JP2006296472A - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006296472A JP2006296472A JP2005118475A JP2005118475A JP2006296472A JP 2006296472 A JP2006296472 A JP 2006296472A JP 2005118475 A JP2005118475 A JP 2005118475A JP 2005118475 A JP2005118475 A JP 2005118475A JP 2006296472 A JP2006296472 A JP 2006296472A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- video
- jackpot
- game
- lottery
- pachinko machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
- Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
Abstract
【課題】 パチンコ機に関する基本情報、そのパチンコ機の基本スペックを遊技者に有効に知らせることができる遊技機を提供する。
【解決手段】 パチンコ機の電源がオンされたときに(S1)、待機映像表示手段によって液晶パネル上に待機映像を表示する(S2)。この待機映像は、そのパチンコ機に関する基本情報(例えば、基本スペック)に関する表示画面を含んでいる。また、始動チャッカーに入球が有ったときには(S3のYES)、待機映像の表示を終了するとともに、タイマの計時を開始する(S4)。始動チャッカーに入球があった後、所定時間、入球がない場合(S5のYES)、遊技が続けられるときには待機映像を表示する(S2)。
【選択図】 図4
【解決手段】 パチンコ機の電源がオンされたときに(S1)、待機映像表示手段によって液晶パネル上に待機映像を表示する(S2)。この待機映像は、そのパチンコ機に関する基本情報(例えば、基本スペック)に関する表示画面を含んでいる。また、始動チャッカーに入球が有ったときには(S3のYES)、待機映像の表示を終了するとともに、タイマの計時を開始する(S4)。始動チャッカーに入球があった後、所定時間、入球がない場合(S5のYES)、遊技が続けられるときには待機映像を表示する(S2)。
【選択図】 図4
Description
本発明は、パチンコ機等の遊技機に関し、詳しくは、遊技機の画像表示手段にその遊技機についての基本情報を表示するようにした遊技機に係る。
一般に、遊技機、例えばパチンコ機として、球受け皿に滞留している遊技球が、発射ハンドルの操作に応じて遊技盤上に打ち出された後、遊技盤面上の障害釘や風車等に導かれつつ盤面を流下して、各種入賞口に入球し、あるいは入球せずに遊技盤下部のアウト口に流入するように構成されたものが知られている(特許文献1参照)。
このようなパチンコ機では、一般入賞口に入球した際にそれに対応した個数の遊技球が払い出され、また始動チャッカー(始動入賞口)に入賞した際にはこれに基づいて大当たり抽選が行われるとともに所定数の遊技球が払い出され、その抽選の結果に応じて、遊技盤の中央部分に設けられた液晶等からなるメイン表示装置(図柄表示装置)の画面上で所定の演出表示が行われる。大当たりの発生時には、アタッカーと呼ばれる大入賞口が開放し、入球に対応して多量の遊技球が払い出される状態となる。
ところで、上述のような遊技機においては、その遊技機についての基本情報である基本スペック(賞球数、大当り確立(低確率時及び高確率時)、確変タイプ、リミッターなど)が遊技機の表面側に表示されている。
しかしながら、この基本スペックの表示は、遊技機前面の目立たない箇所になされているため、遊技者にはほとんど有効な情報として伝達されることがない、という問題があった。
また、遊技機についての基本情報としては、上述の基本スペックの外に、その遊技機の特徴や遊技方法などがあるが、これらについては、従来、遊技者、特に初心者に有効に伝達する手段がない、という問題もあった。
そこで、本発明は、遊技者が使用するその遊技機についての基本情報を表示する表示画面を、図柄表示装置装置の待機映像や大当たり映像に含ませ、もって上述の課題を解決するようにした遊技機を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る本発明は(例えば、図1ないし4参照)、始動入賞口(45)と、前記始動入賞口(45)に遊技球が入球したことに基づき図柄を変動表示する図柄表示装置(28)とを備え、前記図柄が特定図柄の組合せで揃った際に大当たり遊技を実行する遊技機(1)において、
