JP2006293547A - 業務プロセストラッキングプログラム、該プログラムを記録した記録媒体、および業務プロセストラッキング装置 - Google Patents

業務プロセストラッキングプログラム、該プログラムを記録した記録媒体、および業務プロセストラッキング装置 Download PDF

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Abstract

【課題】業務プロセストラッキングの簡単かつ効率的に運用管理を図ること。
【解決手段】業務プロセストラッキング装置102において、各イベントデータ収集処理スレッドTa1〜Tanでは、それぞれ業務システムWS1〜WSnからイベントデータを収集する。そして、格納処理スレッドTbでは、各イベントデータ収集処理スレッドTa1〜Tanによって収集されたイベントデータをデータベース310に格納する。また、管理端末103から処理の終了指示が受け付けられた場合、起動中のスレッドを終了する。たとえば、業務システムWSiからのイベントデータ収集処理の起動指示(または終了指示)が受け付けられると、制御部302は、そのイベントデータ収集処理スレッドTaiを起動(または終了)させる。同様に、格納処理の終了指示が受け付けられると、制御部302は、格納処理スレッドTbを起動(または終了)させる。
【選択図】 図4

Description

この発明は、複数の業務システム間の業務の流れを示す業務プロセスを追跡する業務プロセストラッキングプログラム、該プログラムを記録した記録媒体、および業務プロセストラッキング装置に関する。
企業の成長に伴う業務システムの段階的導入や、ビジネスユニット単位での個別業務システムの導入により、企業内に複数の業務システムが存在するケースが多くなっている。これらの業務システムが複雑に関係し合うため、『業務全体の進捗を把握しにくい』、『業務プロセスの問題点がわからない』、『新規のIT投資をどこに行うとどのような効果があるかわからない』といった問題が生じている。
このように、稼働中の既存業務の改善をおこなう場合、どの部分に問題があり、どこを改善したらよいかを判断するために業務システム間の業務の流れを示す業務プロセスの分析が従来からおこなわれている。このため、業務システム間の業務がどのように流れているかを見るシステムとしてワークフローシステムがある。ワークフローシステムとは、一般に、既存のフローエンジンと、提示されたワークフローに従った順序で自動実行するアプリケーションとを備えるシステムである。
また、異なる業務システムにまたがるようなワークフローや非定型業務についても、その履歴や進行状態の管理情報を参照したり、辿ったりすることを可能にするワークフロー支援システムおよび支援方法が開示されている(たとえば、下記特許文献1を参照。)。
特開平10−63747号公報
しかしながら、上述した従来技術では、途中で複数に分岐するアプリケーションの関係を把握することができないという問題があった。また、途中で複数に分岐するアプリケーションの関係を把握するためには、複数のプロセスに分割して別々に分析するなど、業務プロセスと分析方法の見直しが必要であった。
また、既存の多くの業務システムは、ワークフローにしたがって業務処理を追行しているわけではない。このため、異なる業務システム間の業務の流れを追跡する場合には、個々の業務システムにアクセスして処理済データ、未処理データなどのデータを収集し、分析しなければならず、業務の流れの追跡は現実には不可能であった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、複数の業務システム間の業務の流れを示す業務プロセスのトラッキングを、簡単かつ効率的に運用管理することができる業務プロセストラッキングプログラム、該プログラムを記録した記録媒体、および業務プロセストラッキング装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる業務プロセストラッキングプログラム、該プログラムを記録した記録媒体、および業務プロセストラッキング装置は、複数の業務システム間の業務の流れを示す業務プロセスを追跡させる業務プロセストラッキングプログラム、該プログラムを記録した記録媒体、および業務プロセストラッキング装置において、前記業務プロセスのトラッキングに関する複数の処理を実行し、実行される複数の処理に関する起動動作または終了動作を、互いに独立しておこなうことを特徴とする。
また、上記発明において、前記複数の処理として、少なくとも、前記業務システムの実行状態に関するイベントデータを収集する前記業務システムごとの複数のイベントデータ収集処理を実行し、前記各イベントデータ収集処理に関する起動動作または終了動作を、互いに独立しておこなうこととしてもよい。
また、上記発明において、前記複数の処理として、さらに、前記各イベントデータ収集処理によって収集されるイベントデータを所定のデータベースに格納する格納処理を実行し、前記格納処理に関する起動動作または終了動作を、当該格納処理以外の他の処理とは独立しておこなうこととしてもよい。
また、上記発明において、前記格納処理の実行が停止した場合、前記各イベントデータ収集処理を停止するように制御することとしてもよい。
また、上記発明において、前記格納処理の実行が再開した場合、停止中の前記各イベントデータ収集処理の実行を再開することとしてもよい。
