JP5415183B2 - バッチジョブ処理装置、バッチジョブ処理システム - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態1に係るバッチジョブ処理システム1000の構成図である。バッチジョブ処理システム1000は、バッチジョブの実行要求を受け付けてそのバッチジョブを実行するオンラインバッチシステムであり、クライアント端末100、Webサーバ200、バッチジョブ処理装置300を有する。
ユーザは、クライアント端末100を用いて、Webサーバ200に対し、バッチジョブ処理要求を登録するための画面を送信するよう要求する。クライアント端末100は、その要求をWebサーバ200に送信する。
Webサーバ200のバッチジョブ受付部210は、クライアント端末100から、バッチジョブ処理要求登録画面を送信すべき旨の要求を受信する。バッチジョブ受付部210は、クライアント端末100に対し、バッチジョブ処理要求登録画面を送信する。
ユーザは、クライアント端末100が表示するバッチ処理要求登録画面上で、バッチジョブの内容、負荷レベル、実行スケジュールなどのバッチジョブ処理要求を入力する。クライアント端末100は、その入力内容をWebサーバ200に送信する。Webサーバ200のバッチジョブ受付部210は、バッチジョブ処理要求を受信する。
バッチジョブ受付部210は、受信したバッチジョブ処理要求に含まれるバッチジョブの負荷レベルと実行スケジュールを、スケジュールテーブル340に登録する。また、バッチジョブの内容を、パラメータテーブル350に登録する。
バッチジョブ取得部310は、スケジュールテーブル340が保持している全てのレコードを取得する。
バッチジョブ取得部310は、以下のステップS503〜S504を、ステップS501で取得したレコード数だけ繰り返す。
バッチジョブ取得部310は、ステップS501で取得したレコードのうち1つについて、「有効」列348の値が「有効」であり、かつ「ステータス」列347の値が「未実行」または「待機」であり、かつ「実行日時」列342の値が現在時刻よりも前であるか否かを確認する。当該レコードがこれら3条件を全て満たす場合はステップS504へ進み、いずれか1条件以上を満たさない場合はループを次のレコードに進める。
バッチジョブ取得部310は、バッチジョブ実行部320のうち「負荷レベル」列344の値に対応するものに、当該バッチジョブを実行するよう指示する。バッチジョブ実行部320(321、322、323のうちいずれか)は、受け取ったバッチジョブの負荷レベルを確認し、自己が実行することのできる負荷レベルであれば、そのバッチジョブを実行する。先に実行しているバッチジョブがあれば、そのバッチジョブの実行が終了した後に、受け取ったバッチジョブを実行する。
バッチジョブ取得部310は、15秒スリープ(何もせずに待機)する。
バッチジョブ取得部310の処理を終了する場合は本動作フローを終了し、処理を継続する場合はステップS501に戻って同様の処理を繰り返す。
図6は、本発明の実施の形態2に係るバッチジョブ処理システム1000の構成図である。本実施の形態2では、バッチジョブ取得部310とバッチジョブ実行部320の間にジョブキュー360を導入した。その他の構成は実施の形態1と概ね同様であるため、以下では差異点を中心に説明する。
これらのステップは、図5のステップS501〜S503と同様である。
バッチジョブ取得部310は、ステップS803の条件を満たすバッチジョブを、ジョブキュー360に投入する。ジョブキュー360は、図7で説明したような形式で記述されるメッセージとして、そのバッチジョブの内容を格納する。
これらのステップは、図5のステップS505〜S506と同様である。
バッチジョブ実行部320は、ジョブキュー360が格納しているバッチジョブ(バッチジョブの内容を記述したメッセージ)を取得する。このとき、他のバッチジョブ実行部320が同時にジョブキュー360にアクセスしないように、ジョブキュー360をロックするなどしてもよい。
バッチジョブ実行部320は、ステップS901で取得したバッチジョブの数だけ、ステップS903〜S906を繰り返す。
バッチジョブ実行部320は、ステップS901で取得したバッチジョブのうち1つについて、負荷レベルが自己の担当する負荷レベル以下であるか否かを確認する。自己が担当する負荷レベル以下であればステップS904へ進み、それ以外であればループを次のバッチジョブに進める。
バッチジョブ実行部320は、ステップS903の条件を満たすバッチジョブを、ジョブキュー360から1つ取り出す。取り出したバッチジョブは、ジョブキュー360から削除する。
バッチジョブ実行部320は、ステップS904でジョブキュー360から取り出したバッチジョブを実行する。また、スケジュールテーブル340が保持している当該バッチジョブのレコードの「ステータス」列347を、「成功」「失敗」などの値に更新する。
バッチジョブ実行部320は、15秒スリープ(何もせずに待機)する。
バッチジョブ実行部320の処理を終了する場合は本動作フローを終了し、処理を継続する場合はステップS901に戻って同様の処理を繰り返す。
図10は、本発明の実施の形態3に係るバッチジョブ処理システム1000の構成図である。本実施の形態3では、バッチジョブ実行部320と連動して動作する負荷レベル予測部370を新たに導入した。その他の構成は実施の形態1〜2いずれかと概ね同様であるため、以下では差異点を中心に説明する。なお、図10では実施の形態2の構成に負荷レベル予測部370を追加した構成を例示した。
