JP2004081788A - 幼児用入浴用椅子 - Google Patents

Abstract

【課題】浴槽内の水位の変化に関わらず、幼児を安全に座らせることができる浴槽内で使用可能な入浴用椅子を提供する。
【解決手段】浮力をえられる素材で構成された幼児を座らせるサポートシートにスライドユニットを備えることにより、浴槽内の水位の変化に応じてサポートシートが浮沈するため、幼児の安全性を確保できた。

Description

【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明は、両親等が乳幼児と入浴する際に安全な専用シートに座らせ使用するものであり、水位の変化に応じてシートが浮沈する入浴用椅子に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、風呂桶の底辺に固定する椅子、または浴槽の縁にひっかける形態の水位の変化に対応できない椅子があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
従来の入浴用椅子には次のような欠点があった。
（イ）浴槽内の水位を常に一定に保たなければ充分な入浴効果がえられない。
（ロ）浴槽内の水位が高くなった際には幼児の安全性が脅かされる。
（ハ）逆に低くなった場合は充分に入浴できない。
本発明は以上の欠点を解決するためになされたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するために、本発明では浮力をえられる素材で構成された幼児を座らせるサポートシートにスライドユニットを備えることにより、浴槽内の水位の変化に対応することを特徴とした。
【０００５】
【実施例】
【０００６】
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明すると、まず本体フレーム４を浴槽の縁にかけ、固定ハンドル５により浴槽に固定する。浴槽の保護のために保護カバー３、クッションである６，７を取り付けた。
【０００７】
浴槽への取り付け後、乳幼児をサポートシート１４に座らせる。
【０００８】
サポートシート１４は浮力をえられる浮力体１２とシートフレーム１３で構成されており、ヒンジ１０を介してスライドユニット１１に取り付けられ、スライドユニット１１は本体フレームに取り付けられている。
【０００９】
スライドユニット１１は水位の変化に応じて浮沈し、湯量の変化があっても乳幼児の安全性を確保できる。
【００１０】
【発明の効果】
本発明は、以上説明した形態で実施され、以下に記載するような効果を奏する。
（イ）湯量の調整をしなくてよい
（ロ）水位の変化に応じてシートが浮沈するので、急激な水位の変化が起きても安全性が確保できる。
（ハ）シートのサイズの変更により、乳幼児用のみでなく、介護用としても使用可能である。
【００１１】
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の全体を示す斜視図
【００１２】
【符号の説明】
１　　接継バーＡ
２　　接継バーＢ
３　　保護カバー
４　　本体フレーム
５　　固定ハンドル
６　　クッションＡ
７　　クッションＢ
８　　エンドキャップＡ
９　　エンドキャップＢ
１０　ヒンジ
１１　スライドユニット
１２　浮力体
１３　シートフレーム
１４　サポートシート

Claims (1)

1. 浮力をえられる素材で構成された幼児を座らせるサポートシートにスライドユニットを備えることにより、浴槽内の水位の変化に対応することを特徴とした幼児用の入浴用椅子。

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