JP2006294379A - ホーンスイッチ装置、エアバッグ装置及びステアリングホイール - Google Patents
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Abstract
【課題】接点同士の接触時の抵抗が常に小さいものとなるホーンスイッチ装置と、このホーンスイッチ装置を備えたエアバッグ装置及びステアリングホイールを提供する。
【解決手段】モジュールカバー40の張出部45に接点61が設けられ、リテーナ10の延出部16に、接点66を有する固定体62が設けられている。固定体62は、延出部16の上面に設置された後半体63と、該後半体63の上側に配置された前半体64と、該後半体63と前半体64とを離反方向へ付勢するコイルバネ65とを有している。後半体63及び前半体64にはそれぞれ螺旋状に延在するガイド面71,73が設けられている。モジュールカバー40が押されると、接点61が接点66に押し付けられ、前半体64が退動する。この際、ガイド面71,73同士が摺動することにより、該前半体64回動し、これにより接点61,66同士が摺動する。
【選択図】図3
【解決手段】モジュールカバー40の張出部45に接点61が設けられ、リテーナ10の延出部16に、接点66を有する固定体62が設けられている。固定体62は、延出部16の上面に設置された後半体63と、該後半体63の上側に配置された前半体64と、該後半体63と前半体64とを離反方向へ付勢するコイルバネ65とを有している。後半体63及び前半体64にはそれぞれ螺旋状に延在するガイド面71,73が設けられている。モジュールカバー40が押されると、接点61が接点66に押し付けられ、前半体64が退動する。この際、ガイド面71,73同士が摺動することにより、該前半体64回動し、これにより接点61,66同士が摺動する。
【選択図】図3
Description
本発明は、自動車等のホーンスイッチ装置と、このホーンスイッチ装置を備えたエアバッグ装置及びステアリングホイールに関する。
自動車のステアリングホイールにあっては、周知の通り、エアバッグ装置や、あるいはホーンスイッチ装置用操作片を押すと、ホーンが吹鳴するよう構成されている(例えば下記特許文献1〜3)。
特開2000−52903号公報
特開2003−327131号公報
特開2004−338453号公報
ホーンスイッチ装置は、1対の接点を備えており、一方の可動側接点が他方の固定側接点に接触・離反することによりホーンの吹鳴、吹鳴停止が行われるのであるが、この接点が酸化又は硫化したり、あるいは異物が介在したりすることにより、接点の接触時の電気抵抗が大きくなるおそれがある。
本発明は、かかる接点同士の接触時の抵抗が常に小さいものとなるホーンスイッチ装置と、このホーンスイッチ装置を備えたエアバッグ装置及びステアリングホイールを提供することを目的とする。
請求項1のホーンスイッチ装置は、固定側接点を有した固定体と、可動側接点を有し、該固定体に対し接離方向に移動可能な可動体とを備えてなり、該可動体が固定体に対し接近することにより該可動側接点と固定側接点とが接触するホーンスイッチ装置において、該固定体は、前記可動体から遠い側に配置された後半体と、前記固定側接点を有し、前記可動体に近い側に配置されており、前記可動側接点が該固定側接点に押し付けられたときにこの押し付け力によって該後半体に向って退動する前半体と、該前半体と後半体とを離反方向に付勢する弾性部材と、該前半体が後半体に向って退動するときに該前半体を回動させるためのガイド機構とを備えてなることを特徴とするものである。
請求項2のホーンスイッチ装置は、請求項1において、前記前半体から前記後半体に向って軸体が突設され、該後半体に設けられた軸孔に該軸体が挿通されており、前記ガイド機構として、該前半体及び後半体に、該軸体の周方向に螺旋状に延在するガイド面がそれぞれ設けられており、該前半体が後半体に向って退動するときに該ガイド面同士が摺動し、該前半体が該軸体回りに回動することを特徴とするものである。
請求項3のホーンスイッチ装置は、請求項2において、該軸体の軸心線方向に対する一方の前記ガイド面の傾斜角が、他方のガイド面の傾斜角よりも小さいことを特徴とするものである。
請求項4のホーンスイッチ装置は、請求項2又は3において、前記弾性体は、前記軸体の周囲を取り巻く導電材料製コイルバネよりなり、前記前半体と後半体とが該コイルバネを介して導通していることを特徴とするものである。
請求項5のエアバッグ装置は、ホーンスイッチ装置を有するエアバッグ装置において、該ホーンスイッチ装置は請求項1ないし4のいずれか1項に記載のホーンスイッチ装置であることを特徴とするものである。
