JP2006295758A - 画像処理システム,画像処理装置,プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 原画像情報をその一部である第1部分画像情報と,残り部分である第2部分画像情報とに分割する。前記第1部分画像情報はバーコード,QRコードなどのコード画像情報に変換してFAX送信部5よりFAX送信する。前記第2部分画像情報はネットワークNを介して通信部3より送信する。
【選択図】図1
Description
ところが,前記原画像情報を前記ネットワーク経由により送受信する場合には,送受信過程におけるセキュリティーが問題になる。つまり,前記ネットワークにおいて前記原画像情報が漏洩して傍受されてしまう可能性があり,前記原画像情報の機密性を保つのが困難である。そこで,従来は前記原画像情報に対するパスワードを設定したり,暗号化する等によりセキュリティーの向上が図られていた。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,前記原画像情報の送受信過程におけるセキュリティーを保つことが可能な画像処理システム,該画像処理システムで用いられる(第1,第2の)画像処理装置及びコンピュータに前記(第1,第2の)画像処理装置としての処理を実行させるプログラムを提供することにある。
本発明によれば,後述のように,コード化された前記一部の原画像情報を,漏洩の可能性のない伝送方法により前記第2の画像処理装置に伝送することが可能である。即ち,漏洩の可能性のある前記信号伝送媒体を通じて送受信されるのは,前記原画像情報のうちの一部が分別された残り部分のみであると考えられる。従って,たとえ漏洩があり,前記原画像情報が読み取られたとしても,それは前記一部の欠落した解読価値のない情報であり,これにより送受信過程におけるセキュリティーが保たれる。
コード化された一部の伝送には,コード画像情報を用紙に印字出力し,その用紙を第2の画像処理装置の備えるスキャナにより読み取らせる方法,前記コード画像情報を電話回線によりFAX送信することなどが考えられる。用紙に印字出力する場合は,極めて情報漏洩の可能性が低いと考えられる。また,電話回線を用いたFAX送信の場合も,前記イーサーネット,無線LAN等の信号伝送媒体に比較すると格段にセキュリティー性が高く,やはり情報漏洩の可能性は低いと考えられる(本発明の定義するところのFAX送信とは,通信先の筐体に電話回線等を通じて発呼をかけた上で情報信号を送信する形態のことを指す。前記イーサーネット,無線LAN等が用いられた,いわゆるネットワークFAX送信は本発明のFAX送信の定義には含まないものとする)。
前記第1の画像処理装置が画像読取部(スキャナ)を有していることが代表的な実施形態であると考えられる。つまり,スキャナで読み取られた原画像情報を前記スキャナとネットワークを介して接続されている第2の画像処理装置(PC等と考えられる)に送信する場合である。一方,前記第1の画像処理装置がインターネットとローカルネットワークと間に配置された信号の中継装置であり,インターネットから取得された原画像情報に前記第1の画像処理装置で加工処理を施した上で,前記ローカルネットワークにおける前記第2の画像処理装置に配信する場合も考えられる。
前記特徴画像としては,前記原画像情報の送信先,送信元に関する画像が考えられる。送信先,送信元の記載部分は前記原画像情報にとって重要である場合が多く,この部分を欠損としておくことにより,残り部分の漏洩による実質的な被害を押さえることが可能である。また,前記一部を分別する画素領域をその都度ユーザが設定するものであってもよい。
ところで,通常前記原画像情報は画素毎にRGBK(もしくはCMYK)等の複数の原色に対する濃度情報各々が割り当てられたものである。そこで,複数の前記濃度情報のうちの一部を,例えばRGBKの場合にはRに対する前記濃度情報のみを前記原画像情報の一部として分別する例も考えられる。この場合も,RGBKの何れを一部とするか等の設定をユーザが行うものであっても良い。
尚,前記原画像情報の分別の際に管理情報(分別の内容を表す情報)を生成し,前記第2の画像処理装置による前記原画像情報の合成の際には,前記管理情報を参照しつつ行うことも考えられる。
