JP2006294657A - 半導体レーザ装置の製造方法およびリードカット方法とリードカット用金型 - Google Patents

半導体レーザ装置の製造方法およびリードカット方法とリードカット用金型 Download PDF

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Hiroto Osaki
裕人 大崎
Masaya Tachiyanagi
昌哉 立柳
Mitsuhiro Mishima
満博 三嶋
Shinichi Ohashi
慎一 大橋
Yoshikazu Tamura
佳和 田村
Isao Hayamizu
勲 早水
Shigeki Okamoto
重樹 岡本
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Abstract

【課題】 縦n個×横m個のような多数個採りのリードフレームを用いながら、その後の検査で支障を来たすことなく、コストダウンを図ることができ、また、切りクズが発生しない半導体レーザ装置の製造方法を提供する。
【解決手段】 半導体レーザ素子を搭載する素子搭載部とリード端子が設けられたリード形成部とを有する部分を同じ向きで複数列でかつ複数行に連結したリードフレームを作成するリードフレーム作成工程P1と、前記リードフレームを前記列毎に切断して単列で短冊状の複数の分割リードフレームに1次カットする短冊カット工程P6とを含む。この製造方法により、縦n個×横m個のような多数個採りのリードフレームを採用できて、材料利用効率を上げてコストダウンを図ることができながら、分割リードフレームに対して従来と同様な検査装置を用いてスクリーニングおよび特性検査することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体レーザ装置の製造方法および半導体レーザ装置を個片にリードカットする方法ならびにそのリードカット用金型に関する。
近年、半導体レーザ装置を用いた携帯電話やモバイル式パーソナルコンピュータ等の小型軽量化および低価格化の要求に伴って、半導体レーザ装置の小型化および低価格化が図られている。特に光ピックアップ装置に用いられる半導体レーザ装置は、これらの要求が強く、従来の丸型キャン(CAN)パッケージに代わって、リードフレームおよび樹脂モールドからなるパッケージを用いた半導体レーザ装置が開発されてきている。このような半導体レーザ装置は、例えば特許文献1等に開示されている。
図16は従来の半導体レーザ装置の製造方法を示すフローチャートである。また、図17〜図21は、従来の半導体レーザ装置の製造方法で用いられるリードフレームの一例を示す図で、図17(a)はリードフレーム全体の平面図であり、図17(b)はその一部を拡大した拡大平面図、図18(a)は半導体レーザ素子を保護するガード枠を樹脂封止により形成したリードフレームの全体平面図、図18(b)はそのリードフレーム全体の斜視図、図19はそのリードフレームの一部を拡大した斜視図、図20は半導体レーザ素子を搭載したシリコン製のサブ基板をリードフレームにマウントした斜視図、図21(a)はサブ基板および半導体レーザ素子とリードフレームのインナーリードとをワイヤボンドした状態の拡大平面図、図21(b)はタイバーとリード端子の一部とを切断して取り除く前のリードフレームの一部を拡大した平面図、図22はタイバーとリード端子との接続部の一部を切断して取り除いた後のリードフレームの一部を拡大した平面図である。
以下、これらの図面を参照しながら従来の半導体レーザ装置の製造方法について説明する。図16のフローチャートに示すように、従来の半導体レーザ装置の製造方法は、半導体レーザ素子を搭載する素子搭載部とリード形成部とが一対になった半導体レーザ装置の支持材料(以下、支持部材と呼ぶ)を1列に並ぶように複数個連結した形状のリードフレームを作成して準備する第1の工程(リードフレーム作成工程)P21と、搭載される半導体レーザ素子を保護するためのガード枠を樹脂封止により形成する第2の工程(樹脂封止(ガード枠形成)工程)P22と、リードフレームのダイパッド部に、半導体レーザ素子を搭載済のサブ基板をマウントする第3の工程(ダイスボンド(マウント)工程)P23と、半導体レーザ素子の電極とリードフレームのインナーリードとを金属細線で電気接続する第4の工程(ワイヤボンド工程)P24と、リードフレームのタイバーとリード端子の一部とをカットする第5の工程(タイバーカット工程)P25と、リードフレーム単位でソケットに挿入して、恒温槽の中で半導体レーザ素子を発光させながら特性変動を検査する第6の工程(スクリーニング工程)P26と、リードフレームの状態で半導体レーザ装置の特性検査を行う第7の工程(特性検査工程)P27と、リードフレームを個片にカットする第8の工程(個片カット工程)P28と、を少なくとも含むように構成されている。
次に、図17〜図28を参照して従来の半導体レーザ装置の製造方法の具体的な動作を説明する。
まず、第1の工程P21において、図17(a)、(b)に示すように、素子搭載部41とリード形成部42とが一対になった半導体レーザ装置の支持材料43が単列で複数個配列されているリードフレーム44を準備する。また、リードフレーム44の短辺に沿う方向に対して片側となる箇所(図17(a)においては下側となる端辺部)には、送り穴45と位置決め用の穴46とがリードフレーム44の長辺方向に沿って所定のピッチで並ぶように設けられている。
