JP2006294747A - コイル巻装部品 - Google Patents

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博章 井川
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Abstract

【課題】一種類の製品で異なる複数の半田付け方法に対応できる端子構造のコイル巻装部品を提供することにある。
【解決手段】ボビン中央部2及び端子取付部3a,4aを形成するボビン端部3,4を有するボビン1と、該ボビンのボビン中央部2に添設され該ボビン中央部と共にコイル巻装部6を形成するコア5と、コイル巻装部6に巻装されたコイル7,8と、端子取付部3a,4aにインサート固定される基端部とボビン端部3,4から外方へ突出する実装端子11a,12a,13a及びコイル接続端子11b,12b,13bを有する端子金具12,13とを備え、前記実装端子11a,12a,13aをボビン端部3,4から外方へ突出させた状態あるいはボビン端部3,4の外側で該ボビン端部の外側面に沿って折曲させた状態にすることにより、異なる複数の半田付け方法に対応させたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えばカメラ等の光学機器や小型電子機器等に使用されるトリガーコイル、トランス等のコイル巻装部品に関する。
従来、下記特許文献1に記載のインバータトランスとしてのコイル巻装部品は知られている。
このインバータトランスとして構成された従来のコイル巻装部品は、ボビン中央部及び該ボビン中央部の両端部に設けられた端子取付部を形成するボビン端部を有するボビンと、このボビンのボビン中央部に添設され該ボビン中央部と共にコイル巻装部を形成するコアと、前記コイル巻装部に巻装される図示省略のコイルと、前記端子取付部にインサート固定される基端部と前記ボビン端部から外方へ突出する実装端子及び前記コイルと接続されるコイル接続端子を有するボビン両端の端子金具とを具備する。
特開2002−25836号公報
しかし、インバータトランスとして構成された従来のコイル巻装部品は、ボビン端部から外方へ突出する実装端子が一つの半田付け方法にのみ対応する端子構造に形成されている。従って、手付け半田対応、リフロー半田対応、空中配線半田対応のような客先が要求する複数の半田付け方法に対応するためには、別端子構造のコイル巻装部品を個別的に製作する必要があり、これでは金型費用や製造設備費等のイニシャルコストが高くなるという問題があった。
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、一種類の製品で異なる複数の半田付け方法に対応できる端子構造のコイル巻装部品を提供することにある。
この発明は、前記の目的を達成するために、請求項1のコイル巻装部品は、ボビン中央部及びこのボビン中央部の両端部に設けられた端子取付部を形成するボビン端部を有するボビンと、前記ボビンのボビン中央部に添設され該ボビン中央部と共にコイル巻装部を形成するコアと、前記コイル巻装部に巻装されたコイルと、前記端子取付部にインサート固定される基端部と前記ボビン端部から外方へ突出する実装端子及び前記コイルと接続されるコイル接続端子を有するボビン両端の端子金具とを具備し、前記端子金具の実装端子を前記ボビン端部から外方へ突出させた状態あるいは前記ボビン端部の外側で該ボビン端部の外側面に沿って折曲させた状態にすることにより、異なる複数の半田付け方法に対応させたことを特徴とする。
前記実装端子は端子付根部から端子先端までの突出長さが、前記ボビン端部から外方へ略水平に突出する空中配線半田対応の製品状態において、前記実装端子をボビン端部の外側面に沿って折曲させ該端子先端部をボビン端部から外方へ略直角の外折り開脚状態で延出させた手付け半田対応の状態と、前記実装端子をボビン端部の外側面に沿って折曲させ該端子先端部をボビン端部の下面沿いに略直角の内折り閉脚状態で延出させたリフロー半田対応の状態とに折曲対応し得る長さに設定される。
請求項3では、前記ボビン端部の外側面に、ボビン端部から外方へ突出する実装端子が該実装端子をボビン端部の外側面に沿って折曲させた時に嵌合する端子嵌合溝を設けたことを特徴とする。
請求項1及び2のコイル巻装部品によれば、一種類の製品で異なる複数の半田付け方法に対応でき、金型費用や製造設備費等のコトダウンを図ることができる。
また、請求項3のコイル巻装部品によれば、請求項1及び2の効果に加え、実装端子をボビン端部の外側面に沿って折曲させた手付け半田対応及びリフロー半田対応の状態で実装端子が変形、破損するのを端子嵌合溝に対する実装端子の嵌合で防止することができ、実装端子の強度アップが図れるという効果を奏する。
以下、この発明の実施の形態(本発明のコイル巻装端子をトリガーコイルとして構成した場合の実施形態)を図面に従い具体的に説明する。図1は前記トリガーコイルを空中配線半田対応の製品状態で示した中央縦断面図、図2は図1を下側から見た一部切欠の底面図、図3(a)は図1を左方向から見た左側面図、図3(b)は図1を右方向から見た右側面図である。
図中1は合成樹脂の電気絶縁材料で一体成形したボビンで、このボビン1は扁平板状をなすボビン中央部2と、このボビン中央部2の両端に一体的に設けられた端子取付部3a,4aを形成するボビン端部3,4とを有し、このボビン端部3,4の対向内面部には下端開口のコア嵌挿溝5a,5bが凹設されている。なお、本実施態様の場合、前記ボビン中央部2は幅1.8mm、長さ5mm位の扁平板状をなし、また前記ボビン端部3,4は幅3.6mm、高さ3.4mm、厚さ1.7mm位の大きさに形成されている。
