JP3075974U - 乳幼児入浴用器具 - Google Patents

乳幼児入浴用器具

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JP3075974U JP2000006237U JP2000006237U JP3075974U JP 3075974 U JP3075974 U JP 3075974U JP 2000006237 U JP2000006237 U JP 2000006237U JP 2000006237 U JP2000006237 U JP 2000006237U JP 3075974 U JP3075974 U JP 3075974U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乳幼児を安全に入浴させることができると共
に、多大な労力を要することなく入浴させることが可能
な乳幼児入浴用器具を提供すること。 【解決手段】 乳幼児入浴用器具100は、頭側空気室
109と体側空気室128を有する枠体101、開口部
102を被うように枠体101に取付けられた網部材1
03とを備えており、枠体101には長さ調節可能なひ
も部材118、120、122、124によって吸盤1
19、121、123、125が取付けられると共に取
手126、127が取付けられている。吸盤119、1
21、123、125を浴槽に吸着固定することにより
乳幼児入浴用器具100を浴槽内に取付け、乳幼児を網
部材103に載せて入浴させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、入浴用器具に関し、特に、乳幼児を入浴させるために使用する乳幼 児入浴用器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、乳幼児を風呂に入浴させる場合、親(多くの場合は母親)が先に入浴し て自身の頭や体を洗った後、浴槽外に寝かせておいた乳幼児を抱いて浴槽で入浴 させるか、あるいは、他の人に乳幼児を連れてきて貰って、親が抱いて浴槽で入 浴させている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
乳幼児の身体はひ弱であるため、乳幼児を浴槽内で入浴させたり洗ったりする 際に、親は乳幼児を強く抱ことができない。したがって、乳幼児が親の手から滑 り落ち、乳幼児を浴槽内に落としてしまう恐れがあった。また、乳幼児を浴槽内 で常に抱いている必要があるため、多大な労力を必要とするという問題があった 。
【0004】 本考案は、前記問題点に鑑みなされたもので、乳幼児を安全に入浴させること ができると共に、多大な労力を要することなく入浴させることが可能な乳幼児入 浴用器具を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、乳幼児を入浴させるために使用する乳幼児入浴用器具におい て、中空の部材によって構成され、その内側に開口部を有する枠体と、前記枠体 の開口部を被うように前記枠体に取付けられた乳幼児を載せるための網部材とを 備えて成ることを特徴とする乳幼児入浴用器具が提供される。本乳幼児入浴用器 具を浴槽内に浮かべ、網部材上に乳幼児を載せて入浴させる。
【0006】 ここで、前記枠体は、相互に独立して形成された第1、第2の空気室と、前記 第1の空気室に空気を注入するための第1の空気注入口と、前記第2の空気室に 空気を注入するための第2の空気注入口とを有し、前記第1の空気室は、乳幼児 の頭部を載せる位置に形成されているように構成してもよい。 また、前記第2の空気室は、前記第1の空気室を除いて前記枠体の全域にわた って形成されているように構成してもよい。 さらに、前記第2の空気室のうち、乳幼児を載せた際に足側に位置する部分を 最も小さく構成するようにしてもよい。 さらにまた、前記枠体には、乳幼児の頭部を載せる位置に凹部が形成されてい るように構成してもよい。
【0007】 また、前記枠体には、長さ調節可能な複数のひも部材によって複数の吸盤が取 付けられているように構成してもよい。 また、前記枠体は略長方形に形成されると共に、前記吸盤を取付ける複数のひ も部材が前記枠体の4隅に取付けられているように構成してもよい。 また、前記枠体の上面には、複数の取手が取付けられているように構成しても よい。
【0008】
【考案の実施の形態】
