JP2009072213A - 内視鏡光源ユニットおよび内視鏡システム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で単一の入射端に入射する2種類の光における一部の帯域の光量の減衰を抑止する。
【解決手段】内視鏡光源ユニット20は参照光源21、励起光源22、ミラー24を有する。参照光源21はライトガイド51の入射端に入射するように白色光を出射する。励起光源22は励起光を出射する。白色光の光路上にミラー24を配置する。白色光の照射範囲の一部と重なる大きさのミラー24が用いられる。ミラー24は励起光源22が出射した励起光をライトガイド51の入射端に向かって反射する。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば自家蛍光内視鏡に用いる内視鏡光源ユニットのように、複数の種類の光源から出射するそれぞれの光を単一のライトガイドに供給する内視鏡光源ユニットに関する。
自家蛍光内視鏡に用いる内視鏡光源ユニットには、白色光を出射する参照光源と生体組織に蛍光を発光させる励起光を出射する励起光源とが設けられ、白色光および励起光は単一のライトガイドに供給される(特許文献1、特許文献2参照)。
通常、参照光源からライトガイドに向かって光を出射するようにライトガイドの入射端に対する参照光源の位置が決められる。また、参照光源からライトガイドの入射端までの間の光路上にダイクロイックミラーを設け、励起光源から出射する励起光をライトガイドの入射端に向かって反射させる。
例えば、青色などの可視光領域の光が励起光として用いられることがある。このような場合に、励起光を反射するダイクロイックミラーを用いることにより白色光に含まれる青色成分がダイクロイックミラーに反射されてしまうため、出射した可視光領域すべての光を被写体に照射させることが難しかった。
そこで、ダイクロイックミラーを白色光の光路への挿入と離脱とを切替可能とするミラー移動機構が設けられ、白色光による観察を行う時にはミラーが白色光の光路から離脱され、自家蛍光の観察を行う時にはミラーが白色光の光路に挿入される。このようにミラーを移動させることにより出射した可視光領域のすべての光を被写体に照射することが可能になる。
しかし、このようなミラー移動機構を搭載することは内視鏡光源ユニットの構成の複雑化、大型化、高コスト化を招いていた。さらに、白色光を照射するときの参照光画像と励起光を照射するときの自家蛍光画像を同時にモニタに表示させる場合には、ミラーの移動を高速化させる必要があり、制御の複雑化、更なる高コスト化を招いていた。
特開2005−342033号公報 特開2005−342034号公報
したがって、本発明では、一方の光源から出射する光の一部を減衰させること無く、簡易な構成により複数の光源から出射する光を単一のライトガイドの入射端に供給可能な内視鏡光源ユニットの提供を目的とする。
本発明の内視鏡光源ユニットは、内視鏡により観察される被写体に照射する第1の光、および第1の光と帯域の異なる第2の光を内視鏡のライトガイドに供給する内視鏡光源ユニットであって、第1、第2の光をそれぞれ出射する第1、第2の光源と、第1の光源からライトガイドの入射端までの光路上において第1の光の照射範囲の一部の領域に重なるように配置され第2の光を入射端に伝達する光伝達部材とを備えることを特徴としている。
なお、光伝達部材は、入射する第2の光を入射端に向けて反射することにより光を伝達するミラーであることが好ましい。あるいは、光伝達部材は、入射する第2の光を第1の光路に沿って入射端に向けて出射する光ファイバであることが好ましい。
また、第1の光源と光伝達部材との間に、入射端に入射する第1の光の光量を調整するための絞りを備えることが好ましい。
本発明の内視鏡システムは、第1の光および第1の光とは帯域の異なる第2の光を入射端から出射端まで伝達するライトガイドを有する内視鏡と、第1、第2の光をそれぞれ出射する第1、第2の光源と、第1の光源からライトガイドの入射端までの光路上において第1の光の照射範囲の一部の領域に重なるように配置され第2の光源から出射した第2の光を入射端に伝達する光伝達部材とを備えることを特徴としている。
なお、ライトガイドの入射端に入射する第1、第2の光を拡散させる拡散部材を備えることが好ましい。