前記始動入賞口(45)に所定時間以上、遊技球が入球しなかった際に、前記始動入賞口(45)に遊技球が入球するまで、前記図柄表示装置(28)に待機映像を表示する待機映像表示手段(51)を備え、
前記待機映像に前記遊技機(1)に関する基本情報の表示画面を含ませた、
ことを特徴とする遊技機(1)にある。
前記始動入賞口(45)に所定時間以上、遊技球が入球しなかった際に、前記始動入賞口(45)に遊技球が入球するまで、前記図柄表示装置(28)に待機映像を表示する待機映像表示手段(51)を備え、
前記待機映像に前記遊技機(1)に関する基本情報の表示画面を含ませた、
ことを特徴とする遊技機(1)にある。
請求項2に係る本発明は(例えば、図1ないし3、図5参照)、始動入賞口(45)と、前記始動入賞口(45)に遊技球が入球したことに基づき図柄を変動表示する図柄表示装置(28)とを備え、前記図柄が特定図柄の組合せで揃った際に大当たり遊技を実行する遊技機(1)において、
前記大当たり遊技の実行中に、前記図柄表示装置(28)に大当たり映像を表示する大当たり映像表示手段(52)を備え、
前記大当たり映像に前記遊技機(1)に関する基本情報の表示画面を含ませた、
ことを特徴とする遊技機(1)にある。
前記大当たり遊技の実行中に、前記図柄表示装置(28)に大当たり映像を表示する大当たり映像表示手段(52)を備え、
前記大当たり映像に前記遊技機(1)に関する基本情報の表示画面を含ませた、
ことを特徴とする遊技機(1)にある。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の構成に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、待機映像表示手段は、始動入賞口に所定時間以上、遊技球が入球しなかった際に、始動入賞口に遊技球が入球するまで、図柄表示装置に待機映像を表示し、この待機映像に遊技機に関する基本情報(例えば、スペック)の表示画面を含ませたので、遊技者にその遊技機に関する基本情報(例えば、基本スペック)を確実に知らせることができる。
請求項2に係る本発明によると、大当たり映像表示手段は、大当たり遊技の実行中に、図柄表示装置に大当たり映像を表示し、この大当たり映像に遊技機に関する基本情報(例えば、基本スペック)の表示画面を含ませたので、遊技者にその遊技機に関する基本情報を確実に知らせることができる。
以下、本発明に係る遊技機の実施形態として、遊技場等に設置されるパチンコ機を図1ないし図7に沿って説明する。図1〜図7のうち、図1は本発明に係るパチンコ機の外部構造を示す正面図、図2は本パチンコ機の外部構造を左斜め上方から見た斜視図、図3は本パチンコ機の制御系を示すブロック図、図4は基本情報の表示画像を含んだ待機映像を表示するタイミングを説明するフローチャート、図5は基本情報の表示画像を含んだ大当たり映像を表示するタイミングを説明するフローチャートである。
本パチンコ機(遊技機)1は、発射ハンドル(ハンドル装置)9の操作による発射装置(図示せず)の作動で遊技球を遊技盤7の遊技領域7aに打ち出しつつ遊技を行うものであり、例えば始動チャッカー(始動入賞口,抽選入賞口)45に遊技球が入賞することで、アタッカー(大入賞口)(図示せず)の開閉に関する抽選を行い、この抽選の結果が当選状態、いわゆる大当たりが発生した状態でアタッカーに入球した遊技球に対応する数の遊技球を払い出すように構成されている。この大当たりには、抽選の結果に基づいて選択される「通常大当たり」や「確立変動大当たり」などの種類があり、例えば確立変動大当たりの際には、上述の始動チャッカー45に入賞した際の抽選における大当たりの確立が高くなるとともに、次に大当たりを引くまでの間、遊技者に有利な付加価値を付与し得る特殊状態となる。
図1に示すように、本パチンコ機1は、開口部を有する枠体状の筐体2と、この筐体2に上下のヒンジ機構26a,26bを介して開閉可能に装着された前扉3とを備えており、前扉3の前面には、透明ガラス6を有するガラス枠5が開閉可能に取付けられている。透明ガラス6の奥側には遊技盤7が配置されており、ガラス枠5の上部における左側及び右側には、それぞれ演出用照明装置23が配置されている。前扉3の下部には、スピーカ(図示せず)を有する放音装置8が配置されている。また、ガラス枠5における中央部の右側には、前扉3を筐体2側に施錠し又は筐体2側から解放するための施錠装置4が配置されている。