請求項6のステアリングホイールは、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のホーンスイッチ装置を備えてなるものである。
請求項7のステアリングホイールは、ホーンスイッチ装置を有するエアバッグ装置を備えたステアリングホイールにおいて、該エアバッグ装置は請求項5に記載のエアバッグ装置であることを特徴とするものである。
本発明のホーンスイッチ装置にあっては、可動側接点が固定側接点に接近して押し付けられた場合、該固定側接点を有した退動可能な前半体が後半体に向って退動する。この退動時に該前半体がガイド機構に案内されることによって回動する。そうすると、可動側接点と接している固定側接点が回動し、両接点同士が摺動する。これにより、各接点の接触面に酸化物又は硫化物の皮膜層や異物などの非導電性介在物が存在していても、上記摺動によって該非導電性介在物が剥離ないし破壊され、接点間の接触時の電気抵抗が小さくなる。この結果、可動側接点が固定側接点に軽く押し付けられただけで、常に確実にホーンを吹鳴させることが可能となる。
なお、請求項2のように構成すると、前半体が退動するときに前半体が確実に回動する。
この場合、請求項3のように、ガイド面同士の傾斜角を異ならせることにより、該ガイド面同士の摺動抵抗が小さくなり、該前半体の回動がよりスムーズなものとなる。
請求項4のように構成すると、前半体と後半体とが導電材料製コイルバネを介して導通することにより、固定体の電気抵抗が小さくなる。
本発明のホーンスイッチ装置は、エアバッグ装置付きステアリングホイールに設置されるのに好適であるが、これに限定されない。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。第1図は実施の形態に係るホーンスイッチ装置を備えたエアバッグ装置付きステアリングホイールの断面図、第2図及び第3図はそれぞれ第1図のホーンスイッチ部分の拡大図である。なお、第2図はモジュールカバー40を押していない「未押圧」状態に係り、第3図はモジュールカバー40を押圧してホーンを鳴らした「モジュールカバー押圧状態」に係る。以下の説明において、上下方向は図の上下方向を指す。
このエアバッグ装置1は、ステアリングホイール50の中央部(ベース部51)に設置される運転席用エアバッグ装置である。このエアバッグ装置1は、金属製リテーナ10と、このリテーナ10に対しエアバッグ取付けリング24によって取り付けられたエアバッグ20と、このエアバッグ20を膨張させるためのインフレータ30と、折り畳まれたエアバッグ20を覆っている合成樹脂製のモジュールカバー40と、ホーンスイッチ装置60等を備えて構成されている。なお、リテーナ10は、金属だけに限られず、樹脂などで成形しても良い。
この実施の形態では、該モジュールカバー40が可動体を構成している。モジュールカバー40には溝状のテアライン40aが設けられている。インフレータ30によってエアバッグ20が膨張するときにモジュールカバー40は該テアライン40aに沿って開裂する。
リテーナ10は略方形の主板部11を有しており、この主板部11にインフレータ30の差込用開口12が設けられている。この開口12の周縁部には、前記エアバッグ取付リング24から立設されたスタッドボルト25の挿通孔が設けられている。
このリテーナ10の主板部11の外縁からは、図の下方側(乗員と反対方向)へアンカー片14が立設されている。このアンカー片14は、エアバッグ装置1をステアリングホイール50に取り付けるためのものである。このアンカー片14にはボルトあるいはリベット等の挿通用の開口14aが設けられている。ステアリングホイール50のベース部51からは、エアバッグ装置取付片52が立設されている。この取付片52にもボルトあるいはリベット等の挿通用の開口52aが設けられている。
エアバッグ装置1をステアリングホイール50に取り付けるに当っては、この取付片52にアンカー片14を重ね合わせ、開口14a,52aを通してボルトあるいはリベット53等により両者を結合する。なお、この開口14a,52aは、ボルト締結用ねじ部でも良い。
このリテーナ10の主板部11の外縁からは囲壁部15が第1図の上方側(乗員方向)に立設されている。この囲壁部15の起立方向の先端からモジュールカバー40の進退方向と直交する側外方へ延出する延出部16が設けられている。