尚,本発明は上述の画像処理システムで用いられる(第1,第2の)画像処理装置及びコンピュータに前記(第1,第2の)画像処理装置としての処理を実行させるプログラムとして捉えたものであってもよい。
ここに,図1は本発明の実施形態に係る画像処理システムの概略構成図,図2は本発明の実施形態に係る画像処理システムの有する第1の画像処理装置により実行される画像送信処理の手順を示すフローチャート,図3は本発明の実施形態に係る画像処理システムの有する第2の画像処理装置により実行される画像受信合成処理の手順を示すフローチャートである。
図1に示されるように,本発明の実施形態に係る画像処理システムAは,後述のように原稿から原画像情報を取得する画像読み取り部7(画像取得手段の一例),読み取られた前記原画像情報を送信する機能を有する通信部3等を備えた複合機X1(第1の画像処理装置の一例),後述の管理情報(所定のデータの一例)に基づいて前記複合機X1より送信された前記原画像情報を受信して生成する受信部11を有するパーソナルコンピュータY1(第2の画像処理装置の一例)等を有して概略構成される。前記複合機X1と前記パーソナルコンピュータY1とはイーサーネットN(信号伝送媒体の一例)及び電話回線Tを介して接続されている。
以下,前記複合機X1と前記パーソナルコンピュータY1とに分けて各々詳述する。
前記制御部1は演算機能を有しており,当該複合機X1の統括的な制御を行うものである。前記操作部2は当該複合機X1の外面に設けられた操作パネルであり,ユーザは前記操作部2を介して様々な操作入力を行うことが可能である。前記通信部3は前記ネットワークを介して外部に各種データを転送するインターフェースである。前記記憶部4はRAM等からなる前記制御部1の作業領域である。前記FAX送信部5は,前記電話回線Tを通じて送信先の筐体(この場合は前記パーソナルコンピュータY1)に発呼をかけた上で情報信号を送信する,FAX送信のインターフェースである。前記表示部6は当該複合機X1の外面に設けられた液晶ディスプレイである。前記画像読み取り部7はスキャナであり,原稿から原画像情報が読み取られる。前記画像形成部8は,例えば画像読み取り部7により読み取られる等して得られた原画像情報に基づいて印刷用紙に画像形成を行うものである。前記画像メモリ9は前記原画像情報等の記憶領域である。前記制御プログラム10はROM等の不揮発性の記憶部であり,前記制御部1により実行される制御プログラムが記憶されている。
図2は本発明の実施形態に係る複合機X1により実行される画像送信処理の手順を示すフローチャートである。以下,図2を参照しつつ,前記原画像情報の分別処理及び送信処理について詳述する。尚,図2に示されるフローチャートにおけるS1,S2…は処理の番号(ステップ)を示しており,前記操作部2より所定の画像読取分別送信要求の入力操作がなされた場合などに,ステップS1の処理から前記制御部1により実行される。
ステップS1に続くステップS2では,前記制御部1は,前記画像読取分割送信要求の入力操作に基づいて前記画像読み取り部7を制御し,不図示の原稿載置台に載置されている原稿の原画像情報を読み取らせる。尚,前記画像読み取り部7が画像取得手段の一例である。
ステップS2に続くステップS3では,前記制御部1は,ステップS2において読み取られた前記原画像情報を一旦作業領域である前記記憶部4に記録する。
ステップS3に続くステップS4(画像分別工程の一例)では,前記制御部1(画像分別手段の一例)は,前記記憶部4に予め記憶されている以下のような内容の分別情報に基づいて,前記原画像情報をその一部である第1部分画像情報と,その残り部分である第2部分画像情報とに分別する。
前記記憶部4に記憶されている分別のルールは,以下のようなものである。即ち,前記制御部1(画像分別手段の一例)は前記原画像情報をその画素領域により,前記第1部分画像情報と前記第2部分画像情報とに分別し,より詳しくは,前記原画像情報のうちの,特徴部分の画像が含まれる画素領域を前記第1部分画像情報とするルールである。
前記特徴部分の画像としては様々なものが考えられる。例えば,画像情報にはその宛先情報(前記パーソナルコンピュータY1のIPアドレスであったり,前記パーソナルコンピュータY1のユーザの名前であったりする)が記載されている場合がある。同様に,前記画像情報には送り元情報(複合機X1のIPアドレス等)が記載されている場合がある。これらの情報は前記画像情報の中でも重要部分であることが多く,従って前記第1部分画像情報としてこれらの情報の記載画素領域を抽出して分別するものとすれば,残り部分である前記第2部分画像情報の漏洩による機密性喪失の被害を回避できる場合が少なからずある。