また、上記発明において、前記複数の処理として、少なくとも、前記業務プロセスを追跡する追跡処理を実行し、前記複数の処理のうち少なくともいずれか一つの処理の実行中に、前記追跡処理の起動を禁止することとしてもよい。
また、上記発明において、前記複数の処理として、少なくとも、前記所定のデータベースの中から前記業務プロセスの異常を示すアラートデータを収集するアラートデータ収集処理を実行し、前記アラートデータ収集処理の実行中に、前記追跡処理の起動を禁止することとしてもよい。
また、上記発明において、前記複数の処理として、少なくとも、前記所定のデータベースに格納されている情報を、他のデータベースにバックアップするバックアップ処理を実行し、前記バックアップ処理の実行中に、前記追跡処理の起動を禁止することとしてもよい。
また、上記発明において、前記複数の処理のうち少なくともいずれか一つの処理の実行中に、当該処理に設定されている優先度に基づいて、前記追跡処理の起動を禁止することとしてもよい。
また、上記発明において、前記業務プロセストラッキングプログラムの稼働状況に関する情報を取得し、取得された稼働状況に関する情報に基づいて、前記業務プロセスを追跡する追跡処理の起動を禁止することとしてもよい。
これらの発明によれば、各処理に対応する業務システムの状況に応じて、処理を起動または終了させることができる。また、格納処理とイベントデータ収集処理とを連動させることにより、無駄なイベントデータ収集処理を防止することができる。また、各処理の優先度に応じて、処理の実行許可または実行禁止を決定することができる。さらに、稼働状況を考慮して、現時点で実行させるべき処理のみの実行を許可し、実行させるべきでない処理を禁止することができる。
本発明にかかる業務プロセストラッキングプログラム、該プログラムを記録した記録媒体、および業務プロセストラッキング装置によれば、簡単かつ効率的に運用管理することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる業務プロセストラッキングプログラム、該プログラムを記録した記録媒体、および業務プロセストラッキング装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(業務プロセストラッキングシステムのシステム構成)
まず、この発明の実施の形態にかかる業務プロセストラッキングシステムのシステム構成について説明する。図1は、この発明の実施の形態にかかる業務プロセストラッキングシステムのシステム構成図である。
図1において、業務プロセストラッキングシステム100は、内部システム101と、業務システム群WSと、バックアップサーバ110とが、インターネットやWANなどのネットワーク120を介して相互に交信可能に接続されている。
内部システム101は、業務プロセストラッキング装置102と、管理端末103と、トラッキング端末104が相互に交信可能に接続されており、LANなどの内部ネットワークを構成している。また、業務プロセストラッキング装置102は、業務プロセスの追跡、監視、および管理をおこなう。管理端末103は、業務プロセストラッキング装置102の起動動作または終了動作の指示、追跡、監視、および管理に関する処理のスケジュール設定などをおこなう。トラッキング端末104は、業務プロセストラッキング装置102にアクセスして、目的とする業務プロセスの追跡要求、追跡対象の指定および追跡結果の表示をおこなう。
また、業務システム群WSは、ある業務モデルにしたがって定義された複数(n個)の異なる業務システムWS1〜WSnの集合である。個々の業務システムWSiは、他の業務システムWSj(j≠i)の作業状況を把握していない。ここで、業務システム群WSの業務システム数WS1〜WSnのnをn=4として簡単に説明すると、たとえば、商品の注文から製造販売まで手がける業務モデルである場合、受発注システム(業務システムWS1)、在庫管理システム(業務システムWS2)、生産システム(業務システムWS3)、および出荷システム(業務システムWS4)の4つの業務システムによって構成することができる。ここで、業務プロセスとは、業務システムWS1〜WSn間の業務の流れを示しているため、この場合の業務プロセスとは、たとえば、ある商品の受発注処理から、在庫管理処理、生産処理、出荷処理までの一連の処理である。
実際には、業務システムWS1〜WSnの数nは、数十個〜百個以上有するものもあり、追跡対象となる業務プロセスも大規模化、多様化している。本実施の形態では、このように大規模化、多様化した業務プロセスについても、追跡、監視および管理の効率化を図ることができる。また、バックアップサーバ110は、業務プロセストラッキング装置102に記憶されている情報をバックアップする。
(業務プロセストラッキング装置102等のハードウェア構成)