前記エアバッグ20は、そのインフレータ差込口22の周縁部がリテーナ主板部11のインフレータ用開口12の周縁部に重ね合わされ、その上からエアバッグ取付リング24が重ね合わされる。エアバッグ20の該インフレータ差込口22の周縁部に設けられたボルト挿通孔にスタッドボルト25が挿通される。このスタッドボルト25は、リテーナ10のボルト挿通孔に挿通される。さらに、このスタッドボルト25は、インフレータ30のフランジ31のボルト挿通孔に挿通されてナット26締めされる。これにより、エアバッグ20及びインフレータ30がリテーナ10に取り付けられる。
前記モジュールカバー40は、乗員に対面する主面部41と、この主面部41の裏面から立設された脚片部42とを有する。この脚片部42は、合成樹脂の射出成形により主面部41と一体に成形されたものであり、前記リテーナ10の囲壁部15と同様の略方形の枠形状となっている。なお、主面部41の周辺部41aは、この脚片部42よりも外方に張り出している。
この脚片部42に張出部45が取り付けられている。この張出部45は、モジュールカバー40の進退方向と直交する側外方に延在している。この張出部45は、前記延出部16の上側に対面する位置関係にて配置されている。
この張出部45に、ホーンスイッチ装置60を構成する可動側接点61が設けられている。この接点61は、張出部45の下面から下方へ向って突起している。
延出部16には、ホーンスイッチ装置60を構成する固定体62が設けられている。この固定体62は、該延出部16の上面に設置された後半体63と、該後半体63の上側(該後半体63と可動側接点61との間)に該後半体63側へ退動可能に配置された前半体64と、該後半体63と前半体64とを離反方向へ付勢する弾性部材としてのコイルバネ65とを有している。
この実施の形態では、該後半体63、前半体64及びコイルバネ65はいずれも導電性材料よりなり、該後半体63と前半体64とはコイルバネ65を介して導通している。前記可動側接点61と対面する前半体64の上面が固定側接点66となっている。モジュールカバー未押圧時には、該固定側接点66と可動側接点61とは離隔している。
この実施の形態では、該前半体64から下方へ向って軸体67が突設され、後半体63には、この軸体67が挿通される軸孔68が穿設されている。該軸体67は、この軸孔68に対し、軸心線方向(上下方向)に移動自在に且つ該軸心線回りに回転自在に挿通されている。該軸体67の下端側は延出部16の下面側へ延出しており、該下端にはストッパとしてのピン69が差し通されている。
軸孔68の周縁部から軸体67の外周面に沿って上方へ向ってガイド片70が立設されている。この実施の形態では、該軸体67の周囲を取り囲むように4個のガイド片70が設けられている。各ガイド片70の上端面(軸体67の外周面と各ガイド片70の外周面との間の上向きの段差面)は、この実施の形態では、該軸体67の周方向に略1/4周分螺旋状に延在した上向きのガイド面71となっている。なお、各ガイド片70のガイド面71の螺進方向及び傾斜率は同一である。
軸体67の上端側には、該軸体67の外周面から放射方向に張り出す段部72が形成されている。この実施の形態では、該段部72は、各ガイド片70に対応するように軸体67の周方向に4等分されており、各々の下端面(軸体67の外周面と該段部72の外周面との間の下向きの段差面)は、前記ガイド面71と同一の螺進方向にて、該軸体67の周方向に略1/4周分螺旋状に延在した下向きのガイド面73となっている。
この実施の形態では、軸体67の軸心線方向に対するガイド面73の傾斜角が、該軸体67の軸心線方向に対するガイド面71の傾斜角よりも小さくなっている。このように構成することにより、第3図に示す通り、ガイド面71,73同士が当接したときの接触面積が小さくなり、両者の摺動抵抗が低減される。ただし、各段部72同士の間においては、ガイド面73の傾斜率は同一となっている。
本発明において、軸体67の軸心線方向に対する各ガイド面71,73の傾斜角は、30〜45°程度であることが好ましい。
この実施の形態では、これらのガイド面71,73により、前半体64が後半体63に向って退動するときに該前半体64を回動させるためのガイド機構が構成されている。
なお、このようにガイド面71,73によってガイド機構を構成する場合、軸体67及び軸孔68を取り囲む該ガイド面71,73(ガイド片70及び段部72)の個数は、4個以下であることが好ましい。ガイド面71,73の個数をこれよりも多くすると、該軸体67の周方向における各ガイド面71,73の幅が小さくなり、前半体64の回動ストロークを十分に確保しにくくなる。
本発明において、軸体67の軸心線回りの該前半体64の回動角は、各摺動部の耐久性を考慮して、5〜10°程度であることが好ましい。
第2図の通り、モジュールカバー未押圧時においては、下向きガイド面73は、上向きガイド面71に対し、該ガイド面71の上位側へ軸体67の軸心線回りに所定角度ずれて対面するように配置される。