次に、第2の工程P22で、図18(a)、(b)に示すように、半導体レーザ素子を保護するためのガード枠47をモールド装置(図示せず)により一括で樹脂成型により形成する。なお、図18(b)はリードフレーム全体の斜視図で、図19はその一部を拡大したものである。
次に、第3の工程P23で、図20に示すように、各支持部材43の素子搭載部41に、予め半導体レーザ素子51が搭載済のサブ基板52をマウントする。
次に、第4の工程P24で、図21(a)に示すように、半導体レーザ素子51の表面電極53と支持部材43のインナーリード部54との間を電気的に接続するように金属細線55を配線する。
次に、第5の工程P25で、図21(b)に示すリードフレーム44のタイバー48と、リード形成部42の3本のリード端子49a,49b,49cの内の2本のリード端子49a,49cとを、パンチ金型(図示せず)で切断する。なお、図22は、図21(b)に示す状態から切断した後の状態を示す。このように3本のリード端子49a,49b,49cの内、1本のリード端子49bのみリードフレーム44の幹フレーム50に繋がった状態にすることで、リードフレーム44の幹フレーム50から他の2本のリード端子49a,49cを電気的に独立させることができ、次工程で半導体レーザ装置毎に特性検査を行えるようにする。
図23(a)〜(c)は、このときの1本のリード端子49b以外のリード端子49a,49cを切断する金型内部の断面の様子をパンチが下降する順に示したものである。図23(a)に示すように、ダイ69に載せられたリードフレーム44のリード端子49a,49cは、パンチ70が下降することで、図23(b)に示すように、パンチ70の先端71と後端72とで切断され、リード端子49a,49cの一部が切りクズ73として切り離される。次に、図23(c)に示すように、パンチ70が上昇すると、切りクズ73もパンチ70と共に舞い上がり、ガイド枠47内に侵入する場合もある。
図24(a)〜(c)はリードフレーム44のタイバー48を金型でカットする様子を示したものである。図24(a)に示すように、タイバー48についても同様にタイバー48の一部が切りクズ83として発生し、図24(c)に示すように、パンチ80が上昇したときに共に舞い上がり、浮遊異物となる。
次に、第6の工程P26で、図25(a)に示すようなスクリーニング検査用のスクリーニングボード59に搭載されているソケット60に、リードフレーム44を挿入する。図25(b)に示すように、各ソケット60には複数並べられた受光装置65が配置されており、リードフレーム44の前方向(図25(a)、(b)においては略右方向、図26においては上方)へ発光したレーザ光を受光装置65により受光してスクリーニング検査を行う。図26はリードフレーム44をソケット60に挿入する前の状態での両者を平面図で表したものである。図26に示すように、リードフレーム44の片端側に位置決め穴46があり、この位置決め穴46を、ソケット60側の位置決めピン61と嵌合させることで、半導体レーザ素子51と受光装置65との正確な位置合わせを行うことができ、かつ支持部材43のリード端子49a,49b,49cとソケット60側のコンタクト63とが正しい位置で接触させることができる。リードフレーム44が挿入されたソケット60が取り付けられている前記スクリーニングボード59を恒温槽(図示せず)の所定箇所に装着することで、ボード端子部66がテスター(図示せず)に接続され、この状態で、支持部材43に搭載された各半導体レーザ装置64の高温または低温における特性変動を個別に検査する。
次に、第7の工程P27で、リードフレーム44の状態で半導体レーザ装置64の特性を個別に検査する。図27に示すように、リードフレーム44の前方に測定用の受光装置67が配置されており、さまざまな特性を1個ずつコンタクト端子68でリード端子49a,49b,49cに電流を流しながら検査する。
次に、第8の工程P28で、図22(a)、図26、図28(a)に示すように、リードフレーム44の支持部材43のリード端子49bをパンチにより切断して個片化する。リード端子49a,49b,49cが3つである場合には、2つのリード端子49a,49cは、上述したようにタイバーカット工程P25ですでに切断されているが、残り1つのリード端子49bは支持部材43同士を連結するためにリードフレーム44に繋がった状態である。本個片カット工程P28はこの繋がったリード端子49bを切断して支持部材43を個片化し、図28(a)、(b)に示すように、半導体レーザ装置64の外形を完成させることである。
このときのリード端子49bを切断する様子は、第5の工程P25で説明した金型内部の様子を示す図23(a)〜(c)と同様であり、同様の切断クズ73が発生する。
なお、第6の工程P26から第7の工程P27については、第8の工程P28後に実施する方法もあるが、本半導体レーザ装置64は、図28(b)に示すように、非常に小さく、また半導体レーザ素子51および電気配線用の金属細線55が剥き出しであることから、非常に取り扱いにくく、できるだけ繋げた状態で一括処理することが望ましいためにリードフレーム44の状態で実施している。
