浴槽を有するベビーバスの湯中に沐浴用支持台を沈め、乳児をこの支持台上に横臥状態で支持するようにしている。沐浴用支持台は、乳児の上半身を支える上半身支持部と、乳児の下半身を支える下半身支持部と、乳児の股部に係止するように突出して延びる股部係止凸部とを備える。上記の構成の発明によれば、乳児をベビーバス内で安定した支持状態で横臥させることができるので、乳児の沐浴を精神的にも肉体的にも楽に行うことができる、と記載されている。
特開平8−103390号公報
特開平8−103390号公報に開示されたようにベビーバス内に所定の形状の沐浴用支持台を沈めるようにすれば、乳児の身体を安定させることが可能になるが、全体的にみると大掛かりな構成となるのであまり好ましくない。
また、沐浴用支持台を使っても、乳児の身体は湯中で浮遊するような状態になることに変わりはないので、乳児は不安感を持つかもしれない。
本発明の目的は、簡単な構成で乳児の身体を安定して支えることができ、乳児に対しても安心感を与えることのできるベビーバスを提供することである。
この発明の他の目的は、乳児の頭を洗い易いようにし得るベビーバスを提供することである。
この発明に従ったベビーバスは、横断面形状が円形で、全体的にバケツ形状となっている持ち運び可能な浴槽本体を備える。浴槽本体の円筒壁部分は、少なくともその上方領域に、径方向外方に向かって膨出した膨出部を含む。
上記構成の本発明によれば、浴槽本体内の乳児は、尻を浴槽本体の内部底面に置き、また背中を浴槽本体の円筒状の壁に沿わし、両足を曲げた座位の姿勢をとるようになる。このように浴槽本体の形状によって乳児の身体を安定して支えるものであるので、母親等の負担を大きく軽減することができる。また、乳児の身体が納まっている浴槽本体内の湯の量は少ないので、乳児の身体が湯中に浮遊するということは無く、乳児にとっても安心感を抱くことができる。
特に、バケツ形状の浴槽本体内の乳児の座位姿勢は、母親の胎内にいるときの姿勢に似ているので、乳児は安心した気持ちで沐浴することができる。
さらに浴槽本体がバケツ形状で持ち運び可能であるので、どのような場所でも乳児を沐浴させることができ便利である。
この発明においては、特に円筒壁部分の上方領域に、径方向外方に向かって膨出した膨出部を有しているので、乳児の頭を洗い易くなる。すなわち、母親等は、手を膨出部に入れて乳児の洗髪作業を行うことができる。あるいは、乳児の頭部を膨出部に沿わせて位置させるようにすれば、頭部が後方に向かって傾斜した姿勢となるので、洗髪作業を行い易くなる。
一つの実施形態では、膨出部は、浴槽本体の円周方向の一部に設けられている。この場合、膨出部は、浴槽本体の円筒壁部分の上方領域にのみ設けてもよいし、上下の全領域に及ぶように設けてもよい。他の実施形態では、円筒壁部分の上方領域の全周に亘って、膨出部が設けられている。
好ましくは、浴槽本体は、その上縁の全周に外方に突出して張出した突出縁部を有している。突出縁部があれば、この縁部を掴んで浴槽本体を持上げることができるので、便利である。この場合、より好ましくは、突出縁部には、持ち手が設けられている。
一つの実施形態では、浴槽本体の上縁部分に、吊下げ把手が取付けられる。吊下げ把手は、取り外し不能に取付けられてもよいし、取り外し可能に取付けられてもよい。吊下げ把手を備えることにより、片手で浴槽本体を持ち運ぶことが可能になる。
図1〜図3は、この発明の一実施形態に係るベビーバスを示している。図示するように、ベビーバスは、横断面形状が円形で全体的にバケツ形状となっている持ち運び可能な浴槽本体10と、浴槽本体10を傾斜可能に支持する支え部材としての台座20とを備える。図2および図3に示すように、浴槽本体10の内部底面には、滑り止めマット15が設置されている。
