JP2006294596A - 燃料電池用スタック - Google Patents

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Abstract

【課題】セパレータの厚さを減少でき,さらに水素と酸素がセパレータを透過して混合されることを防止可能な燃料電池用スタックを提供すること。
【解決手段】膜−電極アセンブリ111と,一面に水素移動チャンネル115,他面に酸素移動チャンネル117を備えるセパレータ113,113’を含む。上記両移動チャンネル115,117は,いずれも膜−電極アセンブリ111に隣接する第1部分118a,118bと,膜−電極アセンブリ111から離隔する第2部分119a,119bによって形成され,セパレータ113,113’の一面に配置される。第1部分118a,118bと第2部分119a,119bは,セパレータ113,113’の他の一面に配置される,第2部分119a,119bと第1部分118a,118bとに各々対向し,セパレータ113,113’は少なくとも二つの厚さで形成される。
【選択図】図2

Description

本発明は,燃料電池用スタックに関し,より詳しくは水素および酸素の移動チャンネル構造を改善したセパレータに関する。
公知のように,燃料電池はメタノール,エタノール,天然ガスのような炭化水素系の燃料に含まれている水素と,別途に供給される酸素の化学反応エネルギーを直接電気エネルギーに変換させる発電システムである。
このような燃料電池において,近来開発されている高分子電解質型燃料電池(以下,PEMFCと言う)は,他の燃料電池に比べて出力特性が優れていて,作動温度が低く,同時に,速い始動および速い応答特性を有し,自動車のような移動用電源はもちろん,住宅,公共建物のような分散用電源および電子機器用のような小型電源等,その応用範囲が広いという長所を有する。
PEMFCは基本的にシステムを構成するためにスタック,改質装置等を備える。スタックは,水素と酸素の反応によって電気エネルギーを発生させる燃料電池の本体を形成し,改質装置は,燃料を改質して水素を発生させ,この水素を上記スタックに供給する。
一方,PEMFCのように改質装置を使用する方式以外にも,燃料を直接スタックに供給して,この燃料と酸素の電気化学的な反応を通じて電気エネルギーを発生させる直接メタノール型燃料電池(DMFC)のような直接酸化型燃料電池方式がある。
この方式の燃料電池システムは,改質装置を採用した燃料電池方式とは異なり,改質装置を必要としない。
図4は一般的な燃料電池システムにおけるスタックを示した部分断面図である。
図4に示したように,上記スタックは膜−電極アセンブリ(MEA)11の両面にセパレータ(当業界では’二極式プレート’とも言う)13,13’を隣接配置して形成される電気発生部16を備える。一般に,上記スタックはこの電気発生部16を複数備える。
電気発生部16において,セパレータ13,13’は膜−電極アセンブリ11の両面に隣接配置されて,膜−電極アセンブリ11のアノード電極に水素が供給されるように水素の移動通路を構成する水素通路15と,膜−電極アセンブリ11のカソード電極に酸素が供給されるように酸素の移動通路を構成する酸素通路17を形成する。ここで,膜−電極アセンブリ11は,メンブレインと,このメンブレインの両側に配置されるアノード電極とカソード電極とを含むが,便宜上図面ではこれを具体的に示さず,一つの形態で示した。
水素通路15と酸素通路17は,セパレータ13,13’の両面に任意の間隔をおいて形成された複数のリーブ18,18’の間に配置されるチャンネル19,19’によって形成することができる。
このとき,水素通路15と酸素通路17は,セパレータ13,13’の両面に互いに対向して位置し,所定の厚さで水素通路15と酸素通路17の間に位置するセパレータ13,13’の部分はバリアaを形成する。
従来のセパレータは,グラファイトまたは炭素複合材からなるが,このような素材は気体を透過させることができる固有な特性を持っている。
従って,上記セパレータ13,13’が上記素材で形成される場合,水素通路15および酸素通路17を通過する水素と酸素が上記バリアaを透過して混合されるおそれがある。
そこで,当業界では,上記バリアaが水素と酸素を透過させない最小限の厚さt2(通常0.4mm)以上を維持するようにしてセパレータ13,13’を形成している。
しかし,上記セパレータ13,13’は,上述したようにバリアaを挟んで水素通路15と酸素通路17が互いに対向配置しているために,上記問題を防止するためにバリアaが有しなければならない最小限の厚さt2マージンによって,セパレータ13,13’の全厚さt1を減らすのに限界があるため,スタックのスリム化を難しくしている。