図1は本考案の実施の形態に係る乳幼児入浴用器具の正面図、図2はその背面 図、図3はその底面図、図4は一部を省略して描いた図1のA−A断面斜視図で あり、各図において同一部分には同一符号を付している。 図1乃至図3において、乳幼児入浴用器具100は、その内側に開口部102 を有する枠体101、枠体101の開口部102を被うように枠体101の内側 周囲に取付けられた網部材103とを備えている。網部材103はナイロン糸等 の糸状材料を網状に編んで形成されており、網目状の複数の孔を備えている。乳 幼児入浴用器具100は、浴槽(図示せず)に入る大きさであると共に網部材1 03上に乳幼児(図示せず)を載せることが可能な大きさに形成されている。
【0009】 枠体101は、中空部材によって構成されており、相互に独立した複数の空気 室を有している。枠体101は種々の形状に構成可能であるが、本実施の形態で は略長方形に構成している。また、前記空気室は、頭側空気室109と体側空気 室128の2個の空気室によって構成されており、体側空気室128は、頭側空 気室109を除いて枠体101の全域にわたって形成されている。
【0010】 即ち、前記空気室は、乳幼児を網部材103上に載置した際に乳幼児の頭が当 接する位置に設けられた第1の空気室としての頭側空気室109と、第2の空気 室としての体側空気室128の2個に分割構成されている。体側空気室128は 、乳幼児を載せた際に、乳幼児の肩側に位置する2個の肩側空気室104、10 5、乳幼児の体の横側に位置する2個の横側空気室106、107、乳幼児の足 側に位置する部分である1個の足側空気室108によって構成されている。肩側 空気室104、105、横側空気室106、107、足側空気室108は、相互 に連通されており、これらによって1個の体側空気室128が構成されている。
【0011】 頭側空気室109及び体側空気室128の下面(乳幼児を載せる側の裏側)に は、各々、空気を注入、排気するための空気注入口201、202が設けられて おり、頭側空気室109、体側空気室128には、相互に独立して空気の量を調 整できるように構成されている。空気注入口201、202は、内部に空気漏れ 防止用の弁を有する周知構成のものが使用でき、例えば、浮き輪等に使用される 空気注入口が採用できる。
【0012】 以上のように、枠体101を頭側空気室109と体側空気室128とに分離す ることにより、乳幼児入浴用器具100を浴槽に浮かべた際、乳幼児が湯に浸か る状態を容易に調節することが可能になる。即ち、乳幼児は体よりも頭の方が比 重が大きいため、体を載せた部分を湯に沈ませると共に、頭を載せた部分は沈ま ないように容易に調節することが可能になる。 また、頭側空気室109は、その両側の肩側空気室104、105よりも低く 構成され、乳幼児の頭部が当接する位置に凹部129が形成されている。これに よって、乳幼児の頭部を凹部129に安定して載せることができるように構成さ れている。
【0013】 枠体101には、各々、取付孔111、113、115、117を有する吸盤 取付部110、112、114、116が一体に設けられている。吸盤取付部1 10、112、114、116の取付け位置や個数は任意に設定可能であるが、 本実施の形態では、少ない数で効果的に乳幼児入浴用器具100を、安定して浴 槽内に取付けできるように、枠体101の4隅に4個設けられている。 吸盤取付部110、112、114、116には、各々、長さ調節可能なひも 部材118、120、122、124の一端が固定され、各ひも部材118、1 20、122、124の他端には周知構成の吸盤119、121、123、12 5が取付られている。これにより、枠体101には、乳幼児入浴用器具100を 浴槽に取付けるための複数の吸盤119、121、123、125が、長さ調節 可能なひも部材118、120、122、124によって取付けられている。
【0014】 また、枠体101の横側空気室106、107上面(乳幼児を載せる側)の頭 側空気室109寄りに、乳幼児入浴用器具100を手で把持しやすいように、一 対の取手126、127が一体に設けられている。 足側空気室108は、乳幼児の足側の浮力を小さくするために、頭側空気室1 09、肩側空気室104、105、横側空気室106、107に比べて小さく( 薄く)構成されている。即ち、枠体101を構成する空気室の中で、乳幼児を載 せた際に足側に位置する足側空気室108を最も小さく構成している。
【0015】 図5は本実施の形態に係る乳幼児入浴用器具100の使用方法を示す斜視図、 図6は本実施の形態に係る乳幼児入浴用器具100の使用方法を示す一部省略側 面図であり、図1乃至図4と同一部分には同一符号を付している。 以下、図1乃至図6を用いて、本実施の形態に係る乳幼児入浴用器具100に ついて詳細に説明する。
