JP2006292984A - プロジェクタの光源の点灯方法、および当該光源の点灯方法を用いたプロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡便な構成によりランプを劣化させることなく確実に再点灯することができるプロジェクタのランプの点灯方法、および、当該ランプの点灯方法を用いたプロジェクタを提供すること。
【解決手段】 制御部9は、電源オフ操作がなされると、ランプ1を消灯させるとともに、SRAM11に所定のデータを書き込んだ後、各部をシャットダウンする。コンデンサ35は、SRAM11に電力を供給する電源ライン間に電源部16と並列となるように設けられているため、電源部16が停止しているときには、SRAM11に電力を供給する。制御部9は、電源オン操作がなされると、SRAM11の所定のデータを書き込んだアドレスからデータを読み出し、記憶部8の所定のデータと比較して、一致しない場合にランプ点灯指示を発することから、プロジェクタ100は、ランプ1を冷却するのに必要な所定の時間が経過したことを確認してからランプ1を点灯する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プロジェクタが投写する映像の光源の点灯方法、および当該光源の点灯方法を用いたプロジェクタに関する。
プロジェクタの光源として、高圧水銀ランプや、メタルハライドランプなどの高輝度が得られる放電式のランプが多用されている。
これらの放電式ランプは、ランプに封入されている水銀や金属ハロゲン化合物などの発光媒体を気化し、気体となった発光媒体に電子が衝突することにより発光する。発光媒体を気化するために高周波高電圧が印加されることから、ランプが点灯しているときのランプの温度および内圧は、約1000℃かつ10〜40気圧という高温高圧状態となっている。
このため、ランプを消灯した後も、ランプの高温高圧の状態は所定の時間継続する。消灯したランプが高温高圧となっている間は、高周波高電圧を加えても電子が飛びにくいため、ランプを再点灯させることは困難であった。さらに、ランプが十分に冷める前に、点灯動作により高周波高電圧を加えると、ランプの電極の劣化を促すこととなり、ランプの寿命が短くなってしまう恐れがあった。
このような放電式ランプの特性を考慮し、ランプの劣化を防ぐための技術が知られている。例えば、特許文献1のプロジェクタは、ランプを劣化させることなく再点灯することが可能な所定の温度を分岐点として、ランプ温度が所定の温度より低いときにランプを点灯させる初期始動回路と、ランプ温度が所定の温度以上であるときにランプを点灯させる再始動回路とを有している。当該プロジェクタは、ランプの点灯操作がなされると、温度計測部によりランプの端子近傍の温度を所定の温度として測定し、測定された温度に応じてランプを点灯させる点灯回路を選択する。
また、特許文献2のプロジェクタは、電源オフ操作がなされた後の時間を計時する制御装置(計時部)を備えている。このような計時部を応用すると、ランプが自然放熱するのに十分な時間が経過したことを確認してからランプを点灯するプロジェクタが考えられる。当該プロジェクタの計時部としては、例えば、特許文献3や4の制御用計時装置などに記載されているような計時用のコンデンサを含む計時部を用いることができる。
計時用のコンデンサは、制御用計時装置の動作時に充電され、電源がオフされると放電を開始する。制御用計時装置は、計時用のコンデンサの放電量を内蔵するA/D変換回路により検出し、当該放電量から、電源がオフされてからの時間を計時していた。
特開平5−11399号公報 登録実用新案第3054338号公報 特開平7−191159号公報 特開平7−191160号公報
しかしながら、特許文献1のプロジェクタでは、ランプを再点灯させるために、温度計測部および初期始動回路、さらには再始動回路などからなる複雑な専用の構成を必要としていた。
また、プロジェクタのランプが消灯し、空気の流れによりランプ周辺部を冷却するファンなどの冷却装置も一緒に停止した場合、ランプ自体の温度は徐々に下がってゆくものの、ランプ近傍の温度は、プロジェクタ内部の空気の流れが滞留することから、一時的に上昇することがある。このため、ランプの端子近傍の温度が、直接的にランプ温度を示しているとは言えなかった。
また、プロジェクタが、ランプが放熱するのに十分な時間が経過したかどうか計時するための特許文献3や4のような計時部を備えていた場合も、計時用のコンデンサや、A/D変換回路、コンデンサに充放電するための充放電回路など、専用の計時部としての構成が必要であった。
さらに、計時用のコンデンサの容量が小さすぎると、充電されていた電荷がA/D変換回路で吸収されてしまう可能性があるため、正確な計時ができないことも想定される。
このように、従来のプロジェクタでは、ランプの温度状況や、冷却状況を確認するために専用の構成が必要であったということ、および、ランプの冷却状況を正確に把握することが難しかったため、ランプを劣化させることなく再点灯させることが困難であったという問題を有していた。
上記課題を解決するために、本発明では、簡便な構成により光源としてのランプを劣化させることなく確実に再点灯することができるプロジェクタの光源の点灯方法、および、当該光源の点灯方法を用いたプロジェクタを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明のプロジェクタは、映像を投写するプロジェクタであって、映像を投写するための光を供給する光源と、所定のデータを記憶する不揮発性のメモリを含む記憶部と、データの書き込みおよび読み出しが可能な揮発性メモリと、少なくともプロジェクタの動作時に揮発性メモリに電力を供給する電源部と、電源部から揮発性メモリに電力を供給する電源ライン間に電源部と並列に設けられ、光源の温度が再点灯に適した温度になるのに必要な所定の時間、揮発性メモリを機能させることが可能な容量を持つコンデンサと、揮発性メモリへのデータの書き込みおよび読み出しを行う制御部と、を備え、制御部は、プロジェクタをオフするための操作がなされると、光源を消灯させるとともに、揮発性メモリに所定のデータを書き込んだ後、プロジェクタをシャットダウンし、プロジェクタを起動する操作がなされると、揮発性メモリの所定のデータが書き込まれたアドレスからデータを読み出し、記憶部の所定のデータと比較して、一致しない場合に光源を点灯させる指示を発することを特徴とする。
この構成によれば、制御部は、プロジェクタをオフするための操作がなされると、光源を消灯させるとともに、揮発性メモリに所定のデータを書き込んだ後、プロジェクタをシャットダウンすることから、揮発性メモリには、プロジェクタがオフした時点で所定のデータが記憶されている。さらに、コンデンサは、電源部から揮発性メモリに電力を供給する電源ライン間に電源部と並列に設けられていることから、プロジェクタの動作時に電源部からの電力を蓄電し、電源部が停止しているときには、揮発性メモリに電力を供給する。