前扉3における下部中央、すなわちガラス枠5の下方中央には、遊技球の受皿13aを有する上皿ユニット13と、遊技球の受皿15aを有する下皿ユニット15とが上下二段に設けられている。上皿ユニット13における左上部には、賞球及び貸球を含む遊技球が供給される球供給口18が設けられ、また上皿ユニット13における右上部壁面には、球貸ボタン14a及びプリペイドカード返却ボタン14bが設けられている。
球供給口18の奥側には、上段の受皿13aに遊技球が満たされている場合に溢れた遊技球を、下段の下皿ユニット15の受皿15aに開口した球排出口19へ導く導通路(図示せず)が設けられている。上段の受皿13aで溢れた遊技球は、この導通路を経由して球排出口19から下段の受皿15aに排出される。また、下皿ユニット15には、レバー20が設けられており、このレバー20をスライドすると、受皿15aの底部分にあるスライド板21が開いて、受皿15a内の遊技球が下方に排出される。
前扉3における下皿ユニット15の右側には、遊技者の操作に基づき発射装置に指令信号を出力する発射ハンドル9と、この発射ハンドル9の奥側に、遊技球を遊技盤7の遊技領域7aに向けて打ち出す発射装置とが設けられている。なお、下皿ユニット15の左側には、灰皿24が配置されている。
上述の遊技盤7の遊技領域7aの中央部には、遊技球ステージS及びこのステージSからの遊技球を下方の始動チャッカー45に入賞させるための球放出口12を有するセンター飾り25が配置され、センター飾り25の中央部に形成された矩形状の開口には、遊技盤7裏面側に配置された図柄表示装置(図柄表示手段)28が露出している。また、センター飾り25における球放出口12のやや下方には、大当たり抽選実行の契機となり得る入球が行われる上述の始動チャッカー45が配設されている。また、遊技領域7aには、センター飾り25の左方及び右方にそれぞれ風車50が回動自在に取り付けられている。この風車は、遊技領域7aを流下してきた遊技球が当たることで左又は右回転し、遊技球の進路を変更するものである。なお、風車50については後に詳述する。遊技領域7aには、センター飾り25、始動チャッカー45、風車50の外に、多数の障害釘(図示せず)が設けられている。
上述構成の本パチンコ機1は、上述の筐体2及び前扉3等によって遊技機本体を構成している。本パチンコ機1が、遊技状の島設備(いずれも図示せず)に、設置された状態においては、図2に示すように、遊技機本体の例えば左側に遊技球供給装置46が配設される。遊技球供給装置46は、プリペイドカード挿入口47を有しており、上述の球貸ボタン14a及びプリペイドカード返却ボタン14bの押下に応じて、遊技球を供給したり、プリペイドカード挿入口47からプリペイドカードを返却したりする。
次に、本実施形態におけるパチンコ機1の制御系を図3に沿って説明する。
本制御系は、主基板30と、この主基板30に接続されたサブ基板31とを有している。このうち主基板30は、遊技盤7の裏面側に取り付けられ、サブ基板31は、上皿ユニット13の裏面側に取り付けられている。
主基板30は、本パチンコ機1の動作全体を統括的に管理するものであり、本パチンコ機1の動作全体を管理するシステムプログラム及び遊技用の実行プログラムが予め記憶された半導体メモリ等からなる記憶部(図示せず)と、これらのプログラムを実行するマイクロプロセッサ(MPU)とを備えている。この主基板30は、入賞判定手段32、入賞信号出力手段33、大当たり抽選手段38、演出決定手段40、保留手段37、待機映像表示手段51、及び大当たり映像表示手段52を有している。
入賞判定手段32は、発射ハンドル9の操作で作動する発射装置(図示せず)によって遊技盤7の遊技領域7aに打ち出された遊技球が始動チャッカー45に入賞したとき、この始動チャッカー45への入賞と判定する。
入賞信号出力手段33は、入賞判定手段32によって始動チャッカー45への入賞が判定されたとき、始動チャッカー45に入賞した旨の入賞信号を出力する。
大当たり抽選手段38は、抽選用メモリ39を有していて、入賞信号出力手段33からの入賞信号の入力時、始動チャッカー45への入賞を契機として、次なる大当たりを当選させるまで遊技者に有利な付加価値を付与し得る特殊状態となる確率変動当たり、特殊状態とはならない通常当たり、及び外れのうちのいずれか一に当選するように、抽選用メモリ39から当たり当選乱数値を取得して、大当たり抽選を実行する。
抽選用メモリ39は、予め設定された確変当たり当選乱数値及び通常当たり当選乱数値を有する当たり判定テーブルを格納している。