まず、この発明の実施の形態にかかる業務プロセストラッキング装置102、管理端末103、トラッキング端末104、バックアップサーバ110、各業務システムWS1〜WSn(以下、「業務プロセストラッキング装置102等」という)のハードウェア構成について説明する。図2は、この発明の実施の形態にかかる業務プロセストラッキング装置102等のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2において、業務プロセストラッキング装置102等は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、HDD(ハードディスクドライブ)204と、HD(ハードディスク)205と、FDD(フレキシブルディスクドライブ)206と、着脱可能な記録媒体の一例としてのFD(フレキシブルディスク)207と、ディスプレイ208と、I/F(インターフェース)209と、キーボード210と、マウス211と、スキャナ212と、プリンタ213と、を備えている。また、各構成部はバス200によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU201は、業務プロセストラッキング装置102等の全体の制御を司る。ROM202は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。HDD204は、CPU201の制御にしたがってHD205に対するデータのリード/ライトを制御する。HD205は、HDD204の制御で書き込まれたデータを記憶する。
FDD206は、CPU201の制御にしたがってFD207に対するデータのリード/ライトを制御する。FD207は、FDD206の制御で書き込まれたデータを記憶したり、FD207に記憶されたデータを業務プロセストラッキング装置102等に読み取らせたりする。
また、着脱可能な記録媒体として、FD207のほか、CD−ROM(CD−R、CD−RW)、MO、DVD(Digital Versatile Disk)、メモリーカードなどであってもよい。ディスプレイ208は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。このディスプレイ208は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
I/F209は、通信回線を通じてインターネットなどのネットワーク120に接続され、このネットワーク120を介して他の装置に接続される。そして、I/F209は、ネットワーク120と内部のインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。I/F209には、たとえばモデムやLANアダプタなどを採用することができる。
キーボード210は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力をおこなう。また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。マウス211は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウィンドウの移動やサイズの変更などをおこなう。ポインティングデバイスとして同様に機能を備えるものであれば、トラックボールやジョイスティックなどであってもよい。
スキャナ212は、画像を光学的に読み取り、業務プロセストラッキング装置102等内に画像データを取り込む。なお、スキャナ212は、OCR機能を持たせてもよい。また、プリンタ213は、画像データや文書データを印刷する。プリンタ213には、たとえば、レーザプリンタやインクジェットプリンタを採用することができる。
(業務プロセストラッキング装置102の機能的構成)
つぎに、この発明の実施の形態にかかる業務プロセストラッキング装置102の機能的構成について説明する。図3は、この発明の実施の形態にかかる業務プロセストラッキング装置102の機能的構成を示すブロック図である。図3において、業務プロセストラッキング装置102は、実行部301と、制御部302と、取得部303と、データベース310と、から構成されている。
まず、実行部301は、収集/格納エンジン311と、検索エンジン312とを備えている。収集/格納エンジン311は、各業務システムWS1〜WSnからイベントデータを収集したり、収集したイベントデータをデータベース310に格納する。また、データベース310内のイベントデータからアラートデータを収集することもできる。また、データベース310内のイベントデータをバックアップサーバ110のデータベース320に移行してバックアップすることもできる。ここで、イベントデータとは、各業務システムWS1〜WSn内において、その業務の実行内容に関するデータであり、業務を遂行した時刻、その他当該業務に関する情報を含むデータである。
たとえば、業務システムWSiが受発注システムWS1である場合、イベントデータには、受発注担当者の識別情報(担当者名や担当者コード)、受注した商品の識別情報(商品名や商品コード)、商品の受注時刻と後続の業務システム(在庫管理システムWS2や生産システムWS3)へ知らせる発注時刻、商品の受注数量、金額などが含まれている。
また、業務システムWSiが在庫管理システムWS2である場合、イベントデータには、在庫管理担当者の識別情報(担当者名や担当者コード)、在庫管理対象商品の識別情報(商品名や商品コード)、在庫管理の確認時刻、在庫管理対象商品の在庫数などが含まれている。
また、業務システムWSiが生産システムWS3である場合、イベントデータには、生産担当者の識別情報(担当者名や担当者コード)、生産対象商品の識別情報(商品名や商品コード)、生産数量、進捗状況(生産開始日時、生産完了の有無、残り生産個数、単位時間あたりの生産個数、生産完了予定日時、生産完了日時)などが含まれている。