そこで,本発明は,上記問題に鑑みてなされたものであり,本発明の目的とするところは,セパレータの厚さを減少させることができ,さらに,上記セパレータを水素と酸素が透過して混合されることを防止可能な,新規かつ改良された燃料電池用スタックを提供することにある。
上記課題を解決するために,本発明のある観点によれば,膜−電極アセンブリと;一面に形成される水素移動チャンネルと他面に形成される酸素移動チャンネルを備えた,上記膜−電極アセンブリの両面に隣接するセパレータと;を含む,燃料電池用スタックが提供される。
上記水素移動チャンネルと上記酸素移動チャンネルはいずれも,上記膜−電極アセンブリに隣接する第1部分と上記膜−電極アセンブリから離隔する第2部分によって形成され,上記セパレータの一面に配置される,第1部分と第2部分は,上記セパレータの他面に配置される,第2部分と第1部分に各々対向し,上記セパレータは少なくとも二つの厚さで形成される。
上記水素移動チャンネルと上記酸素移動チャンネルは,上記セパレータの一面または反対の面に形成された管状の溝によって構成される。したがって,上記各チャンネルの壁面の一部は上記セパレータにより構成され,上記第2部分を形成する。一方,上記セパレータと隣接する上記膜−電極アセンブリは,上記セパレータに形成された溝を覆蓋し,上記第2部分を除いた上記各チャンネルの残りの壁面を形成しうる。
上記第1部分は,上記膜−電極アセンブリと上記セパレータの隣接面を形成し,互いに隣り合う上記第2部分の間に位置する。また,上記セパレータの一面に形成された上記第1部分と反対の面に形成された上記第2部分は互いに対向して配置される。したがって,上記セパレータの厚さは,少なくとも,対向する第1部分間の距離,および,対向する上記第1部分と上記第2部分の間の距離により形成されうる。
上記水素移動チャンネルと上記酸素移動チャンネルはいずれも,一方向に伸びた,横断面が半円形の管状に形成されうる。
上記セパレータは,対向する上記第1部分の間の垂直距離を第1厚さT1,対向する上記第1部分と上記第2部分との間の垂直距離を第2厚さT2,対向する上記第2部分に形成される接線の間の垂直距離を第3厚さT3としたとき,条件T1>T2>T3を満足しうる。
上記セパレータの一面に形成される第2部分と上記セパレータの他面に形成される第2部分が同じ周期で交互に配置されてもよい。
上記セパレータの一面に配置される第2部分と上記セパレータの他面に配置される第2部分が同じピッチで形成されてもよい。
上記第2部分は,任意間隔をおいて上記セパレータに形成される溝によって形成され,上記第1部分は,上記第2部分の間に配置される上記セパレータの本体によって形成されうる。
上記セパレータはグラファイトまたは圧縮成形された炭素複合材で形成されうる。
かかる構成により,上記セパレータの厚さが同じ場合には,上記セパレータの両面に上記酸素移動チャンネルと上記水素移動チャンネルが対向配置された場合に比べ,上記セパレータの一面に配置された上記酸素移動チャンネルと他面に配置された水素移動チャンネルの間の距離を長くとることができる。
以上説明したように本発明によれば,セパレータの厚さを減少させることができ,さらに,上記セパレータを水素と酸素が透過して混合することを防止可能な,燃料電池用スタックを提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書および図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1に示したように,本発明の実施形態による燃料電池システム100は,燃料を改質して水素を発生させ,この水素を酸素と電気化学的に反応させて電気エネルギーを発生させる高分子電解質型燃料電池(PEMFC)方式で構成される。
このような燃料電池システム100はメタノール,エタノールまたは天然ガスなどのように,水素を含有した,液状または気体状態の燃料を使用することができる。本実施形態ではメタノールのような液状の燃料を適用している。
また,燃料電池システム100は,水素と反応する酸素として,別途の保存手段に保存された酸素または大気中の空気を使用することができるため,本実施形態では後者を採択している。
このような燃料電池システム100は水素と酸素の反応によって電気エネルギーを発生させる電気発生部116と,熱エネルギーによる化学触媒反応を通じて燃料から水素を発生させ,この水素を電気発生部116に供給する改質装置20と,燃料を改質装置20に供給する燃料供給源30と,空気を電気発生部116に供給する空気供給源50とを含んで構成される。
