JP2019042450A - 乳幼児用入浴補助具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 保護者が乳幼児あるいは乳幼児用入浴補助具を支えずとも、浴槽内での移動及び傾きを制限し、乳幼児が溺れたり水中へ落下することを抑制し、乳幼児用入浴補助具の転覆を防止し、保護者一人で乳幼児を安全に入浴させることを目的とし、一般家庭における様々な大きさや形状の浴槽にも対応できる乳幼児用入浴補助具を提供する。【解決手段】 中央に貫通孔を有する浮力本体と、脚挿入孔を備えた前記浮力本体の前記貫通孔下側に配設された座体とからなり、外端に吸盤を連結した長さの調節可能な係留具を、前記浮力本体の外表面に複数配置していることを特徴とする乳幼児用入浴補助具である。前記座体の外表面に、外端に吸盤を連結した長さの変更可能な係留具を所要個数配置して、その移動を制限するようにしてもよいものである。【選択図】図4
Description
本発明は、一般家庭の浴槽にて、乳幼児を安全に入浴させる為の乳幼児用入浴補助具に関する。
従来の乳幼児用入浴補助具には、足を下方に突き出して座る座体を備え、外端に吸盤を連結した係留具を浮力本体の外面に配置したものがある。(特許文献1参照)使用する場合には、この乳幼児用入浴補助具を浴槽の湯に浮かべ、乳幼児を前記座体に座らせ、前記係留具の吸盤を浴槽の内壁の一側面に吸着して固定すると、乳幼児用入浴補助具が浴槽の内壁面から離れて移動することがなく、乳幼児を入浴させる保護者が自らの手で乳幼児あるいは、乳幼児用入浴補助具を支えずとも入浴させることができるものである。
また、従来の乳幼児入浴用器具には、中空の部材によって構成され、その内側に開口部を有する枠体と、前記枠体の開口部を被うように前記枠体に取付けられた乳幼児を載せるための網部材を備え、前記枠体にひも部材によって吸盤が取付けられたものもある。(特許文献2参照)使用する場合には、この乳幼児入浴用器具を浴槽の湯に浮かべ、前記枠体にひも部材によって取付けられた吸盤を浴槽内に吸着し、乳幼児を前記枠体に取付けられた網部材に載せて入浴させる。そのことにより親が抱きかかえる等の労力が不要になり、乳幼児を浴槽に浮かべておくことが可能となるため、容易に乳幼児を入浴させることが可能となるものである。
また、従来の乳幼児入浴用器具には、中空の部材によって構成され、その内側に開口部を有する枠体と、前記枠体の開口部を被うように前記枠体に取付けられた乳幼児を載せるための網部材を備え、前記枠体にひも部材によって吸盤が取付けられたものもある。(特許文献2参照)使用する場合には、この乳幼児入浴用器具を浴槽の湯に浮かべ、前記枠体にひも部材によって取付けられた吸盤を浴槽内に吸着し、乳幼児を前記枠体に取付けられた網部材に載せて入浴させる。そのことにより親が抱きかかえる等の労力が不要になり、乳幼児を浴槽に浮かべておくことが可能となるため、容易に乳幼児を入浴させることが可能となるものである。
しかしながら、上述した特許文献1の乳幼児用入浴補助具では、乳幼児の不測の動きによって、浴槽の内壁面に吸盤にて固定されていない方向に乳幼児用入浴補助具が傾くことを制限することが出来ず、乳幼児の水没や乳幼児の口や鼻が水に浸かり溺れることを防ぐには十分でないと言える。また、浴槽内の水量が減少した場合にも、吸盤にて固定されていない側が低くなり、それによって乳幼児が溺れたり水中へ落下しやすい状況となりえる。また、上述した特許文献2の乳幼児入浴用器具では、乳幼児を網部材の上に寝かせた状態で使用するため、乳幼児が動いたり体重移動した場合、バランスを崩し、乳幼児が溺れたり水没することを防ぐには十分でないと言える。そのため、使用の際は一時も目を離すことが出来ず、保護者は安心して乳幼児入浴用器具を利用することが出来ない。
本発明は、従来技術における上記問題を解決し、保護者が乳幼児または乳幼児用入浴補助具を支えずとも乳幼児用入浴補助具の浴槽内での移動及び傾きを制限し、乳幼児が溺れたり水中へ落下することを抑制し、乳幼児用入浴補助具の転覆を防止し、保護者一人で乳幼児を安全に入浴させることを目的とし、一般家庭における様々な大きさや形状の浴槽にも対応できる乳幼児用入浴補助具を提供することを課題とする。
本発明は、上記目的を達成するためになされたもので、中央に貫通孔を有する浮力本体と、脚挿入孔を備えた当該浮力本体の当該貫通孔下側に配設された座体とからなり、外端に吸盤を連結した長さの調節可能な係留具を、当該浮力本体の外表面に複数配置していることを特徴とする乳幼児用入浴補助具である。