5は前記ボビン1のボビン中央部2に添設され該ボビン中央部2と共にコイル巻装部6を形成するコアで、電気絶縁性の低い材料例えばマンガン系のフェライト材で形成され、両端を前記ボビン端部3,4のコア嵌挿溝5a,5bに嵌合してボビン中央部2に接合する状態に添設固定されている。なお、本実施態様の場合、前記コア5は幅1.9mm、高さ1.4mm、長さ5.8mm位の大きさに形成されている。
7は前記コイル巻装部6に巻装された2次巻線コイル、8はこの2次巻線コイル7の外側に巻装された1次巻線コイルを示す。
11,12は前記ボビン1一端の端子取付部3aに図2、図3(a)の如き間隔を存して配設される2個の端子金具で、この両端子金具11,12は前記端子取付部3aにインサート固定される基端部11c,12cと、前記ボビン端部3の中央部位置から外方へ長く突出する実装端子11a,12a及び前記ボビン端部3の上方変位位置から外方へ短く突出するコイル接続端子11b,12bとを有する。
13は前記ボビン1他端の端子取付部4aに配設される一個の端子金具で、この端子金具は前記端子取付部4aにインサート固定される基端部13cと、前記ボビン端部4の中央部位置から外方へ長く突出する実装端子13a1,13a2及び前記ボビン端部4の上方変位位置から外方へ短く突出するコイル接続端子13bとを有する。
そして、前記端子金具12,13のコイル接続端子12b,13bには2次巻線コイル7の両端延出線部が巻線接続され、また前記端子金具11,12のコイル接続端子11b,12bには1次巻線コイル8の両端延出線部が巻線接続されている。
前記ボビン端部3,4の外側面には、該ボビン端部から外方へ突出する実装端子11a,12a,13a1,13a2がボビン端部3,4の外側面に沿って折曲させた状態(図5、図7の状態)で嵌合する端子嵌合溝21,22,23,24が図1、図3の如く設けられている。
前記前記実装端子11a,12a,13a1,13a2は、端子付根部から端子先端までの突出長さdが、前記ボビン端部3,4から外方へ略水平に突出する図1の如き空中配線半田対応の製品状態において、前記実装端子11a,12a,13a1,13a2をボビン端部3,4の外側面に沿って折曲させ該端子先端部aをボビン端部3,4から外方へ略直角の外折り開脚状態で延出させた図5の如き手付け半田対応の状態と、前記実装端子11a,12a,13a1,13a2をボビン端部3,4の外側面に沿って折曲させ該端子先端部aをボビン端部3,4の下面沿いに略直角の内折り閉脚状態で延出させた図7の如きリフロー半田対応の状態とに折曲対応し得る長さに設定されている。
なお本実施態様の場合、前記実装端子11a,12a,13a1,13a2は、幅0.4mm、厚さ0.2mm位の金属帯板状をなし、端子付根部から端子先端までの突出長さdは例えば2mm位に設定されている。
図4は空中配線半田対応のトリガーコイルを示した正面図であって、ボビン端部3,4から外方へ略水平に突出する実装端子11a,12a,13a1,13a2を客先希望の長さにカットすることにより、空中配線(リード配線)半田対応のトリガーコイルにすることができる。
図6は手付け半田対応の端子曲げ方法を分図(a)(b)(c)として示したもので、図4及び図6(a)の如く突出する実装端子11a,12aを端子途中から矢印方向に図6(b)の如く略直角に折り曲げ、更に端子付け根部より図6(c)の如く矢印方向に略直角に折り曲げるという方法を各実装端子11a,12a,13a1,13a2に適用実施することにより、各実装端子11a,12a,13a1,13a2がボビン端部3,4の外側面に沿って折曲され、各端子先端部aがボビン端部3,4から外方へ略直角の外折り開脚状態で延出する図5の如き手付け半田対応の端子構造を持ったトリガーコイルに変更することができる。
図8はリフロー半田対応の端子曲げ方法を分図(a)(b)(c)として示したもので、図4及び図8(a)の如く突出する実装端子11a,12aを端子途中から矢印方向に図8(b)の如く略直角に折り曲げ、更に端子付け根部より図8(c)の如く矢印方向に略直角に折り曲げるという方法を各実装端子11a,12a,13a1,13a2に適用実施することにより、各実装端子11a,12a,13a1,13a2がボビン端部3,4の外側面に沿って折曲され、各端子先端部aがボビン端部3,4の下面沿いに略直角の内折り閉脚状態で延出する図7の如きリフロー半田対応の端子構造を持ったトリガーコイルに変更することができる。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。例えば、この発明はカメラ等の光学機器や小型電子機器等に使用されるトランス等のコイル巻装部品に適用することも可能である。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を組合わせてもよい。
この発明の実施の形態に係るトリガーコイルを空中配線半田対応の製品形態で示した中央縦断面図。 図1を下側から見た一部切欠の底面図。 分図(a)は図1を左方向から見た左側面図、分図(b)は図1を右方向から見た右側面図。 空中配線半田対応のトリガーコイルを示した正面図。 手付け半田対応のトリガーコイルを示した正面図。 手付け半田対応の端子曲げ方法を分図(a)(b)(c)として示した説明図。 リフロー半田対応のトリガーコイルを示した正面図。 リフロー半田対応の端子曲げ方法を分図(a)(b)(c)として示した説明図。
符号の説明
1…ボビン、2…ボビン中央部、3,4…ボビン端部、3a,4a…端子取付部、5…コア、6…コイル巻装部、7,8…コイル、11,12,13…端子金具、11a,12a,13a1,13a2…実装端子、11b,12b,13b…コイル接続端子、11c,12c,13c…端子基端部、21,22,23,24…端子嵌合溝。