【0016】 先ず、予め、空気注入口201、202から頭側空気室109と体側空気室1 28に各々、乳児601の体重や体重バランスに応じた量の空気を注入しておく 。このとき、乳児601の頭部は体部よりも比重が大きいため、体側空気室12 8よりも、頭側空気室109に、より多くの浮力が働くように空気を注入してお く。 次に、図5に示すように、ひも部材118、120、122、124の長さを 、乳幼児入浴用器具100を適正に固定できるような長さに調節した後、乳幼児 入浴用器具100を湯面505に浮かべる。その後、頭側空気室109側の吸盤 119、125を浴槽501の側壁502、503の内面に吸着固定すると共に 、足側空気室108側の吸盤121、123も側壁502、503の内面に吸着 固定する。これにより、乳幼児入浴用器具100を浴槽501に取付ける。
【0017】 この状態で、乳児601を乳幼児入浴用器具100の網部材103上に載せる 。このとき、乳児601の頭部が頭側空気室109上の凹部129上に載るよう に位置させる。乳幼児入浴用器具100が乳児601の体重で湯内に沈むと共に 、乳児601を支えるために使用している網部材103の多数の孔から、浴槽5 01内の湯が乳幼児入浴用器具100内に速やかに侵入し、乳幼児601は速や かに湯に浸かる。また、足側空気室108は、浮力が小さいため、より多く湯内 に沈む。これにより、図6に示すように、乳児601の頭は湯面上部に位置する と共に、体が湯内に浸かるようになる。この状態で親は、容易に乳児601を入 浴させたり、洗ったりすることができる。
【0018】 このとき、枠体101が中空部材によって構成され、頭側空気室109、体側 空気室128を有しているため、枠体101に所定の浮力が働き、親は力を用い ることなく容易に乳児601を支えることが可能になる。 尚、吸盤119、121、123、125の取付け位置を適宜調整することに よって、乳児601の体や足をより多く湯内に浸からせるように調整することが 可能である。特に、吸盤121、123を側壁502、503の底壁504寄り の位置に吸着固定することにより、乳幼児入浴用器具100の足側がより多く湯 内に浸かるため、乳児601の頭部が湯面505の上部に出た状態で、乳児60 1の体や足をより多く湯内に浸からせることが可能になる。
【0019】 図7は本実施の形態に係る乳幼児入浴用器具100の他の使用方法を示す斜視 図、図8は前記他の使用方法を示す一部省略側面図であり、各々、図1乃至図6 と同一部分には同一符号を付している。 図5及び図6に示した使用方法では、吸盤119、121、123、125を 浴槽501の側壁502、503に吸着固定するようにしたが、図7及び図8に 示す例では、吸盤119、125は各々、側壁503、502に吸着固定するが 、吸盤121、123は浴槽501の底壁504内面に吸着固定するようにして いる。
【0020】 即ち、先ず、頭側空気室109側の吸盤119、125を浴槽501の側壁5 03、502の内面に吸着固定すると共に、足側空気室108側の吸盤121、 123を浴槽501の底壁504に吸着固定して、乳幼児入浴用器具100を浴 槽501に取付けるようにしている。 これにより、乳幼児入浴器具100の足側を下方(底壁504側)に引張った 状態で取付けることが可能になるため、ひも部材120、122の長さを短めに 調節することにより、乳幼児入浴器具100の足側がより湯内に侵入し、乳児6 01の体や足をより多く湯内に浸からせるように調整することが可能になる。
【0021】 尚、前述した各使用態様の例では、全ての吸盤119、121、123、12 5を浴槽501に吸着固定させることによって乳幼児入浴用器具100を安定し て固定させるようにしたが、親が自身の手で取手126、127を把持するよう にすれば、必ずしも全ての吸盤119、121、123、125を使用しなくと も(例えば2個の吸盤119、125のみを使用することにより)、乳幼児入浴 用器具100を安定して保持することが可能になり、ひいては乳児601を容易 に入浴させたり洗ったりすることが可能になる。
【0022】 以上述べたように、本実施の形態に係る乳幼児入浴用器具100は、乳幼児を 入浴させるために使用する乳幼児入浴用器具において、特に、中空の部材によっ て構成され内側に開口部102を有する枠体101と、枠体101の開口部10 2を被うように枠体101に取付けられた乳幼児を載せるための網部材103と を備えて成ることを特徴としている。 したがって、乳幼児を安全に入浴させることができると共に、抱きかかえる等 の労力が不要になるため、核家族の家庭で乳幼児を入浴させる際に親一人しかい ないような場合でも、一緒に入浴することが可能になる。また、枠体101を中 空部材によって構成することにより浮力が生じるため、多大な労力を要せずに容 易に乳幼児を入浴させることが可能になり、親が自身の頭や体を洗っているとき でも、乳幼児を浴槽501に浮かべておくことができる。さらに、乳幼児の体を 洗う場合でも、乳幼児を手で抱えて洗う必要はなく、乳幼児入浴用器具100上 に載せた状態で洗うことが可能になる。さらにまた、乳幼児入浴用器具100は 、枠体101に網部材103を取付けるという簡単な構成で実現することが可能 になる。