また,ユーザ名を抽出する場合には,宛先,送り先として予め考えられるユーザの名前を前記複合機X1に前記操作部2を通じた操作入力により登録(前記記憶部4に記憶)しておく。前記制御部1は,前記記憶部4に記憶されている前記分別情報に従って,前記原画像情報の全画素領域に文字認識を適用し,予め登録されたユーザ名と一致する画素領域部分の抽出を行う。また,該画素領域部分を含むような所定の形の領域(長方形,楕円形等と考えられる)を前記第1部分画像情報として分別する。
以上のような前記原画像情報の分別処理がステップS4の内容の一例である。
また,所定の乱数発生プログラムにより発生された乱数に基づくパスワードを生成する。更に,前記パスワードにより前記第2部分画像情報を暗号化する。前記パスワードは何らかの方法(前記画像形成部8による印字処理,前記表示部6等)でユーザに通知する。尚,この暗号化処理は本発明において必要となるものではなく,スキップしてもよい。
このような管理情報は,前記パーソナルコンピュータY1において前記第1部分画像情報と前記第2部分画像情報とを合成する際に用いられる。
ステップS5に続くステップS6(第2画像送信工程の一例)では,前記制御部1は,前記原画像情報のうちステップS4において分別された前記第1部分画像情報以外の残り部分である前記第2部分画像情報を,前記通信部3(第2画像送信手段の一例)より前記イーサーネットN(所定の信号伝送媒体の一例)を介して前記パーソナルコンピュータY1(他装置,第2の画像処理装置の一例)に送信する。尚,送信のプロトコルとしてはftp,Eメール等が考えられる。
尚,前記管理情報はステップS6において前記第2部分画像情報に重畳させて前記イーサーネットNを介して送信するものとしても良いが,セキュリティーの観点からは,次のようにFAX送信される第1部分画像情報(コード画像情報)に重畳させる方が好ましい。
ステップS7に続くステップS8(コード画像出力工程)では,前記制御部1(コード画像出力手段の一例)は,コード化されたコード画像情報を前記FAX送信部5より前記電話回線Tを介して送信(出力の一例)する。より詳しくは,ステップS1において設定された送信先(前記パーソナルコンピュータY1)に発呼をかけ,該送信先の応答に応じて前記コード画像情報を送信する。このようなFAX送信は,外部から傍受される可能性が非常に低く,このため原画像情報における重要部分である前記第1部分画像情報の漏洩を防止できる。
ステップS8に続くステップS9では,前記制御部1は,前記記憶部4に記憶されている前記原画像情報を消去する。
前記パーソナルコンピュータY1は,以下のように,前記第1部分画像情報を,前記FAX受信部12から受信し,更に前記原画像情報の残り部分である第2部分画像情報を前記受信部11から受信する機能及び前記第1部分画像情報と前記第2部分画像情報とを合成して元の原画像情報に復元する機能を有する。
図3は,本発明の実施形態に係るパーソナルコンピュータY1により実行される,画像受信及び合成処理の手順を示すフローチャートである。以下,図3を参照しつつ,前記画像情報の受信処理及び合成処理について詳述する。尚,図3に示されるフローチャートにおけるS101,S102…は処理の番号(ステップ)を示しており,接続された不図示のキーボード等から所定の画像受信合成要求の入力操作がなされた場合等に,ステップS101の処理から前記CPU13により実行される。尚,前記画像受信合成要求には,前記複合機X1で行われるステップS5で通知されるパスワードの入力も含まれる。
ステップS102では,前記CPU13は,前記入力操作の内容に基づいて前記画像受信合成要求の対象となっている(原)画像情報を判別する。
この判別は,種々の方法で実行可能である。例えば,前記複合機X1が前記原画像情報の分別処理を行う(S4)際に,分別の対象となる前記原画像情報毎に識別番号を生成する。また,該識別番号を前記表示部6から表示する,若しくは前記画像形成部8から印字する等して前記パーソナルコンピュータY1の操作に通知する。そこで,前記画像受信合成要求の入力操作の一部に,前記複合機X1により生成された前記識別番号の入力操作が含まれるもとすると,前記CPU13は入力操作から読み取られた前記識別番号に基づいて,前記画像受信合成要求の対象となっている原画像情報を判別することが可能である。尚,前記識別番号を前記第2部分画像情報に重畳して前記複合機X1が前記パーソナルコンピュータY1に送信し,前記パーソナルコンピュータY1がステップS101で受信した前記第2部分画像情報から前記識別番号を読み取るような場合も考えられる。
