JP2006296312A - ケーブル鳥害防止装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】支持線に対する防鳥用細線のホルダーの組付けが簡単な、ケーブルの鳥害防止装置を提供する。
【解決手段】 ケーブル3を支持した支持線1に所定間隔を存してホルダー4を取付け、該ホルダー4に防鳥用の細線5を張架して前記支持線1に鳥類の留まりを防ぐようにする。そして、ホルダー4を、主体杆8の一端に前記細線5を係止する起立杆6を立設して構成する。また、主体杆8を金属製撚線より成る前記支持線1の螺旋溝に適合する螺旋状にする。
【選択図】図1
【解決手段】 ケーブル3を支持した支持線1に所定間隔を存してホルダー4を取付け、該ホルダー4に防鳥用の細線5を張架して前記支持線1に鳥類の留まりを防ぐようにする。そして、ホルダー4を、主体杆8の一端に前記細線5を係止する起立杆6を立設して構成する。また、主体杆8を金属製撚線より成る前記支持線1の螺旋溝に適合する螺旋状にする。
【選択図】図1
Description
本発明は、電柱間に張架したケーブルを鳥類の糞の付着から防ぐために用いているケーブル鳥害防止装置に関するものである。
ケーブルを支持した支持線に(ケーブルと支持線間には鳥類が留まれるほどの空間はない)、所定間隔を存してホルダーを取付け、該ホルダーに防鳥用の細線(鳥が留まることのできない程度の、耐候性素材より成る細線)を張架して前記支持線に鳥類の留まりを防ぐようにしたケーブル鳥害防止装置は公知でである(例えば、特許文献1)。
前記鳥害防止装置に用いているホルダーは、支持線を介して相対するホルダー主体と挟持片を、ボルトにナットを螺合して互いに締め付けて、支持線に一定間隔を存して当該ホルダーを配するようにしており、ホルダー主体と挟持片およびボルトの、いわば3部材を高所において支持線に組付けなければならず、部材点数の多さから落下させるおそれがあり、構造物に組付け作業の煩雑さは否定できない。
本発明は、斯様な従来例の欠点を除去し、支持線に対する、防鳥用細線のホルダーの組付けが簡単な、ケーブルの鳥害防止装置を提供すべく創案したものである。
ケーブルを支持した支持線に所定間隔を存してホルダーを取付け、該ホルダーに防鳥用の細線を張架して前記支持線に鳥類の留まりを防ぐようにしたケーブルの鳥害防止装置において、前記ホルダーを、主体杆の一端に前記細線を係止する起立杆を立設して構成し、しかも、前記主体杆を金属製撚線より成る前記支持線の螺旋溝に係合する螺旋状とした構成にしたものである。
本発明によれば、撚線より成る支持線の螺旋溝に主体枠を係合させつつ回動させるだけで支持線に組付けられ、しかも、単一な部材で成るから組付け作業時における手元からの落下を確実に回避することができ、また、従来のようにねじの緩み等による構造的原因で支持線からホルダーが容易に離脱することのないケーブル鳥害防止装置を提供できる。
図面は本発明に係るケーブル鳥害防止装置の一実施例を示し、図1は正面図、図2は図1の一部拡大図、図3はホルダーの拡大側面図である。
実施例のケーブル鳥害防止装置は、電柱間に張架した、撚線(金属製)より成る支持線1に、該支持線1に沿って螺旋状の支持具2を組付け、該支持具2にケーブル3を受支させて、ケーブル3を支持具2を介して支持線1に支持させ、支持線1には適宜の間隔を存してホルダー4を取付け、該ホルダー4間に、鳥が留まることのできない細線(ピアノ線など)5を張架して前記支持線1に鳥が留まるのを阻止し、ケーブル3の、鳥類の糞の付着を防止するようにしたものである。
この鳥害防止装置に用いる前記ホルダー4は、金属杆を屈曲形成して構成したもので、主体杆8の一端に起立杆6を直角方向に屈曲して成り、起立杆6の先端を螺旋状に屈曲して係止部7を設けると共に、前記主体杆8を、前記支持線1の(撚線で成ることにより形成される)螺旋溝1aに適合する螺旋状にして構成したものである。
このホルダー4は、支持具2を介してケーブル3を支持した前記支持線2の適所に、主体杆8の螺旋形を当該支持線2の螺旋溝1aに係合させつつ、回動させて巻き付けるようにして組付け(この場合、主体杆8の螺旋形のピッチ幅と支持線2の螺旋溝1aのピッチ幅は、螺旋形と螺旋溝が厳密な意味で一致して適合する関係である必要はなく、多少ずれても主体杆8が支持線2に接して両者が互いに係止する、すなわち主体杆8が支持線2を中心に回動しない関係であれば良い)、起立杆6が支持線1上に立設するように配し、起立杆6の係止部7の螺旋形を利用して前記細線5を起立杆6に係止、引留め、起立杆6間に張架して、支持線2の直上に細線を配するように用いるのである。
因みに、細線5は係止部7の杆体に巻き付けることにより該係止部7により確実に係止されるが、いずれにしても螺旋形を挿通させるから、係止部7から離脱することはない。
この張架状態において、細線5と支持線2との間には支持線2に鳥類が留まることができない間隙aが形成される。
なお、実施例のホルダー4は、硬鋼線をポリエチレン樹脂を粉体塗装して被覆した杆体で構成するものであるが、耐候性有るものであれば実施例以外の金属杆や樹脂杆で構成しても不都合はない。
また、起立杆6に設けた係止部7は実施例の形態に限る必要がないことは勿論であるが、少くも、当該係止部から防鳥用の細線5が容易に離脱することのない形態にすべきである。
主体杆8と起立杆6はほぼ直交方向に配してあるが、主体杆8に対する起立杆6の立ち上り角度は自由に選択して良い。
1 支持線
3 ケーブル
4 ホルダー
5 細線
6 起立杆
3 ケーブル
4 ホルダー
5 細線
6 起立杆
Claims (1)
- ケーブルを支持した支持線に所定間隔を存してホルダーを取付け、該ホルダーに防鳥用の細線を張架して前記支持線に鳥類の留まりを防ぐようにしたケーブルの鳥害防止装置において、前記ホルダーを、主体杆の一端に前記細線を係止する起立杆を立設して構成し、しかも、前記主体杆を金属製撚線より成る前記支持線の螺旋溝に係合する螺旋状とした、ケーブルの鳥害防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005123674A JP2006296312A (ja) | 2005-04-21 | 2005-04-21 | ケーブル鳥害防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005123674A JP2006296312A (ja) | 2005-04-21 | 2005-04-21 | ケーブル鳥害防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006296312A true JP2006296312A (ja) | 2006-11-02 |
Family
ID=37465178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005123674A Pending JP2006296312A (ja) | 2005-04-21 | 2005-04-21 | ケーブル鳥害防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006296312A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5203535B1 (ja) * | 2012-10-19 | 2013-06-05 | 東神電気株式会社 | 鳥害防止用テグス取付バインド |
CN108538471A (zh) * | 2018-05-03 | 2018-09-14 | 安徽宝鑫机电设备工程有限公司 | 一种防鸟啄且抗压抗拉伸的电缆 |
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-
2005
- 2005-04-21 JP JP2005123674A patent/JP2006296312A/ja active Pending
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