【0023】 また、枠体101は、相互に独立して形成された第1、第2の空気室109、 128と、第1の空気室109に空気を注入するための第1の空気注入口201 と、第2の空気室128に空気を注入するための第2の空気注入口202とを有 し、第1の空気室109は、乳幼児の頭部を載せる位置に形成されている。した がって、乳幼児の頭部が湯に浸からずに体のみ湯に浸かるように、頭側の浮力を 容易に調整することが可能になる。 さらに、第2の空気室128は、第1の空気室109を除いて枠体101の全 域にわたって形成されている。しがって、乳幼児の頭部が湯に浸からずに体のみ 湯に浸かるように体側の浮力を容易に調整することが可能になる。 さらにまた、第2の空気室128のうち、乳幼児を載せた際に足側に位置する 部分(足側空気室108)を最も小さく構成することにより、乳幼児の頭部は湯 上に出た状態で、体や足を湯内に十分に浸からせることが可能になる。
【0024】 また、枠体101には、乳幼児の頭部を載せる位置に凹部129が形成されて いる。これにより、乳幼児の頭を安定して載せることが可能になる。 また、枠体101には、浴槽501に取付けるための複数の吸盤119、12 1、123、125が、長さ調節可能な複数のひも部材118、120、122 、124によって取付けられている。したがって、浴槽501の大きさや形状に 関係なく、所望の位置に乳幼児入浴用器具100を取付けることが可能になる。
【0025】 また、枠体101は略長方形に形成されると共に、吸盤119、121、12 3、125を取付ける複数のひも部材118、120、122、124は枠体1 01の4隅に取付けられているため、図5乃至図8に示したように、乳幼児の頭 部は湯面505上に位置させると共に、体を湯内に十分に浸からせるように調整 することが可能になる。 また、枠体101の上面には、複数の取手126、127が取付けられている ため、使用に際しての利便性が向上する。
【0026】 尚、前記実施の形態では、枠体101全域にわたって空気室109、128を 形成したが、必ずしも全域にわたって空気室を形成する必要はなく、例えば、足 側空気室108は板状部材にする等、種々の変形が可能である。 また、乳幼児入浴用器具100に浮力を持たせるために、枠体101を、空気 注入可能な部材によって構成したが、浮力調整が不要な場合には、発泡性樹脂等 の中空部材によって構成してもよい。
【0027】 また、網部材103は必ずしも強く張架した状態で枠体101に取付ける必要 はなく、乳幼児を載せた状態で乳幼児入浴用器具100を湯面に浮かべた場合に 乳幼児の体が湯によく浸かるように、網部材103に所定の弛みをもたせた状態 で枠体101に取付けるようにしてもよい。 また、枠体101、吸盤119、121、123、125、取手127、12 7、空気注入口201、202等は、フタル酸エステル類検出検査合格品、食品 衛生法適合品(厚生省告示20号)、玩具安全基準(STマーク)登録品、抗菌 等の規格適合材料を使用すことにより、乳幼児が口に含んでも害が無く、安全な 乳幼児入浴用器具を提供することが可能になる。
【0028】
【考案の効果】
本考案によれば、乳幼児を安全に入浴させることができると共に、多大な労力 を要することなく入浴させることが可能になる。 また、枠体を相互に独立して形成すると共に各々独立した空気注入口から空気 を注入可能な第1、第2の空気室を有するように構成し、前記第1の空気室を、 乳幼児の頭部を載せる位置に形成することにより、乳幼児の頭部が湯に浸からず に体のみ湯に浸かるように、頭側の浮力を容易に調整することが可能になる。
【0029】 さらに、前記第2の空気室を、前記第1の空気室を除いて前記枠体の全域にわ たって形成することにより、大きな浮力が得られると共に、乳幼児の頭部が湯に 浸からずに体のみ湯に浸かるように体側の浮力を容易に調整することが可能にな る。 さらにまた、前記枠体を構成する空気室の中で、乳幼児を載せた際に足側に位 置する足側空気室を最も小さく構成することにより、乳幼児の頭部は湯上に出た 状態で、体や足を湯内に十分に浸からせることが可能になる。 また、乳幼児の頭部を載せる位置に凹部を形成することにより、乳幼児を安定 して載せることが可能になる。
