JP2006296392A - ねずみ捕り紙と仕掛箱の組み合わせ。 - Google Patents

Abstract

【課題】 ねずみ捕り紙と仕掛箱を組み合わせた、ねずみ捕獲器として提供する。
【解決手段】 ねずみ捕り紙の一部を天蓋として仕掛箱の上辺の縁にかけ、ねずみが天蓋の中蓋を踏むことにより、中蓋の屈折部が伸びて縁に架かっている天蓋を外し、それに伴い、忽ちねずみを落下させて底辺に広がる接着剤に付着させて捕獲するという、ねずみ捕り紙と仕掛箱を組み合わせることを特徴とする。
【選択図】 図 １

Description

本発明は、ねずみ捕り紙と仕掛箱の組み合わせに関するものである。

従来、ねずみ捕獲器には、金網籠形と、接着剤塗布紙形、があった。

従来のものは、次のような問題点があった。
即ち、金網籠形、接着剤塗布形はねずみの学習能力により効果が薄れ捕獲が困難になっている。
発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。

解決手段

ねずみ捕り紙と仕掛箱を組み合わせることを特徴とする。

発明の効果

（イ） 接着剤塗布面が露呈していないため、ねずみに気づかれない。
（ロ） 仕掛けにかかったねずみは、接着剤で忽ち身動きできなくなる。
（ハ） 接着剤塗布面が露出していないため、誤って他のものに触れる心配がない。
（ニ） 死体を露呈しないため、周囲に不快感を与えない。
（ホ） セットが容易である。
（ヘ） 捕獲後の取り出しが簡単で、ポイ捨てができる。

以下、本発明の実施の形態について説明する。
請求項１のねずみ捕り紙の実施の形態。
（イ）ねずみ捕り紙を、接着剤塗布面（１）と無地面（２）に分け、接着剤塗布面（１）に中折線（３Ａ、３Ｂ、３Ｃ）をいれて底面（４）と両側面（５）に区分けする。
（ロ）無地面（２）に中折れ線（３Ｄ）をいれて側面（６）と天蓋（７Ａ）に分ける。
（ハ）天蓋（７Ａ）に二本の切り込み（８）をいれて中蓋（９Ａ）とする。
（ニ）中蓋（９Ａ）中央部に中折線（３Ｅ）をいれて屈折可能にする。
以上を特徴とするねずみ捕り紙。

請求項２の仕掛箱の実施の形態。
（イ）仕掛箱の一方辺を、上辺部（１０）と下辺部（１１）とに分けてバネ蝶番（１４）にてつなぐ。
（ロ）上辺部（１０）縁をねずみ捕り紙の天蓋架かり縁（１２）とする。
（ハ）上辺部（１０）中央部に突出部をもうけて中蓋架かり縁（１３）とする。
（ニ）高さを請求項１記載のねずみ捕り紙の接着剤塗布面と側面（５）片側と無地面の側面（６）の幅を高さとし、天蓋（７Ａ）を架けるに足る広さの体積をもつものとする。
以上を特徴とする請求項１に記載するねずみ捕り紙用仕掛箱。

請求項３の仕掛箱の実施の形態。
セットの仕方
（イ）接着剤塗布面（１）の中折線（３Ａ、３Ｂ）を折り曲げて底面（５）と両側面（４）とする。
（ロ）無地面（２）の中折線（３Ｄ）を折り曲げて側面（６）と天蓋（７）とする。
（ハ）天蓋（７Ａ）の縁を天蓋架かり縁（１２）に架け、中蓋（９Ａ）の中折線（３Ｅ）を屈折させて縁を中蓋架かり縁（１３）に架ける。
ねずみが屈折した中蓋（９Ａ）を踏めば中蓋（９Ａ）の屈折部が伸びて、仕掛箱の上辺部（１０）を押し、天蓋架かり縁（１２）に架かっていた天蓋（７Ａ）が崩れ、同時にねずみも落下して接着剤塗布面（１）に付着して捕獲されるというものである。
（ニ）請求項３記載の仕掛箱の場合は、天蓋（７Ｂ）、中蓋（９Ｂ）は前記同様に縁（１２）（１３）に架けるが、接着剤塗布紙は一般的接着剤塗布紙を使用する。

本発明、請求項１記載のねずみ捕り紙を、セット状態に折り曲げた全体斜視図 本発明、請求項１記載のねずみ捕り紙の、展開図 本発明、請求項２記載の仕掛け箱の斜視図 本発明、請求項３記載の仕掛け箱の斜視図

符号の説明

１ 接着剤塗布面
２ 無地面
３Ａ・Ｂ・Ｃ・Ｄ・Ｅ 中折線
４ 底面
５ 側面
６ 側面
７Ａ・Ｂ 天蓋
８ 切り込み
９Ａ・Ｂ 中蓋
１０ 上辺部
１１ 下辺部
１２ 天蓋架かり縁
１３ 中蓋架かり縁
１４ バネ蝶番
１５ 底蓋止め

Claims (3)

1. ねずみ捕り紙と、仕掛箱との組み合わせからなり、ねずみ捕り紙を、接着剤塗布面と無地面に分け、接着剤塗布面に底辺と両側面を、無地面に側面と天蓋を、尚、天蓋に中蓋をもうけることを特徴とするねずみ捕り紙。
2. 仕掛箱の一方辺を上辺部と下辺部とに分けてバネ蝶番にてつなぎ、上辺部縁をねずみ捕り紙の天蓋乗せ縁とし、尚、上辺中央部に滑り止めをもうけて中蓋を乗せる縁とする仕掛箱で、請求項１記載のねずみ捕り紙と組み合わせることを特徴とする。
3. 請求項２記載の仕掛箱に、請求項１記載のねずみ捕り紙の天蓋部と同じ形の天蓋を一体成形した仕掛箱。

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