以上の第1〜第8の工程P21〜P28を経て、半導体レーザ装置64は完成し、梱包出荷される。
特開平6−45709号公報 特開平4−260360号公報
このように、従来の半導体レーザ装置の製造方法では、第6の工程(スクリーニング工程P26)および第7の工程(特性検査工程P27)をリードフレーム44の状態で実施するために、図26に示すように、発光方向が半導体レーザ装置64の前方向であるが故に、リードフレーム44を単列にしておくか、または発光方向を外側に向けて、特許文献2に示すように、2列配置にして、測定用の受光装置と干渉しないように支持部材を配置しなければならなかった。つまり、リードフレーム44に繋がった状態である半導体レーザ装置64の発光方向が、スクリーニング検査用のスクリーニングボード59のソケット60に設けられている受光装置65に合うように、構成しなければならず、その結果、リードフレームの材料利用効率を上げるべく、縦n個×横m個のような多数個採りのリードフレームにすることは困難であり、リードフレームの材料利用効率が悪いために、コストダウンをあまり図れなかった。
また、従来の半導体レーザ装置の製造方法および従来のリードカット金型では、タイバー48とリード端子49a,49b,49cとをカットしたとき、またはリードフレーム44から支持部材43を切り離すときに、それぞれ切りクズ73、83が発生し、それが浮遊異物となる欠点があった。半導体レーザ装置64は、半導体レーザ素子51および電気的接続手段の金属細線55はガード枠47に保護されているだけで、完全に覆われているわけではなく、剥き出しの状態にあるため、この浮遊異物が半導体レーザ素子51あるいは金属細線55に接触して、故障の原因となるという課題があった。また、リードフレーム44の状態で一括に多数個を処理するために膨大な量の切りクズ73、83が発生する。
本発明は上記課題を解決するもので、縦n個×横m個のような多数個採りのリードフレームを用いながら、その後の検査で支障を来たすことがなく、コストダウンを図ることができ、また、切りクズが発生しない半導体レーザ装置の製造方法およびリードカット方法とその金型を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するために、本発明に係る半導体レーザ装置の製造方法は、半導体レーザ素子を搭載する素子搭載部とリード端子が設けられたリード形成部とを有する部分を同じ向きで複数列でかつ複数行に連結したリードフレームを作成するリードフレーム作成工程と、前記リードフレームを前記列毎に切断して単列で短冊状の複数の分割リードフレームに1次カットする短冊カット工程を含むことを特徴とする。
この製造方法により、縦n個×横m個のような多数個採りのリードフレームを採用することができて、材料利用効率を上げてコストダウンを図ることができながら、前記リードフレームを前記列毎に切断して単列で短冊状の複数の分割リードフレームに1次カットすることで、分割リードフレームに対して従来と同様な検査装置を用いてスクリーニングおよび特性検査することができる。
また、本発明に係る半導体レーザ装置の製造方法は、リードフレームのタイバーをカットした後に、リードフレームの素子搭載部に半導体レーザ素子またはこの半導体レーザ素子を搭載済のサブ基板をマウントすることを特徴とする。
このように、タイバーカットを半導体レーザ素子の搭載前に実施することで、タイバーカットした際に発生する切りクズが半導体レーザ素子や金属細線に接触することがなくなり、これらに起因した故障を防止することができる。
また、本発明に係る半導体レーザ装置の製造方法は、リードフレームのリード端子の一部をカットして半導体レーザ装置をリードフレームから切り離す工程を有し、この際に、切りクズは折り曲げてリードフレーム側に繋がったままにすることを特徴とする。
この方法により、不要な箇所を良好に除去できながら、切りクズが発生しない。したがって、切りクズが浮遊異物となって半導体レーザ素子や金属細線に接触して故障の原因になることがない。
また、本発明の半導体レーザ装置の製造方法は、半導体レーザ素子を搭載する素子搭載部とリード端子が設けられたリード形成部とを有する部分を同じ向きで複数列でかつ複数行に連結したリードフレームを作成するリードフレーム作成工程と、搭載される半導体レーザ素子を保護するためにガード枠を形成するガード枠形成工程と、前記リードフレームのタイバーとリード端子の一部をカットするタイバーカット工程と、前記リードフレームの素子搭載部に半導体レーザ素子またはこの半導体レーザ素子を搭載済のサブ基板をマウントするマウント工程と、半導体レーザ素子の電極と前記リードフレームのインナーリードとを金属細線で電気接続するワイヤボンド工程と、前記リードフレームを列毎に切断して単列で短冊状の複数の分割リードフレームにする短冊カット工程と、前記単列となった分割リードフレーム単位で検査用治具に装着して半導体レーザ素子の特性検査を行う検査工程と、単列の分割リードフレームから個片の半導体レーザ装置にカットする個片カット工程とを含むことを特徴とする。