コイルバネ65は、軸体67並びにガイド片70及び段部72の周囲を取り巻くように配置され、蓄力状態にて、下端及び上端がそれぞれ後半体63の上面及び前半体64の下面に当接している。なお、このコイルバネ65の下端及び上端は、それぞれ、該後半体63の上面及び前半体64の下面に対し、軸体67の軸心線回りに回動不能に、例えばハンダ付け等の固着手段(図示略)によって固着されている。
この実施の形態では、かかる固定体62及び可動側接点61を取り巻くようにして、延出部16と張出部45との間に、これらを離反方向へ付勢するコイルバネ80が設けられている。このコイルバネ80の上端と張出部45の下面との間には絶縁性材料よりなるスペーサ81が介在され、このコイルバネ80を介して該張出部45と延出部16とが導通しないようになっている。
このように構成されたホーンスイッチ装置60のホーン吹鳴動作について次に説明する。
モジュールカバー40を押す前は、第2図のように接点61,66は離反している。
モジュールカバー40を押すと、第2図から第3図のように可動側接点61が固定側接点66(前半体64)に押し付けられ、ホーンが鳴る。この際、前半体64が該可動側接点61に押されて後半体63に向って退動する。この退動時に、ガイド面73がガイド面71に対し上方から当接し、該ガイド面73がガイド面71に沿って摺動することにより、該前半体64は軸体67の軸心線回りに回動する。そのため、可動側接点61に接している固定側接点66が回動し、両接点61,66同士が摺動する。
モジュールカバー40から手を離すと、コイルバネ65,80の復元力により前半体64及び張出部45(モジュールカバー40)が押し上げられ、第2図の状態に復帰する。これにより、接点61,66同士が離反し、ホーンが止む。
このホーンスイッチ装置60にあっては、各接点61,66の接触面に酸化物又は硫化物の皮膜層や異物などの非導電性介在物が存在していても、両接点61,66同士の摺動によって該非導電性介在物が剥離ないし破壊され、接点61,66間の接触時の電気抵抗が小さくなる。この結果、可動側接点61が固定側接点66に軽く押し付けられただけで、常に確実にホーンを吹鳴させることが可能となる。
上記実施の形態ではモジュールカバーのみが押されて退動する構成となっているが、モジュールカバーとリテーナとが一体となって上下動するエアバッグ装置についても本発明を適用することができる。第4図はこのように構成されたエアバッグ装置付きステアリングホイールの断面図である。
このエアバッグ装置1Aも、リテーナ10Aと、このリテーナ10Aに対しエアバッグ取付けリング24によって取り付けられたエアバッグ20と、このエアバッグ20を膨張させるためのインフレータ30と、折り畳まれたエアバッグ20を覆っているモジュールカバー40Aと、ホーンスイッチ装置60等を備えて構成されている。
この実施の形態でも、該リテーナ10Aは略方形の主板部11を有しており、この主板部11にエアバッグ20及びインフレータ30が取り付けられている。この取付構造は前述の第1図のエアバッグ装置1と同様である。
このリテーナ10Aの主板部11の外縁から囲壁部15Aが第4図の上方側(乗員方向)に立設されている。この囲壁部15Aの起立方向の先端からエアバッグ装置1Aの進退方向(第4図の上下方向)と直交方向へ延出する延出部16Aが設けられている。
モジュールカバー40Aは、乗員に対面する主面部41と、この主面部41の裏面から該囲壁部15Aの内側壁面に沿って第4図の下方(乗員と反対方向)へ垂設された脚片部42Aとを有している。この脚片部42Aは、リベット等の固着具(図示略)により囲壁部15Aに固着されている。
この実施の形態では、ステアリングホイール50Aのベース部51から該囲壁部15Aの外側壁面に沿ってエアバッグ装置支持片100が立設されている。この支持片100は、前記延出部16Aと同数設けられており、各々の先端側が下方から各延出部16Aに対峙する位置関係にて配置されている。各支持片100の先端側には、各延出部16Aの延在方向と平行方向へ延出して各延出部16Aの下面に対峙する対峙部101が設けられている。
この実施の形態では、該延出部16Aの下面にホーンスイッチ装置60の可動側接点61が設置され、該対峙部101の上面に固定体62が設置されている。
該延出部16Aと対峙部101との間には、これらの可動側接点61及び固定体62を取り巻くようにして、該延出部16Aと対峙部101とを離反方向へ付勢するコイルバネ80が設けられている。なお、この実施の形態でも、該コイルバネ80の上端と延出部16Aとの間に絶縁性スペーサ81(第4図では符号略。第2,3図参照。)が介在され、該コイルバネ80を介して延出部16Aと対峙部101とが導通しないようになっている。