よって、揮発性メモリに記憶された所定のデータは、コンデンサから電力が供給されている間、保持される。
コンデンサは、光源の温度が再点灯に適した温度になるのに必要な所定の時間、揮発性メモリを機能させることが可能な容量を持っていることから、揮発性メモリに書き込まれた所定のデータが保持されているということは、所定の時間に達していないことを意味している。
制御部は、プロジェクタを起動する操作がなされると、前記揮発性メモリの前記所定のデータが書き込まれたアドレスからデータを読み出し、記憶部の所定のデータと比較して、一致しない場合に光源を点灯させる指示を発することから、プロジェクタは、光源の温度が再点灯に適した温度になるのに必要な所定の時間が経過したことを確認してから光源を点灯する。
よって、プロジェクタは、光源の冷却が終了した後に光源を点灯することから、高温状態で光源点灯動作を行ってしまうことによる光源の劣化を防ぐとともに、光源を確実に再点灯することができる。
さらに、一般的なプロジェクタにおいて、光源、記憶部、電源部、制御部などは、標準の構成部位である。また、揮発性のメモリは、プロジェクタの映像信号処理手順を規定したファームウエアのワークエリアに用いられているSRAMなどの揮発性メモリを流用することができる。また、コンデンサも、揮発性メモリのバイパスコンデンサを流用することができる。
よって、光源を劣化させることなく再点灯させるために、光源の温度を測定する温度計測部や、光源の冷却時間を確認する計時部などの専用部位が必要であった従来のプロジェクタと異なり、本発明のプロジェクタの構成は、簡便である。
従って、簡便な構成により光源を劣化させることなく確実に再点灯することができるプロジェクタを提供することができる。
本発明に係るプロジェクタによれば、さらに、光源を冷却するための冷却部を備え、制御部は、揮発性メモリの所定のデータが書き込まれたアドレスから読み出したデータが、記憶部の所定のデータと一致した場合、光源を冷却するのに必要な冷却時間の間、冷却部を駆動した後、光源を点灯させる指示を発することが好ましい。
この構成によれば、制御部は、揮発性メモリから読み出したデータが、記憶部の所定のデータと一致した場合、光源を冷却するのに必要な冷却時間の間、冷却部を駆動した後、前記光源を点灯させる指示を発することから、プロジェクタは、光源が高温であると判断される場合、直ぐに光源の点灯は行なわず、冷却部により冷却を行ってから光源を点灯する。
よって、高温状態で光源点灯動作を行ってしまうことによる光源の劣化を防ぐことができるとともに、確実に光源を再点灯することができる。
従って、光源を劣化させることなく確実に再点灯することができるプロジェクタを提供することができる。
本発明に係るプロジェクタによれば、冷却部は、光源を冷却するための空流を発生するファンであり、冷却時間は、10〜30秒の時間であることが好ましい。
この構成によれば、冷却部は、光源を冷却するための空気の流れを発生するファンであり、冷却時間は、10〜30秒の時間であることから、光源は、ファンが発生する空気の流れにより10〜30秒という短時間で冷却される。
よって、光源を冷却するための所定の時間が経過していない場合であっても、プロジェクタは、光源をファンにより速やかに冷却し、短時間で光源を再点灯させることができる。
本発明に係るプロジェクタによれば、所定のデータは、1〜50バイトの範囲内のデータであることが好ましい。
標準的なプロジェクタのファームウエアのワークエリアに用いられている揮発性メモリのサイズは、メガビットオーダである。
この構成によれば、所定のデータは、1〜50バイトの範囲内のデータであることから、所定のデータにより必要とされるメモリエリアは、揮発性メモリが有する記憶容量の極一部のエリアで良い。
よって、光源冷却時間を確認するための専用部位を必要としない簡便な構成のプロジェクタを提供することができる。
本発明に係るプロジェクタは、電源部から供給される電力により計時を行う計時部をさらに備え、電源部は、プロジェクタをオフする操作がなされた後も、外部電源からの電力供給が遮断されるまで電力供給を継続し、制御部は、プロジェクタをオフする操作がなされると、光源を消灯するとともに、計時部により計時を開始し、所定の時間が経過したときに、揮発性メモリのデータを所定のデータと異なるデータに書き換えることが好ましい。
この構成によれば、制御部は、プロジェクタをオフする操作がなされると、光源を消灯するとともに、計時部により計時を開始し、所定の時間が経過したときに、揮発性メモリのデータを所定のデータと異なるデータに書き換えることから、揮発性メモリの所定のデータは、所定の時間が経過すると消去される。
よって、プロジェクタが、プロジェクタをオフする操作がなされた後も、外部電源からの電力供給が遮断されるまで電力供給を継続する電源部を備えている場合において、所定の時間が経過した後に、プロジェクタを起動した場合、揮発性メモリから読み出したデータと、記憶部の所定のデータとが一致しないことから、プロジェクタは、コンデンサによる放電時間を待つことなく、速やかに光源を点灯する。
また、所定の時間が経過する前に、外部電源が遮断された場合、揮発性メモリはコンデンサからの電力により所定の時間機能することから、プロジェクタは、起動操作がなされても、所定の時間が経過するまでは、光源点灯の指示は出さない。
よって、プロジェクタが、プロジェクタをオフする操作がなされた後も、外部電源からの電力供給が遮断されるまで電力供給を継続する電源部を備えている場合において、所定の時間が経過した後に、速やかに光源を再点灯することができるプロジェクタを提供することができる。
本発明に係るプロジェクタによれば、制御部は、プロジェクタを起動する操作がなされ、光源を点灯させる指示を発した後に、揮発性メモリの所定のアドレスに所定のデータを書き込むことが好ましい。
この構成によれば、制御部は、プロジェクタを起動する操作がなされ、光源を点灯させる指示を発した後に、揮発性メモリの所定のアドレスに所定のデータを書き込むことから、揮発性メモリには、プロジェクタの動作中に所定のデータが記憶されている。
よって、プロジェクタの動作中に誤ってプラグが抜かれて、外部電源からの電力供給が絶たれ、プロジェクタの動作が停止した場合、揮発性メモリは、コンデンサの蓄えた電力により所定の時間機能することから、プロジェクタは、起動操作がなされても、所定の時間が経過するまでは、光源点灯の指示は出さない。
よって、誤操作などによりプロジェクタが停止しても、光源を劣化させることなく確実に再点灯することができるプロジェクタを提供することができる。
