JP2006292936A - 内視鏡用照明光学系 - Google Patents

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Abstract

【課題】対象物に照射される照明光の赤外成分をカットしつつ、光源装置を小型化し、フィルターの破損を避けることができる内視鏡用照明光学系を提供すること。
【解決手段】光源装置内に設けられた光源であるランプ10、このランプ10から発生した照明光を集光させる集光レンズ11、ランプ10と集光レンズ11との間に配置された反射型赤外カットフィルター12と、光源装置内から挿入部を引き通されて挿入部先端に至るライトガイド13と、挿入部の先端に設けられてライトガイド13から射出される照明光を対象物に向けて照射する配光レンズ14、ライトガイド13の先端と配光レンズ14との間に配置された吸収型赤外カットフィルター15とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、観察しようとする対象物の内部に挿入される挿入部を通して配置されたライトガイドにより光源装置内の光源で発生させた照明光を挿入部先端に導く内視鏡用照明光学系に関し、特に照明光に含まれる赤外成分をカットするための技術に関する。
この種の内視鏡用照明光学系は、例えば特許文献1に開示されている。この文献に開示される照明光学系を図3に示す。図3(A)に示すように、光源装置内には、照明光を発生するランプ1と、このランプ1から発生した照明光を集光してライトガイド2に入射させる集光レンズ3とが備えられ、さらに、ランプ1と集光レンズ3との間に、ランプ1側から順に反射型赤外カットフィルター4と吸収型赤外カットフィルター5とが配置されている。挿入部の先端側は、図3(B)に示すように、ライトガイド2から射出される照明光を対象物に向けて照射する配光レンズ6が設けられている。符号7は、ライトガイド2の先端部を固定する口金である。反射型と吸収型の赤外カットフィルターを併用することにより、ランプ1の照明光に含まれる赤外成分はほぼカットされ、内視鏡先端から射出される照明光による対象物の温度上昇を抑えることができる。
実公平7−46901号公報 第1図
しかしながら、上記の文献に記載された照明光学系では、光源装置内に2枚のフィルターを配置するだけのスペースを確保する必要があり、光源装置の小型化が困難である。また、吸収型赤外カットフィルターが比較的光量の大きい光源部内に設けられているため、長時間使用すると吸収した熱により過熱されて破損する可能性がある。
本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、対象物に照射される照明光の赤外成分をカットしつつ、光源装置を小型化し、フィルターの破損を避けることができる内視鏡用照明光学系を提供することを目的とする。
本発明にかかる内視鏡用照明光学系は、対象物の内部に挿入される挿入部を通して配置されたライトガイドにより光源装置内の光源で発生させた照明光を挿入部先端に導く構成において、光源装置内の光源とライトガイドとの間に、反射型赤外カットフィルターを配置すると共に、挿入部の先端でライトガイドから射出する照明光の光路中に、吸収型赤外カットフィルターを配置したことを特徴とする。
なお、上記の吸収型赤外カットフィルターを配置する際には、ライトガイドの先端にほぼ接するように配置し、口金によりライトガイドの先端と一体に固定してもよい。
本発明によれば、光源装置内に設けるフィルターが1枚のみで足りるため、光源装置の小型化が可能である。また、挿入部の先端では照明光の光量がライトガイドによる損失により低下しているため、この先端に吸収型赤外カットフィルターを配置することにより、従来より熱の吸収を抑え、長時間の使用にも破損せずに耐えることができる。また、吸収型赤外カットフィルターがライトガイドの先端にほぼ接して口金で固定されている場合には、フィルターを設けたことにより照明光学系の先端の硬性部分が長くなるのを防ぐことができ、内視鏡先端部を湾曲させる際の操作性の低下を防ぐことができる。
以下、本発明にかかる内視鏡用照明光学系の実施例を図面に基づいて説明する。実施例の照明光学系が適用される内視鏡システムは、図示は省略するが、対象物の内部に挿入される挿入部を備える内視鏡と、この内視鏡に接続された光源装置とを備えている。