この方法によれば、縦n個×横m個のような多数個採りのリードフレームを採用することができて、材料利用効率を上げてコストダウンを図ることができながら、前記リードフレームを前記列毎に切断して単列で短冊状の複数の分割リードフレームに1次カットすることで、分割リードフレームに対して従来と同様な検査装置を用いてスクリーニングおよび特性検査することができ、また、タイバーカットを半導体レーザ素子の搭載前に実施することで、タイバーカットした際に発生する切りクズが半導体レーザ素子や金属細線に接触することがなくなり、これらに起因した故障を防止することができる。
また、リードフレームのリード端子の一部をカットして半導体装置をリードフレームから切り離すリードカット用金型として、ダイに対して昇降されるパンチに、リード端子に当接してリード端子とリード端子の不要部との境界部を切断する切断用先端部と、リード端子の不要部とリードフレームとの境界部に当接して、この箇所を折り曲げてリードフレーム側に繋がったままにする折曲用後端部とが設けられているリードカット用金型を用いることで、切りクズは折り曲げてリードフレーム側に繋がったままにすることができて、不要な箇所を良好に除去できながら、切りクズが発生せず、切りクズが浮遊異物となって半導体レーザ素子や金属細線に接触して故障の原因になることがない。
なお、このリードカット用金型としては、パンチにおいて、切断用先端部のテーパ角度よりも、折曲用後端部のテーパ角度が大きくなるように形成されているものを用いたり、ダイにおけるパンチの折曲用後端部に臨む角部にテーパ面が形成されているものを用いたりするとよい。
以上のように、本発明の半導体レーザ装置の製造方法によれば、リードフレームの材料利用効率を上げるために縦n個×横m個のような多数個採りのリードフレームにすることが可能で、材料コストを大幅に低減させることができることに加えて、小さな半導体レーザ素子が連結された比較的サイズが大きいリードフレーム状態で、複数個の半導体レーザ装置を一括で搬送するとともに、ソケットに挿入して、スクリーニングができるので、作業の効率が大幅に向上できる。また、本発明のリードカット方法およびその金型によれば、従来の両側切断という方法ではなくて、片方は折り曲げという方法を採用して、リードカットしたときの切りクズが幹フレームに繋がったままなので、切りクズが半導体レーザ装置の内部に侵入して、金属細線の変形や切断、半導体レーザ素子へのカケや割れ、剥がれ等を発生させることが皆無となり、半導体レーザ装置として良好な信頼性を維持できる。
以下、本発明の実施の形態に係る半導体レーザ装置の製造方法およびリードカット方法とその金型について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る半導体レーザ装置の製造方法のフローチャートである。また、図2〜図8、図12、図13は、この半導体レーザ装置の製造方法で用いられる親リードフレームなどの一例を示す図で、図2(a)は親リードフレームの全体の平面図、図2(b)はその平面図の一部を拡大したもの、図2(c)は親リードフレームに半導体レーザ素子を保護するガード枠を樹脂封止により形成した全体の平面図、図3(a)はガード枠を樹脂封止により形成した親リードフレームの全体の斜視図、図3(b)はその一部を拡大した斜視図、図4(a)および(b)はタイバーとリード端子との一部を切断して取り除く前および後の親リードフレームの一部を拡大した平面図、図5(a)は半導体レーザ素子を搭載したシリコン製のサブ基板をリードフレームにマウントした斜視図、図6はサブ基板および半導体レーザ素子とリードフレームのインナーリードとをワイヤボンドした平面図を拡大したもの、図7(a)はワイヤボンド後のフレーム全体を示した平面図、図7(b)はワイヤボンドまで完了したリードフレームを短冊状に切断した子リードフレームの平面図、図8は短冊状に切断した子リードフレームの斜視図、図12(a)および(b)は子リードフレームから半導体レーザ装置をパンチ金型で個片化した後の状態を示す平面図と側面図、図13は子リードフレームから半導体レーザ装置をパンチ金型で個片化した状態を示す斜視図である。
図1のフローチャートに示すように、本発明の実施の形態に係る半導体レーザ装置の製造方法は、半導体レーザ素子を搭載する素子搭載部とリード形成部とが一対になった半導体レーザ装置の支持材料(以下、支持部材と呼ぶ)を複数個連結した形状の親リードフレームを準備する第1の工程(リードフレーム作成工程)P1と、搭載される半導体レーザ素子を保護するためのガード枠を樹脂封止により形成する第2の工程(樹脂封止(ガード枠形成)工程)P2と、親リードフレームのタイバーとリード端子の一部とをカットする第3の工程(タイバーカット工程)P3と、親リードフレームのダイパッド部に、半導体レーザ素子を搭載済のサブ基板をマウントする第4の工程(ダイスボンド(マウント)工程)P4と、半導体レーザ素子の電極と親リードフレームのインナーリードとを金属細線で電気接続する第5の工程(ワイヤボンド工程)P5と、複数個連結した親リードフレームを切断して単列の連結となる子リードフレーム(分割リードフレーム)とする第6の工程(短冊カット工程)P6と、子リードフレーム単位でソケットに挿入して、恒温槽の中で半導体レーザ素子を発光させながら特性変動を検査する第7の工程(スクリーニング(検査)工程)P7と、半導体レーザ装置の特性検査を行う第8の工程(特性検査(検査)工程)P8と、子リードフレームを個片にリードカットして個片化する第9の工程(個片カット工程)P9と、を少なくとも含むように構成されている。