本発明に係るプロジェクタによれば、揮発性メモリは、データの書き込みおよび読み出しを行う際に揮発性メモリを選択状態にし、また、記憶されたデータを保持する際には揮発性メモリを非選択状態とするためのチップセレクト端子を備え、チップセレクト端子には、制御部からの揮発性メモリの選択状態を制御するチップセレクト信号を入力とした変換ロジック部の出力が供給され、チップセレクト信号の入力ラインには、抵抗を介して電源部のグランドレベルが接続され、さらに変換ロジック部は、揮発性メモリと同一の電源ラインから電力の供給を受けていることが好ましい。
電源部が停止した場合、揮発性メモリには、電源としてコンデンサが蓄えた電力が印加されるが、電源部の停止にともない電源部から電力供給を受けている制御部も停止するため、チップセレクト信号が不確定となってしまうことが想定される。チップセレクト信号が不確定であると、チップセレクト端子が選択状態となることが想定され、データが破壊されてしまう可能性があった。
この構成によれば、チップセレクト信号の入力ラインには、抵抗を介して電源部のグランドレベルが接続され、さらに変換ロジック部は、揮発性メモリと同一の電源ラインから電力の供給を受けていることから、チップセレクト信号が不確定になった場合、変換ロジック部の入力電位は、電源部のグランドレベルとなる。これにより、チップセレクト端子には、揮発性メモリを非選択状態とするハイレベルの出力電位が供給される。
よって、電源部が停止した場合であっても、揮発性メモリには、電源部と並列に設けられたコンデンサから電力が供給され、チップセレクト端子には、データを保持するためのハイレベルの電位が供給される。
よって、電源部が停止した場合であっても、所定のデータを破壊することなく、所定の時間揮発性メモリを機能させることができる。
前記目的を達成するために、本発明に係るプロジェクタの光源の点灯方法は、映像を投写するための光を供給する光源と、所定のデータを記憶する不揮発性のメモリを含む記憶部と、データの書き込みおよび読み出しが可能な揮発性メモリと、少なくともプロジェクタの動作時に揮発性メモリに電力を供給する電源部と、電源部から揮発性メモリに電力を供給する電源ライン間に電源部と並列に設けられ、光源の温度が再点灯に適した温度になるのに必要な所定の時間、揮発性メモリを機能させることが可能な容量を持つコンデンサと、を備えたプロジェクタの光源の点灯方法であって、プロジェクタをオフするための操作がなされると、光源を消灯させるとともに、揮発性メモリに所定のデータを書き込んだ後、プロジェクタをシャットダウンする工程と、プロジェクタを起動する操作がなされると、揮発性メモリの所定のデータが書き込まれたアドレスからデータを読み出し、記憶部の所定のデータと比較する工程と、揮発性メモリから読み出したデータと、記憶部の所定のデータとが一致しない場合に、光源を点灯させる指示を発する工程とを、含むことを特徴とする。
この光源の点灯方法によれば、プロジェクタをオフするための操作がなされると、光源を消灯させるとともに、揮発性メモリに所定のデータを書き込んだ後、プロジェクタをシャットダウンする工程を含むことから、揮発性メモリには、プロジェクタがオフした時点で所定のデータが記憶されている。
コンデンサは、電源部から揮発性メモリに電力を供給する電源ライン間に電源部と並列に設けられていることから、プロジェクタの動作時に電源部からの電力を蓄電し、電源部が停止しているときには、揮発性メモリに電力を供給する。
よって、揮発性メモリに記憶された所定のデータは、コンデンサから電力が供給されている間、保持される。
コンデンサは、光源の温度が再点灯に適した温度になるのに必要な所定の時間、揮発性メモリを機能させることが可能な容量を持っていることから、揮発性メモリに書き込まれた所定のデータが保持されているということは、所定の時間に達していないことを意味している。
さらに、当該光源の点灯方法は、プロジェクタを起動する操作がなされると、揮発性メモリの所定のデータが書き込まれたアドレスからデータを読み出し、記憶部の所定のデータと比較する工程と、揮発性メモリから読み出したデータと、記憶部の所定のデータとが一致しない場合に、光源を点灯させる指示を発する工程とを、含むことから、プロジェクタは、光源を冷却するのに必要な所定の時間が経過したことを確認してから光源を点灯する。
よって、プロジェクタは、光源の冷却が終了した後に光源を点灯することから、高温状態で光源点灯動作を行ってしまうことによる光源の劣化を防ぐとともに、光源を確実に再点灯することができる。
さらに、一般的なプロジェクタにおいて、光源、記憶部、電源部、制御部などは、標準の構成部位である。また、揮発性のメモリは、プロジェクタのファームウエアのワークエリアに用いられているSRAMなどの揮発性メモリを流用することができる。また、コンデンサも、揮発性メモリのバイパスコンデンサを流用することができる。
よって、光源冷却時間を確認するための専用部位を必要としないことから、プロジェクタの構成は、簡便である。
従って、光源を劣化させることなく確実に再点灯することができるプロジェクタの光源の点灯方法を提供することができる。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。
(実施形態1)
《プロジェクタの概要》
図1は、本発明の一実施形態におけるプロジェクタの概要を示す概略構成図である。図2は、プロジェクタのランプおよび光学部近傍の概略構造を示した図である。ここでは、図1および図2を用いて、プロジェクタ100の概略構成について説明する。
プロジェクタ100は、光源としてのランプ1が放射した光を、赤色光、青色光、緑色光の光の3原色成分に分離し、各色光毎に光学部2に含まれる光変調素子である各色光用の液晶ライトバルブ3R,3G,3Bにより、パーソナルコンピュータなどの映像信号供給装置30からの映像信号に応じて変調し、再度合成してスクリーンSCに投写する、いわゆる「液晶3板式プロジェクタ」である。
プロジェクタ100は、プロジェクタ100の本体上面に設けられたプロジェクタ100を操作するための複数の操作用ボタンを備えた操作部4か、操作部4と同様な複数の操作用ボタンを備えたリモコン5により操作される。
プロジェクタ100は、ランプ1、光学部2、操作部4、リモコン5、映像信号処理部6、液晶パネル駆動部7、記憶部8、制御部9、操作受付け部10、揮発性メモリとしてのSRAM11、ファン駆動部13、ファン14、ランプ駆動部15、電源部16などから構成されている。
ランプ1は、プロジェクタ100が投写する映像の光源であり、高圧水銀ランプや、メタルハライドランプなどの高輝度が得られる放電式のランプである。
光学部2は、インテグレータ光学系21と、分離光学系22と、合成光学系23と、液晶ライトバルブ3R,3G,3Bとを含んで構成されている。
インテグレータ光学系21は、ランプ1が放射する白色光を輝度値分布の安定した略平行光な白色光Wに変換する。