上記座体の外表面に、外端に吸盤を連結した長さの変更可能な係留具を所要個数配置して、乳幼児用入浴補助具の浴槽内での移動を制限するようにしてもよいものである。
上述したように、本発明の乳幼児用入浴補助具は、浴槽の湯に浮かべて使用する際に、浴槽内壁の底面及び側面の複数箇所に吸盤を吸着させて使用するため、浴槽の内壁の一面にのみ吸盤で固定する従来の乳幼児用入浴補助具(例えば、特許文献1)に比べ、浴槽内での移動及び傾きをより制限できるため、乳幼児用入浴補助具の転覆と乳幼児が溺れる危険性が減少し、更なる安定性と安全性を確保できる事となった。
また、上記座体に乳幼児を座らせて使用するため、乳幼児が動いてバランスを崩した際も、上記浮力本体が乳幼児の両脇、背中、胸を取り囲むようにして乳幼児を支えるため、乳幼児を寝かせて使用する従来の乳幼児入浴用器具(例えば、特許文献2)より乳幼児の水中への落下や溺れる危険性が大幅に減少する。
また、上記浮力本体に空気を充填及び排出することが可能な構造のため、空気を抜き折りたたむことができ持ち運びや収納の際に大変便利である。さらに上記係留具の長さを自在に変更可能であるため、大きさや形状の違う各家庭の浴槽に合わせ、係留具の長さを調節して全ての吸盤を吸着することが可能となり、乳幼児を自宅以外の浴槽にて入浴させる場合においても、新たに別の乳幼児用入浴補助具を調達せずとも、本発明の乳幼児用入浴補助具を運び、各浴槽の大きさや形状に合わせて係留具の長さを調節し吸盤で固定することによって使用することが出来るため、経済的にも安全面にも効果を現すものである。
また、上記座体に乳幼児を座らせて使用するため、乳幼児が動いてバランスを崩した際も、上記浮力本体が乳幼児の両脇、背中、胸を取り囲むようにして乳幼児を支えるため、乳幼児を寝かせて使用する従来の乳幼児入浴用器具(例えば、特許文献2)より乳幼児の水中への落下や溺れる危険性が大幅に減少する。
また、上記浮力本体に空気を充填及び排出することが可能な構造のため、空気を抜き折りたたむことができ持ち運びや収納の際に大変便利である。さらに上記係留具の長さを自在に変更可能であるため、大きさや形状の違う各家庭の浴槽に合わせ、係留具の長さを調節して全ての吸盤を吸着することが可能となり、乳幼児を自宅以外の浴槽にて入浴させる場合においても、新たに別の乳幼児用入浴補助具を調達せずとも、本発明の乳幼児用入浴補助具を運び、各浴槽の大きさや形状に合わせて係留具の長さを調節し吸盤で固定することによって使用することが出来るため、経済的にも安全面にも効果を現すものである。
次に本発明の乳幼児用入浴補助具を実施の一例である図面により説明すると、1は本発明に係る浮力本体であり、所要の環状に裁断された2枚のビニールシートの外周縁と内周縁を溶着することにより内部を気密に設けると共に、空気注入口(図示せず)より内部に空気の充填と排出を可能にしている。前記空気注入口は、内部に空気漏れ防止用の弁を有する周知構成のものが使用でき、例えば浮き輪等に使用される空気注入口が採用できる。
2は乳幼児を座らせるための座体であり、上記浮力本体1の貫通孔1aを閉塞すべく配設されている。当該座体2には、所定位置に形成された一対の脚挿入孔3と、当該座体2の外表面の所要位置に形成された係留具補助部7を備えている。
また上記浮力本体1の外周には、係留具5を接続するための適宜幅の係留具補助部6を設け、当該係留具補助部6に当該係留具5が、また上記係留具補助部7に係留具5aがそれぞれ接続され、さらに係留具5及び5aの先端に吸盤4及び4aを連結している。なお、係留具5及び5aとは係留具補助部6及び7に接続されたすべての係留具の総称であり、また吸盤4及び4aは係留具5及び5aに連結されたすべての吸盤の総称とする。
上記係留具5及び5aは、ロープや紐等、あるいは上記係留具補助部6及び7を延長した一体形とし(図6図7参照)とし、いずれも本発明の乳幼児用入浴補助具の利用者が容易に係留具5及び5aの長さの調節をおこなえる素材とする。係留具5及び5aの長さを変更する場合には、係留具5及び5aに結び目を作り所望の長さに調節する場合や、コードストッパー、コードロック、自在金具等の長さを容易に調節するための留め具や調節用部品(図示せず)を係留具5及び5aに取付け、各家庭の浴槽の大きさ及び形状(図1図2参照)に合うように、所望の長さに調節する。