また、業務システムWSiが出荷システムWS4である場合、イベントデータには、出荷担当者の識別情報(担当者名や担当者コード)、生産対象商品の識別情報(商品名や商品コード)、出荷予定日、出荷の有無などが含まれている。
また、アラートデータとは、各業務システムWS1〜WSnの異常や警告を示す情報である。たとえば、業務システムWSiが受発注システムWS1である場合、ある商品を受注してから所定時間以上経過しても生産システムWS3に発注されていない旨のアラートデータを、データベース310内のイベントデータから収集することができる。
また、業務システムWSiが在庫管理システムWS2である場合、在庫数が所定数以下の商品または当該商品の在庫数を含むアラートデータを、データベース310内のイベントデータから収集することができる。また、業務システムWSiが生産システムWS3である場合、単位時間あたりの生産個数が所定個数以下である旨のアラートデータを、データベース310内のイベントデータから収集することができる。また、業務システムWSiが出荷システムWS4である場合、出荷予定日の遅延情報をアラートデータとしてデータベース310内のイベントデータから収集することができる。
また、検索エンジン312は、トラッキング端末104からの業務プロセスの追跡依頼を受け付けて、データベース310を検索する。たとえば、トラッキング端末104から追跡対象商品の識別情報を受け付けると、その追跡対象商品に関するイベントデータを、データベース310から検索する。この検索内容を時系列にして追跡依頼をしたトラッキング端末104に出力することにより、トラッキング端末104の表示画面に追跡結果として表示することができる。
また、制御部302は、あらかじめ設定されたスケジュールにしたがって、実行部301を制御する。具体的には、実行部301の収集/格納エンジン311によって実行される業務システムWS1〜WSnごとのイベントデータ収集処理、イベントデータ格納処理、アラートデータ収集処理およびバックアップ処理や、検索エンジン312による追跡処理の実行を制御する。具体的には、たとえば、ある処理の開始時刻になった場合、当該処理が実行され、当該処理の終了時刻になった場合、実行を終了する。
また、管理端末103からある処理の起動指示が受け付けられた場合、当該処理を起動して実行状態とし、実行中のある処理の終了指示が受け付けられた場合、当該処理の実行を終了する。また、制御部302は、あらかじめ設定された各処理の優先度に基づいて、実行可能な処理と実行不可能な処理を決定して実行部301を制御することもできる。
また、取得部303は、業務プロセストラッキング装置102の稼働状況に関する情報(以下、「稼働状況情報」という)を取得する。ここで、稼働状況情報とは、たとえば、業務プロセストラッキング装置102を構成するCPU201と、RAM203などのメモリの使用率など、業務プロセストラッキング装置102の負荷を示す情報が挙げられる。制御部302は、このCPU201またはメモリの使用率から、実行可能な処理と実行不可能な処理を決定して実行部301を制御することもできる。なお、上述した実行部301、制御部302および取得部303は、具体的には、たとえば、図2に示したROM202、RAM203、HD205などの記録媒体に記録されたプログラムを、CPU201が実行することによって、またはI/F209によって、その機能を実現する。
つぎに、実行部301による各業務システムWS1〜WSnに対するイベントデータ収集処理と格納処理について説明する。図4は、実行部301による各業務システムWS1〜WSnに対するイベントデータ収集処理と格納処理を示す説明図である。図4において、スケジュールによりイベントデータ収集処理の開始時刻になった場合、収集/格納エンジン311は、業務システムWS1〜WSnごとにイベントデータ収集処理スレッドTa(Ta1〜Tan)を立ち上げる。また、スケジュールによりイベントデータ収集処理の終了時刻になった場合、収集/格納エンジン311は、業務システムWS1〜WSnごとにイベントデータ収集処理スレッドTa(Ta1〜Tan)を終了する。
同様に、スケジュールにより格納処理の開始時刻になった場合、収集/格納エンジン311は、格納処理スレッドTbを立ち上げる。また、スケジュールによりイベントデータ収集処理の終了時刻になった場合、収集/格納エンジン311は、格納処理スレッドTbを終了する。このような複数のスレッドTa、Tbの立ち上げは、たとえば、Java(登録商標)によるmulti Thread Programmingなどを用いることにより実現することができる。
また、各イベントデータ収集処理スレッドTa1〜Tanでは、それぞれ業務システムWS1〜WSnからイベントデータを収集する。そして、格納処理スレッドTbでは、各イベントデータ収集処理スレッドTa1〜Tanによって収集されたイベントデータをデータベース310に格納する。また、管理端末103から処理の終了指示が受け付けられた場合、起動中のスレッドを終了する。たとえば、業務システムWSiからのイベントデータ収集処理の起動指示(または終了指示)が受け付けられると、制御部302は、そのイベントデータ収集処理スレッドTaiを起動(または終了)させる。同様に、格納処理の終了指示が受け付けられると、制御部302は、格納処理スレッドTbを起動(または終了)させる。
