JP2006293123A - プロジェクタ - Google Patents
プロジェクタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006293123A JP2006293123A JP2005115388A JP2005115388A JP2006293123A JP 2006293123 A JP2006293123 A JP 2006293123A JP 2005115388 A JP2005115388 A JP 2005115388A JP 2005115388 A JP2005115388 A JP 2005115388A JP 2006293123 A JP2006293123 A JP 2006293123A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- imaging device
- unit
- projector
- image
- video
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Projection Apparatus (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Studio Devices (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
Abstract
【課題】 ユーザの位置に関わらず、ユーザが意図する動作状態を簡易に実現することができるプロジェクタを提供すること。
【解決手段】 映像解析部84は、撮像装置17からの動作制御用カードの撮影像を取り込んで、映像データと登録パターンとを比較するマッチングを行い、比較結果を主制御部88に出力する。映像データ中に登録パターンが存在する場合、主制御部88は、登録パターンに対応する制御を実行する。具体的には、カードを利用して、電源のオン・オフ、音量の増減、入力信号の切換え等を行うことができる。
【選択図】 図2
【解決手段】 映像解析部84は、撮像装置17からの動作制御用カードの撮影像を取り込んで、映像データと登録パターンとを比較するマッチングを行い、比較結果を主制御部88に出力する。映像データ中に登録パターンが存在する場合、主制御部88は、登録パターンに対応する制御を実行する。具体的には、カードを利用して、電源のオン・オフ、音量の増減、入力信号の切換え等を行うことができる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、液晶パネル等の光変調装置を用いて映像を投射するプロジェクタに関する。
プロジェクタの動作状態の制御方法として、本体操作パネル、リモコン、専用コマンド通信等を利用するものがある。これらのうち、本体操作パネルを利用する方法は、ユーザがプロジェクタ付近にいないと制御が困難であり、リモコンを利用する方法は、目的のボタンを探して押す作業は慣れを必要とし、専用コマンド通信を利用する方法は、環境の構築及びコマンドの理解が容易でなく一般ユーザにはハードルが高い。
一方、プロジェクタからの画像を投射するスクリーンを撮影するディジタルカメラを設け、このディジタルカメラにより、ユーザが操作するレーザポインタによってスクリーン上に照射された特定パターンを認識させ、このような認識結果を制御処理に利用するものが存在する(特許文献1参照)。
特開2004−78682号公報
しかし、スクリーン上に投影された特定パターンを撮影することによって制御処理に利用する方法は、スクリーンへの対面が前提となっており、ユーザの位置によっては、パターンの投影が容易でない場合がある。また、この方法は、リモコンを利用する方法と大差がなく、目的のマークを選択する作業に慣れを必要とする。
そこで、本発明は、ユーザの位置に関わらず、ユーザが意図する動作状態を簡易に実現することができるプロジェクタを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るプロジェクタは、(a)映像形成及び映像投射用の映像光学系と、映像光学系を動作させる映像回路とを有するプロジェクタ本体と、(b)プロジェクタ本体の周囲の所定方向にかざされたカードのパターンを撮影する撮像装置と、(c)撮像装置によって検出された映像を解析する映像解析手段と、(d)映像解析手段の解析結果に基づいて、プロジェクタ本体の動作状態を制御する制御部とを備える。
上記プロジェクタでは、カードのパターンを撮影する撮像装置によって検出された映像が映像解析手段によって解析されるとともに、映像解析手段の解析結果に基づいて制御部がプロジェクタ本体の動作状態を制御するので、ユーザに複雑な操作が要求されず、期待する動作に対応する特定カードをかざすだけの比較的簡単な操作で、プロジェクタ本体の動作状態の設定を迅速に行うことができる。
本発明の具体的側面によれば、上記プロジェクタにおいて、制御部が、撮像装置の撮影方向を変化させる方向変更手段を有する。この場合、状況に応じて撮影方向を変化させてカードのパターンを読み取ることができ、ユーザの居場所に対応した適切なパターン読取が可能になる。