本発明によれば、一方の光源から出射する光の一部の帯域を減衰させること無く、簡易な構成により複数の光源から出射する光を単一のライトガイドなどの入射端に供給することが可能になる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態を適用した内視鏡光源ユニットを有する内視鏡システムの内部構成を概略的に示すブロック図である。
内視鏡システム10は、内視鏡プロセッサ40、電子内視鏡50、およびモニタ60によって構成される。内視鏡プロセッサ40は、電子内視鏡50、及びモニタ60に接続される。
内視鏡プロセッサ40から被写体に照射するための白色光または励起光が電子内視鏡50に供給される。白色光または励起光を照射された被写体が電子内視鏡50により撮影される。電子内視鏡50の撮影により生成する画像信号が内視鏡プロセッサ40に送られる。
内視鏡プロセッサ40では、電子内視鏡50から得られた画像信号に対して所定の信号処理が施される。所定の信号処理を施した画像信号はビデオ信号としてモニタ60に送られ、送られたビデオ信号に相当する画像がモニタ60に表示される。
図2に示すように、内視鏡プロセッサ40には光源ユニット(内視鏡光源ユニット)20、映像信号処理回路41、及びシステムコントローラ42等が設けられる。後述するように、光源ユニット20は被写体に照射する白色光(第1の光)または励起光(第2の光)を発光する。また、後述するように、映像信号処理回路41では画像信号に対して所定の信号処理が施される。システムコントローラ42により内視鏡プロセッサ40全体の動作が制御される。
内視鏡プロセッサ40と電子内視鏡50とを接続すると、光源ユニット20と電子内視鏡50に設けられるライトガイド51とが光学的に接続される。また、内視鏡プロセッサ40と電子内視鏡50とを接続すると、映像信号処理回路41と電子内視鏡50に設けられる撮像素子52とが電気的に接続される。
図3に示すように、光源ユニット20は、参照光源(第1の光源)21、励起光源(第2の光源)22、集光レンズ23、ミラー(光伝達部材)24、絞り25、絞り駆動機構26、ロータリーシャッタ27、シャッタ駆動モータ28、および電源回路29によって構成される。
参照光源21は例えばキセノンランプやハロゲンランプであり、参照光源21から白色光が出射される。後述のように、ミラー24により照射範囲の一部の白色光が遮光されることにより、ライトガイド51に供給される白色光の光量が低下するので、出射光量の大きな参照光源21が用いられる。参照光源21から照射される白色光をライトガイド51の入射端に導くための光路中にロータリーシャッタ27、絞り25、ミラー24、および集光レンズ23が設けられる。
ロータリーシャッタ27は円板上に開口部と遮光部とが設けられる。被写体に白色光を照射するときには、光路上に開口部が挿入される。一方、被写体への白色光の照射を停止するときには、光路上に遮光部が挿入され、白色光が遮光される。なお、ロータリーシャッタ27は、シャッタ駆動モータ28により駆動される。また、シャッタ駆動モータ28によるロータリーシャッタ27の駆動は、システムコントローラ42により制御される。
絞り25により、ライトガイド51の入射端に入射する白色光の光量が制御される。なお、絞り25は絞り駆動機構26により駆動される。絞り駆動機構26による絞り25の駆動は、システムコントローラ42により制御される。システムコントローラ42は、撮像素子52における受光量に基づいて、絞り25の駆動を制御する。
ミラー24によって、励起光源22から出射する励起光がライトガイド51の入射端に反射される。なお、励起光は、生体組織に照射することにより蛍光を発光させる帯域の光、例えば青色の一部の帯域の光成分である。励起光源22から出射した励起光は、光ファイバ30によりミラー24に伝達される。光ファイバ30から出射する励起光がライトガイド に向かって反射される。なお、ミラー24は可視光領域の光および励起光源22から出射する励起光を反射する。
また、図4、図5に示すように、ミラー24は、白色光の光路上において白色光の照射範囲IAより小さくなるように、またライトガイド51および後述するロッドレンズ53の径よりも小さくなるように形成される。したがって、ミラー24は白色光の光路上において白色光の照射範囲IAの一部の領域と重なる。
ミラー24は、前述の光路上に固定具31により固定される(図3参照)。固定具30は石英により形成される。石英を用いて固定具31を形成することにより、特定の帯域の光を減衰させること無く透過させることが可能である。また、石英は耐熱性を有するので、白色光の照射によって固定具が発熱しても固定具31は変形すること無く、ミラー24の反射方向が一定に保たれる。