このように、業務プロセストラッキング装置102や業務システムWSiのメンテナンスがある場合や、業務システムWSiの情報変更などがある場合、スレッドごとに個別に起動または終了することができるため、他の業務システムWSj(j≠i)からのイベントデータ収集処理を継続して実行することができる。
また、管理する業務システム群WSが多様化しスケジュールの制御が複雑化した場合でも、各イベントデータ収集処理スレッドTa1〜Tanは、格納処理スレッドTbの起動状態を監視して、格納処理スレッドTbの停止に連動して各業務システムWS1〜WSnに対するイベントデータ収集処理スレッドTa1〜Tanを停止するため、各業務システムWS1〜WSnの起動状態を意識することなく、データベース310のメンテナンスや情報変更などを実施することができる。
この場合も上述したように、たとえば、Multi Thread Programmingを用いて、分離された各イベントデータ収集処理スレッドTa1〜Tanが格納処理スレッドTbの状態を定期的に監視して、格納処理スレッドTbの状態によってイベントデータ収集処理の停止/再開をおこなうことができる。
つぎに、実行部301によるアラートデータ収集処理および追跡処理について説明する。図5は、実行部301によるアラートデータ収集処理および追跡処理を示す説明図である。図5において、スケジュールによりアラートデータ収集処理の開始時刻になった場合、収集/格納エンジン311は、アラートデータ収集処理スレッドTcを立ち上げて、データベース310からアラートデータを収集する。そして、アラートデータをすべて収集すると、アラートデータ収集処理スレッドTcを終了する。
また、トラッキング端末104からの追跡指示を受け付けると、検索エンジン312か追跡処理スレッドTdを立ち上げて、上述したように、トラッキング端末104からの業務プロセスの追跡依頼を受け付けて、データベース310を検索する。この検索により、イベントデータやアラートデータを抽出して、追跡結果としてトラッキング端末104に出力する。
つぎに、実行部301によるバックアップ処理について説明する。図6は、実行部301によるバックアップ処理を示す説明図である。図6において、スケジュールによりバックアップ処理の開始時刻になった場合、収集/格納エンジン311は、バックアップ処理スレッドTeを立ち上げて、データベース310内の情報を、バックアップサーバ110に転送する。これによりデータベース310内の情報が、バックアップサーバ110のデータベース320に移行することができる。また、バックアップ処理が完了すると、バックアップ処理スレッドTeを終了する。
つぎに、上述したスケジュールについて説明する。図7は、スケジュールを示す説明図である。このスケジュール700は、制御部302で参照され、制御部302はこのスケジュール700にしたがって実行部301を制御する。図7において、処理項目701には、スレッドとして立ち上がる処理の名称が示されている。また、タイプ項目702には、処理の実行周期、たとえば、『毎日』、『毎週』が示されている。
また、曜日項目703には、処理を実行する曜日が示されている。また、開始時刻項目704には、処理の開始時刻が、終了時刻項目705には、処理の終了項目が示されている。たとえば、イベントデータ収集処理は、毎週月曜日から金曜日の12:00にイベントデータ収集処理スレッドTaを起動し、17:00にイベントデータ収集処理スレッドTaを終了する。なお、追跡処理に関しては、毎日13:00から17:00まで、トラッキング端末104から追跡処理スレッドTdを起動することができることを意味している。このスケジュール700の内容は、たとえば、XML形式の電子文書で管理端末103を操作することで設定することができる。
(業務プロセストラッキング処理手順)
つぎに、この発明の実施の形態にかかる業務プロセストラッキング処理手順(その1)について説明する。図8は、この発明の実施の形態にかかる業務プロセストラッキング処理手順(その1)を示すフローチャートである。図8において、管理端末103から動作指示入力があった場合(ステップS801:Yes)、指示対象処理を判断する(ステップS802)。指示対象処理が任意の業務システムのイベントデータ収集処理である場合(ステップS802:イベントデータ収集処理)、動作指示を判断する(ステップS803)。
動作指示が起動指示である場合(ステップS803:起動)、動作指示対象の業務システムWSiのイベントデータ収集処理スレッドTaiを起動する(ステップS804)。一方、動作指示が終了指示である場合(ステップS803:終了)、動作指示対象の業務システムWSiのイベントデータ収集処理スレッドTaiを終了する(ステップS805)。
また、ステップS802において、指示対象処理が格納処理である場合(ステップS802:格納処理)、動作指示を判断する(ステップS806)。動作指示が起動指示である場合(ステップS806:起動)、格納処理スレッドTbを起動する(ステップS807)。一方、動作指示が終了指示である場合(ステップS806:終了)、格納処理スレッドTbを終了する(ステップS808)。
このように、業務プロセストラッキング装置102や業務システムWS1〜WSnのメンテナンスがある場合や、業務システムWSiの情報変更などがある場合、スレッドごとに個別に起動または終了することができるため、他の業務システムWSj(j≠i)からのイベントデータ収集処理を継続して実行することができる。