本発明の別の具体的側面又は観点によれば、方向変更手段が、撮像装置の設置状態を変化させることによって撮影方位を調整する位置調整装置を有する。この場合、位置調整装置によって撮影方向を簡易に変化させることができる。
本発明の別の具体的側面又は観点によれば、方向変更手段が、撮像装置の設置状態を検出する位置取得装置を有する。この場合、撮像装置の撮影方向を監視することができ、検出結果を撮影方向の調整や制御に活用することができる。
本発明の別の具体的側面又は観点によれば、撮像装置が、カードのパターンの映像取り込み以外の所定の目的に使用可能であり、制御部が、撮像装置を所定の目的に使用した後、撮像装置をカードの映像取り込みに使用する場合、方向変更手段を動作させて、撮像装置の撮影方位をカードの映像取り込みに適合するものとする。この場合、撮像装置を別の用途に活用することができ、或いは別の用途の撮像装置をカードのパターン撮影に活用することができ、使用目的に応じて撮像装置の撮影方位を切り換えて使用することができる。
本発明の別の具体的側面又は観点によれば、映像解析手段が、撮像装置の画角内の所定領域に限定して映像を解析する動作モードを有する。この場合、画角内の所定領域に限定して映像取り込みや映像解析処理を行うことができ、処理の迅速化等を図ることができる。
本発明の別の具体的側面又は観点によれば、制御部が、撮像装置によって撮影した映像をプロジェクタ本体に投射させるとともに、プロジェクタ本体によって投射される映像に重畳して所定領域に対応するスコープを表示させる。この場合、ユーザはプロジェクタ本体に対してカードをかざす方向を確認することができ、カードを利用したプロジェクタ本体の動作状態の設定精度を高めることができる。
本発明の別の具体的側面又は観点によれば、プロジェクタ本体によって投射される映像中でスコープの位置を変化させることによって、撮像装置の画角内で所定領域を移動させる入力手段をさらに備える。この場合、ユーザがプロジェクタ本体に対してカードをかざすべき方向を確認しつつ撮影方向を変化させることができる。
本発明の別の具体的側面又は観点によれば、識別手段によるカードのパターンの指示内容の設定を変更する設定変更手段をさらに備える。この場合、ユーザの好みに合わせて使いやすくしたカードとパターンとの組み合わせを設定することができ、ユーザごとの操作性を高めることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るプロジェクタの内部構造を概念的に説明する図である。このプロジェクタ10は、光学エンジンユニットとも呼ばれる本体光学装置11と、各部に電力を供給する電源装置14と、ランプ光源等を空冷するための冷却ファンユニット15A,15Bと、プロジェクタ10の周囲の特定方向にかざされた動作制御用カードのパターンを撮影するための撮像装置17と、この撮像装置17を支持して指定された方向に向ける位置制御装置18と、装置全体を覆う外装ケース19とを備える。
このうち、本体光学装置11は、光源光を均一化した照明光を発生する光源装置30と、光源装置30を経た照明光を赤・緑・青の3色に分割する分割照明系40と、分割照明系40から射出された各色の照明光によって照明される光変調部50と、光変調部50を経た各色の変調光を合成するクロスダイクロイックプリズム60と、クロスダイクロイックプリズム60から射出された像光をスクリーン(不図示)に投射する投射レンズ70とを備える。これらの光源装置30、分割照明系40、光変調部50、クロスダイクロイックプリズム60、及び投射レンズ70は、映像光学系を構成し、遮光性を有するケース部材11a中に略全体が収納されている。
ここで、光源装置30は、略点状の発光部を形成するランプ光源31と、パラボラその他の表面形状を有しランプ光源31からの光源光を反射する凹面鏡32と、凹面鏡32で反射された光源光を均一な照明光とする均一化光学系33とを備える。このうち、ランプ光源31は、例えば高圧水銀ランプ等のランプ光源からなり、略白色の光源光を発生する。また、凹面鏡32は、ランプ光源31から放射される光線を反射して、略平行光束として均一化光学系33に入射させる。均一化光学系33は、詳細な説明は省略するが、フライアイ状の一対のレンズアレイと、これらレンズアレイによる波面分割光を重ね合わせるための重畳レンズと、照明光を所定の偏光成分に変換する偏光変換部材とを備える。
分割照明系40は、各色の照明光を形成する色分離光学系であり、第1及び第2ダイクロイックミラー41a,41bと、反射ミラー42a,42b,42cとを備える。この分割照明系40は、均一化光学系33を経た照明光を赤色光、青色光、及び緑色光の3つの光束に分離する。すなわち、第1ダイクロイックミラー41aは、赤・青・緑(R・G・B)の3色のうち赤色光LRを反射し、青色光LBと緑色光LGとを透過させる。また、第2ダイクロイックミラー41bは、入射した青色光LB及び緑色光LGのうち青色光LBを反射し緑色光LGを透過させる。なお、図示を省略しているが、緑色光LGの光路上の反射ミラー42b,42cの周辺には、緑色と他の色との光路差を補償するためのリレーレンズが配置されている。また、分割照明系40の出力部、すなわち3つのミラー42a,41b,42cの射出側には、各色の液晶パネル51r,51b,51gに対向してフィールドレンズが配置されている。