次に、図2〜図15を参照して本実施の形態に係る半導体レーザ装置の製造方法の具体的な動作を説明する。
まず、第1の工程(リードフレーム作成工程)P1において、図2(a)、(b)に示すように、素子搭載部1とリード形成部2とが一対になった半導体装置の支持材料3(以下、支持部材3と呼ぶ)が、縦×横にn個×m個配列されて連結された親リードフレーム4を準備する。本実施の形態では一例として、縦6個×横24個が配列されており、1枚の親リードフレーム4で144個の半導体レーザ装置を生産することができる。支持部材3は全て同一方向になるように配列されている。また、親リードフレーム4の短辺方向に対して両端となる箇所には、後工程のワイヤボンド装置やダイスボンド装置で親リードフレーム4を搬送するときに使用する送り穴5(後述するように、位置決め穴としても利用可能である)が長辺方向に所定のピッチで並ぶように設けられている。
次に、第2の工程(樹脂封止(ガード枠形成)工程)P2で、図2(c)、図3(a)、(b)に示すように、半導体レーザ素子を保護するためのガード枠7をモールド装置(図示せず)により一括で樹脂成型により形成する。
次に、第3の工程(タイバーカット工程)P3で、図4(a)に示すように、親リードフレーム4のタイバー8とリード形成部2の3本のリード端子9a、9b、9cの内の2本のリード端子9a、9cとをパンチ金型(図示せず)で切断する。なお、図4(b)は切断後の状態を示す。このように3本のリード端子9a、9b、9cの内、1本のリード端子9bのみ幹フレーム10に繋がった状態にすることで、親リードフレーム4の幹フレーム10から他の2本のリード端子9a、9cを電気的に独立させることができ、次工程で半導体レーザ装置毎に特性検査することを可能にする。
次に、第4の工程(ダイスボンド(マウント)工程)P4で、図5(a)に示すように、各支持部材3の素子搭載部1に予め半導体レーザ素子11を搭載済のサブ基板12をマウントする。なお、図5(b)は半導体レーザ素子11がサブ基板12に搭載された状態を示す斜視図であり、13は半導体レーザ素子11の表面電極である。なお、サブ基板12に、半導体レーザ素子11のレーザ光を受光する面を持つ受光素子も設けられていてもよい。この場合には、一対の受発光部を有する半導体レーザ装置となる。
次に、第5の工程(ワイヤボンド工程)P5で、図6に示すように、半導体レーザ素子11の表面電極13と支持部材3のインナーリード部14との間を電気的に接続するように金属細線15を配線する。
次に、第6の工程(短冊カット工程)P6で、親リードフレーム4の短辺方向に沿って平行になる破線16(図7(a)参照)で各列毎に短冊状に切断し、図7(b)、図8に示すような子リードフレーム(分割フレーム)17とする。この子リードフレーム17は支持部材3を単列でn個配列したもの(本実施例では6個)であり、切断した子リードフレーム17は全て同じ形状になる。また、親リードフレーム4の時に長辺方向の両端部に配置していた送り穴5は、子リードフレーム17の長辺方向に対する両端部に配置され、次工程P8でソケット20(図9参照)に挿入するときの位置決め穴となる。但し、送り穴5の横に別途位置決め穴18を予め設けておいてもよい。
次に、第7の工程(スクリーニング(検査)工程)P7で、図9(a)に示すようなスクリーニング検査用のスクリーニングボード19に搭載されているソケット20に、子リードフレーム17を装着し、スクリーニング検査を行う。図9(b)はソケット20の斜視図、図10(a)は子リードフレーム17をソケット20に装着する前の両者の状態を示す平面図で表したもので、図10(b)は子リードフレーム17をソケット20に挿入した後の状態を示す平面図である。図10(a)に示すように、子リードフレーム17の両端に位置決め穴5または位置決め穴18があり(本実施の形態では位置決め穴18を位置決め穴として利用)、この位置決め穴18をソケット20側の位置決めピン21と嵌合させることで、図10(b)に示すように、正確な位置合わせが行われ、半導体レーザ装置24のリード部22とソケット20側のコンタクト23とが正しく接触するようになっている。ソケット20には子リードフレーム17の前方に位置する箇所に半導体レーザ装置24毎に受光装置25が配置されている。ソケット20が搭載されたスクリーニングボード19を恒温槽に収納することで、ボード端子部26がテスター(図示せず)と接続されるようになっており、この状態で、各半導体レーザ装置24の高温または低温における特性変動が個別に検査される。
次に、第8の工程(特性検査(検査)工程)P8で、子リードフレーム17の状態で半導体レーザ装置24の特性を個別に検査する。図11に示すように、子リードフレーム17の前方に測定用の受光装置27を配置させた状態で、1個ずつコンタクト端子28でリード端子9a、9b、9cに電流を流しながら、各半導体レーザ装置24のさまざまな特性を検査する。
次に、第9の工程(個片カット工程)P9で、子リードフレーム17の半導体レーザ装置24のリード端子9bをパンチにより切断して半導体レーザ装置24を個片化する。リード端子9a、9b、9cが3つの場合には、2つのリード端子9a、9cは第3の工程(タイバーカット工程)P3でタイバー8と一緒にすでに切断されているが、残りの1つのリード端子9bは支持部材3同士を連結するために幹フレーム10に繋がった状態である。したがって、第9の工程(個片カット工程)P9ではこの繋がったリード端子9bを切断して支持部材3を個片化し、半導体レーザ装置24の外形を完成させる。ここで、図12(a)、(b)は子リードフレーム17のリード端子9bを切断して個片化した様子を平面と側面で表した図、図13はその斜視図である。