つぎに、この発明の実施の形態にかかる業務プロセストラッキング処理手順(その2)について説明する。図9は、この発明の実施の形態にかかる業務プロセストラッキング処理手順(その2)を示すフローチャートである。図9において、イベントデータ収集処理が実行中である場合(ステップS901:Yes)、格納処理が停止中であるか否かを判断する(ステップS902)。
格納処理が停止中である場合(ステップS902:Yes)、実行中のイベントデータ収集処理を停止し(ステップS903)、ステップS901に移行してイベントデータ収集処理が実行中であるか否か判断する。また、ステップS902において、格納処理が停止中でない場合も(ステップS902:No)、ステップS901に移行してイベントデータ収集処理が実行中であるか否か判断する。
一方、ステップS901において、イベントデータ収集処理が実行中でない場合(ステップS901:No)、格納処理スレッドTbが起動しているか否かを判断する(ステップS904)。格納処理スレッドTbが起動している場合(ステップS904:Yes)、停止中のイベントデータ収集処理を再開し(ステップS905)、ステップS901に移行してイベントデータ収集処理が実行中であるか否か判断する。また、ステップS904において、格納処理スレッドTbが起動していない場合も(ステップS904:No)、ステップS901に移行してイベントデータ収集処理が実行中であるか否か判断する。
このように、管理する業務システム群WSが多様化しスケジュール700の制御が複雑化した場合でも、各イベントデータ収集処理スレッドTa1〜Tanは、格納処理スレッドTbの起動状態を監視して、格納処理スレッドTbの停止に連動して各業務システムWS1〜WSnに対するイベントデータ収集処理スレッドTa1〜Tanを停止することができる。したがって、各業務システムWS1〜WSnの起動状態を意識することなく、データベース310のメンテナンスや情報変更などを実施することができる。
つぎに、この発明の実施の形態にかかる業務プロセストラッキング処理手順(その3)について説明する。この業務プロセストラッキング処理手順では、処理ごとに設定された優先度と、CPU201やメモリの使用率などの稼働状況情報とを用いた業務プロセストラッキング処理手順である。図10は、各処理と優先度との対応関係を示す図表であり、図11は、条件設定ファイルを示す図表であり、図12は、この発明の実施の形態にかかる業務プロセストラッキング処理手順(その3)を示すフローチャートである。
図10において、処理ごとに優先度1〜5が設定されている。優先度1の処理が最も優先される処理である。また、図11において、条件設定ファイル1100は、業務プロセストラッキング装置102の稼働状況と制御部302による制御内容との対応関係を示している。この条件設定ファイル1100において、稼働状況情報は、CPU201の使用率(CPU使用率)とメモリの使用率(メモリ使用率)とのAND/ORによって定義されている。
たとえば、条件A、すなわち、CPU使用率が100%以上でかつメモリ使用率が80%以上である場合、制御部302は、優先度1以下の処理、図10に示したすべての処理を停止する。また、条件C、すなわち、CPU使用率またはメモリ使用率のいずれかが65%以上である場合、優先度3以下の処理、すなわち、追跡処理(優先度3)、アラートデータ収集処理(優先度4)およびバックアップ処理(優先度5)を停止する。
つぎに、図12に示したフローチャートについて説明する。図12において、複数種類の処理が実行中であるか否かを判断する(ステップS1201)。複数種類の処理が実行中でない場合(ステップS1201:No)、すなわち、実行中の処理が1つ、または複数の処理が実行中であっても1種類の処理(たとえば、イベントデータ収集処理)である場合には、複数種類の処理が実行中となるまで、ステップS1201の判断を繰り返す。
複数種類の処理が実行中である場合(ステップS1201:Yes)、条件設定ファイル1100を読み込み、稼働状況情報を取得する(ステップS1202)。つぎに、図11に示した稼働状況情報に合致する条件があるか否かを判断する(ステップS1203)。合致する条件がない場合(ステップS1203:No)、ステップS1201に移行する。
一方、合致する条件がある場合(ステップS1203:Yes)、合致する条件に従って、実行中の複数種類の処理を制御する(ステップS1204)。たとえば、CPU使用率が67%でメモリ使用率が50%であれば、図11に示した条件Cに合致するため、優先度3以下の処理、すなわち、追跡処理(優先度3)、アラートデータ収集処理(優先度4)およびバックアップ処理(優先度5)を停止する。
このように、業務プロセストラッキング装置102のCPU201やメモリの負荷を示す稼働状況情報を取得することにより、同時並行処理による業務プロセストラッキング装置102の負荷増大の防止を図ることができる。特に、各処理の優先度を考慮することにより、処理の効率化を図ることができる。たとえば、業務プロセストラッキング装置102への負荷をある程度犠牲にしてもリアルタイムな追跡結果を要求する場合、イベントデータ収集処理と重複しても追跡処理の実行が許可されるため、正確な追跡結果をリアルタイムで取得することができる。一方、業務プロセストラッキング装置102の負荷が条件Cに合致する場合には、イベントデータ収集処理の実行を許可しつつ、追跡処理の実行を禁止する。これにより、業務プロセストラッキング装置102の負荷の軽減を図ることができる。