光変調部50は、3色の照明光LR,LB,LGがそれぞれ入射する3つの液晶パネル(液晶表示パネル)51r,51b,51gを備える。なお、図示を省略しているが、各液晶パネル51r,51b,51gを挟むように3組の偏光フィルタが配置されている。各液晶パネル51r,51b,51gとこれらを挟む一対の偏光フィルタとは、各色の照明光LR,LB,LGを画素単位でそれぞれ変調する各色用の液晶ライトバルブを構成する。
この光変調部50において、反射ミラー42aで反射された赤色光LRは、液晶パネル51rの映像形成領域に入射し、ダイクロイックミラー41bで反射された青色光LBは、液晶パネル51bの映像形成領域に入射し、反射ミラー42cで反射された緑色光LGは、液晶パネル51gの映像形成領域に入射する。各液晶パネル51r,51b,51gは、入射した照明光に対してその偏光方向の空間的分布を変化させる。つまり、各液晶パネル51r,51b,51gにそれぞれ入射した各色光LR,LB,LGは、各液晶パネル51r,51b,51gに電気的信号として入力された駆動信号或いは制御信号に応じて、画素単位で偏光状態が調整され、不図示の偏光フィルタの通過に伴って画素単位で強度変調される。
クロスダイクロイックプリズム60は、カラー映像を合成するための光合成光学系であり、その内部には、赤色光反射用の第1ダイクロイック膜(具体的には誘電体多層膜)61と、緑色光反射用の第2ダイクロイック膜(具体的には誘電体多層膜)62とが、X字状に配置されている。このクロスダイクロイックプリズム60は、液晶パネル51rからの赤色光LRを第1ダイクロイック膜61で反射して進行方向右側に射出させ、液晶パネル51bからの青色光LBを両ダイクロイック膜61,62を介して直進・射出させ、液晶パネル51gからの緑色光LGを第2ダイクロイック膜62で反射して進行方向左側に射出させる。
このようにクロスダイクロイックプリズム60で合成された像光は、投射光学系である投射レンズ70を経て、適当な拡大率のカラー映像としてスクリーン上に投射される。
電源装置14は、光源装置30に設けたランプ光源31を所望の輝度で点灯させるとともに、冷却ファンユニット15A,15Bや後述する回路装置に適当な電力を供給する。
冷却ファンユニット15A,15Bは、ファン、モータ等をそれぞれ備え、外装ケース19内に給気したり外装ケース19外に排気したりすることができ、外装ケース19中に適当な流量で冷却用の気流を形成することができる。
撮像装置17は、CCDカメラその他のイメージセンサや結像レンズを内蔵している。この撮像装置17は、その正面方向にかざされた動作制御用カードのパターンを撮影することができ、撮影した映像データ(撮影像)を映像解析用にデジタルデータ等として出力することができるようになっている。なお、撮像装置17は、プロジェクタ10によってスクリーン上に投射される投射像の台形補正等を行うために必要となるデータ取り込みのためにも利用される。
位置制御装置18は、主制御部88の制御下で撮像装置17の撮影方向を変化させるための方向変更手段である。
図2は、図1のプロジェクタ10を動作させるための回路系のブロック図である。
位置制御装置18は、撮像装置17の姿勢すなわち設置状態を変化させることによって撮影方位を調整する位置調整装置としての位置調整部18aと、撮像装置17の姿勢すなわち設置状態を検出する位置取得装置としての位置取得部18bとを備える。前者の位置調整部18aは、回路装置16に設けた主制御部88からの指令に基づいて、撮像装置17の姿勢を変化させ、撮影方位をプロジェクタ10の周囲の任意の方向に向けることができる。後者の位置取得部18bは、撮像装置17の姿勢を監視するためのものであり、撮像装置17の姿勢情報を位置検出値として適当なタイミングで回路装置16に設けた主制御部88に出力する。
回路装置16は、プリント基板上に搭載された電子部品等からなり、図1のプロジェクタ10の外装ケース19内の上層に収められる。この回路装置16は、ビデオ信号等の外部映像信号が入力される映像信号処理部81と、映像信号処理部81の出力に基づいて各液晶パネル51r,51b,51gを駆動するパネル駆動部82と、撮像装置17を適宜動作させてその計測信号から必要な情報を読み取る映像解析部84と、これらの回路部分81,82,84や位置制御装置18等の動作を統括的に制御する主制御部88とを備える。ここで、映像信号処理部81及びパネル駆動部82は、映像光学系である本体光学装置11を直接動作させる映像回路として機能する。つまり、本体光学装置11、映像信号処理部81、パネル駆動部82等は、映像を表示するためのプロジェクタ本体となっている。