この実施の形態のホーンスイッチ装置60は、可動側接点61が前述の実施の形態における張出部45の代わりに延出部16Aに設けられ、固定体62が前述の実施の形態における延出部16の代わりに対峙部101に設けられたこと以外は第2,3図と同一の構成となっている。
この実施の形態のその他の構成は前述の第1〜3図の実施の形態と同様であり、同一の符号は同一の部分を示している。
この実施の形態では、モジュールカバー40Aを押すと、エアバッグ装置1A全体がステアリングホイール50A側へ退動し、これに伴って可動側接点61が固定側接点66に押し付けられてホーンが吹鳴する。この実施の形態でも、ホーンスイッチ装置60は第1〜3図の実施の形態と同様に作動し、同様の作用・効果が奏される。
上記の各実施の形態はいずれも本発明の一例を示すものであり、本発明は上記の各実施の形態に限定されるものではない。
前半体の退動時に該前半体を回動させるよう案内するガイド機構は図示以外の構成であってもよい。例えば、上記の実施の形態では前半体及び後半体の双方に、螺旋状に延在するガイド面を設けているが、一方にのみ螺旋状のガイド面を設け、他方には、該ガイド面に当接する突起や段部等を設けた構成としてもよい。あるいは、軸体の外周面に螺旋状の溝を設け、後半体には該溝に係合する突起等を設けた構成としてもよい。もちろん、これ以外のガイド機構を採用してもよい。
本発明は、エアバッグ装置を有しないステアリングホイールのホーンスイッチ装置にも適用可能である。
1,1A エアバッグ装置
10,10A リテーナ
16,16A 延出部
20 エアバッグ
30 インフレータ
40,40A モジュールカバー
42,42A 脚片部
45 張出部
50 ステアリングホイール
60 ホーンスイッチ装置
61 可動側接点
62 固定体
63 後半体
64 前半体
65 コイルバネ
66 固定側接点
67 軸体
68 軸孔
71,73 ガイド面
80 コイルバネ
100 支持片
101 対峙部
10,10A リテーナ
16,16A 延出部
20 エアバッグ
30 インフレータ
40,40A モジュールカバー
42,42A 脚片部
45 張出部
50 ステアリングホイール
60 ホーンスイッチ装置
61 可動側接点
62 固定体
63 後半体
64 前半体
65 コイルバネ
66 固定側接点
67 軸体
68 軸孔
71,73 ガイド面
80 コイルバネ
100 支持片
101 対峙部
Claims (7)
- 固定側接点を有した固定体と、
可動側接点を有し、該固定体に対し接離方向に移動可能な可動体とを備えてなり、
該可動体が固定体に対し接近することにより該可動側接点と固定側接点とが接触するホーンスイッチ装置において、
該固定体は、
前記可動体から遠い側に配置された後半体と、
前記固定側接点を有し、前記可動体に近い側に配置されており、前記可動側接点が該固定側接点に押し付けられたときにこの押し付け力によって該後半体に向って退動する前半体と、
該前半体と後半体とを離反方向に付勢する弾性部材と、
該前半体が後半体に向って退動するときに該前半体を回動させるためのガイド機構と
を備えてなることを特徴とするホーンスイッチ装置。 - 請求項1において、前記前半体から前記後半体に向って軸体が突設され、該後半体に設けられた軸孔に該軸体が挿通されており、
前記ガイド機構として、該前半体及び後半体に、該軸体の周方向に螺旋状に延在するガイド面がそれぞれ設けられており、
該前半体が後半体に向って退動するときに該ガイド面同士が摺動し、該前半体が該軸体回りに回動することを特徴とするホーンスイッチ装置。 - 請求項2において、該軸体の軸心線方向に対する一方の前記ガイド面の傾斜角が、他方のガイド面の傾斜角よりも小さいことを特徴とするホーンスイッチ装置。
- 請求項2又は3において、前記弾性体は、前記軸体の周囲を取り巻く導電材料製コイルバネよりなり、前記前半体と後半体とが該コイルバネを介して導通していることを特徴とするホーンスイッチ装置。
- ホーンスイッチ装置を有するエアバッグ装置において、該ホーンスイッチ装置は請求項1ないし4のいずれか1項に記載のホーンスイッチ装置であることを特徴とするエアバッグ装置。
- 請求項1ないし4のいずれか1項に記載のホーンスイッチ装置を備えてなるステアリングホイール。
- ホーンスイッチ装置を有するエアバッグ装置を備えたステアリングホイールにおいて、該エアバッグ装置は請求項5に記載のエアバッグ装置であることを特徴とするステアリングホイール。
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