演出決定手段40は、演出抽選手段41、演出抽選決定手段42、及び演出用メモリ43を有しており、演出抽選決定手段42から出力される変動パターンコマンドに基づく演出表示が終了するまでは次の変動パターンコマンドを送信しないようにするために図柄変動禁止フラグをオンし、このオンした図柄変動禁止フラグを解除する時間を計測するための図柄変動タイマをセットする。
演出抽選手段41は、大当たり抽選で確変当たりに当選した場合、変動の結果、確変当たりに対応する「111」、「333」や「777」等の図柄が大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定すべく、演出用メモリ43に格納された演出乱数値に基づいて演出の抽選を実行する。なお、上述の「大当たり有効ライン」は、大当りを得るため図柄が一列に並ぶべき位置(ライン)を意味する。演出抽選手段41は、また大当たり抽選で通常当たりが当選した場合、変動の結果、通常当たりに対応する「222」、「444」や「888」等の図柄が大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定すべく、演出乱数値に基づいて演出の抽選を実行する。演出抽選手段41は、また大当たり抽選で外れた場合、変動の結果、外れに対応する「252」、「464」や「838」等の図柄が大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定すべく、演出の抽選を実行する。
また演出抽選手段41は、大当たり抽選での当選結果や外れ結果に応じた変動パターンコマンドの出力に先だって、いわゆるスーパーリーチの発生が確定するリーチ予告のコマンドをこの変動パターンコマンドとともに出力するか否かを、演出用メモリ43からリーチ予告当選乱数値を取得してリーチ予告抽選を行う。演出抽選手段41は、さらにリーチ予告抽選で当選した場合、演出用メモリ43に格納された演出乱数値に基づいて、上述のリーチ予告抽選で当選したリーチ予告として実行されるべき予告パターンを抽選する。
演出抽選決定手段42は、演出抽選手段41での抽選で決定された予告パターンに対応するリーチ予告コマンドを、演出抽選手段41での抽選で決定された演出に係る変動パターンコマンド変動パターンコマンドとともに出力する。
演出用メモリ43は、図柄表示装置28の液晶パネル(表示パネル)28a上で所要の演出表示を行い得るように予め設定された複数の変動パターンのデータと、確変当たり時の変動パターン、通常当たり時の変動パターン、及び大当たり外れ時の変動パターンにそれぞれ対応するように予め設定された演出乱数値とを格納している。演出用メモリ43は、さらにリーチ予告の予告パターンに対応するように予め設定された演出乱数値を格納するとともに、予め設定されたリーチ予告当選乱数値を有するリーチ予告判定テーブルを格納している。
保留手段37は、演出抽選決定手段42から出力された変動パターンコマンドを入力し、始動チャッカー45への入賞の都度に行われた抽選の結果となる保留球として順次記憶する。この記憶状況は、遊技領域7a内に備えた保留球表示部(図示せず)に、例えば最大4個の保留球として点灯表示される。保留手段37は、例えば保留球数Hが0<H<5であるか否かを常時判定し、保留球数Hが4個表示されている間は、始動チャッカー45への入賞にかかわらず大当たり抽選は行わない。
そして保留手段37は、保留(記憶)している変動パターンコマンドを順次演出制御手段34に送信し、この送信した変動パターンコマンドに基づく演出表示が終了するまでは次の変動パターンコマンドを送信しないようにするための図柄変動禁止フラグを立てる(オンする)とともに、このオンした図柄変動禁止フラグを解除する時間を計測するための図柄変動タイマ(図示せず)をセットし、変動パターンコマンドの送信に応じて保留球数を1デクリメントする。また保留手段37は、保留球の消費に応じて保留球数HがH<4となった場合、大当たり抽選手段38で行われる始動チャッカー45への入賞に応答した大当たり抽選の結果を保留球として記憶し、保留球数を1インクリメントする。
なお、本実施形態では、保留球に対応して点灯表示される保留球数を最大4個として説明するが、この保留球数は、適宜、例えば3個以下、又は5個以上とすることが可能である。また、保留球数を点灯表示する上述の保留球表示部は、例えば、センター飾り25の一部や、図柄表示装置28の表示画面内に設けることができる。