なお、図11に示したように、業務プロセストラッキング装置102のCPU201やメモリの負荷を示す稼働状況情報を用いる場合、瞬間的にCPU使用率またはメモリ使用率が増加するため、所定間隔でCPU使用率またはメモリ使用率の平均値を算出し、算出された平均値が条件A〜Eに合致するか否かを判断する。これにより、制御部302の誤動作を防止することができる。
以上説明したように、この発明の実施の形態にかかる業務プロセストラッキング装置102によれば、追跡対象の業務プロセスが大規模化・多様化するに伴って、管理対象となる業務システムWS1〜WSnの数nが増加しても、メンテナンス時や業務システムWS1〜WSnの情報変更などの場合に、業務システムWS1〜WSnごとにイベントデータ収集処理を終了させることができるため、業務プロセストラッキング装置102の操作性向上を図ることができる。
イベントデータ収集処理の実行中に格納処理スレッドTbが停止した場合には、収集されたイベントデータをデータベース310に格納することができないため、格納処理の停止を自動検出することにより、イベントデータ収集処理スレッドTaを停止することができる。したがって、無駄なイベントデータ収集処理を防止することにより、業務プロセストラッキング装置102の負荷の軽減を図ることができる。
また、優先度に応じて、または稼働状況(業務プロセストラッキング装置102の負荷)を監視することにより、同時並行して実行できる処理を設定することができ、効率的なトラッキング処理を実現することができる。
なお、上述した実施の形態では、図10に示した処理の優先度と、図11に示した条件設定ファイル1100とを用いて、実行部301を制御することとしているが、図10に示した処理の優先度のみを用いて、実行部301を制御することもできる。たとえば、ある処理の実行中に他の処理が起動する場合、あらたに起動する処理の優先度が、実行中の処理の優先度より高ければ起動を許可し、低ければ起動を禁止するという制御をおこなうこともできる。これにより、優先度に応じて処理の実行を制御することができ、効率的なトラッキングの管理をおこなうことができる。
なお、本実施の形態で説明した業務プロセストラッキング処理は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
(付記1)複数の業務システム間の業務の流れを示す業務プロセスを追跡させる業務プロセストラッキングプログラムにおいて、
前記業務プロセスのトラッキングに関する複数の処理を実行する実行手段、
前記実行手段を制御して、前記実行手段によって実行される複数の処理に関する起動動作または終了動作を、互いに独立しておこなう制御手段、
としてコンピュータを機能させることを特徴とする業務プロセストラッキングプログラム。
(付記2)前記実行手段は、
前記複数の処理として、少なくとも、前記業務システムの実行状態に関するイベントデータを収集する前記業務システムごとの複数のイベントデータ収集処理を実行し、
前記制御手段は、
前記各イベントデータ収集処理に関する起動動作または終了動作を、互いに独立しておこなうことを特徴とする付記1に記載の業務プロセストラッキングプログラム。
(付記3)前記実行手段は、
前記複数の処理として、さらに、前記各イベントデータ収集処理によって収集されるイベントデータを所定のデータベースに格納する格納処理を実行し、
前記制御手段は、
前記格納処理に関する起動動作または終了動作を、当該格納処理以外の他の処理とは独立しておこなうことを特徴とする付記1に記載の業務プロセストラッキングプログラム。
(付記4)前記制御手段は、
前記格納処理の実行が停止した場合、前記各イベントデータ収集処理を停止するように制御することを特徴とする付記3に記載の業務プロセストラッキングプログラム。
(付記5)前記制御手段は、
前記格納処理の実行が再開した場合、停止中の前記各イベントデータ収集処理の実行を再開することを特徴とする付記4に記載の業務プロセストラッキングプログラム。
(付記6)前記実行手段は、
前記複数の処理として、少なくとも、前記業務プロセスを追跡する追跡処理を実行し、
前記制御手段は、
前記複数の処理のうち少なくともいずれか一つの処理の実行中に、前記追跡処理の起動を禁止することを特徴とする付記1に記載の業務プロセストラッキングプログラム。
(付記7)前記実行手段は、
前記複数の処理として、少なくとも、前記所定のデータベースの中から前記業務プロセスの異常を示すアラートデータを収集するアラートデータ収集処理を実行し、
前記制御手段は、
前記アラートデータ収集処理の実行中に、前記追跡処理の起動を禁止することを特徴とする付記6に記載の業務プロセストラッキングプログラム。
(付記8)前記実行手段は、
前記複数の処理として、少なくとも、前記所定のデータベースに格納されている情報を、他のデータベースにバックアップするバックアップ処理を実行し、
前記制御手段は、
前記バックアップ処理の実行中に、前記追跡処理の起動を禁止することを特徴とする付記6または7に記載の業務プロセストラッキングプログラム。
(付記9)前記制御手段は、