ここで、この第9の工程(個片カット工程)P9において、リード端子9bを切断する金型内部の断面図の様子をパンチが下降する順に示したものを図14(a)〜(c)に示す。これらの図に示すように、金型におけるパンチ30の刃の後端(下降された際に最も後で当接する箇所)30aのテーパ角度αが大きく形成されており、図14(c)に示すように、この角度αが最下点でもパンチ30の後端30aに対応するリード端子9bの切除部分の箇所32は切断されない角度になっている。
図14(a)に示すように、ダイ29に載せられた子リードフレーム17のリード端子9bにおいて、パンチ30を下降させることで、図14(b)に示すように、パンチ30の先端30bでまずリード端子9bの切除部分の一方を切断する。さらにパンチ30が下降して最下点に到達した様子を図14(c)に示す。図14(c)に示すように、金型におけるパンチ30の刃の後端30aのテーパ角度αが大きく形成されており、最下点でもパンチ30の後端に対応するリード端子9bの切除部分の箇所32は切断されない角度になっているので、パンチ30が下降すると、切断クズ33の部分は折り曲げられ、幹フレーム10に繋がったままで取り残される。これにより、切断クズ33が分離して浮遊異物となることがなく、切断クズ33が半導体レーザ素子11や金属細線15に接触して、金属細線15の変形や切断、半導体レーザ素子11へのカケや割れ、剥がれ等を発生させることが防止され、半導体レーザ装置24として良好な信頼性を維持できる。
なお、前記第9の工程(個片カット工程)P9において以下のようなリードカット用の金型を用いてもよい。ここで、図15(a)〜(c)は第9の工程(個片カット工程)P9のリードカット用の金型の他の実施の形態を示す。これらの図に示すように、ダイ29における幹フレーム10が載せられ、かつパンチ30により打ち抜かれる角部に、テーパ34が設けられている。
図15(a)に示すように、ダイ29に載せられた子リードフレーム17のリード端子9bはパンチ30が下降することで、図15(b)に示すように、パンチ30の先端31でまずリード端子9bの切除部分の一方が切断される。さらにパンチ30が下降して最下点に到達した様子を図15(c)に示す。図15(c)に示すように、ダイ29にテーパ34が設けられており、最下点でもパンチ30の後端に対応するリード端子9bの切除部分の箇所32は切断されない角度になっているので、パンチ30が下降すると、切断クズ33は折り曲げられ、幹フレーム10に繋がったままで取り残される。これにより、切断クズ33が分離して浮遊異物となることがなく、切断クズ33が半導体レーザ素子11や金属細線15に接触して、金属細線15の変形や切断、半導体レーザ素子11へのカケや割れ、剥がれ等を発生させることが防止され、半導体レーザ装置24として良好な信頼性を維持できる。なお、図15(a)〜(c)においては、図14(a)〜(c)に示すパンチ30と同じ構造のものを用いた場合を示しているが、これに限るものではない。
以上の工程を経て、半導体レーザ装置24は完成し、梱包出荷される。
このように、本実施の形態に係る半導体レーザ装置の製造方法によれば、縦n個×横m個のような多数個採りのリードフレームとしての親リードフレーム4を採用することができて、材料利用効率を上げてコストダウンを図ることができながら、前記親リードフレーム4を列毎に切断して単列で短冊状の複数の分割リードフレームとしての子リードフレーム17に1次カットすることで、子リードフレーム17に対して従来と同様な検査装置を用いてスクリーニングおよび特性検査することができる。さらに、小さな半導体レーザ素子11が連結された比較的サイズが大きい親リードフレーム4の状態で、複数の半導体レーザ装置24を一括で搬送して、ソケット20に挿入して、スクリーニングができるので、作業の効率が大幅に向上できる。
また、上記のように、親リードフレーム4のタイバー8のカットを半導体レーザ素子11の搭載前に実施することで、タイバーカットした際に発生する切りクズが半導体レーザ素子11や金属細線15に接触することがなくなり、半導体レーザ装置24として良好な信頼性を維持できる。
なお、上記実施の形態では、半導体レーザ素子を搭載済のサブ基板を、リードフレームの素子搭載部にマウントする場合を述べたが、これに限るものではなく、リードフレームの素子搭載部に半導体レーザ素子をそのままマウントする場合でも適用可能である。
本発明の半導体レーザ装置の製造方法およびリードカット方法とリードカット用金型は、光ピックアップ装置などの各種の半導体レーザ装置の製造方法およびリードカット方法とリードカット用金型として特に適しているが、リードフレームに各種の電子部品を搭載する半導体装置の製造方法およびリードカット方法とリードカット用金型としても利用可能である。