待機映像表示手段51は、待機映像用メモリ53を有していて、始動チャッカー45に所定時間以上、遊技球が入球しなかった際に、始動チャッカー45に遊技球が入球するまで、上述の図柄表示装置28の液晶パネル28aに待機映像を表示するものである。すなわち、上述のように、遊技球が始動チャッカー45に入賞したとき、入賞判定手段32によって入賞が判定される。さらに入賞が判定されると、入賞信号出力手段33によって入力信号が出力される。待機映像表示手段51は、入賞信号出力手段33が出力する入力信号によって待機映像禁止フラグをオンするとともに、このオンした待機映像禁止フラグを解除する時間を計測するための待機映像タイマ(図示せず)をセットする。待機映像表示手段51は、待機映像タイマが計時する時間(計時時間)と、待機映像用メモリ53に予め格納されている所定時間とを比較し、計時時間が所定時間を超えたときに、待機映像禁止フラグを解除し、液晶パネル28aに待機映像を表示させる。なお、待機映像としては、そのパチンコ機1のデモンストレーションの映像をはじめ、広告用の映像等の任意の映像とすることができ、また動画に限らず静止画であってもよいものとする。待機映像表示手段51は、待機映像の表示を開始した後は、遊技者が遊技を開始して上述のように始動チャッカー45に遊技球が入賞したことを契機に、待機映像禁止フラグをオンし、待機映像の表示を終了するとともに、待機映像タイマによる計時を開始する。
本実施の形態では、上述の待機映像に、そのパチンコ機1に関する基本情報の表示画面を含ませるようにしている。ここで、基本情報としては、例えば、そのパチンコ機1の基本スペック(賞球数、大当り確立(低確率時及び高確率時)、確変タイプ、リミッターなど)や、そのパチンコ機1の特徴や遊技方法などについての情報がある。これらの基本情報を、待機映像表示手段51によって液晶パネル28aに、待機映像の領域全体として、又はその一部として表示させるのである。ここで、基本情報の表示は、待機映像を表示している期間全体であっても、またその一部の期間であってもよい。なお、本実施の形態では、待機映像表示手段51は、パチンコ機1の電源のオン時においても、液晶パネル28a上に、待機映像を表示し、少なくともその待機映像の一部に、パチンコ機1の基本情報を含ませるようにしている。
大当たり映像表示手段52は、大当たり遊技の実行中に、上述の図柄表示装置28の液晶パネル28aに大当たり映像を表示するものである。すなわち、上述のアタッカー(大入賞口)の開閉に関する抽選を行って、この抽選の結果が当選状態となり、かつ大当たりを得るための図柄が大当たりラインに一列に並ぶと、大当たり遊技が開始される。大当たり映像表示手段52は、大当たり遊技の開始を契機として、液晶パネル28aに大当たり映像を表示させる。なお、大当たり映像としては、そのパチンコ機1のデモンストレーションの映像をはじめ、広告用の映像等の任意の映像とすることができ、また動画に限らず静止画であってもよいものとする。大当たり映像表示手段52は、大当たり遊技中は連続して大当たり映像を表示し、大当たり遊技の終了に対応して、大当たり映像の表示を終了する。
本実施の形態では、上述の大当たり映像に、そのパチンコ機1に関する基本情報の表示画面を含ませるようにしている。ここで、基本情報としては、例えば、上述の待機映像と同様に、そのパチンコ機1の基本スペック(賞球数、大当り確立(低確率時及び高確率時)、確変タイプ、リミッターなど)や、そのパチンコ機1の特徴や遊技方法などについての情報がある。これらの基本情報を、大当たり映像表示手段52によって液晶パネル28aに、大当たり映像の全体として、又はその一部として表示させるのである。
またサブ基板31は、演出制御手段34を有しており、サブ基板31には、放音装置8及び演出用照明装置23が接続されるとともに、液晶制御基板35を介して液晶パネル28aが接続されている。このサブ基板31は、主基板30中の上述のマイクロプロセッサから供給される演出制御信号に従って、実装された電気回路からなる上述の演出制御手段34が、放音装置8及び演出用照明装置23を適時駆動し、また液晶制御基板35を介して液晶パネル28aを適時駆動して、遊技者の視覚及び聴覚に訴える演出表示を行う。また、演出制御手段34は、主基板30中の上述のマイクロプロセッサの待機映像表示手段51、大当たり映像表示手段52からの制御信号に従って、液晶制御基板35を介して液晶パネル28aを適時駆動して、上述の待機映像や大当たり映像においてパチンコ機1の基本情報を表示するようにしている。
放音装置8、演出用照明装置23、及び液晶パネル28aは、上述したように演出制御手段34による制御に応答して、通常時の演出や大当り時における特別な演出を、音や光及び画像表示等によって行う。