回路装置16において、映像信号処理部81は、入力された外部映像信号に対して適宜補正を行う補正部81aと、外部映像信号に代えて或いはこれに重畳して文字情報等を表示させるOSDC部81bと、撮像装置17で撮影した画像を転送して表示させるカメラ像転送部81cとを備える。補正部81aは、主制御部88からの指令に基づいて、外部映像信号に対して色補正、台形補正その他の歪補正等を含む各種映像処理を施す。OSDC部81bは、主制御部88からの指令に基づいて、プロジェクタ10の動作設定・確認メニュー、動作状態、処理結果等に関する各種表示情報をスクリーン上に表示するためのものである。つまり、OSDC部81bは、外部映像信号とは関係のない文字、図形等を含む各種表示情報に相当する変調を光変調部50の各液晶パネル51r,51b,51gに対して行い、投射レンズ70を介してスクリーン上に上記各種表示情報を投影する。また、第3のカメラ像転送部81cは、主制御部88からの指令に基づいて、撮像装置17で取り込んだ映像の全部又は一部を光変調部50を介してスクリーン上に表示するためのものである。なお、カメラ像転送部81cは、撮像装置17で取り込んだ映像をスクリーン上に投射させる際に、主制御部88からの指令に基づいて、認識エリア設定用のスコープを表示させることができる。このスコープは、後に詳述するが、キー入力部95を利用することにより、撮像装置17で取り込んだ映像中で上下左右に移動させることができる。
パネル駆動部82は、映像信号処理部81から出力された処理後の映像信号に基づいて各液晶パネル51r,51b,51gの状態を調節する駆動信号を発生する。これにより、映像信号処理部81から入力された映像信号等に対応して、液晶パネル51r,51b,51g及びこれらに付随する偏光板からなるライトバルブにおいて、透過率分布としての所望の映像を形成することができる。
映像解析部84は、撮像装置17からの映像信号を処理するための映像解析手段である。つまり、映像解析部84は、主制御部88の制御下で撮像装置17を適当なタイミングで動作させて映像信号すなわち映像データを受け取るとともに、撮像装置17の正面方向にかざされた動作制御用カードに表示されたパターンが登録されたパターンであるか否かを判定する。このため、映像解析部84は、制御コードに対応する登録パターンを書き換え可能に保管するとともに、撮影像を一時的に保管する映像メモリ84aを有している。そして、映像解析部84は、映像メモリ84aを参照しつつ、登録パターンと撮影像中のパターンとのマッチングを行って、撮影像中すなわち映像信号中にいずれの登録パターンが存在するか否か、すなわちユーザが意図する動作に対応する制御内容を判断・抽出することができる。この際、映像解析部84は、撮像装置17で撮影した撮影像全体ではなく一部において登録パターンとのマッチングを行うものとすることができ、この場合、マッチングや判別の処理速度を高めることができる。
なお、映像解析部84は、撮像装置17から受け取った映像信号を利用して、本体光学装置11によってスクリーン上に投射される映像の歪みを補正するための情報を検出することもできる。具体的には、撮像装置17によって投射像を形成すべきスクリーンのコーナ等を検出し、補正部81aにおいて外部映像信号に対して撮影像がスクリーンの枠内にぴったり収まるような台形補正を行わせるために必要な情報(台形補正の内容)を主制御部88に出力する。
主制御部88は、マイクロコンピュータからなる制御手段であり、映像信号処理部81、映像解析部84等を制御するために適宜用意されたプログラムに基づいて動作する。主制御部88は、記憶手段である記憶部88aを内蔵しており、この記憶部88aから映像信号処理部81、映像解析部84、位置制御装置18等の動作に必要な各種データを随時読み出すとともに、必要な情報をこの記憶部88aに適宜保管する。例えば、主制御部88は、撮像装置17の出力側に接続された映像解析部84で判別された制御内容に対応する信号を受け取って、このような制御信号に対応する各種動作を行う。制御信号に対応する動作には、例えばパワーのオン・オフ、ソースの切り換え、音量調節等が含まれる。また、主制御部88は、映像解析部84から出力された情報に基づいて、映像信号処理部81の補正部81aにおいて外部映像信号に対して施すべき台形補正等の内容を決定する。
なお、主制御部88に接続されたキー入力部95は、主制御部88に対してユーザの指示を入力するためのものである。この際、映像信号処理部81に設けたOSDC部81b、パネル駆動部82、液晶パネル51r,51b,51g等は、主制御部88による動作設定・確認メニュー、動作状態、処理結果等の情報をユーザに提示するGUI型の入力装置として機能する。
以下、プロジェクタ10の主な動作を主制御部88の動作の説明を中心として説明する。