本発明の実施の形態に係る半導体レーザ装置の製造方法のフローチャートを示す。 (a)は同半導体レーザ装置の製造方法で用いる親リードフレームの全体の平面図を示し、(b)はその親リードフレームの平面図の一部を拡大した要部拡大平面図を示し、(c)は親リードフレームに半導体レーザ素子を保護するガード枠を樹脂封止により形成した全体平面図を示す。 (a)は同半導体レーザ装置の製造方法においてガード枠を樹脂封止により形成した親リードフレームの全体の斜視図を示し、(b)はその一部を拡大した斜視図を示す。 (a)は同半導体レーザ装置の製造方法においてタイバーとリード端子との一部を切断して取り除く前の状態の親リードフレームの一部を拡大した平面図を示し、(b)はタイバーとリード端子との一部を切断して取り除いた後の状態の親リードフレームの一部を拡大した平面図を示す。 (a)は同半導体レーザ装置の製造方法において半導体レーザ素子を搭載したシリコン製のサブ基板をリードフレームにマウントした斜視図を示し、(b)は半導体レーザ素子を搭載したサブ基板の斜視図を示す。 同半導体レーザ装置の製造方法においてサブ基板および半導体レーザ素子とリードフレームのインナーリードとをワイヤボンドした拡大平面図を示す。 (a)は同半導体レーザ装置の製造方法においてワイヤボンド後のフレーム全体の平面図を示し、(b)はワイヤボンドまで完了したリードフレームを短冊状に切断した子リードフレームの平面図を示す。 同半導体レーザ装置の製造方法において短冊状に切断した子リードフレームの斜視図を示す。 (a)は同半導体レーザ装置の製造方法においてソケットが搭載されているスクリーニングボードの斜視図を示し、(b)はソケットの斜視図を示す。 (a)は同半導体レーザ装置の製造方法において子リードフレームをソケットに挿入する前の両者の状態の平面図を示し、(b)は子リードフレームをソケットに挿入した後の状態の平面図を示す。 同半導体レーザ装置の製造方法において特性検査を行っている状態の斜視図を示す。 (a)および(b)は同半導体レーザ装置の製造方法において子リードフレームから半導体レーザ装置を分離した状態の平面図および側面図を示す。 同半導体レーザ装置の製造方法において子リードフレームから半導体レーザ装置を分離した状態の斜視図を示す。 (a)〜(c)はそれぞれ同半導体レーザ装置の製造方法において子リードフレームからリード端子を切断する金型内部の断面図を示す。 (a)〜(c)はそれぞれ本発明の他の半導体レーザ装置の製造方法において子リードフレームからリード端子を切断する金型内部の断面図を示す。 従来の半導体レーザ装置の製造方法のフローチャートを示す。 (a)は同従来の半導体レーザ装置の製造方法で用いられるリードフレームの全体の平面図を示し、(b)はその平面図の一部を拡大した拡大平面図を示す。 (a)は同従来の半導体レーザ装置の製造方法で用いられるリードフレームに半導体レーザ素子を保護するガード枠を樹脂封止により形成した全体の平面図を示し、(b)はその全体の斜視図を示す。 同従来の半導体レーザ装置の製造方法で用いられる、半導体レーザ素子を保護するガード枠を樹脂封止により形成したリードフレームの一部を拡大した斜視図を示す。 同従来の半導体レーザ装置の製造方法で用いられる半導体レーザ素子を搭載したシリコン製のサブ基板をリードフレームにマウントした状態の斜視図を示す。 (a)は同従来の半導体レーザ装置の製造方法においてサブ基板および半導体レーザ素子とリードフレームのインナーリードとをワイヤボンドした状態の要部拡大平面図を示し、(b)はタイバーとリード端子の一部とを切断して取り除く前のリードフレームの一部を拡大した平面図を示す。 同従来の半導体レーザ装置の製造方法においてタイバーとリード端子との接続部の一部を切断して取り除いた後のリードフレームの一部を拡大した平面図を示す。 (a)〜(c)はそれぞれ同従来の半導体レーザ装置の製造方法においてリードフレームからリード端子を切断する金型内部の断面図を示す。 (a)〜(c)はそれぞれ同従来の半導体レーザ装置の製造方法においてリードフレームのタイバーを金型でカットする様子の断面図を示す。 (a)は同従来の半導体レーザ装置の製造方法においてソケットが搭載されているスクリーニングボードの斜視図を示し、(b)はソケットの斜視図を示す。 同従来の半導体レーザ装置の製造方法においてリードフレームをソケットに挿入する状態の平面図を示す。 同従来の半導体レーザ装置の製造方法において特性検査を行っている状態の斜視図を示す。 (a)は同従来の半導体レーザ装置の製造方法において、リードフレームの支持部材のリード端子をパンチにより切断して半導体レーザ装置を個片化した状態の斜視図を示し、(b)は半導体レーザ装置の斜視図を示す。
符号の説明
1 ・・・素子搭載部
2 ・・・リード形成部
3 ・・・支持部材
4 ・・・親リードフレーム(リードフレーム)
5 ・・・送り穴
7 ・・・ガード枠
8 ・・・タイバー
9 ・・・リード
9a、9b、9c・・・リード端子
10 ・・・幹フレーム
11 ・・・半導体レーザ装置
12 ・・・サブ基板
13 ・・・半導体レーザ素子の表面電極
14 ・・・インナーリード
15 ・・・金属細線
17 ・・・子リードフレーム(分割リードフレーム)
18 ・・・位置決め用穴
19 ・・・スクリーニング検査用のスクリーニングボード
20 ・・・スクリーニング検査用のソケット
21 ・・・位置決め用ピン
23 ・・・ソケットのコンタクト端子
24 ・・・半導体レーザ装置
25 ・・・スクリーニング検査用受光装置
26 ・・・ボード端子部