分離光学系22は、白色光Wを光の3原色である赤色光R、緑色光G、青色光Bに分離して各色光用の液晶ライトバルブ3R,3G,3Bに供給する。
合成光学系23は、クロスダイクロイックプリズムであり、ダイクロイック膜24と、ダイクロイック膜25と、を備えている。
液晶ライトバルブ3R,3G,3Bから射出された各色の変調光は、青色光Bを反射し緑色光Gを透過するダイクロイック膜24と、赤色光Rを反射し緑色光Gを透過するダイクロイック膜25と、により合成され、映像信号に応じて変調されたフルカラーで略平行光の変調光として射出される。
射出された変調光は、投写レンズ26により拡大され、投写光LとしてスクリーンSCに投写映像を映し出す。
映像信号処理部6は、映像信号コンバータ(図示せず)を含んで構成されている。映像信号コンバータは、映像信号供給装置30から供給されるアナログ映像信号VinをA/D変換し、デジタル信号とする。これは、映像信号Vinに後述する様々な映像信号処理を施すために行なわれる。
映像信号処理部6は、デジタル信号に変換された映像信号を、液晶ライトバルブ3R,3G,3Bで表示するのに適した信号とするために、映像データを映像メモリ(いずれも図示せず)に書き込み、所定の条件で読み出すなどの映像信号処理を施した後、再度アナログ映像信号に変換して映像信号Voutとして出力する。映像信号処理には、映像信号にて表される映像を拡大および縮小することにより液晶ライトバルブ3R,3G,3Bの持つ解像度に合わせるスケーリング処理や、映像信号の有する階調値を液晶ライトバルブ3R,3G,3Bで表示するのに適した階調値に変換するγ補正処理などが含まれている。
このような映像信号処理部6によるスケーリングなどの映像信号処理は、記憶部8に記憶されている映像信号処理手順を規定したファームウエアを、ワークエリアとしてのSRAM11にて実行することにより行われる。
液晶パネル駆動部7は、液晶ライトバルブ3R,3G,3Bに映像信号Voutと、駆動電圧などを供給し、液晶ライトバルブ3R,3G,3Bに映像を写し出す。
制御部9は、CPU(Central Processing Unit)であり、バスラインBusを介して、各部との信号のやり取りを行う。また、制御部9は、カウンタなどから構成される計時部を内蔵しており、計時が可能である。
記憶部8は、例えば、フラッシュメモリなどデータの書き換えが可能な不揮発性のメモリにより構成されている。記憶部8には、例えば、プロジェクタ100を起動させるときの処理の順序と内容を指示する起動プログラムなど、プロジェクタ100の動作を指示および制御するための様々な制御プログラムや、ファームウエア、および付随するデータが記憶されている。
制御プログラムには、ランプ1が点灯可能な状態になっているか確認してからランプ1を点灯させる複数のランプ点灯処理プログラムが含まれている。
付随するデータには、ランプ点灯処理プログラムで用いられる、所定のデータや、ファン14によるランプ1の冷却時間などのデータが含まれている。
所定のデータは、1〜50バイト程度の単純な数値データである。例えば、「00001111」や、「01010101」などの単純な繰り返しデータである。
操作受付け部10は、操作部4またはリモコン5への操作がなされると、操作を受付け、制御部9へ各種動作のトリガとなる操作信号を送る。
揮発性メモリとしてのSRAM11は、SRAM(Static Random Access Memory)であり、映像信号処理部6において映像信号処理を行う際のファームウエアのワークエリアとして設けられている。SRAM11は、メガビットオーダのメモリ容量がある。なお、メモリは、リフレッシュが不要な揮発性メモリであればSRAMでなくても良い。
ファン駆動部13は、制御部9からのファン駆動コマンドに従い、駆動回路(図示せず)によりファン14を回転および停止させる。
ファン14は、回転することにより空気の流れを起こすファン、およびファンを回転させるモータ(図示せず)などから構成されている。ファン14は、プロジェクタの後方に設置され、矢印Bに示す空気の流れを起こすことにより、ランプ1の熱、および光学部2内部の熱を効率的にプロジェクタ外部に放出する。ファン14による冷却能力は高く、自然放熱の場合と比較して、数倍以上の冷却能力がある。
ランプ駆動部15は、電源部16からの電力供給を受け、ランプ1を点灯させるために高電圧を発生して放電経路を形成するイグナイタ回路と、点灯後の安定した点灯状態を維持するためのバラスト回路(いずれも図示せず)とを含んで構成されている。
電源部16は、外部電源31からの交流電力をプラグから導き、内蔵するAC/DC変換部(いずれも図示せず)にて変圧、整流および平滑するなどの処理を施すことにより安定化させた直流電圧をプロジェクタ100の各部に供給する。
《SRAMの周辺回路構成》
図3は、揮発性メモリであるSRAM11の周辺回路構成を示した図である。ここでは、図3と図1を用いて、SRAM11の周辺回路構成について説明する。
SRAM11は、記憶単位である各メモリセルがフリップフロップから構成されているため、DRAM(Dynamic Random Access Memory)のように記憶保持のためのリフレッシュが不要である。このため、一見、SRAM11の正極側の電源端子VDDと、負極側の電源端子VSSとの間に動作規格を満たす電力が供給されていればデータが保持されているように考えられるが、それだけではデータを維持することはできなかった。
SRAM11に書き込まれたデータを保持するためには、さらにSRAM11を選択するためのチップセレクト端子CSの電位を、非選択状態の電位に保持する必要がある。
図3のSRAM11の周辺回路は、このような事柄を鑑みた回路構成となっている。
SRAM11およびその周辺回路には、電源部16の正極側の電位VCCと、負極側のグランドレベルである電位VSSとから引き出された電源ラインにより電力が供給されている。
SRAM11の正極側の電源端子VDDには、電源部16の正極側の電位VCCから、逆流防止用のダイオード36を介して電位VCC(ポイントP)が印加されている。負極側の電源端子VSSは、グランドレベルの電位VSSに接続されている。
ポイントPの電位VCCは、コンデンサ35にも供給されている。コンデンサ35の他端は、グランドレベルの電位VSSとなっている。コンデンサ35は、電源部16からSRAM11に電力を供給する電源ライン間に電源部16と並列となるように設けられているため、電位VCCが印加されている間、電位VCCによる電荷を蓄電する。
コンデンサ35は、SRAM11のバイパスコンデンサであり、また、電源部16からの電力供給が停止したときには、蓄電した電荷による電位VCCをSRAM11の電源端子VDDに供給する。