前記第1部分画像情報(コード化画像)を前記FAX受信部12から受信することが前記パーソナルコンピュータY1に予め設定されている場合には,ステップS102に続くステップS103(コード画像取得工程)で,前記CPU13は前記FAX受信部12より前記コード化画像情報が受信されたか否かを判別する。受信されていないと判別されている間は(S103のNO)当該ステップにおける処理を繰り返し,例えば不図示のディスプレイより所定の待機表示等を行う一方,受信されたと判別した場合には(S103のYES)ステップS104に進む。
ステップS105(第1部分画像情報復元工程の一例)では,前記CPU13(管理情報取得手段,第1部分画像情報復元手段の一例)は,前記画像受信合成要求の対象となっている原画像情報における前記コード画像情報に基づいて,前記第1部分画像情報及び前記管理情報(分別の内容を表す情報)を復元(取得の一例)する。尚,復元に用いるアルゴリズムは,前記複合機X1でコード化されたとき(ステップS7)の逆演算となるようなものを予め前記パーソナルコンピュータY1に設定登録しておくものとする。
また,前記管理情報が前記コード画像情報に重畳されておらずに前記第2部分画像情報に重畳されている場合には,前記管理情報の取得はステップS101において行うものとする。
ステップS105に続くステップS106(画像合成工程の一例)では,前記CPU13(画像合成手段の一例)は,前記画像受信合成要求の際に入力されたパスワードに基づいて前記第2部分画像情報に対する暗号化を解除し,また,前記第1部分画像情報に重畳されている前記管理情報に基づいて,前記第1部分画像情報,前記第2部分画像情報の合成処理を行い,元の前記原画像情報を復元(生成の一例)する。このような復元は,通常前記管理情報に含まれる,前記第1部分画像情報の前記第2部分画像情報における位置座標に基づいて,前記第1部分画像情報を前記第2部分画像情報に書き込むことによって実行される。
以上のように,前記複合機X1が前記原画像情報の一部をFAX送信しつつ,残り部分を前記イーサーネットNで送信するため,たとえ漏洩があり,残り部分である前記第2部分画像情報が読み取られたとしても,それは前記一部の欠落した解読価値のない画像情報であり,これにより送受信過程におけるセキュリティーが保たれる。
このような特徴部の別例として,以下のような例も考えられる。
例えば,前記原画像情報が人物の写真である場合,人物の顔は前記原画像情報における重要な情報であると考えられる。従って,顔が記載されている画素領域を第1部分画像情報として分別しても良い。尚,顔は目,鼻,口等の特徴のある要素から構成されるものであり,これらの要素は画像認識の適用により抽出が可能である。そのように抽出された目,鼻,口等の記載部分を含む画素領域を前記第1部分画像情報として分別すれば良い。
また,操作部2(領域分別設定手段の一例)を通じた操作入力により,ユーザがその都度第1部分画像情報として分別される画素領域(画像分別手段による画素領域の内容)を設定するものであっても良い。
通常前記原画像情報は,画素毎にRGBK,CMYK等の複数の原色に対する濃度情報各々が割り当てられたものである。そこで,前記記憶部4に分別情報として,例えばRに対する前記濃度情報のみを前記第1部分画像情報として(残りの色の濃度情報を第2部分画像情報として)分別するルールを記憶し,前記制御部1(画像分別手段の一例)はこのルールに従って分別処理を行うことも考えられる。
この場合も,操作部2(色分別設定手段の一例)を通じた操作入力により,RGBKの何れを第1部分画像情報として分別とするかの(色の分別の内容)設定をユーザが行うものであっても良い。