前記複数の処理のうち少なくともいずれか一つの処理の実行中に、当該処理に設定されている優先度に基づいて、前記追跡処理の起動を禁止することを特徴とする付記6に記載の業務プロセストラッキングプログラム。
(付記10)前記業務プロセストラッキングプログラムの稼働状況に関する情報を取得する取得手段を備え、
前記制御手段は、
さらに、取得手段によって取得された稼働状況に関する情報に基づいて、前記業務プロセスを追跡する追跡処理の起動を禁止することを特徴とする付記9に記載の業務プロセストラッキングプログラム。
(付記11)付記1〜10のいずれか一つに記載の業務プロセストラッキングプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
(付記12)複数の業務システム間の業務の流れを示す業務プロセスを追跡する業務プロセストラッキング装置において、
前記業務プロセスのトラッキングに関する複数の処理を実行する実行手段と、
前記実行手段を制御して、前記実行手段によって実行される複数の処理に関する起動動作または終了動作を、互いに独立しておこなう制御手段と、
を備えることを特徴とする業務プロセストラッキング装置。
以上のように、本発明にかかる業務プロセストラッキングプログラム、該プログラムを記録した記録媒体、および業務プロセストラッキング装置は、異なる業務システム間を跨いで行われる複数のアプリケーションからなる業務プロセスの流れを、既存システムを変更することなくトラッキングするシステムに有用である。
この発明の実施の形態にかかる業務プロセストラッキングシステムのシステム構成図である。 この発明の実施の形態にかかる業務プロセストラッキング装置等のハードウェア構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態にかかる業務プロセストラッキング装置の機能的構成を示すブロック図である。 実行部による各業務システムに対するイベントデータ収集処理と格納処理を示す説明図である。 実行部によるアラートデータ収集処理および追跡処理を示す説明図である。 実行部によるバックアップ処理を示す説明図である。 スケジュールを示す説明図である。 この発明の実施の形態にかかる業務プロセストラッキング処理手順(その1)を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態にかかる業務プロセストラッキング処理手順(その2)を示すフローチャートである。 各処理と優先度との対応関係を示す図表である。 条件設定ファイルを示す図表である。 この発明の実施の形態にかかる業務プロセストラッキング処理手順(その3)を示すフローチャートである。
符号の説明
100 業務プロセストラッキングシステム
102 業務プロセストラッキング装置
103 管理端末
104 トラッキング端末
110 バックアップサーバ
301 実行部
302 制御部
303 取得部
310 データベース
311 収集/格納エンジン
312 検索エンジン
700 スケジュール
1100 条件設定ファイル
Ta(Ta1〜Tan) イベントデータ収集処理スレッド
Tb 格納処理スレッド
Tc アラートデータ収集処理スレッド
Td 追跡処理スレッド
Te バックアップ処理スレッド
WS 業務システム群

Claims (5)

  1. 複数の業務システム間の業務の流れを示す業務プロセスを追跡させる業務プロセストラッキングプログラムにおいて、
    前記業務プロセスのトラッキングに関する複数の処理を実行する実行手段、
    前記実行手段を制御して、前記実行手段によって実行される複数の処理に関する起動動作または終了動作を、互いに独立しておこなう制御手段、
    としてコンピュータを機能させることを特徴とする業務プロセストラッキングプログラム。
  2. 前記実行手段は、
    前記複数の処理として、少なくとも、前記業務システムの実行状態に関するイベントデータを収集する前記業務システムごとの複数のイベントデータ収集処理を実行し、
    前記制御手段は、
    前記各イベントデータ収集処理に関する起動動作または終了動作を、互いに独立しておこなうことを特徴とする請求項1に記載の業務プロセストラッキングプログラム。
  3. 前記実行手段は、
    前記複数の処理として、さらに、前記各イベントデータ収集処理によって収集されるイベントデータを所定のデータベースに格納する格納処理を実行し、
    前記制御手段は、
    前記格納処理に関する起動動作または終了動作を、当該格納処理以外の他の処理とは独立しておこなうことを特徴とする請求項1に記載の業務プロセストラッキングプログラム。
  4. 請求項1〜3のいずれか一つに記載の業務プロセストラッキングプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
  5. 複数の業務システム間の業務の流れを示す業務プロセスを追跡する業務プロセストラッキング装置において、
    前記業務プロセスのトラッキングに関する複数の処理を実行する実行手段と、
    前記実行手段を制御して、前記実行手段によって実行される複数の処理に関する起動動作または終了動作を、互いに独立しておこなう制御手段と、
    を備えることを特徴とする業務プロセストラッキング装置。
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