集光レンズ23により、参照光源21から出射される白色光、またはミラー24により反射される励起光が集光され、ライトガイド51の入射端に入射される。
参照光源21には、電源回路29によって電力が供給される。電源回路29からの参照光源21への電力の供給のON/OFFは、システムコントローラ42により制御される。また、励起光源22の発光と消灯とは、システムコントローラ42により制御される。
ライトガイド51の入射端には、ロッドレンズ53が設けられる。集光レンズ23により集光された白色光または励起光は、ロッドレンズ53を透過してライトガイド51の入射端に入射される。
ロッドレンズ53を透過することにより、ロッドレンズ53に入射する白色光または励起光は拡散され、ライトガイド51に入射する。ライトガイド51は光ファイババンドルであり、ロッドレンズ53によって光が拡散されるので、バンドルを構成する各光ファイバに均等に白色光または励起光が入射する。
次に電子内視鏡50の構成について詳細に説明する(図2参照)。電子内視鏡50には、ライトガイド51、撮像素子52、配光レンズ54、対物レンズ55、および励起光カットフィルタ56などが設けられる。ライトガイド51は、内視鏡プロセッサ40との接続部分から電子内視鏡50の挿入管57の先端まで延設される。
前述のように光源ユニット20から出射される白色光または励起光がライトガイド51の入射端に入射される。入射端に入射された光は、出射端まで伝達される。ライトガイド51の出射端から出射する光が、配光レンズ54を介して挿入管57先端付近に照射される。
撮像素子52は、白色光が連続して照射される間、或いは励起光が連続して照射される間に少なくとも1フィールドずつの被写体像を撮像するように、撮像素子駆動回路43によって駆動される。なお、撮像素子駆動回路43による撮像素子52の駆動は、システムコントローラ42によって制御される。
白色光が照射されたときの被写体の反射光による光学像または励起光が照射されたときの被写体の蛍光による光学像が、対物レンズ55によって撮像素子の受光面に結像させられる。
なお、励起光照射時は、励起光カットフィルタ56により対物レンズ55を介して入射した光から被写体で反射された励起光成分が除去される。励起光成分が除去されることにより、被写体である生体組織が発する蛍光成分のみが、撮像素子52により撮像される。
撮像動作の実行により、撮像素子52は画像信号を生成する。したがって、白色光が照射されたときには、被写体の反射光による光学像に相当する白色光画像信号が生成される。また、励起光が照射されたときには、生体組織の蛍光による光学像に相当する蛍光画像信号が生成される。白色光画像信号および蛍光画像信号は映像信号処理回路41に送られる。
白色光画像信号および蛍光画像信号には、映像信号処理回路41においてA/D変換、ゲインコントロール、色補間処理、クランプ、ブランキング処理、およびD/A変換などの所定の信号処理が施される。アナログ信号に変換された画像信号は、モニタ60に送られる。送られた画像信号に相当する画像がモニタ60に表示される。
なお、光源ユニット20の動作、および映像信号処理回路41による信号処理との設定に応じて、白色光を照射した時の白色光画像、励起光を照射した時の蛍光画像、および白色光画像と蛍光画像との2画像を、モニタ60に表示することが可能である。
白色光画像を表示するときには、参照光源21に白色光を発光させ、ロータリーシャッタ27の開口部を白色光の光路上に挿入し、励起光源22を消灯させることにより、連続的に白色光を被写体に照射する。また、生成した白色光画像信号に応じた信号処理が施され、モニタ60に単一の白色光画像が表示される。
蛍光画像を表示するときには、ロータリーシャッタ27の遮光部を光路上に挿入し、励起光源22に励起光を発光させることにより、連続的に励起光を被写体に照射する。また、生成した蛍光画像信号に応じた信号処理が施され、モニタ60には単一の蛍光画像が表示される。
白色光画像と蛍光画像を同時に2画像表示するときには、フィールドの切替わり毎に前述の白色光と励起光との照射が切替えられる。また、生成した白色光画像信号に対しては白色光画像信号に応じた信号処理が施される。モニタ60上に割当てられる白色光画像表示領域に白色光画像信号に基づいた白色光画像が表示される。また、生成した蛍光画像信号に対しては蛍光画像信号に応じた信号処理が施される。モニタ60上に割当てられる蛍光画像表示領域に蛍光画像信号に基づいた蛍光画像が表示される。