Claims (3)

  1. ボビン中央部及びこのボビン中央部の両端部に設けられた端子取付部を形成するボビン端部を有するボビンと、
    前記ボビンのボビン中央部に添設され該ボビン中央部と共にコイル巻装部を形成するコアと、
    前記コイル巻装部に巻装されたコイルと、
    前記端子取付部にインサート固定される基端部と前記ボビン端部から外方へ突出する実装端子及び前記コイルと接続されるコイル接続端子を有するボビン両端の端子金具とを備え、
    前記端子金具の実装端子を前記ボビン端部から外方へ突出させた状態あるいは前記ボビン端部の外側で該ボビン端部の外側面に沿って折曲させた状態にすることにより、異なる複数の半田付け方法に対応させたことを特徴とするコイル巻装部品。
  2. 前記実装端子は端子付根部から端子先端までの突出長さが、前記ボビン端部から外方へ略水平に突出する空中配線半田対応の製品状態において、前記実装端子をボビン端部の外側面に沿って折曲させ該端子先端部をボビン端部から外方へ略直角の外折り開脚状態で延出させた手付け半田対応の状態と、前記実装端子をボビン端部の外側面に沿って折曲させ該端子先端部をボビン端部の下面沿いに略直角の内折り閉脚状態で延出させたリフロー半田対応の状態とに折曲対応し得る長さに設定されていることを特徴とする請求項1に記載のコイル巻装部品。
  3. 前記ボビン端部の外側面には、ボビン端部から外方へ突出する実装端子が該実装端子をボビン端部の外側面に沿って折曲させた時に嵌合する端子嵌合溝が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコイル巻装部品。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01147817A (ja) * 1987-12-04 1989-06-09 Kijima:Kk 小形巻線部品
JPH11186066A (ja) * 1997-12-22 1999-07-09 Fuji Elelctrochem Co Ltd コイル用ボビン

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