浴槽本体10は、通常のバケツと同じ位の大きさか、またはそれよりもやや大きいサイズであり、断面形状が円形で上方に向かって次第に拡径している円筒壁部11と、円筒壁部11の上縁の全周に外方に突出して張出した突出縁部12とを有している。浴槽本体10の内部底面は球面状凹部の形態となっており、それに伴い、滑り止めマット15の上面は球面状凹部の形態となっている。
浴槽本体10の底部外面は、図2および図3において想像線で示した球14の外面に沿う球面状凸部の形態をしており、台座20は、浴槽本体10の球面状凸部を受入れる球面状凹部21を有している。浴槽本体10と台座20とは分離可能であり、図3に示すように、浴槽本体10を台座20上で傾斜した状態にすることが可能である。図示していないが、ベビーバスは、浴槽本体10の傾斜角度を固定する傾斜角度固定手段を備えている。傾斜角度固定手段としては、種々の構造のものを採用できる。例えば、浴槽本体10の球面状底部外面および台座20の球面状凹部21が当接する部分に、選択的に係合する凹凸部を設けたり、浴槽本体10と台座20とを異なった位置で選択的に係合させるフックのような部材を設けたりすることが考えられる。
浴槽本体10は、バケツ形状となっているので、簡単に持ち運ぶことができる。この際に、突出縁部12を掴めば簡単に浴槽本体10を持上げることができる。また、図示していないが、突出縁部12に、掴み易い形状の持ち手を設けるようにしてもよい。あるいは、図1において想像線で示すように、浴槽本体10の上縁部分に、吊下げ把手13を「取付けるようにしてもよい。吊下げ把手13は、取り外し不能に取付けてもよいし、取り外し可能に取付けてもよい。吊下げ把手13を設ければ、片手で浴槽本体10を持ち運べる。
図1に示すように、乳児を沐浴させる際には、乳児は、尻を浴槽本体10の内部底面に置き、背中を浴槽本体10の円筒壁部11に沿わし、両足を曲げた座位の姿勢をとる。この乳児の座位の姿勢は、浴槽本体10によって安定して支えられるので、母親等の負担を大きく軽減することができる。また、浴槽本体10内に湯が入れられるが、湯の全体量が少ないので、乳児の身体が湯中に浮遊するということはない。浴槽本体10内の乳児の座位の姿勢は、母親の胎内にいるときの姿勢に似ているので、乳児にとっても安心した気持ちで沐浴をすることができる。
浴槽本体10はポリプロピレンのような樹脂で作られるが、そのような樹脂は往々にして滑り易い。そこで、好ましい実施例として、浴槽本体10の内部底面に滑り止めマット15を配置している。この好ましい実施例によれば、乳児の尻は球面状凹部の形態となっている滑り止めマット15上に位置するので、より安定して乳児の姿勢を支えることができる。
また、図示した実施形態では、浴槽本体10を台座20上で傾斜させ、その位置で固定維持することができるようになっている。乳児の頭を拭いたり洗ったりするときに、湯が乳児の目や鼻に入るのを防ぐ必要がある。浴槽本体10を傾斜させれば乳児の頭が後方に傾斜した状態になるので、湯が目や鼻に入るのを抑制できる。また、乳児の頭が後方に傾斜するような姿勢であれば、母親にとっても乳児の洗髪作業を簡単に行うことができる。
図4および図5は、この発明の他の実施形態に係るベビーバスを示している。以下の説明では、前述した実施形態と異なる部分についてのみ説明し、共通する部分についての説明は省略する。
図4および図5に示すベビーバスは、浴槽本体30と、この浴槽本体30を傾斜可能に支持する支え部材40とを備える。支え部材40は、ベースフレーム41と、このベースフレーム41上に設けられた支柱42とを備える。浴槽本体30は、軸44を介して支柱44に保持されているので、任意の角度に傾斜可能である。
支え部材40のベースフレーム41には、傾斜角度固定部材43が位置変更可能に取付けられている。図5に示すように、傾斜角度固定部材43を浴槽本体30に当接する位置にまで動かし、その位置で固定すれば、浴槽本体30の傾斜角度が固定される。
図6および図7は、この発明のさらに他の実施形態に係るベビーバスを示している。この実施形態においても、前述の実施形態と異なる部分についてのみ説明し、共通する部分についての説明は省略する。