図3及び図4は、本プロジェクタ10における撮像装置17の位置設定を説明するフローチャートである。まず、主制御部88は、位置取得部18bによって撮像装置17の姿勢を監視しつつ位置調整部18aを適宜動作させることにより、撮像装置17をホームポジションに移動させる(ステップS11)。つまり、撮像装置17の撮影方位をプロジェクタ10の正面であるスクリーン中央に設定する。次に、主制御部88は、映像信号処理部81における処理を外部映像信号から撮像装置17で取り込んだ映像信号に切り換える(ステップS12)。これにより、プロジェクタ10すなわち本体光学装置11によって、当初はスクリーンの像がスクリーン上に投影される。次に、主制御部88は、キー入力部95からの指示を受け付けるとともに、ユーザが操作するキー入力部95からの指示に従って位置調整部18aを動作させて、撮像装置17の撮影方位を上下左右に移動させる(ステップS13)。その後、キー入力部95に設けた決定ボタンが押されたか否かが判断され(ステップS14)、決定ボタンが押されるまでキー入力部95からの指示に従って撮像装置17の撮影方位を上下左右に移動させる(ステップS13)。この際、ユーザは、動作制御用カードを自己が最も提示しやすい場所に保持する。具体的には、例えばユーザの左右の傍らに動作制御用カードを保持しつつキー入力部95を操作して撮像装置17による撮影像が投射されるスクリーン上の画面中央に動作制御用カード像を表示させるようにする。キー入力部95の決定ボタンが押された場合、主制御部88は、位置調整部18aの動作を停止させるとともに、その際の位置取得部18bからの位置検出値を撮像装置17の設定位置として記憶部88aに保管する(ステップS15)。次に、主制御部88は、カメラ像転送部81cを適宜動作させて、撮像装置17で取り込んだ映像信号に重ねて認識エリア設定用のスコープ信号を重畳させる(ステップS21)。これにより、撮像装置17からの映像に重ねて、映像画面の中央に認識エリア設定用のスコープ(例えば矩形枠状)を表示することができる。次に、主制御部88は、キー入力部95からの指示を受け付けるとともに、ユーザが操作するキー入力部95からの指示に従ってカメラ像転送部81c等を動作させて、映像画面中のスコープを上下左右に移動させる(ステップS22)。その後、キー入力部95に設けた決定ボタンが押されたか否かが判断され(ステップS23)、決定ボタンが押されるまでキー入力部95からの指示に従って映像画面中のスコープを上下左右に移動させる(ステップS22)。キー入力部95の決定ボタンが押された場合、主制御部88は、その際のスコープの位置を認識エリアとして記憶部88aに保管する(ステップS24)。その後、主制御部88は、カメラ像転送部81cを適宜動作させてスコープ信号の重畳を停止し、撮像装置17からの映像に重ねて表示していた認識エリア設定用のスコープを消去する(ステップS25)。最後に、主制御部88は、映像信号処理部81における処理を、撮像装置17で取り込んだ映像信号から外部映像信号に切り換える(ステップS26)。これにより、外部映像信号に対応する映像がスクリーン上に投影される。
なお、以上の説明では、ステップS22でスコープを上下左右に移動させるものとしたが、スコープの移動と並行してスコープのサイズを拡大・縮小することも可能である。
図5は、本プロジェクタ10における動作制御用カードのパターン認識を説明するフローチャートである。まず、主制御部88は、撮像装置17の位置が設定位置となっているか否かを判断する(ステップS31)。つまり、撮像装置17の撮影方位(つまり設定位置)が図3のステップS15で設定されたものとなっているか否か、すなわち動作制御用カードの映像を取り込み可能な状態か否かが判断される。撮像装置17の撮影方位が適切でない場合、主制御部88は、位置取得部18bによって撮像装置17の姿勢を監視しつつ位置調整部18aを適宜動作させることにより、撮像装置17を設定位置に移動させる(ステップS32)。撮像装置17の設定位置が上記ステップS15で設定されたものとなっている、或いはなった場合、主制御部88は、映像解析部84の設定をパターン認識を行い得る状態とする(ステップS33)。つまり、撮像装置17を台形補正用ではなくパターン認識用として活用することになる。次に、映像解析部84は、撮像装置17において認識エリア(図4ステップS24参照)内に存在する動作制御用カードの撮影像を取り込んで、この映像信号すなわち映像データを映像メモリ84aに一時的に保管する(ステップS34)。なお、ユーザは、撮像装置17から撮影像を取り込む際に、自己が希望する動作に対応する動作制御用カードを撮像装置17の正面に掲示する。次に、映像解析部84は、映像データと登録パターンとを比較するマッチングを行い、比較結果を主制御部88に出力する(ステップS35)。なお、登録パターンは、映像メモリ84aに予め保管されており、映像データ中に登録パターンに対応するデータ領域が存在するか否かが解析される。この際、映像データに対して拡大・縮小、傾斜補正等を行ってマッチングの精度を高めることができる。主制御部88は、映像データ中に登録パターンに対応するものが存在するか否かに基づいて以下の動作を切り換える(ステップS36)。すなわち、映像データ中に登録パターンが存在する場合、主制御部88は、以下に具体的に説明するが、登録パターンに対応する制御を実行する(ステップS37)。映像データ中に登録パターンが存在しない場合や、登録パターンに対応する制御の実行後、主制御部88は、他の機能を実行するイベントが発生したか否かを判断する(ステップS38)。ここで、「他の機能を実行するイベント」とは、動作制御用カードのパターン認識の動作モード以外を意味し、例えば外部映像信号に対応する映像を投影する通常の動作、キー入力部95へのユーザ操作、撮像装置17を台形補正用に利用する場合等が該当する。他の機能を実行するイベントが発生していない限り、パターン認識の動作モードが継続されているものとして、ステップS34に戻ってステップS38までの処理を繰返すことにより、ユーザが掲示した動作制御用カードに従ってプロジェクタ10に一連の処理を行わせることができる。