以上のように、第1の実施形態の内視鏡光源ユニット20によれば、可視光領域の一部の帯域の光のみを減衰させること無く、また簡易な構成で白色光および励起光を単一のライトガイドの入射端に供給可能である。このような効果について、以下に詳細に説明する。
図6に示すように、従来の蛍光内視鏡に用いる内視鏡光源ユニット20’では、励起光成分のみを反射するダイクロイックミラー32’が用いられていた。また、用いられるダイクロイックミラー32’は、参照光源21から出射する白色光の全照射範囲を覆う大きさであった。
簡易な構成とするためにダイクロイックミラー32’を光路上に固定した場合には、参照光源21から出射した白色光の光成分の中の励起光成分と同じ帯域の光成分が反射される。したがって、ライトガイド51の入射端に入射する白色光成分の中の一部の光成分が減衰することになる(図7参照)。一部の光成分が減衰することにより、白色光画像の色調を所望の色調とすることが出来なかった。
一方、本実施形態では、参照光源21から出射した白色光の照射範囲の一部にのみ重なるミラー24を用いるため、白色光成分の中の一部の光成分のみが減衰することが無い。また、白色光の全照射範囲と重ならないので、十分な光量の白色光をライトガイド51に供給することが可能である。
また、ミラー移動機構を設ける必要が無いので、構成および制御が簡易となり、製造コストの低減化させることが可能である。
次に、本発明の第2の実施形態を適用した内視鏡光源ユニットについて説明する。第2の実施形態は、励起光源から出射された励起光をライトガイドの入射端に導く構成が第1の実施形態と異なっている。以下、第1の実施形態と異なる部位を中心に説明する。なお、同じ機能を有する部位には、同じ符号を付す。
図8に示すように、光源ユニット200は、参照光源(第1の光源)21、励起光源(第2の光源)22、集光レンズ23、レーザファイバ(光伝達部材)240、絞り25、絞り駆動機構26、ロータリーシャッタ27、シャッタ駆動モータ28、および電源回路29によって構成される。
レーザファイバ240以外の部材および各部材の配置などは、第1の実施形態と同じである。レーザファイバ240の入射端は、励起光源22に光学的に接続される。レーザファイバ240の出射端は、参照光源21から出射される白色光の光路上においてライトガイド51の入射端に励起光を照射するように、固定される。
なお、図9に示すように、参照光源21から出射される白色光の照射範囲とレーザファイバ240とが重なる領域が白色光の照射範囲に比べて小さくなるレーザファイバ240が用いられる。したがって、レーザファイバ240は白色光の光路上において白色光の照射範囲の一部の領域とのみ重なる。
第1の実施形態と同様に、レーザファイバ240の出射端は前述の光路上に固定具31により固定される。固定具31は石英により形成される。
以上のような構成の第2の実施形態の内視鏡光源ユニット200によっても、可視光領域の一部の帯域の光のみを減衰させること無く、また簡易な構成で白色光及び励起光を単一のライトガイドの入射端に供給可能である。特に、第1の実施形態と異なり、ミラー24が用いられず、通常レーザファイバ240と一体化されている励起光源22が固定具31に取付けられる。したがって、第1の実施形態より、製造および調整が更に容易となる。
なお、第1、第2の実施形態において、参照光源21および励起光源22からそれぞれ白色光および励起光が出射される構成であるが、互いに帯域の異なる光を出射する光源であればどのような光源であってもよい。
また、第1の実施形態においてはミラー24、第2の実施形態においてはレーザファイバ240により励起光をライトガイド51の入射端に伝達する構成であるが、白色光の照射範囲の一部の領域のみと重なり、励起光をライトガイド51の入射端に伝達するいかなる部材を用いてもよい。
また、第1、第2の実施形態において、絞り25により光量を調整する構成であるが、絞り25を設けなくてもよい。前述のように、予め出射光量の大きな参照光源を用いるため、その光量を絞り25により調整しているが、絞り25による調整が無くても特定の帯域の光成分のみを減衰させること無く白色光をライトガイド51の入射端に供給可能である。
また、第1、第2の実施形態において、ライドガイド51の入射端にロッドレンズ53を設ける構成であるが、ロッドレンズ53を設けなくてもよい。ロッドレンズ53が無くても、特定の帯域の光成分のみを減衰させること無く白色光をライトガイド51の入射端に供給可能である。