電気発生部116は上記電気エネルギーを発生させる最少単位の燃料電池で構成される。
スタック110は,複数の電気発生部116が積層形成された集合体により形成される。このスタック110については図2および図3を参照して以下で詳細に説明する。
改質装置20は,改質反応,例えば,水蒸気改質,部分酸化または自熱反応などの触媒反応を通じて燃料から水素を発生させる通常の構造により構成されうる。
この改質装置20に燃料を供給する燃料供給源30は,燃料を保存する燃料タンク31と,燃料タンク31から燃料を排出させ,この燃料を改質装置20に供給する燃料ポンプ33とを含む。
空気供給源50は所定のポンピング力で空気を吸入し,この空気をスタック110の電気発生部116に供給する空気ポンプ51を含む。
この空気供給源50は上記のような空気ポンプ51ではない他の手段,例えば,ファンであってもよい。
一方,本実施形態に適用される燃料電池システムは,スタックの電気発生部に燃料を直接供給して,この燃料と酸素の電気化学的な反応によって電気エネルギーを発生させる直接メタノール型燃料電池(DMFC)のような直接酸化型燃料電池方式からなってもよい。
このような直接酸化型燃料電池方式のシステムは,本実施形態の高分子電解質型燃料電池方式のシステムとは異なって,図1に示した改質装置20を必要としない。
本発明の実施形態による燃料電池用スタック110の構成について,添付した図面(図2,図3)を参照して詳細に説明する。
図2は,本発明の実施形態による燃料電池用スタック110を示した部分断面図である。
図2に示したように,本発明の実施形態による燃料電池用スタック110は,水素と酸素の反応によって電気エネルギーを発生させる最少単位である電気発生部116を含む。
この電気発生部116は,膜−電極アセンブリ(以下,’MEA’と言う)111と,このMEA111を中心において,その両面に隣接配置されるセパレータ113,113’を含む。
図2では具体的に示さなかったが,MEA111は,電解質膜を間に置いて,上記電解質膜の一面にアノード電極が,他面にカソード電極が形成された構造からなる。
ここで,アノード電極は,セパレータ113に形成された水素移動チャンネル115を通じて改質ガスの供給を受ける部分であって,上記改質ガスを電子と水素イオンに分離する触媒層と,電子と改質ガスの円滑な移動のための気体拡散層(GDL)で構成される。
カソード電極は,セパレータ113’に形成された酸素移動チャンネル117を通じて空気の供給を受ける部分であって,アノード電極側から受けた電子,水素イオンおよび空気中の酸素を反応させて水を生成する触媒層と,酸素の円滑な移動のための気体拡散層で構成される。
本実施形態において,セパレータ113,113’は各々,MEA111のアノード電極に隣接する一面に水素移動チャンネル115を,MEA111のカソード電極に隣接する他面に酸素移動チャンネル117を形成している。
上記各チャンネルは,セパレータ113,113’上に形成された溝と,セパレータ113,113’に隣接するMEA111本体とが壁面を構成する,横断面が半円形の管状の構造を有している。
本実施形態において,水素移動チャンネル115は,MEA111のアノード電極に隣接するセパレータ113,113’の第1部分118aと,MEA111のアノード電極から離隔される,セパレータ113,113’上の第2部分119aとが壁面を構成するように形成することができる。
ここで,第2部分119aは,セパレータ113,113’の一面に任意の間隔をおいて配置される複数の溝によって形成されうる。また,第1部分118aは,セパレータ113,113’の一面に形成され,隣り合った第2部分119aを構成する溝の間に配置される。
同様に,酸素移動チャンネル117は,MEA111のカソード電極に隣接するセパレータ113,113’の第1部分118bと,MEA111のカソード電極から離隔される,セパレータ113,113’上の第2部分119bとが壁面を構成するように形成されうる。
第2部分119bは,セパレータ113,113’の他の一面に任意の間隔をおいて配置される複数の溝によって形成されうる。また,第1部分118bは,セパレータ113,113’の一面に形成され,隣り合った第2部分119bを構成する溝の間に配置されうる。
上記で,第2部分119a,119bを形成する溝は,直線的な形状で形成されていてもよく,さらに,一の溝が,他の溝とその端部において連結するように形成されていてもよい。
水素移動チャンネル115と酸素移動チャンネル117は,セパレータ113,113’の各々において,第1部分と第2部分がそれぞれ,第1部分118aと第2部分119b,第1部分118bと第2部分119aの組み合わせで対向するように配置されている。