27 ・・・特性検査用受光装置
28 ・・・特性検査用コンタクト端子
29 ・・・ダイ
30 ・・・リードカット用パンチ
30a・・・パンチの先端部
30b・・・パンチの後端部
33 ・・・切りクズ
34 ・・・ダイに設けたテーパ

Claims (10)

  1. 半導体レーザ素子を搭載する素子搭載部とリード端子が設けられたリード形成部とを有する部分を同じ向きで複数列でかつ複数行に連結したリードフレームを作成するリードフレーム作成工程と、前記リードフレームを前記列毎に切断して単列で短冊状の複数の分割リードフレームに1次カットする短冊カット工程とを含むことを特徴とする半導体レーザ装置の製造方法。
  2. 単列となった分割リードフレーム単位で検査用治具に装着して半導体レーザ素子の特性検査を行うことを特徴とする請求項1記載の半導体レーザ装置の製造方法。
  3. リードフレームのタイバーをカットした後に、リードフレームの素子搭載部に半導体レーザ素子またはこの半導体レーザ素子を搭載済のサブ基板をマウントすることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体レーザ装置の製造方法。
  4. 半導体レーザ素子を搭載する素子搭載部とリード端子が設けられたリード形成部とを有する半導体レーザ装置を製造する半導体レーザ装置の製造方法であって、前記素子搭載部と前記リード形成部とを有する部分を同じ向きで複数列でかつ複数行に連結したリードフレームを作成するリードフレーム作成工程と、搭載される半導体レーザ素子を保護するためにガード枠を形成するガード枠形成工程と、前記リードフレームのタイバーとリード端子の一部をカットするタイバーカット工程と、前記リードフレームの素子搭載部に半導体レーザ素子またはこの半導体レーザ素子を搭載済のサブ基板をマウントするマウント工程と、半導体レーザ素子の電極と前記リードフレームのインナーリードとを金属細線で電気接続するワイヤボンド工程と、前記リードフレームを列毎に切断して単列で短冊状の複数の分割リードフレームにする短冊カット工程と、前記単列となった分割リードフレーム単位で検査用治具に装着して半導体レーザ素子の特性検査を行う検査工程と、単列の分割リードフレームから個片の半導体レーザ装置にカットする個片カット工程とを含むことを特徴とする半導体レーザ装置の製造方法。
  5. リードフレームのリード端子の一部をカットして半導体レーザ装置をリードフレームから切り離す工程を有し、この際に、切りクズは折り曲げてリードフレーム側に繋がったままにすることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の半導体レーザ装置の製造方法。
  6. リードフレームのリード端子の一部をカットして半導体レーザ装置をリードフレームから切り離す半導体レーザ装置のリードカット方法であって、リードフレームのリード端子の一部をカットした際に生じる不要部としての切りクズの一端側のみを切断し、切りクズの他端側は折り曲げてリードフレーム側に繋がったままにすることを特徴とする半導体レーザ装置のリードカット方法。
  7. リードフレームのリード端子の一部をカットして半導体装置をリードフレームから切り離す半導体装置のリードカット方法であって、リードフレームのリード端子の一部をカットした際に生じる不要部としての切りクズの一端側のみを切断し、切りクズの他端側は折り曲げてリードフレーム側に繋がったままにすることを特徴とする半導体装置のリードカット方法。
  8. リードフレームのリード端子の一部をカットして半導体装置をリードフレームから切り離すリードカット用金型であって、ダイに対して昇降されるパンチに、リード端子に当接してリード端子とリード端子の不要部との境界部を切断する切断用先端部と、リード端子の不要部とリードフレームとの境界部に当接して、この箇所を折り曲げてリードフレーム側に繋がったままにする折曲用後端部とが設けられていることを特徴とするリードカット用金型。
  9. パンチにおいて、切断用先端部のテーパ角度よりも、折曲用後端部のテーパ角度が大きくなるように形成されていることを特徴とする請求項8に記載のリードカット用金型。
  10. ダイにおけるパンチの折曲用後端部に臨む角部にテーパ面が形成されていることを特徴とする請求項8または9に記載のリードカット用金型。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009032931A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Sharp Corp 半導体レーザの検査装置
US8422522B2 (en) 2008-06-17 2013-04-16 Sharp Kabushiki Kaisha Semiconductor laser device
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JP2014041934A (ja) * 2012-08-22 2014-03-06 Fusheng Industrial Co Ltd 発光ダイオードの支持構造の製造方法(二)

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