図6は、動作制御用カードの外観を説明する図である。動作制御用カードC1,C2,…,Cnは、リングRI等によって一綴りにされており、各動作制御用カードC1,C2,…,Cnの表面には、パターンPAが印刷されている。図示の例では、パターンPAとして円が例示されているが、他の図形、文字等を含む各種パターンを各動作制御用カードC1,C2,…,Cnに印刷することができる。また、パターンPAは、白黒の明暗像に限らず有彩色を用いたものとすることができ、この場合、形状が同じでも色彩の異なる制御命令を識別することができる。なお、この場合、撮像装置17は白黒のみでなくカラーで撮像できるものが使用されているものとする。
以下の表1は、図6の動作制御用カードC1,C2,…,Cnに印刷されるパターンPAと、制御命令との組み合わせの一例を説明するものである。
以上の表に例示する場合、パターン「○」は、電源装置14を適宜動作させてランプ光源31への電力供給を開始するパワーONを意味し、パターン「□」は、ランプ光源31への電力供給を停止するパワーOFFを意味する。また、パターン「△1」は、映像信号処理部81の入力端子として2種類の外部映像信号用の端子が準備されている場合に、第1端子からの外部映像信号を用いて投射動作を行う状態を意味し、例えばコンピュータからのデジタル信号をプロジェクタ10に投射させることができる。また、パターン「△2」は、映像信号処理部81用の入力信号として、上記2種類の外部映像信号用の端子のうち、第2端子からの外部映像信号を用いて投射動作を行う状態を意味し、例えばビデオ再生装置からのビデオ信号をプロジェクタ10に投射させることができる。また、パターン「■」は、図示を省略するスピーカ等からの音声出力を停止・再開の間で切り換えることを意味する。最後に、パターン「↑」は、スピーカ音量の増加を意味し、パターン「↓」は、スピーカ音量の減少を意味する。以上の組み合わせは、主制御部88の記憶部88a内に保存される。
図7は、本プロジェクタ10におけるスクリーン枠を利用した自動台形補正を説明するフローチャートである。まず、主制御部88は、撮像装置17の位置がホームポジションとなっているか否かを判断する(ステップS41)。つまり、撮像装置17の撮影方位(つまり設定位置)がプロジェクタ10の正面側であってスクリーンに向かうものとなっているか否かが判断される。撮像装置17の撮影方位がホームポジションでない場合、主制御部88は、位置取得部18bによって撮像装置17の姿勢を監視しつつ位置調整部18aを適宜動作させることにより、撮像装置17をホームポジションに移動させる(ステップS42)。撮像装置17がホームポジションとなっている、或いはなった場合、主制御部88は、映像解析部84の設定を自動台形補正を行う動作状態とする(ステップS43)。つまり、撮像装置17をパターン認識用ではなく台形補正用として活用することになる。次に、映像解析部84は、撮像装置17からの撮影像を取り込んで、スクリーンのコーナ画像を検出し、このコーナ画像に適合するように、投影像を台形補正処理するための補正パラメータを算出し、主制御部88に出力する(ステップS44)。主制御部88では、このような補正パラメータを記憶部88aに保管する。次に、主制御部88は、映像信号処理部81において外部映像信号に対して台形補正の信号処理を行わせ、外部映像信号に対応する台形補正後の映像を光変調部50を介してスクリーン上に投影させる(ステップS45)。この際、スクリーン上に投影される映像は、ステップS44で得た補正パラメータに基づいて台形補正されたものとなっており、長方形のスクリーン内にぴったり収まっている。その後、主制御部88は、自動台形補正の動作モードを終了する。
図8は、本プロジェクタ10における登録パターンの内容変更を説明するフローチャートである。まず、主制御部88は、映像信号処理部81における処理を主制御部88からの制御信号に基づくものに切り換える(ステップS51)。つまり、映像信号処理部81における処理が、外部映像信号からOSDC部81bによって生成した文字、図形等を含む映像信号への切り換えが行われる。次に、主制御部88は、OSDC部81b及び光変調部50を介して、登録変更画面をスクリーン上に投影させる(ステップS52)。次に、主制御部88は、キー入力部95からの指示を受け付けるとともに、ユーザが操作するキー入力部95からの指示に従って、図6に例示するパターンと制御命令との関係を逐次切り換える再割当てを実行する(ステップS53)。その後、キー入力部95に設けた決定ボタンが押されたか否かが判断され(ステップS54)、決定ボタンが押されるまでキー入力部95からの指示に従って再割当てを許容する(ステップS53)。キー入力部95の決定ボタンが押された場合、主制御部88は、パターンと制御命令との新たな関係を記憶部88aに保管する(ステップS55)。最後に、主制御部88は、映像信号処理部81における処理を主制御部88及びOSDC部81bに基づくものから外部映像信号に切り換える(ステップS56)。これにより、外部映像信号に対応する映像がスクリーン上に投影される。