10は浴槽である。使用の際には、上記浮力本体1の内部に空気を充填し膨張させる。次に本発明の乳幼児用入浴補助具を浴槽に張った湯に浮かべ、浴槽の形状が楕円形又は長方形の場合は、長手方向の片側に乳幼児用入浴補助具をよせて、乳幼児用入浴補助具の側面及び背面が浴槽の内壁側面に面するように向きを合わせる(図1図2参照)。浴槽の形状が正方形の場合は、乳幼児用入浴補助具の正面にスペースが確保出来るように可能な範囲で浴槽の内壁の一面によせて、乳幼児用入浴補助具の側面及び背面が浴槽の内壁側面に面するように向きを合わせる。吸盤4aを浴槽底面に吸着させ、乳幼児用入浴補助具の転覆を抑制する。また浮力本体1の背面に面する浴槽の内壁側面に、浮力本体1の背面側に連結されている吸盤4を吸着させ、浮力本体1の左右の側面に連結されている吸盤4を、左右対象な位置になるように浮力本体1の左右側面に面する浴槽の内壁側面に吸着させ、乳幼児用入浴補助具の浴槽内での移動及び傾きを抑制する。また乳幼児を乗せた際に乳幼児用入浴補助具が水没・転覆等の動きをしないように、浮力本体1に十分な空気が充填されていること、吸盤4全てが浴槽内壁側面に吸着されていること、吸盤4aが浴槽内壁底面に吸着されていること、係留具5及び係留具5aの長さを調節してある事を確認し、乳幼児を座らせる。
また上記浮力本体1の所望位置には、乳幼児が掴まるための取手9と、背もたれ部8が突設されている。さらに、当該浮力本体の形状も種々変更できるのはもちろんであり、本発明の乳幼児用入浴補助具の表面に絵や模様或いはキャラクター等の図柄がプリントされることも乳幼児が喜んで入浴するために好ましいものである。
1 浮力本体
1a 貫通孔
2 座体
3 脚挿入孔
4 吸盤
4a 吸盤
5 係留具
5a 係留具
6 浮力本体外表面の係留具補助部
7 座体外表面の係留具補助部
8 背もたれ部
9 取手
10 浴槽
1a 貫通孔
2 座体
3 脚挿入孔
4 吸盤
4a 吸盤
5 係留具
5a 係留具
6 浮力本体外表面の係留具補助部
7 座体外表面の係留具補助部
8 背もたれ部
9 取手
10 浴槽
Claims (2)
- 中央に貫通孔を有する浮力本体と、脚挿入孔を備えた前記浮力本体の前記貫通孔下側に配設された座体とからなり、外端に吸盤を連結した長さの調節可能な係留具を、前記浮力本体の外表面に複数配置していることを特徴とする乳幼児用入浴補助具。
- 前記座体の外表面に、外端に吸盤を連結した長さの調節可能な係留具を所要個数配置していることを特徴とする請求項1記載の乳幼児用入浴補助具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017178325A JP2019042450A (ja) | 2017-08-30 | 2017-08-30 | 乳幼児用入浴補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017178325A JP2019042450A (ja) | 2017-08-30 | 2017-08-30 | 乳幼児用入浴補助具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019042450A true JP2019042450A (ja) | 2019-03-22 |
Family
ID=65813344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017178325A Pending JP2019042450A (ja) | 2017-08-30 | 2017-08-30 | 乳幼児用入浴補助具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019042450A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020183758A1 (ja) | 2019-03-08 | 2020-09-17 | 株式会社日立製作所 | 計算機システム及びデータのアクセス制御方法 |
JP2021138435A (ja) * | 2020-03-09 | 2021-09-16 | 住友金属鉱山エンジニアリング株式会社 | 液相収容槽用の開口部閉止装置 |
-
2017
- 2017-08-30 JP JP2017178325A patent/JP2019042450A/ja active Pending
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JP2021138435A (ja) * | 2020-03-09 | 2021-09-16 | 住友金属鉱山エンジニアリング株式会社 | 液相収容槽用の開口部閉止装置 |
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