【0030】 また、前記枠体に、浴槽に取付けるための複数の吸盤を、長さ調節可能な複数 のひも部材によって取付けることにより、浴槽の大きさ等の影響を受けることな く、乳幼児を安定して入浴させることが可能になる。 また、略長方形の枠体の4隅に前記複数のひも部材を取付けることにより、乳 幼児の体を湯内に十分に浸からせるように調整することが可能になる。 また、前記枠体の上面に複数の取手を取付けることにより、使用時の利便性を 向上させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施の形態に係る乳幼児入浴用器具
の正面図である。
【図2】 本考案の実施の形態に係る乳幼児入浴用器具
の背面図である。
【図3】 本考案の実施の形態に係る乳幼児入浴用器具
の底面図である。
【図4】 図1の一部を省略したA−A断面斜視図であ
る。
【図5】 本考案の実施の形態に係る乳幼児入浴用器具
の使用方法を説明するための斜視図である。
【図6】 本考案の実施の形態に係る乳幼児入浴用器具
の使用方法を説明するための一部省略側面図である。
【図7】 本考案の実施の形態に係る乳幼児入浴用器具
の他の使用方法を説明するための斜視図である。
【図8】 本考案の実施の形態に係る乳幼児入浴用器具
の他の使用方法を説明するための一部省略側面図であ
る。
【符号の説明】
100・・・乳幼児入浴用器具 101・・・枠体 102・・・開口部 103・・・網部材 104、105・・・第2の空気室を構成する肩側空気
室 106、107・・・第2の空気室を構成する横側空気
室 108・・・第2の空気室を構成する足側空気室 109・・・第1の空気室としての頭側空気室 110、112、114、116・・・吸盤取付部 118、120、122、124・・・ひも部材 119、121、123、125・・・吸盤 126、127・・・取手 128・・・第2の空気室としての体側空気室 129・・・凹部 201、202・・・空気注入口 501・・・浴槽 502、503・・・側壁 504・・・底壁 601・・・乳児

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乳幼児を入浴させるために使用する乳幼
    児入浴用器具において、 中空の部材によって構成され、その内側に開口部を有す
    る枠体と、前記枠体の開口部を被うように前記枠体に取
    付けられた乳幼児を載せるための網部材とを備えて成る
    ことを特徴とする乳幼児入浴用器具。
  2. 【請求項2】 前記枠体は、相互に独立して形成された
    第1、第2の空気室と、前記第1の空気室に空気を注入
    するための第1の空気注入口と、前記第2の空気室に空
    気を注入するための第2の空気注入口とを有し、前記第
    1の空気室は、乳幼児の頭部を載せる位置に形成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の乳幼児入浴用器
    具。
  3. 【請求項3】 前記第2の空気室は、前記第1の空気室
    を除いて前記枠体の全域にわたって形成されていること
    を特徴とする請求項2記載の乳幼児入浴用器具。
  4. 【請求項4】 前記第2の空気室のうち、乳幼児を載せ
    た際に足側に位置する部分を最も小さく構成したことを
    特徴とする請求項3記載の乳幼児入浴用器具。
  5. 【請求項5】 前記枠体には、乳幼児の頭部を載せる位
    置に凹部が形成されていることを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれか一に記載の乳幼児入浴用器具。
  6. 【請求項6】 前記枠体には、長さ調節可能な複数のひ
    も部材によって複数の吸盤が取付けられていることを特
    徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載の乳幼児入
    浴用器具。
  7. 【請求項7】 前記枠体は略長方形に形成されると共
    に、前記吸盤を取付ける複数のひも部材は前記枠体の4
    隅に取付けられていることを特徴とする請求項6記載の
    乳幼児入浴用器具。
  8. 【請求項8】 前記枠体の上面には、複数の取手が取付
    けられていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれ
    か一に記載の乳幼児入浴用器具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112842109A (zh) * 2021-03-05 2021-05-28 无锡市妇幼保健院 一种妇产科用婴幼儿医疗护理清洗设备

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