コンデンサ35は、電源ラインからのノイズの進入を防ぐバイパスコンデンサとしての機能と、電源部16が停止したときに、蓄電した電力によりSRAM11をランプ1の冷却に必要な所定の時間機能させる働き、とを兼ねている。コンデンサ35の容量は、SRAM11の消費電力と、所定の時間の長さとから求められている。
図3の事例においては、所定の時間が、例えば30秒であり、この場合の、コンデンサ35の容量は、1〜10μFとして設定される。
SRAM11には、制御部9からバスラインBusを介して、チップセレクト信号CSSig、リードライト信号W/R、アドレス信号Adが入力される。これらの信号により、データの保持や、データバスを介してのSRAM11へのデータの書き込み、SRAM11からのデータの読み出しが制御される。
チップセレクト信号CSSigは、変換ロジック部としてのインバータ37の入力端子に入力される。チップセレクト信号CSSigの入力ラインには、抵抗38を介して電源部16のグランドレベルVSSが接続されている。インバータ37は、SRAM11と同一の電源ラインから電力の供給を受けている。
チップセレクト信号CSSigは、SRAM11の選択状態と、非選択状態とを制御する信号であり、SRAM11にデータの書き込みおよび読み出しを行う際にはSRAM11を選択状態とし、また、記憶されたデータを保持する際にはSRAM11を非選択状態とする。
チップセレクト信号CSSigを入力とするインバータ37の出力は、チップセレクト端子CSに供給される。例えば、SRAM11は、チップセレクト端子CSの電位がローレベルであるときに、SRAM11が選択状態となる仕様であったとする。
この場合、SRAM11にデータを書き込む、またはSRAM11からデータを読み出すときには、チップセレクト信号CSSigとしてハイレベルの信号が供給される。
これにより、チップセレクト端子CS端子には、インバータ37により反転されたローレベルの電位が印加され、SRAM11は選択状態となる。
SRAM11は、前述した電源端子VDD,VSS、チップセレクト端子CSに加えて、ライトイネーブル端子WE、アウトプットイネーブル端子OE、アドレス入力端子AX、データ端子DXなどの端子を備えている。
SRAM11へのデータ端子DXからのデータ書き込みは、SRAM11を選択状態にした上で、アドレス信号Adによりアドレス入力端子AXのアドレスを指定し、ライトイネーブル端子WEをリードライト信号W/Rによりアクティブにすることにより行なわれる。SRAM11のデータ端子DXからのデータ読み出しは、SRAM11を選択状態にした上で、アドレス信号Adによりアドレス入力端子AXのアドレスを指定し、アウトイネーブル端子OEをリードライト信号W/Rによりアクティブにすることにより行なわれる。
電源部16を含むプロジェクタ100がシャットダウンすると、制御部9も停止するため、チップセレクト信号CSSigを含む各信号は、不確定状態になってしまう。このとき、チップセレクト端子CSに、ローレベルの電位が印加されると、SRAM11が選択状態となってしまい、データが破壊されてしまうことがある。
このようにチップセレクト信号CSSigが不確定となった場合、インバータ37には、抵抗38を介してコンデンサ35の蓄電力によるVSS(ローレベル)の電位が入力される。チップセレクト端子CSに、ハイレベルの電位が入力されている間は、SRAM11が選択状態となることはなく、データは保持される。
《第1のランプ点灯処理態様》
図4は、プロジェクタのランプ点灯処理の第1の態様における電源オフ時の処理を示したフローチャートである。図5は、ランプ点灯処理の第1の態様における電源オン時の処理を示したフローチャートである。
ここでは、図4および図5を主体に、適宜図1と、図3を交えて、プロジェクタ100によるランプ1の点灯処理の流れを説明する。
以下説明するランプ1の点灯処理の流れは、電源オンまたはオフ操作をトリガとして、制御部9が、記憶部8に記憶されている複数のランプ点灯処理プログラムのうち、第1のランプ点灯処理プログラムを実行することにより実現される。
まず、図4の電源オフ時における処理の流れについて説明する。プロジェクタ100は、動作状態にあり、ランプ1を点灯させて映像を投写している。
ステップS41では、制御部9は、リモコン5に電源オフ操作がなされたことによる操作受付け部10からの操作信号を受付け、第1のランプ点灯処理プログラムによる電源オフ時の処理を開始する。
ステップS42では、制御部9は、ランプ駆動部15にランプ1を消灯させるための消灯コマンドを発し、ランプ1を消灯させる。
ステップS43では、制御部9は、記憶部8から所定のデータを読み出し、SRAM11に所定のデータを書き込む。さらに、所定のデータを書き込んだアドレスを、記憶部8に記憶する。
ステップS44では、制御部9は、現在投写している映像投写モードなどを記憶部8に記憶させるなど、電源部16を含む各部をシャットダウンする。
ステップS41〜44により、SRAM11に所定のデータが書き込まれた状態で、電源部16を含む各部がシャットダウンし、プロジェクタ100は停止する。
ここで、コンデンサ35には、プロジェクタ100の動作時に蓄電した電力が蓄えられているため、SRAM11は、コンデンサ35からの電力供給が持続する所定の時間機能する。
続いて、図5の電源オン時における処理の流れについて説明する。
ステップS51では、制御部9は、リモコン5に電源オン操作がなされたことによる操作受付け部10からの操作信号を受付け、第1のランプ点灯処理プログラムによる電源オン時の処理を開始する。
ステップS52では、制御部9は、電源部16を起動するとともに、各部に各回路の初期化を含む初期化動作を行わせる。
ステップS53では、制御部9は、記憶部8に記憶されているSRAM11の所定のデータを書き込んだアドレスから、データを読み出す。
ステップS54では、制御部9は、SRAM11から読み出したデータと、記憶部8の所定のデータとを比較し、比較結果から進むべきステップを判断する。双方のデータが一致しない場合、既にコンデンサ35の蓄電量による所定の時間が経過したことを示していることから、ステップS55へ進む。双方のデータが一致した場合、所定の時間に達していないことを示していることから、ステップS56へ進む。
ステップS55では、制御部9は、ランプ駆動部15に、ランプ1を点灯させるための指示としての点灯コマンドを発する。ランプ駆動部15は、制御部9からの点灯コマンドにより、内蔵するイグナイタ回路によりランプ1に高電圧を印加するなど、ランプ1の点灯動作を行う。さらに制御部9は、点灯コマンドと同期して、ファン駆動部13にファン駆動コマンドを送り、ファン14を回転させる。これによりランプ1を冷却し、点灯動作によるランプ1の過熱を防止する。
ステップS56では、制御部9は、ファン駆動部13にファン14を駆動させるための駆動コマンドを送り、ファン14を回転させる。