図1は、実施例の内視鏡用照明光学系の構成を示す概略図であり、(A)が光源装置内、(B)が挿入部先端を示している。図1に示されるように、実施例の内視鏡用照明光学系は、光源装置内に設けられた光源であるランプ10、このランプ10から発生した照明光を集光させる集光レンズ11、ランプ10と集光レンズ11との間に配置された反射型赤外カットフィルター12と、光源装置内から挿入部を引き通されて挿入部先端に至るライトガイド13と、挿入部の先端に設けられてライトガイド13から射出される照明光を対象物に向けて照射する配光レンズ14、ライトガイド13の先端と配光レンズ14との間に配置された吸収型赤外カットフィルター15とを備えている。符号16は、ライトガイド13の先端部を固定する円筒形の口金である。
ランプ10は、キセノンランプ等の光源であり、可視域と赤外域とを含む照明光を発生する。ランプ10から発生した照明光に含まれる赤外成分の一部は、このランプ10に近接して配置された反射型赤外カットフィルター12により反射され、可視域と赤外域の残部を含む照明光が集光レンズ11により集光されてライトガイド13に入射する。
ライトガイド13は、多数の光ファイバーを束ねたファイバーバンドルであり、入射した照明光を挿入部の湾曲に沿って先端部に導く。ライトガイド13の先端部から射出した照明光は、吸収型赤外カットフィルター15に入射し、照明光内に残っていた赤外域の光は吸収され、可視域の光のみが透過する。したがって、配光レンズ14を介して対象物に照射される照明光には、赤外成分が殆ど含まれず、照明光の照射による対象物の温度上昇を避けることができる。
上記実施例によれば、光源装置内に必要なフィルターが1枚のみとなるため、従来よりもフィルターの配置スペースを小さくすることができ、光源装置の小型化が可能となる。また、ライトガイド13を透過する照明光の光量はライトガイド13の距離に応じた損失の影響を受け、先端側では入射時より光量が減少するため、吸収型赤外カットフィルター15が吸収する熱量は、図3に示した従来例のように光源部に設けられている場合より減少する。したがって、長時間利用しても吸収型赤外カットフィルター15が熱により破損することがない。
一方、光源装置内に設けられた反射型赤外カットフィルター12は、透明基板に赤外反射コーティングを施すことにより形成されており、熱の吸収が少ないため、ランプ10の近傍に配置しても過熱することがない。
図2は、上記実施例の変形例を示す挿入部先端側の説明図である。図1の例では、吸収型赤外カットフィルター15がライトガイド13の端面から離れて口金16の外側に配置されていたが、図2の例では、吸収型赤外カットフィルター15は、ライトガイド13の端面に接するように配置され、口金16によりライトガイド13と一体に固定されている。
一般に、挿入部の先端は内視鏡基端部に設けられた操作ノブを操作することにより湾曲させることができる。このとき、硬性部分の長さが短いほど狭い場所での操作性がよい。図2の構成によれば、照明光学系の先端の硬性部分を図1の場合より短くすることができ、フィルターを設けたことによる操作性の低下を防ぐことができる。
本発明の実施例の内視鏡用照明光学系の構成を示す概略図であり、(A)が光源装置内、(B)が挿入部先端を示している。 図1に示される実施例の変形例を示す挿入部先端側の説明図である。 従来の内視鏡用照明光学系の構成を示す概略図であり、(A)が光源装置内、(B)が挿入部先端を示している。
符号の説明
10 ランプ
11 集光レンズ
12 反射型赤外カットフィルター
13 ライトガイド
14 配光レンズ
15 吸収型赤外カットフィルター
16 口金

Claims (2)

  1. 対象物の内部に挿入される挿入部を通して配置されたライトガイドにより光源装置内の光源で発生させた照明光を前記挿入部先端に導く内視鏡用照明光学系において、
    前記光源装置内の前記光源と前記ライトガイドとの間に、反射型赤外カットフィルターを配置すると共に、前記挿入部の先端で前記ライトガイドから射出する照明光の光路中に、吸収型赤外カットフィルターを配置したことを特徴とする内視鏡用照明光学系。
  2. 前記吸収型赤外カットフィルターは、前記ライトガイドの先端にほぼ接して配置され、口金により前記ライトガイドの先端と一体に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用照明光学系。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105286763A (zh) * 2015-11-11 2016-02-03 沈阳理工大学 一种电子宫腔镜照明系统

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