なお、この発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記実施形態では、図6に示すように動作制御用カードC1,C2,…,Cnの正面にパターンPAを印刷したものを用いたが、動作制御用カードC1,C2,…,Cnの隅或いは裏面にパターンPAの意味や機能の説明を小さな文字で記入することができる。
また、上記実施形態では、撮像装置17自体の姿勢を変化させることによって撮影方位を切り換えているが、撮像装置17の本体に像光を導くガイドを利用して撮影方位を切り換えることもできる。
また、上記実施形態では、3色の液晶パネル51r,51b,51gによる像を合成する場合について説明したが、カラータイプの液晶パネルを直接投影する映像表示装置、液晶パネルが光を反射するタイプである映像表示装置、光変調装置として例えばマイクロミラーを用いた光変調装置を組み込んだ映像表示装置等についても、上記スクリーンの反射率を利用した映像の上下左右の自動的な切替が可能である。
また、上記実施形態では、認識エリア設定用のスコープがカメラ像転送部81cで作成表示されるとしているが、カメラ像転送部81cからの画像に対しOSDC部81bでOSDのスコープを重畳するようにして表示してもかまわない。
10…プロジェクタ、 11…本体光学装置、 11a…ケース部材、 16…回路装置、 17…撮像装置、 18…位置制御装置、 18a…位置調整部、 18b…位置取得部、 30…光源装置、 31…ランプ光源、 33…均一化光学系、 40…分割照明系、 41a,41b…ダイクロイックミラー、 50…光変調部、 51r,51b,51g…液晶パネル、 60…クロスダイクロイックプリズム、 70…投射レンズ、 81…映像信号処理部、 81a…補正部、 81b…OSDC部、 81c…カメラ像転送部、 82…パネル駆動部、 84…映像解析部、 84a…映像メモリ、 88…主制御部、 88a…記憶部、 95…キー入力部、 C1,C2…動作制御用カード、 RI…リング
Claims (9)
- 映像形成及び映像投射用の映像光学系と、前記映像光学系を動作させる映像回路とを有するプロジェクタ本体と、
前記プロジェクタ本体の周囲の所定方向にかざされたカードのパターンを撮影する撮像装置と、
前記撮像装置によって検出された映像を解析する映像解析手段と、
前記映像解析手段の解析結果に基づいて、前記プロジェクタ本体の動作状態を制御する制御部と
を備えるプロジェクタ。 - 前記制御部の制御下で前記撮像装置の撮影方向を変化させる方向変更手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のプロジェクタ。
- 前記方向変更手段は、前記撮像装置の設置状態を変化させることによって前記撮影方位を調整する位置調整装置を有することを特徴とする請求項2記載のプロジェクタ。
- 前記方向変更手段は、前記撮像装置の設置状態を検出する位置取得装置を有することを特徴とする請求項3記載のプロジェクタ。
- 前記撮像装置は、前記カードのパターンの映像取り込み以外の所定の目的に使用可能であり、
前記制御部は、前記撮像装置を前記所定の目的に使用した後、前記撮像装置を前記カードの映像取り込みに使用する場合、前記方向変更手段を動作させて、前記撮像装置の前記撮影方位を前記カードの映像取り込みに適合するものとすることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項記載のプロジェクタ。 - 前記映像解析手段は、前記撮像装置の画角内の所定領域に限定して映像を解析する動作モードを有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項記載のプロジェクタ。
- 前記制御部は、前記撮像装置によって撮影した映像を前記プロジェクタ本体に投射させるとともに、前記プロジェクタ本体によって投射される映像に重畳して前記所定領域に対応するスコープを表示させることを特徴とする請求項6記載のプロジェクタ。
- 前記プロジェクタ本体によって投射される映像中で前記スコープの位置を変化させることによって、前記撮像装置の画角内で前記所定領域を移動させる入力手段をさらに備えることを特徴とする請求項7記載のプロジェクタ。
- 前記識別手段による前記カードのパターンの指示内容の設定を変更する設定変更手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項記載のプロジェクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005115388A JP2006293123A (ja) | 2005-04-13 | 2005-04-13 | プロジェクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005115388A JP2006293123A (ja) | 2005-04-13 | 2005-04-13 | プロジェクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006293123A true JP2006293123A (ja) | 2006-10-26 |