ステップS57では、制御部9は、内蔵する計時部によりランプ1を冷却するための冷却時間が経過したかどうか確認し、冷却時間が経過した場合、ステップS55のランプ点灯動作に進む。冷却時間に達していない場合、ステップS56のファン14による冷却を継続する。
なお、プロジェクタ100の場合、冷却時間は、例えば、15秒に設定されている。
上述した通り、本実施形態によれば以下の効果が得られる。
(1)制御部9は、電源オフ操作がなされると、ランプ1を消灯させるとともに、SRAM11に所定のデータを書き込んだ後、電源部16を含む各部をシャットダウンすることから、SRAM11には、プロジェクタ100がオフした時点で所定のデータが記憶されている。さらに、コンデンサ35は、電源部16からSRAM11に電力を供給する電源ライン間に電源部16と並列となるように設けられているため、電位VCCが印加されている間、電位VCCによる電荷を蓄電し、電源部16が停止しているときには、SRAM11に電力を供給する。
よって、SRAM11に記憶された所定のデータは、コンデンサ35から電力が供給されている間、保持される。
コンデンサ35は、ランプ1を冷却するのに必要な所定の時間、SRAM11を機能させることが可能な容量を持っていることから、SRAM11に書き込まれた所定のデータが保持されているということは、必要な冷却時間に達していないことを意味している。
制御部9は、電源をオンする操作がなされると、SRAM11の所定のデータを書き込んだアドレスからデータを読み出し、記憶部8の所定のデータと比較して、一致しない場合にランプを点灯させる指示を発することから、プロジェクタ100は、ランプ1を冷却するのに必要な所定の時間が経過したことを確認してからランプ1を点灯する。
よって、プロジェクタ100は、ランプ1の冷却が終了した後にランプ1を点灯することから、高温状態でランプ点灯動作を行ってしまうことによるランプ1の劣化を防ぐとともに、ランプ1を確実に再点灯することができる。
さらに、SRAM11は、映像信号処理部6において映像信号処理を行う際のファームウエアのワークエリアとして設けられたものであり、また、コンデンサ35も、SRAM11のバイパスコンデンサを流用している。
よって、所定の時間を計時するため専用の構成を必要とせず、プロジェクタ100の構成は、簡便である。
従って、簡便な構成によりランプ1を劣化させることなく確実に再点灯することができるプロジェクタ100を提供することができる。
(2)制御部9は、SRAM11の所定のデータを書き込んだアドレスから読み出したデータが、記憶部8の所定のデータと一致した場合、ランプ1を冷却するのに必要な冷却時間、例えば15秒間、ファン14を駆動した後にランプ1を点灯させる指示を発することから、プロジェクタ100は、ランプ1が高温であると判断される場合、直ぐにランプ1の点灯は行わず、ファン14が発生する冷却能力の高い空流により約15秒間冷却を行った後、ランプ1を点灯する。
よって、高温状態でランプ点灯動作を行ってしまうことによるランプ1の劣化を防ぐことができるとともに、ランプ1をファン14により速やかに冷却し、短時間でランプ1を再点灯することができる。
従って、ランプ1を劣化させることなく速やかに再点灯させることができるプロジェクタ100を提供することができる。
(3)SRAM11は、メガビットオーダのメモリ容量がある。所定のデータは、1〜50バイトの範囲内のデータであることから、所定のデータにより必要とされるメモリエリアは、SRAM11が有するメモリ容量の極一部のエリアで良い。
よって、ランプ冷却時間を確認するための専用部位を必要としない簡便な構成のプロジェクタ100を提供することができる。
(4)チップセレクト信号CSSigの入力ラインには、抵抗38を介して電源部16のグランドレベルVSSが接続され、さらにインバータは、SRAM11と同一の電源ラインから電力の供給を受けていることから、チップセレクト信号CSSigが不確定となった場合、インバータ37の入力電位は、グランドレベルVSSにプルダウンされる。これにより、チップセレクト端子CSには、インバータ37からSRAM11を非選択状態とするハイレベルの出力電位が供給される。
よって、電源部16が停止した場合であっても、SRAM11には、電源部16と並列に設けられたコンデンサ35から電力が供給され、チップセレクト端子CSには、データを保持するためのハイレベルの電位が供給される。
よって、電源部16が停止した場合であっても、所定のデータが破壊されることなく、所定の時間SRAM11を機能させることができる。
(実施形態2)
《第2のランプ点灯処理態様》
図6は、プロジェクタのランプ点灯処理の第2の態様を示したフローチャートである。プロジェクタ100は、実施形態1での説明と同様の構成を有している。
ここでは、記憶部8に記憶されている複数のランプ点灯処理プログラムのうち、実施形態1で説明した第1のランプ点灯処理プログラムと異なる、第2のランプ点灯処理プログラムについて説明する。
以下、図6を主体に、適宜図1と、図3を交えて、プロジェクタ100によるランプ1の点灯処理の流れを説明する。なお、SRAM11には、前回プロジェクタがオフされた時点で、所定のデータが書き込まれていたものとする。
ステップS151では、制御部9は、操作部4に電源オン操作がなされたことによる操作受付け部10からの操作信号を受付け、第2のランプ点灯処理プログラムによる処理を開始する。
ステップS152では、制御部9は、電源部16を起動するとともに、各部に各回路の初期化を含む初期化動作を行わせる。
ステップS153では、制御部9は、SRAM11の所定のアドレスから、データを読み出す。所定のアドレスは、固定されており、記憶部8にアドレスが記憶されている。
ステップS154では、制御部9は、SRAM11から読み出したデータと、記憶部8の所定のデータとを比較し、比較結果から進むべきステップを判断する。双方のデータが一致しない場合、既にコンデンサ35の蓄電量による所定の時間が経過したことを示していることから、ステップS155へ進む。双方のデータが一致した場合、所定の時間に達していないことを示していることから、ステップS157へ進む。
ステップS155では、制御部9は、ランプ駆動部15に、ランプ1を点灯させるための指示としての点灯コマンドを発する。ランプ駆動部15は、制御部9からの点灯コマンドにより、内蔵するイグナイタ回路によりランプ1に高電圧を印加するなど、ランプ1の点灯動作を行う。さらに制御部9は、点灯コマンドと同期して、ファン駆動部13にファン駆動コマンドを送り、ファン14を回転させる。これによりランプ1を冷却し、点灯動作によるランプ1の過熱を防止する。
ステップS156では、制御部9は、記憶部8から所定のデータを読み出し、SRAM11の所定のアドレスに所定のデータを書き込む。