つまり,セパレータ113,113’の両面には,第1部分118aと第2部分119bが,他の第1部分118bと他の第2部分119aが対向するように配置される。
このような水素移動チャンネル115と酸素移動チャンネル117は,セパレータ113,113’がグラファイト素材である場合,エッチング工程によって形成することができる。
一方,水素移動チャンネル115と酸素移動チャンネル117は,セパレータ113,113’が粉末状態の炭素複合材である場合,圧縮成形される工程を通じても形成できる。
より具体的に,水素移動チャンネル115と酸素移動チャンネル117の構造を説明すると,上記両チャンネル115,117を形成する第2部分119a,119bは,同じ周期で交互にセパレータ113,113’の両面に配置される。
このとき,各第2部分119a,119bが有するピッチP1,P2は同一となるように形成してもよい。
さらに,本実施形態の一例として,水素移動チャンネル115と酸素移動チャンネル117を構成する第2部分119a,119bは弧状に形成されるようにしている。
このような形状は,水素移動チャンネル115と酸素移動チャンネル117に沿って流れる水素と空気の流れを円滑にすることができる。つまり,半円形の横断面を有する水素移動チャンネル115と酸素移動チャンネル117の構造は,水素と空気が上記各チャンネルを流れるとき,このチャンネルのセパレータ113,113’側の壁面に接する部位に角となる部位を形成しなくて済むため,水素と空気の流れに抵抗として作用する部位を最小限にすることが可能となり,水素と空気の円滑な流れを図ることができる。
一方,本実施形態によるセパレータ113,113’は,厚さについて次の関係を有する。図3に示したように,セパレータ113,113’は,対向する第1部分118a,118bの垂直距離を第1厚さT1,対向する第1部分118bと第2部分119aの間(または第1部分118aと第2部分119bの間)の垂直距離を第2厚さT2,対向する第2部分119a,119bに形成される接線の間の垂直距離を第3厚さT3とするとき,条件T1>T2>T3を満足する。
図3に示した3つの距離T1,T2,T3について,より詳細に説明する。T1を形成する上記垂直距離とは,対向する第1部分118aと第1部分118bとの延長線を共通する垂線で結んだ線分の長さであり,セパレータ113,113’の厚さを決定しうる。T2を形成する上記垂直距離とは,第1部分118bの垂線が,対向する第2部分119aと該第1部分118bを結ぶ線分(または第1部分118aの垂線が,対向する第2部分119bと該第1部分118aを結ぶ線分)の長さにより定義される。T3を形成する上記垂直距離とは,対向する第2部分119aと第2部分119bの接線のうち平行となる2つの接線の間を垂線で結んだ線分の長さであり,この長さを基準として酸素移動チャンネル117と水素移動チャンネル115の間に形成されるバリアの厚さが担保されうる。
ここで,T3は所定の厚さ(例えば,0.4mm以上)に維持されるのが好ましい。上記所定の厚さは,セパレータ113,113’がグラファイトまたは炭素複合材からなる場合に,水素移動チャンネル115を通過する水素がセパレータ113,113’を通じて酸素移動チャンネル117へ透過すること,および,酸素移動チャンネル117を通過する空気がセパレータ113,113’を通じて水素移動チャンネル115へと透過することを防止することができる最小限の厚さである。
上記所定の厚さは,本実施形態においては,0.4mm以上としているが,かかる場合に限られず,材質等の進歩により限界値がそれ以下になった場合には,それ以下の数値を適用してもよい。
上記構造によれば,本実施形態によるセパレータ113,113’は,上記スタック全体の厚みに直接関係する上記第1厚さT1を増加させずに,素材の特性による制限条件(つまり,水素移動チャンネル115と酸素移動チャンネル117の間の厚さを0.4mm以上に維持しなければならないという制限条件)を満足させることができる。
図3に示したセパレータ113,113’と図4に示したセパレータ13,13’が同じ機種のスタックに適用されるとき,従来のセパレータ13,13’は,a部分の厚さt2を0.4mm以上にして上記制限条件を満足させながら,その厚さt1を設定しなくてはならないが,これに反し,本実施形態のセパレータ113,113’は,上述のように,厚さT3を0.4mmとして上記条件を満足させるように厚さT1を設定するので,厚さT1を従来のセパレータ13,13’の厚さt1より薄くすることができる。