図6および図7に示す浴槽本体50は、断面形状が円形の円筒壁部51と、円筒壁部51の上縁の全周に設けられた突出縁部52とを備える。図示するように、円筒壁部51は、円周方向の一部を径方向外方に向かって膨出させた膨出部53を含む。膨出部53は、円筒壁部51の上方領域にのみ設けてもよいし、上下の全領域に及ぶように設けてもよい。図6および図7の実施形態では、膨出部53は円筒壁部51の上下の全領域に及んでいる。
上記のような膨出部53を設ければ、母親は、手を膨出部に位置させて乳児の背中や頭を洗うことができるようになる。あるいは、乳児を膨出部に位置させるようにすれば、乳児の姿勢を後方に傾斜させたり、乳児の頭を後方に傾斜させたりすることが可能になるので、頭の洗髪が容易になる。
図8は、この発明のさらに他の実施形態に係るベビーバスを示している。この実施形態においても、前述の実施形態と異なる部分についてのみ説明し、共通する部分についての説明は省略する。
図8に示す浴槽本体60は、断面形状が円形の円筒壁部61と、円筒壁部61の上縁の全周に設けられた突出縁部62とを備える。図示するように、円筒壁部61の上方領域は、径方向外方に向かって膨出した膨出部63を形成している。膨出部63の傾斜角度は、それよりも下に位置する円筒壁部分に比べてかなり大きくなっている。
上記のような膨出部63を設ければ、母親は手を膨出部に入れることができるので、乳児の頭や身体を洗い易くなる。また、乳児の頭を膨出部63内で後方に傾斜させることが可能になるので、頭の洗髪が容易になる。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明は、生後間もない乳児を沐浴させるのに適したベビーバスとして有利に利用され得る。
この発明の一実施形態に係るベビーバスを示す斜視図である。 この発明の一実施形態に係るベビーバスの断面図である。 図2に示す状態から、浴槽本体を傾斜させた後の状態を示す断面図である。 この発明の他の実施形態に係るベビーバスを示す図である。 図4に示す状態から、浴槽本体を傾斜させた後の状態を示す図である。 この発明のさらに他の実施形態に係る浴槽本体の平面図である。 図6の線A−Aに沿って見た図解的断面図である。 この発明のさらに他の実施形態に係る浴槽本体の図解的断面図である。
符号の説明
10 浴槽本体、11 円筒壁部、12 突出縁部、13 吊下げ把手、14 球、15 滑り止めマット、20 台座、21 球面状凹部、30 浴槽本体、40 支え部材、41 ベースフレーム、42 支柱、43 傾斜角度固定部材、44 軸、50 浴槽本体、51 円筒壁部、52 突出縁部、53 膨出部、60 浴槽本体、61 円筒壁部、62 突出縁部、63 膨出部。

Claims (6)

  1. 横断面形状が円形で、全体的にバケツ形状となっている持ち運び可能な浴槽本体を備え、
    前記浴槽本体の円筒壁部分は、少なくともその上方領域に、径方向外方に向かって膨出した膨出部を含む、ベビーバス。
  2. 前記膨出部は、浴槽本体の円周方向の一部に設けられている、請求項1に記載のベビーバス。
  3. 前記膨出部は、浴槽本体の全周に亘って設けられている、請求項1に記載のベビーバス。
  4. 前記浴槽本体は、その上縁の全周に外方に突出して張出した突出縁部を有している、請求項1〜3のいずれかにベビーバス。
  5. 前記突出縁部には、持ち手が設けられている、請求項4に記載のベビーバス。
  6. 前記浴槽本体の上縁部分には、吊下げ把手が取付けられる、請求項1〜4のいずれかに記載のベビーバス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0367184U (ja) * 1989-11-04 1991-06-28

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