ここで演出制御手段34は、より詳細には、図柄表示装置28を制御して種々の遊技状況に応じた図柄を表示させる手段であり、所定条件の成立を契機として、いわゆるスーパーリーチの発生が確定するリーチ予告を図柄表示装置28の表示領域に表示する。ここで、上述の「所定条件の成立」とは、入賞信号出力手段33からの入賞信号を大当たり抽選手段38が受けこれに基づく抽選を行った結果出力された変動パターンコマンドとリーチ予告コマンドとを演出制御手段34が受け取った状況の成立を意味する。
ついで、本パチンコ機1全体による作用について説明する。すなわち、本パチンコ機1に対して着座した遊技者が発射ハンドル9を握り、適宜の角度に回動操作すると、発射装置(図示せず)の作動によって遊技球が所定の時間間隔で遊技領域7aに向けて連続的に発射される。すると、遊技領域7aに放出された多数の遊技球は、始動チャッカー45等に入賞し、あるいはこれらに関与せず転動落下して遊技領域最下部のアウト口(図示せず)から遊技盤7背面側に排出される。
そして、始動チャッカー45に入賞した場合、入賞判定手段32がこの入賞を判定し、かつ入賞信号出力手段33が入賞信号を出力する。この際、保留手段37は、保留球Hが0<H<5であるか否かを常時判定しており、0<H<5を満たすと判定したときには、保留している変動パターンコマンドを順次、演出制御手段34に送信し、図柄変動禁止フラグをオンするとともに、図柄変動タイマをセットし、変動パターンコマンドの送信に応じて保留球数を1デクリメントする。また保留手段37は、保留球の消費に応じて保留球数HがH<4となった場合、大当たり抽選手段38で行われる始動チャッカー45への入賞に応じた大当たり抽選の結果を保留球として記憶し、保留球数を1インクリメントする。
一方、保留手段37による上述の処理と並行して、主基板30では、以下のような処理が進行している。すなわち、保留手段37は、前回の変動パターンコマンド送信時にセットされた図柄変動タイマが解除されたか否か(つまり、次の図柄変動を許可できるか否か)を判定し、その結果、解除されていれば、大当たり抽選手段38が、入賞信号出力手段33からの入賞信号に応答して、抽選用メモリ39の当たり判定テーブルから当たり当選乱数値を読み込み、この当たり当選乱数値と、入力した上述の入賞信号に対応する乱数値とに基づいて大当たり抽選を行う。
そして、大当たり抽選手段38は、大当たり抽選で当選した場合、当たりフラグをオンし、さらに演出抽選手段41及び演出抽選決定手段42が、演出用メモリ43に格納された演出乱数値に基づく抽選で、大当たりの種別、つまり確変当たり又は通常当たりに対応する変動パターンを決定する。
これにより、図柄表示装置28に表示される当たり図柄がセットされ、演出抽選決定手段42は、その旨の変動パターンコマンドを出力し、演出決定手段40が、この変動パターンコマンドに基づく演出表示が終了するまでは次の変動パターンコマンドを送信しないようにするために図柄変動禁止フラグをオンし、このオンした図柄変動禁止フラグを解除する時間を計測するための図柄変動タイマをセットする。そして、保留手段37は、変動パターンコマンドの送信に応じて保留球数を1デクリメントする。
一方、大当たり抽選で外れた場合には、演出用メモリ43に格納された演出乱数値に基づく抽選で、外れに対応する図柄が、変動の結果、最終的に揃う変動パターンを決定し、その旨の変動パターンコマンドを出力する。これにより、図柄表示装置28に表示される外れ図柄がセットされ、演出決定手段40は、その旨の変動パターンコマンドを演出抽選決定手段42から出力するとともに、図柄変動禁止フラグをオンし、図柄変動タイマをセットし、変動パターンコマンドの送信に応じて保留球数を1デクリメントする。
上述のように演出抽選決定手段42から確変当たり、通常当たり又は外れに対応する変動パターンコマンドが出力され、保留手段37を介して演出制御手段34が当該変動パターンコマンドを受け取った際、演出制御手段34は、液晶制御基板35を介して液晶パネル28aを駆動し、確変当たりに対応する「111」等の図柄がその変動の結果、大当たり有効ライン上で最終的に揃う変動パターンを演出表示させ、又は通常当たりに対応する「222」等の図柄がその変動の結果、大当たり有効ライン上で最終的に揃う変動パターンを演出表示する。あるいは、演出制御手段34は、外れに対応する「252」等の図柄がその変動の結果、大当たり有効ライン上で最終的に揃う変動パターンを演出表示する。
つづいて、図4のフローチャートを参照して、上述のパチンコ機1における、基本情報を含んだ待機映像の表示の流れについて説明する。なお、フローチャート中のS1,S2……は、手順(ステップ)の番号を示すものとする。
