JP2006293399A5 - - Google Patents

Claims (4)

1. 偏光フィルムの両側に透明保護層を有する偏光板からなり、その少なくとも片側の透明保護層が面内位相差５０〜２００nmの複屈折性を示すと共に、その透明保護層の遅相軸が前記偏光フィルムの透過軸と平行関係又は直交関係にあり、前記複屈折性を示す透明保護層の面内における主屈折率をｎ _x とｎ _y 、厚さ方向の屈折率をｎ _z としたときに、ｎ _x ＞ｎ _y の条件下、式：（ｎ _x −ｎ _z ）／（ｎ _x −ｎ _y ）で定義されるＮ _z が０．２〜２．５の範囲にあり、前記偏光フィルムの両側の透明保護層が、前記偏光フィルムに、重量平均分子量１０万以上でガラス転移温度が０℃以下のアクリル系ポリマーからなるアクリル系感圧接着剤を介して固定されていることを特徴とする広視野角偏光板。
2. 前記複屈折性を示す透明保護層が、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリスルホン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエーテルスルホン、ポリビニルアルコール、ポリオレフィン、セルロース系ポリマー、ポリスチレン、ポリメチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデンおよびポリアミドからなる群から選択される少なくとも一つから形成されたものである請求項１記載の広視野角偏光板。
3. 前記偏光フィルムの両側の透明保護層において、一方の透明保護層が前記複屈折性を示す透明保護層であり、他方の透明保護層が前記複屈折性を示す透明保護層以外の透明保護層であり、前記複屈折性を示す透明保護層以外の透明保護層が、トリアセチルセルロースフィルムである請求項１または２記載の広視野角偏光板。
4. 請求項１〜３に記載の広視野角偏光板を複屈折性を示す透明保護層側を介して液晶セルの少なくとも片側に有することを特徴とする液晶表示装置。