Family
ID=37413756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005115388A Withdrawn JP2006293123A (ja) | 2005-04-13 | 2005-04-13 | プロジェクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006293123A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009071504A (ja) * | 2007-09-12 | 2009-04-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 出力制御システム、出力制御プログラム及び出力制御装置 |
-
2005
- 2005-04-13 JP JP2005115388A patent/JP2006293123A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009071504A (ja) * | 2007-09-12 | 2009-04-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 出力制御システム、出力制御プログラム及び出力制御装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6164820B2 (ja) | プロジェクタ、その制御方法、及び画像投影システム | |
US10681320B2 (en) | Projection apparatus, method for controlling projection apparatus, and non-transitory storage medium | |
JP4553046B2 (ja) | プロジェクタ、マルチスクリーンシステム、プロジェクタ制御方法、プロジェクタ制御プログラム、情報記憶媒体 | |
US20110234994A1 (en) | Projector device and projection method thereof | |
JP6624807B2 (ja) | 画像投射装置およびプログラム | |
JP2007078821A (ja) | 投影装置、投影方法及びプログラム | |
US9892536B2 (en) | Image display device and image adjustment method of image display device | |
JP6343910B2 (ja) | プロジェクター、及び、プロジェクターの制御方法 | |
JP3733915B2 (ja) | プロジェクタ | |
US9470966B2 (en) | Image projection apparatus and presentation system | |
JP3741119B2 (ja) | 投射型画像表示装置の設置調整システム | |
CN104658462A (zh) | 投影机以及投影机的控制方法 | |
JP2012165091A (ja) | マルチプロジェクションシステム、及び、プロジェクター | |
US10271026B2 (en) | Projection apparatus and projection method | |
JP2012181264A (ja) | 投影装置、投影方法及びプログラム | |
JP2004239967A (ja) | プロジェクタ | |
JP5206081B2 (ja) | プロジェクタ、プログラム及び記憶媒体 | |
JP2006293121A (ja) | 画像表示装置 | |
JP2020136909A (ja) | 投写画像の調整方法、及び投写装置 | |
JP2012053227A (ja) | 投写型映像表示装置 | |
JP2008112035A (ja) | プロジェクタ | |
JP2005311926A (ja) | 電子カメラおよびプログラム | |
JP2006293123A (ja) | プロジェクタ | |
JP2008242087A (ja) | 前面投影型プロジェクタの設置位置調整システム | |
JP2005292563A (ja) | プロジェクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20070404 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080409 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20090121 |