ところで,上述の実施形態のように,文字(IPアドレス等)の記載画素領域を第1部分画像情報として分別する場合,その文字部分の画素領域を文字コードに変換するものとする例も考えられる。つまり,文字認識により判別された,前記IPアドレスを文字コードに変換し,該文字コードをバーコード,QRコードなどのコード画像情報に再変換する。また,パーソナルコンピュータY1では,前記第1部分画像領域と前記第2部分画像領域との合成を,コード画像情報から復元された文字コードに基づいて,その文字を前記画像情報のうちの,前記第1部分画像領域の画素領域部分に記入することにより行う。
例えば,前記第1の画像処理装置がインターネットとローカルネットワークと間に配置された信号の中継装置であり,インターネットから取得された画像に前記中継装置で加工処理を施した上で,前記ローカルネットワークにおける第2の画像処理装置に配信する場合も考えられる。
また,第2の画像処理装置がプリンタであり,第1の画像処理装置であるパーソナルコンピュータよりFAX送信された前記第1部分画像情報と,ネットワークを通じて送信された前記第2部分画像情報とを合成しつつ印字処理を行う例も考えられる。
以上のように,パーソナルコンピュータは,第1の画像処理装置,第2の画像処理装置の両方として採用しうるものであり,その場合には前記パーソナルコンピュータに図2,図3のフローチャートを実行させるためのプログラムをインストールする必要がある。
前記第1の画像処理装置が,上述の複合機X1のように画像形成機能(図1に示される画像形成部8,コード画像出力手段の一例)を有しており,前記第2の画像処理装置がスキャナに接続されたパーソナルコンピュータである場合,バーコード,QRコードなどのコード画像情報を,前記画像形成機能により印刷用紙(所定の被記録部材)に対する画像形成により出力することが考えられる。その場合,前記原画像情報を生成する前記第2の画像処理装置では,前記スキャナを用いて前記印刷用紙より前記コード画像情報を読み取る(取得の一例)。
その他,本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて様々な変形例を採用し得る。
X1…複合機(第1の画像処理装置の一例)
Y1…パーソナルコンピュータ(第2の画像処理装置の一例)
N…イーサーネット(所定の信号伝送媒体の一例)
T…電話回線
1…制御部
2…操作部
3…通信部
4…記憶部
5…FAX送信部
6…表示部
7…画像読み取り部
8…画像形成部
9…画像メモリ
10…制御プログラム
11…受信部
12…FAX受信部
13…CPU
Claims (17)
- 所定の原画像情報を取得する画像取得手段を備えた第1の画像処理装置と,
所定のデータに基づいて前記第1の画像処理装置より取得された原画像情報を生成する第2の画像処理装置と,
を具備する画像処理システムであって,
前記第1の画像処理装置が,
前記原画像情報をその一部である第1部分画像情報とその残り部分である第2部分画像情報とに分別する画像分別手段と,
前記第1部分画像情報をコード化されたコード画像情報に変換するコード画像化手段と,
前記コード画像化手段によりコード化されたコード画像情報を出力するコード画像出力手段と,
前記第2部分画像情報を所定の信号伝送媒体を通じて前記第2の画像処理装置へ送信する第2画像送信手段と,
を具備し,
前記第2の画像処理装置が,
前記コード画像出力手段により出力された前記コード画像情報を取得するコード画像取得手段と,
前記コード画像取得手段により取得された前記コード画像情報を前記第1部分画像情報へと復元する前記第1部分画像復元手段と,
前記第1の画像処理装置から前記信号伝送媒体を通じて前記第2部分画像情報を受信する第2画像受信手段と,
前記第1部分画像情報と前記第2部分画像情報とを合成して前記原画像情報を生成する画像合成手段と,
を具備することを特徴とする画像処理システム。 - 所定の原画像情報を取得する画像取得手段を備えた画像処理装置であって,
前記原画像情報をその一部である第1部分画像情報とその残り部分である第2部分画像情報とに分別する画像分別手段と,
前記第1部分画像情報をコード化されたコード画像情報に変換するコード画像化手段と,
前記コード画像化手段によりコード化されたコード画像情報を出力するコード画像出力手段と,
前記第2部分画像情報を所定の信号伝送媒体を通じて他装置へ送信する第2画像送信手段と,
を具備してなることを特徴とする画像処理装置。 - 前記コード画像化手段が,前記第1部分画像情報をバーコード若しくはQRコードのコード画像情報に変換するものである請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記画像取得手段が,原稿から前記原画像情報を読み取る画像読取手段である請求項2又は3のいずれかに記載の画像処理装置。