従来の内視鏡光源ユニット20’と異なり、ミラー24またはレーザファイバ240から出射する励起光の光線の太さは、白色光の光線の太さに比べて細い。それゆえ、ロッドレンズ53により励起光を拡散させなければライトガイド51を構成する複数の光ファイバの一部にしか励起光が入射しない。それゆえ、ロッドレンズ53が無ければ、挿入管57の先端付近において十分な広さに励起光を照射することが出来ない可能性が高ある。それゆえ、ロッドレンズ53を設けることが好ましい。
また、第1の実施形態において、ミラー24は可視光領域の全範囲の光を反射する構成であるが、一部の帯域の光のみを反射させるダイクロイックミラーであってもよい。白色光の照射範囲に比べてミラー24は小さいので、白色光の照射範囲の一部においてのみ当該帯域の光の減衰が生じる。すなわち、全照射範囲における特定帯域の光の減衰量を従来に比べて低く抑えることが可能である。
また、第1の実施形態において、白色光の照射範囲より小さなミラー24が用いられる構成であるが、傾斜させることにより白色光の照射範囲の一部とのみ重なるように配置すれば照射範囲より大きなミラーを用いてもよい。
本発明の第1、第2の実施形態を適用した内視鏡光源ユニットを有する内視鏡システム外観図である。 第1の実施形態を適用した内視鏡光源ユニットを有する内視鏡システムの内部構成を概略的に示すブロック図である。 第1の実施形態の内視鏡光源ユニットの内部構成を概略的に示すブロック図である。 図3におけるミラーおよび固定具の拡大図である。 白色光の光路方向から見たミラーおよび固定具の拡大図である。 従来の内視鏡光源ユニットの内部構成を概略的に示すブロック図である。 従来の内視鏡光源ユニットにおいてダイクロイックミラーを透過した後の白色光の分光スペクトルを示す。 第2の実施形態の内視鏡光源ユニットの内部構成を概略的に示すブロック図である。 図8におけるミラーおよび固定具の拡大図である。
符号の説明
10 内視鏡システム
20、20’、200 光源ユニット
21 参照光源
22 励起光源
24 ミラー
240 レーザファイバ
25 絞り
26 絞り駆動機構
30 光ファイバ
31 固定具
40 内視鏡プロセッサ
42 システムコントローラ
51 ライトガイド
53 ロッドレンズ

Claims (6)

  1. 内視鏡により観察される被写体に照射する第1の光、および前記第1の光と帯域の異なる第2の光を前記内視鏡のライトガイドに供給する内視鏡光源ユニットであって、
    前記第1、第2の光をそれぞれ出射する第1、第2の光源と、
    前記第1の光源から前記ライトガイドの入射端までの光路上において前記第1の光の照射範囲の一部の領域に重なるように配置され、前記第2の光を前記入射端に伝達する光伝達部材とを備える
    ことを特徴とする内視鏡光源ユニット。
  2. 前記光伝達部材は、入射する前記第2の光を前記入射端に向けて反射することにより光を伝達するミラーであることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡光源ユニット。
  3. 前記光伝達部材は、入射する前記第2の光を前記第1の光路に沿って前記入射端に向けて出射する光ファイバであることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡光源ユニット。
  4. 前記第1の光源と前記光伝達部材との間に、前記入射端に入射する第1の光の光量を調整するための絞りを備えることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の内視鏡光源ユニット。
  5. 第1の光および前記第1の光とは帯域の異なる第2の光を入射端から出射端まで伝達するライトガイドを有する内視鏡と、
    前記第1、第2の光をそれぞれ出射する第1、第2の光源と、
    前記第1の光源から前記ライトガイドの入射端までの光路上において前記第1の光の照射範囲の一部の領域に重なるように配置され、前記第2の光源から出射した前記第2の光を前記入射端に伝達する光伝達部材とを備える
    ことを特徴とする内視鏡システム。
  6. 前記ライトガイドの入射端に入射する第1、第2の光を拡散させる拡散部材を備えることを特徴とする請求項5に記載の内視鏡システム。
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