パチンコ機1の電源がオンされると(S1)、待機映像表示手段51は、液晶パネル28aに待機映像を表示する(S2)。この待機映像には、上述した、パチンコ機1についての基本情報の表示画面が含まれている。ここで、遊技者が遊技を開始する。遊技盤7の遊技領域7aには、次々と遊技球が打ち出される。待機映像表示手段51は、始動チャッカー45に入球があるまで(S3のNO)、液晶パネル28aに待機映像の表示を続ける。待機映像表示手段51は、始動チャッカー45に入球があった場合には(S3のYES)、待機映像の表示を終了し、待機映像タイマによる計時を開始する(S4)。待機映像タイマによる計時開始後、所定時間が経過する前に(S5のNO)、始動チャッカー45に入球があった場合(S6のYES)、S4に戻り、待機映像を表示することなく、待機映像タイマをリセットして計時を開始する。待機映像タイマの計時開始後、所定時間が経過しても始動チャッカー45に入球がない場合で(S5のYES)、電源オフでない場合(S7のYES)には、上述のS2に戻って待機映像を表示する(S2)。一方、電源オフの場合(S7)は、動作を終了する。
つづいて、図5のフローチャートを参照して、上述のパチンコ機1における、基本情報を含んだ大当たり映像の表示の流れについて説明する。
パチンコ機1の電源がオンされると(S11)、始動チャッカー45に遊技球が入球したことに基づき、図柄が特定図柄の組合せで揃った際に大当たり遊技を実行する(S12のYES)。この大当たり遊技の実行を契機に、大当たり映像表示手段52は、液晶パネル28a上に大当たり映像の表示を開始する(S13)。この大当たり映像には、上述した、パチンコ機1についての基本情報の表示画面が含まれている。そして、大当たり遊技が終了した時点で(S14のYES)、大当たり映像の表示を終了する。これらの一連の動作は、電源がオフされる(S16)まで、繰り返される。
以上説明したように、本発明においては、上述のように、パチンコ機1の電源がオンされてから始動チャッカー45に入球があるまでの間や、始動チャッカー45に所定時間以上、入球がない場合に、待機映像表示手段51によって液晶パネル28a上に待機映像を表示し、この待機映像に、そのパチンコ機1に関する基本情報の表示画面を含ませるようにしている。また、大当たり遊技の実行中に、大当たり映像表示手段52によって液晶パネル28a上に大当たり映像を表示し、この大当たり映像に、そのパチンコ機1に関する基本情報の表示画面を含ませるようにしている。これにより、遊技者に、そのパチンコ機1の基本情報、例えば、基本スペック(賞球数、大当り確立(低確率時及び高確率時)、確変タイプ、リミッターなど)や、その遊技機の特徴や遊技方法などを有効に知らせることができる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて説明したが、本発明の遊技機は、上述の実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、上述の実施形態の構成から種々の修正及び変更を施した遊技機も、本発明の範囲に含まれる。
1…遊技機(パチンコ機)
2…遊技機本体(筐体)
3…遊技機本体(前扉)
7…遊技盤
7a…遊技領域
28…図柄表示装置(図柄表示手段)
28a…液晶パネル
45…始動入賞口(始動チャッカー)
51…待機映像表示手段
52…大当たり映像表示手段
2…遊技機本体(筐体)
3…遊技機本体(前扉)
7…遊技盤
7a…遊技領域
28…図柄表示装置(図柄表示手段)
28a…液晶パネル
45…始動入賞口(始動チャッカー)
51…待機映像表示手段
52…大当たり映像表示手段
Claims (2)
- 始動入賞口と、前記始動入賞口に遊技球が入球したことに基づき図柄を変動表示する図柄表示装置とを備え、前記図柄が特定図柄の組合せで揃った際に大当たり遊技を実行する遊技機において、
前記始動入賞口に所定時間以上、遊技球が入球しなかった際に、前記始動入賞口に遊技球が入球するまで、前記図柄表示装置に待機映像を表示する待機映像表示手段を備え、
前記待機映像に前記遊技機に関する基本情報の表示画面を含ませた、
ことを特徴とする遊技機。 - 始動入賞口と、前記始動入賞口に遊技球が入球したことに基づき図柄を変動表示する図柄表示装置とを備え、前記図柄が特定図柄の組合せで揃った際に大当たり遊技を実行する遊技機において、
前記大当たり遊技の実行中に、前記図柄表示装置に大当たり映像を表示する大当たり映像表示手段を備え、
前記大当たり映像に前記遊技機に関する基本情報の表示画面を含ませた、