バッチジョブ実行部320は、ステップS904でジョブキュー360から取り出したバッチジョブの負荷レベルを確認する。負荷レベルが0(未定義)であればステップS1104へ進み、それ以外であればステップS1102へ進む。
バッチジョブ実行部320は、ステップS904でジョブキュー360から取り出したバッチジョブを実行する。
バッチジョブ実行部320は、スケジュールテーブル340が保持している当該バッチジョブのレコードの「ステータス」列347を、「成功」「失敗」などの値に更新する。
バッチジョブ実行部320は、ステップS904でジョブキュー360から取り出したバッチジョブの負荷レベルを予測するよう、負荷レベル予測部370に指示する。負荷レベル予測部370は、そのバッチジョブの負荷レベルを予測し、バッチジョブ実行部320に予測結果を通知する。
バッチジョブ実行部320は、スケジュールテーブル340が保持している当該バッチジョブのレコードの「負荷レベル」列344を、負荷レベル予測部370から受け取った予測結果の値に更新する。
以上の実施の形態1〜3において、スケジュールテーブル340とパラメータテーブル350が保持している各レコードは、所定期間(例えば30日)が経過した後に削除するようにしてもよい。このとき、「ステータス」列347の値が「成功」となっているバッチジョブのみ削除してもよいし、上記所定期間が経過したバッチジョブは無条件に削除するようにしてもよい。
図12は、本発明の実施の形態5に係るバッチジョブ処理システム1000の構成図である。本実施の形態5では、バッチジョブ処理装置300とは別にバッチジョブ実行サーバ400を新たに設け、バッチジョブを実行する処理主体をバッチジョブ実行部320から切り出した。その他の構成は実施の形態1〜4いずれかと同様であるため、以下では差異点を中心に説明する。
以上の実施の形態1〜5において、3つのバッチジョブ実行部321〜323を備える構成を説明した。また、各バッチジョブ実行部はそれぞれ負荷レベル1、1〜2、1〜3のバッチジョブを実行するものとした。バッチジョブ実行部320の構成はこれに限られるものではなく、実行するバッチジョブの性質や数などに応じて構成を適宜変更することができる。
Claims (6)
- バッチジョブとその実行スケジュールを取得するバッチジョブ取得部と、
前記バッチジョブの負荷レベルを取得しそのバッチジョブを実行するバッチジョブ実行部と、
前記バッチジョブの実行スケジュールを格納する記憶部と、
前記バッチジョブ取得部が取得した前記バッチジョブを一時的に保持し出力要求にしたがって出力するジョブキューと、
を備え、
前記バッチジョブ取得部は、前記記憶部より前記実行スケジュールを取得し、前記記憶部より取得したバッチジョブを前記ジョブキューに格納し、
前記バッチジョブ実行部は、
前記ジョブキューより前記バッチジョブを取得して実行し、
前記バッチジョブ取得部が取得した前記実行スケジュールにしたがって前記バッチジョブを実行し、
所定の負荷レベルの前記バッチジョブのみを実行し、そのバッチジョブの実行が終了するまで次のバッチジョブを実行せず、
前記バッチジョブ実行部は、前記ジョブキューから取得した前記バッチジョブについてその負荷レベルが前記バッチジョブ実行部自身の担当する負荷レベル以下であるか否かを確認し、自身の担当する負荷レベル以下である場合は前記ジョブキューからそのバッチジョブを取り出すとともに前記ジョブキューから削除した上でそのバッチジョブを実行する
ことを特徴とするバッチジョブ処理装置。 - 前記ジョブキューに格納された前記バッチジョブは、前記バッチジョブ実行部が実行する場合を除き前記ジョブキューから削除不可とする
ことを特徴とする請求項1記載のバッチジョブ処理装置。 - 前記バッチジョブの負荷レベルを予測する負荷レベル予測部を備え、
前記記憶部は、
前記負荷レベルが特定されていない前記バッチジョブの実行スケジュールを格納し、
前記負荷レベル予測部は、
前記負荷レベルが特定されていない前記バッチジョブを前記バッチジョブ実行部が実行する前にそのバッチジョブの負荷レベルを予測する
ことを特徴とする請求項1または2記載のバッチジョブ処理装置。 - 前記バッチジョブの負荷レベルを予測する負荷レベル予測部を備え、
前記記憶部は、
前記負荷レベルが特定されていない前記バッチジョブの実行スケジュールを格納し、
前記バッチジョブ取得部は、
前記負荷レベルが特定されていない前記バッチジョブを前記ジョブキューに格納し、
前記負荷レベル予測部は、
前記ジョブキューが格納している前記バッチジョブのうち前記負荷レベルが特定されていないものについて、前記バッチジョブ実行部が実行する前にそのバッチジョブの負荷レ
ベルを予測する
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のバッチジョブ処理装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のバッチジョブ処理装置と、
前記バッチジョブの内容および実行スケジュールの指示を受信して前記バッチジョブ処理装置に出力する受信サーバと、
を有することを特徴とするバッチジョブ処理システム。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のバッチジョブ処理装置と、
前記バッチジョブの内容および実行スケジュールの指示を受信する受信サーバと、
を有し、
前記受信サーバは、
前記バッチジョブの内容および実行スケジュールを前記記憶部に格納し、
前記バッチジョブ実行部は、
前記実行スケジュールにしたがって前記バッチジョブを実行する
ことを特徴とするバッチジョブ処理システム。
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