ステップS157では、制御部9は、ファン駆動部13にファン14を駆動させるための駆動コマンドを送り、ファン14を回転させる。
ステップS158では、制御部9は、内蔵する計時部によりランプ1を冷却するための冷却時間が経過したかどうか確認し、冷却時間が経過した場合、ステップS155のランプ点灯動作に進む。冷却時間に達していない場合、ステップS157のファン14による冷却を継続する。
なお、プロジェクタ100の場合、冷却時間は、例えば、30秒に設定されている。
前記説明した通り、本実施形態の第2のランプ点灯処理プログラムと、実施形態1での第1のランプ点灯処理プログラムとの相違点は、所定のデータが書き込まれるSRAM11のアドレスが所定のアドレスとして固定されていること、および、所定のデータの書き込みを、ステップS155のランプ点灯動作の後に行うことである。
上述した通り、本実施形態によれば前記実施形態での効果に加えて以下の効果が得られる。
(1)制御部9は、電源オン操作がなされ、ランプ1を点灯させる指示を発した後に、SRAM11の所定のアドレスに所定のデータを書き込むことから、SRAM11には、プロジェクタ100の動作中に所定のデータが記憶されている。
よって、プロジェクタ100の動作中に誤ってプラグが抜かれて、外部電源31からの電力供給が絶たれ、プロジェクタ100の動作が停止した場合、SRAM11は、コンデンサ35の蓄えた電力により所定の時間機能することから、プロジェクタ100は、再度外部電源31に接続され、起動操作がなされても、所定の時間が経過するまでは、ランプ1点灯の指示は出さない。
よって、誤操作などにより機能が停止しても、ランプ1を劣化させることなく確実に再点灯することができるプロジェクタ100を提供することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、上述した実施形態に種々の変更や改良などを加えることが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)
図7は、第1のランプ点灯処理プログラムにおける電源オフ時の処理の変形例を示したフローチャートである。ここでは、図7を中心に、適宜図1と、図4を交えて説明する。
変形例1のプロジェクタ100Zは、実施形態1のプロジェクタ100と同様の構成を有している。相違点は、電源をオフした後の動作および処理が異なることである。
具体的には、図4のステップS44で、プロジェクタ100は、電源部16を含む各部をシャットダウンするが、変形例1のプロジェクタ100Zにおいては、電源部16はシャットダウンせずに外部電源31からの交流電力が入力している限り電力の供給を継続する。また、制御部9は、シャットダウンした後に動作クロックを低速にした待機モードとなり、内蔵する計時部を作動させる。
プロジェクタ100Zによる、電源オフ時の処理の流れを図7を用いて説明する。
ステップS141では、制御部9は、リモコン5に電源オフ操作がなされたことによる操作受付け部10からの操作信号を受付け、第1のランプ点灯処理プログラムの変形例による電源オフ時の処理を開始する。
ステップS142では、制御部9は、ランプ駆動部15にランプ1を消灯させるための消灯コマンドを発し、ランプ1を消灯させる。
ステップS143では、制御部9は、記憶部8から所定のデータを読み出し、SRAM11に所定のデータを書き込む。さらに、所定のデータを書き込んだアドレスを、記憶部8に記憶する。
ステップS144では、制御部9は、現在投写している映像投写モードなどを記憶部9に記憶させるなど、各部をシャットダウンさせる。電源部16は、継続して各部に電力を供給し、制御部9は、計時部が機能可能な待機モードとなる。
ステップS145では、制御部9は、各部がシャットダウンするのと同期して、内蔵する計時部により計時を開始する。
ステップS146では、制御部9は、計時部の計時が、所定の時間を経過したかどうか確認し、所定の時間が経過した場合、ステップS147に進む。所定の時間に達していない場合、所定の時間が経過するまで、計時を継続する。
ステップS147では、制御部9は、SRAM11の所定のデータを書き込んだアドレスに、所定のデータと異なる「0」を書き込み、リセットを掛ける。なお、リセットの方法は、例えば、SRAM11がデータクリア端子を備えている場合は、データクリア端子をアクティブにすることにより行っても良い。また、チップセレクト端子CSにローレベルの電位を入力することによりデータを破壊する方法であっても良い。
ステップS141〜147が終了した時点で、SRAM11の所定のデータが書き込まれたアドレスには「0」が記憶されている。また、電源部16も継続して動作している。
ここで、プロジェクタ100Zの電源をオンする操作がなされると、図5のステップS54にて、所定のデータが一致しないため、直ぐにステップS55のランプ点灯動作が行われる。
よって、電源オフ操作後も電源部16が停止せずに電力の供給を継続する構成において、プロジェクタ100Zがシャットダウンし、所定の時間が経過した後、起動操作がなされると、再度所定の時間を待つことなく素早くランプを点灯することができるプロジェクタ100Zを提供することができる。
また、例えば、ステップS144のシャットダウン動作中、または、ステップS145〜S146の計時中に、外部電源31からプラグが抜かれた場合、コンデンサ35の蓄電量がなくなるまでの所定の時間、SRAM11には所定のデータが保持されることから、プラグが抜かれた直後に起動操作がなされても、直ぐにランプ点灯動作は行われない。
よって、ランプを劣化させることなく再点灯することができるプロジェクタ100Zを提供することができる。
(変形例2)
図6、図4、図1を用いて説明する。前記実施形態2においては、ステップS155のランプ点灯動作の後にSRAM11に対して1回のみ所定のデータを書き込んでいるが、例えば、図4のように電源オフ操作をトリガとして、再度所定のデータの書き込みを行っても良い。
これによれば、ランプ点灯動作後にSRAM11に書き込まれた所定のデータが、プロジェクタ100の動作中に、例えば、外来ノイズの影響によって破壊されてしまった場合でも、再度電源オフ時に書き込むことによって、所定の時間を確保することができる。
また、実施形態2のプロジェクタ100が、変形例1のプロジェクタ100Zのような、外部電源31からの交流電力が入力している限り電力の供給を継続する電源部16と、各部がシャットダウンした後に待機モードとなる制御部9とを、備えた構成である場合において、図7の電源オフ時の処理を行うこととしても良い。
これによれば、電源オフ操作後も電源部16が停止せずに電力の供給を継続する構成において、プロジェクタ100がシャットダウンし、所定の時間が経過した後、起動操作がなされると、再度所定の時間を待つことなく素早くランプを点灯することができるプロジェクタ100を提供することができる。