ことを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005118475A JP2006296472A (ja) | 2005-04-15 | 2005-04-15 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005118475A JP2006296472A (ja) | 2005-04-15 | 2005-04-15 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006296472A true JP2006296472A (ja) | 2006-11-02 |
Family
ID=37465318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005118475A Withdrawn JP2006296472A (ja) | 2005-04-15 | 2005-04-15 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006296472A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019058515A (ja) * | 2017-09-27 | 2019-04-18 | 株式会社ソフイア | 遊技機 |
-
2005
- 2005-04-15 JP JP2005118475A patent/JP2006296472A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019058515A (ja) * | 2017-09-27 | 2019-04-18 | 株式会社ソフイア | 遊技機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004008454A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2006289009A (ja) | 遊技機 | |
JP5759131B2 (ja) | パチンコ機 | |
WO1996032171A1 (fr) | Machine de jeu | |
JP2014128397A (ja) | 遊技機 | |
JP2021133174A (ja) | 遊技機 | |
JP2004049381A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2010088511A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2007268188A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2007260084A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP5636069B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2006000499A (ja) | 遊技機 | |
JP2006296584A (ja) | 遊技機 | |
JP2009195520A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2010063792A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2007111264A (ja) | 遊技島設備 | |
JP2004024557A (ja) | 遊技機 | |
JP2006296472A (ja) | 遊技機 | |
JP2009195519A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2006055225A (ja) | 遊技機 | |
JP5356836B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2000210420A (ja) | 遊技機 | |
JP2005349112A (ja) | 遊技機 | |
JP2006000498A (ja) | 遊技機 | |
JP2017140513A (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20070627 |
|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080701 |