- 前記コード画像出力手段が,前記コード画像情報を所定の被記録部材に対する画像形成により出力するものである請求項2〜4のいずれかに記載の画像処理装置。
- 前記コード画像出力手段が,前記コード画像情報を前記他装置に対するFAX送信により出力するものである請求項2〜4のいずれかに記載の画像処理装置。
- 前記画像分別手段が,前記原画像情報を画素領域により前記第1部分画像情報と前記第2部分画像情報とに分別してなる請求項2〜6のいずれかに記載の画像処理装置。
- 前記画像分別手段が,前記原画像情報から所定の特徴画像が含まれる画素領域を前記第1部分画像情報として分別してなる請求項7に記載の画像処理装置。
- 前記特徴画像が,前記原画像情報の送信先及び/又は送信元に関する画像である請求項8に記載の画像処理装置。
- 前記画像分別手段による前記画素領域の内容を設定する領域分別設定手段を具備してなる請求項7に記載の画像処理装置。
- 前記画像分別手段が,複数色の単色画像情報からなるカラーの前記原画像情報について色の分別により前記第1部分画像情報と前記第2部分画像情報とに分別してなる請求項2〜6のいずれかに記載の画像処理装置。
- 前記画像分別手段による色の分別の内容を設定する色分別設定手段を具備してなる請求項11に記載の画像処理装置。
- 前記画像分別手段が,分別の内容を表す管理情報を生成する管理情報生成手段を具備し,
前記管理情報生成手段により生成された管理情報を前記コード化画像情報若しくは前記第2部分画像情報に重畳させる管理情報重畳手段を具備する請求項2〜12のいずれかに記載の画像処理装置。 - 所定のデータに基づいて他装置で取得された原画像情報を生成する画像処理装置であって,
前記原画像情報の一部である第1部分画像情報がコード化されたコード画像情報を取得するコード画像取得手段と,
前記コード画像取得手段により取得された前記コード画像情報に基づいて前記第一部分画像情報を復元する前記第1部分画像復元手段と,
前記他装置から所定の信号伝送媒体を通じて前記原画像情報のうち前記第1部分画像情報を除く残り部分である第2部分画像情報を受信する第2画像受信手段と,
前記第1部分画像情報と前記第2部分画像情報とを合成して前記原画像情報を生成する画像合成手段と,
を具備してなることを特徴とする画像処理装置。 - 前記他装置により前記コード画像情報若しくは前記第2部分画像情報に重畳された,前記原画像情報が前記第1部分画像情報と前記第2部分画像情報に分別された際の分別内容を表す管理情報を取得する管理情報取得手段を具備し,
前記画像合成手段が,前記管理情報に基づいて前記第1部分画像情報と前記第2部分画像情報とを合成する請求項14に記載の画像処理装置。 - 所定の原画像情報を取得する画像取得手段を備えた画像処理装置用の処理をコンピュータに実行させるプログラムであって,
コンピュータに,
前記原画像情報をその一部である第1部分画像情報とその残り部分である第2部分画像情報とに分別する画像分別工程と,
前記第1部分画像情報をコード化されたコード画像情報に変換するコード画像化工程と,
前記コード画像化手段によりコード化されたコード画像情報を出力するコード画像出力工程と,
前記第2部分画像情報を所定の信号伝送媒体を通じて他装置へ送信する第2画像送信工程と,
を実行させるためのプログラム。 - 所定のデータに基づいて他装置で取得された原画像情報を生成する画像処理装置用の処理をコンピュータに実行させるプログラムであって,
コンピュータに,
前記原画像情報の一部である第1部分画像情報がコード化されたコード画像情報を取得するコード画像取得工程と,
前記コード画像取得手段により取得された前記コード画像情報に基づいて前記第一部分画像情報を復元する前記第1部分画像復元工程と,
前記他装置から所定の信号伝送媒体を通じて前記原画像情報のうち前記第1部分画像情報を除く残り部分である第2部分画像情報を受信する第2画像受信工程と,
前記第1部分画像情報と前記第2部分画像情報とを合成して前記原画像情報を生成する画像合成工程と,
を実行させるためのプログラム。
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