(変形例3)
図1を用いて説明する。前記実施形態および変形例において、プロジェクタ100および100Zは、光変調素子として3枚の液晶ライトバルブ3R,3G,3Bを用いた液晶3板式の投写型プロジェクタとして説明したが、これに限定するものではない。
例えば、プロジェクタは、赤、緑、青色のカラーフィルタが規則的に格子状に配置され、1枚でフルカラーの変調光を射出することが可能な単板の液晶ライトバルブを用いる構成であっても良い。また、反射型液晶表示装置や、ティルトミラーデバイスを用いる構成としても良い。
これらの構成であっても、光源に放電式のランプを用いていれば、前記実施形態および変形例と同様の作用効果を得ることができる。
一実施形態におけるプロジェクタの概略構成図。 ランプおよび光学部近傍の概略構造図。 SRAMの周辺回路構成図。 第1のランプ点灯処理における電源オフ時のフローチャート。 第1のランプ点灯処理における電源オン時のフローチャート。 第2のランプ点灯処理のフローチャート。 第1のランプ点灯処理の電源オフ時における変形例のフローチャート。
符号の説明
1…ランプ、2…光学部、3R,3B,3G…液晶ライトバルブ、4…操作部、5…リモコン、6…映像信号処理部、8…不揮発性メモリを含む記憶部、9…計時部を含む制御部、10…操作受付け部、11…揮発性メモリとしてのSRAM、13…ファン駆動部、14…ファン、15…ランプ駆動部、16…電源部、35…コンデンサ、37…インバータ、38…抵抗、CSSig…チップセレクト信号、CS…チップセレクト端子、VSS…グランドレベル、100,100Z…プロジェクタ。

Claims (8)

  1. 映像を投写するプロジェクタであって、
    前記映像を投写するための光を供給する光源と、
    所定のデータを記憶する不揮発性のメモリを含む記憶部と、
    データの書き込みおよび読み出しが可能な揮発性メモリと、
    少なくとも前記プロジェクタの動作時に前記揮発性メモリに電力を供給する電源部と、
    前記電源部から前記揮発性メモリに電力を供給する電源ライン間に前記電源部と並列に設けられ、前記光源の温度が再点灯に適した温度になるのに必要な所定の時間、前記揮発性メモリを機能させることが可能な容量を持つコンデンサと、
    前記揮発性メモリへのデータの書き込みおよび読み出しを行う制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記プロジェクタをオフするための操作がなされると、前記光源を消灯させるとともに、前記揮発性メモリに前記所定のデータを書き込んだ後、前記プロジェクタをシャットダウンし、
    前記プロジェクタを起動する操作がなされると、前記揮発性メモリの前記所定のデータが書き込まれたアドレスからデータを読み出し、前記記憶部の所定のデータと比較して、一致しない場合に前記光源を点灯させる指示を発することを特徴とするプロジェクタ。
  2. さらに、前記光源を冷却するための冷却部を備え、
    前記制御部は、前記揮発性メモリの前記所定のデータが書き込まれたアドレスから読み出したデータが、前記記憶部の所定のデータと一致した場合、前記光源を冷却するのに必要な冷却時間の間、前記冷却部を駆動した後、前記光源を点灯させる指示を発することを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。
  3. 前記冷却部は、前記光源を冷却するための空流を発生するファンであり、前記冷却時間は、10〜30秒の時間であることを特徴とする請求項1または2に記載のプロジェクタ。
  4. 前記所定のデータは、1〜50バイトの範囲内のデータであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  5. 前記電源部から供給される電力により計時を行う計時部をさらに備え、
    前記電源部は、前記プロジェクタをオフする操作がなされた後も、外部電源からの電力供給が遮断されるまで電力供給を継続し、
    前記制御部は、前記プロジェクタをオフする操作がなされると、前記光源を消灯するとともに、前記計時部により計時を開始し、前記所定の時間が経過したときに、前記揮発性メモリのデータを前記所定のデータと異なるデータに書き換えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  6. 前記制御部は、前記プロジェクタを起動する操作がなされ、前記光源を点灯させる指示を発した後に、前記揮発性メモリの所定のアドレスに前記所定のデータを書き込むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  7. 前記揮発性メモリは、データの書き込みおよび読み出しを行う際に前記揮発性メモリを選択状態にし、また、記憶されたデータを保持する際には前記揮発性メモリを非選択状態とするためのチップセレクト端子を備え、
    前記チップセレクト端子には、前記制御部からの前記揮発性メモリの選択状態を制御するチップセレクト信号を入力とした変換ロジック部の出力が供給され、前記チップセレクト信号の入力ラインには、抵抗を介して前記電源部のグランドレベルが接続され、さらに前記変換ロジック部は、前記揮発性メモリと同一の電源ラインから電力の供給を受けていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  8. 映像を投写するための光を供給する光源と、所定のデータを記憶する不揮発性のメモリを含む記憶部と、データの書き込みおよび読み出しが可能な揮発性メモリと、少なくとも前記プロジェクタの動作時に前記揮発性メモリに電力を供給する電源部と、前記電源部から前記揮発性メモリに電力を供給する電源ライン間に前記電源部と並列に設けられ、前記光源の温度が再点灯に適した温度になるのに必要な所定の時間、前記揮発性メモリを機能させることが可能な容量を持つコンデンサと、を備えたプロジェクタの光源の点灯方法であって、
    前記プロジェクタをオフするための操作がなされると、前記光源を消灯させるとともに、前記揮発性メモリに前記所定のデータを書き込んだ後、前記プロジェクタをシャットダウンする工程と、
    前記プロジェクタを起動する操作がなされると、前記揮発性メモリの前記所定のデータが書き込まれたアドレスからデータを読み出し、前記記憶部の所定のデータと比較する工程と、
    前記揮発性メモリから読み出したデータと、前記記憶部の所定のデータとが一致しない場合に、前記光源を点灯させる指示を発する工程とを、含むことを特徴とするプロジェクタの光源の点灯方法。
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