その結果,本実施形態のセパレータ113,113’は,その特性を良好に維持することができ,さらに従来と同じ機種のセパレータに比べてその厚みを薄くすることができる。
以下では,図1〜図3を参照しながら,上記のように構成される本発明の実施形態による燃料電池用スタックを採用した燃料電池システム100の作用を概略的に説明する。
燃料タンク31から改質装置20に供給された燃料は,この改質装置20で改質されて水素として生成され,この水素はスタック110に供給される。これと同時に,空気ポンプ51によって空気がスタック110に供給される。
スタック110に供給された水素と空気は各々セパレータ113,113’の水素移動チャンネル115および酸素移動チャンネル117に沿って流動されるが,この過程で電気生成部116では電気化学的な反応が起こり,各電気生成部116では設定された容量の電気エネルギーを発生させる。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば,上記実施形態において,上記酸素移動チャンネルと上記水素移動チャンネルが,半円形の横断面をもつ管状の形態をとる場合について示したが,これに限定されることなく,矩形や多角形等の多様な形状が可能である。この場合,上記セパレータの各面に配置された上記酸素移動チャンネルと上記水素移動チャンネルは,図2に示した実施形態と同様に交互に配置され,これら両チャンネルの最近接距離が上記所定の厚さとなるように設定されればよい。
本発明は,燃料電池用スタックに適用可能であり,特にセパレータに形成された水素および酸素の移動チャンネルの構造に適用可能である。
本発明の実施形態による燃料電池システムを概略的に示した構成図である。 本発明の実施形態による燃料電池用スタックを示した部分断面図である。 図2に示したセパレータの断面を拡大して示した部分拡大断面図である。 従来技術による燃料電池用スタックの部分断面図である。
符号の説明
20 改質装置
30 燃料供給源
31 燃料タンク
33 燃料ポンプ
50 空気供給源
51 空気ポンプ
100 燃料電池システム
11,111 MEA
13,13’,113,113’ セパレータ
15,115 水素移動チャンネル
16,116 電気発生部
17,117 酸素移動チャンネル
118a,118b 第1部分
119a,119b 第2部分
P1,P2 ピッチ

Claims (8)

  1. 膜−電極アセンブリと;
    一面に形成される水素移動チャンネルと他面に形成される酸素移動チャンネルとを備え,前記膜−電極アセンブリの両面に隣接するセパレータと;を含み,
    前記水素移動チャンネルと前記酸素移動チャンネルはいずれも,前記膜−電極アセンブリに隣接する第1部分と前記膜−電極アセンブリから離隔する第2部分によって形成され,
    前記セパレータの一面に配置される,第1部分と第2部分は,前記セパレータの他面に配置される,第2部分と第1部分に各々対向し,
    前記セパレータは少なくとも二つの厚さで形成されることを特徴とする,燃料電池用スタック。
  2. 前記水素移動チャンネルと前記酸素移動チャンネルはいずれも,一方向に伸びた,横断面が半円形の管状に形成されることを特徴とする,請求項1に記載の燃料電池用スタック。
  3. 前記セパレータは,対向する前記第1部分の間の垂直距離を第1厚さT1,対向する前記第1部分と前記第2部分との間の垂直距離を第2厚さT2,対向する前記第2部分に形成される接線の間の垂直距離を第3厚さT3としたとき,条件T1>T2>T3を満足することを特徴とする,請求項1または請求項2に記載の燃料電池用スタック。
  4. 前記セパレータの一面に形成される第2部分と前記セパレータの他面に形成される第2部分が同じ周期で交互に配置されることを特徴とする,請求項1または請求項2に記載の燃料電池用スタック。
  5. 前記セパレータの一面に配置される第2部分と前記セパレータの他面に配置される第2部分が同じピッチで形成されることを特徴とする,請求項4に記載の燃料電池用スタック。
  6. 前記第2部分は,任意間隔をおいて前記セパレータに形成される溝によって形成され,
    前記第1部分は,前記第2部分の間に配置される前記セパレータの本体によって形成されることを特徴とする,請求項1に記載の燃料電池用スタック。
  7. 前記セパレータはグラファイトで形成されることを特徴とする,請求項1に記載の燃料電池用スタック。
  8. 前記セパレータは圧縮成形された炭素複合材で形成されることを特徴とする,請求項1に記載の燃料電池用スタック。



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